JP2005037671A - 画像形成装置及びこれに用いる供給部材、現像器 - Google Patents

画像形成装置及びこれに用いる供給部材、現像器 Download PDF

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Abstract

【課題】 スパイラル羽根の搬送面側と反搬送面側とで、現像剤の量を小さくして、現像剤を効率良く搬送すると共に、濃度ムラを小さくする画像形成装置及びこれに用いる供給部材、現像器を得る。
【解決手段】 スパイラルオーガ112に、回転軸124に平行な羽根部材128を設け、回転軸124の外周面と羽根部材128の内面との間に空間を設けることで、該空間内に現像剤を流し込むと共に、搬送面126A側の現像剤の量を規制することができる。これにより、スパイラル羽根126の搬送面126A側と反搬送面126B側とで、現像剤の量の差を小さくすることができると共に、羽根部材128は、スパイラルオーガ112の軸方向に渡って連続した状態で設けられているため、マグネットロール上へ均一に現像剤を供給することが可能となり、マグネットロール上に形成される現像剤層を均一にすることができる。
【選択図】 図7

Description

この発明は、電子写真方式を適用した複写機、プリンタ、ファクシミリあるいはこれらの複合機等の画像形成装置及びこれに用いる供給部材、現像器に関するものである。
従来、この種の電子写真方式を適用した複写機、プリンタ、ファクシミリあるいはこれらの複合機等の画像形成装置に用いられる現像装置では、現像剤(トナーと磁性キャリアからなる)が充填された現像器が搭載されており、この現像器を感光体ドラムに対向配置し、感光体ドラムの表面にトナーを飛翔させ、静電潜像をトナーで可視像化することで、画像形成が行われる。
例えば、図21に示す現像装置200では、現像器本体201にマグネットロール203と2本のスパイラルオーガ202、204を回転自在に支持させ、2本のスパイラルオーガ202、204を逆方向に回転させている(本出願人が先に提案した特願2002−145661号)。
現像器本体201には、現像器本体201の長手方向に沿って隔壁206を形成しており、現像器本体201内を空間208と空間210に区画している。空間208にはスパイラルオーガ202を配設しており、空間210にはスパイラルオーガ204を配設している。また、現像器本体201の両端部には、循環口212を設けており、空間208と空間210とを連通させている。
空間210側には、現像剤が供給される現像剤入口214を設けており、この現像剤入口214から空間210内に入った現像剤は、スパイラルオーガ204によって空間210内で搬送され、循環口212を経て空間208へ案内されて、今度はスパイラルオーガ202によって搬送されると共に、現像剤がマグネットロール203へ供給されるようになっている。
ここで、スパイラルオーガ202の場合、スパイラル状に形成されたスパイラル羽根216の搬送面216A側で現像剤を効率良く搬送する(矢印方向へ搬送)反面、スパイラルオーガ204のスパイラル羽根216内の現像剤は、スパイラルオーガ202の回転によって、スパイラル羽根216の互いに対面する反搬送面216B側から搬送面216A側へ流され、スパイラル羽根216の搬送面216Aから反搬送面216Bへ行くに従って、搬送する現像剤の量は徐々に少なくなる。
このため、マグネットロール203上に形成される現像剤層では、現像剤の密の部分と疎の部分がスパイラル状に発生してしまい、プリント上には斜め状の白筋(濃度ムラ)が生じてしまう。このように、濃度ムラが発生すると、感光体ドラム上のパッチ濃度を測定する際に誤検知が生じてしまう。
一方、濃度ムラをなくすため、特許文献1では、外周面に螺旋状突起が形成されると共に、外周面に開口部が断続的に形成された筒体の軸芯部に、スパイラル状の供給部材が配設されている。また、特許文献2及び3では、回転軸の外周面から半径方向へ向かってパドルが張り出しており、特許文献4では、多重スパイラルで構成された供給部材を用いている。
特開2001−042615号公報 特開2001−222154号公報 特開平07−013420号公報 特開平09−197782号公報
しかしながら、これらは、スパイラル羽根の搬送面側と反搬送面側の現像剤量の差について言及し、搬送面側と反搬送面側とで、現像剤の量を小さくすることで、現像剤担持体上へ均一に現像剤を供給するというものではない。
本発明は上記事実を考慮し、スパイラル羽根の搬送面側と反搬送面側とで、現像剤の量を小さくして、現像剤を効率良く搬送すると共に、濃度ムラを小さくする画像形成装置及びこれに用いる供給部材、現像器を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、現像剤を搬送して現像剤担持体に現像剤を供給する供給部材が、回転軸と、前記回転軸を中心にスパイラル状に形成されたスパイラル羽根と、で構成され、現像剤を搬送する前記スパイラル羽根の搬送面と前記搬送面と対面する反搬送面の間へ前記回転軸と平行に羽根部材を架け渡したことを特徴としている。
請求項1に記載の発明では、現像剤を搬送するスパイラル羽根の搬送面と搬送面と対面する反搬送面の間へ回転軸と平行に羽根部材を架け渡すことで、回転軸の外周面と羽根部材の内面との間には空間が生じることとなる。
従来では、スパイラル羽根の搬送面によって搬送される現像剤は、搬送面の箇所では多量に存在し、反搬送面の箇所には少量に存在している。しかし、回転軸の外周面と羽根部材の内面との間に空間を設けることで、該空間内に現像剤を流し込み、搬送面側の現像剤の量を規制すると共に、羽根部材に現像剤を乗せることができるため、搬送面側と反搬送面側とで、現像剤の量の差を小さくする事ができる。
これにより、スパイラル羽根の搬送面側と反搬送面側の箇所による現像剤担時体への現像剤の供給量の差を小さくすることができる。
ここで、羽根部材はスパイラル羽根の搬送面側と反搬送面側の間を架け渡しており、羽根部材をスパイラル羽根の外周部に設けることで、羽根部材が搬送面或いは反搬送面によって分断されることはなく、供給部材の軸方向に渡って連続した状態で設けられることになる。このため、羽根部材上の現像剤は、供給部材の搬送方向に沿って全体的に移動することとなり、スパイラル羽根の搬送面側と反搬送面側とで、現像剤の量に大きな差は生じない。つまり、スパイラル羽根の搬送面側と反搬送面側とで、現像剤の量の差を小さくすることができる。
従って、現像剤担持体上へ均一に現像剤を供給することが可能となり、現像剤担持体上に形成される現像剤層を均一にすることができる。これにより、斜め状の白筋(濃度ムラ)の発生を防止することができ、良好な画像を得ることができる。
本発明は、上記構成としたので、請求項1に記載の発明では、スパイラル羽根の搬送面側と反搬送面側とで、現像剤の量の差を小さくすることができると共に、羽根部材に現像剤を乗せることができるため、羽根部材によっても現像剤担持体へ現像剤を供給することができる。また、現像剤担持体上へ均一に現像剤を供給することが可能となり、現像剤担持体上に形成される現像剤層を均一にすることができる。従って、斜め状の白筋(濃度ムラ)の発生を防止することができ、良好な画像を得ることができる。
次に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1には、本発明の実施の形態に係る画像形成装置10の概要が示されている。画像形成装置10には、画像形成装置本体12が備えられており、画像形成装置本体12の下部には、給紙ユニット14が設けられている。
この給紙ユニット14は、用紙が積載される用紙トレイ22と、この用紙トレイ22から用紙を送り出す給紙ロール24と、で構成されており、給紙ロール24により送り出された用紙は、搬送ロール26、28を経て給紙路30を通過し、後述する転写ロール74へ搬送される。
この転写ロール74によってトナー像が用紙に転写され、定着ロール32で定着された後、切替爪34の位置選択によって、排出ロール36又は排出ロール38により、画像形成装置本体12の上部に設けられた第1の排出トレイ16又は第2の排出トレイ18へ排出される。
ここで、両面印刷の場合、上記のような順序で表面の印刷が終わった後、第1の排出トレイ16へ用紙が排出される前に、排出ロール36が逆転し、該用紙が反転路40へ供給される。そして、搬送ロール42、44、46、48を経て再び給紙路30に戻され、用紙の裏面側が印刷される。また、手差し印刷の場合、手差しトレイ20へ用紙を載置することで、用紙は手差しロール49から搬送ロール48を経て給紙路30へ搬送され、印刷される。
ところで、画像形成装置10の図1右側には、各色毎の現像剤(トナーと磁性キャリアからなる)が充填された現像剤カートリッジ64が4つ配置されている。この現像剤カートリッジ64は、それぞれ図示しない現像剤供給路によって後述する現像器60と接続されており、現像剤カートリッジ64中の現像剤が現像器60へ供給される。
現像剤カートリッジ64の図1左側には、露光ユニット62が配置されており、露光ユニット62からは、画像信号に応じた4本のレーザ光が、露光ユニット62の図1左側に配置された感光体ユニット50を構成する感光体52へ向けて発せられ、感光体52に潜像を形成するようになっている。
感光体ユニット50は、縦方向に並べられた4つの感光体52(52Y、52M、52K、52C)を備えており、上部から例えばイエロー(52Y)、マゼンダ(52M)、ブラック(52K)、シアン(52C)用となっている。
感光体ユニット50には、各感光体52に対応して、帯電ロール56及びリフレッシュロール54が備えられており、それぞれ感光体52に接触回転するように設けられている。帯電ロール56では、感光体52を一様に帯電させ、後述する現像器ユニット58に備えられたマグネットロール80から飛翔するトナーを感光体52の表面に付着させる。一方、リフレッシュロール54では感光体52を放電させ、感光体52の表面に付着した残留トナーを取り除き、感光体52の表面にトナーが残留することで生じるゴースト等を防止する。
ここで、現像器ユニット58は、感光体ユニット50の図1右下側に配置されており、各感光体52(52Y、52M、52K、52C)に対応して4つの現像器60(60Y、60M、60K、60C)が縦方向に並べられている。
この現像器60は、トリクル現像方式(現像剤の帯電性能の低下を防止して現像剤交換のインターバルを延ばすために、現像器内に現像剤を徐々に補給する一方で、過剰になった(劣化したキャリアを多く含む)劣化現像剤を排出しながら現像を行う現像方式である)を採用しており、劣化現像剤は図示しない回収容器に回収されるようになっている。
一方、感光体ユニット50の図1左側には、中間転写ユニット66が配置されており、3つのドラム状の中間転写体68、70、72が備えられている。2つの第1中間転写体68、70は、縦方向に上下に並べられており、上部の第1中間転写体68が、感光体52のうち上部に配置された2つの感光体52Y、52Mに接触回転し、下部の第1中間転写体70が、下部に配置された2つの感光体52K、52Cに接触回転するようになっている。また、第2中間転写体72は、第1中間転写体68、70の双方に接触回転するようになっており、この第2中間転写体72に、前述した転写ロール74が接触回転する。
したがって、感光体52Y、52Mから各トナー像が第1中間転写体68に転写され、感光体52K、52Cから各トナー像が第1中間転写体70にそれぞれ転写される。この第1中間転写体68、70に転写された各2色のトナー像が、第2中間転写体72に転写されて4色となり、この4色のトナー像が転写ロール74により用紙に転写されることになる。
これらの中間転写体68、70、72の近傍には、それぞれクリーニングロール76及びクリーニングブラシ78が配置されており、中間転写体68、70、72の表面の残留トナーが掻き落とされる。
次に、現像器ユニットの詳細について説明する。
図2及び図3に示すように、現像器ユニット58は4つの現像器60で構成されており、各現像器60の現像器本体110には、感光体52へトナーを供給するマグネットロール80と、現像器60内の現像剤を搬送しマグネットロール80へ現像剤を供給する2本のスパイラルオーガ112、114と、が回転自在に軸支されている。
また、各現像器60は、マグネットロール80が感光体52に当接する位置と、感光体52から退避した位置とに移動可能となっており、画像形成時には、マグネットロール80が感光体52に当接するようになっている。これにより、感光体52に形成された潜像に対応してトナーが感光体52に付着するようにしているが、画像形成が行われない場合には、現像器ユニット58は感光体52から退避するようになっている。
具体的には、現像器ユニット58を構成する現像器ユニット本体82には、レール部材84が設けられており、このレール部材84には可動片86が上下動自在に支持されている。この可動片86の下端には、カム88が当接しており、このカム88が現像器移動用モータ90に接続されている。
また、可動片86と現像器60との間には、駆動部材92が配置されており、この駆動部材92は、支点ピン94を中心に、レール部材84に対して回動自在に支持されている。駆動部材92の一端には、第1押圧ばね98により突出可能な押圧ピン96が設けられており、この押圧ピン96が現像器60に当接する。
さらに、駆動部材92の他端に設けられた回動ピン100が、可動片86に形成された受け溝102に嵌合されており、可動片86を下降させると、駆動部材92が時計方向に回転し、現像器60から離れる方向に移動する。
また、図3及び図4に示すように、現像器60の両側には摺動ピン104が設けられており、この摺動ピン104は、現像器ユニット本体82に設けられた摺動溝106に摺動自在に挿入されている。一方、現像器ユニット本体82には、この摺動ピン104を現像器60が感光体52から離れる方向に押圧する第2押圧ばね108が設けられている。
このため、図3の状態から現像器移動用モータ90が駆動して可動片86が下降すると、駆動部材92が支点ピン94を支点として時計方向に回転し、第1押圧ばね98によって押圧ピン96が現像器60を押圧する押圧力が弱まり、第2押圧ばね108の押圧力が第1押圧ばね98の押圧力に打ち勝って、現像器60が感光体52から離れる方向に移動する。
以上のような構成により、例えば、クリーニングサイクルにあっては、トナーが感光体52に付着して混色を生じるのを防止し、現像器ユニット58を交換する場合には、感光体52とマグネットロール80との接触による傷発生等を防止することができる。
次に、本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置を構成する現像器の要部について説明する。
図2及び図5に示すように、現像器60の現像器本体110には、マグネットロール80と、2本のスパイラルオーガ112、114と、が回転自在に軸支されており、スパイラルオーガ112とスパイラルオーガ114は互いに逆方向に回転するようにしている。
また、現像器本体110には、現像器本体110の長手方向に沿って隔壁113を設けており、現像器本体110内を空間115、117に区画している。空間115にはスパイラルオーガ112を配設しており、空間117にはスパイラルオーガ114を配設し、スパイラルオーガ112、114によって現像剤を矢印方向へ搬送する。
さらに、現像器本体110の両端部には、循環口116を設けており、空間115と空間117とを連通させている。また、現像器本体110の空間117側には、現像剤が供給される現像剤入口118を設けており、この現像剤入口118から現像剤が供給される。供給された現像剤は、スパイラルオーガ112によって空間117内を搬送され、循環口116を経て空間115へ案内された後、今度はスパイラルオーガ112によって搬送されると共に、現像剤がマグネットロール80へ供給される。
一方、現像器本体110の空間115側には、排出部122を設けており、この排出部122には図示しない現像剤回収容器を連結させ、劣化した現像剤を排出部122から排出して、回収容器へ回収するようにしている。
ここで、本発明の第1の実施形態に係るスパイラルオーガ112について詳細に説明する。
図5及び図6に示すように、スパイラルオーガ112は、回転軸124と、回転軸124周りをスパイラル状に形成したスパイラル羽根126と、で構成している。図7(A)、(B)に示すように、このスパイラル羽根126の外周部に回転軸124と平行に、羽根部材128をスパイラル羽根126の搬送面126Aと反搬送面126Bとの間へ架け渡している。つまり、回転軸124と平行に複数の羽根部材128を1本に連続させた状態で、スパイラル羽根126の外周部と羽根部材128の外面とが同一面となるように設けている。
羽根部材128の幅を、図8(B)に示すように、反搬送面126B側から搬送面126A側へ行くに従って幅広となるようにしており、回転軸124の回転方向(矢印A方向)へ向かう側に位置する羽根部材128の側面128Aを上にした状態で、搬送面126A側から反搬送面126B側へ向かって下り勾配となるようにしている。
また、図9(A)、(B)及び図10に示すように、羽根部材128の側面128Aの幅を、反搬送面126B側から搬送面側126Aへ行くに従って狭くなるようにしており、羽根部材128の肉厚を、回転軸124の回転方向側が薄くなるようにしている。さらに、羽根部材128の最大幅Wが、回転軸124を中心とする35°以下の弧となるようにしている。
また、図8(A)に示すように、回転軸124と羽根部材128の関係では、1≦(回転軸124から羽根部材128の内面までの距離h)/羽根部材128の厚みt≦3.5を満足させるようにしている。
次に、本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置の作用について説明する。
図8(A)に示すように、スパイラルオーガ112に、回転軸124に平行な羽根部材128を設けることで、回転軸124の外周面と羽根部材128の内面との間には空間120が生じることとなる。
従来では、スパイラル羽根126の搬送面126Aによって搬送される現像剤は、搬送面126Aの箇所では多量に存在し、反搬送面126Bの箇所には少量に存在している。
しかし、回転軸124の外周面と羽根部材128の内面との間に空間120を設けることで、該空間120内に現像剤を流し込み、搬送面側126Aの現像剤の量を規制すると共に、羽根部材128に現像剤を乗せることができるため、搬送面側126Aと反搬送面側126Bとで、現像剤の量の差を小さくする事ができる。
これにより、スパイラル羽根126の搬送面126A側と反搬送面126B側の箇所でのマグネットロール80への現像剤の供給量の差を小さくすることができる。
ここで、羽根部材128は、スパイラル羽根126の搬送面126A側と反搬送面126B側とを架け渡しており、羽根部材128をスパイラル羽根126の外周部に設けることで、羽根部材128が搬送面126A或いは反搬送面126Bによって分断されることはなく、スパイラルオーガ112の軸方向に渡って連続した状態で設けられることになる。
このため、羽根部材128上の現像剤は、スパイラルオーガ112の搬送方向に沿って全体的に移動することとなり、スパイラル羽根126の搬送面126A側と反搬送面126B側とで、現像剤の量に大きな差は生じない。
従って、マグネットロール80(図5参照)上へ均一に現像剤を供給することが可能となり、マグネットロール80上に形成される現像剤層を均一にすることができる。従って、斜め状の白筋(濃度ムラ)の発生を防止することができ、良好な画像を得ることができる。
また、図10に示すように、回転軸124の回転方向へ向かう側に位置する羽根部材128の側面128Aを、搬送面126A側から反搬送面126B側へ向かう下り勾配とすることで、スパイラルオーガ112の回転により、羽根部材128の側面に保持された現像剤を、現像剤が密に存在する搬送面126A側から反搬送面126B側へ流し、羽根部材128によるマグネットロール80への現像剤の供給量をより回転軸124の軸方向で均一にすることができる。
また、図9(A)、(B)及び図10に示すように、羽根部材128の側面128Aの幅を、反搬送面126B側から搬送面側126Aへ行くに従って狭くなるようにしており、羽根部材128の肉厚を、回転軸124の回転方向側が薄くなるようにしている。
これにより、反搬送面126B側から搬送面側126Aへ行くに従って羽根部材128の側面128Aの面積は小さくなってしまう。このため、羽根部材128の側面128A上に乗る現像剤の量が制限されてしまうこととなり、羽根部材128による現像剤のマグネットロール80への供給量を規制することができる。
また、回転軸124の回転方向へ向かって羽根部材128の肉厚を薄くすることで、羽根部材128が現像剤内へ沈み込むときに、羽根部材128を静かに沈み込ませることができる。
このため、羽根部材128が現像剤内へ沈み込むことで、羽根部材128周りの現像剤へ影響を与えることはなく、羽根部材128が現像剤内へ沈み込むときの衝撃によってマグネットロール80の表面から剥がれ落ちスパイラルオーガ112側へ戻ろうとする現像剤が、マグネットロール80側へ逆戻りしてしまうという恐れはない。
ところで、羽根部材128は回転軸124とマグネットロール80との間に位置するため、換言すれば、回転軸124周りを羽根部材128で覆うことになってしまう。このため、羽根部材128の最大幅Wを回転軸124を中心とする35°よりも大きい弧にしてしまうと、マグネットロール80へ供給される現像剤の量が少なくなってしまい、プリント上への濃度ムラを防止するという効果を得ることができなくなってしまう。
従って、羽根部材128の最大幅Wを、回転軸124を中心とする35°以下の弧となるようにすることで、マグネットロール80へ供給される現像剤の量を確保するようにしている。
ここで、図8(A)に示すように、回転軸124と羽根部材128の関係で、1≦(回転軸124から羽根部材128の内面までの距離)/羽根部材128の厚みt≦3.5を満足させることで、現像剤のマグネットロール80への供給量と軸方向への搬送性とのバランスを図ることができ、プリント上への濃度ムラを防止することができる。また、スパイラル羽根126の外周部と羽根部材128の外面を同一面とすることで、現像剤の軸方向への搬送性を向上させることができる。
なお、ここでは、複数の羽根部材128を、回転軸124と平行に1本に連続させた状態で配置したが、少なくともスパイラル羽根126の搬送面126Aと反搬送面126Bの間を羽根部材128で架け渡すことができれば良いため、羽根部材128の一端側をスパイラル羽根126に固定し、他端側を搬送面126A或いは反搬送面126Bに接触させても良い。
また、羽根部材128を、回転軸124と平行に1本に連続させた状態で配置(以下、「スパイラル羽根126の360°毎に配置」という)したが、図11に示すように、羽根部材128を回転軸124を間に置いて対面した状態で配置(以下、「スパイラル羽根126の180°毎に配置」という)しても良い。
これにより、羽根部材128を、スパイラル羽根126を回転軸124と平行に1本に連続させた状態で配置した場合と比較して、より多くの現像剤をマグネットロール80へ供給することが可能となり、より良好な画像が得られる。
次に、本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置の要部について説明する。なお、第1の実施形態と略同一の内容については説明を割愛する。
図12(A)、(B)に示すスパイラルオーガ130では、羽根部材132の、スパイラル羽根126の反搬送面126B側に隙間134を設けており、図13(A)に示すように、羽根部材132を側面視したとき(なお、スパイラルオーガ130の場合、平面視に相当)、羽根部材132の先端部を外面から内面へ向かって鋭角に切断している。
次に、本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置の作用について説明する。
図13(A)、(B)に示すように、羽根部材132の、スパイラル羽根126の反搬送面126B側に隙間134を設けることで、羽根部材132上の現像剤を、該隙間134を通じて羽根部材132と回転軸124との間に設けられた空間138内へ流し込むことができる。
このように、羽根部材132上の現像剤を、空間138内へ流し込むことで、マグネットロール80(図5参照)へ供給する現像剤の量を少なくすることができるため、現像剤の軸方向の搬送性を向上させることができる。
これにより、マグネットロール80へ供給する現像剤量と軸方向へ搬送する現像剤量とのバランスを図ることができ、特に、現像器60(図5参照)内の現像剤の量が少ない機種において効果的である。
また、羽根部材132に隙間134を設け、羽根部材132を分断することで、スパイラルオーガ140を一体成形したときに、成形後の熱収縮による回転軸124の反りを防止することができる。
また、羽根部材132を側面視したとき、羽根部材132の先端部を外面から内面へ向かって鋭角に切断することで、スパイラルオーガ140の回転により、回転軸124と羽根部材132との間に設けた空間138内に現像剤を誘導しやすくすることができ、現像剤の軸方向の搬送性を向上させることができる。
なお、ここでは、スパイラル羽根126の360°毎に羽根部材132を配置したが、図14に示すように、スパイラル羽根126の180°毎に羽根部材132を、配置しても良い。
但し、羽根部材132を、スパイラル羽根126の180°毎に配置した場合、スパイラル羽根126の360°毎に配置した場合と比較して、より多くの現像剤をマグネットロール80へ供給することが可能となるが、その反面、現像剤の軸方向への搬送性が低下してしまう。
しかし、スパイラル羽根126の反搬送面126B側に隙間134を設けることで、余分な現像剤を、隙間134を通じて羽根部材132と回転軸124との間に設けられた空間138内へ流し込むことができるため、現像剤の軸方向の搬送性を向上させることが可能となる。
また、スパイラル羽根126の反搬送面126B側に隙間134を設け、羽根部材132を分断することで、スパイラルオーガ140の成形後の熱収縮による回転軸124の反りを防止することができると共に、羽根部材132を対面した状態で配置することで、スパイラルオーガ140を金型から離型させるときの離型バランスが良くなる。
さらに、ここでは、スパイラル羽根126の反搬送面126B側に隙間134を設けたが、例えば、現像器60(図5参照)内の現像剤の量が多い機種については、図15(A)、(B)及び図16(なお、図15(A)、(B)は、スパイラル羽根126の360°毎に羽根部材142を配置し、図16は、スパイラル羽根126の180°毎に羽根部材142を配置したものである)に示すように、スパイラル羽根126の搬送面126A側に隙間144を設けた方が効果的である。
ここで、スパイラル羽根126の搬送面126A側は反搬送面126B側と比較すると、羽根部材142の幅が広くなっている。このため、スパイラル羽根126の反搬送面126B側に隙間134を設けた場合(図13(A)、(B)参照)と比較して、羽根部材142の先端部とスパイラル羽根126の搬送面126Aの隙間144が、回転軸124の周方向で異なってしまう。このため、ここでは、隙間144の最小値を1.5mm以下とし、隙間144を、回転軸124の回転方向(矢印A方向)へ向かって広くなるようにしている。
このように、隙間144を、回転軸124の回転方向へ向かって広くなるようにすることで、回転軸124と羽根部材132との間に設けた空間146内に現像剤をより誘導されやすくすることができる。これにより、空間146内へ現像剤がさらに流し込まれ、現像剤の軸方向の搬送性をさらに向上させることができる。
また、隙間144の最小値を1.5mm以下にすることで、隙間144内へ流れ込む現像剤の量を規制し、プリント上への濃度ムラを防止するという効果を確実に得るようにしている。
また、羽根部材の一部に隙間を設ければ良いため、図17(A)、(B)及び図18(なお、図17(A)、(B)は、スパイラル羽根126の360°毎に羽根部材148を配置し、図18は、スパイラル羽根126の180°毎に羽根部材148を配置したものである)に示すように、羽根部材148を、長さ方向の略中央部で分断しても良い。
このように、羽根部材148の長さ方向の略中央部で羽根部材148を分断することで、現像器60(図5参照)内の現像剤の量に拘らず、マグネットロール80(図5参照)へ供給する現像剤量と軸方向へ搬送する現像剤量とのバランスを図ることができる。
さらに、図19に示すように、羽根部材150、152を、スパイラル羽根126の180°毎に配置すると共に、羽根部材150では搬送面126A側に隙間154を設け、羽根部材152では反搬送面126B側に隙間156を設けても良い。
羽根部材150、152によってマグネットロール80へ供給する現像剤は、隙間154、156部分では、それぞれ疎となってしまうが、対面する羽根部材150、152同士で互いに補完し合うことができる。このため、羽根部材150、152によるマグネットロール80への供給において、羽根部材150、152の長さ方向で、現像剤の供給量を略一定にすることができ、より良好な画像が得られる。
ここで、図20に示すように、対面する羽根部材158と羽根部材160とで、長さを変えても良い。これにより、現像剤をマグネットロール80へ供給する量と軸方向へ搬送する量とのバランスを図ることができる。
なお、ここでは、羽根部材158と羽根部材160とで、長さを変えたが、マグネットロール80(図5参照)へ供給する現像剤量と軸方向へ搬送する現像剤量とのバランスを図ることができれば良いため、羽根部材158、160自体の形状自体を変えても良い。
また、本形態では、スパイラル羽根の外周部と羽根部材の外面とが同一面となるようにしたが、スパイラル羽根に羽根部材を設ければ良いため、スパイラル羽根の外周部と羽根部材の内面とが同一面となるようにしても良く、また、スパイラル羽根の外周部の内側に羽根部材を配置しても良い。
さらに、本形態では、スパイラルオーガのスパイラル羽根を一重としたが、これに限るものではなく、多重のスパイラル羽根を用いても良い。多重のスパイラル羽根を用いることで、現像剤の軸方向への搬送性を向上させることができる。さらに、スパイラル羽根としてスドーオーガでも適用可能である。また、トナーは球形トナーを用いることで、現像剤の流動性を高めることができるため、本発明ではさらに効果的である。
本発明の実施形態に係る画像形成装置を示す側面図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置に用いた現像器ユニットを示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置に用いた現像器ユニットの一部を示す側面図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置に用いた現像器ユニットの一部を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置に用いた現像器を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係るスパイラルオーガを示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るスパイラルオーガを示す(A)は平面図であり、(B)は正面図である。 (A)、(B)は図7(A)、(B)の拡大図である。 (A)、(B)は本発明の第1実施形態に係るスパイラルオーガの羽根部材の形状を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係るスパイラルオーガの羽根部材を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るスパイラルオーガの変形例を示す拡大平面図である。 本発明の第2実施形態に係るスパイラルオーガを示す(A)は平面図であり、(B)は正面図である。 (A)、(B)は図12(A)、(B)の拡大図である。 本発明の第2実施形態に係るスパイラルオーガの第1変形例を示す拡大平面図である。 本発明の第2実施形態の第2変形例を示すスパイラルオーガの(A)は拡大平面図であり、(B)は拡大正面図である。 本発明の第2実施形態の第3変形例を示すスパイラルオーガの拡大平面図である。 本発明の第2実施形態の第4変形例を示すスパイラルオーガの(A)は拡大平面図であり、(B)は拡大正面図である。 本発明の第2実施形態の第5変形例を示すスパイラルオーガの拡大平面図である。 本発明の第2実施形態の第6変形例を示すスパイラルオーガの拡大平面図である。 本発明の第2実施形態の第7変形例を示すスパイラルオーガの拡大平面図である。 従来の画像形成装置に用いた現像器を示す断面図である。
符号の説明
10 画像形成装置
60 現像器
112 スパイラルオーガ(供給部材)
114 スパイラルオーガ(供給部材)
124 回転軸
126 スパイラル羽根
126B 反搬送面
126A 搬送面
128 羽根部材
128A 側面
130 スパイラルオーガ(供給部材)
132 羽根部材
134 隙間
140 スパイラルオーガ(供給部材)
142 羽根部材
144 隙間
148 羽根部材
150 羽根部材
152 羽根部材
154 隙間
156 隙間
158 羽根部材
160 羽根部材
W 幅
h 距離
t 厚み

Claims (38)

  1. 現像剤を搬送して現像剤担持体に現像剤を供給する供給部材が、回転軸と、前記回転軸を中心にスパイラル状に形成されたスパイラル羽根と、で構成され、
    現像剤を搬送する前記スパイラル羽根の搬送面と前記搬送面と対面する反搬送面の間へ前記回転軸と平行に羽根部材を架け渡したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 現像剤を搬送して現像剤担持体に現像剤を供給する供給部材が、回転軸と、前記回転軸を中心にスパイラル状に形成されたスパイラル羽根と、で構成され、
    現像剤を搬送する前記スパイラル羽根の外周部へ回転軸と平行に羽根部材を架け渡したことを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記羽根部材の前記反搬送面側に隙間が設けられたことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記羽根部材の前記搬送面側に隙間が設けられたことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  5. 前記羽根部材は、前記回転軸の軸方向に沿った長さ方向の任意の位置で分断されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  6. 前記羽根部材が前記回転軸を間に置いて対面するように配置されたことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の画像形成装置。
  7. 現像剤を搬送して現像剤担持体に現像剤を供給する供給部材が、回転軸と、前記回転軸を中心にスパイラル状に形成されたスパイラル羽根と、で構成され、
    現像剤を搬送する前記スパイラル羽根の搬送面と前記搬送面と対面する反搬送面の間を架け渡す羽根部材が前記回転軸を間に置いて対面するように配置されると共に、前記羽根部材の一方では搬送面側に隙間を設け、羽根部材の他方では反搬送面側に隙間が設けられたことを特徴とする画像形成装置。
  8. 対面する前記羽根部材の形状が異なることを特徴とする請求項6又は7に記載の画像形成装置。
  9. 前記羽根部材を側面視したとき、羽根部材の先端部が、外面から内面へ向かって鋭角に切断されていることを特徴とする請求項3〜8の何れかに記載の画像形成装置。
  10. 前記羽根部材の回転方向側の側面が、前記搬送面側から前記反搬送面側へ向かう下り勾配となっていることを特徴とする請求項1〜9の何れかに記載の画像形成装置。
  11. 前記回転軸と直交する面で前記羽根部材を切断したときの断面は、前記羽根部材の回転方向側が薄くなっていることを特徴とする請求項1〜10の何れかに記載の画像形成装置。
  12. 前記隙間は、前記羽根部材を平面視したとき、回転方向へ向かう側が広くなっていることを特徴とする請求項3〜11の何れかに記載の画像形成装置。
  13. 1≦(前記回転軸から前記羽根部材の内面までの距離)/前記羽根部材の厚み≦3.5の関係が成立することを特徴とする請求項1〜12の何れかに記載の画像形成装置。
  14. 前記隙間の最小値が1.5mm以下であることを特徴とする請求項12又は13に記載の画像形成装置。
  15. 前記羽根部材の最大幅が回転軸を中心とする35°以下の弧であることを特徴とする請求項1〜14の何れかに記載の画像形成装置。
  16. 前記スパイラル羽根の外周部と前記羽根部材の外面とが同一面であることを特徴とする請求項1〜15の何れかに記載の画像形成装置。
  17. 前記スパイラル羽根が多重スパイラルで構成されたことを特徴とする請求項1〜16の何れかに記載の画像形成装置。
  18. 前記スパイラル羽根がスドーオーガで構成されたことを特徴とする請求項1〜17の何れかに記載の画像形成装置。
  19. 球形トナーを用いた2成分現像方式であることを特徴とする請求項1〜18の何れかに記載の画像形成装置。
  20. 回転軸と、
    前記回転軸を中心にスパイラル状に形成され、現像剤を搬送するスパイラル羽根と、
    前記スパイラル羽根の搬送面と前記搬送面と対面する反搬送面の間へ前記回転軸と平行に架け渡された羽根部材と、
    を有することを特徴とする供給部材。
  21. 回転軸と、
    前記回転軸を中心にスパイラル状に形成され、現像剤を搬送するスパイラル羽根と、
    前記スパイラル羽根の外周部へ回転軸と平行に架け渡された羽根部材と、
    を有することを特徴とする供給部材。
  22. 前記羽根部材の前記反搬送面側に隙間が設けられたことを特徴とする請求項20又は21に記載の供給部材。
  23. 前記羽根部材の前記搬送面側に隙間が設けられたことを特徴とする請求項20又は21に記載の供給部材。
  24. 前記羽根部材は、前記回転軸の軸方向に沿った長さ方向の任意の位置で分断されたことを特徴とする請求項20又は21に記載の供給部材。
  25. 前記羽根部材が前記回転軸を間に置いて対面するように配置されたことを特徴とする請求項20〜24の何れかに記載の供給部材。
  26. 回転軸と、
    前記回転軸を中心にスパイラル状に形成され、現像剤を搬送するスパイラル羽根と、
    前記スパイラル羽根の搬送面と前記搬送面と対面する反搬送面の間に架け渡されると共に、前記回転軸を間に置いて対面するように配置された羽根部材と、
    で構成され、
    前記羽根部材の一方では搬送面側に隙間を設け、羽根部材の他方では反搬送面側に隙間が設けられたことを特徴とする供給部材。
  27. 対面する前記羽根部材の形状が異なることを特徴とする請求項25又は26に記載の供給部材。
  28. 前記羽根部材を側面視したとき、羽根部材の先端部が、外面から内面へ向かって鋭角に切断されていることを特徴とする請求項22〜27の何れかに記載の供給部材。
  29. 前記羽根部材の回転方向側の側面が、前記搬送面側から前記反搬送面側へ向かう下り勾配となっていることを特徴とする請求項20〜28の何れかに記載の供給部材。
  30. 前記回転軸と直交する面で前記羽根部材を切断したときの断面は、前記羽根部材の回転方向側が薄くなっていることを特徴とする請求項20〜29の何れかに記載の供給部材。
  31. 前記隙間は、前記羽根部材を平面視したとき、回転方向へ向かう側が広くなっていることを特徴とする請求項22〜30の何れかに記載の供給部材。
  32. 1≦(前記回転軸から前記羽根部材の内面までの距離)/前記羽根部材の厚み≦3.5の関係が成立することを特徴とする請求項20〜31の何れかに記載の供給部材。
  33. 前記隙間の最小値が1.5mm以下であることを特徴とする請求項31又は32に記載の供給部材。
  34. 前記羽根部材の最大幅が回転軸を中心とする35°以下の弧であることを特徴とする請求項20〜33の何れかに記載の供給部材。
  35. 前記スパイラル羽根の外周部と前記羽根部材の外面とが同一面であることを特徴とする請求項20〜34の何れかに記載の供給部材。
  36. 前記スパイラル羽根が多重スパイラルで構成されたことを特徴とする請求項20〜35の何れかに記載の供給部材。
  37. 前記スパイラル羽根がスドーオーガで構成されたことを特徴とする請求項20〜36の何れかに記載の供給部材。
  38. 請求項20〜37の何れかに記載の供給部材を備えたことを特徴とする現像器。
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