JP2005042147A - 蒸着用マスクの製造方法および蒸着用マスク - Google Patents

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貢一 尾本
Masaji Sotomi
正司 外海
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伸夫 市邊
Junji Maeoka
淳史 前岡
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Abstract

【課題】高い加工精度が得られ、作業性も良好で、薄板素材に折れや変形の不良が発生するのを防止できる蒸着用マスクの製造方法を提供する。
【解決手段】第1の金属層と第2の金属層とを、耐エッチング性を有しかつ所定薬液に対して溶解性を有する材料で形成された中間層を介挿させて積層した薄板素材を使用し、薄板素材を両面からエッチングして、第1の金属層に、蒸着材料を所望通りに通過させるための開孔部を形成するとともに、第2の金属層の、第1の金属層における開孔部の形成領域以外の領域内に枠部を残存させるように、蒸着材料を通過させるための開孔部を形成し、その後に中間層の露出部分を所定薬液により溶解させて除去する。
【選択図】 なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、基板の表面に低分子有機EL(エレクトロルミネッセンス)材料、電極形成用材料、誘電体材料、絶縁体材料などを蒸着させる際に使用される蒸着用マスクの製造方法ならびに蒸着用マスクに関する。
【0002】
【従来の技術】
電圧の印加によって発光する低分子有機EL材料からなる有機発光層を備えた有機EL表示パネルは、透明基板上に透明電極層を形成し、その透明電極層上に低分子有機EL材料からなる有機発光層を形成し、その有機発光層上にさらに金属電極層を形成して製造される。この有機EL表示パネルの製造工程において、透明電極層上への有機発光層の形成は、通常、所定パターンの多数の微細透孔を有する蒸着用のメタルマスクを用いて低分子有機EL材料を基板上へ蒸着させる方法で行われる。
【0003】
有機発光層の形成工程で使用される蒸着用マスクは、従来、金属薄板材をフォトエッチングにより加工して、所定パターンの多数の微細透孔が形成された1つもしくは複数のマスク領域を有するマスク薄板を製作し、そのマスク薄板を支持フレームに固着する方法によって製造されていた。また、複数のマスク領域を有する多面取り用の蒸着用マスクは、フォトエッチングによって単一のマスク領域を有する単位マスク薄板を複数枚製作するとともに、単位マスク薄板を縁部で支持する複数の開口部を有する基材部を製作し、複数の単位マスク薄板を基材部の各開口部の縁部にそれぞれ固着する、といった方法によっても製造されていた(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−237073号公報(第3−4頁、図1、図2)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
金属薄板材に多数の微細透孔をフォトエッチングにより形成して蒸着用マスクを製造する場合、金属薄板材の厚みが薄いほど、加工精度の面からは有利である。一方、エッチング加工時や検査時等における金属薄板材のハンドリング性の良さや折れ、変形等の不良発生の防止を考えると、ある程度の厚みを有する金属薄板材を使用せざるを得ない、といったように、上記とは相反する要求がある。
【0006】
この発明は、以上のような事情に鑑みてなされたものであり、高い加工精度が得られるとともに、作業性も良好であり、薄板素材に折れ、変形等の不良が発生するのを防止することができる蒸着用マスクの製造方法ならびに蒸着用マスクを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、被蒸着面に蒸着材料を蒸着させる際に使用される蒸着用マスクの製造方法であって、第1の金属層と第2の金属層とを、耐エッチング性を有しかつ所定薬液に対して溶解性を有する材料で形成された中間層を介挿させて積層した薄板素材を使用し、前記薄板素材を両面からエッチングして、前記第1の金属層に、蒸着材料を所望通りに通過させるための開孔部を形成するとともに、前記第2の金属層の、前記第1の金属層における前記開孔部の形成領域以外の領域内に枠部を残存させるように、蒸着材料を通過させるための開孔部を形成する工程と、前記中間層の露出部分を所定薬液により溶解させて除去する工程と、を備えたことを特徴とする。
【0008】
請求項2に係る発明は、被蒸着面に蒸着材料を蒸着させる際に使用される蒸着用マスクの製造方法であって、第1の金属層と第2の金属層とを、耐エッチング性を有しかつ所定薬液に対して溶解性を有する材料で形成された中間層を介挿させて積層した薄板素材を使用し、前記薄板素材を片面側からエッチングして、前記第2の金属層に、枠部を残存させるようにして、蒸着材料を通過させるための開孔部を形成する工程と、前記と同一の片面側から前記中間層の露出部分を所定薬液により溶解させて除去する工程と、前記薄板素材を、前記と同一の片面側からエッチングして、前記第1の金属層の、前記第2の金属層における前記開孔部の形成領域内に、蒸着材料を所望通りに通過させるための開孔部を形成する工程と、を備えたことを特徴とする。
【0009】
請求項3に係る発明は、被蒸着面に蒸着材料を蒸着させる際に使用される蒸着用マスクの製造方法であって、第1の金属層と第2の金属層とを、耐エッチング性を有しかつ所定薬液に対して溶解性を有する材料で形成された中間層を介挿させて積層した薄板素材を使用し、前記薄板素材を片面側からもしくは両面からエッチングして、前記第1の金属層に、蒸着材料を所望通りに通過させるための開孔部を形成する工程と、前記薄板素材の、前記開孔部が形成された第1の金属層面を、耐エッチング性を有する保護膜によって被覆する工程と、前記第1の金属層面が保護膜によって被覆された前記薄板素材をエッチングして、前記第2の金属層の、前記第1の金属層における前記開孔部の形成領域以外の領域内に枠部を残存させるように、蒸着材料を通過させるための開孔部を形成する工程と、前記薄板素材の第1の金属層面から前記保護膜を剥離して除去する工程と、前記中間層の露出部分を所定薬液により溶解させて除去する工程と、を備えたことを特徴とする。
【0010】
請求項1ないし請求項3に係る各発明の製造方法によると、蒸着材料を所望通りに通過させるための開孔部が形成される第1の金属層を薄くすることにより、エッチングの加工精度を高めることが可能になる。一方、枠部が残存するように開孔部が形成される第2の金属層が第1の金属層に積層されているので、薄板素材全体としての厚みが確保され、エッチング加工時や検査時等において薄板素材のハンドリング性が良好であり、また、薄板素材に折れ、変形等の不良が発生する心配が少ない。
【0011】
請求項4に係る発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の製造方法において、前記第1の金属層に形成される開孔部が、所定パターンを有する複数の微細開孔部であることを特徴とする。
【0012】
請求項5に係る発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の製造方法において、前記第1の金属層に形成される開孔部が、べた状開孔部であることを特徴とする。
【0013】
請求項6に係る発明は、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の製造方法において、前記第1の金属層および前記第2の金属層にそれぞれ開孔部が形成された薄板材を支持フレームの片面側に、薄板材の一軸方向のみに張りをもたせて接合する工程を備えたことを特徴とする。
【0014】
この製造方法では、薄板材を二軸方向にそれぞれ張りをもたせて支持フレームに接合する場合に比べて、支持フレームへの薄板材の接合作業が容易になる。また、薄板材を二軸方向にそれぞれ張力を付与して支持フレームに接合する場合は、それぞれの軸方向における張力を均等にしないと、開孔部の寸法を設計通りに精度良く再現することが難しくなるが、薄板材を一軸方向のみに張りをもたせて支持フレームに接合するので、一軸方向における張力を適切に調整しておけば、開孔部の寸法を設計通りに精度良く再現することが容易にできる。
【0015】
請求項7に係る発明は、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の製造方法において、前記薄板素材の前記第2の金属層の厚みが前記第1の金属層の厚みより厚くされたことを特徴とする。
【0016】
この製造方法では、蒸着材料を所望通りに通過させるための開孔部が形成される第1の金属層が薄くなり、薄板素材全体としての厚みが厚くなるので、エッチングの加工精度を好適に高めることが可能となり、薄板素材のハンドリング性がより良好で、薄板素材に折れ、変形等の不良が発生する心配がより少なくなる。
【0017】
請求項8に係る発明は、請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の製造方法において、前記薄板素材の中間層がチタンで形成され、その中間層の露出部分をフッ化アンモニウム系または苛性ソーダ系の薄膜液により溶解させて除去することを特徴とする。
【0018】
請求項9に係る発明は、請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の製造方法において、前記薄板素材の中間層が樹脂材で形成され、その中間層の露出部分を苛性ソーダ系の薄膜液により溶解させて除去することを特徴とする。
【0019】
請求項10に係る発明は、被蒸着面に蒸着材料を蒸着させる際に使用される蒸着用マスクであって、蒸着材料を所望通りに通過させるための開孔部がエッチングにより形成され被蒸着面に密接される蒸着用金属層と、この蒸着用金属層における前記開孔部の形成領域以外の領域内に枠部を残存させるように、蒸着材料を通過させるための開孔部がエッチングにより形成され、前記蒸着用金属層を補強するように支持する支持用金属層と、この支持用金属層における前記開孔部に対応する部分が溶解して除去され、その支持用金属層と前記蒸着用金属層との間に介挿された中間層と、が積層された薄板材からなることを特徴とする。
【0020】
請求項11に係る発明は、請求項10記載の蒸着用マスクにおいて、前記蒸着用金属層に形成された開孔部が、所定パターンを有する複数の微細開孔部であることを特徴とする。
【0021】
請求項12に係る発明は、請求項10記載の蒸着用マスクにおいて、前記蒸着用金属層に形成された開孔部がべた状開孔部であることを特徴とする。
【0022】
請求項13に係る発明は、請求項10ないし請求項12のいずれかに記載の蒸着用マスクにおいて、前記薄板材の一軸方向のみに張りをもたせて前記支持用金属層側に支持フレームが接合されたことを特徴とする。
【0023】
請求項14に係る発明は、請求項10ないし請求項13のいずれかに記載の蒸着用マスクにおいて、前記薄板材の前記第2の金属層の厚みが前記第1の金属層の厚みより厚くされたことを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0025】
図1および図2は、この発明の1実施形態を示し、図1は、蒸着用マスクの平面図を、その一部分を拡大した平面図と共に示したものであり、図2は、蒸着用マスクの薄板材の一部を概略的に示す断面図である。この蒸着用マスク10は、矩形状の支持フレーム(図示せず)の片面側に、複数のマスク領域14を有する薄板材12を固着して構成されている。
【0026】
薄板材12は、図2に示すように、蒸着用金属層16と支持用金属層18と中間層20とを積層した3層構造を有している。蒸着用金属層16は、蒸着処理の際に基板の表面に密接される面をなし、蒸着用金属層16のそれぞれのマスク領域14には、図1にA部分の拡大図を示すように、蒸着材料を所望通りに通過させるための多数の微細開孔部22が所定パターンで加工形成されている。この蒸着用金属層16に形成される微細開孔部22の形状は、図示例では矩形状であるが、スロット状やスリット状等であってもよい。
【0027】
支持用金属層18は、蒸着処理の際に蒸着源側となる面をなし、支持用金属層18には、蒸着用金属層16における微細開孔部22の形成領域以外の領域内に枠部24を残存させるように、蒸着材料を通過させるための大きい開孔部26が形成されている。この支持用金属層18は、薄板材12全体としての厚みを確保して蒸着用金属層16を補強するように支持するためのものである。したがって、支持用金属層18の厚みは、蒸着用金属層16の厚みより厚くすることが好ましい。一方、蒸着用金属層16に形成される多数の微細開孔部22は、基板の表面に所望パターンで蒸着される蒸着材料を通過させるためのものであるので、その加工精度を高める必要があり、このためには蒸着用金属層16の厚みを可能な範囲で薄くすることが好ましい。例えば、蒸着用金属層16の厚みは、5μm〜50μmの範囲とし、支持用金属層18の厚みは、20μm〜300μmの範囲とすることが好ましい。蒸着用金属層16の微細開孔部22および支持用金属層18の開孔部26は、後述するようにそれぞれフォトエッチングにより形成される。また、蒸着用金属層16および支持用金属層18は、Fe(鉄)やインバー合金等のFe/Ni(鉄/ニッケル)合金など、エッチング可能な金属材料でそれぞれ形成される。
【0028】
上記した蒸着用金属層16と支持用金属層18との間に、中間層20が介挿される。この中間層20は、三層構造の薄板素材に対し後述するようなフォトエッチング法を実行して薄板材12を作製する結果、蒸着用金属層16と支持用金属層18との間に残存するものであり、支持用金属層18における開孔部26に対応する部分が除去された平面および断面形状を有している。この中間層20は、耐エッチング性を有しかつエッチング液以外の所定の薬液に対して溶解性を有する材料で形成される。このような材料として、例えば、苛性ソーダ等のアルカリ液に対し溶解可能なTi(チタン)や樹脂材などが使用される。
【0029】
中間層20を形成する材料について、より詳しく説明すると、金属材料としては、耐エッチング性や蒸着用金属層16および支持用金属層18を形成する金属材料、例えば36Ni鉄合金等との接着性などの観点から、Tiが好適である。蒸着用金属層16をなす第1の金属層と支持用金属層18をなす第2の金属層との間にTiからなる中間層が介挿された三層構造の薄板素材を製造する方法としては、例えば、2枚の金属薄板の中間にTiを真空蒸着法、イオンプレーティング法、スパッタリング法などによって成膜しつつ、それと同時に2枚の金属薄板とTi薄膜とを強圧着する、といった方法が採用される。このようにして製造された薄板素材の中間層をなすTiは、フッ化アンモニウム系や苛性ソーダ系の薄膜液を使用して溶解させることが可能である。
【0030】
また、樹脂材料としては、アルカリ系薄膜液に対して溶解性を有しかつエッチング液で溶解しない熱架橋型の合成樹脂や天然樹脂が使用される。より具体的には、一般にドライフィルムと呼ばれるアクリル系フィルム状レジストが簡便に使用し得るので好適である。このアクリル系フィルム状レジストを使用して三層構造の薄板素材を製造するには、2枚の金属薄板の中間にフィルム状レジストを挟むようにしてラミネートし熱硬化させるようにする。このようにして製造された薄板素材の中間層をなすアクリル系フィルム状レジストは、苛性ソーダ系の薄膜液を使用して溶解させることが可能である。また、2枚の金属薄板のうちの一方の片面に上記以外の可溶性接着シートを貼り付けたり液状の接着剤を塗布し、その接着シートや接着剤を介して他方の金属薄板を接合し、それらを強圧接して三層構造の薄板素材を製造することもできる。中間層をなす接着シートや接着剤は、強アルカリ液によって溶解させることが可能である。さらに、2枚の金属薄板のうちの一方の片面にレジスト(感光性なし)剤を塗布し、そのレジスト剤を介して他方の金属薄板を接合し、それらを強圧接して三層構造の薄板素材を製造するようにしてもよい。そのようなレジスト剤は、アルカリ現像液を使用して溶解させることが可能である。
【0031】
この蒸着用マスク10は、基板の表面に低分子有機EL材料、電極形成用材料、誘電体材料、絶縁体材料などを所定パターンで蒸着させる際に使用される。例えば、有機EL表示パネルの製造工程においては、透明基板(ガラス基板)上にITO(インジウム錫酸化物)等の透明電極層を形成した後、この蒸着用マスク10の薄板材12の蒸着用金属層16面側を透明基板の透明電極層側に位置合わせして密着させ、薄板材12の微細開孔部22を通して低分子有機EL材料を透明電極層上に蒸着させ、透明電極層上に所定パターンの有機発光層が形成されるようにする。有機発光層が形成されると、その有機発光層上にさらに金属電極層を形成して有機EL表示パネルが製造される。
【0032】
図1および図2に示した蒸着用マスク10の薄板材12は、三層構造の薄板素材の第1の金属層および第2の金属層にそれぞれフォトエッチングによって開孔部を形成することにより製造される。図3および図4により、蒸着用マスクの製造方法の1例について詳しく説明する。
【0033】
まず、図3の(a)に示すように、第1の金属層32と第2の金属層34との間に中間層36が介挿された薄板素材30を用意する。第1の金属層32および第2の金属層34は、インバー合金や鉄−ニッケル,コバルト合金等の熱膨張が少ない金属材料で形成され、中間層36は、上記したようなチタンや樹脂材で形成されている。第1の金属層32の厚みは、例えば5μm〜50μmであり、第2の金属層34の厚みは、例えば20μm〜300μmである。このような薄板素材30の両面に、図3の(b)に示すように、それぞれ感光液を塗布し乾燥させて、薄板素材30の両面にそれぞれフォトレジスト膜38、40を被着形成する。
【0034】
次に、図3の(c)に示すように、薄板素材30の第1の金属層32面側に、形成しようとする多数の微細開孔部に対応した所定パターンを有する露光用マスク42を密着させるとともに、薄板素材30の第2の金属層34面側に、微細開孔部の形成領域以外の領域内に枠部を残存させるようにして大きい開孔部を形成させるための所定パターンを有する露光用マスク44を密着させる。そして、各露光用マスク42、44を介して各フォトレジスト膜38、40をそれぞれ露光し、図3の(d)に示すように、各フォトレジスト膜38a、40aをそれぞれ所定パターン通りに硬化(不溶化)させた後、図3の(e)に示すように、現像して、薄板素材30の両面にそれぞれ所定パターンを有する耐食性レジスト膜38b、40bを形成する。
【0035】
続いて、塩化第二鉄水溶液等のエッチング液を用いてスプレイエッチングを行うことにより、図4の(f)に示すように、第1の金属層32に微細開孔部46を形成するとともに、第2の金属層34に、枠部を残すようにして大きい開孔部48を形成する。次に、苛性ソーダ等の薄膜液を使用して、図4の(g)に示すように、薄板素材30の両面からそれぞれ耐食性レジスト膜38b、40bを剥離する。さらに引き続き、苛性ソーダ等の薄膜液を使用して、図4の(h)に示すように、中間層36の露出部分を溶解させて除去することにより、第1の金属層32の微細開孔部46と第2の金属層34の開孔部48とが連通して、薄板材50が得られる。このようにして作製された薄板材50を、図4の(i)に示すように、矩形状の支持フレーム52の片面側に接合することにより、蒸着用マスク54が完成する。支持フレーム12としては、例えば、ステンレス鋼やインバー合金等で形成されたフレームが使用される。
【0036】
薄板材50を支持フレーム52に接合する作業は、例えば以下のようにして行われる。すなわち、図5の(a)に斜視図を示すように、薄板材50を支持フレーム52の片面側に重ね合わせるようにする。このとき、図5の(b)に示すように、薄板材50を、その一軸方向のみに張りをもたせるようにして支持フレーム52の片面側に重ね合わせる。そして、図5の(c)に示すように、薄板材50に張りをもたせた状態のままで、薄板材50を支持フレーム52の片面側に一体的に接合する。この際、支持フレーム52の、薄板材50に対する張力の付与方向において互いに対向する一対の枠部と薄板材50の両端辺部とを接合する。図中の符号56が、支持フレーム52と薄板材50との接合部分である。また、支持フレーム52への薄板材50の接合は、溶接、例えばスポット溶接、接着剤や接着テープを用いた接着などの方法により行われる。
【0037】
次に、図6ないし図8に基づいて、蒸着用マスクの製造方法の別の例について説明する。
【0038】
図6の(a)に示すように、第1の金属層32と第2の金属層34との間に中間層36が介挿された薄板素材30を用意し、図6の(b)に示すように、それぞれ感光液を塗布し乾燥させて、薄板素材30の両面にそれぞれフォトレジスト膜38、40を被着形成する。
【0039】
次に、図6の(c)に示すように、薄板素材30の第2の金属層34面側に、微細開孔部の形成領域以外の領域内に枠部を残存させるようにして大きい開孔部を形成させるための所定パターンを有する露光用マスク44を密着させる。そして、薄板素材30の第1の金属層32面側は、そのままフォトレジスト膜38を全面露光するとともに、薄板素材30の第2の金属層34面側は、露光用マスク44を介してフォトレジスト膜40を露光し、図6の(d)に示すように、薄板素材30の第1の金属層32面側は、フォトレジスト膜38を全面的に硬化(不溶化)させて、第1の金属層32の全面を被覆する耐食性レジスト膜38cを形成する。他方、薄板素材30の第2の金属層34面側は、フォトレジスト膜40aを所定パターン通りに硬化させた後、図6の(e)に示すように、現像して、薄板素材30の第2の金属層34面に所定パターンを有する耐食性レジスト膜40bを形成する。なお、薄板素材30の第1の金属層32面側については、フォトレジスト膜38を被着形成した後に全面露光して耐食性レジスト膜38cを形成する代わりに、第1の金属層32面に耐酸性のある耐エッチングフィルムを貼り付けるようにし、後述するエッチング終了後に、その耐エッチングフィルムを第1の金属層32面から剥がすようにしてもよい。
【0040】
続いて、塩化第二鉄水溶液等のエッチング液を用いてスプレイエッチングを行うことにより、図7の(f)に示すように、第2の金属層34に、枠部を残すようにして大きい開孔部48を形成する。次に、苛性ソーダ等の薄膜液を使用して、図7の(g)に示すように、薄板素材30の第2の金属層34面から耐食性レジスト膜40bを剥離する。さらに引き続き、苛性ソーダ等の薄膜液を使用して、図7の(h)に示すように、中間層36の露出部分を溶解させて除去する。
【0041】
次に、図7の(i)に示すように、薄板素材30の第2の金属層34面側に感光液を塗布し乾燥させて、第2の金属層34面側に、開孔部48内にも充填されたフォトレジスト膜58を被着形成する。続いて、図7の(j)に示すように、薄板素材30の第2の金属層34面側に、形成しようとする多数の微細開孔部に対応した所定パターンを有する露光用マスク42を密着させる。そして、薄板素材30の第2の金属層34面側から露光用マスク42を介してフォトレジスト膜56を露光し、図8の(k)に示すように、フォトレジスト膜56aを所定パターン通りに硬化(不溶化)させた後、図8の(l)に示すように、現像して、薄板素材30の第2の金属層34面側に所定パターンを有する耐食性レジスト膜58bを形成する。
【0042】
続いて、塩化第二鉄水溶液等のエッチング液を用いてスプレイエッチングを行うことにより、図8の(m)に示すように、第1の金属層32に微細開孔部60を形成する。次に、苛性ソーダ等の薄膜液を使用して、図8の(n)に示すように、薄板素材30の第2の金属層34面側から耐食性レジスト膜58bを剥離することにより、薄板材62が得られる。このようにして作製された薄板材62を、図8の(o)に示すように、矩形状の支持フレーム52の片面側に接合することにより、蒸着用マスク64が完成する。
【0043】
以上のようにして製造された蒸着用マスク64は、図8の(o)のB部分を拡大した断面図を図9に示すように、薄板素材30の第1の金属層32に形成された微細開孔部60の断面がテーパー面となり、支持フレーム52との接合面側となる面(蒸着処理の際に蒸着源側となる面であって、図8の(o)および図9では下面)から他方の面(図8の(o)および図9では上面)に向かって徐々に開口寸法が小さくなっている。このような断面形状を有する微細開孔部60が多数形成された薄板材62を備えた蒸着用マスク64を用いて、例えば透明基板上に形成された透明電極層上に低分子有機EL材料を蒸着させるときは、薄板材62の、微細開孔部60の開口面積が小さい側の面(図8の(o)および図9では上面)が透明電極層と対面することになる。したがって、薄板材62の多数の微細開孔部60への低分子有機EL材料ガスの進入が均一にかつ良好に行われる。また、薄板材62の微細開孔部60の開口周縁と透明電極層との密着が良好となるため、微細開孔部60の開口周縁によって規定される有機発光層のパターン形状が精度良く再現される、といった利点がある。
【0044】
次に、図10および図11に基づいて、蒸着用マスクの製造方法のさらに別の例について説明する。この製造方法は、図3および図4に基づいて説明した上記製造方法とは途中の工程まで、すなわち図3の(a)〜(e)に示す工程までは同じであり、それらの工程についての図示および説明を省略する。
【0045】
図3の(e)に示すように、薄板素材30の両面にそれぞれ所定パターンを有する耐食性レジスト膜38b、40bが形成されると、塩化第二鉄水溶液等のエッチング液を用いてスプレイエッチングを行うことにより、図10の(f)に示すように、第1の金属層32に微細開孔部46を形成する。このとき、第2の金属層34も同時に、厚み方向において部分的にエッチングされるが、第2の金属層34の厚みは第1の金属層32の厚みより厚いので、第1の金属層32に微細開孔部46が形成された時点でエッチングを終了することにより、第2の金属層34には、中間層36まで到達するような開孔部が形成されない。なお、第1の金属層32の厚みと第2の金属層34の厚みとがそれほど違わないような場合には、第2の金属層34面に耐酸性のある耐エッチングフィルムを貼り付けるなどして第2の金属層34の表面を保護してから、スプレイエッチングを行い、エッチング終了後に耐エッチングフィルムを第2の金属層34面から剥がすようにしてもよい。
【0046】
薄板素材30の第1の金属層32に微細開孔部46が形成されると、図10の(g)に示すように、第1の金属層32の表面を耐エッチング性を有する保護膜66によって被覆する。この保護膜66は、例えば、アルカリ可溶性の蒸発乾燥型樹脂を第1の金属層32面側に塗布した後に乾燥させたり、アルカリ可溶性の紫外線硬化型樹脂を第1の金属層32面側に塗布した後に紫外線で露光したり、保護粘着フィルムを第1の金属層32面に貼り付けたりすることにより形成される。次に、塩化第二鉄水溶液等のエッチング液を用いてスプレイエッチングを行うことにより、図10の(h)に示すように、第2の金属層34に、枠部を残すようにして大きい開孔部48を形成する。そして、アルカリ液を使用して第1の金属層32面上の樹脂膜を溶解させたり保護粘着フィルムを第1の金属層32面から剥がしたりすることにより、図10の(i)に示すように、第1の金属層32面から保護膜66を剥離して除去する。続いて、苛性ソーダ等の薄膜液を使用して、図10の(j)に示すように、薄板素材30の両面からそれぞれ耐食性レジスト膜38b、40bを剥離する。なお、アルカリ可溶性樹脂を使用して保護膜66を形成したときは、苛性ソーダ等のアルカリ液を使用することにより、第1の金属層32面からの保護膜66の除去および薄板素材30の両面からの耐食性レジスト膜38b、40bの剥離が1つの工程で行われることになる。
【0047】
さらに引き続き、苛性ソーダ等の薄膜液を使用して、図11の(k)に示すように、中間層36の露出部分を溶解させて除去することにより、第1の金属層32の微細開孔部46と第2の金属層34の開孔部48とが連通して、薄板材50が得られる。このようにして作製された薄板材50を、図11の(l)に示すように、矩形状の支持フレーム52の片面側に接合することにより、蒸着用マスク54が完成する。
【0048】
この製造方法によったときは、微細開孔部46が形成された第1の金属層32が工程の途中において保護されて、薄い第1の金属層32に折れや傷等の欠陥が発生することを防止することができる。
【0049】
なお、上記した実施形態では、薄板材の蒸着用金属層(第1の金属層)に多数の微細開孔部が形成され、主として基板の表面に低分子有機EL材料を蒸着させる際に使用される蒸着用マスクおよびその製造方法について説明したが、例えば、薄板材の蒸着用金属層(第1の金属層)にべた状開孔部が形成され、基板の表面に電極形成用材料を蒸着させて電極を形成する際に使用される蒸着用マスクなどについても、この発明は同様に適用し得るものである。
【0050】
また、上記した実施形態では、フォトエッチングにより薄板材を作製した後に、薄板材を支持フレームに接合するようにしているが、薄板素材をエッチング加工する前に支持フレームに接合しておき、支持フレームに接合された状態の薄板素材にエッチング加工を施すようにしてもよい。
【0051】
【発明の効果】
請求項1ないし請求項3に係る各発明の蒸着用マスクの製造方法によると、高い加工精度を有する蒸着用マスクを得ることができるとともに、作業性も良好であり、薄板素材に折れ、変形等の不良が発生するのを防止することができる。そして、この製造方法によると、大形の蒸着用マスクであっても支障なく製造することが可能となる。
【0052】
請求項4に係る発明の製造方法では、所定パターンを有する複数の微細開孔部が形成されたマスク領域を有し、例えば基板の表面に低分子有機EL材料を蒸着させる際に使用される蒸着用マスクを、高い加工精度で得ることができる。
【0053】
請求項5に係る発明の製造方法では、べた状開孔部が形成されて、例えば基板の表面に電極形成用材料を蒸着させて電極を形成する際に使用される蒸着用マスクを、高い加工精度で得ることができる。
【0054】
請求項6に係る発明の製造方法では、薄板材を支持フレームの片面側に接合する作業が容易になり、また、開孔部の寸法を設計通りに精度良く容易に再現することができる。
【0055】
請求項7に係る発明の製造方法では、エッチングの加工精度を好適に高めることができるとともに、薄板素材のハンドリング性がより良好となり、薄板素材に折れ、変形等の不良が発生する心配がより少なくなる。
【0056】
請求項8および請求項9に係る各発明の製造方法では、請求項1ないし請求項3に係る各発明の製造方法の各工程における処理が確実に実行されて、上記効果が得られる。
【0057】
請求項10に係る発明の蒸着用マスクは、加工精度が高く、その製造工程での作業性も良好であり、製造工程において薄板素材に折れ、変形等の不良が発生することもない。
【0058】
請求項11に係る発明の蒸着用マスクは、高い加工精度を有するので、例えば基板の表面に低分子有機EL材料を良好に蒸着させて高品質の有機発光層を形成することができる。
【0059】
請求項12に係る発明の蒸着用マスクは、高い加工精度を有するので、例えば基板の表面に電極形成用材料を良好に蒸着させて高品質の電極を形成することができる。
【0060】
請求項13に係る発明の蒸着用マスクは、開孔部の寸法が設計通りに精度良く再現され、その製造工程での作業も容易である。
【0061】
請求項14に係る発明の蒸着用マスクは、加工精度が高く確保され、その製造工程での作業性もより良好となり、製造工程において薄板素材に折れ、変形等の不良が発生することもなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の1実施形態を示し、蒸着用マスクの平面図を、その一部分を拡大した平面図と共に示したものである。
【図2】図1に示した蒸着用マスクの薄板材の一部を概略的に示す断面図である。
【図3】この発明に係る蒸着マスクの製造方法の1例について説明するための図であって、各工程をそれぞれ断面図で示したものである。
【図4】同じく、各工程をそれぞれ断面図で示したものである。
【図5】薄板材を支持フレームに接合する作業について説明するための図であって、各工程をそれぞれ斜視図で示したものである。
【図6】この発明に係る蒸着マスクの製造方法の別の例について説明するための図であって、各工程をそれぞれ断面図で示したものである。
【図7】同じく、各工程をそれぞれ断面図で示したものである。
【図8】同じく、各工程をそれぞれ断面図で示したものである。
【図9】図6ないし図8に示した製造方法によって製造された蒸着マスクの薄板材の部分拡大断面図であって、図8の(o)のB部分を拡大した断面図である。
【図10】この発明に係る蒸着マスクの製造方法のさらに別の例について説明するための図であって、各工程をそれぞれ断面図で示したものである。
【図11】同じく、各工程をそれぞれ断面図で示したものである。
【符号の説明】
10、54、64 蒸着用マスク
12 薄板材
14 マスク領域
16 蒸着用金属層
18 支持用金属層
20 薄板材の中間層
22 微細開孔部
24 支持用金属層の枠部
26 支持用金属層の開孔部
30 薄板素材
32 第1の金属層
34 第2の金属層
36 薄板素材の中間層
38、40、58 フォトレジスト膜
38b、40b、38c、58b 耐食性レジスト膜
42、44 露光用マスク
46、60 第1の金属層の微細開孔部
48 第2の金属層の開孔部
50、62 薄板材
52 支持フレーム
56 支持フレームと薄板材との接合部分

Claims (14)

  1. 被蒸着面に蒸着材料を蒸着させる際に使用される蒸着用マスクの製造方法であって、
    第1の金属層と第2の金属層とを、耐エッチング性を有しかつ所定薬液に対して溶解性を有する材料で形成された中間層を介挿させて積層した薄板素材を使用し、前記薄板素材を両面からエッチングして、前記第1の金属層に、蒸着材料を所望通りに通過させるための開孔部を形成するとともに、前記第2の金属層の、前記第1の金属層における前記開孔部の形成領域以外の領域内に枠部を残存させるように、蒸着材料を通過させるための開孔部を形成する工程と、
    前記中間層の露出部分を所定薬液により溶解させて除去する工程と、
    を備えたことを特徴とする蒸着用マスクの製造方法。
  2. 被蒸着面に蒸着材料を蒸着させる際に使用される蒸着用マスクの製造方法であって、
    第1の金属層と第2の金属層とを、耐エッチング性を有しかつ所定薬液に対して溶解性を有する材料で形成された中間層を介挿させて積層した薄板素材を使用し、前記薄板素材を片面側からエッチングして、前記第2の金属層に、枠部を残存させるようにして、蒸着材料を通過させるための開孔部を形成する工程と、
    前記と同一の片面側から前記中間層の露出部分を所定薬液により溶解させて除去する工程と、
    前記薄板素材を、前記と同一の片面側からエッチングして、前記第1の金属層の、前記第2の金属層における前記開孔部の形成領域内に、蒸着材料を所望通りに通過させるための開孔部を形成する工程と、
    を備えたことを特徴とする蒸着用マスクの製造方法。
  3. 被蒸着面に蒸着材料を蒸着させる際に使用される蒸着用マスクの製造方法であって、
    第1の金属層と第2の金属層とを、耐エッチング性を有しかつ所定薬液に対して溶解性を有する材料で形成された中間層を介挿させて積層した薄板素材を使用し、前記薄板素材を片面側からもしくは両面からエッチングして、前記第1の金属層に、蒸着材料を所望通りに通過させるための開孔部を形成する工程と、
    前記薄板素材の、前記開孔部が形成された第1の金属層面を、耐エッチング性を有する保護膜によって被覆する工程と、
    前記第1の金属層面が保護膜によって被覆された前記薄板素材をエッチングして、前記第2の金属層の、前記第1の金属層における前記開孔部の形成領域以外の領域内に枠部を残存させるように、蒸着材料を通過させるための開孔部を形成する工程と、
    前記薄板素材の第1の金属層面から前記保護膜を剥離して除去する工程と、
    前記中間層の露出部分を所定薬液により溶解させて除去する工程と、
    を備えたことを特徴とする蒸着用マスクの製造方法。
  4. 前記第1の金属層に形成される開孔部が、所定パターンを有する複数の微細開孔部である請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の蒸着用マスクの製造方法。
  5. 前記第1の金属層に形成される開孔部が、べた状開孔部である請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の蒸着用マスクの製造方法。
  6. 前記第1の金属層および前記第2の金属層にそれぞれ開孔部が形成された薄板材を支持フレームの片面側に、薄板材の一軸方向のみに張りをもたせて接合する工程を備えた請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の蒸着用マスクの製造方法。
  7. 前記薄板素材の前記第2の金属層の厚みが前記第1の金属層の厚みより厚くされた請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の蒸着マスクの製造方法。
  8. 前記薄板素材の中間層がチタンで形成され、その中間層の露出部分がフッ化アンモニウム系または苛性ソーダ系の剥膜液により溶解させられて除去される請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の蒸着マスクの製造方法。
  9. 前記薄板素材の中間層が樹脂材で形成され、その中間層の露出部分が苛性ソーダ系の薄膜液により溶解させられて除去される請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の蒸着マスクの製造方法。
  10. 被蒸着面に蒸着材料を蒸着させる際に使用される蒸着用マスクであって、
    蒸着材料を所望通りに通過させるための開孔部がエッチングにより形成され被蒸着面に密接される蒸着用金属層と、
    この蒸着用金属層における前記開孔部の形成領域以外の領域内に枠部を残存させるように、蒸着材料を通過させるための開孔部がエッチングにより形成され、前記蒸着用金属層を補強するように支持する支持用金属層と、
    この支持用金属層における前記開孔部に対応する部分が溶解して除去され、その支持用金属層と前記蒸着用金属層との間に介挿された中間層と、
    が積層された薄板材からなることを特徴とする蒸着用マスク。
  11. 前記蒸着用金属層に形成された開孔部が、所定パターンを有する複数の微細開孔部である請求項10記載の蒸着用マスク。
  12. 前記蒸着用金属層に形成された開孔部がべた状開孔部である請求項10記載の蒸着用マスク。
  13. 前記薄板材の一軸方向のみに張りをもたせて前記支持用金属層側に支持フレームが接合された請求項10ないし請求項12のいずれかに記載の蒸着用マスク。
  14. 前記薄板材の前記第2の金属層の厚みが前記第1の金属層の厚みより厚くされた請求項10ないし請求項13のいずれかに記載の蒸着マスク。
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