JP2005001322A - インク吸引用キャップ及びインクジェットプリンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】インクジェットヘッドの吐出口面から吸引されたインク中の気泡を、吐出口面に残存させることなく、効率良くキャップ内から吸い出すことのできるインク吸引用キャップ及びこれを備えたインクジェットプリンタを提供すること。
【解決手段】インクを吐出する吐出口を有する吐出口面Haに密着して前記吐出口を覆うべく底面部11とその周囲を囲む側壁部12とで内部空間が構成されたキャップ部13と、前記空間内に形成されたインク吸収体16と、前記キャップ部13長手方向一端部付近に位置し、前記吐出口からインクを吸引するための吸引口14及び大気連通口15を形成したインク吸引用キャップ1の前記キャップ部13長手方向他端部付近に形成されたインク吸収体16の吐出口方向における高さが、前記一端部付近のインク吸収体16の吐出口方向における高さよりも高く形成されているインク吸引用キャップ及びインクジェットプリンタ。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インク吸引用キャップ及びインクジェットプリンタに関し、詳しくは、インクジェットヘッドの吐出口面に密着してキャップ内を減圧することにより、インクジェットヘッドの吐出口からインクを吸引して回復処理を行うインク吸引用キャップ及びこれを有するインクジェットプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
インクジェットプリンタにおいては、長期間使用しないと、インクジェットヘッドのインクの吐出口からの水分の蒸発によりインクの粘度が上昇し、目詰まり等を起こす。このような状態で印画すると、目詰まりを起こした吐出口からインクが吐出されないために、出力画像に白く抜けたスジむらが発生する等、出力画像劣化の原因となる。
【0003】
このような状態を回避するため、メンテナンス時にインク吸引用キャップでインクジェットヘッドの吐出口面を覆い、ポンプ等の吸引手段によって負圧を発生させ、各吐出口からインクを吸い出すことによって吐出口内の異物等を吸引し、吐出口が最適な状態になるように回復させるメンテナンスを行うことによって、プリントの品質を保っている。
【0004】
このときの回復処理のシーケンスとしては、「吸引」(インク吸引用キャップをインクジェットヘッドの吐出口面に密着させ、キャップ内を減圧して目詰まりを吸う。)、「保持」(減圧されたキャップ内を急に開放すると、空気が吐出口から吸い込まれてしまうため、これを防ぐために圧力が大気圧近くになるのを待つ。)、「リーク」(キャップ内を外気と連通することによって、キャップ離間時のキャップ内の圧力変化を生じないようにする。)、「離間」(インク吸引用キャップをインクジェットヘッドの吐出口面から離す。)、「ワイプ」(インクジェットヘッドの吐出口面に付着した余分なインクを拭き取る。)の各過程を経て、吐出口の目詰まり等による吐出不良を回復させるが、インクジェットヘッドの吐出口面は、インク吸引直後もインクと接触した状態となっており、インク吸引用キャップを吐出口面から離間させて開放させた後も、その吐出口面に多量のインクが付着していることが多い。
【0005】
従来、特許文献1には、インク吸引用キャップ内にインクを吸収するための多孔室のインク吸収体を収容し、インクジェットヘッドとインク吸引用キャップとの離間速度を遅くして吸引を行い、吐出口面に付着するインクを少なくする技術が開示されている。
【0006】
しかしこの方法では、インクジェットヘッドとインク吸引用キャップとの離間に時間が掛かり、メンテナンスのためのシーケンス時間も長くなってしまうという問題がある。
【0007】
また、開示されるインク吸引用キャップも、特許文献1の図8に示されるように、キャップ内部のほぼ全体を、底面部からの高さが均一のインク吸収体で占めているため、吸引ポンプの吸引力がキャップ内のインク吸収体を通じて吸引する時には、インク吸収体自体が抵抗となって吸引時の吸引力の圧力損失を起こし易いが、このような課題は上記特許文献1では特に認識されていない。
【0008】
本発明者等は、上記問題点を考慮して、インク吸収体を薄く形成することを検討した。しかし、その場合には、キャップ内の吸引口から遠い位置、即ち、キャップ長手方向端部付近(特許文献1の図8では、キャップ部分15の左右に位置する側壁部付近)では、吸引力が十分に行き届かないため、気泡が残り易く、インクジェットヘッドとインク吸引用キャップとを離間させる時には、気泡が混じったインクが吐出口面に付着して残るという新たな課題が生じることが判った。
【0009】
このことは、結果として、上記遠い位置にある吐出口付近にある気泡を含んだインクが毛細管現象によって吐出口から吸い込むこととなり、吐出不良を起こすこととなった。そして、特許文献1のような離間速度が遅い吸引に用いた場合には、不十分なメンテナンスを長時間行うことに等しく、再度メンテナンスを行う必要が出てくるために、廃インク量の増大が生じて無駄にインクを消費する結果となる。
【0010】
また、近年、インクジェットプリンタの高速化及び記録画像の高精細化のため、インクジェットヘッドの吐出口数が増大化する傾向にある。
【0011】
よって、インク吸引用キャップも長尺化する結果となるが、この場合、上記で述べたようにインク吸引用キャップ内の、吸引口から遠い位置にある吐出口付近では、益々気泡が取り残される可能性が高くなり、吐出不良の可能性もそれに応じて高くなる。
【0012】
【特許文献1】特開平7−68766号公報
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明は、インクジェットヘッドの吐出口面から吸引されたインク中の気泡を、吐出口面に残存させることなく、効率良くキャップ内から吸い出すことのできるインク吸引用キャップ及びこれを備えたインクジェットプリンタを提供することを課題とする。
【0014】
本発明のその他の課題は、以下の記載により明らかとなる。
【0015】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、インクを吐出する吐出口を有する吐出口面に密着して前記吐出口を覆うべく底面部とその周囲を囲む側壁部とで内部空間が構成されたキャップ部と、前記空間内に形成されたインク吸収体と、前記キャップ部長手方向一端部付近に位置し、前記吐出口からインクを吸引するための吸引手段と連通する吸引口及び大気と連通する大気連通口を形成したインク吸引用キャップであって、前記キャップ部長手方向他端部付近に形成されたインク吸収体の吐出口方向における高さが、前記一端部付近のインク吸収体の吐出口方向における高さよりも高く形成されていることを特徴とするインク吸引用キャップである。
【0016】
請求項2記載の発明は、前記インク吸収体の端部は、前記キャップ部長手方向他端部側の側壁部の壁面に沿って立ち上がるように形成されるべく折り曲げて構成されていることを特徴とする請求項1記載のインク吸引用キャップである。
【0017】
請求項3記載の発明は、前記キャップ部は、底面部を略長方形とした略直方体形状で構成され、前記インク吸収体は、前記キャップ部長手方向一端部側の前記底面部を構成する短辺を一辺とする側壁部を除く全ての側壁部に沿って立設されていることを特徴とする請求項1又は2記載のインク吸引用キャップである。
【0018】
請求項4記載の発明は、前記インク吸収体は、前記底面部に沿って配置される部分と前記側壁部の壁面に沿って配置される部分とが別部材で構成されていることを特徴とする請求項1又は3記載のインク吸引用キャップである。
【0019】
請求項5記載の発明は、前記キャップ部長手方向他端部付近に形成されたインク吸収体の吐出口方向における前記底面部からの高さtは、隣接する側壁部の吐出口方向における前記底面部からの高さHに対して、
1/2H≦t<H
を満たす様、構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のインク吸引用キャップである。
【0020】
請求項6記載の発明は、前記インク吸収体は、前記一端側から前記他端側に向けて吐出口方向への高さが除々に増大していく様に設けられていることを特徴とする請求項1記載のインク吸引用キャップである。
【0021】
請求項7記載の発明は、請求項1〜6のいずれかに記載のインク吸引用キャップと、前記インク吸引用キャップに接続され、前記吐出口からインクを吸引する吸引力を発生する吸引手段とを備えたことを特徴とするインクジェットプリンタである。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
【0023】
図1は、本発明に係るインク吸引用キャップを示す断面図である。ここではインクジェットヘッドの吐出口面に密着した状態を示している。また、図2は、インク吸引用キャップの平面図である。
【0024】
インク吸引用キャップ1は、インクジェットヘッドHのインクを吐出する吐出口を有する吐出口面Haに密着し、該吐出口面Haを覆うべく、底面部11とその周囲を囲む側壁部12とで内部空間が構成されたキャップ部13が、全体としてゴム等の弾性部材により容器状に形成されている。ここでは略長方形の底面部11の周囲から側壁部12a〜12dが立設することで、略直方体形状のキャップ部13を示しているが、インクジェットヘッドHの吐出口面Haを密着してインク吸引可能であれば、特に限定されるわけではない。
【0025】
図1において、NはインクジェットヘッドHの吐出口面Haに形成されている吐出口の形成範囲を示しており、インク吸引用キャップ1のキャップ部13は、このインクジェットヘッドHにおける吐出口形成範囲Nよりも若干大きな範囲の吐出口面Haを密閉することができるように、該吐出口形成範囲Nの長さよりも長尺に形成されている。
【0026】
インク吸引用キャップ1の底面部11には、吸引口14及び大気連通口15が開口形成されている。一方の吸引口14は、吸引管14aによって図示しない吸引ポンプ等の吸引手段と連通しており、この吸引口14からキャップ部13内の空気を吸引し、インクジェットヘッドHの各吐出口からインクを吸引する。また、他方の大気連通口15は、大気連通管15aによって図示しない大気開放弁と連通しており、大気開放弁が閉じた状態で上記吸引口14からキャップ部13内の空気を吸引することで、該キャップ部13内を負圧にしてインクジェットヘッドHの各吐出口からのインク吸引を可能とし、大気開放弁を開放した状態では、大気連通管15aを介してキャップ部13内を大気開放させる。
【0027】
これら吸引口14及び大気連通口15は、図示するようにキャップ部13内において、キャップ部13の長手方向一端部付近に共に配置されている。ここで、キャップ部材13の長手方向一端部付近(又は他端部付近)とは、キャップ部材13の底面部11の長辺12b、12dの中点を結ぶ線X−X(図2参照)よりも短辺側、つまり12a、12cのどちらかにずれた位置をいう。
【0028】
勿論、ここでは説明上、底面部を略長方形のものを用いているが、要はキャップ部の、形状的に長い幅を有する方向の一端と他端付近の位置をいうものであり、一般的にはキャリッジの主走査方向とは直交する方向(副走査方向)で見た時のキャップ部幅対する中線に対して端部側にずれた位置をいう。図1、図2では、長手方向一端部は図示左端部、長手方向他端部は図示右端部をそれぞれ指す。
【0029】
インク吸引用キャップ1のキャップ部13内には、インク吸収体16が設けられている。インク吸収体16としては、インクを吸収可能で、吸収されたインクを吸引口14から吸引することにより排出可能な材料であれば特に問わない。例えば、発泡合成樹脂等により形成された多孔質の材料を用いることができ、具体的にはカネボウ社のベルイータ(商品名)を用いることができる。
【0030】
インク吸収体16は、キャップ部13内の底面部11の全面に形成されており、その底面部11の長手方向他端部付近に形成されたインク吸収体16の吐出口方向における高さが、長手方向一端部付近のインク吸収体16の吐出口方向における高さよりも高く形成されている。これにより、インク吸引用キャップ1が吐出口面Haに密着した時に、上記長手方向他端部付近に形成されたインク吸収体16は該吐出口面Haに近接するように構成されている。ここで、吐出口方向における高さとは、底面部11と垂直な面における底面部11からの距離をいう。
【0031】
このキャップ部13の長手方向他端部付近に形成されたインク吸収体16の吐出口方向における底面部11からの高さtは、隣接する側壁部12aの吐出方向における底面部11からの高さをHとした時、好ましい気泡除去効果を考慮すると、1/2H≦t<Hを満たす高さを有していることが好ましい。特に下限を下回る高さの場合には、気泡除去効果は優れているものの、インク吸収体16内部に保持されるインクが少なくなるため、インク吸引用キャップでキャップして長期間使用しない場合には、吐出口面が乾いてしまい、吐出口内のインクが乾いて固着してしまうという問題が発生し、上限を超えると、吐出口面と衝突する可能性が高くなるため、故障の原因となり易い。
【0032】
図1、図2に示すキャップ部13の長手方向他端部付近に形成されたインク吸収体16は、底面部11から長手方向他端部側の側壁部12aの壁面に沿って立ち上がるように形成される立設部16bを形成することによって、この部分の吐出口方向における高さを高く形成している。
【0033】
この立設部16bは、キャップ部13の底面部11に沿って形成されているインク吸収体16の端部を折り曲げることによって形成されているため、一枚の帯状のインク吸収体16の端部を単にL字状に折り曲げることによって容易に形成することができる利点がある。
【0034】
また、キャップ部13の底面部11に沿うインク吸収体16の底部16aとキャップ部13の側壁部12の壁面に沿う立設部16bとを独立した別部材として形成し、インク吸収体16の底部16aが設けられたキャップ部13内に、別に形成されたインク吸収体からなる立設部16bを、その長手方向他端部側の側壁部12aの壁面に沿うように位置させて設けるようにしてもよく、この場合は、インク吸収体16の底部16aと立設部16bの厚みを異ならせたり、それぞれ異なる材質のインク吸収体によって形成したりする等、インク吸収体16の設計の自由度を向上させることができる利点がある。
【0035】
また、このキャップ部13の長手方向他端部付近に形成されたインク吸収体16の側壁部12aからキャップ部13内への突出量(立設部16bの厚み)は、インクジェットヘッドHの吐出口形成範囲Nに達しない程度とされる。
【0036】
なお、図示するように、インク吸収体16の底部16aは吸引口14を覆うように設けられていると共に、大気連通口15はキャップ部13内に臨んで形成され、インク吸収体16の底部16aを貫通して大気連通管15aと連通されている。
【0037】
図3は、かかるインク吸引用キャップ1を備えたインクジェットプリンタ100の一例を示す模式図である。
【0038】
インクジェットヘッドHは、図示していないキャリッジに搭載されている。キャリッジは主走査方向に沿って往復移動すると共に、ここでは図3に示す上下方向に沿って移動可能に設けられており、このキャリッジの主走査方向に沿う往復移動及び上下移動によって、インクジェットヘッドHを主走査方向に沿って往復移動させ、その過程でインクを吐出することにより画像記録を行うと共に、上下方向に沿って移動させることにより、後述するようにインク吸引用キャップ1との密着及び離反動作を行う。
【0039】
このインクジェットヘッドHには、インクをインクパックの形態で貯留しているメインタンク101からインク供給管102を介してインクが供給される。このメインタンク101とインクジェットヘッドHとの間には、上流側からインク供給弁103、中間タンク104及びダンパー105が配設されている。
【0040】
インク供給弁103は、例えば電磁弁等のように電気的に開閉可能に構成された弁であり、メインタンク101から中間タンク104に供給されるインク量を調節する。
【0041】
中間タンク104は、メインタンク101がインクジェットヘッドHに供給されるインクを一旦貯留する。この中間タンク104には、図示しない中間タンクセンサーによってインク量が検知され、前記インク供給弁103の開閉制御によって常に一定量のインクが貯留されるようになっており、メインタンク101のインク残量に関わらず、インクジェットヘッドHに供給されるインク圧を一定にする。
【0042】
ダンパー105は、インクジェットヘッドHの主走査方向に沿う往復移動に伴うチューブの伸び縮み及びチューブ内のインクの加減速によるインク圧の変動を減衰させたり緩衝させたりする。
【0043】
インク吸引用キャップ1は、支持台106上において、そのキャップ部13の開口側がインクジェットヘッドHの吐出口面Haに対向するように載置されている。また、インク吸引用キャップ1と同じ支持体106上には、インクジェットヘッドHの吐出口面Haを清掃するためのゴム等の弾性を有する材料で形成されたブレード107が立設されている。
【0044】
インク吸引用キャップ1の吸引口14と連通する吸引管14aは、吸引手段である吸引ポンプ108と繋がっている。吸引ポンプ108によって吸引されたインク(以下、廃インクという。)は、廃インクタンク109に排出される。
【0045】
また、一端がインク吸引用キャップ1の大気連通口15と連通する大気連通管15aの他端は開口しており、所定間隔をおいて弁体110が配置されている。支持台106は、図示しない付勢ばねによってインクジェットヘッドHの吐出口面Haに向けて付勢されており、吐出口面Haに対して当接していない通常時では、大気連通管15aの他端は弁体110から離間されているが、インクジェットヘッドHが下降して吐出口面Haがインク吸引用キャップ1に当接し(リーク位置)、更に下降することによってインク吸引用キャップ1を付勢ばねに抗して押し下げると、大気開放管15aの他端が弁体110に当接して塞がれ、インク吸引用キャップ1のキャップ部13内を密閉するようになっている(キャッピング位置)。従って、この弁体110により大気開放弁が構成される。
【0046】
次に、かかるインク吸引用キャップ1によってインクジェットヘッドHからインク吸引を行う際の作用について図4及び図5を用いて説明する。図4(a)〜(c)はインク吸引時のインク吸引用キャップ1内の様子を示す模式図であり、図5はインク吸引時のシーケンスを示す図である。
【0047】
キャリッジがインク吸引用キャップ1が配置されている位置まで移動してくると、下降を開始し、これに伴って、インクジェットヘッドHの吐出口面Haは、画像記録を行う位置(キャリッジ位置)からリーク位置を経て、更にキャッピング位置まで下降する。これにより大気連通管15aは弁体110によって塞がれ、インク吸引用キャップ1のキャップ部13内は大気との連通が絶たれて密閉される。
【0048】
これと同時に吸引ポンプ108が作動して吸引管14aを介して吸引口14からインク吸収体16を介してキャップ部13内の空気を吸引し、該キャップ部13内を負圧にすると、インクジェットヘッドHの各吐出口からインクがキャップ部13内に吸引され、これにより、図4(a)に示すように吸引された廃インクAがキャップ部13内に貯留される。ここでの吸引時間は3.2secとした。
【0049】
この廃インクAには多数の気泡aが含まれている。吐出口からキャップ部13内に出た廃インクAは、狭い吐出口から広いキャップ部13内の空間に出て急激に流速が遅くなるため、吸引口14から最も遠い場所である長手方向他端部付近(図示右端部付近)にこの気泡aが集まる。
【0050】
キャップ部13内に所定量の廃インクAが吸引されて貯留されると、吸引手段の作動を一旦停止させて所定期間保持する。ここでは保持時間を15secとした。
【0051】
この保持期間の後、キャリッジは、インクジェットヘッドHの吐出口面Haをリーク位置まで上昇させる。これにより大気連通管15aの他端は、支持台106が付勢ばねの付勢力により上昇することで、弁体110から離れて開放される。これによりキャップ部13内に連通管15aを介して大気連通口15から空気が流入し、該キャップ部13内は大気開放される。ここで吸引ポンプ108は作動を再開し、吸引口14からキャップ部13内に貯留された廃インクAを吸引する。
【0052】
このとき、吸引口14及び大気連通口15は、キャップ部13内の長手方向一端部付近に共に配置されているため、大気連通口15からキャップ部13内を経て吸引口14に至る空気の流れ(インクの流路)は、図4(b)において点線で示すように形成される。すなわち、吸引口14及び大気連通口15から最も遠い長手方向他端部付近には、インク吸収体16の吐出口方向における高さの高い立設部16bが形成されているため、大気連通口15から流入した空気は、吸引口14と大気連通口15から最も遠い位置にあるインク吸収体16の立設部16bから底部16aを通って吸引口14から吸引される。従って、キャップ部13内の廃インクAは、吸引口14と大気連通口15から最も遠いインク吸収体16の立設部16bから底部16aを通って吸引口14から吸引される。
【0053】
その後、例えば40sec経過すると、キャリッジが再びキャリッジ位置まで上昇し、図4(c)に示すように、インク吸引用キャップ1はインクジェットヘッドHの吐出口面Haから離反される。この間も吸引ポンプ108による吸引は継続されている。このとき、キャップ部13内において吸引口14及び大気連通口15から最も遠い位置に集められた廃インクA中の気泡aは、インク吸収体16の立設部16bと接することによって消失し易くなり、更にこの立設部16bから吸引されることによって吸引除去され、離反時に吐出口面Haに付着したまま取り残されることはなくなる。
【0054】
キャリッジがキャリッジ位置まで上昇した後、支持台106は、インクジェットヘッドHの吐出口の配列方向に沿って移動することで、支持台106から立設するブレード107によって吐出口面Haを清掃(ワイプ)する。ここでは、キャリッジがキャリッジ位置まで上昇を開始してから10secの間、吸引ポンプ108による吸引を継続させ、ブレード107による清掃途中まで廃インクAの吸引を行った。
【0055】
このとき吐出口面Haには、上述した通り、廃インクA中の気泡aの付着はないため、ブレード107の弾性復元力によって該ブレード107に大量に付着した廃インクが飛び散って周囲を汚すようなことはない。従来では、このブレード107の弾性復元力によって飛び散った廃インクを回収するためのインク吸収体も別途設ける必要があったが、本発明によれば、かかるインク吸収体を別途設ける必要はない。
【0056】
本発明において、インク吸引用キャップ1のキャップ部13内に設けられるインク吸収体16は、少なくとも吸引口14及び大気連通口15から最も遠い長手方向他端部付近の吐出口方向における高さが、吸引口14及び大気連通口15が形成された長手方向一端部付近のインク吸収体の吐出口方向における高さよりも高く形成されていることが重要である。図1、2に示す態様では、インク吸収体16における吸引口14及び大気連通口15から最も遠い長手方向他端部に立設部16bを形成した態様を示したが、これに限定されない。
【0057】
図6〜図8は、他の態様に係るインク吸収体160〜163をそれぞれ収容したインク吸引用キャップ1の平面図である。
【0058】
図6に示すインク吸収体160は、キャップ部13の底面部11に沿うインク吸収体160の底部160aと、キャップ部13長手方向一端部側の前記底面部11を構成する短辺を一辺とする側壁部12cを除く全ての側壁部12a、12b及び12dの壁面に沿って立ち上がるように形成された立設部160b〜160dとを有している。
【0059】
インク吸収体160をこのように形成することによって、気泡が集まり易い吸引口14及び大気連通口15から最も遠い位置において、気泡を含む廃インクを、吐出口方向の高さが高く形成された立設部160b〜160dの3方向から吸引することができるため、気泡aの吸引除去効果を高めることができる。
【0060】
また、各立設部160b〜160dによってインク吸引用キャップ1のキャップ部13の内部容量が小さくなるため、インクジェットヘッドHの各吐出口からインクを吸引するための吸引力を小さくすることができ、吸引手段の小型化及び吸引のための動力コストの低減化を図り得るものとなる。
【0061】
図7に示すインク吸収体161は、底面部161a及び立設部161bは図6に示す底部160a及び立設部160bと同様であるが、立設部161c、161dが、吸引口14及び大気連通口15に近接する側の略半分を取り除いて形成されている。これによれば、上記同様に気泡aの吸引除去効果を高めながらも、インク吸収体の使用量を減らすことができる。
【0062】
図8に示すインク吸収体162は、キャップ部13の底面部11に沿うインク吸収体162の底部162aと、キャップ部13における底面部11の周囲を囲む各側壁部12a〜12dのそれぞれの壁面に沿って立ち上がるように形成される立設部162b〜162eとを有している。これによれば、キャップ部13内の空間を実質的に最も小さくすることができ、また、インクがインク吸収体162と接する部分が多くなることから、気泡は消失し効果が高く、気泡の吸引効果を一層高める効果がある。
【0063】
これらインク吸収体160、161、162は、図1、図2に示したインク吸収体16と同様、キャップ部13の側壁部12の壁面に沿う各立設部160b〜160d、161b〜161d、162b〜162eを、キャップ部13の底面部11に沿う底部160a、161a、162aの端部を折り曲げることによって一体に形成してもよいし、該底部160a、161a、162aとは別部材として形成するようにしてもよい。
【0064】
図9は、他の態様に係るインク吸収体163を収容したインク吸引用キャップ1の断面図である。このインク吸収体163は、吸引口14及び大気連通口15が設けられた長手方向一端(図示左端)側から該吸引口14及び大気連通口15から最も遠い長手方向他端(図示右端)側に向けて、吐出口方向の高さが徐々に増大していく様に設けられている。従って、このインク吸収体163では、吸引口14及び大気連通口15から最も遠い長手方向他端部163a側が、吸引口14及び大気連通口15付近よりもインクジェットヘッドHの吐出口面Haに近接している。
【0065】
この態様によれば、吸引口14から遠くなるに従って吐出口面Haとの距離が小さくなるため、インク吸引時のインクの流速を吸引口14から遠ざかるに従って次第に速することができ、これにより廃インク中の気泡の抜けを一層良好にすることができる。
【0066】
図6〜図8に示すインク吸収体16、160、161、162において、各立設部160b〜160d、161b〜161d、162b〜162eを折り曲げ形成した場合、インク吸引用キャップ1のキャップ部13内に収容した際に、それらインク吸収体16、160、161、162がキャップ部13内に保持されるようにするため、インク吸引用キャップ1の側壁部12にキャップ部13内に臨んでインク吸収体16、160、161、162を押さえるための突起(図示せず)を設けておき、インク吸収体16、160、161、162には、この突起と係合する係合穴を開設することも好ましい。
【0067】
係合穴の一例を図10に示す。図10は、各立設部160b〜160dを折り曲げ形成した場合の図6に示すインク吸収体160の展開図を示している。係合穴16Aは、立設部160aを除く立設部160c、160dにおける折り曲げ部付近に開口形成されている。これら係合穴16Aと側壁部12に形成された突起との係合によって、インク吸収体160をキャップ部13内に簡単に保持しておくことができる。また、他のインク吸収体161、162についても同様に係合穴16Aを形成することができる。
【0068】
更に、図9に示すインク吸収体163をキャップ部13内に保持する場合は、上記突起と係合するように、インク吸収体163の側面に係合凹部を形成すればよい。
【0069】
【発明の効果】
本発明によれば、インクジェットヘッドの吐出口面から吸引されたインク中の気泡を、吐出口面に残存させることなく、効率良くインク吸引用キャップ内から吸い出すことのできるインク吸引用キャップ及びこれを備えたインクジェットプリンタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインク吸引用キャップを示す断面図
【図2】インク吸引用キャップの平面図
【図3】インク吸引用キャップを備えたインクジェットプリンタの一例を示す模式図
【図4】(a)〜(c)はインク吸引時のインク吸引用キャップ内の様子を示す模式図
【図5】インク吸引時のシーケンスを示す図
【図6】他の態様に係るインク吸収体を収容したインク吸引用キャップの平面図
【図7】他の態様に係るインク吸収体を収容したインク吸引用キャップの平面図
【図8】他の態様に係るインク吸収体を収容したインク吸引用キャップの平面図
【図9】他の態様を示すインク吸収体を収容したインク吸引用キャップの断面図
【図10】他の態様に係るインク吸収体を展開した状態を示す平面図
【符号の説明】
1:インク吸引用キャップ
11:底面部
12:側壁部
13:キャップ部
14:吸引口
14a:吸引管
15:開放口
15a:大気連通管
16、160、161、162、163:インク吸収体
16a、160a、161a、162a:底部
16b、160b〜160d、161b〜161d、162b〜162e:立設部
16A:係合穴
A:インク
a:気泡
H:インクジェットヘッド
Ha:吐出口面
N:吐出口形成範囲

Claims (7)

  1. インクを吐出する吐出口を有する吐出口面に密着して前記吐出口を覆うべく底面部とその周囲を囲む側壁部とで内部空間が構成されたキャップ部と、前記空間内に形成されたインク吸収体と、前記キャップ部長手方向一端部付近に位置し、前記吐出口からインクを吸引するための吸引手段と連通する吸引口及び大気と連通する大気連通口を形成したインク吸引用キャップであって、
    前記キャップ部長手方向他端部付近に形成されたインク吸収体の吐出口方向における高さが、前記一端部付近のインク吸収体の吐出口方向における高さよりも高く形成されていることを特徴とするインク吸引用キャップ。
  2. 前記インク吸収体の端部は、前記キャップ部長手方向他端部側の側壁部の壁面に沿って立ち上がるように形成されるべく折り曲げて構成されていることを特徴とする請求項1記載のインク吸引用キャップ。
  3. 前記キャップ部は、底面部を略長方形とした略直方体形状で構成され、前記インク吸収体は、前記キャップ部長手方向一端部側の前記底面部を構成する短辺を一辺とする側壁部を除く全ての側壁部に沿って立設されていることを特徴とする請求項1又は2記載のインク吸引用キャップ。
  4. 前記インク吸収体は、前記底面部に沿って配置される部分と前記側壁部の壁面に沿って配置される部分とが別部材で構成されていることを特徴とする請求項1又は3記載のインク吸引用キャップ。
  5. 前記キャップ部長手方向他端部付近に形成されたインク吸収体の吐出口方向における前記底面部からの高さtは、隣接する側壁部の吐出口方向における前記底面部からの高さHに対して、
    1/2H≦t<H
    を満たす様、構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のインク吸引用キャップ。
  6. 前記インク吸収体は、前記一端側から前記他端側に向けて吐出口方向への高さが除々に増大していく様に設けられていることを特徴とする請求項1記載のインク吸引用キャップ。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載のインク吸引用キャップと、前記インク吸引用キャップに接続され、前記吐出口からインクを吸引する吸引力を発生する吸引手段とを備えたことを特徴とするインクジェットプリンタ。
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