JP2005016830A - 空気調和機 - Google Patents

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JP2005016830A JP2003182117A JP2003182117A JP2005016830A JP 2005016830 A JP2005016830 A JP 2005016830A JP 2003182117 A JP2003182117 A JP 2003182117A JP 2003182117 A JP2003182117 A JP 2003182117A JP 2005016830 A JP2005016830 A JP 2005016830A
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Shinichi Akiyama
晋一 秋山
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Sanyo Air Conditioners Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Air Conditioners Co Ltd
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Abstract

【課題】冷房或いはドライ運転時の室外空気導入通風路の結露を抑えて通風路内のダニやカビの発生を抑制し、暖房運転時の室外空気導入を行い被空調室の乾燥を防ぐ空気調和機を提供する。
【解決手段】室内熱交換器11と、調温された空気を室内へ吹出す送風ファン12と、吸込口2fと吹出口9を繋ぐ第1通風路15と、室外空気を室内へ導く第2通風路と、第2通風路に設けられ外気を室内へ導入する給気ファン18と、室内温度センサと、熱交換器温度センサと、室外温度センサと、室外湿度センサと、室外露点温度算出手段とを備えた空気調和機1において、冷房運転中或いはドライ運転中に、室外空気温度が室内温度より低く、且つ前記室外露点温度が前記熱交換器温度よりも低いとき給気ファン18を運転する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、室内機に換気装置を有する空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】
室外機と室内機とを接続して構成される空気調和機において、前記室内機に換気装置を備えたものが一般的に知られている。
【0003】
そして、前記室内機は、前記換気装置にて室内空気を屋外に排出したり、屋外の空気を室内に給気したりして該室内の換気を行うものである。(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−145432号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来例では、空調運転中に屋外から取り入れた空気の温度を基に室内温度センサの検出温度に補正を施すことにより、適切な空調能力に制御することに主眼が置かれ、室外空気の湿度が高い夏場の冷房或いはドライ運転時において屋外から空気を取り入れる際、室内機の熱交換器の温度が前記屋外空気の露点温度より低いと、屋外から取り入れる空気の通風路において結露が発生し、ダニやカビが発生してしまうという問題があった。
【0006】
また、冬場の暖房運転時においては室温上昇に伴う湿度低下で部屋が必要以上に乾燥してしまうという問題があった。
【0007】
そこで、本発明では上述の実状に鑑み、夏場の冷房或いはドライ運転時に屋外から取り入れる空気の通風路において通風路の結露を抑えることにより、前記通風路内のダニやカビの発生を抑制し、冬場の暖房運転時においては、室外空気導入を積極的に行うことにより被空調室の乾燥を防ぐことができる空気調和機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、室内熱交換器と、前記室内熱交換器で調温された空気を室内へ吹出す送風ファンと、室内に空気を吹出す吹出口と、室内空気を吸込む吸込口と、前記吸込口と前記吹出口を繋ぐ第1通風路と、室外空気を室内へ導く際に空気が流通する第2通風路と、前記第2通風路に設けられ、室外空気を室内へ導入する給気ファンと、室内温度を検出する室内温度センサと、前記室内熱交換器の温度を検出する熱交換器温度センサと、室外空気温度を検出する室外温度センサと、屋外の湿度を検出する室外湿度センサと、前記室外空気温度及び室外空気湿度から室外空気の露点温度を算出する室外露点温度算出手段とを備えた空気調和機において、冷房運転中或いはドライ運転中に、室外空気温度が室内温度より低く、且つ前記室外露点温度が前記熱交換器温度よりも低いとき給気ファンを運転することを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の記載の空気調和機において、暖房運転中に、室外空気温度が室内温度より高いとき給気ファンを運転することを特徴とする。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の記載の空気調和機において、室内の湿度を検出する室内湿度センサと、室内温度及び室内湿度から室内空気の露点温度を算出する室内露点温度算出手段とを備え、暖房運転中に、前記室外露点温度が前記室内露点温度より高いとき給気ファンを運転することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を添付図面に従って説明する。
【0012】
図1は、空気調和機に用いられるワイヤレスリモコン装置と空気調和機の関係を示す説明図である。
【0013】
図1において空気調和機1は、室内機2、室外機3、及びワイヤレスリモコン装置5(以下、単にリモコンと記す)等から構成され、室内の壁等に取付けられる室内機2と屋外に設置される室外機3とが壁孔を通して配設される冷媒配管4にて接続される。そしてリモコン5に設けられたスイッチ操作により室内機2へ操作信号が送信され、空気調和機1の運転が行われる。
【0014】
図2は、室内機の左断面図、図3は後ケース部の正面図である。
【0015】
図2、図3において、室内機2は、前面側の前ケース部2Aと、この前ケース部2Aの前部に設けられ、吸込口2fを備えた吸込パネル2Bと、背面側に備えられる後ケース部2Cとで構成されている。
【0016】
11は、室内の空気を加熱/冷却(調温)する室内熱交換器で、その配管内を冷媒が通過することにより、冷房/ドライ運転時に蒸発器として作用し、冷却器として機能する。また、暖房運転時には、凝縮器として作用し、加熱器として機能するものである。
【0017】
12は、送風ファンでこの送風ファン12の運転によって室内の空気を吸込みパネル2Bから吸込み、室内熱交換器11で加熱/冷却して再び室内に循環させるものである。
【0018】
6は、室内熱交換器11からのドレン水を貯留し排出するためのドレンパン、7は、前記送風ファン12により吸込まれた室内の空気内の比較的大きな塵や埃を除塵するエアフィルタ、8は、前記エアフィルタ7を通過した室内空気内の比較的細かい塵や埃を除塵する空気清浄フィルタである。
【0019】
9は、室内熱交換器11にて調温された空気を室内に吹出す温風/冷風の吹出口、9Aは吹出口9に取付けられて吹出口9から吹出す温風/冷風の上下風向を制御するフラップ、10は、前記吹出口9に取付けられて吹出口9から吹出す温風/冷風の左右風向を制御する複数の縦羽根である。前記フラップ9Aには、その角度を調整する駆動用モータが取り付けられ、前記リモコン5の操作により回動自在に制御されるようになっている。
【0020】
15は、吸込口2fと吹出口9とを連通し縦断面が略円弧状の第1通風路で吹出口9へ滑らかに接続されて温風/冷風を導くものである。15Aは第1通風路15の途中にその横幅一杯に設けられ、屋外の空気を室内へ導くための開口部である。
【0021】
16は、開口部15Aに設けられたダンパで、開口部15Aの上流側端部に設けられた軸16Aを支点に回動自在とし、開放時には第1通風路15を遮るように開き、閉鎖時には第1通風路15の内面に沿って滑らかに収納される。
【0022】
17は、開口部15Aの裏側に設けられた第2通風路で、屋外から取り入れた空気を開口部15Aを介して、前記吹出口9へと導くための風路である。前記第2通風路17には、屋外から取り入れられた空気を室内へ導くホース部33と、前記ホース部33と連通し前記第1通風路15へこの空気を導くダクト部17Aと、このダクト部17Aに前記ホース部33を介して取り入れられた空気を給気する給気ファン18とを備えている。
【0023】
前記給気ファン18にはシロッコファン又はターボファンが使用され、ダクト部17Aの右端に設けられてケーシング18Bを有している。そのケーシング18Bの吸込口17Bには、屋外から取り入れられた空気を室内へ導く前記ホース部33がホースバンド33Aで固定されている。
【0024】
前記ホース部33は、軟質の樹脂材料等で蛇腹状に構成され、室内機2の冷媒配管4(図1参照)と共に図示しない被調和室の外壁面に設けられた貫通孔を介して室外へと導かれる。
【0025】
図4は本発明における空気調和機の冷媒回路及び制御系統を示す模式図である。
【0026】
図4に示すように、空気調和機1は、室内機2及び室外機3を有しており、室外機3の室外冷媒配管114と室内機2の室内冷媒配管115とが、連結配管4a及び4bを介して連結される。
【0027】
室外機3は室外に配置される。室外冷媒配管114には、圧縮機116が配設されるとともに、この圧縮機116の吸込み側にアキュームレータ117が配設され、圧縮機116の吐出側に四方弁118が配設され、この四方弁118側に室外熱交換器119、電動式膨張弁122が順次配設されて構成される。室外熱交換器119には、室外熱交換器119から室外へ送風する室外ファン120が隣接して配置される。この室外ファン120は、室外ファンモータ120Aによって駆動される。この室外ファン120は、例えば、プロペラファンである。圧縮機116は、例えば、インバータ駆動型圧縮機である。
【0028】
室内機2は、室内に設置され、室内冷媒配管115には室内熱交換器11が配設される。この室内熱交換器11には、室内熱交換器11から室内へ送風する送風ファン12が隣接して配置されている。この送風ファン12は、送風ファンモータ12Aによって駆動される。この送風ファンは、例えば、クロスフローファンである。
【0029】
空気調和機1には、空気調和機1全体を制御する制御装置140が備えられている。この制御装置140は、室外機3に設置される室外制御装置141と、室内機2に設置される室内制御装置142とを備えて構成される。室外制御装置141は、要求される空調負荷に応じて圧縮機116の運転周波数を制御し、室外ファン120の回転速度を段階的に制御し、運転モードに応じて四方弁118を切換える制御を行う。また、室外制御装置141は、室内温度と設定温度との差が所定偏差(例えば、1℃)よりも小さければ、圧縮機116の運転を停止するサーモオフ制御を行う。更に、室外制御装置141は、電動式膨張弁122を制御するための信号を送る。室内制御装置142は、送風ファン12の回転速度の制御を行う。つまり、室外制御装置141は、実質的に空気調和機1の全体を制御している。
【0030】
室外制御装置141は、CPU151と、ROM152と、RAM153を備えている。CPU151は、ROM152内の制御プログラム152Aに従って、空気調和機1全体の制御を行う。ROM152は、制御プログラム152Aを含む制御用データをあらかじめ記憶している。RAM153は、各種データを一時的に記憶する。
【0031】
室内機2側のリモコン5(図1参照)により、冷房運転、ドライ運転(弱冷房運転)、又は暖房運転のいずれかの運転モードに設定可能であり、四方弁118は、冷房運転、ドライ運転(弱冷房運転)のいずれかの運転モードに設定された場合に実線矢印で示すように切換えられ、暖房運転の運転モードに設定された場合には、点線矢印で示すように切換えられる。また、四方弁118は、暖房運転中に室外熱交換器119の除霜を行う除霜運転に切換わる場合には、実線矢印で示すように切換えられる。
【0032】
冷房運転を行う運転モードに設定された場合、四方弁118が冷房側に切換えられ、冷媒が実線矢印の如く流れる。そして、圧縮機116の運転により圧縮機116から吐出された冷媒は、四方弁118を経て室外熱交換器119に至り、この室外熱交換器119で凝縮され、室外機3の電動式膨張弁122を経て減圧された後、室内熱交換器11で蒸発されて室内を冷房する。室内熱交換器11からの冷媒は、室外機3側に流され、この室外機3の四方弁118及びアキュムレータ117を経て圧縮機116に戻される。
【0033】
ドライ運転を行う運転モードに設定された場合は、冷房運転よりも冷房能力の低い弱冷房運転を行って室内を除湿する。
【0034】
また、暖房運転を行う運転モードに設定された場合、四方弁118が暖房側に切換えられ、冷媒が点線矢印の如く流れる。そして、圧縮機116の運転により圧縮機116から吐出された冷媒は、四方弁118を経て室内機2の室内熱交換器11にて凝縮された冷媒は、室外機3の電動式膨張弁122で減圧され、室外熱交換器119で蒸発された後、四方弁118及びアキュムレータ117を経て圧縮機116に戻される。
【0035】
室外機3の室外熱交換器119には、室外温度を検出するための室外温度センサ130及び室外湿度を検出するための室外湿度センサ132が取付けられている。この室外温度センサ130及び室外湿度センサ132は、例えば、室外熱交換器119を通過する空気の上流側に配設される。
【0036】
また、室内機2の室内熱交換器11には、室内温度を検出するための室内温度センサ160、室内湿度を検出するための室内湿度センサ162及び室内熱交換器11の温度を検出するための室内熱交換器センサ163が取付けられている。この室内温度センサ160及び室内湿度センサ162は、例えば、室内熱交換器11を通過する空気の上流側に配設される。
【0037】
そして、室外温度センサ130、室外湿度センサ132、室内温度センサ160及び室内湿度センサ162によって検出された室外温度、室外湿度、室内温度及び室内湿度は前記RAM153に一時的に記憶され、その記憶された温度データ及び湿度データを基に、冷房運転中或いはドライ運転中の場合は、室外空気の露点温度を算出し、前記室外空気の露点温度と室内熱交換器温度と比較し、また、暖房運転中の場合は、室外空気と室内空気双方の露点温度を算出、比較し給気運転を開始したり終了したりする。
【0038】
図5は、本発明に係る空気調和機の一実施の形態を示す自動モード選択テーブルである。
【0039】
前記自動モード選択テーブルは、図5に示すように、複数の室内温度設定値TR1、TR2、TR3及び複数の室外温度設定値TO1、TO2、TO3とを用いて複数の温度ゾーンが設定されたデータテーブルとなっている。
【0040】
例えば、外気温度18℃未満の場合、外気温度18〜20℃未満で室内温度22℃未満の場合及び外気温度22℃以上で室内温度15℃未満の場合に暖房モードが選択される。また、外気温度18〜20℃未満の場合、外気温度20〜22℃未満で室内温度22〜27℃未満の場合及び外気温度22℃以上で室内温度15〜27℃未満の場合に暖房モードが選択される。また、外気温度20℃以上で室内温度27℃以上の場合に冷房モードが選択されるようになっている。
【0041】
次に、入タイマー運転時、自動運転モード時、手動運転モード時及びおやすみ運転時において行われる給気運転について説明する。
【0042】
図6は入タイマー運転時における給気運転のフローチャートである。まず、空気調和機1が入タイマー運転の待機中か否かを室内制御装置142が判断する(ステップS1)。次に、室内制御装置142が入タイマー運転の待機中と判断すると、入タイマー運転開始まで2時間以内か否かを判断する(ステップS2)。入タイマー運転開始まで2時間以内と判断すると、前記自動モード選択テーブル(図5参照)に従って、選択される運転モードが冷房モード、ドライモード又は暖房モードかを判断する(ステップS3)。
【0043】
次に、ステップS3において選択される運転モードが冷房モードと判断されると、室外及び室内温度センサ130、160によって検出された室外温度と室内温度とを比較し室外温度が室内温度よりも低いか否かを判断する。更に、室外温度センサ130及び室外湿度センサ132によって検出された値から室外露点温度を算出し、室外露点温度と室内熱交換器温度とを比較し室外露点温度が室内熱交換器温度よりも低いか否かを判断する(ステップS4)。そして、室外温度が室内温度より低く、かつ室外露点温度が室内露点温度より低いと判断した場合には、給気運転が開始される。ダンパ16を開放し給気ファン18を回転させ、室外空気を室内に取り入れる(ステップS5)。これにより第2通風路17内には結露が生じることなく外気を取り入れて室内温度を下げることができる。
【0044】
次に、ステップS6に移行しステップS4の条件を満たしている間、給気運転が継続される。室外温度が室内温度以上、又は室外露点温度が室内露点温度以上になると、ダンパ16を閉鎖し、給気ファン18を停止させて給気運転を停止する(ステップS7)。
【0045】
また、ステップS1において入タイマー運転中でないと判断された場合、ステップS2において室内制御装置142が入タイマー運転開始まで2時間以内でないと判断された場合、及びステップS4において室外温度が室内温度よりも高いか、室外露点温度が室内露点温度よりも高いと判断された場合には、スタートへ戻り、再びステップS1からの判断を繰返す。
【0046】
一方、ステップS3において、選択される運転モードがドライモードと判断されると、室外温度が室内温度よりも低いか否かを判断する。更に、室外露点温度を算出し、室外露点温度と室内熱交換器温度とを比較して室外露点温度が室内熱交換器温度よりも低いか否かを判断する(ステップS8)。そして、室外温度が室内温度より低く、かつ室外露点温度が室内露点温度より低いと判断した場合には、給気運転が開始される(ステップS9)。
【0047】
次に、ステップS10に移行しステップS8の条件を満たしている間、給気運転が継続される。そして室外温度が室内温度より高いか、又は室外露点温度が室内熱交換器温度より高くなると、ダンパ16が閉鎖、給気ファン18を停止して給気運転を停止する(ステップS7)。なお、ステップS8において室外温度が室内温度より高いか、又は室外露点温度が室内熱交換器温度より高いと判断された場合には、スタートへ戻り、再びステップS1からの判断を繰返す。
【0048】
また一方、ステップS3において、選択される運転モードが暖房モードと判断されると、室外及び室内温度センサ130、160によって検出された室外温度と室内温度を比較し室外温度が室内温度よりも高いか否かを判断する。更に、室外及び室内温度センサ130、160と室外及び室内湿度センサ132、162によって検出された値から室外露点温度と室内露点温度を算出し比較し室外露点温度が室内露点温度よりも高いか否かを判断する(ステップS11)。そして、室外温度が室内温度より高いか、又は室外露点温度が室内露点温度より高いと判断された場合には、給気運転が開始される。ダンパ16を開放し給気ファン18を回転させ、室外空気を室内に取り入れる(ステップS12)。室外空気を室内に取り入れることにより室内が暖まるか、又は室内の湿度を上げることができる。これにより、冬場の暖房運転時において被空調室の乾燥を防ぐことができる。
【0049】
次に、ステップS13に移行しステップS11の条件を満たしている間、給気運転が継続される。そして室外温度が室内温度以下、かつ室外露点温度が室内露点温度以下になると、ダンパ16が閉鎖、給気ファン18を停止して給気運転を停止する(ステップS7)。なお、ステップS11において室外温度が室内温度よりも低く、かつ室外露点温度が室内露点温度よりも低いと判断された場合には、スタートへ戻り、再びステップS1からの判断を繰返す。
【0050】
図7は本発明の自動運転モード時における給気運転のフローチャートである。自動運転モードはリモコン5に設けられた自動運転スイッチを操作することにより、自動モード選択テーブルに基づいて運転モードが選択される。
【0051】
図7において、室内制御装置142は空気調和機1がどのモードで選択され運転されたかを判断する(ステップS21)。そしてステップS21において冷房モードが選択された場合には、ステップS22、S23、S24、S25に移行し給気運転が行われる。これらステップS22〜S25の動作は、前述した入タイマー運転時のステップS4〜S7の動作と同様のものである。
【0052】
一方、ステップS21においてドライモードが選択された場合には、ステップS26、S27、S28、S25に移行し給気運転が行われる。これらステップS26、S27、S28、S25の動作は、前述した入タイマー運転時のステップS8、S9、S10、S7の動作と同様のものである。
【0053】
また一方、ステップS21において暖房モードが選択された場合には、ステップS29、S30、S31、S25に移行し給気運転が行われる。これらステップS29、S30、S31、S25の動作は、前述した入タイマー運転時のステップS11、S12、S13、S7の動作と同様のものである。
【0054】
図8は本発明の手動運転モードにおける給気運転のフローチャートである。手動運転モードはリモコン5に設けられた運転モード切換スイッチを操作することにより運転モードが選択される。
【0055】
図8において、室内制御装置142は空気調和機1がどの運転モードで運転されたかを判断する(ステップS41)。そしてステップS41において冷房モードが選択された場合には、ステップS42、S43、S44、S45に移行し給気運転が行われる。これらステップS42〜S45の動作は、前述した入タイマー運転時のステップS4〜S7の動作と同様のものである。
【0056】
一方、ステップS41においてドライモードが選択された場合には、ステップS46、S47、S48、S45に移行し給気運転が行われる。これらステップS46、S47、S48、S45の動作は、前述した入タイマー運転時のステップS8、S9、S10、S7の動作と同様のものである。
【0057】
また一方、ステップS41において暖房モードが選択された場合には、ステップS49、S50、S51、S45に移行し給気運転が行われる。これらステップS49、S50、S51、S45の動作は、前述した入タイマー運転時のステップS11、S12、S13、S7の動作と同様のものである。
【0058】
以上、入タイマー運転時、自動運転モード時及び手動運転モード時における給気運転では、室内温度と室外温度を比較して適宜室外空気を室内へ取り入れることによって、空気調和機1の消費電力低減を図ることができる。
【0059】
また、入タイマー運転設定時など予め運転開始時間が分かっている場合において、運転開始前の空調負荷が大きい際には、室内温度と室外温度を比較して適宜室外空気を室内へ取り入れることにより、空気調和機1の立ち上がりを早くすることができると共に、立ち上がり時の消費電力を低減させることができる。
【0060】
図9は本発明のおやすみ運転時における給気運転のフローチャートである。おやすみ運転はリモコン5に設けられたおやすみ運転スイッチを操作することにより行われる。
【0061】
まず、該空気調和機が冷房或いはドライのおやすみ運転中か否かを室内制御器142が判断する(ステップS61)。次に、室内制御装置142が冷房或いはドライのおやすみ運転中と判断すると、おやすみ運転開始後1時間経過したか否かを室内制御装置142が判断する(ステップS62)。
【0062】
一方、ステップS61において、冷房或いはドライのおやすみ運転中でないと判断すると、ステップS61の判断を繰返す。
【0063】
次に、ステップS62においておやすみ運転開始後1時間経過したと判断すると、設定温度を1℃セットバックして使用者が就寝中に寝冷えしないようにする(ステップS63)。
【0064】
次に、室内温度センサ160及び室外温度センサ130によって検出された室内温度と室外温度を比較し、室外温度が室内温度よりも低いか否かを判断する。更に、室外及び室内温度センサ130、160と室外及び室内湿度センサ132、162によって検出された値から室外露点温度と室内露点温度を算出し比較し室外露点温度が室内露点温度よりも低いか否かを判断する(ステップS64)。そして、室外温度が室内温度より低く、かつ室外露点温度が室内露点温度より低いと判断された場合には、給気運転が開始される。ダンパ16を開放し給気ファン18を回転させ、室外空気を室内に取り入れる(ステップS65)。
【0065】
一方、ステップS64において、室外温度が室内温度よりも高いと判断すると、ステップS61へ戻り、再びステップS61の判断を繰返す。
【0066】
次に、室内温度と室外温度を比較し、室外温度が室内温度以上であるか否かを判断する(ステップS66)。
【0067】
そして、室外温度が室内温度以上であると判断すると、ダンパ16を閉鎖し、給気ファン18を停止させ、給気運転が終了となる(ステップS67)。
【0068】
一方、ステップS66において、室外温度が室内温度よりも低いと判断すると、ステップS65へ戻り、室外温度が室内温度以上となるまで給気運転が継続される。
【0069】
また、ステップS62においておやすみ運転開始後1時間経過していないか或いは1時間を越えたと判断すると、室内温度センサ160及び室外温度センサ130によって検出された室内温度と室外温度を比較し、室外温度が室内温度よりも低いか否かを判断する更に、室外露点温度と室内露点温度を算出し比較し室外露点温度が室内露点温度よりも低いか否かを判断する(ステップS68)。そして、室外温度が室内温度より低く、かつ室外露点温度が室内露点温度より低いと判断された場合には、給気運転が開始される。ダンパ16を開放し給気ファン18を回転させ室外空気を室内に取り入れる(ステップS69)。
【0070】
一方、ステップS68において、室外温度が室内温度よりも高いと判断すると、ステップS61へ戻り、再びステップS61の判断を繰返す。
【0071】
次に、室内温度と室外温度を比較し、室外温度が室内温度以上であるか否かを判断する(ステップS70)。
【0072】
そして、室外温度が室内温度以上であると判断すると、ダンパ16を閉鎖し、給気ファン18を停止させ、給気運転が終了となる(ステップS67)。
【0073】
一方、ステップS70において、室外温度が室内温度よりも低いと判断すると、ステップS64へ戻り、室外温度が室内温度以上となるまで給気運転が継続される。
【0074】
以上、おやすみ運転時における給気運転では、使用者の就寝時のような空調負荷は小さいが運転時間が長い場合に、室内温度と室外空気温度を比較して適宜室外空気導入を行うことにより、空気調和機1の消費電力低減を図ることができる。
【0075】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0076】
例えば、図6のフローチャートのステップS2において、入タイマー運転開始の2時間前から室内温度と室外温度を検知して、適宜給気運転が開始されることとしたが、空気調和機1が設置される環境に応じて空調負荷が異なることが容易に予測されることから、必要に応じて使用者が給気運転の開始時間を設定変更できるようにしてもよい。
【0077】
また、例えば、図9のフローチャートのステップS63において、設定温度のセットバックを1℃としたが、使用者の好みに応じて自由に設定変更可能なものとしてもよいなど適宜応用可能である。
【0078】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、室内温度と室外温度を比較して適宜室外空気を室内へ取り入れることによって、空気調和機の消費電力低減を図ることができる。また、使用者の就寝時のような空調負荷は小さいが運転時間が長い場合において、室内温度と室外空気温度を比較して適宜室外空気導入を行うことにより、空気調和機の消費電力低減を図ることができる。
【0079】
また、入タイマー運転設定時など予め運転開始時間が分かっている場合において、運転開始前の空調負荷が大きい際には、室内温度と室外空気温度を比較して適宜室外空気導入を行うことにより、空気調和機の立ち上がり時の消費電力を低減させることができる。
【0080】
更に、冷房或いはドライ運転時に、室外露点温度と室内熱交換器温度とを比較して適宜室外空気を室内へ取り入れることによって、屋外から取り入れる空気の通風路(第2通風路)において通風路の結露を抑えて前記通風路内のダニやカビの発生を抑制することができる。また、暖房運転時に、室外露点温度と室内露点温度とを比較して適宜室外空気を室内へ取り入れることによって、被空調室の乾燥を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における壁掛け形空気調和機とワイヤレスリモコンを示す説明図である。
【図2】図1の室内機の左断面図である。
【図3】図1の室内機の後ケース部を示すの正面図である。
【図4】本発明における空気調和機の冷媒回路及び制御系統を示す模式図である。
【図5】本発明における空気調和機の自動モード選択テーブルである。
【図6】本発明の入タイマー運転時の給気運転制御を示すフローチャートである。
【図7】本発明の自動運転モードにおける給気運転制御を示すフローチャートである。
【図8】本発明の手動運転モードにおける給気運転制御を示すフローチャートである。
【図9】本発明のおやすみ運転時の給気運転制御を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 空気調和機
2 室内機
2A 前ケース部
2f 吸込口
2B 吸込パネル
2C 後ケース部
3 室外機
5 ワイヤレスリモコン装置
6 ドレンパン
7 エアフィルタ
8 空気清浄フィルタ
9 吹出口
11 室内熱交換器
12 送風ファン
12A 送風ファンモータ
15 第1通風路
15A 開口部
16 ダンパ
16A 軸
17 第2通風路
17A ダクト部
18 給気ファン
18B ケーシング
33 ホース部
33A ホースバンド
114 室外冷媒配管
115 室内冷媒配管
116 圧縮機
119 室外熱交換器
120 室外ファン
120A 室外ファンモータ
122 電動式膨張弁
130 室外温度センサ
132 室外湿度センサ
140 制御装置
141 室外制御装置
142 室内制御装置
151 CPU
152 ROM
152A 制御プログラム
153 RAM(室内露点温度算出手段、室外露点温度算出手段)
160 室内温度センサ
162 室内湿度センサ
163 室内熱交換器センサ

Claims (3)

  1. 室内熱交換器と、前記室内熱交換器で調温された空気を室内へ吹出す送風ファンと、室内に空気を吹出す吹出口と、室内空気を吸込む吸込口と、前記吸込口と前記吹出口を繋ぐ第1通風路と、室外空気を室内へ導く際に空気が流通する第2通風路と、前記第2通風路に設けられ、室外空気を室内へ導入する給気ファンと、室内温度を検出する室内温度センサと、前記室内熱交換器の温度を検出する熱交換器温度センサと、室外空気温度を検出する室外温度センサと、屋外の湿度を検出する室外湿度センサと、前記室外空気温度及び室外空気湿度から室外空気の露点温度を算出する室外露点温度算出手段とを備えた空気調和機において、
    冷房運転中或いはドライ運転中に、室外空気温度が室内温度より低く、且つ前記室外露点温度が前記熱交換器温度よりも低いとき給気ファンを運転することを特徴とする空気調和機。
  2. 請求項1に記載の記載の空気調和機において、
    暖房運転中に、室外空気温度が室内温度より高いとき給気ファンを運転することを特徴とする空気調和機。
  3. 請求項1または2に記載の記載の空気調和機において、
    室内の湿度を検出する室内湿度センサと、室内温度及び室内湿度から室内空気の露点温度を算出する室内露点温度算出手段とを備え、暖房運転中に、前記室外露点温度が前記室内露点温度より高いとき給気ファンを運転することを特徴とする空気調和機。
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