JP2005055005A - 調理器用トッププレート - Google Patents

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成俊 嶋谷
Mitsuko Tamiya
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Abstract

【目的】金属的な質感を有し、周囲の金属製の調理台と調和する調理器用トッププレートを提供することである。
【構成】本発明の調理器用トッププレートは、低膨張ガラス板に遮光膜が形成されてなり、可視光線の積分反射率が30%以上であることを特徴とする。
【選択図】 なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、調理器用トッププレートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
家庭用や業務用の調理器として、従来からのガスコンロだけでなく、ラジエントヒーターやハロゲンヒーターを用いた赤外線加熱調理器、電磁加熱(IH)調理器が用いられるようになってきた。
【0003】
電磁加熱調理器に用いられるトッププレートには、熱効率、安全性、熱衝撃性の点から、電磁誘導加熱量が小さく、低熱膨張であるガラス、セラミックス、結晶化ガラス等の材料が使用されてきた。
【0004】
従来、トッププレートとして、琺瑯やステンレスを使用していたガス調理器においても、これらの材料の美観や清掃性が優れていることから、低熱膨張のガラス、セラミックス、結晶化ガラス等の非金属系材料が使用されるようになってきた。
【0005】
調理器用トッププレートは、加熱装置に対して、水、調味料、食品等が飛散するのを防止する以外にも、加熱装置、配線等の調理器の内部構造を隠蔽して美観を向上させることも求められるようになってきた。
【0006】
トッププレートに非金属系材料を用いて調理器の内部構造を隠蔽するために調理器用トッププレートとして、金属遷移元素を用いて濃色に着色した低膨張結晶化ガラス、例えば、ブラウン色の日本電気硝子製のGC−190やショット製のセランが使用されている。
【0007】
また、透明な低膨張ガラスの表面に印刷法を用いて遮光膜が形成され、例えば、透明な低膨張結晶化ガラスの表面に、ガラスと無機顔料からなる遮光膜を設けたトッププレート(例えば、特許文献1参照。)が使用されている。
【0008】
【特許文献1】
特開平10−273342号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、調理台の多くがステンレス等の金属製であり、特許文献1に記載の調理器用トッププレートは、まわりの金属的な質感とは異なっており違和感を有するという問題を有していた。
【0010】
本発明の目的は、上記問題を鑑みなされたものであり、金属的な質感を有し、周囲の金属製の調理台と調和する調理器用トッププレートを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の調理器用トッププレートは、低膨張ガラス板に遮光膜が形成されてなり、可視光線の積分反射率が30%以上であることを特徴とする。
【0012】
【作用】
本発明の調理器用トッププレートは、低膨張ガラス板に遮光膜が形成されてなり、可視光線の積分反射率が30%以上、好ましくは35〜95%であるため、金属的な質感を有し、ステンレス等の金属製の調理台と調和する。なお、可視光線とは波長400〜800nmの光のことを指す。
【0013】
可視光線の積分反射率が30%よりも小さいと、光沢のある金属的な質感を有することができない。なお、波長400〜88nmの可視光線の積分反射率は、可視光線を遮光膜が形成された面に、遮光膜の法線方向から8°の角度で入射し、その反射光を積分球を用いて分光光度計で測定し、反射光の光強度を入射光の光強度で除して算出したものである。
【0014】
本発明の調理器用トッププレートは、遮光膜が、Si、Ti、Al、Nb、W、Mo、Sn、Cr、PtおよびAuからなる群より選ばれた1種の金属、ステンレス、ハステロイ、インコネルおよびニクロムからなる群より選ばれた1種の合金、ステンレス、ハステロイ、インコネルおよびニクロムからなる群より選ばれた1種の合金の窒化物、またはTi、Nb、W、およびMoからなる群より選ばれた1種もしくは2種以上の金属の窒化物を含むと、金属光沢を有する外観となる、すなわち、可視光線の積分反射率が30%以上になりやすいため調理器の周囲にあるステンレス等の金属製の調理台や壁と調和することができ、また、遮光能力に優れるため、加熱装置、配線等の調理器の内部構造を隠蔽することができる。さらに、化学的耐久性に優れるため、水、洗剤、調味料等によって変色したり、腐食されたりしにくい。
【0015】
遮光膜が、TiN、Si、Ti、AlTiN、WまたはWNであると、耐熱性に優れるため好ましく、特に、窒化チタンからなる遮光膜は、膜中の窒素含有量を変化させることによって、窒素の少ない方から順に、銀色、金色、赤黒色、黒色へと連続的に外観が変化するため、所望の色調を容易に得ることができ好ましい。
【0016】
遮光膜は、2種の異なる膜から構成されていてもよく、例えば、遮光膜が、Si膜の外側(空気側)または内側(低膨張ガラス板側)にTi膜を形成してなると、遮光性と耐熱性を向上させることができるため好ましい。
【0017】
本発明の調理器用トッププレートは、遮光膜を、化学蒸着法(CVD)、物理蒸着法、イオンプレーティング法、スパッタ法等の蒸着法、ディップ法、スピンコート法、印刷法、ローラーブレード法等の成膜方法で形成することができる。
【0018】
特に、遮光膜が蒸着法によって形成されてなると、遮光膜が緻密な構造を有し、2μm以下の非常に薄い膜とすることができるため、基板であるガラスと遮光膜との熱膨張係数の差が大きくても遮光膜にクラックが生じにくく好ましい。また、膜の材質や膜厚を変えることによって多様な色調にすることができ、色調ごとに異なるガラス生地を作製する必要がなく、一種類のガラス生地で対応することができるため好ましい。
【0019】
蒸着法の中でもスパッタ法により形成された遮光膜は、平滑で緻密な構造を有し、耐磨耗性に優れるため好ましい。そのため、汚れを落とすために、クレンザーやブラシ等を使用しても遮光膜がガラス表面から剥離しにくい。
【0020】
本発明の調理器用トッププレートは、遮光膜の外側に、または低膨張ガラス表面と遮光膜との間に、酸化防止膜が形成されてなると、遮光膜が酸化されにくく、熱による遮光膜の変質を抑制できる。すなわち、酸化防止膜が遮光膜の外側(空気側)に形成されている場合は、空気中の酸素によって遮光膜が酸化されるのを阻止し、また、酸化防止膜が低膨張ガラス板と遮光膜との間に形成されている場合は、酸化防止膜は、低膨張ガラス板に存在する酸素によって遮光膜が酸化されるのを阻止する働きを有するからである。
【0021】
酸化防止膜が、Si、Ti、Al、Nb、W、Mo、TaおよびSnからなる群より選ばれた1種もしくは2種以上の金属の窒化物または、Si、AlもしくはTiの酸化物を含むと、遮光膜の酸化を防止する効果が高いため好ましい。
【0022】
特に、酸化防止膜が、SiN、AlN、SiO、Al、またはTiOであると、遮光膜の酸化を防止する効果に優れるため好ましい。
【0023】
また、遮光膜や酸化防止膜が、低膨張ガラス板の中に含まれる成分、具体的には、Ti、SiまたはAlの金属、それらの窒化物、もしくは酸化物からなると、ガラス原料として再溶融しても、ガラスを着色させたり、ブツ等のガラス欠陥を発生させたりすることがないため好ましい。
【0024】
本発明の調理器用トッププレートは、可視光線の2°散乱反射強度比が5〜80%であると、まわりの景色が映り込むことや、照明等からの光が反射して直接目に入ることがなく眩しくないため好ましい。可視光線の2°散乱反射強度比が5%よりも小さいと、調理器トッププレートの表面にまわりの景色の映り込んだり、照明等からの光が反射して直接目に入ったりするため、眩しく調理しにくい。また、80%よりも大きいと、金属の質感を有する光沢が得られない。なお、可視光線の2°散乱反射強度比は、波長400〜800nmの可視光線を遮光膜が形成された面に、遮光膜の法線方向から15°の角度で入射し、その反射光の光強度分布を遮光膜から30mm離れた位置でゴニオフォトメーターを用いて測定し、法線方向から15°の角度での正反射光強度に対して、15°から2°ずれた角度、すなわち、法線方向から13°と17°の角度での散乱反射光強度の平均値を比率で示したものである。
【0025】
本発明の調理器用トッププレートは、低膨張ガラス板が少なくとも片面に凹凸面を有し、凹凸面に遮光膜が形成されてなると、金属的な質感を有していても、まわりの景色の映り込みや照明の反射を抑制しやすいため好ましく、凹凸面の表面粗さがRaで0.1〜10μmであると、可視光線の2°散乱反射強度比が5〜80%になりやすいため好ましい。凹凸面の表面粗さがRaで0.1μmよりも小さいと可視光線の2°散乱反射強度比が5%よりも小さくなりやすく、10μmよりも大きいと可視光線の2°散乱反射強度比が80%よりも大きくなりやすい。より好ましい凹凸面の表面粗さは、Raで0.1〜5μmである。
【0026】
本発明の調理器用トッププレートは、低膨張ガラス板として、30〜500℃における平均熱膨張係数が−50〜+50×10−7/℃のガラス、具体的には、低膨張のホウケイ酸ガラス、石英ガラス、またはβ−石英固溶体を主結晶として含有する低膨張結晶化ガラスが使用可能である。30〜500℃におけるガラスの平均熱膨張係数が50×10−7/℃よりも大きいと、また、−50×10−7/℃よりも小さいと、熱衝撃によって破損しやすい。30〜500℃におけるガラスの平均熱膨張係数の好ましい範囲は、−10〜+30×10−7/℃であり、さらに好ましくは、−10〜+20×10−7/℃である。
【0027】
また、低膨張ガラス板は、透明であると非使用面側に遮光膜を形成することができるため、調味料や食品等によって遮光膜が変色したり、掃除の際に遮光膜が剥離したりしにくく好ましい。なお、低膨張ガラス板は、着色されていても構わない。
【0028】
本発明の調理器用トッププレートは、波長400〜800nmにおける可視光線の平均透過率が0.25〜10%、好ましくは0.5〜7%、さらに好ましくは1〜6%である。波長400〜800nmにおける可視光線の平均透過率が10%よりも大きいと、加熱装置、配線等の調理器の内部構造を隠蔽しにくい。また、0.25%よりも小さいと、温度等を表示するための光源をトッププレート内に収納すると、トッププレートのその部分に孔を設けたり、その部分だけ遮光膜が形成されないように加工したりしないと、温度等の表示を視認しにくいため好ましくない。また、可視光線(波長400〜800nm)のすべての波長において透過率が0.25以上、好ましくは0.5%以上、さらに好ましくは1%以上であると、温度等を表示するための光源をトッププレート内に収納できるとともに、青色、緑色、黄色、赤色等のあらゆる色の光源を使用でき、それを視認することができるため好ましい。
【0029】
遮光膜が可視光線を透過しない膜であっても、温度等を表示するインジケータと対向するトッププレートの表面に、部分的に開孔を有するパターン(例えばメッシュパターン)または全体的に開孔を有するパターンで遮光膜が形成されてなると、青色、緑色、黄色、赤色等のあらゆる色のインジケータの光を透過できる。
【0030】
また、遮光膜が赤外線を透過しない膜であっても、ラジエントヒーターやハロゲンヒーターと対向するトッププレートの表面に、部分的に開孔を有するパターン(例えばメッシュパターン)または全体的に開孔を有するパターンで遮光膜が形成されてなると、調理器用トッププレートの波長1〜2.5μmにおける赤外線の平均透過率が10%以上になりやすく、これらのヒーターの熱効率が高くなるため好ましい。
【0031】
本発明の調理器用トッププレートにおける膜構成の第1の実施形態は、低膨張ガラス板から順に、10〜1000nm、好ましくは15〜700nmの厚みを有する遮光膜からなる第1の層と、10〜1000nm、好ましくは15〜700nmの厚みを有する酸化防止膜からなる第2の層を備えてなる。
【0032】
また、本発明の調理器用トッププレートにおける膜構成の第2の実施形態は、低膨張ガラス板から順に、10〜1000nm、好ましくは20〜700nmの厚みを有する酸化防止膜からなる第1の層と、10〜1000nm、好ましくは15〜700nmの厚みを有する遮光膜からなる第2の層と、10〜1000nm、好ましくは20〜700nmの厚みを有する酸化防止膜からなる第3の層を備えてなる。
【0033】
本発明の調理器用トッププレートは、遮光膜や酸化防止膜の他に装飾膜を適宜設けてもよい。なお、遮光膜が非使用面側に形成されている場合、装飾膜は、遮光膜と低膨張ガラスとの間にまたは使用面に設ける。
【0034】
また、装飾膜は、遮光膜と異なる色調となる膜であれば、蒸着法や印刷法等のいずれの方法を用いて形成しても構わない。
【0035】
また、本発明の調理器用トッププレートは、使用面がフッ素コート等の防汚処理がなされていると、汚れが付着しにくいため好ましい。
【0036】
【実施例】
以下、実施例と比較例を用いて本発明の調理器用トッププレートについて詳細に説明する。
【0037】
表1〜3は、実施例1〜13を示し、表4は、比較例1〜3を示す。
【0038】
【表1】
Figure 2005055005
【0039】
【表2】
Figure 2005055005
【0040】
【表3】
Figure 2005055005
【0041】
【表4】
Figure 2005055005
【0042】
実施例1〜8および10〜13の調理器用トッププレートは、サンドブラストによって表面が梨地状に加工された金属ロールを用いて、ロールアウト法によって一方の面が凹凸面となるように板状に成形した30〜500℃における平均線熱膨張係数が−5×10−7/℃の透明結晶化ガラス(日本電気硝子株式会社製 N−0)からなる基板の凹凸面側に表1〜3に示すように基板側から順にスパッタ法を用いて遮光膜と酸化防止膜が形成してある。
【0043】
実施例9の調理器用トッププレートは、表面が平滑な面の金属ロールを用いてロールアウト法によって平滑な面となるように板状に成形した基板を用いた以外は実施例5と同様に構成されている。
【0044】
比較例1の調理器用トッププレートは、実施例1と同じ基板の凹凸面側に40質量%のガラスフリットと60質量%の黒色顔料とからなる遮光膜が形成されてある。なお、この遮光膜は、ガラスフリットを40質量部と黒色顔料を60質量部とを混合した後、この混合物にアクリル系バインダーを60質量部加え、印刷しやすい粘度となるようにブチルカルビトールアセテートを適量添加して作製したペーストを、基板の凹凸面に塗布し、820℃で焼成することによって形成されたものである。
【0045】
なお、ガラスフリットは、質量%でPbO 40.0%、SiO 34.0%、Al 15.0%、B 4.0%、LiO 4.0%、TiO 2.0%、ZrO 1.0%の組成を有し、黒色顔料は、Fe 45.0%、Co 30.0%、Cr 15.0%、NiO 5.0%、Al 3.0%、SiO 2.0%の組成を有する粉末からなる。
【0046】
比較例2の調理器用トッププレートは、実施例1と同じ基板の凹凸面側に黒色のラスター彩からなる遮光膜が形成されてある。なお、遮光膜は、黒色のラスターペースト(SL−900X−3)が250メッシュのスクリーンを用いて印刷法によって基板の凹凸面に塗布し、乾燥後830℃で焼成することによって形成されたものである。
【0047】
基板の表面粗さは、中心線表面粗さ(Ra)で評価し、Raは基板の凹凸面を表面粗さ計(小坂研究所製 サーフコーダSE−30H)を用いて測定した。
【0048】
色調は、目視で評価した。
【0049】
可視光線の積分反射率は、前述した方法に基づいて分光光度計(株式会社島津製作所製 UV2500PC)を用いて測定した。
【0050】
また、可視光線の2°散乱反射強度比は、前述した方法に基づいてゴニオフォトメーター(Murakami color research laboratory製)を用いて測定した。
【0051】
可視光線の平均透過率は、分光光度計(株式会社島津製作所製 UV2500PC)を用い、波長400〜800nmの可視光線を遮光膜が形成された面に入射して測定した。
【0052】
調和性は、ステンレス製の調理台とならべて置いたとき、調和している場合は「○」、調和しておらず違和感がある場合は「×」として目視で判定した。
【0053】
表1〜3から明らかなように、実施例1〜13は、可視光線の積分反射率が50〜75%であり、金属的な質感を有し、ステンレス製の調理台のとなりに置いたときに違和感がなかった。また、可視光線の平均透過率が0.5〜3.5%であったため充分な遮光性を有しながら温度等の表示用の光源をトッププレート内に収納してもそれを視認することができた。また、実施例1〜8および10〜13は、可視光線の2°散乱反射強度比が15〜30%であった。
【0054】
一方、表4から明らかなように、比較例1、2は、可視光線の積分反射率が20%以下であるため金属的な光沢が得られずステンレス製の調理台との違和感があり調和していなかった。
【0055】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の調理器用トッププレートは、金属的な質感を有し、ステンレス製の調理台との違和感がなく調和するため、ラジエントヒーターやハロゲンヒーターを用いた赤外線加熱調理器、電磁加熱(IH)調理器、ガス調理器のトッププレートとして好適である。

Claims (7)

  1. 低膨張ガラス板に遮光膜が形成されてなり、可視光線の積分反射率が30%以上であることを特徴とする調理器用トッププレート。
  2. 遮光膜が、Si、Ti、Al、Nb、W、Mo、Sn、Cr、PtおよびAuからなる群より選ばれた1種の金属、ステンレス、ハステロイ、インコネルおよびニクロムからなる群より選ばれた1種の合金、ステンレス、ハステロイ、インコネルおよびニクロムからなる群より選ばれた1種の合金の窒化物、またはTi、Nb、W、およびMoからなる群より選ばれた1種もしくは2種以上の金属の窒化物を含むことを特徴とする請求項1に記載の調理器用トッププレート。
  3. 遮光膜が蒸着法によって形成されてなることを特徴とする請求項1または2に記載の調理器用トッププレート。
  4. 遮光膜がスパッタ法によって形成されてなることを特徴とする請求項1または2に記載の調理器用トッププレート。
  5. 可視光線の2°散乱反射強度比が5〜80%であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の調理器用トッププレート。
  6. 低膨張ガラス板が少なくとも片面に凹凸面を有し、凹凸面に遮光膜が形成されてなることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の調理器用トッププレート。
  7. 凹凸面の表面粗さがRaで0.1〜10μmであることを特徴とする請求項6に記載の調理器用トッププレート。
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