JP2004356222A - ステージ装置及びその制御方法、露光装置、並びにデバイス製造方法 - Google Patents

ステージ装置及びその制御方法、露光装置、並びにデバイス製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】質量体の実装抵抗の影響を受けないようにステージの移動によって発生する並進方向及び水平軸まわりの偏荷重力をキャンセルしつつ、垂直軸まわりの反力を低減する。
【解決手段】基準面1aを有するステージ定盤1と、基準面1aに沿って移動可能なステージ2と、ステージ定盤1又はその構造物に対して所定可動範囲内で移動可能な質量体4,14と、ステージ2の移動によって発生する並進方向及び水平軸まわりの偏荷重力をキャンセルし、垂直軸まわりの回転反力を低減するように、質量体4,14を駆動制御する制御部とを備える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体製造のリソグラフィ工程で用いられる露光装置、各種精密加工機、あるいは各種精密測定器等において、物体の位置決めや移動制御に好適に使用される技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、半導体デバイス製造に用いられる露光装置として、ステッパと呼ばれる装置とスキャナと呼ばれる装置が知られている。ステッパは、ウエハステージ上の半導体ウエハを投影レンズ下でステップ移動させながら、レチクル上に形成されているパターン像を投影レンズでウエハ上に縮小投影し、1枚のウエハ上の複数箇所に順次露光していくものである。
【0003】
スキャナは、ウエハステージ上の半導体ウエハとレチクルステージ上のレチクルとを投影レンズに対して相対的に移動させ、この走査移動中にスリット上の露光光を照射してレチクルパターンをウエハに投影するものである。
【0004】
上記ステッパおよびスキャナは、解像度及び重ね合わせ精度の性能面から露光装置の主流と見られている。
【0005】
これらの露光装置はウエハを高速で移動させて位置決めするウエハステージを備えているが、ステージを駆動する際にその加減速に伴う慣性力の反力が生じ、これがステージ定盤に伝わるとステージ定盤の揺れや振動を引き起こす原因となると共に、露光装置の機構系の固有振動が励起されて高周波振動となって高速、高精度な位置決めを妨げる可能性がある。
【0006】
よって、上記反力がステージ定盤に直接伝達されないように、ステージを駆動するリニアモータの固定子をステージ定盤とは独立して床で支持する構成や、ステージの移動に伴って発生する反力をキャンセルするように当該固定子を移動可能にした構成、或いはステージ定盤に入る反力と同等の補償力を付与することによって固定子を移動可能にする装置のゆれを低減する構成などが主流となっている。
【0007】
昨今、処理速度(スループット)の向上に伴ってステージを駆動する際の加速度は増加の一途であり、例えばステップ・アンド・スキャン型の露光装置では、今やウエハステージの最大加速度は1Gにも達する。
【0008】
更に、半導体ウエハの大径化に伴ってステージの質量も増大している。このため、<移動体(半導体ウエハやステージ)の質量>×<加速度>で定義される駆動力は非常に大きなものとなり、その反力は膨大なものとなる。そのため、移動体の加速度や質量の増加に伴い反力が増加し、反力による設置床の加振は見過ごせない問題となってきた。
【0009】
この反力に関する問題を直接解決するために、いくつかの提案がなされている。
【0010】
例えば、特許文献1に記載の装置では、ステージの移動に伴って発生する反力を軽減する質量体駆動機構を設けている。この質量体駆動機構の制御系は反力補償制御系と位置補償制御系とを有する。
【0011】
更に、特許文献2に記載の装置では、可動子と固定子からなる電磁アクチュエータ(リニアモータ)により駆動されるステージ装置において、上記固定子を可動子の反力を受ける反力カウンタとして用いることで反力を吸収する無反動ステージが提案されている。この構成における制御系は、反力補償制御系は不要で位置補償制御系のみの構成となる。
【0012】
上記従来の2つの装置では、水平方向(ステージ移動方向であるXY平面)の反力と水平軸まわり(XY平面に対する傾き)の偏荷重力については完全にキャンセルすることが可能であるが、垂直軸まわり(XY平面に対して法線方向まわり)の回転反力をキャンセルするためには質量体の駆動ストロークが問題となる。
【0013】
例えば、ステージがステージ定盤の重心からずれた位置で加速される場合、ステージ定盤に発生するモーメントを打ち消すために、ステージ定盤の重心位置を挟んで対称な位置の質量体をステージの重心の移動方向と同方向へ加速度を持たせて駆動する。
【0014】
ステージがステージ定盤の重心位置のまわりを回るような動作を続けた場合、質量体の位置がずれていくため、質量体を駆動するためのストロークが必要となる。また、たとえ質量体のストロークを長くしても、ステージ定盤に発生するモーメントが同一方向のみであれば、結果的に質量体の位置がストロークの最終端まで達する。
【0015】
また、ステージが斜めに移動した場合、各ビーム(ガイドバー)に回転モーメントが生じないように推力分配を行いながら電磁アクチュエータを動作させると、質量体の加速時と減速時の推力が異なるため、質量体は停止せず一定速度で動き続けることになる。
【0016】
このような事態を避けるために、ステージの移動による反力等を軽減させつつ、質量体の駆動ストロークの縮小を図ることを目的として、質量体を駆動する際の回転操作量を制限し、フィルタ処理する機能を付加した質量体の位置補償制御系が提案されている。
【0017】
【特許文献1】
特開2000−206279号公報
【特許文献2】
特開2002−008971号公報。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
一般的な露光装置では、ステージへの熱伝導を避けるため電磁アクチュエータの可動子を永久磁石とし、固定子にコイルを設けることが多い。そのため、反力カウンタとしての固定子はコイルへの配線や冷却用配管などのいわゆる実装を引っ張りながら移動しなければならない。この実装抵抗が反力カウンタとしての固定子の位置補償制御系への外乱となる。また、上述の質量体の回転操作量の制限やフィルタ機能を付加した構成では、実装抵抗が操作量の制限範囲を越えるほど大きな場合やフィルタのカットオフ周波数より高い成分で変化するような場合には反力カウンタの位置が外乱によりずれを生じさせる可能性があった。
【0019】
この反力カウンタの位置にずれが生じると、重力によるステージ定盤に対する水平軸まわりの偏荷重力もキャンセルできなくなり、床への偏荷重力が発生して構造体の変形を誘起することにより精度の低下を招くことになる。
【0020】
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、質量体の実装抵抗の影響を受けないようにステージの移動によって発生する並進方向及び水平軸まわりの偏荷重力をキャンセルしつつ、垂直軸まわりの反力を低減することを目的としている。
【0021】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決し、目的を達成するための、本発明の各態様を以下に列挙する。
【0022】
[態様1]
基準面を有する基台と、前記基準面に沿って移動可能なステージと、前記基台又はその構造物に対して所定可動範囲内で移動可能な質量体と、前記ステージの移動によって発生する並進方向及び水平軸まわりの偏荷重力をキャンセルし、垂直軸まわりの回転反力を低減するように、前記質量体を駆動制御する制御部とを具備する。
【0023】
[態様2]
上記態様1において、前記制御部は、前記質量体が同一軌跡を往復しない場合に生じる位置ずれを戻すように当該質量体を駆動制御する。
【0024】
[態様3]
上記態様1において、前記制御部は、前記ステージが斜めに移動した後に当該質量体の速度を低下させるように当該質量体を駆動制御する。
【0025】
[態様4]
上記態様1において、前記制御部は、前記ステージが斜めに移動した後や前記質量体が同一軌跡を往復しない場合に生じる位置ずれを、当該ステージからの反力を制限して所望の位置に戻すように当該質量体を駆動制御する。
【0026】
[態様5]
上記態様1において、前記制御部は、前記ステージが斜めに移動した後や前記質量体が同一軌跡を往復しない場合に生じる位置ずれを、当該ステージの精度を要する動作以外のタイミングで所望の位置に戻すように当該質量体を駆動制御する。
【0027】
[態様6]
上記態様1において、前記制御部は、前記ステージの予定された動作経路情報に基づいて当該質量体を駆動制御する。
【0028】
[態様7]
上記態様1において、前記制御部は、前記ステージの目標位置情報に基づいて、前記ステージの移動によって発生する水平軸まわりの回転反力をキャンセルするような当該質量体の仮の制御目標値を生成する質量体モデル制御部と、前記仮の制御目標値に追従する質量体モデルとを内部に有し、
前記質量体モデルの仮想位置情報を実際の質量体の制御目標値として当該質量体を駆動制御する。
【0029】
[態様8]
上記態様7において、前記制御部は、前記質量体モデルの仮の制御目標値を制限する制限処理部を更に備える。
【0030】
[態様9]
上記態様7において、前記制御部は、前記質量体モデルの仮の制御目標値をフィルタにかけるィルタ処理部を更に備える。
【0031】
[態様10]
上記態1において、前記質量体は、前記ステージを駆動するリニアモータの固定子を含み、当該リニアモータの可動子を駆動するときの反力と前記質量体駆動部による駆動力とに基づいて駆動制御される。
【0032】
[態様11]
基準面を有する基台と、前記基準面に沿って移動可能なステージと、前記基台又はその構造物に対して所定可動範囲内で移動可能な質量体と、前記質量体を駆動制御する制御部とを備えるステージ装置の制御方法であって、前記前記ステージの移動によって発生する並進方向及び水平軸まわりの偏荷重力をキャンセルし、垂直軸まわりの回転反力を低減するように、前記質量体を駆動制御する。
【0033】
[態様12]
上記態様1乃至10のいずれかのステージ装置を用いて、原版と基板とを相対的に走査して当該原版上のパターンを基板上に露光する露光装置。
【0034】
[態様13]
上記態様11の露光装置を用いて半導体デバイスを製造することを特徴とするデバイス製造方法。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を例として、本発明の特徴や利点について、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0036】
[ステージ装置]
図1は本発明に係る実施形態のステージ装置の概略図である。
【0037】
図1に示すステージ装置は、基準面1aを有するステージ定盤1と、半導体ウエハを吸引把持するウエハチャック11が搭載されたステージ2と、ステージ2が固定されたスライダ2aをステージ定盤1の基準面1a上で移動させるステージ駆動機構としてのステージX方向リニアモータ3とステージY方向リニアモータ13とを備える。
【0038】
ステージX方向リニアモータ3はスライダ2a(ステージ2)を図示X方向に移動させるために設けられ、ステージ定盤1の基準面1aに対して移動可能に設けられたモータ固定子(コイル)4と、このモータ固定子4に対して移動可能なモータ可動子(永久磁石)5とを有し、ステージ定盤1の基準面1aにおいて互いに対向して配置される。
【0039】
また、質量体としてのモータ固定子4は、ステージ定盤1の基準面1aに対して移動可能に静圧軸受(エアベアリング)21により軸支され、固定子X方向リニアモータ22によりステージ定盤1の基準面1a上に対してX方向に移動可能であると共に、固定子Y方向リニアモータ23によりステージ定盤1の基準面1a上に対してY方向に移動可能である。
【0040】
そして、互いに対向するモータ可動子5同士をガイドバー7により接続し、スライダ2aをガイドバー7に対して静圧軸受24により軸支することにより、ガイドバー7のX方向への移動に追従してスライダ2a(ステージ2)をX方向に移動させると共に、後述するガイドバー17のY方向への移動に追従してスライダ2a(ステージ2)をガイドバー7の長さ方向(Y方向)に沿って移動させる。
【0041】
また、ステージY方向リニアモータ13はスライダ2a(ステージ2)を図示X方向と直交するY方向に移動させるために設けられ、ステージX方向リニアモータ3と同様に、ステージ定盤1の基準面1aに対して移動可能に設けられたモータ固定子(コイル)14と、このモータ固定子14に対して移動可能なモータ可動子(永久磁石)15とを有し、ステージ定盤1の基準面1aにおいて互いに対向して配置される。
【0042】
また、質量体としてのモータ固定子14は、ステージ定盤1の基準面1aに対して移動可能に静圧軸受(エアベアリング)21により軸支され、固定子X方向リニアモータ22によりステージ定盤1の基準面1a上に対してX方向に移動可能であると共に、固定子Y方向リニアモータ23によりステージ定盤1の基準面1a上に対してY方向に移動可能である。
【0043】
そして、互いに対向するモータ可動子15同士をガイドバー17により接続し、スライダ2aをガイドバー17に対して静圧軸受24により軸支することにより、ガイドバー17のY方向への移動に追従してスライダ2a(ステージ2)をY方向に移動させると共に、前述したガイドバー7のX方向への移動に追従してスライダ2a(ステージ2)をガイドバー17の長さ方向(Y方向)に沿って移動させる。
【0044】
なお、スライダ2aの底面部も、ステージ定盤1の基準面1aに対して静圧軸受25で軸支されている。
【0045】
また、ステージ2は、上記XY方向の他、基準面1aの法線方向(垂直軸)まわりの回転方向に移動可能で、且つ基準面1aに対してチルト可能(水平軸まわりに回転可能)となっている。また、質量体としての固定子4、14の重心高さは、ステージ2の重心高さと同一であることが望ましい。
【0046】
ステージ2の位置は、ステージ2の隣接する2辺に固設されたバーミラー31,32にレーザービームを当て反射するビームを用いて不図示のレーザー干渉計により計測され、ステージ半導体デバイス製造におけるリソグラフィ工程で用いられる露光装置における基板(半導体ウエハ)と回路パターンが描画された原版(レチクル)の相対的な位置決め、或いは各種精密加工機或いは各種精密測定器等での物体の位置決めに好適に使用される。
【0047】
[制御系のシステム]
図2は本発明の特徴を最も良く表わす実施形態の制御系のブロック図であり、図1の要素と共通又は対応する部分には同一の符号を付して示している。
【0048】
図2に示すように、41はステージ目標位置45を逐次発生するステージ目標発生部、42はステージ目標位置45から、フィードバックループによる現在のステージ位置48を減じて得られるステージ位置の偏差からステージ2を移動させるステージX方向リニアモータ及びステージY方向リニアモータへのステージモータ駆動力46を決定するステージ位置制御部である。ステージ2への駆動力47は、ステージ位置制御部42により決定されたステージモータ駆動力46とステージ2に入力されるステージ外乱44とから求められる。
【0049】
また、49はステージ目標位置45から質量体モデル52の目標位置へ座標変換する座標変換部、50は座標変換された質量体モデル52の目標位置から、フィードバックループによる質量体モデル52の仮想位置53を減じて得られる質量体モデル位置の偏差から質量体モデル52の仮想駆動力を決定する質量体モデル位置制御部、51は質量体モデル位置制御部50で決定された仮想駆動力を制限したり高周波成分を除去するフィルタ・リミッタである。質量体モデル52への仮想駆動力は、フィルタ・リミッタ51により処理された仮想駆動力に、ステージ目標位置45の2階微分にステージ質量Mを乗じて得られる質量体モデル52の理想状態での仮想反力59とから求められる。
【0050】
更に、54は質量体モデル52の仮想位置53から、フィードバックループによる質量体4,14の現在位置56を減じて得られる質量***置の偏差から質量体4,14への駆動力を決定する質量***置制御部である。リニアモータの駆動力46の反力を受ける質量体4,14への駆動力は、ステージモータ駆動力46による反力57と、質量体4,14への配線、配管等の実装負荷などから生じる質量体外乱58とから求められる。
【0051】
上記構成において、ステージ目標発生部41はステージ目標位置45を予め決められた目的に従い逐次発生する。ステージ位置制御部42はステージ現在位置48とステージ目標位置45との差がゼロになるようにステージモータ駆動力46を発生する。
【0052】
ステージ2にはステージモータ駆動力46の他にステージ外乱44による力も加わるが、フィードバックループを形成しているのでその影響はループゲイン分の1に抑えられる。
【0053】
一方、ステージモータ駆動力46は質量体4,14に対して反力57となり、質量体4,14は固定子モータ22,23によりステージ2とは相反する方向へ駆動される。
【0054】
質量体モデル52は、座標変換部49にてステージ目標位置45を座標変換して求められる質量体モデル52の目標位置をフィードバックループへの目標値として駆動される。この座標変換された質量体モデル52の目標位置は、ステージの移動に伴って発生する並進方向(XY方向)の反力と水平軸まわり(チルト方向)の回転反力をキャンセルするような値として求められる。その際、質量体モデル52への仮想駆動力は、ステージ目標位置45から求めた理想反力59と、質量体モデル位置制御部50で決定された仮想駆動力をフィルタ・リミッタ51により振幅、帯域の制限された仮想駆動力とから求められる。
【0055】
そして、上記質量体モデル52の仮想位置53が、実際の質量体4,14のフィードバックループへの目標値となり、質量体外乱58による力が質量体4,14に作用していても、その影響はフィードバックループゲイン分の1に抑えられる。
【0056】
上記実施形態のように構成した制御系においては、図2で質量体の目標位置をステージ目標位置を用いて生成していることで、例えば、質量体が同一軌跡を往復しない場合に生じる位置ずれを戻すように当該質量体が駆動制御される。
【0057】
また、図2の制御系での動作の結果、ステージが斜めに移動した後に当該質量体の速度を低下させるように当該質量体が駆動制御される。
【0058】
また、フィルタ・リミッタ51を有することにより、ステージが斜めに移動した後や質量体が同一軌跡を往復しない場合に生じる位置ずれを、当該ステージからの反力を制限して所望の位置に戻すように当該質量体が駆動制御される。
【0059】
[変形例]
上記実施形態では、質量体4,14の目標値は、ステージ目標位置45から、ステージの移動に伴って発生する並進方向の反力と水平軸まわりの回転反力をキャンセルするような目標位置を座標変換により求め、この目標位置と内部モデルとしての質量体モデル52の仮想位置53のフィードバックループとから決定される仮想駆動力にフィルタやリミッタなどの制限をかけて、結果として得られる質量体モデル52の仮想位置を実際の質量体4,14の目標値として与えるように構成されているが、ステージの移動経路が予め明らかである場合には、図3の制御ブロックに示すように、質量体移動距離算出部61において、ステージ2が予定経路を移動した場合のステージの反力のみによって生じる質量体の移動距離をステージ予定経路情報60から予め算出しておき、質量体補正目標発生部62において、その移動距離を予定経路の移動時間内に打ち消すような値を質量体の目標値として発生するように構成してもよい。この場合には上記実施形態よりもさらに少ない移動量で質量体を制御できるため、質量体の位置補償制御に必要なアクチュエータの小型化や発熱の低減が可能となる。
【0060】
また、上記変形例のように構成した制御系においては、ステージが斜めに移動した後や質量体が同一軌跡を往復しない場合に生じる位置ずれを、当該ステージの精度を要する動作以外のタイミングで所望の位置に戻すように当該質量体が駆動制御される。
【0061】
更に、本実施形態では質量体はリニアモータの固定子を兼ねているが、反力補償制御系を設けた独立した質量体であっても良い。また、本実施形態では質量体はステージ定盤から独立しているが、ステージ定盤を質量体として扱い、構造物に対する位置を補償する構成であっても同様の効果がある。
【0062】
図4は従来の制御系のブロック図であり、従来の制御系では、質量体4,14の目標値をステージ目標位置45とは別個独立に質量体目標発生部73により決定し、質量体4,14への駆動力は、質量***置制御部54で決定された駆動力をフィルタ・リミッタ51により振幅、帯域を制限した値と、慣性力コントローラ74がステージ目標位置45から求めた慣性力と、質量体4,14への配線、配管等の実装負荷などから生じる質量体外乱58とから求められる。
【0063】
これに対して、本実施形態の制御系では、質量体4,14の目標値は、ステージ目標位置45から、ステージの移動に伴って発生する並進方向の反力と水平軸まわりの回転反力をキャンセルするような目標位置を座標変換により求め、この目標位置と内部モデルとしての質量体モデル52の仮想位置53のフィードバックループとから決定される仮想駆動力にフィルタやリミッタなどの制限をかけて、結果として得られる質量体モデル52の仮想位置を実際の質量体4,14の目標値として与えるように構成されている。
【0064】
従って、従来に比して、質量体の実装抵抗の影響を受けないようにステージの移動によって発生する並進方向及び水平軸まわりの偏荷重力をキャンセルしつつ、垂直軸まわりの反力を低減することができる。
【0065】
[露光装置]
図5(a)に示すように、上述したステージ装置STGを搭載する露光装置は、回路パターンが描画されたレチクルRと、当該レチクルR上のスリット状の細長い照射エリアR1に照明光を与える照明光学系80とを有し、照射されたレチクルRの描画パターンの一部を投影光学系としての投影レンズ81を介してウエハWに転写する。
【0066】
また、露光装置は、当該ウエハWを保持し且つ投影レンズ81の光軸と直交するXY平面上で移動可能なウエハステージ2と、当該ウエハステージ2の位置と姿勢を計測するレーザ干渉計82,83,84と、ウエハステージ2に固定された反射鏡31,32とを備え、ウエハW上にはスリット状の細長いショットW1が転写される。
【0067】
なお、レチクルRとウエハWとを相対的に走査できるものであれば、ウエハステージに限らず、レチクルRを保持し且つ投影レンズ81の光軸と直交するXY平面上で移動可能なレチクルステージを付加してもよい。
【0068】
更に、図5(b)に示すように、ステージの移動や照明光の照射などの露光に関わる動作や、上記質量体の位置補償制御などを行う制御部91が設けられ、この制御部91は、図2又は図3で示した制御系を内部に備えている。
【0069】
[デバイス製造方法]
次に、上述した露光装置を利用したデバイス製造方法の実施形態を説明する。
【0070】
図6は微小デバイス(ICやLSI等の半導体チップ、液晶パネル、CCD、薄膜磁気ヘッド、マイクロマシン等)の製造のフローを示す。ステップS1(回路設計)では半導体デバイスの回路設計を行なう。ステップS2(露光制御データ作成)では設計した回路パターンに基づいて露光装置の露光制御データを作成する。一方、ステップS3(ウエハ製造)ではシリコン等の材料を用いてウエハを製造する。ステップS4(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、上記用意した露光制御データが入力された露光装置とウエハを用いて、リソグラフィ技術によってウエハ上に実際の回路を形成する。次のステップS5(組み立て)は後工程と呼ばれ、ステップS4によって作製されたウエハを用いて半導体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封入)等の工程を含む。ステップS6(検査)ではステップS5で作製された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の検査を行なう。こうした工程を経て半導体デバイスが完成し、これが出荷(ステップS7)される。
【0071】
図7は上記ウエハプロセスの詳細なフローを示す。ステップS11(酸化)ではウエハの表面を酸化させる。ステップS12(CVD)ではウエハ表面に絶縁膜を形成する。ステップS13(電極形成)ではウエハ上に電極を蒸着によって形成する。ステップS14(イオン打込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップS15(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。ステップS16(露光)では上記説明した露光装置によって回路パターンをウエハに焼付露光する。ステップS17(現像)では露光したウエハを現像する。ステップ18(エッチング)では現像したレジスト像以外の部分を削り取る。ステップS19(レジスト剥離)ではエッチングが済んで不要となったレジストを取り除く。これらのステップを繰り返し行なうことによって、ウエハ上に多重に回路パターンが形成される。
【0072】
本実施形態の製造方法を用いれば、従来は製造が難しかった高集積度の半導体デバイスを低コストに製造することができる。
【0073】
[他の実施形態]
以上、実施形態例を詳述したが、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
【0074】
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(本発明の位置補償制御)を、システム或いは装置に直接或いは遠隔から供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。その場合、プログラムの機能を有していれば、形態は、プログラムである必要はない。
【0075】
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明のクレームでは、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
【0076】
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
【0077】
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などがある。
【0078】
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明のクレームに含まれるものである。
【0079】
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
【0080】
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
【0081】
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
【0082】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、質量体の実装抵抗の影響を受けないようにステージの移動によって発生する並進方向及び水平軸まわりの偏荷重力をキャンセルしつつ、垂直軸まわりの反力を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態のステージ装置の概略図である。
【図2】本発明の特徴を最も良く表わす実施形態の制御系のブロック図である。
【図3】本発明に係る実施形態の変形例の制御系のブロック図である。
【図4】従来の制御系のブロック図である。
【図5】本発明に係る実施形態の露光装置の概略構成を示す図である。
【図6】微小デバイスの製造フローを説明する図である。
【図7】ウエハプロセスを説明する図である。
【符号の説明】
1 ステージ定盤
2 ステージ
3 ステージX方向リニアモータ
4 モータ固定子(コイル)
5 モータ可動子(永久磁石)
7 ガイドバー
11 ウエハチャック
13 ステージY方向リニアモータ
14 モータ固定子(コイル)
15 モータ可動子(永久磁石)
17 ガイドバー
21,24,25 静圧軸受(エアベアリング)
22 固定子X方向リニアモータ
23 固定子Y方向リニアモータ
41 ステージ目標発生部
42 ステージ位置制御部
44 ステージ外乱
45 ステージ目標位置
46 ステージモータ駆動力、
47 ステージ駆動力
48 ステージ現在位置
49 座標変換部
50 質量体モデル位置制御部
51 フィルタ・リミッタ
52 質量体モデル
53 仮想位置
54 質量***置制御部
56 質量体の現在位置
57 ステージモータ駆動力の反力
58 質量体外乱
59 仮想反力
60 ステージ予定経路情報
61 質量体移動距離算出部
62 質量体補正目標発生部
R レチクル
W ウエハ
82〜84 レーザ干渉計

Claims (13)

  1. 基準面を有する基台と、
    前記基準面に沿って移動可能なステージと、
    前記基台又はその構造物に対して所定可動範囲内で移動可能な質量体と、
    前記ステージの移動によって発生する並進方向及び水平軸まわりの偏荷重力をキャンセルし、垂直軸まわりの回転反力を低減するように、前記質量体を駆動制御する制御部とを具備することを特徴とするステージ装置。
  2. 前記制御部は、前記質量体が同一軌跡を往復しない場合に生じる位置ずれを戻すように当該質量体を駆動制御することを特徴とする請求項1に記載のステージ装置。
  3. 前記制御部は、前記ステージが斜めに移動した後に当該質量体の速度を低下させるように当該質量体を駆動制御することを特徴とする請求項1に記載のステージ装置。
  4. 前記制御部は、前記ステージが斜めに移動した後や前記質量体が同一軌跡を往復しない場合に生じる位置ずれを、当該ステージからの反力を制限して所望の位置に戻すように当該質量体を駆動制御することを特徴とする請求項1に記載のステージ装置。
  5. 前記制御部は、前記ステージが斜めに移動した後や前記質量体が同一軌跡を往復しない場合に生じる位置ずれを、当該ステージの精度を要する動作以外のタイミングで所望の位置に戻すように当該質量体を駆動制御することを特徴とする請求項1に記載のステージ装置。
  6. 前記制御部は、前記ステージの予定された動作経路情報に基づいて当該質量体を駆動制御することを特徴とする請求項1に記載のステージ装置。
  7. 前記制御部は、前記ステージの目標位置情報に基づいて、前記ステージの移動によって発生する水平軸まわりの回転反力をキャンセルするような当該質量体の仮の制御目標値を生成する質量体モデル制御部と、前記仮の制御目標値に追従する質量体モデルとを内部に有し、
    前記質量体モデルの仮想位置情報を実際の質量体の制御目標値として当該質量体を駆動制御することを特徴とする請求項1に記載のステージ装置。
  8. 前記制御部は、前記質量体モデルの仮の制御目標値を制限する制限処理部を更に備えることを特徴とする請求項7に記載のステージ装置。
  9. 前記制御部は、前記質量体モデルの仮の制御目標値をフィルタにかけるィルタ処理部を更に備えることを特徴とする請求項7に記載のステージ装置。
  10. 前記質量体は、前記ステージを駆動するリニアモータの固定子を含み、当該リニアモータの可動子を駆動するときの反力と前記質量体駆動部による駆動力とに基づいて駆動制御されることを特徴とする請求項1に記載のステージ装置。
  11. 基準面を有する基台と、前記基準面に沿って移動可能なステージと、前記基台又はその構造物に対して所定可動範囲内で移動可能な質量体と、前記質量体を駆動制御する制御部とを備えるステージ装置の制御方法であって、
    前記前記ステージの移動によって発生する並進方向及び水平軸まわりの偏荷重力をキャンセルし、垂直軸まわりの回転反力を低減するように、前記質量体を駆動制御することを特徴とする方法。
  12. 請求項1乃至10のいずれか1項に記載のステージ装置を用いて、原版と基板とを相対的に走査して当該原版上のパターンを基板上に露光する露光装置。
  13. 請求項12に記載の露光装置を用いて半導体デバイスを製造することを特徴とするデバイス製造方法。
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