JP2004512552A - 8反射鏡型マイクロリソグラフィ用投影光学系 - Google Patents
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Abstract
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、請求項1の前提部分おいて書き部に記載のマイクロリソグラフィ用投影光学系、請求項18に記載の投影露光装置、ならびに請求項19に記載のチップの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
193nmより短い波長を用いたリソグラフィ、とりわけ使用する波長λがλ=11nm、ないしはλ=13nmとされた極短紫外線(EUV)リソグラフィが、130nm未満、とくに100nm未満の構造を結像するための実現可能な技術として論じられるようになってきている。リソグラフィの光学系の解像度(RES)は、下記の式で記述される:
【数1】
ここで、k1はリソグラフィ工程における固有の係数であり、λは入射する光の波長、NAは系(光学系)の像側の開口数を表す。
【0003】
極短紫外線(EUV)領域における結像光学系には、光学要素として、主に多層膜を用いた反射系が用いられる。多層膜系としては、波長λ=11nmでは特にMo/Be系が、波長λ=13nmではMo/Si系が好適に用いられている。
【0004】
使用される多層膜の反射率は、現在最大でおよそ70%程度の値であるため、EUVマイクロリソグラフィに用いられる投影光学系(投影対物系)には、光学要素をできるだけ少なくして十分な光量を得ることが要求される。
【0005】
他方、できるだけ高い解像度を得るには、光学系ができるだけ大きな像側の開口を有していなければならない。
【0006】
リソグラフィ光学系に関して好ましいのは、投影光学系の内部での光線径路が、影が作られない、すなわち食が起こらない状態とされている場合である。とりわけ、通過領域、それも特に開口部を持った反射鏡は、投影光学系(投影対物系)に設けられるべきではない。というのも、通過領域によって影がつけられるからである。通過領域を持った反射鏡がこの対物系に無ければ、対物系は食の無い光線径路を有し、対物系の射出瞳は影が作られない状態となる。しかも、こういった影が作られない系の開口絞りに、あるいは、この開口絞りに対して共役な面に、影をつける装置を配置する必要がない。いわゆるシュバルツシルト反射鏡系等、影が作られた射出瞳を有する系の欠点は、所定の大きさの構造が、制限されてしか結像されないということにある。射出瞳は、開口絞りと像面との間の光線径路中に存在する対物系の構成部分によって結像される開口絞りの像として定義されている。
【0007】
例えば、米国特許第5,315,629号明細書、あるいは、欧州特許第0480617号明細書より、マイクロリソグラフィ用の4反射鏡系が公知となっている。この種の光学系ではしかしながら、少なくとも1mmの走査スリット幅のフィールドの十分な大きさでは、像側の開口数がNA=0.1の値にしかならない。従って、10〜30nmの波長を有したX線光を用いる場合、解像度の限界は70nm程度である。
【0008】
マイクロリソグラフィ用の6反射鏡系が、以下の刊行物、米国特許第5153898号明細書、欧州特許出願公開第0252734号明細書、欧州特許出願公開第0947882号明細書、米国特許第5686728号明細書、欧州特許出願公開第0779528号明細書、米国特許第5815310号明細書、国際公開第99/57606号パンフレット、及び米国特許第6033079号明細書より公知となっている。
【0009】
上記の類の6反射鏡系の光学系は、像側の開口数が0.3より小さい値を有している。これにより、10〜30nmの波長を有したX線を用いる場合には、30nm程度の解像度が得られる。
【0010】
4反射鏡系でも、6反射鏡系でも、これらの光学系のさらなる欠点は、これらの光学系が収差を補正するための手段をほとんど持たないという点である。
【0011】
米国特許第5,686,728号明細書により、8枚の反射鏡を有するマイクロリソグラフィ用投影光学系が公知となっている。この投影光学系は、像側の開口数としてNA=0.55という高い値を有している。もっとも、この米国特許第5,686,728号明細書に開示された投影光学系は、126nmより大きな波長にのみ適している。というのも、例えば、オブジェクトフィールドの中心で対称軸線上に位置するフィールド点の主光線の入射角があまりに大きく、このため、10〜30nmのEUV波長領域で、この8枚反射鏡系を用いることができないからである。米国特許第5,686,728号明細書による光学系のさらなる欠点は、全ての8枚の反射鏡が非球面に形成され、さらに、物側の開口数が0.11の場合に、物体における主光線の角度(主光線角)が13°の値を有するということである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の第一の課題は、従来より知られたEUVマイクロリソグラフィ用投影光学系に比べて、大きな開口数、ならびに、収差を補正する手段が改善されている点において優れ、かつ10〜30nmの領域の極短紫外線の短い波長を用いたリソグラフィに適した投影光学系を提供することにある。
【0013】
本発明のさらなる課題は、193nm以下の波長によるリソグラフィに用いられ、大きな開口数を有するとともに、容易に製造することのできるマイクロリソグラフィ用投影光学系を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
第一の課題は、本発明により、10〜30nmの領域の波長による極短紫外線リソグラフィのためのマイクロリソグラフィ用投影光学系(投影対物系)を用い、このマイクロリソグラフィ用投影光学系が、4枚もしくは6枚の反射鏡の代わりに、8枚の反射鏡を有していることによって解決される。
【0015】
本発明者らは、驚くべきことに、このような対物系(対物光学系)によって、十分な光量が得られるようになるとともに、高解像度に対する要求を満たすために、十分な大きさの開口数、ならびに収差を補正する十分な手段が自由に使えるようになるという知見を得て本発明に至った。
【0016】
できるだけ大きな解像度を得るために、好ましい実施態様においては、投影光学系の像側の開口数は、0.2より大きいものとされている。
【0017】
オブジェクトフィールドの中心かつ対称軸線上に位置するフィールド点の主光線の入射角を小さく保つために、本発明による投影光学系の像側の開口数は有限とされ、具体的にはNA<0.5とされていることが好ましい。
【0018】
光線束を光軸(HA)の方向に強制的に向けるため、また、使用領域が軸から離れた所にできることを可能な限り防ぐため、とりわけ好ましい実施態様においては、投影光学系は、オブジェクトフィールドとイメージフィールドとの間における該投影光学系の光線径路内に、少なくとも一つのオブジェクトフィールドの中間像が結像されるように構成されている。
【0019】
反射鏡の使用領域とは、本明細書中、当該投影光学系を通して導かれる光線が当たる反射鏡の部分のことをいう。使用領域の距離とは、本明細書中、中心のフィールド点の主光線が当たる位置の、光軸からの距離のことをいう。
【0020】
本発明に係る投影光学系の第一の反射鏡上への入射角を小さく保つために、とりわけ好ましい実施態様においては、光線径路中における第1の反射鏡と第3の反射鏡との間に、好ましくは第1の反射鏡上もしくは第1の反射鏡付近に、あるいは第2の反射鏡上もしくは第2の反射鏡付近に、絞りが配置されている。「付近」とは、本明細書中、隣接して配置される各反射鏡から当該絞りまで所定距離があることと解し、上流側の反射鏡から当該絞りに近い各反射鏡までの距離の1/10よりも前記距離が小さいことをいう。例えば、「S2付近」とは、
【数2】
が成り立つことを意味している。このような配置により、第1、第2、及び第3の反射鏡上への入射角を低減するような、上流側の対物系の構成部分における複数光束の最小限の分離が実現される。さらに、絞りがこのように配置されることによって、第3の反射鏡の使用領域が、光軸の直ぐ下側、かつ第1の反射鏡S1の使用領域に対して概ね鏡像的に位置することになる。この特性により、第4及び第5の反射鏡への入射角も低減する。というのも、光軸からの光線束の距離は、第4及び第5の反射鏡の間で最小となるからである。
【0021】
上記反射鏡への小さい入射角を実現するために好ましいのは、さらに、反射鏡の使用領域の距離が小さく保たれている場合である。距離は、適当なスケーリングで任意に変更することができるので、本明細書中、距離は、対物系の長さ寸法に対する大きさの比によって表現される。とりわけ好ましいのは、以下の関係、
使用領域の距離の大きさ < 0.3×長さ寸法
とくに、
使用領域の距離の大きさ < 0.25×長さ寸法
が満たされている場合である。というのも、これにより特に小さな角度が生成されるからである。
【0022】
本発明のさらに発展した実施態様において、少なくとも一つの反射鏡の曲率半径は、該投影光学系の長さ寸法よりも大きく選択される。光学系の長さ寸法とは、本明細書中、結像対象の物体から、この物体の像までの距離のことである。とりわけ好ましいのは、この曲率半径に対する条件が、第2、第3、及び第4の反射鏡の曲率半径に対して当てはまる場合で、この結果、第1の反射鏡から第2の反射鏡への、及び第3の反射鏡から第4の反射鏡への光線束の複数径路が、略平行になる。このような構成により、複数光線束の分離が最小限となり、大きな走行区間が実現される。走行区間とは、本明細書中、光学的な光線径路内で連続して並んだ二つの反射鏡の間の頂点の距離である。これが、反射鏡上への入射角が小さくなるのに役立っている。
【0023】
本発明のさらに発展した実施態様において、上記マイクロリソグラフィ用投影光学系は、物体における主光線角が、物側の開口NAOの値の2倍より小さくなるように構成される。斯かる構成が好ましいのは、このような構成により、影が作られる影響がマスク上において低減されるためである。
【0024】
特に好ましいのは、上記投影光学系が二つの中間像を有する場合である。二つの中間像を有した光学系における第1の中間像は、第2の反射鏡及び第3の反射鏡の間に形成されることが好ましい。これにより、第1、第2、第3、及び第4の反射鏡が軸に近い使用領域を持つようになる。第5、第6、第7、及び第8の反射鏡を有する後続の対物光学系の構成部分においても、できるだけ多くの反射鏡に関して軸に近い使用領域を確保するためには、光線径路内において第2の中間像が第6及び第7の反射鏡の間に形成されるように上記投影光学系が構成されていることが好ましい。特に好ましいのは、二つの中間像を有した光学系において、オブジェクトフィールドの中心かつ対称軸線上に位置するフィールド点の主光線の入射角が20°より小さい場合である。
【0025】
二つの中間像を有した本発明の一態様においては、8枚の反射鏡の表面の少なくとも一つは球面に形成されている。
【0026】
とくに好ましいのは、対物光学系の一つ又は複数の反射鏡が球面に形成されており、この球面の反射鏡の使用領域が投影光学系の光軸から最も遠くに離れている場合である。というのも、使用領域が光軸のかなり外側に位置している場合の偏心位置の非球面度を干渉によって検査できるかどうかは、使用領域が光軸から遠く離れれば離れるほど難しくなるからである。
【0027】
第2及び第3の反射鏡の間、そして、第6及び第7の反射鏡の間に二つの中間像を有する光学系においては、第6の反射鏡が、最も軸から離れた使用領域を有した反射鏡となる。斯かる実施態様においては、第6の反射鏡は、干渉による検査が容易であることから球面に成形されることが好ましい。
【0028】
投影光学系の他にも、本発明は、投影露光装置を提供する。この投影露光装置は、リングフィールドを照明するための照明装置と、本発明に係る投影光学系とを有している。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づき詳述する。
【0030】
図1に、本明細書中、使用領域ならびに使用領域の直径と称されるものを示す。
【0031】
図1には、投影光学系の反射鏡上に照明されたフィールド1として、腎臓の形をしたフィールドが一例として示されている。本発明に係る対物光学系をマイクロリソグラフィ用投影露光装置に用いる場合、このような形状が使用領域として得られるはずである。包絡円2は、この腎臓の形を完全に取り囲んで、2点6,8でこの腎臓の形をした境界線10に接している。包絡円は、使用領域を取り囲むいつも最小の円とされている。この包絡円2の直径が使用領域の直径Dを与える。
【0032】
図2には、投影光学系の物体面内における、投影露光装置のオブジェクトフィールド11が示されている。このオブジェクトフィールドは、本発明に係る投影光学系を用いることで、例えばウェハ等の感光性物体が配置された像面に結像される。イメージフィールドの形状は、オブジェクトフィールドの形状に対応している。マイクロリソグラフィによく用いられるような縮小光学系の場合、イメージフィールドは、予め設定された因子だけオブジェクトフィールドに対して縮小される。オブジェクトフィールド11は、リングフィールドの一部のセグメントの形を有している。このセグメントは、一つの対称軸線12を有している。
【0033】
図2にはさらに、物体面または像面に張られた軸としてx軸及びy軸が記されている。図2から分るように、リングフィールド11の対称軸線12は、y軸方向に延びている。また、y軸は、リングフィールド・スキャナとして設けられたEUV投影露光装置の走査方向にも一致している。x軸の方向は、物体面内で走査方向に直交する方向に向いている。図2にはさらに、x軸方向の単位ベクトルxが記されている。
【0034】
光学系の光軸HAは、z軸の方向に延びている。
【0035】
図3に、投影光学系の第一の実施形態を示す。この投影光学系は、λ=10〜30nmの波長を有した極短紫外線(EUV)領域で使用することができ、全ての反射鏡への入射角が小さいという点で優れている。
【0036】
投影光学系によって、例えばウェハ等を置くことができる像面102に、物体面100内の物体が結像される。本発明に係る投影光学系は、第1の反射鏡S1、第2の反射鏡S2、第3の反射鏡S3、第4の反射鏡S4、第5の反射鏡S5、第6の反射鏡S6、第7の反射鏡S7、及び第8の反射鏡S8を備えている。図3に示される実施形態においては、全ての反射鏡S1,S2,S3,S4,S5,S6,S7,S8は、非球面の反射鏡として形成されている。この光学系は、中間像Z1を第5の反射鏡S5及び第6の反射鏡S6の間に有している。図3にさらに示されているのは、右手系とされたx,y,z座標系のy方向およびz方向である。このz軸は、光軸HAに対して平行に延び、さらに、z軸の方向は、物体面100から像面102の方を指している。y軸は、オブジェクトフィールド11の対称軸線12に対して平行に延びている。このオブジェクトフィールド11は、図2に示されている。y軸の方向は、光軸HAからオブジェクトフィールド11の方に向いている。加えて、図3には、第1の反射鏡S1に対して、単位ベクトルn 1 前及びn 2 後が示されている。これらの単位ベクトルによって、第1の反射鏡での反射の前と後の主光線CRの方向が与えられる。主光線CRは、図2に示されたオブジェクトフィールド11の中心の対称軸線12上の物点から出射し、イメージフィールドまで延びている。他の反射鏡S2〜S8に対しても、同じようにして単位ベクトルが与えられる。
【0037】
この光学系は、光軸HAに対して中心合わせされ、像側で、つまり像面102でテレセントリックとされている。像側でテレセントリックとは、主光線CRが、略90°ないしは90°近くの角度を有して像面102に当たることをいう。主光線CRは、該主光線が光軸から離れて延びるように第4の反射鏡S4で反射される。
【0038】
特性値Ciとして、反射鏡に対して次のような不等式:C1>0,C2<0,C3>0,C4<0,C5<0,C6>0,C7<0,C8>0が得られる。これらの特性値は、第iの反射鏡上に入射する主光線の方向を有する単位ベクトルn i 前 及び第iの反射鏡上で反射された主光線の方向を有する単位ベクトルn i 後の間のベクトル積と、x軸方向の単位ベクトルxとによるスカラー積として、
Ci=x・(n i 前×n i 後)
と定義されている。分かりやすく言えば、Ciの値は、反射鏡上に当たる主光線CRがy軸の正の方向に反射されるのか、それともy軸の負の方向に反射されるのかについての情報を与える。このとき、主光線CRが物体面100の方向から当たるのか、それとも像面102の方向から当たるのかということに注意すべきである。主光線が物体面100の方向から反射鏡に当たってy軸の負の方向に反射される場合には、Ci>0が成り立っている。主光線が物体面100の方向から反射鏡上に当たってy軸の正の方向に反射される場合には、Ci<0が成り立っている。主光線が像面102の方向から反射鏡上に当たってy軸の正の方向に反射される場合には、Ci>0が成り立っている。主光線が像面102の方向から反射鏡上に当たってy軸の負の方向に反射される場合には、Ci<0が成り立っている。
【0039】
反射鏡系の内部で多層膜によって引き起こされる波面収差や光損失をできるだけ低く抑えるため、中心のフィールド点の主光線CRが各反射鏡表面に当たる角度は、図3の実施形態の場合、26°より小さいものとされている。中心フィールド点の主光線の入射角は、以下の表1に与えられている。
【表1】
【0040】
図3に示される8反射鏡型対物光学系(対物系)は、NA=0.4の像側の開口で、1mmの走査スリット幅を有している。個々の反射鏡上での入射角を最小限にするために、以下のように対処した。物体100における主光線の角度を最小限にして、このとき物体側の開口をNAO=0.1の大きさにする。これにより、第1の反射鏡上における入射角が最小となる。設定された物側の開口数NAO=0.1では、物体での主光線の最大角は6.1°にすぎず、従って、米国特許第5,686,728号明細書で示されるような、物体における最大の主光線角13°に比べ、はるかに小さいものになる。
【0041】
物理的な絞りは、第2の反射鏡S2上に配置されている。これにより、対物系の上流側の構成部分での複数光線束の最小限の分離が実現でき、第1、第2、及び第3の反射鏡への入射角が低減される。さらに、例えば米国特許第5,686,728号明細書に記載された126nmより長い波長用の8反射鏡型対物系と異なり、斯かる構成によって、S3の使用領域が、光軸の真下かつ使用領域S1に対して略鏡像的に位置するようになる。斯かる手段を講じることによって、S4上及びS5上への入射角もまた低減される。というのも、光軸からの光線束の距離は、S4とS5との間で最小となるからである。個々の反射鏡セグメントの使用領域は、図4a〜図4hに示されている。ここで、図3に示された8反射鏡型対物系の実施形態における反射鏡S1上の使用領域が図4aに、反射鏡S2上の使用領域が図4bに、反射鏡S3上の使用領域が図4cに、反射鏡S4上の使用領域が図4dに、反射鏡S5上の使用領域が図4eに、反射鏡S6上の使用領域が図4fに、反射鏡S7上の使用領域が図4gに、そして、反射鏡S8上の使用領域が図4hに示されている。図4a〜4hから明らかに分かるように、反射鏡S1からS8までの全ての使用領域は、影が作られない、つまり食が無い。このことは、物体面から像面へと対物系を通りかつ物体面内のオブジェクトフィールドを像面内のイメージフィールドに結像させる光束の光線径路に影が作られない、つまり食が無いことを意味する。
【0042】
さらに、反射鏡S2〜S4うちの少なくとも一つの曲率半径は、好ましくは、投影光学系の長さ寸法よりも大きいものが選ばれ、これにより、できるだけ長い走行区間が形成されて、反射鏡S1からS2に向かう、及び反射鏡S3からS4に向かう複数光線束径路が略平行になる。同じことがS2からS3に向かう、そしてS4からS5に向かう複数光線束径路についても当てはまる。また、このことから、複数光線束の最小限の分離が得られる。
【0043】
波面は、0.030λより小さい最大の二乗平均値を有している。歪曲は、走査スリット上で最大1nmの値にまで修正され、3次多項式の形をしており、その結果、走査工程を経て均される動的な歪曲が最小化される。イメージフィールドの湾曲は、ペッツヴァル条件を考慮して修正される。
【0044】
図3に示される対物光学系の詳しいデータは、Code−V形式で表2及び表3に与えられている。
【表2】
【表3】
【0045】
図5に、反射鏡S1,S2,S3,S4,S5,S6,S7及びS8を備えた本発明に係る8反射鏡型対物系の第二の実施形態を示す。図3におけるものと同じ部材には、同じ符号が付されている。特にx軸、y軸、及びz軸、そして特性値は、図3で述べたものと同様に定義されている。特性値Ciは、図3に関する記載と同様に定義されており、C1>0,C2<0,C3<0,C4>0,C5<0,C6>0,C7>0,C8<0が成り立っている。
【0046】
8反射鏡型対物系をできるだけ低コストで製造するために、そして、干渉による検査を確実に可能にするために、この対物系においては、軸から最も離れた使用領域を有する反射鏡が球面に形成されている。
【0047】
入射角を小さく保つため、そして、光線束を光軸の方向に強制的に向けるため、さらに、これによって軸から遠い使用領域が生じるのを制限するため、図5による実施形態は、二つの中間像Z1,Z2を有している。
【0048】
二つの中間像を有する図5に示された実施形態の場合、反射鏡S1,S2,S3,S4,S5、ならびにS7及びS8は、非球面形に形成されている。これに対して、軸から最も遠い位置に使用領域を有している反射鏡S6は、球面に形成されている。この系は、NA=0.4の像側の開口を有している。図5における実施形態を見れば、反射鏡S2及びS3の間の第1の中間像によって、最初の4枚の反射鏡S1,S2,S3,S4が軸に近い使用領域を有するようになることが分かるであろう。対物系の下流側の開口の大きな構成部分においてだけでは、第2の中間像Z2を用いてこれほど確実に軸に近い使用領域を持たせるようにはできない。こうして、第6の反射鏡S6は、軸から遠い使用領域を有している。反射鏡S6が非球面として形成されると、軸上の検査光学系を用いて第6の反射鏡を検査することは困難となろう。このため、本発明により、この反射鏡S6は球面に形成されている。中心のフィールド点の主光線の入射角は、以下の表4に掲げられている。
【表4】
【0049】
個々の反射鏡セグメントの使用領域は、図6a〜図6hに示されている。ここで、図5に示された8反射鏡型対物光学系の実施形態における反射鏡S1上の使用領域が図6aに、反射鏡S2上の使用領域が図6bに、反射鏡S3上の使用領域が図6cに、反射鏡S4上の使用領域が図6dに、反射鏡S5上の使用領域が図6eに、反射鏡S6上の使用領域が図6fに、反射鏡S7上の使用領域が図6gに、そして、反射鏡S8上の使用領域が図6hに示されている。図6a〜6hから明らかに分かるように、反射鏡S1からS8までの全ての使用領域は、影が作られない、つまりは食が無い。このことは、物体面から像面へと対物系を通りかつ物体面内のオブジェクトフィールドを像面内のイメージフィールドに結像させる光束の光線径路に影が作られない、つまり食が無いことを意味する。
【0050】
図5に示される対物光学系の詳しいデータは、Code−V形式で表5及び表6に与えられている。
【表5】
【表6】
【0051】
本発明による上記のいずれの実施形態の場合においても、反射鏡への小さな入射角を実現するために、反射鏡の使用領域の距離は、小さく抑えられていることが好ましい。この距離は、適当なスケーリングで任意に変更することができるので、ここでは、距離は、対物系の長さ寸法に対する大きさの比によって表現される。以下の表7には、使用領域の距離と長さ寸法との比の大きさが、二つの実施形態における全ての反射鏡について挙げられている。
【表7】
【0052】
図7には、本発明に係る8反射鏡型投影光学系200を備えたマイクロリソグラフィ用投影露光装置が示されている。照明光学系202は、例えば「Beleuchtungssystem, insbesonders fuer die EUV−Lithographie」と題した欧州特許出願第99106348.8号明細書、あるいは、「Illumination system particulary for EUV−Lithography」と題した米国特許出願第09/305,017号明細書に記載されているように構成されてもよい。これらの開示内容は、本明細書に包括的に取り込まれている。このような類の照明光学系は、EUV光源204を備えている。EUV光源の光は、集光反射鏡206によって集光される。そして、フィールドハニカムと称される網目状素子(ラスタ素子)を備えた第1の反射鏡207と、瞳ハニカムと称される網目状素子(ラスタ素子)を備えた第2の反射鏡208と、反射鏡210とによってレチクル212が照明される。レチクル212から反射された光は、本発明に係る投影光学系によって、感光性の層を有するホルダ214に結像される。
【0053】
本発明により、λ=11〜30nmを持つEUV波長領域で使用可能な点において優れかつ構成上及び製造上の技術的な観点から見て特に好ましい、コンパクトな投影光学系を実現する8枚の反射鏡を有した投影光学系がはじめて提供される。
【0054】
加えて、本発明に係る投影光学系は、影が出来ない、すなわち食の起こらない光線径路を実現しながら同時に大きな開口が得られるという点で優れている。これにより、影が作られない射出瞳が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】反射鏡の使用領域の定義を説明するための図である。
【図2】対物光学系の物体面、または像面におけるフィールドの形状を示す図である。
【図3】本発明に係る投影光学系の第一の実施形態を示す図であって、中間像を有する8枚の反射鏡を用いた投影光学系を示す図である。
【図4a】第一の実施形態における第1の反射鏡S1の使用領域を示す図である。
【図4b】第一の実施形態における第2の反射鏡S2の使用領域を示す図である。
【図4c】第一の実施形態における第3の反射鏡S3の使用領域を示す図である。
【図4d】第一の実施形態における第4の反射鏡S4の使用領域を示す図である。
【図4e】第一の実施形態における第5の反射鏡S5の使用領域を示す図である。
【図4f】第一の実施形態における第6の反射鏡S6の使用領域を示す図である。
【図4g】第一の実施形態における第7の反射鏡S7の使用領域を示す図である。
【図4h】第一の実施形態における第8の反射鏡S8の使用領域を示す図である。
【図5】本発明に係る投影光学系の第二の実施形態を示す図であって、7枚の非球面反射鏡、及び1枚の球面反射鏡、ならびに二つの中間像を有する投影光学系を示す図である。
【図6a】第二の実施形態における第1の反射鏡S1の使用領域を示す図である。
【図6b】第二の実施形態における第2の反射鏡S2の使用領域を示す図である。
【図6c】第二の実施形態における第3の反射鏡S3の使用領域を示す図である。
【図6d】第二の実施形態における第4の反射鏡S4の使用領域を示す図である。
【図6e】第二の実施形態における第5の反射鏡S5の使用領域を示す図である。
【図6f】第二の実施形態における第6の反射鏡S6の使用領域を示す図である。
【図6g】第二の実施形態における第7の反射鏡S7の使用領域を示す図である。
【図6h】第二の実施形態における第8の反射鏡S8の使用領域を示す図である。
【図7】本発明に係る対物光学系を有する投影露光装置の概略構成図である。
【符号の説明】
1・・・フィールド
11・・・オブジェクトフィールド
100・・・物体面
102・・・像面
200・・・投影光学系(対物光学系、対物系)
202・・・照明光学系(照明装置)
204・・・EUV光源
214・・・ホルダ(保持システム)
B・・・絞り
CR・・・主光線
HA・・・光軸
S1〜S8・・・第1〜第8の反射鏡
Z1,Z2・・・中間像
Claims (39)
- 10〜30nmの領域の波長によるEUVリソグラフィに用いられ、物体面内のオブジェクトフィールドを像面内のイメージフィールドに結像させるためのマイクロリソグラフィ用投影光学系において、
第1の反射鏡(S1)、第2の反射鏡(S2)、第3の反射鏡(S3)、第4の反射鏡(S4)、第5の反射鏡(S5)、第6の反射鏡(S6)、第7の反射鏡(S7)、及び第8の反射鏡(S8)を備え、前記物体面から前記像面まで食の無い光線径路が得られるように構成されていることを特徴とするマイクロリソグラフィ用投影光学系。 - 請求項1に記載のマイクロリソグラフィ用投影光学系において、
影が作られない射出瞳を有していることを特徴とするマイクロリソグラフィ用投影光学系。 - 請求項1または請求項2に記載のEUVリソグラフィに用いられるマイクロリソグラフィ用投影光学系において、
前記物体面から前記像面までの間に、絞り(B)を有していることを特徴とするマイクロリソグラフィ用投影光学系。 - 請求項3に記載のEUVリソグラフィに用いられるマイクロリソグラフィ用投影光学系において、
前記絞り(B)は、円形ないし円形に近い形状とされていることを特徴とするマイクロリソグラフィ用投影光学系。 - 請求項3または請求項4に記載のマイクロリソグラフィ用投影系において、
前記絞り(B)は、好ましくは、前記第1の反射鏡(S1)の上か又はその近くに、あるいは、前記第2の反射鏡(S2)の上か又はその近くに配置されていることを特徴とするマイクロリソグラフィ用投影系。 - 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のマイクロリソグラフィ用投影系において、
前記オブジェクトフィールドは、光軸(HA)に対して垂直な対称軸線を有したリングフィールドのセグメントをなし、
前記オブジェクトフィールドの中心における前記対称軸線上に一つの物点が定められ、この物点から、イメージフィールドまで延びる主光線(CR)が出射し、
当該マイクロリソグラフィ用リソグラフィ投影光学系に対してx軸、y軸、及びz軸を有する右手座標系が定められ、
前記z軸は、前記光軸に対して平行に延び、かつ該z軸の方位は、前記オブジェクトフィールドから前記イメージフィールドの方に向き、
前記y軸は、前記対称軸線に対して平行に延び、かつ該y軸の方位は、前記光軸から前記オブジェクトフィールドの方に向き、
前記反射鏡i(i=1〜8)のそれぞれに対して一つの特性値Ciが与えられ、該特性値Ciは、第iの反射鏡上に入射する主光線の方向を有する単位ベクトルn i 前 及び第iの反射鏡上で反射された主光線の方向を有する単位ベクトルn i 後の間のベクトル積と、x軸方向の単位ベクトルxとによるスカラー積として定義され、すなわち、
Ci=x・(n i 前×n i 後)とされ、
このとき、第1の反射鏡(S1)に対してC1>0が成り立ち、
このとき、第2の反射鏡(S2)に対してC2<0が成り立ち、
このとき、第5の反射鏡(S5)に対してC5<0が成り立ち、さらに、
このとき、第6の反射鏡(S6)に対してC6>0が成り立っていることを特徴とするマイクロリソグラフィ用投影光学系。 - 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のマイクロリソグラフィ用投影光学系において、
前記反射鏡(S1,S2,S3,S4,S5,S6,S7,S8)は、一つの光軸(HA)に関して中心に位置合わせされて配置されていることを特徴とするマイクロリソグラフィ用投影光学系。 - 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のマイクロリソグラフィ用投影光学系において、
像側の開口数NAがNA>0.2とされていることを特徴とするマイクロリソグラフィ用投影光学系。 - 請求項8に記載のマイクロリソグラフィ用投影光学系において、
像側の開口数NAがNA<0.5とされていることを特徴とするマイクロリソグラフィ用投影光学系。 - 請求項1から請求項9のいずれか1項に記載のマイクロリソグラフィ用投影光学系において、
オブジェクトフィールドとイメージフィールドとの間の該投影光学系の光線径路内に少なくとも一つの前記オブジェクトフィールドの中間像が結像されるように構成されていることを特徴とするマイクロリソグラフィ用投影光学系。 - 請求項1から請求項10のいずれか1項に記載のマイクロリソグラフィ用投影光学系において、
前記イメージフィールドは、リングフィールドのセグメントをなし、該セグメントは、対称軸線と、この対称軸線に垂直な広がりとを有していて、その広がりの大きさは少なくとも20mm、より好ましくは25mmとされていることを特徴とするマイクロリソグラフィ用投影光学系。 - 請求項1から請求項11のいずれか1項に記載のマイクロリソグラフィ用投影光学系において、
前記オブジェクトフィールドの中心かつ対称軸線上に位置するフィールド点の主光線の入射角の正弦は、前記オブジェクトフィールドで、物側の開口NAOの2倍値より小さいことを特徴とするマイクロリソグラフィ用投影光学系。 - 請求項1から請求項12のいずれかに記載のマイクロリソグラフィ用投影光学系において、
前記対称軸線上かつ前記オブジェクトフィールドの中心に位置する前記フィールド点の主光線の入射角は、全ての前記反射鏡上で45°未満とされ、好ましくは26°未満、とりわけ20°未満とされていることを特徴とするマイクロリソグラフィ用投影光学系。 - 請求項1から請求項13のいずれか1項に記載のマイクロリソグラフィ用投影光学系において、
8枚の前記反射鏡(S1,S2,S3,S4,S5,S6,S7,S8)のそれぞれは、物体から像まで一貫して走行する光線が当たる使用領域を有し、前記光軸までの該使用領域の距離は、前記反射鏡のそれぞれに関して、最大で長さ寸法の30%、好ましくは25%とされていることを特徴とするマイクロリソグラフィ用投影光学系。 - 請求項1から請求項14のいずれか1項に記載のマイクロリソグラフィ用投影光学系装置において、
当該対物系が像側でテレセントリックとされていることを特徴とするマイクロリソグラフィ用投影光学系装置。 - 請求項1から請求項15のいずれか1項に記載のマイクロリソグラフィ用投影光学系において、
前記第1の反射鏡(S1)、前記第3の反射鏡(S3)、及び前記第4の反射鏡(S4)は、凹形とされていることを特徴とするマイクロリソグラフィ用投影光学系。 - 請求項1から請求項16のいずれか1項に記載のマイクロリソグラフィ用投影光学系において、
前記第6の反射鏡(S6)及び前記第8の反射鏡(S8)は、凹形とされていることを特徴とするマイクロリソグラフィ用投影光学系。 - 請求項1から請求項17のいずれか1項に記載のマイクロリソグラフィ用投影光学系において、
前記第2の反射鏡(S2)は、凹形とされていることを特徴とするマイクロリソグラフィ用投影光学系。 - 請求項1から請求項18のいずれか1項に記載のマイクロリソグラフィ用投影光学系において、
前記第7の反射鏡(S7)は、凸形とされ、前記第8の反射鏡(S8)は、凹形とされていることを特徴とするマイクロリソグラフィ用投影光学系。 - 請求項1から請求項19のいずれか1項に記載のマイクロリソグラフィ用投影光学系において、
前記第3の反射鏡(S3)に対してC3>0が成り立ち、
前記第4の反射鏡(S4)に対してC4<0が成り立ち、
前記第7の反射鏡(S7)に対してC7<0が成り立ち、さらに、
前記第8の反射鏡(S8)に対してC8>が成り立っていることを特徴とするマイクロリソグラフィ用投影光学系。 - 請求項6から請求項20のいずれか1項に記載のマイクロリソグラフィ用投影光学系において、
前記第4の反射鏡(S4)上で反射された前記主光線(CR)は、前記光軸(HA)から離れて延在するように構成されていることを特徴とするマイクロリソグラフィ用投影光学系。 - 請求項1から請求項21のいずれか1項に記載のマイクロリソグラフィ用投影光学系において、
少なくとも一つの反射鏡の曲率半径の大きさは、該投影光学系の長さ寸法より大きいことを特徴とするマイクロリソグラフィ用投影光学系。 - 請求項22に記載のマイクロリソグラフィ用投影光学系において、
前記第2の反射鏡(S2)、および/または前記第3の反射鏡(S3)、および/または前記第4の反射鏡(S4)の曲率半径の大きさは、該投影光学系の長さ寸法より大きいことを特徴とするマイクロリソグラフィ用投影光学系。 - 請求項1から請求項23のいずれか1項に記載のマイクロリソグラフィ用投影光学系において、
該対物系の二つの前記反射鏡の間に形成される少なくとも1つの走行区間は、該投影光学系の前記長さ寸法の70%より長いことを特徴とするマイクロリソグラフィ用投影光学系。 - 請求項1から請求項23のいずれか1項に記載のマイクロリソグラフィ用投影光学系において、
光学的な光線径路内で互いに前後に並んだ二つの前記対物系の反射鏡の間の全ての走行区間、及び前記物体面から前記第1の反射鏡(S1)の頂点までの区間、及び光学的な光線径路内の最後の前記反射鏡(S8)から前記像面までの区間の総和は、少なくとも該投影光学系の前記長さ寸法の2.5倍の大きさとされていることを特徴とするマイクロリソグラフィ用投影光学系。 - 請求項1から請求項25のいずれか1項に記載のマイクロリソグラフィ用投影光学系において、
前記第5の反射鏡(S5)は、凹形とされていることを特徴とするマイクロリソグラフィ用投影光学系。 - 請求項1から請求項26のいずれか1項に記載のマイクロリソグラフィ用投影光学系において、
前記第6の反射鏡(S6)は、凸形とされていることを特徴とするマイクロリソグラフィ用投影光学系。 - 請求項1から請求項27のいずれか1項に記載のマイクロリソグラフィ用投影光学系において、
前記オブジェクトフィールドと前記イメージフィールドとの間に、一つの中間像(Z1)がちょうど形成されるように構成されていることを特徴とするマイクロリソグラフィ用投影光学系。 - 請求項1から請求項19のいずれか1項に記載のマイクロリソグラフィ用投影系において、
前記第3の反射鏡(S3)に対してC3<0が成り立ち、
前記第4の反射鏡(S4)に対してC4>0が成り立ち、
前記第7の反射鏡(S7)に対してC7>0が成り立ち、さらに、
前記第8の反射鏡(S8)に対してC8<0が成り立っていることを特徴とするマイクロリソグラフィ用投影光学系。 - 請求項1から請求項19のいずれか1項または請求項29に記載のマイクロリソグラフィ用投影光学系において、
該マイクロリソグラフィ用投影光学系が三つの副光学系を有し、
第1の前記副光学系は、前記オブジェクトフィールドを、前記オブジェクトフィールドの第1の中間像に結像させ、第2の前記副光学系は、前記オブジェクトフィールドの前記第1の中間像を、前記オブジェクトフィールドの第2の中間像に結像させ、かつ、第3の前記副光学系は、前記オブジェクトフィールドの前記第2の中間像を、イメージフィールドに結像させるように構成されていることを特徴とするマイクロリソグラフィ用投影光学系。 - 請求項30に記載のマイクロリソグラフィ用投影光学系において、
それぞれの副光学系は、少なくとも二つの反射鏡を備えていることを特徴とするマイクロリソグラフィ用投影光学系。 - 請求項30または請求項31に記載のマイクロリソグラフィ用投影光学系において、
前記第1の副光学系は、前記第1及び第2の反射鏡(S1,S2)を有し、前記第2の副光学系は、前記第3、第4、第5、及び第6の反射鏡(S3,S4,S5,S6)を有し、前記第3の副光学系は、前記第7及び第8の反射鏡(S7,S8)を有していることを特徴とするマイクロリソグラフィ用投影光学系。 - 請求項1から請求項19のいずれか1項または請求項29から請求項32のいずれか1項に記載のマイクロリソグラフィ用投影光学系において、
前記第6の反射鏡(S6)は、凹形とされていることを特徴とするマイクロリソグラフィ用投影光学系。 - 請求項1から請求項19のいずれか1項または請求項29から請求項33のいずれか1項に記載のマイクロリソグラフィ用投影光学系において、
前記第5の反射鏡(S6)は、凸形とされていることを特徴とするマイクロリソグラフィ用投影光学系。 - 請求項1から請求項34のいずれか1項に記載のマイクロリソグラフィ用投影光学系において、
前記8枚の反射鏡(S1,S2,S3,S4,S5,S6,S7,S8)の少なくとも一つは球面に形成されていることを特徴とするマイクロリソグラフィ用投影光学系。 - 請求項35に記載のマイクロリソグラフィ用投影光学系において、
前記8枚の反射鏡のうち7枚が非球面に形成されているとともに、1枚の反射鏡が球面に形成されており、球面に形成された前記反射鏡の前記使用領域が前記光軸まで最大の距離を有していることを特徴とするマイクロリソグラフィ用投影光学系。 - 請求項35に記載のマイクロリソグラフィ用投影光学系において、
前記第6の反射鏡(S6)は、球面に形成されていることを特徴とするマイクロリソグラフィ用投影光学系。 - 投影露光装置において、
極短紫外線を生成するための光源と、
前記光源から生成された光線を一部集光しかつリングフィールドの照明のためにさらに先へと送る照明装置と、
前記リングフィールドの面内に位置した、保持システム上における構造を有するマスクと、
前記構造を有するマスクの照明された部分をイメージフィールドに結像させる請求項1から請求項37のいずれか1項に記載の投影光学系と、
前記投影光学系のイメージフィールドの面内に位置した、保持システム上における感光性基板とを有していることを特徴とする投影露光装置。 - 請求項38に記載の投影露光装置を用いたチップの製造方法。
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