JP2005016706A - 食品用配管継手 - Google Patents

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Abstract

【課題】 パッキンを用いずに食品用配管内を気密にすることができる継手を提供する。
【解決手段】 一方の短管部材10に、短管部材10の内径部を延長するように軸方向に突出した筒状の突出部14を形成するとともに、突出部14の外周端部に断面が円弧状の丸み部14aを全周に渡り形成し、他方の短管部材20に、上記突出部14を遊嵌可能な大径部24を形成するとともに、大径部24の底面にその径が短管部材20の内径に向かって深さ方向に連続的に減少するテーパー部24aを形成し、短管部材10,20同士をクランプ部材30でクランプして上記丸み部14aを上記テーパー部24aに圧接する継手。
【選択図】 図1

Description

本発明は、食品用配管同士を互いに連結する継手に関するものである。
従来、食品用配管同士を互いに連結する継手としては、配管が接続されかつフランジ部が形成された2つの短管部材の間にパッキンを介在させて、このパッキンを挟み込むように上記短管部材のフランジ部同士を固定することによって配管内を気密にする継手が用いられていた。
例えば、特許文献1には、上記のようなパッキンを介在させる継手において、短管部材に上記フランジ部のパッキンを挟み込む側の面と反対側の面をテーパー形状としたテーパーフランジ部を形成し、このテーパーフランジ部をクランプ部材でクランプすることによって、専用工具を必要とすることなく、配管同士を容易に連結したり切り離したりすることができる継手が記載されている。そして、このように作業性の良い継手は、配管内を頻繁に清掃して雑菌の繁殖を抑える等の衛生対策をする必要がある食品用配管において、主流の継手となっている。
実用新案第3037380号公報
しかし、このパッキンを用いる継手では、継手の分解、組立の度にパッキンが短管部材に擦れてパッキンの一部がちぎれ、その破片が配管内に入る場合や、長期のパッキンの使用によりパッキンが劣化し、パッキンの一部が配管内の食品の流れにつられて分離し、食品に混じることがあった。
本発明は、このような事情に鑑み、パッキンを用いずに食品用配管内を気密にすることができる継手を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、一方の短管部材には、一端側にフランジ部が形成されるとともに、そのフランジ部側には短管部材の内径部を延長するように軸方向に突出した筒状の突出部が形成され、かつ突出部の外周端部には断面が円弧状の丸み部が全周に渡り形成され、他方の短管部材には、一端側にフランジ部が形成されるとともに、そのフランジ部側には上記突出部を遊嵌可能な大径部が形成され、かつ大径部の底面にはその径が短管部材の内径に向かって深さ方向に連続的に減少するテーパー部が形成され、上記一方の短管部材の突出部を上記他方の短管部材の大径部に遊嵌させた状態で上記両フランジ部をクランプ部材でクランプすることによって上記丸み部が上記テーパー部に圧接されることを特徴とする食品用配管継手である。
請求項2に係る発明は、請求項1記載の食品用配管継手であって、それぞれの短管部材には、フランジ部と隣接する位置に厚肉部が形成されているものである。
請求項1に係る発明によれば、一方の短管部材に形成された丸み部と他方の短管部材に形成されたテーパー部とが接触し、局部的な断面で見ると円弧と平面とが接触して、その接触部分は切れ目のない円形の線接触になり、短管部材同士を隙間なく接触させることができる。そして、短管部材同士のフランジ部をクランプすることによって、上記丸み部が上記テーパー部に圧接されるため、丸み部とテーパー部との隙間を確実に塞ぐことができる。よって、この継手を用いることにより、パッキンを用いなくとも配管内を気密にすることができる。
請求項2に係る発明によれば、フランジ部と隣接する位置に厚肉部を形成することにより、短管部材のフランジ部側と反対側の端部に配管材を溶接しても、上記厚肉部でその溶接熱が発散されるため、溶接熱が伝達することによってフランジ部側に形成された丸み部またはテーパー部が大きく歪むことを防ぎ、短管部材同士を隙間なく接触させる状態を確保することができる。
本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の継手の一例を示す断面図である。本発明の継手は、それぞれの一端側にフランジ部12,22が形成された短管部材10,20と、そのフランジ部12,22をクランプするクランプ部材30とを備えている。
上記短管部材10,20を説明するために、図2にこれらの分解断面図を示す。
一方の短管部材10には、一端側に上記フランジ部12と、短管部材10の内径部を延長するように軸方向に突出した筒状の突出部14とが形成され、フランジ部12と隣接する位置には厚肉部16が形成されている。上記フランジ部12の軸端側となる面と反対側の面12aはテーパー形状となっている。また、上記突出部14の外周端部には、断面が円弧状の丸み部14aが全周に渡り形成されている。
他方の短管部材20には、一端側に上記フランジ部22と、上記一方の短管部材10に形成された突出部14を遊嵌可能な大径部24とが形成され、フランジ部22と隣接する位置には厚肉部26が形成されている。上記フランジ部12の軸端側となる面と反対側の面22aは、上記一方の短管部材10のフランジ部12と同様にテーパー形状となっている。また、上記大径部24の底面には、その径が短管部材20の内径に向かって深さ方向に連続的に減少するテーパー部24aが形成されている。
クランプ部材30は、図3に示すように、3つの円弧状のクランプ片31,32,33を備え、それぞれのクランプ片31,32,33はヒンジピンで回動可能に連結されている。それぞれのクランプ片31,32,33の内周面側には、上記短管部材のフランジ部12,22のテーパー形状に沿った側面を有する溝部36(図1参照)が周方向に形成されている。クランプ片31,33の端部には互いに平行に突出する突出部31a,33aが形成されている。そして、両フランジ部12,22に溝部36を嵌合させるとともに、一方のクランプ片31の突出部31aに回動可能に支持されたボルト34を、他方のクランプ片33の突出部33aに形成された凹部にはめ込んだ状態で、蝶ナット35を螺合することによって、上記溝部36が両フランジ部12,22をクランプする構造となっている。
そして、これらの部材を用いて配管同士を連結する際には、それぞれの短管部材10,20に配管材40,50を接続し、上記一方の短管部材10の突出部14を上記他方の短管部材20の大径部24に遊嵌させた状態で、上記両フランジ部12,22をクランプ部材30でクランプする。このクランプによって、上記突出部14に形成された丸み部14aが上記大径部24に形成されたテーパー部24aに圧接される。
このように、一方の短管部材10に形成された丸み部14aと他方の短管部材20に形成されたテーパー部24aとが接触する構造とすることで、局部的な断面で見ると、図4に示すように、円弧と平面とが接触して、その接触部分は切れ目のない円形の線接触になり、短管部材10,20同士を隙間なく接触させることができる。さらに、上記丸み部14aが上記テーパー部24aに圧接されることによって、丸み部14aとテーパー部24aとの隙間を確実に塞ぐことができる。よって、この継手を用いることにより、パッキンを用いなくとも連結された配管内を気密にすることができる。
ここで、上記丸み部14aの断面での半径が0.5〜2mmであり、かつ、上記テーパー部24aの傾斜が30〜60°であれば上記効果を得ることは可能であるが、より好ましくは上記丸み部14aの断面での半径が1mmでありかつ上記テーパー部24aの傾斜が45°であれば上記効果を顕著に得ることができる。なお、上記丸み部14aの半径が大きすぎると、丸み部14aとテーパー部24aとが圧接している接触線の線幅が弾性変形により増大してその圧力が低下することによりシール性が低下する。逆に、丸み部14aの半径が小さすぎると、丸み部14aによってテーパー部24aが傷つけられ、その破片が配管内に入ることがある。また、上記テーパー部24aの傾斜が大きすぎたり小さすぎたりすると、短管部材10,20の両フランジ12,22が平行になるように短管部材10,20同士を接触させることが難しく、シール性を確保することが難しい。
さらに、図2に示すように、短管部材20における大径部24は開口端からいきなりテーパー状となっているのではなくて、開口端とテーパー部24aとの間に一定径の部分を有し、この部分に短管部材10の突出部14が微小間隔で遊嵌している。そのため、一方の短管部材10と他方の短管部材20相互のずれや傾動が抑制され、正しく一方の短管部材10と他方の短管部材20とが位置合わせされる。また、上記テーパー部24aが短管部材20の内径にそのままつながるのではなく、上記テーパー部24aを形成する範囲を上記丸み部14aが接触する近辺だけとして、フラット状の底面24bを形成することによって、配管内に液体が流れたときに液溜りとなる短管部材10,20同士の隙間を極力小さくすることができる。食品用配管では、配管内に液溜りがあると、そこでゴミが溜まったり雑菌が繁殖したりするためである。
短管部材10,20と配管材40,50との接続方法は、ねじ込み方法等を用いることも可能であるが、これらを溶接で接続した場合には、上記厚肉部16,26でその溶接熱が発散されるため、溶接熱が伝達することによってフランジ部12,22側に形成された丸み部14aまたはテーパー部24aが大きく歪むことを防ぎ、短管部材10,20同士を隙間なく接触させる状態を確保することができる。
本発明のクランプ部材30は、本実施の形態で示したものに限らず、短管部材10,20に形成されるフランジ部12,22を通常のフラットなリング状の形状とし、ボルトナットでこのフランジ部をクランプしてもかまわない。
また、上記厚肉部16,26は必ずしも必要ではなく、溶接以外の方法で短管部材10,20と配管材40,50とを接続する場合(例えばねじ込み等)には、この厚肉部16,26を形成しなくてもかまわない。
本発明の継手の一例を示す正面断面図である。 本発明にかかる一方の短管部材と他方の短管部材の分解断面図である。 本発明の継手の側面断面図である。 本発明にかかる一方の短管部材の丸み部と他方の短管部材のテーパー部とが接触した状態を示す拡大断面図である。
符号の説明
10,20 短管部材
12,22 フランジ部
14 突出部
14a 丸み部
16,26 厚肉部
24 大径部
24a テーパー部
30 クランプ部材
40,50 配管材

Claims (2)

  1. 一方の短管部材には、一端側にフランジ部が形成されるとともに、そのフランジ部側には短管部材の内径部を延長するように軸方向に突出した筒状の突出部が形成され、かつ突出部の外周端部には断面が円弧状の丸み部が全周に渡り形成され、
    他方の短管部材には、一端側にフランジ部が形成されるとともに、そのフランジ部側には上記突出部を遊嵌可能な大径部が形成され、かつ大径部の底面にはその径が短管部材の内径に向かって深さ方向に連続的に減少するテーパー部が形成され、
    上記一方の短管部材の突出部を上記他方の短管部材の大径部に遊嵌させた状態で上記両フランジ部をクランプ部材でクランプすることによって上記丸み部が上記テーパー部に圧接されることを特徴とする食品用配管継手。
  2. 請求項1記載の食品用配管継手であって、それぞれの短管部材には、フランジ部と隣接する位置に厚肉部が形成されていることを特徴とする食品用配管継手。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR200459679Y1 (ko) * 2009-11-24 2012-04-06 주식회사 정진이엔티 관 연결 조인트
JP2020510173A (ja) * 2017-03-07 2020-04-02 ノーマ・ユー・エス・ホールディング・リミテッド・ライアビリティ・カンパニーNorma U. S. Holding Llc パイプクランプおよびセンサ収容部付きパイプ継手

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