JP2004353542A - 多種燃料エンジンおよび多種燃料エンジンの運転方法 - Google Patents

多種燃料エンジンおよび多種燃料エンジンの運転方法 Download PDF

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聡 谷口
Yukihiro Tsukasaki
之弘 塚▲崎▼
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Abstract

【課題】気体燃料の供給に関連して発生しがちなエンジン性能の低下を確実に抑制することを目的とする。
【解決手段】CNGとガソリンとのうちの少なくとも何れかを燃焼室内で燃焼させて動力を発生する多種燃料エンジンは、燃焼室内にCNGを直接噴射可能なガスインジェクタと、燃焼室内にガソリンを噴射可能なガソリンインジェクタと、要求トルクに応じてCNGの噴射量を設定するECUとを備え、ECUは、一旦設定した量のCNGが圧縮行程中にすべて噴射され得ないと判断した場合(S18)、要求トルクが満たされるように、圧縮行程中に噴射され得るCNGの量と、CNGの不足分を補うためのガソリンの補充量とを再設定する(S20)。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、気体燃料と液体燃料とのうちの少なくとも何れかを燃焼室内で燃焼させて動力を発生する多種燃料エンジンおよびその運転方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、例えば圧縮天然ガス(CNG)等の気体燃料やガソリン等の液体燃料等を含む複数種の燃料を切り替えて使用することができる多種燃料エンジンが知られている。そして、多種燃料エンジンの中には、CNG用インジェクタとガソリン用インジェクタとが吸気ポートに配置されているものが含まれる(例えば、特許文献1参照。)。この多種燃料エンジンでは、通常、ガソリンの供給が停止され、吸気ポート内にCNGのみが供給される。また、この多種燃料エンジンでは、CNGの残量が所定値を下回った段階でCNGの供給が停止され、吸気ポート内にガソリンが供給されるようになる。
【0003】
ここで、CNG等の気体燃料を燃焼室内で燃焼させてエンジンから所望の出力を得るためには、充填効率を向上させるべく圧縮行程中に気体燃料を燃焼室内に供給し、燃焼室内に吸入される空気量が不足してしまわないようにする必要がある。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−294212号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、気体燃料用のインジェクタの噴射率を液体燃料用のインジェクタのものと同等にすることは容易でない。このため、大量の気体燃料を短時間のうちに燃焼室内に噴射することは困難であり、要求トルクに応じて定められた量の気体燃料を圧縮行程中にすべて噴射できなくなってしまうことがある。また、気体燃料の残量が低下した場合にも、要求トルクに応じて定められた量の気体燃料が圧縮行程中にすべて噴射できなくなってしまうことがある。そして、これらの場合、圧縮行程中に燃焼室内に供給できない分の気体燃料を例えば吸気行程中に燃焼室内に供給すれば、燃焼室内に吸入される空気量が不足し、エンジン性能の低下を余儀なくされてしまう。
【0006】
そこで、本発明は、気体燃料の供給に関連して発生しがちなエンジン性能の低下を確実に抑制することができる多種燃料エンジンおよびその運転方法の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明による多種燃料エンジンは、気体燃料と液体燃料とのうちの少なくとも何れかを燃焼室内で燃焼させて動力を発生する多種燃料エンジンにおいて、燃焼室内に気体燃料を直接噴射可能な気体燃料用インジェクタと、燃焼室内に液体燃料を導入可能な液体燃料用インジェクタと、要求トルクに応じて気体燃料の噴射量を設定する燃料噴射量設定手段とを備え、この燃料噴射量設定手段は、一旦設定した量の気体燃料が圧縮行程中にすべて噴射され得ないと判断した場合に、要求トルクが満たされるように、圧縮行程中に噴射され得る気体燃料の量と、気体燃料の不足分を補うための液体燃料の補充量とを定めることを特徴とする。
【0008】
この多種燃料エンジンでは、燃料噴射量設定手段によって気体燃料の噴射量が要求トルクに応じるように設定される。そして、この多種燃料エンジンでは、基本的に、気体燃料がエンジンの圧縮行程中に気体燃料用インジェクタから燃焼室内に直接噴射されることになるが、エンジンの運転状態によっては、燃料噴射量設定手段により設定された量の気体燃料が圧縮行程中にすべて噴射され得ないということもあり得る。
【0009】
このため、燃料噴射量設定手段は、一旦設定した量の気体燃料が圧縮行程中にすべて噴射され得ないと判断した場合に、要求トルクが満たされるように、圧縮行程中に噴射され得る気体燃料の量と、気体燃料の不足分を補うための液体燃料の補充量とを定める(再設定する)。そして、この多種燃料エンジンでは、圧縮行程中に燃焼室内に気体燃料が直接噴射されると共に、要求トルクと圧縮行程中に噴射され得る気体燃料の量とに基づいて定められる上記補充量分の液体燃料が例えば吸気行程中に燃焼室内に導入されることになる。これにより、この多種燃料エンジンによれば、吸入空気量の低下を招き易い吸気行程中における気体燃料の噴射を大幅に抑制可能となり、吸入空気量の不足による出力低下といった気体燃料の供給に関連したエンジン性能の低下を確実に抑制することができる。
【0010】
また、燃料噴射量設定手段は、燃焼室の冷却が必要であり、かつ、冷却に必要な液体燃料の量が上記補充量を上回っている場合に、冷却に必要な液体燃料の量に基づいて、要求トルクが満たされるように圧縮行程中に噴射されるべき気体燃料の量を定めることが好ましい。
【0011】
一般に、気体燃料は、気化潜熱による効果をもたない分、ガソリン等の液体燃料と比較して冷却能力に劣るものである。このため、気体燃料を用いて動力を得る場合、例えばエンジンの高負荷、高回転時等に燃焼室内の温度が高まって各種部材に熱によるダメージを与えてしまうおそれもある。この点に鑑みて、この多種燃料エンジンでは、動力を得ると同時に燃焼室内を冷却するために気体燃料と液体燃料とが併用される。すなわち、この多種燃料エンジンでは、燃料噴射量設定手段により、適宜、燃焼室を冷却する必要があるか否か、および、冷却に必要な液体燃料の量が上記補充量を上回っているか否かが判定される。燃料噴射量設定手段は、燃焼室の冷却が必要であり、かつ、冷却に必要な液体燃料の量が上記補充量を上回っている場合に、冷却に必要な液体燃料の量に基づいて、要求トルクが満たされるように圧縮行程中に噴射されるべき気体燃料の量を定める(再設定する)。
【0012】
そして、この多種燃料エンジンでは、圧縮行程中に気体燃料が噴射されると共に、例えば吸気行程中に燃焼室の冷却に必要とされる量の液体燃料が噴射される。これにより、吸入空気量の不足による出力低下といったような気体燃料の供給に関連したエンジン性能の低下を確実に抑制しつつ、例えば高負荷、高回転時等に燃焼室内の温度が過剰に高まってしまうことを抑制することができるので、多種燃料エンジンの耐久性や信頼性を向上させることが可能となる。
【0013】
更に、気体燃料を貯留する気体燃料容器と、この気体燃料容器から気体燃料用インジェクタに導入される気体燃料の圧力を所定の調整圧に設定するレギュレータとを更に備え、気体燃料容器の内部圧力が調整圧を下回った場合に、気体燃料容器の内部圧力に応じて気体燃料の噴射時期を進角させることが好ましい。
【0014】
気体燃料容器からの気体燃料の圧力を所定の調整圧に設定するレギュレータを備えた多種燃料エンジンでは、気体燃料容器内の気体燃料の残量が少なくなると、気体燃料容器の内部圧力がレギュレータによる調整圧を下回ることがある。このような場合、気体燃料用インジェクタにおける気体燃料の噴射圧が低下し、燃料噴射量設定手段により設定された量の気体燃料が圧縮行程中にすべて噴射され得なくなってしまうこともあり得る。
【0015】
このため、この多種燃料エンジンでは、気体燃料容器の内部圧力がレギュレータによる調整圧を下回った場合に、気体燃料容器の内部圧力に応じて気体燃料の噴射時期(噴射終了時期)が進角させられる。これにより、圧縮行程中にできるだけ多くの気体燃料を噴射できるようになるので、吸入空気量の不足による出力低下といったような気体燃料の供給に関連したエンジン性能の低下をより一層確実に抑制することが可能となる。
【0016】
本発明による多種燃料エンジンの運転方法は、気体燃料と液体燃料とのうちの少なくとも何れかを燃焼室内で燃焼させて動力を発生する多種燃料エンジンの運転方法において、要求トルクに応じて気体燃料の噴射量を設定すると共に、一旦設定した量の気体燃料が圧縮行程中にすべて噴射され得ない場合に、要求トルクが満たされるように、圧縮行程中に噴射され得る気体燃料の量と、気体燃料の不足分を補うための液体燃料の補充量とを定め、吸気行程中に液体燃料を補充量だけ燃焼室内に導入すると共に、圧縮行程中に気体燃料を定められた量だけ燃焼室内に直接噴射するものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面と共に本発明による多種燃料エンジンおよびその運転方法の好適な実施形態について詳細に説明する。
【0018】
図1は、本発明による多種燃料エンジンを示す概略構成図である。同図に示される多種燃料エンジン1は、圧縮天然ガス(CNG)やLPG等の気体燃料や、ガソリン等の液体燃料等を含む複数種の燃料を切り替えて使用可能な、いわゆるバイフューエルエンジンである。多種燃料エンジン1では、シリンダブロック2およびシリンダヘッド3により画成された複数の燃焼室4のそれぞれにCNG(気体燃料)あるいはガソリン(液体燃料)が直接噴射され、各燃焼室4内で混合気が燃焼してピストン5を往復移動させる結果、動力が得られる。
【0019】
このように、各燃焼室4の内部にCNGを直接噴射するために、本実施形態の多種燃料エンジン1は、シリンダヘッド3に配設された複数のガスインジェクタ(気体燃料用インジェクタ)6と、CNGを貯留するガスボンベ(気体燃料容器)7とを有する。ガスインジェクタ6は、その燃料噴出口が筒内に臨むように各燃焼室4ごとに配置されている。図1に示されるように、ガスボンベ7には、ガス供給管(気体燃料供給路)8を介してガスデリバリ管9が接続されており、このガスデリバリ管9には、各ガスインジェクタ6の燃料入口が接続されている。
【0020】
また、ガスボンベ7の燃料出口には、ガスボンベ7の内部圧力(CNG残圧)を検出する圧力センサ(CNG残圧センサ)Ptが配置されている。同様に、ガスデリバリ管9には、その内部のCNGの圧力を検出する圧力センサPdと、その内部のCNGの温度を検出する温度センサTdとが備えられている。更に、ガス供給管8には、図示されない燃料遮断弁と共に、レギュレータ10が備えられている。本実施形態において、CNGは、ガスボンベ7の内部に例えば20MPaの充填圧力で充填されており、ガスボンベ7からのCNGは、レギュレータ10により一定の調整圧(本実施形態では、例えば5MPa)にまで減圧された後、各ガスインジェクタ6に導入される。そして、多種燃料エンジン1では、CNGが、通常、この調整圧(噴射圧)で各ガスインジェクタ6から対応する燃焼室4内に直接噴射されることになる。
【0021】
上述のガスインジェクタ6に加えて、多種燃料エンジン1は、各燃焼室4の内部にガソリンを直接噴射するために、シリンダヘッド3に配設された複数のガソリンインジェクタ(液体燃料用インジェクタ)11と、ガソリンを貯留するガソリンタンク(液体燃料容器)12とを有する。ガソリンインジェクタ11も、その燃料噴出口が筒内に臨むように各燃焼室4ごとに配置されている。図1に示されるように、ガソリンタンク12には、ガソリン供給管13を介してガソリンデリバリ管14が接続されており、このガソリンデリバリ管14には、各ガソリンインジェクタ11の燃料入口が接続されている。
【0022】
また、ガソリン供給管13には、図示されない燃料ポンプが備えられており、ガソリンタンク12には、その内部に残存しているガソリンの量を検出するガソリン残量センサ15が備えられている。なお、本実施形態において、各ガソリンインジェクタ11は、対応する燃焼室4の内部にガソリンを直接噴射するものとして説明されたが、これに限られるものではない。すなわち、各ガソリンインジェクタ11は、吸気管(吸気ポート)内にガソリン(液体燃料)を噴射するように配置されるものであってもよい。
【0023】
一方、多種燃料エンジン1のシリンダヘッド3には、吸気ポート16を開閉する吸気弁18iと、排気ポート17を開閉する排気弁18eとが各気筒ごとに配設されている。各吸気弁18iおよび各排気弁18eは、例えば可変バルブタイミング機能を有する図示されない動弁機構によって開閉させられる。更に、多種燃料エンジン1のシリンダヘッド3には、複数の点火プラグ19が配設されている。点火プラグ19は、筒内に臨むように各燃焼室4ごとに配置されている。
【0024】
そして、各燃焼室4に連なる吸気ポート16は、吸気マニホールド20を介してサージタンク21に接続され、サージタンク21は吸気ダクト22を介してエアクリーナ23に接続されている。サージタンク21には、その内部の圧力を検出する圧力センサPsが備えられており、吸気ダクト22内にはステッピングモータ24により駆動されるスロットルバルブ25が設置されている。一方、各燃焼室4に連なる排気ポート17は、排気マニホールド26に接続されている。
【0025】
ところで、多種燃料エンジン1のピストン5は、図1に示されるように、いわゆる深皿頂面型に構成されており、その上面には、凹部5aが形成されている。本実施形態の多種燃料エンジン1では、各燃焼室4内に空気を大量に吸入させた状態で、ガスインジェクタ6またはガソリンインジェクタ11から各ピストン5の凹部5aに向けてCNGまたはガソリンが直接噴射される。これにより、点火プラグ19の近傍に燃料と空気との混合気の層が周囲の空気層と分離された状態で形成(成層化)される。この結果、多種燃料エンジン1では、極めて希薄な混合気を用いて安定した燃焼を実行することが可能となり、低燃費化および低公害化を達成することができる。
【0026】
これに対して、上述のようにして成層希薄燃焼運転が実行された場合、多種燃料エンジン1の排気ガス中のNOxが増加する。このため、各燃焼室4に連なる排気マニホールド26に接続された排気管27には、三元触媒を含む前段触媒装置28に加えて、NOx吸蔵還元触媒を含む後段触媒装置29に接続されている。そして、多種燃料エンジン1では、各燃焼室4からの排気ガス中のNOxが後段触媒装置29のNOx吸蔵還元触媒によって吸蔵され、当該触媒に吸蔵されたNOxは、後段触媒装置29に対して所定のタイミングで実行される還元処理によって還元される。
【0027】
更に、多種燃料エンジン1は、制御手段として機能する電子制御ユニット(ECU)30を含む。ECU30は、CPU31、ROM32、RAM33、バックアップRAM34、入力ポート35および出力ポート36等を含むものである。上述の各ガスインジェクタ6および各ガソリンインジェクタ11は、図示されない駆動回路を介してECU30の出力ポート36に接続されており、ECU30により制御される。同様に、ECU30の出力ポート36には、点火プラグ19、スロットルバルブ25のステッピングモータ24、吸気弁18iおよび排気弁18eのための動弁機構等が適宜駆動回路等(図示省略)を介して接続されている。
【0028】
また、ECU30の入力ポート35には、ガスボンベ7の内部圧力を検出するCNG残圧センサPt、ガスデリバリ管9の圧力センサPdおよび温度センサTdが図示されないA/D変換器を介して接続されている。同様に、ガソリンタンク12のガソリン残量センサ15や、サージタンク21の圧力センサPs等も図示されないA/D変換器を介してECU30の入力ポート35に接続されている。更に、ECU30の入力ポート35には、アクセルペダルの操作量(踏込量)を検出するアクセル位置センサ40や、エンジン回転数を検出する回転数センサ41等が接続されている。
【0029】
そして、ECU30は、予め作成されている各種マップ等を用いると共に、各種センサの検出値等に基づいて、多種燃料エンジン1が所望の出力を発生するように、各ガスインジェクタ6または各ガソリンインジェクタ11からの燃料噴射量および噴射時期、スロットルバルブ25の開度、更には、各吸気弁18iおよび各排気弁18eの開閉動作等を制御する。ここで、本実施形態の多種燃料エンジン1では、できる限りエンジン1の圧縮行程において各燃焼室4内にCNGが噴射されるように、図2に示される手順に従って、ガスインジェクタ6およびガソリンインジェクタ11が燃料噴射量設定手段としてのECU30により制御される。
【0030】
次に、図2を参照しながら、上述の多種燃料エンジン1における燃料供給の手順について説明する。
【0031】
本実施形態の多種燃料エンジン1を動作させる場合、通常、各ガソリンインジェクタ11からのガソリンの噴射が停止され、各燃焼室4内にガスインジェクタ6からCNGが直接噴射される。そして、多種燃料エンジン1では、その稼動中に、ECU30により、各燃焼室4にガスインジェクタ6からCNGを供給すべきであるか否かが判定される(S10)。ECU30は、S10にて、各燃焼室4にガスインジェクタ6からCNGを供給すべきであると判断した場合、ガソリンタンク12のガソリン残量センサ15からの信号に基づいて、ガソリンタンク12内に貯留されているガソリンの残量が所定値以上であるか否かを判定する(S12)。
【0032】
ECU30は、S12にて、ガソリンタンク12内に貯留されているガソリンの残量が所定値以上であると判断した場合、CNG残圧センサPtからの信号に基づいてガスボンベ7の内部圧力(CNG残圧)を取得する。そして、ECU30は、ガスボンベ7の内部圧力がレギュレータ10による調整圧(本実施形態では、5MPa)以上であるか否かを判定する(S14)。
【0033】
ここで、ガスボンベ7内のCNGの残量が少なくなると、ガスボンベ7の内部圧力(CNG残圧)がレギュレータ10による調整圧を下回ることがある。このような場合、各ガスインジェクタ6における気体燃料の噴射圧が低下し、CNGが圧縮行程中にすべて噴射され得なくなってしまうこともあり得る。
【0034】
このため、ECU30は、S14にてガスボンベ7の内部圧力がレギュレータ10による調整圧を下回っていると判断した場合、図3に例示されるようなマップを用いて、各ガスインジェクタ6によるCNGの噴射終了時期を設定する(S15)。図3に例示されるマップは、ガスボンベ7の内部圧力(CNG残圧)と、CNG噴射終了時期の基本マップ時期からの進角量との関係を規定するものであり、各ガスインジェクタ6におけるCNGの噴射圧と燃焼室内圧との関係を踏まえた上で、ガスボンベ7の内部圧力が低下するに従って理想噴射終了時期からの進角量が増加するように予め作成されている。
【0035】
このように、ガスボンベ7の内部圧力がレギュレータ10による調整圧を下回った場合に、ガスボンベ7の内部圧力に応じて各ガスインジェクタ6におけるCNGの噴射終了時期を理想噴射終了時期から進角させることにより、エンジン1の圧縮行程中にできるだけ多くのCNGを各燃焼室4内に噴射できるようになる。なお、各ガスインジェクタ6におけるCNGの噴射時期(噴射終了時期)を進角させるためのマップは、ガスデリバリ管9の内部圧力(ガスインジェクタ6における噴射圧)と、CNG噴射終了時期の進角量との関係を規定するように作成されてもよい。また、S15では、ガスボンベ7の内部圧力またはガスデリバリ管9の内部圧力とCNG噴射終了時期との関係を規定するマップが用いられてもよい。そして、S15では、CNG噴射終了時期の設定後に、CNGの噴射量に応じてCNG噴射開始時期が再設定される。
【0036】
ECU30は、S14にてガスボンベ7の内部圧力がレギュレータ10による調整圧以上であると判断した場合、または、S15の処理を実行した後、アクセル位置センサ40からの信号に基づいてエンジン1に対する要求トルクを求める。更に、ECU30は、所定のマップを用いると共に、圧力センサPdにより検出されるガスデリバリ管9の内部圧力および温度センサTdにより検出されるガスデリバリ管9の内部温度に基づいて、当該要求トルクに対応したCNGの噴射時間(CNG噴射量)を設定する(S16)。本実施形態において、S16で用いられるマップは、要求トルクおよびガスデリバリ管9の内部圧力とCNGの噴射時間との相関関係を、ガスデリバリ管9の内部温度に応じて規定(補正)するように予め作成されている。
【0037】
各ガスインジェクタ6におけるCNGの噴射時間を設定した後、ECU30は、各ガスインジェクタ6について予め定められている理想噴射開始時期、または、S15にて定められたCNG噴射開始時期を用いて、噴射時間の変化に応じて噴射終了時期を固定したまま噴射開始時期を再設定し(S17)、更に、エンジン1の圧縮行程中に各ガスインジェクタ6からのCNGの噴射が完了するか否か(噴射開始時期が圧縮行程内にあるか否か)を判定する(S18)。そして、ECU30は、S18にてエンジン1の圧縮行程中に各ガスインジェクタ6からのCNGの噴射を完了させ得ないと判断した場合、各ガスインジェクタ6について予め定められている理想噴射開始時期、または、S15にて定めたCNG噴射開始時期を踏まえた上で、所定の手順に従い、要求トルクが満たされるように、エンジン1の圧縮行程中に噴射され得るCNGの量と、CNGの不足分を補うためのガソリンの補充量とを算出する(S20)。
【0038】
このように、多種燃料エンジン1では、ECU30によってCNGの噴射量が要求トルクに応じて設定されるが(S16)、一旦設定された量のCNGが圧縮行程中にすべて噴射され得ないと判断された場合(S18)、ECU30によって、要求トルクが満たされるように、圧縮行程中に噴射され得るCNGの量と、CNGの不足分を補うためのガソリンの補充量とが再設定されることになる(S20)。
【0039】
S20の処理の後、ECU30は、更に、回転数および負荷に基づいて、各燃焼室4の内部を冷却する必要があるか否かを判定する(S22)。このように、S22にて各燃焼室4の内部を冷却する必要性の有無が判定されるのは、次のような理由による。すなわち、CNG等の気体燃料は、気化潜熱による効果をもたない分、ガソリン等の液体燃料と比較して冷却能力に劣るものである。このため、CNGを各燃焼室4内に直接噴射して動力を得る場合、エンジン1の高負荷、高回転時等に各燃焼室4内の温度が高まって例えばバルブシート等の部材に熱によるダメージを与えてしまうおそれもある。この点に鑑みて、多種燃料エンジン1では、ECU30により、S22にて各燃焼室4を冷却する必要があるか否かが判定される。
【0040】
S22にて各燃焼室4を冷却する必要がないと判断した場合、ECU30は、エンジン1の吸気行程において、S20で定められた補充量だけガソリンが噴射されるように各ガソリンインジェクタ11を開弁させる(S26)。更に、ECU30は、エンジン1の圧縮行程において、S20で定められた量だけCNGが噴射されるように各ガスインジェクタ6を開弁させる(S28)。
【0041】
すなわち、多種燃料エンジン1では、要求トルクと圧縮行程中に噴射され得るCNGの量とに基づいて定められる上記補充量分のガソリンが吸気行程中に各ガソリンインジェクタ11によって各燃焼室4内に直接噴射され(S26)、CNGは、基本的に圧縮行程中にのみ各ガスインジェクタ6から各燃焼室4内に噴射されることになる(S28)。これにより、多種燃料エンジン1によれば、吸入空気量の低下を招き易い吸気行程中におけるCNGの噴射を大幅に抑制することが可能となる。従って、吸入空気量の不足による出力低下といったようなCNGの供給に関連したエンジン性能の低下を確実に抑制することができる。
【0042】
一方、S22にて各燃焼室4を冷却する必要があると判断した場合、ECU30は、所定のマップ等を用いると共に、回転数センサ41および負荷センサ42の信号に基づいて、その時点における回転数や負荷のもとで各燃焼室4を冷却するのに必要とされるガソリンの量を求めると共に、当該ガソリンの量とS20にて求めたガソリンの補充量とを比較する(S23)。そして、ECU30は、S23にて冷却に必要なガソリンの量が上記補充量を上回っていると判断した場合、冷却に必要なガソリンの量に基づいて、要求トルクが満たされるように圧縮行程中に噴射されるべきCNGの量を算出する(S25)。
【0043】
その後、ECU30は、エンジン1の吸気行程において、各燃焼室4の冷却に必要とされる量だけガソリンが噴射されるように各ガソリンインジェクタ11を開弁させる(S26)。更に、ECU30は、エンジン1の圧縮行程において、S25で定められた量だけCNGが噴射されるように各ガスインジェクタ6を開弁させる(S28)。
【0044】
これにより、多種燃料エンジン1では、各燃焼室4の冷却が必要となり、かつ、冷却に必要な液体燃料の量がS20で定められる補充量を上回っている場合に、冷却に必要なガソリンの量に基づいて、要求トルクが満たされるように圧縮行程中に噴射されるべきCNGの量が再設定される(S23,S25)。そして、この場合も、各燃焼室4の冷却に必要とされる量のガソリンは吸気行程中に各燃焼室内に直接噴射され(S26)、CNGは圧縮行程中にのみ各燃焼室4内に直接噴射されることになる(S28)。
【0045】
この結果、多種燃料エンジン1では、吸入空気量の不足による出力低下といったようなCNGの供給に関連したエンジン性能の低下を確実に抑制しつつ、例えば高負荷、高回転時等に各燃焼室4内の温度が過剰に高まってしまうことを抑制することができる。これにより、本発明によれば、多種燃料エンジン1の耐久性や信頼性を向上させることが可能となる。
【0046】
なお、S23にて燃焼室の冷却が必要ではあるが、冷却に必要なガソリンの量が上記補充量を上回っていないと判断した場合、ECU30は、エンジン1の吸気行程において、S20で定められた補充量だけガソリンが噴射されるように各ガソリンインジェクタ11を開弁させる(S26)。更に、ECU30は、エンジン1の圧縮行程において、S20で定められた量だけCNGが噴射されるように各ガスインジェクタ6を開弁させる(S28)。
【0047】
また、S12にてガソリンタンク12内に貯留されているガソリンの残量が所定値を下回っていると判断される場合、ガソリン残量が少なく、CNGの不足分を補うだけのガソリンを確保し得ない可能性があるので、ECU30は、基本的には圧縮行程中に各ガスインジェクタ6からCNGを各燃焼室4内に噴射させ、必要に応じて、吸気行程中に各ガスインジェクタ6からCNGを各燃焼室4内に噴射させる(S13)。更に、S18にてエンジン1の圧縮行程中に各ガスインジェクタ6からのCNGの噴射を完了させ得ると判断された場合、CNGが圧縮行程中にのみ各ガスインジェクタ6から各燃焼室4内に噴射されることはいうまでもない(S19)。そして、多種燃料エンジン1の運転中、ECU30によって上述のS10〜S28の処理が繰り返されることになる。
【0048】
加えて、本実施形態の多種燃料エンジン1は、気体燃料としてCNGが用いられると共に、液体燃料としてガソリンが用いられるものとして説明されたが、これに限られるものではない。すなわち、気体燃料として、例えば、一次燃料である天然ガスや石油ガス、あるいは、二次燃料である石炭転換ガスや石油転換ガス等が用いられてもよい。また、液体燃料としては、イソオクタン、ヘキサン、ヘプタン、軽油、灯油等の燃料、あるいは、液体の状態で保存し得るブタン、プロパンといったような炭化水素系燃料またはメタノール等が用いられてもよい。
【0049】
【発明の効果】
以上説明されたように、本発明によれば、気体燃料の供給に関連して発生しがちなエンジン性能の低下を確実に抑制することができる多種燃料エンジンおよびその運転方法の実現が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による多種燃料エンジンを示す概略構成図である。
【図2】図1の多種燃料エンジンの動作を説明するためのフローチャートである。
【図3】CNGの噴射終了時期を設定するためのマップを例示する図表である。
【符号の説明】
1 多種燃料エンジン
2 シリンダブロック
3 シリンダヘッド
4 燃焼室
5 ピストン
5a 凹部
6 ガスインジェクタ(気体燃料用インジェクタ)
7 ガスボンベ
8 ガス供給管
9 ガスデリバリ管
10 レギュレータ
11 ガソリンインジェクタ(液体燃料用インジェクタ)
12 ガソリンタンク
13 ガソリン供給管
14 ガソリンデリバリ管
15 ガソリン残量センサ
16 吸気ポート
17 排気ポート
18e 排気弁
18i 吸気弁
19 点火プラグ
20 吸気マニホールド
21 サージタンク
22 吸気ダクト
23 エアクリーナ
24 ステッピングモータ
25 スロットルバルブ
26 排気マニホールド
27 排気管
28 前段触媒装置
29 後段触媒装置
30 ECU
40 アクセル位置センサ
41 回転数センサ
42 負荷センサ
Pd,Ps,Pt 圧力センサ
Td 温度センサ

Claims (4)

  1. 気体燃料と液体燃料とのうちの少なくとも何れかを燃焼室内で燃焼させて動力を発生する多種燃料エンジンにおいて、
    前記燃焼室内に気体燃料を直接噴射可能な気体燃料用インジェクタと、
    前記燃焼室内に液体燃料を導入可能な液体燃料用インジェクタと、
    要求トルクに応じて気体燃料の噴射量を設定する燃料噴射量設定手段とを備え、この燃料噴射量設定手段は、一旦設定した量の気体燃料が圧縮行程中にすべて噴射され得ないと判断した場合に、前記要求トルクが満たされるように、圧縮行程中に噴射され得る気体燃料の量と、気体燃料の不足分を補うための液体燃料の補充量とを定めることを特徴とする多種燃料エンジン。
  2. 前記燃料噴射量設定手段は、前記燃焼室の冷却が必要であり、かつ、冷却に必要な液体燃料の量が前記補充量を上回っている場合に、前記冷却に必要な液体燃料の量に基づいて、前記要求トルクが満たされるように圧縮行程中に噴射されるべき気体燃料の量を定めることを特徴とする請求項1に記載の多種燃料エンジン。
  3. 気体燃料を貯留する気体燃料容器と、この気体燃料容器から前記気体燃料用インジェクタに導入される気体燃料の圧力を所定の調整圧に設定するレギュレータとを更に備え、前記気体燃料容器の内部圧力が前記調整圧を下回った場合に、前記気体燃料容器の内部圧力に応じて気体燃料の噴射時期が進角させられることを特徴とする請求項1または2に記載の多種燃料エンジン。
  4. 気体燃料と液体燃料とのうちの少なくとも何れかを燃焼室内で燃焼させて動力を発生する多種燃料エンジンの運転方法において、
    要求トルクに応じて気体燃料の噴射量を設定すると共に、一旦設定した量の気体燃料が圧縮行程中にすべて噴射され得ない場合に、前記要求トルクが満たされるように、圧縮行程中に噴射され得る気体燃料の量と、気体燃料の不足分を補うための液体燃料の補充量とを定め、吸気行程中に液体燃料を前記補充量だけ前記燃焼室内に導入すると共に、圧縮行程中に気体燃料を定められた量だけ前記燃焼室内に直接噴射することを特徴とする多種燃料エンジンの運転方法。
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