JP2004360548A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】排気再循環機構の故障時における燃焼状態の悪化を抑制することのできる内燃機関の制御装置を提供する。
【解決手段】ガソリン機関1は吸気バルブ17のバルブタイミングを変更することにより内部排気還流量を調量するVVT機構60と、吸気中に再循環される排気の量を変更する変更することにより外部排気還流量を調量するEGR機構90と、機関運転状態に基づいてVVT機構60の駆動を制御する制御装置80とを備える。制御装置80はEGR機構90の故障の有無を診断し、EGR機構90に故障有りと診断されるのを条件に、機関運転状態に基づくVVT機構60の駆動制御に代えて、内部排気還流量が減量するようにVVT機構60を駆動制御する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、吸気バルブや排気バルブのバルブ特性を可変設定する可変動弁機構と、排気再循環機構とを備える内燃機関にあって、前記可変動弁機構の駆動を制御する制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
内燃機関の出力や排気エミッション等の向上を目的として、バルブタイミング(開閉時期)やバルブリフト量等の吸・排気バルブのバルブ特性を可変とする可変動弁機構が知られている。特に車載用内燃機関には、例えば、クランクシャフトに対するカムシャフトの相対回転位相を変更することで、吸・排気バルブのバルブタイミングを可変とする可変バルブタイミング機構等が可変動弁機構として広く採用されている。
【0003】
この可変動弁機構を備える内燃機関では、吸気バルブと排気バルブとのバルブオーバラップ量を調整することができる。そのため、同バルブオーバラップ量を機関運転状態に応じて最適化することで、内部排気還流量(以下、内部EGR量という)が好適に調量され、排気エミッションを向上させることができる。
【0004】
他方、排気の一部を吸気中に再循環させることにより排気エミッションを向上させる排気再循環機構(以下、EGR機構という)もよく知られている。このEGR機構は、内燃機関の排気通路と吸気通路とを連通する連通通路や同連通通路の途中に設けられて外部排気還流量(吸気中に導入される排気の量)を調量するEGR弁等から構成されている。そして、このEGR弁の開度を機関運転状態に応じて最適化することで、外部排気還流量(以下、外部EGR量という)が好適に調量され、排気エミッションを向上させることができる。
【0005】
ここで、可変動弁機構及びEGR機構をともに備える内燃機関にあって、可変動弁機構が故障すると、内部EGR量を機関運転状態に応じて調量することが困難になる。特に可変動弁機構の故障時にあってスロットル弁の開度が小さくされるとき(車両減速時など)には、吸入空気量に対する総排気還流量(内部EGR量と外部EGR量との和であり、以下総EGR量という)の割合が過度に大きくなることもある。この場合には燃焼が不安定になり、これに起因して例えば失火やエンジンストールなどが誘発されるおそれがある。そこで、特許文献1に記載の装置では、可変動弁機構が故障した場合には上記EGR弁の開度を小さくするなどして外部EGR量を減量することにより、総EGR量を減量し、もって燃焼状態の悪化を抑制するようにしている。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−303999号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、上記EGR装置が故障すると外部EGR量の調量が困難になるため、可変動弁機構の故障時と同様に燃焼が不安定になるおそれがある。しかし、上記従来の装置は可変動弁機構の故障に起因する不都合を解消することのみを狙ったものであり、EGR弁の故障等、EGR装置の故障についてはこれに対処することができなかった。
【0008】
この発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、排気再循環機構の故障時における燃焼状態の悪化を抑制することのできる内燃機関の制御装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための手段及びその作用効果について以下に記載する。
請求項1に記載の発明は、吸気バルブ及び排気バルブの少なくとも一方についてそのバルブ特性を可変設定することにより内部排気還流量を調量する可変動弁機構と、吸気中に導入される外部排気還流量を調量する排気再循環機構とを有し、機関運転状態に基づいて前記可変動弁機構の駆動を制御する内燃機関の制御装置において、前記排気再循環機構の故障の有無を診断する診断手段と、同診断手段によって前記排気再循環機構に故障有りと診断されるのを条件に前記機関運転状態に基づく前記可変動弁機構の駆動制御に代えて、前記内部排気還流量が減量するように前記可変動弁機構を駆動制御する制御手段とを備えることをその要旨とする。
【0010】
同構成では、内部排気還流量を調量する可変動弁機構と外部排気還流量を調量する排気再循環機構とを内燃機関に備えるようにしている。また、上記可変動弁機構は機関運転状態に基づき駆動制御されることにより、外部排気還流量は機関運転状態に応じたものに調量される。ここで上記構成では、排気再循環機構に故障有りと診断されると、上記制御手段によって内部排気還流量が減量するように可変動弁機構が駆動制御される。そのため、総EGR量を減量することができ、もって排気再循環機構の故障時における燃焼状態の悪化を抑制することができるようになる。
【0011】
このような内部排気還流量は、吸気バルブの開閉時期を遅角方向に変更する、あるいは排気バルブの開閉時期を進角方向に変更するといったように、吸気バルブ及び排気バルブの少なくとも一方についてそのバルブタイミングを変更し、両バルブのバルブオーバラップ量を減少させることによって実際に減量することができる。そこで、請求項2に記載の発明によるように、前記可変動弁機構は吸気バルブ及び排気バルブの少なくとも一方についてそのバルブタイミングを可変設定する機構であり、前記制御手段は前記吸気バルブ及び排気バルブの開弁期間についてそのバルブオーバラップ量が減少するように前記可変動弁機構を駆動制御する、といった構成を採用することにより、好適に請求項1に記載の作用効果が得られるようになる。
【0012】
また、内部排気還流量は、吸気バルブや排気バルブのバルブリフト量を減少させることによっても実際に減量することができる。そこで、請求項3に記載の発明によるように、前記可変動弁機構は吸気バルブ及び排気バルブの少なくとも一方についてそのバルブリフト量を可変設定する機構であり、前記制御手段は前記バルブリフト量が減少するように前記可変動弁機構を駆動制御する、といった構成を採用しても、好適に請求項1に記載の作用効果が得られるようになる。
【0013】
請求項4に記載の発明は、吸気バルブ及び排気バルブの少なくとも一方についてそのバルブ特性を可変設定することにより内部排気還流量を調量する可変動弁機構と、吸気中に導入される外部排気還流量を調量する排気再循環機構とを有し、機関運転状態に基づいて前記可変動弁機構の駆動を制御する内燃機関の制御装置において、前記排気再循環機構の故障の有無を診断する診断手段と、同診断手段によって前記排気再循環機構に故障有りと診断されるのを条件に前記機関運転状態に基づく前記可変動弁機構の駆動制御について、前記内部排気還流量の増量が制限されるように前記可変動弁機構を駆動制御する制御手段とを備えることをその要旨とする。
【0014】
同構成によれば、排気再循環機構に故障有りと診断されると、上記制御手段によって機関運転状態にかかわらず内部排気還流量の増大が抑制される。すなわち、総EGR量のうち、少なくとも内部排気還流量の増大は抑制される。従って、排気再循環機構の故障時における燃焼状態の悪化を抑制することができるようになる。
【0015】
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の内燃機関の制御装置において、前記排気再循環機構は外部排気還流量を調量する調量弁を備え、前記診断手段は機関運転状態に基づいて設定される前記調量弁の目標開度と実開度との差が所定値以上であるときに前記排気再循環機構に故障有りとの診断をすることをその要旨とする。
【0016】
同構成によれば、排気再循環機構の故障の有無について的確に診断することができ、上記制御手段による可変動弁機構の駆動制御についてもその診断結果に基づいて好適に行うことができるようになる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、この発明にかかる内燃機関の制御装置を具体化した一実施形態について、図1〜図5に基づいて詳細に説明する。
【0018】
図1は、本実施の形態にかかる内燃機関の制御装置が適用されるガソリン機関1の概略構成を示している。
ガソリン機関1のシリンダブロック2は複数(図1には1つのみ図示)のシリンダ3を備えている。上記シリンダ3内に設けられたピストン4は、クランクシャフト5にコンロッド6を介して連結されている。このコンロッド6によりピストン4の往復運動がクランクシャフト5の回転運動へと変換されるようになっている。
【0019】
上記シリンダブロック2の上部には、シリンダヘッド7が取り付けられている。そして、上記シリンダ3においてピストン4の上端とシリンダヘッド7との間には、燃焼室8が形成されている。
【0020】
上記燃焼室8には点火プラグ11が設けられている。上記燃焼室8に対応して設けられた吸気ポート12及び排気ポート13は、それぞれ吸気通路14及び排気通路15に接続されている。また、上記燃焼室8に対応して吸気ポート12に設けられたインジェクタ16からは燃料が噴射される。
【0021】
上記燃焼室8に対応して設けられた吸気バルブ17及び排気バルブ18は、前記吸気ポート12及び排気ポート13をそれぞれ開閉する。同吸気バルブ17及び排気バルブ18は、それぞれ吸気側カムシャフト31及び排気側カムシャフト32の回転に伴い、同カムシャフト31、32に設けられたカムが回転することによって開閉動作する。前記各カムシャフト31、32の先端に各々設けられたタイミングプーリ33、34は、タイミングベルト35を介してクランクシャフト5に駆動連結されており、クランクシャフト5が2回転すると各タイミングプーリ33、34が1回転するようになっている。そして、ガソリン機関1の運転時には、クランクシャフト5の回転力はタイミングベルト35及び各タイミングプーリ33、34を介して前記吸気側カムシャフト31及び排気側カムシャフト32に伝達される。こうして、吸気バルブ17、及び排気バルブ18はクランクシャフト5の回転に同期して、すなわち各ピストン4の往復移動に対応して所定のタイミングで開閉駆動される。
【0022】
また、クランクシャフト5に近接してクランク角センサ41が設けられている。このクランク角センサ41は、クランクシャフト5の回転位相(クランク角)を検出しており、またその検出結果に基づいてガソリン機関1(クランクシャフト5)の機関回転速度NEが検出される。また、吸気側カムシャフト31に近接してカム角センサ42が設けられており、同カム角センサ42及びクランク角センサ41の出力信号に基づいて吸気側カムシャフト31の回転位相(カム角)が検出される。
【0023】
前記点火プラグ11にはイグナイタから出力される高電圧が印加される。点火プラグ11の点火タイミングは、イグナイタからの高電圧出力タイミングにより決定される。そして、ガソリン機関1は点火プラグ11により、吸気通路14からの吸入空気とインジェクタ16から噴射される燃料とからなる混合気を燃焼室8内で爆発させて機関出力を得る。また、このときに発生する燃焼ガスは排気通路15へ排出される。
【0024】
前記吸気通路14にはスロットル弁53が設けられている。このスロットル弁53はスロットルアクチュエータ55によってその開度が変更されることにより、燃焼室8内へ吸入される空気量が調節されるようになっている。スロットル弁53の近傍には、その開度を検出するスロットル開度センサ54が取り付けられている。また、上記スロットル弁53の上流側には、ガソリン機関1に吸入される吸入空気量Qaに応じた出力が得られるエアフロメータ56が設けられている。
【0025】
本実施の形態において、吸気側カムシャフト31に設けられたタイミングプーリ33には可変バルブタイミング機構(以下、VVT機構という)60が設けられている。
【0026】
このVVT機構60は、クランクシャフト5に対するタイミングプーリ33と吸気側カムシャフト31との相対回転位相を油圧の作用により変更することで、吸気バルブ17の開閉タイミングを連続的に変更する機構である。このVVT機構60は、タイミングプーリ33に対し吸気側カムシャフト31の相対回転位相を進める際に油を供給するための進角側油圧通路P1と、同相対回転位相を遅らす際に油を供給するための遅角側油圧通路P2とを有している。また、オイルパン65に貯留されている油はオイルポンプ62によって吸入され、この吸入された油は同オイルポンプ62によってオイルコントロールバルブ(以下、OCVという)63に供給される。このOCV63は、いわゆるリニアソレノイドバルブであって、内蔵された電磁ソレノイドに印加する電圧のデューティ比を変化させることにより、油の供給先、及び油の供給速度を変更することができるようになっている。このようなOCV63に供給された油は進角側油圧通路P1、あるいは遅角側油圧通路P2のいずれかに供給される。こうして、各油圧通路に選択的に油が供給されることにより、クランクシャフト5に対する各カムシャフト31の相対回転位相が変更され、もって吸気バルブ17のバルブタイミングが可変設定される。すなわち吸気バルブ17の開閉時期は図2に例示するように進角側、あるいは遅角側に変更される。そして、吸気バルブ17のバルブタイミングが最も遅角側に変更されると、吸気バルブ17の開弁期間と排気バルブ18の開弁期間とのラップ量であるバルブオーバラップ量は最小となり、内部EGR量(燃焼した混合気が吸気通路14や排気通路15に流入し、再び燃焼室8に供給される排気の量)も最小限の量となる。このように吸気バルブ17のバルブタイミングが変更されることにより、内部EGR量は調量される。
【0027】
他方、ガソリン機関1には排気再循環機構90(以下、EGR機構90という)が備えられている。このEGR機構90は、吸入空気に排気の一部を導入することで気筒内の燃焼温度を低下させてNOx等の発生量を低減させる装置である。このEGR機構90は吸気通路14と排気通路15とを連通するEGR通路91、同EGR通路91に設けられたEGR弁92、同EGR弁92の開度を調整するEGRアクチュエータ93等により構成されている。EGR弁92の開度がEGRアクチュエータ93によって調整されることにより、排気通路15から吸気通路14に導入される排気の量、すなわち外部EGR量は調量される。また、EGR弁92の近傍には、その開度を検出するEGR開度センサ94が取り付けられている。
【0028】
上記ガソリン機関1の点火時期制御、燃料噴射量制御、VVT機構の位相制御に基づくバルブタイミングの制御、EGR弁の開度制御等の各種制御は、制御装置80によって行われる。この制御装置80は中央処理制御装置(CPU)を備えるマイクロコンピュータを中心として構成されている。例えば制御装置80には、各種プログラムやマップ等を予め記憶した読出専用メモリ(ROM)、CPUの演算結果等を一時記憶するランダムアクセスメモリ(RAM)が設けられている。また制御装置80には、演算結果や予め記憶されたデータ等を機関停止後も保存するためのバックアップRAM、入力インターフェース、出力インターフェース等も設けられている。そして、前記クランク角センサ41、カム角センサ42、スロットル開度センサ54、エアフロメータ56、EGR開度センサ94等からの出力信号が前記入力インターフェースを通じて入力されるようになっている。これら各センサの出力信号により、ガソリン機関1の運転状態が検出される。
【0029】
一方、出力インターフェースは、各々対応する駆動回路等を介してインジェクタ16、イグナイタ、スロットルアクチュエータ55、OCV63、EGRアクチュエータ93等に接続されている。そして、制御装置80は上記各センサからの信号に基づき、ROM内に格納された制御プログラム及び初期データに従い、これらインジェクタ16、イグナイタ、スロットルアクチュエータ55、OCV63(VVT機構60)、EGR弁92等を好適に制御する。
【0030】
さて本実施形態では、機関運転状態に基づいて吸気バルブ17のバルブタイミングを変更するようにしている。具体的には、機関運転状態に基づいて上記吸気側カムシャフト31の目標変位角INPを求め、同吸気側カムシャフト31の実変位角INRが目標変位角INPになるようにVVT機構60を駆動制御する。
【0031】
なお、前記変位角とは、タイミングプーリに対するカムシャフトの相対回転量を表す値であって、その変化角度はクランク角(°CA)に換算されている。また、この変位角は、カム角センサ42及びクランク角センサ41の出力信号に基づき、吸気側カムシャフト31の実際の変位角(実変位角INR)が制御装置80によって算出される。そして、本実施の形態では、吸気側カムシャフト31の変位角について、吸気バルブ17のバルブタイミングが最大限遅角された状態のときの変位角を0°CAとしている。従って、吸気側カムシャフト31の実変位角INRは吸気バルブ17のバルブタイミングがその最遅角タイミングからどれだけ進角されているかを表す値となる。
【0032】
次に、上記VVT機構60によって可変設定される吸気バルブ17のバルブ特性、すなわちバルブタイミングについてその設定態様を図3に基づき説明する。この図3は本実施形態におけるバルブタイミングの設定にかかる処理手順を示している。なお、このバルブタイミング設定処理は制御装置80によって所定時間毎の割り込みで実行される。
【0033】
本処理が開始されると、まず、クランク角センサ41の出力に基づいて算出される機関回転速度NE、及びエアフロメータ56の出力に基づいて算出される吸入空気量Qaが読み込まれる(ステップS100)。
【0034】
次に、現在の機関運転状態におけるガソリン機関1の負荷率Lが算出される(ステップS110)。この負荷率Lは、次式(1)により算出される。なお、Qwotは機関全負荷時の吸入空気量であり、予め求められた定数値である。
【0035】
L=Qa/Qwot … (1)
次に、制御装置80のROM内に記憶されたマップを参照して、機関回転速度NEと負荷率Lに基づき、吸気側カムシャフト31の目標変位角INPが求められる(ステップS120)。なおこうして求められる目標変位角INPは、ガソリン機関1の運転状態が中回転中負荷領域に位置する状態のときに最も遅角側の値にされ、低回転低負荷領域又は高回転高負荷領域に移行するほど進角側の値にされる。
【0036】
そして、吸気側カムシャフト31の実変位角INRが上記処理により求められた目標変位角INPとなるようにVVT機構60が制御され(S130)、本処理は終了される。なお、このときのVVT機構60の制御は、実変位角INRと目標変位角INPとの偏差に応じてOCV63に印加される電圧のデューティ比を設定し、実変位角INRを目標変位角INPに収束させることで行われる。こうして吸気バルブ17のバルブタイミングを制御することにより、内部EGR量が機関運転状態に応じた適切な値に調量されるようになる。
【0037】
他方、本実施形態では、機関運転状態に基づいて上記EGR弁92の開度を調整するようにしている。具体的には、機関運転状態に基づいてEGR弁92の目標開度を求め、同EGR弁92の実開度が目標開度になるようにEGRアクチュエータ93を駆動制御する。
【0038】
次に、上記EGR弁92の開度についてその設定態様を図4に基づいて説明する。
この図4は本実施形態におけるEGR開度の設定にかかる処理手順を示している。なお、このEGR開度設定処理は制御装置80によって所定時間毎の割り込みで実行される。
【0039】
本処理が開始されると、まず、機関回転速度NEと燃料噴射量Qとが読み込まれる(ステップS200)。なお、燃料噴射量Qは吸入空気量Qa及び機関回転速度NEに基づき、別の処理で算出される。
【0040】
次に、制御装置80のROM内に記憶されたマップを参照して、機関回転速度NEと燃料噴射量Qに基づき、EGR弁92の目標EGR開度Etが求められる(ステップS210)。なおこうして求められる目標EGR開度Etは、ガソリン機関1の運転状態が中回転中負荷領域に位置する状態のときに最も開き側の値にされ、低回転低負荷領域又は高回転高負荷領域に移行するほど閉じ側の値にされる。
【0041】
そして、EGR開度センサ94によって検出されるEGR弁92の実EGR開度Erが上記処理により求められた目標EGR開度EtとなるようにEGR弁92の開度は制御され(S220)、本処理は終了される。なお、このときのEGR弁92の開度制御は、目標EGR開度Etと実EGR開度Erとの偏差に応じてEGRアクチュエータ93の駆動量を設定し、実EGR開度Erを目標EGR開度Etに収束させることで行われる。こうしてEGR弁92の開度を制御することにより、外部EGR量が機関運転状態に応じた適切な値に調量されるようになる。
【0042】
このように本実施形態では、VVT機構60によって内部EGR量を調量するとともに、EGR機構90によって外部EGR量を調量することによって吸入空気量に対する総EGR量を精密に制御し、もって排気エミッションを向上させるようにしている。
【0043】
ここで、EGR弁92が固着などして上記EGR機構90に故障が発生すると、外部EGR量を機関運転状態に応じて調量することが困難になる。特にEGR機構90の故障時にあってスロットル弁53の開度が小さくされるとき(車両減速時など)には、大気から吸気される新気の量が減少するため、吸入空気量(新気と総EGR量との総和)に対する総EGR量の割合、すなわちEGR率が過度に高くなることがある。このようにEGR率が過度に高くなると混合気の燃焼速度が低下して燃焼状態が不安定になり、これに起因して失火やエンジンストールなどが誘発されるおそれがある。そこで、本実施形態にかかる内燃機関の制御装置では、EGR機構90について故障の有無を診断する診断手段を備えるようにしている。また、同診断手段によってEGR機構90に故障有りと診断されるのを条件に、機関運転状態に基づく上記VVT機構60の駆動制御に代えて、内部EGR量が減量するようにVVT機構60を駆動制御する制御手段も備えるようにしている。より具体的には内部EGR量が減量するように上記バルブタイミングを変更するようにしている。そしてこのようなEGR減量処理を実行することにより、EGR機構90の故障時における燃焼状態の悪化を抑制するようにしている。以下、上記EGR減量処理について図5を併せ参照し説明する。
【0044】
図5は、制御装置80によって実行される上記EGR減量処理の手順を示している。
本処理が開始されると、まず、上述した目標EGR開度Etと実EGR開度Erとが読み込まれる(S300)。そして、目標EGR開度Etと実EGR開度Erとの差の絶対値である偏差ΔEが所定値α以上であるか否かが判定される(S310)。この所定値αはEGR弁92が固着しているか否かを判定するための値であり、実験等により最適な値が予め求められている。なお、EGR弁92が固着していない場合であっても、上記EGR開度設定処理によって目標EGR開度Etが変更された直後ではEGR弁92の応答遅れに起因して偏差ΔEが所定値αを一時的に越えてしまうことも考えられる。そこで、このS310の判定処理は目標EGR開度Etが変更されてから所定時間が経過した後に行うとよい。
【0045】
そして、偏差ΔEが所定値αよりも小さい場合には(S310でNO)、EGR弁92の開度が目標EGR開度Etに向けて正常に制御されており、EGR機構90には故障が生じていないと診断することができる。そこでこの場合には、EGR弁92には故障が生じていないと判定され(S320)、本処理は終了される。
【0046】
一方、偏差ΔEが所定値α以上である場合には(S310でYES)、EGR弁92の開度が正常に制御されておらず、同EGR弁92は固着していると診断することができる。そこでこの場合には、EGR弁92に故障有りと判定される(S330)。
【0047】
次に吸気側カムシャフト31の目標変位角INPは、上述したバルブタイミング設定処理によって機関運転状態に基づき設定された値に代えて、「0」が設定され(S340)、本処理が終了される。そして、吸気側カムシャフト31の実変位角INRが「0」となるようにVVT機構60は制御される。その結果吸気バルブ17のバルブタイミングは最も遅角側に設定される。すなわちバルブオーバラップ量は最も小さくされ、もって内部EGR量も最小限の量に減量される。
【0048】
このように本実施形態では、EGR機構90に故障有りと診断されるときには、EGR機構90に故障が生じていないと診断されるときと比較して、内部EGR量が減量するようにVVT機構60を駆動制御するようにしている。すなわち、EGR機構90の故障により外部EGR量が調量できないときには、バルブオーバラップ量を小さくして内部EGR量を減量するようにしている。そのため、総EGR量が減量され、これによりEGR率の過剰な増大が抑制されて混合気の燃焼状態の悪化は抑制される。
【0049】
なお、EGR弁92に故障有りと判定されたときには以下のような処理を併用するとよい。すなわち、スロットル弁53の開度を若干大きくする、あるいはアイドルスピードコントロールバルブを備える内燃機関にあっては同バルブの開度を若干大きくする等して新気の量を増大させることにより、EGR率を低下させる。これにより燃焼状態の悪化をさらに抑制することができる。
【0050】
以上説明したように、本実施の形態にかかる内燃機関の制御装置によれば、次のような効果が得られるようになる。
(1)EGR機構90に故障有りと診断されたときには、上記EGR減量処理により、内部EGR量が減量するようにVVT機構60が駆動制御される。そのため、総EGR量を減量することができ、もってEGR機構90の故障時における燃焼状態の悪化を抑制することができるようになる。
【0051】
(2)吸気バルブ17のバルブタイミングを変更するためのVVT機構60をガソリン機関1に設け、EGR機構90に故障有りと診断されたときには、バルブオーバラップ量が減少するように上記バルブタイミングを変更するようにしている。より具体的には上記目標変位角INPを「0」に設定するようにしている。そのため、内部EGR量を減量することができるようになる。
【0052】
(3)EGR弁92の目標EGR開度Etと実EGR開度Erとの差が所定値α以上であるときに、EGR機構90に故障が発生している、より具体的にはEGR弁92が正常に制御されていない旨の診断がなされるようにしている。従ってEGR機構90の故障の有無について的確に診断することができるようになり、上記EGR減量処理によるVVT機構60の駆動制御についてもその診断結果に基づいて好適に行うことができるようになる。
なお、上記実施形態は以下のように変更して実施することもできる。
【0053】
・上記実施形態ではEGR機構90に故障有りと診断された場合、目標変位角INPを「0」に設定するようにした。この他にも、故障有りと診断された場合には、その時設定されている目標変位角INPをよりも小さい値を新たな目標変位角INPとして設定し、少なくともバルブオーバラップ量を減少させるようにしてもよい。
【0054】
・上記実施形態ではEGR機構90に故障有りと診断されたとき、バルブタイミング設定処理によるVVT機構60の駆動制御に代えて、内部EGR量が減量するように同VVT機構60を駆動制御するEGR減量処理を実行するようにした。この他にも、EGR機構90に故障有りと診断されるのを条件に上記バルブタイミング設定処理によるVVT機構60の駆動制御について、内部EGR量の増量が制限されるように同VVT機構60を駆動制御する増量制限処理を実行するようにしてもよい。なお、この増量制限処理も上記制御手段の一態様を構成する。この一例として、機関運転状態に基づいて算出された目標変位角INPが、EGR機構90に故障有りと診断されたときの実変位角INRよりも進角側の値であるときには、EGR機構90に故障有りと診断されたときの実変位角を保持し、目標変位角INPに向けてのVVT機構60の駆動制御を制限するようにする。このような場合には、EGR機構90に故障有りと診断されると、上記増量制限処理によって機関運転状態にかかわらず内部EGR量の増大が抑制される。すなわち、総EGR量のうち、少なくとも内部EGR量の増大は抑制される。従って、EGR機構90の故障時における燃焼状態の悪化を抑制することができるようになる。
【0055】
・吸気バルブ17のバルブタイミングが可変設定される内燃機関のみならず、排気バルブ18のバルブタイミングが可変設定される内燃機関や、吸気バルブ17及び排気バルブ18のバルブタイミングがそれぞれ可変設定される内燃機関の制御装置としても本発明にかかる制御装置は同様に適用することができる。
【0056】
・上記実施形態及びその変形例における可変動弁機構によって可変とされるバルブ特性は、吸気バルブの開閉時期(バルブタイミング)であった。しかし、本発明にかかる制御装置の適用対象となるものは、このような可変動弁機構に何ら限定するものではない。例えば、吸気バルブのバルブリフト量を可変とする可変動弁機構にも適用可能である。この場合には、図6に例示するようにバルブリフト量が減少されるほど、同図6に斜線で示す領域Aの部分が減少し、内部EGR量が減少する。従って、内燃機関がこのような可変動弁機構を備える場合には、先の図5で説明したS340の処理に代えて、バルブリフト量を減少させるようにすることで、上記実施形態と同様な効果を得ることができる。同様に、排気バルブのバルブリフト量を可変とする可変動弁機構、あるいは吸気バルブ及び排気バルブのバルブリフト量をそれぞれ可変とする可変動弁機構にも適用可能である。また、吸気バルブや排気バルブのバルブタイミング及びそれらのバルブリフト量をともに可変とする可変動弁機構も適用対象である。
【0057】
・上記実施形態では、吸気バルブ17のバルブタイミングを表す値として変位角を用いた。しかしながら、これは一例であって、吸気バルブ17のバルブタイミングを表す他のパラメータを用いてもよい。
【0058】
・上記実施形態におけるEGR機構90の故障診断では、EGR弁92の開度が正常に制御されているか否かを診断するようにしたが、診断の対象となる故障態様は何らこのようなものに限定されるものではない。要するに外部EGR量を正確に調量できないようなEGR機構90の故障(例えばEGR通路91の破損等)を診断の対象とする場合にも、本発明にかかる制御装置は適用可能である。そして、この場合にも上記実施形態と同様な効果を得ることができる。
【0059】
・上記実施形態では、ガソリン機関1に本発明にかかる制御装置を適用した。しかしながら、適用対象となる内燃機関はこのガソリン機関1に何ら限定するものではない。要するに、吸気バルブ及び排気バルブのうちの少なくとも一方のバルブ特性を可変とする可変動弁機構と、上記排気再循環機構と、可変動弁機構の駆動を制御する制御装置とを備える内燃機関であれば、本発明にかかる制御装置は適用可能である。そして、この場合にも上記実施形態と同様な効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態にかかる制御装置が適用されるガソリン機関1の概略構成図。
【図2】吸気バルブのバルブタイミングが可変とされる場合のバルブオーバラップ量の変化を例示する説明図。
【図3】同実施形態におけるバルブタイミングの設定にかかる処理手順を示すフローチャート。
【図4】同実施形態におけるEGR弁の開度設定にかかる処理手順を示すフローチャート。
【図5】同実施形態におけるEGR減量制御についてその処理手順を示すフローチャート。
【図6】同実施形態の変形例において、吸気バルブのバルブリフト量が可変とされる場合のバルブオーバラップ量の変化を例示する説明図。
【符号の説明】
1…ガソリン機関、2…シリンダブロック、3…シリンダ、4…ピストン、5…クランクシャフト、6…コンロッド、7…シリンダヘッド、8…燃焼室、11…点火プラグ、12…吸気ポート、13…排気ポート、14…吸気通路、15…排気通路、16…インジェクタ、17…吸気バルブ、18…排気バルブ、31…吸気側カムシャフト、32…排気側カムシャフト、33、34…タイミングプーリ、35…タイミングベルト、41…クランク角センサ、42…カム角センサ、53…スロットル弁、54…スロットル開度センサ、55…スロットルアクチュエータ、56…エアフロメータ、60…可変バルブタイミング機構(VVT機構)、62…オイルポンプ、63…オイルコントロールバルブ(OCV)、65…オイルパン、80……制御装置、90…排気再循環機構(EGR機構)、91…EGR通路、92…EGR弁、93…EGRアクチュエータ、94…EGR開度センサ、P1…進角側油圧通路、P2…遅角側油圧通路。

Claims (5)

  1. 吸気バルブ及び排気バルブの少なくとも一方についてそのバルブ特性を可変設定することにより内部排気還流量を調量する可変動弁機構と、吸気中に導入される外部排気還流量を調量する排気再循環機構とを有し、機関運転状態に基づいて前記可変動弁機構の駆動を制御する内燃機関の制御装置において、
    前記排気再循環機構の故障の有無を診断する診断手段と、
    同診断手段によって前記排気再循環機構に故障有りと診断されるのを条件に前記機関運転状態に基づく前記可変動弁機構の駆動制御に代えて、前記内部排気還流量が減量するように前記可変動弁機構を駆動制御する制御手段とを備える
    ことを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. 前記可変動弁機構は吸気バルブ及び排気バルブの少なくとも一方についてそのバルブタイミングを可変設定する機構であり、
    前記制御手段は前記吸気バルブ及び排気バルブの開弁期間についてそのバルブオーバラップ量が減少するように前記可変動弁機構を駆動制御する
    請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
  3. 前記可変動弁機構は吸気バルブ及び排気バルブの少なくとも一方についてそのバルブリフト量を可変設定する機構であり、
    前記制御手段は前記バルブリフト量が減少するように前記可変動弁機構を駆動制御する
    請求項1又は2に記載の内燃機関の制御装置。
  4. 吸気バルブ及び排気バルブの少なくとも一方についてそのバルブ特性を可変設定することにより内部排気還流量を調量する可変動弁機構と、吸気中に導入される外部排気還流量を調量する排気再循環機構とを有し、機関運転状態に基づいて前記可変動弁機構の駆動を制御する内燃機関の制御装置において、
    前記排気再循環機構の故障の有無を診断する診断手段と、
    同診断手段によって前記排気再循環機構に故障有りと診断されるのを条件に前記機関運転状態に基づく前記可変動弁機構の駆動制御について、前記内部排気還流量の増量が制限されるように前記可変動弁機構を駆動制御する制御手段とを備える
    ことを特徴とする内燃機関の制御装置。
  5. 前記排気再循環機構は外部排気還流量を調量する調量弁を備え、前記診断手段は機関運転状態に基づいて設定される前記調量弁の目標開度と実開度との差が所定値以上であるときに前記排気再循環機構に故障有りとの診断をする
    請求項1〜4のいずれかに記載の内燃機関の制御装置。
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