JP2004326098A - 定着装置、画像形成装置及び定着方法 - Google Patents

定着装置、画像形成装置及び定着方法 Download PDF

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Abstract

【課題】定着不良の発生を防止する。
【解決手段】画像形成装置を立ち上げて画像形成を開始し(S1,4)、転写紙が定着ローラと加圧ローラにニップに進入すると、転写紙とトナ−に熱を奪われ定着ロ−ラの表面温度が低下する。定着下限温度はTBであるので、定着ロ−ラの表面温度が予め設定されたTA(TA>TB)となった時点でキャパシタから電力を供給して第2のヒ−タ5を点灯させ(S6、8)、商用電源とキャパシタからの電力供給により第1及び第2のヒ−タ4,5を同時点灯する。2枚目からは時間tを経過していることから、温度TAよりも低い温度TBを基準にキャパシタから電力を供給して第2のヒータ5の加熱制御を行う(S5,7,8)。
【選択図】図4

Description

この発明は、蓄電装置を有し、この蓄電装置から電力を加熱源に供給して記録媒体に画像を定着させる定着方法、この定着方法を使用した定着装置、及びこの定着装置を備えた画像形成装置に関する。
電子写真方式の複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置では、定着ローラ、定着ベルトなどの定着部材に加圧ローラ、加圧ベルト、加圧パッドなどの加圧部材を圧接し、転写紙などのシート(記録媒体)が定着部材と加圧部材との間を通過する時に前記シート上のトナーを加熱と加圧によりシートに定着させる加熱定着装置が知られている。
この種の定着装置として例えば特許文献1及び2に開示された発明が公知である。このうち、特許文献1には、ヒータ駆動手段を介して電力の供給を受けることによって発熱するヒータを有する定着装置用の加熱装置において、ヒータ駆動手段が、充電可能な蓄電池と、商用電源に接続されて前記蓄電池を充電する充電器とを備え、前記ヒータは、商用電源から電力の供給を受ける主ヒータと、前記蓄電池から電力の供給を受ける補助のヒータからなり、前記蓄電池は充電器と充電回路を形成するような接続形態、または、補助のヒータと放電回路を形成する接続形態のいずれかに切換可能に配設されていることを特徴とする定着装置用の加熱装置が記載されている。
また、特許文献2には、電力の供給を受けることによって発熱するヒータと、このヒータに電力を供給するヒータ駆動手段とを有する定着装置用加熱装置において、前記ヒータ駆動手段は、充電可能な蓄電池と、商用電源から給電され前記蓄電池を充電する充電器とを備え、前記ヒータは商用電源から電力の供給を受ける主ヒータと、前記蓄電池から電力の供給を受ける補助ヒータとからなり、前記蓄電池の充電を前記主ヒータの消灯時に行うことを特徴とする定着装置用加熱装置が記載されている。
特開平3−36579号公報 特開2000−98799号公報
しかしながら、単に蓄電装置から加熱源へ電力供給するだけでは、定着不良を起こす虞があった。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、定着不良が発生することのない定着装置、画像形成装置及び定着方法を提供することにある。
前記目的を達成するため、第1の手段は、蓄電装置から供給される電力を加熱源に供給し、定着部材と加圧部材とにより記録媒体に画像を定着させる定着装置において、画像形成開始からの時間に基づいて前記蓄電装置から前記加熱源へ供給する電力供給量を変化させる制御手段を備えていることを特徴とする。
第2の手段は、第1の手段において、前記定着部材の温度を検出する検出手段をさらに備え、前記制御手段が前記検出手段によって検出された温度を設定温度と対比し、その対比結果に基づいて、前記蓄電装置から前記加熱源へ供給する電力供給量を変化させるとともに、前記画像形成開始からの時間に基づいて、前記設定温度を変化させることを特徴とする。
第3の手段は、第1の手段と同様の前提の定着装置において、画像形成開始からの画像形成枚数に基づいて前記蓄電装置から前記加熱源へ供給する電力供給量を変化させる制御手段を備えていることを特徴とする。
第4の手段は、第1の手段と同様の前提の定着装置において、前記定着部材近傍の雰囲気温度を検出する検出手段と、前記検出手段によって検出された温度に基づき、前記蓄電装置から前記加熱源へ供給する電力供給量を変化させる制御手段を備えていることを特徴とする。
第5の手段は、第1の手段と同様の前提の定着装置において、前記定着部材と前記加圧部材との温度差に基づき、前記蓄電装置から前記加熱源へ供給する電力供給量を変化させる制御手段を備えていることを特徴とする。
第6の手段は、第1の手段と同様の前提の定着装置において、前記加圧部材の温度を検出する検出手段と、前記検出手段によって検出された温度に基づき、前記蓄電装置から前記加熱源へ供給する電力供給量を変化させる制御手段を備えていることを特徴とする。
第7の手段は、第1の手段と同様の前提の定着装置において、前記加圧部材の温度を推定する推定手段と、この推定手段の出力に基づき、前記蓄電装置から加熱源へ供給する電力供給量を変化させる制御手段とを備えていることを特徴とする。
第8の手段は、第7の手段において、前記推定手段は、画像形成開始からの時間、画像形成開始からの画像形成枚数、定着部材の表面温度変化及び前記定着部材近傍の雰囲気温度の少なくとも1つから加圧部材の温度を推定することを特徴とする。
第9の手段は、第1ないし第9のいずれかの手段において、前記加熱源が前記定着部材及び加圧部材の少なくとも一方に設けられていることを特徴とする。
第10の手段は、第1ないし第10のいずれかの手段において、前記制御手段による前記電力供給量の変化が、加熱源へ供給する電力のオンオフを含むことを特徴とする。
第11の手段は、第1ないし第10のいずれかの手段において、前記蓄電装置は商用電源から充電が行われる補助電源であり、前記制御手段は前記補助電源からの前記加熱源への電力供給量を変化させることを特徴とする。
第12の手段は、記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、第1ないし第11のいずれかの手段に係る定着装置とを画像形成装置が備えていることを特徴とする。
第13の手段は、蓄電装置から供給される電力を加熱源に供給し、定着部材と加圧部材とにより記録媒体に画像を定着させる定着方法において、画像形成開始からの時間に基づいて前記蓄電装置から前記加熱源へ供給する電力供給量を変化させることを特徴とする。
第14の手段は、第13の手段と同様の前提の定着方法において、画像形成開始からの画像形成枚数に基づいて前記蓄電装置から前記加熱源へ供給する電力供給量を変化させることを特徴とする。
第15の手段は、第13の手段と同様の前提の定着方法において、前記定着部材近傍の雰囲気温度に基づき、前記蓄電装置から前記加熱源へ供給する電力供給量を変化させることを特徴とする。
第16の手段は、第13の手段と同様の前提の定着方法において、前記定着部材と前記加圧部材との温度差に基づき、前記蓄電装置から前記加熱源へ供給する電力供給量を変化させることを特徴とする。
第17の手段は、第13の手段と同様の前提の定着方法において、前記加圧部材の温度に基づき、前記蓄電装置から前記加熱源へ供給する電力供給量を変化させることを特徴とする。
第18の手段は、第13の手段と同様の前提の定着方法において、前記加圧部材の温度を推定し、前記蓄電装置から加熱源へ供給する電力供給量を変化させることを特徴とする。
第19の手段は、第13の手段と同様の前提の定着方法において、定着部材から加圧部材への熱伝達量を推定し、推定した熱伝達料に基づいて前記加熱源へ供給する電力供給量を変化させることを特徴とする。
第20の手段は、第13ないし第19の手段において、前記蓄電装置は商用電源から充電が行われることを特徴とする。
本発明によれば、上記のように制御するので、定着不良が発生することのない定着装置、画像形成装置及び定着方法を提供することができる。
画像形成装置の省電力化を図る上で、画像形成後待機時の消費エネルギ−を削減する必要がある。このため定着ロ−ラの待機温度を低い値に抑える必要があり、待機温度からの復帰の待ち時間を低減するために定着ロ−ラの熱容量を下げる必要がある。一方、定着ロ−ラは画像形成時、転写材に熱量を奪われると、熱容量の大きい定着ロ−ラと比較して定着ロ−ラ表面温度が速く降下し、定着性を満足できる下限の温度以下となり、定着不良が発生しやすい。このような不具合を解決するために、前述の従来例のように充電可能な補助電源を画像形成装置内に有し、画像形成時に補助電源からヒ−タに電力供給を行うことによって定着ロ−ラ表面温度の降下を防止するようにしている。このような補助電源の容量には上限があるため、通常、補助電源からヒ−タへの電力供給は定着性を満足する下限温度以下となる場合のみとしている。
しかし、画像形成開始直後は加圧ロ−ラの温度も低い状態にあるため、定着ローラの熱量が早期に奪われ、前記下限温度になった時点で電力供給を行うと、電力供給が追いつかない。そのため、定着ロ−ラ温度が下限温度以下となり定着不良が発生する。すなわち、加圧ローラの温度が低い場合には、定着(加熱)ローラから加圧ローラの熱伝達量が大きく、前記下限温度になって補助電源をオンの状態にしても定着ローラの温度が定着性を満足する温度を維持することが不可能となり、定着不良を発生することになる。そこで、以下に述べる実施形態のように制御し、定着不良が発生しないようにした。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
1.第1の実施形態
図1は本発明の実施形態に係る定着装置(加熱定着装置)の概略構成を示す図である。同図において、定着装置は、定着部材としての定着ローラ1にシリコンゴム等の弾性部材からなる加圧部材としての加圧ローラ2が図示しない加圧手段により一定の加圧力で押し当てられ、両ローラ1,2のニップに被定着材である記録媒体としての転写材7が通過するようになっている。定着部材と加圧部材は、一般的にローラであることが多いので、図1にはローラからなる定着装置を図示しているが、定着部材あるいは加圧部材の少なくとも一方を無端ベルトなどからの定着ベルトあるいは加圧ベルトなどのローラ以外の部材を使用することもできる。
この加熱定着装置は電力の供給を受けることによって発熱する加熱源としての第1及び第2のヒータ4,5を有し、この第1及び第2のヒータ4,5は定着ローラ1を加熱する任意の位置に設けられる。この実施形態は、第1及び第2のヒータ4,5ともに定着ローラ1の内部に配置されて定着ローラ1を内側から加熱するようになっている。加熱定着装置でも最も一般的なものが、このような定着ローラ1を内面から輻射ヒータで加熱し、温度と圧力による定着に必要な伝熱とシートの搬送を兼ねる方式のものである。なお、第2のヒータ5をシート状のヒータとし、定着ローラ1の上側部分に被せて定着ローラ1を外部から加熱するように構成することもできる。
定着ローラ1及び加圧ローラ2は図示しない駆動機構により回転駆動される。温度センサ3は、定着ローラ1の表面に当接し、定着ローラ1の表面温度(定着温度)を検知する。転写紙7は定着ローラ1側にトナー8像を担持し、定着ローラ1と加圧ローラ2とのニップ部を通過する際に、定着ローラ1と加圧ローラ2による加熱及び加圧によって転写紙7上にトナー8像が定着される。定着ローラ1と加圧ローラ2とのニップの下流側には、分離爪6の先端が摺接し、転写紙7が定着ローラ1に張り付いた場合には、前記分離爪6により定着ローラ1の表面から剥離させる。
図2は本実施形態における定着装置の制御回路を示すブロック図である。この制御回路は前記第1及び第2のヒータ4,5への電力供給量を変化させる制御手段として機能するもので、第1のヒータ4には商用電源17から電力が供給され、第2のヒータ5には蓄電装置としてのキャパシタ18から電力が供給される。キャパシタ18は充電装置19に接続され、充電装置19はさらに商用電源17に接続されている。また、キャパシタ18の一端側には、前記充電装置19と前記第2のヒータ5との接続状態を切り換える切り換えスイッチ15が設けられ、通常はキャパシタ18側と充電装置19とを接続し、第2のヒータ5に電力を供給するときに、充電装置19側の回路を開いて第2のヒータ5側の回路を閉じ、第2のヒータ5に電力を供給する。
第1のヒータ4は安全装置としてのサーモスタット16及びドライバ14を介して商用電源17に接続され、ドライバ14はCPU13により制御されて商用電源17から第1のヒータ4への通電を制御する。サーモスタット16は、この加熱定着装置の温度を検知して該温度が上限温度以上になった時にオフして商用電源17から第1のヒータ4への通電を停止させる。なお、サーモスタット16の代りに温度ヒューズなどの安全装置を用いてもよい。すなわち、温度センサ3からの検知信号は入力回路12を経てCPU13に取り込まれ、CPU13は温度センサ3からの検知信号に基づいて定着ローラ1の表面温度(定着温度)が設定温度に維持されるようにドライバ14を介してヒータ4への通電を制御するとともに、スイッチ15を介してヒータ4への通電を制御する。
CPU13は待機時であるか使用時であるかに応じてスイッチ15を切り換え、キャパシタ18への接続回路を充電装置19側あるいは第2のヒータ5側に切り換える。待機時には、スイッチ15がキャパシタ18を充電装置19側に切り換え、充電装置19が商用電源17からの交流電力を直流電力に変換してキャパシタ18に印加することによりキャパシタ18を充電する。加熱定着装置の使用時には、スイッチ15がキャパシタ18を第2のヒータ5側に切り換え、加熱定着装置の立ち上がり時にキャパシタ18から第2のヒータ5に通電(放電)され、第2のヒータ5が直流電流により駆動される。
したがって、立ち上がり時には、第1のヒータ4は商用電源17からドライバ14を通して流れる交流電流により駆動され、第2のヒータ5はキャパシタ18から流れる直流電流により駆動され、定着ローラ1の表面温度が設定温度まで急速に上昇する。立ち上がり後は、CPU13はドライバ14を介してヒータ4への通電を定着ローラ1の表面温度が設定温度に維持されるように制御する。
キャパシタ18は、数百ファラッド[F]以上の大きな容量を有する所謂電気二重層キャパシタが用いられる。しかし、このキャパシタに限定されるものではなく、電解コンデンサを多数接続したものを用いてもよい。従来は容量が[μF]オーダ以下、あるいはファラッド[F]オーダ以上の大きな容量を有するコンデンサが開発されているが(エレクトロニクス1998年4月号「特集最新二次電池探検隊新型高容量パワーキャパシタの技術革新」参照)、最近では数百ファラッド以上の容量を有する電気二重層キャパシタも開発され、本実施形態では、この電気二重層キャパシタを使用している。なお、この実施形態では、商用電源17とキャパシタ18からの供給電力を併用しているが、大容量の蓄電装置を使用すれば、第1のヒータ4の電源もキャパシタ(蓄電装置)によって構成することも可能である。
このように構成することにより、主電源(商用電源17)及び補助電源(キャパシタ18)の両方からの電力を利用することで所定時間の間(最大、キャパシタ18の放電時間)だけでも主電源による最大供給電力によって発生する以上の熱量を定着ローラ1に供給することができる。
図3は、本実施形態に係る定着装置の定着温度と時間との関係を示す特性図、図4はこの特性に基づいてCPU13による第1及び第2のヒータ4,5の加熱制御の制御手順を示すフローチャートである。
画像形成装置のスイッチをオンして画像形成装置を立ち上げると(ステップS1)、図3に示すように第1のヒ−タ4の点灯により画像形成開始温度まで定着ロ−ラ1の表面温度が上昇する(ステップS2)。この場合、第2のヒータ5を同時点灯するように制御しても良い。このようにして定着ローラ1の表面温度が画像形成開始温度まで達すると(ステップS3)、画像形成を開始する(ステップS4)。この画像形成開始タイミングは図3ではt1に対応する。画像形成直後は第1のヒ−タ4のみ通電される。この状態で転写紙7が定着ローラ1と加圧ローラ2のニップに進入すると、定着ロ−ラ1は転写紙7とトナ−8に熱を奪われ、定着ロ−ラ1の表面温度が低下する。この特性では、第1の基準温度はTBである。そこで、定着ロ−ラ1の表面温度がTBよりも高い所定温度(第2の基準温度)TA(TA>TB)となったことを検知するとCPU13は第2のヒ−タ5を点灯させ(ステップS6、S8)、第1及び第2のヒ−タ4,5を同時点灯して両ヒ−タ4,5へ十分に電力供給を行う。これにより定着時に定着ローラ1の表面温度が上昇する。この状態を図3の実線で示す。ここで、前記第2の基準温度TAを検知したときに第2のヒ−タ5を点灯させるのは、立ち上がって画像形成開始温度に達した(定着ローラ1と加圧ローラ2が回転を開始したタイミングt1)後、時間t経過するまでの間であり、時間tを越えると第2のヒ−タ5の点灯温度は第1の基準温度TBとする(ステップS5,S7,S8)。また、第2のヒータ5の点灯(通電)は画像形成開始温度に達するまで(ステップS9)、あるいはキャパシタ18が全放電するまである。したがって、いずれかの時点で第2のヒータの通電を停止する(第2のヒータオフ−ステップS10)。そして、所定枚数画像形成を行い、画像形成が終了し(ステップS11)、第1のヒータ4の通電を停止して(第1のヒータオフ−ステップS12)この処理を終える。その間、第1のヒータ4の加熱温度(電力供給)もCPU13が温度センサ3の検知出力に基づいて制御していることはいうまでない。前記温度TAは後述のように各部の熱容量を勘案して実験的に設定され、実機ではその設定された温度に基づいて制御される。なお、前記ステップS5でNOと判断されるのは加圧ローラ2の温度が低いときであり、YESと判断されるのは加圧ローラ2の温度が充分高いときである。
この制御では、電源投入直後の立ち上げ時にはステップS4からS5、S6の処理手順を実行し、2枚目以降は、ステップS4からS5、S7のループで処理することになる。
なお、前記第1及び第2の基準温度TB,TA間が定着に好適な温度(適正定着温度であり、温度TBより低い場合、及び温度TAより高い場合には、定着不良や画像不良を生じる虞がある。通常の定着制御では、定着ローラ1の温度TがTBより低くなる(T<TB)タイミングt2でキャパシタ18から第2のヒータ5側への放電が開始され、図3で1点鎖線で示す特性T1となり、通常(気温や加圧ローラの温度が低くない)の場合には、この状態が維持される。しかし、定着ローラ1の表面温度TがTBより低くなったときに(T<TB)、キャパシタ18から第2のヒータ5側への放電を開始しても図3において点線で示す特性T2のように定着ローラ1の温度が第1の基準温度(定着下限温度)TBよりも上昇しない場合がある。このように温度TBでキャパシタ18の第2のヒータ5側への放電を開始しても温度が上がらないのは、気温及び/又は加圧ローラ2の温度が低い場合である。そこで、本発明では、このように気温及び/又は加圧ローラ2の温度が低い場合には、第2の基準温度TAの時点でキャパシタ18の放電を行い、第2のヒータ5を加熱するようにした。これにより、図3において実線で示す特性T3とすることができる。このように制御すると、特性T1と同様に定着ローラ1の表面温度を第1及び第2の基準温度TB,TA(適正定着温度)に間に維持することが可能となる。
図3に示す特性図は、定着ローラ1の表面温度を検出する温度センサ3からの検出出力に基づいた時間に対する定着ローラ1の表面温度の特性であるが、定着ローラ1の熱容量、加圧ローラ2の熱容量、サイズや紙厚に対応した転写紙7の熱容量、トナー8の熱容量などの複数のパラメータに基づいて前記温度TAあるいはTBを変更することもできる。
図5は画像形成開始からの時間と電力供給量に基づいてキャパシタ18から第2のヒータ5に電力を供給するときの特性を示す図であり、前記時間から必要な電力供給量が分かる。従って、例えば図5の特性をテーブル化として持っておけば、CPU13は時間から必要な電力供給量を得ることができ、この電力供給量に基づいて定着ローラ1の温度制御を行うこともできる。
なお、定着ローラ1から加圧ローラ2への熱伝達量は、図3の特性図の立ち上がり後の時間軸に平行な画像形成開始温度直線とこの画像形成開始温度から低下する特性曲線との差を、時間をパラメータとして積分した積分値で見積もられる。
2.第2の実施形態
図6及び図7は第2の実施形態に係る定着装置の制御手順を示すフローチャート及び枚数と電力供給量との関係をそれぞれ示す図である。
この第2の実施形態は、定着ローラ1の加熱制御の初期制御を画像形成枚数を基準に行う例である。この実施形態では、図6のフローチャートに示すように画像形成装置を立ち上げた後(ステップS1)、第1の実施形態と同様にステップS4まで処理し、ステップS5aでステップS1の画像形成開始から定着ローラ1及び加圧ローラ2間を予め設定された枚数N通過したかどうかを判断する。そして、前記枚数N通過していない場合にはステップS6以降の処理を、前記枚数N通過した場合にはステップS7以降の処理をそれぞれ実行し、温度TA,TB間の適正定着温度保持するように画像形成が終了し(ステップS11)、第1のヒータ4をオフ(ステップS12)するまで制御する。この枚数Nは、予め実験により用紙サイズと枚数の関係と、温度低下と枚数の関係とから設定される。なお、図6では、枚数Nとなっているが、この枚数も用紙の熱容量の関係から用紙サイズに応じて変更される。
なお、この実施形態では、図7に示すように定着枚数と電力供給量は反比例することから、両者の関係をテーブル化して記憶しておけば、CPU13は定着枚数に基づいて電力供給量を設定(変更)することができ、この設定された電力供給量に基づいてキャパシタ18から第2のヒータ5に供給する電力供給量を制御することが可能となる。その他、特に説明しない各部は前記第1の実施形態と同等に構成され、同等に機能し、同等の効果を奏する。
3.第3の実施形態
図8ないし図10は第3の実施形態に係る定着装置の制御構成、制御手順及び雰囲気温度と電力供給量との関係をそれぞれ示す図である。
この第3の実施形態は、定着ローラ1の加熱制御の処理制御を雰囲気温度を基準に行う例である。雰囲気温度は図8に示すように図2における定着ヒータ4の表面温度を検出する温度センサ3に代えて機内の予め設定された位置に設けられた(例えば定着ローラ1の近傍)雰囲気温度を検知する温度センサ20の検知出力を入力回路12を介してCPU13に取り込んで検出される。
この第3の実施形態においては、図9のフローチャートに示すように、第1の実施形態と同様にステップS1からステップS4までの処理を実行し、ステップS5bで前記温度センサ20によって検出された雰囲気温度が予め設定された温度TCを閾値として、前記温度TC以上か、未満かを判断する。そして、温度TC未満であればステップS6以降の処理を、温度TC以上であればステップS7以降の処理をそれぞれ実行し、温度TA,TB間の適正定着温度保持するように画像形成が終了し(ステップS11)、第1のヒータ4をオフする(ステップS12)まで制御する。前記雰囲気温度TCを測定する位置及び閾値としての温度TCは実験により決定される。
なお、この実施形態では、図10に示すように雰囲気温度と電力供給量は反比例することから、両者の関係をテーブル化して記憶しておけば、CPU13は雰囲気温度に基づいて電力供給量を設定(変更)することができ、この設定された電力供給量に基づいてキャパシタ18から第2のヒータ5に供給する電力供給量を制御することが可能となる。その他、特に説明しない各部は前記第1の実施形態と同等に構成され、同等に機能し、同等の効果を奏する。
4.第4の実施形態
図11ないし図13は第4の実施形態に係る定着装置の構成、制御手順及び定着ローラと加圧ローラの温度差との関係をそれぞれ示す図である。
この第4の実施形態は、定着ローラ1の加熱制御の処理制御を定着ローラ1の表面温度と加圧ローラ2の表面温度との温度差を基準に行う例である。この実施形態では、第1の実施形態に対して図11に示すように加圧ローラ2の表面温度を検出する温度センサ21を設けたものである。この第4の実施形態においては、図12のフローチャートに示すように、ステップS1からステップS4までの処理(第1の実施形態と同様)を実行し、ステップS5cで前記定着ローラ1表面の温度と加圧ローラ2表面の温度差を温度センサ3及び21から取り込んだ検出温度から演算する。そして、前記温度差が予め設定した温度ΔTを閾値として、当該温度差ΔT未満であればステップS6以降の処理を、前記温度差ΔT以上であればステップS7以降の処理をそれぞれ実行し、温度TA,TB間の適正定着温度保持するように画像形成が終了するまで制御する。前記温度差ΔTは実験により決定される。
なお、図13に示すように定着ローラ1と加圧ローラ2の温度差と電力供給量は反比例することから、両者の関係をテーブル化して記憶しておけば、CPU13は前記温度差に基づいて電力供給量を設定(変更)することができ、この設定された電力供給量に基づいてキャパシタ18から第2のヒータ5に供給する電力供給量を制御することができる。その他、特に説明しない各部は前記第1の実施形態と同等に構成され、同等に機能し、同等の効果を奏する。
5.第5の実施形態
図14ないし図20はそれぞれ第5の実施形態に係る定着装置を説明するための図である。
この実施形態は、定着ローラ1の加熱制御の初期制御を加圧ローラ(加圧部材−以下、同様)2表面の温度を基準に行う例である。この実施形態では、第4の実施形態と同等に(図11)加圧ローラ2表面の温度を検出する温度センサ21を設け、この温度センサ21からの検出出力をCPU13に取り込んで制御が実行される。この第5の実施形態においては、図14のフローチャートに示すように、ステップS1からステップS4までの処理(第1の実施形態と同様)を実行し、ステップS5dで加圧ローラ2の表面温度が予め設定した表面温度Tpを閾値として、当該表面温度Tp未満であればステップS6以降の処理を、表面温度Tp以上であればステップS7以降の処理をそれぞれ実行し、温度TA,TB間の適正定着温度保持するように画像形成が終了し(ステップS11)、第1のヒータ4をオフする(ステップS12)まで制御する。表面温度Tpは実験により決定される。なお、ステップS5dの処理のタイミングは図16の立ち上がりからの定着ローラ1と加圧ローラ2の温度変化を示す特性図において、例えば定常状態になる立ち上げから10秒未満のタイミングである。加圧ローラ2の表面温度は図17に示すように画像形成開始からの時間に対して単調増加の関係にあるので、時間から加圧ローラ2の表面温度の推定も可能である。前記図16の特性は、加圧ローラ2が定着ローラ1からの伝熱によって温度上昇する場合であり、加圧ローラ2側にもヒータや何らかの加熱手段が設けられている場合には、異なる特性となる。また、立ち上げ時に加圧ローラ2が低温のままになるのは、加圧ローラ2が加熱手段を備えていない場合はもちろんのこと、加圧ローラ2が加熱手段を備えていたとしても加熱手段の立ち上げ速度が遅い場合、あるいは加圧ローラ2の熱容量が大きい場合にも生じ、このような場合も特性は異なってくる。
また、図15の特性図に示すように加圧ローラ2の温度と電力供給量は反比例することから、両者の関係をテーブル化して記憶しておけば、CPU13は加圧ローラ2の表面温度に基づいて電力供給量を設定(変更)することができ、この設定された電力供給量に基づいてキャパシタ18から第2のヒータ5に供給する電力供給量を制御することができる。
加圧ローラ2の表面温度は、前述の温度センサ21を設けなくとも画像形成開始t1からの時間t、画像形成開始からの画像形成枚数N、定着ローラ1の表面温度変化及び前記定着部材近傍の雰囲気温度TCの1つから推定することができる。図17は画像形成開始からの時間と加圧ローラの温度との関係を示す特性図、図18は画像形成開始からの定着枚数と加圧ローラの温度との関係を示す特性図、図19は雰囲気温度と加圧ローラ温度との関係を示す特性図、図20は定着ローラ1の表温度変化、ここでは定着ローラ(定着部材)の表面温度の降下速度と加圧ローラの温度との関係を示す特性図である。これらの図から分かるように画像形成開始からの時間と加圧ローラの温度、画像形成開始からの定着枚数と加圧ローラの温度、雰囲気温度と加圧ローラ温度とはそれぞれ比例関係にあり、画像形成開始からの時間、定着枚数、あるいは雰囲気温度が分かれば、加圧ローラの温度は前記特性図から推定できる。
図20に示した特性は、単調減少の特性となっており、反比例の特性とは異なっているが、これは加圧ローラ2の温度によって伝達される熱量が異なってくることから生じるものである。すなわち、定着ローラ1の表面温度の降下速度が小さな部分では加圧ローラ2の温度が高い。また、定着ローラ1の表面降下速度が大きい部分では、加圧ローラ2の温度が低い。従って、この特性図に基づいて定着ローラ1の温度変化から加圧ローラの温度を推定することができる。
なお、図17ないし図20に示した特性図は概念的な図であり、実際の制御にはそれぞれ実機でデータを取って作成された特性図が使用される。
その他、特に説明しない各部は前記第1の実施形態と同等に構成され、同等に機能し、同等の効果を奏する。
また、第2のヒータ5は定着ローラ1ではなく加圧ローラ2側に設けても良い。これにより、定着(画像形成)時に定着ローラ1から加熱ローラ2側に伝達される熱量を少なくし、定着ローラ1の温度低下を抑制することが可能になるとともに、同様の制御を行うことにより、定着不良が発生する虞もなくなる。
なお、加熱制御は、この実施形態では、第2のヒータ5のオンオフ制御であるが、第2のヒータ5を温度低下や熱容量を勘案したときに、ある程度(低レベル)の電力を常に供給しておき、その供給された電力をベースに、キャパシタ18から電力を供給するようにしても良い。この場合は、前記低レベルの電力を商用電源から供給するように構成する。
さらに、この実施形態ではヒータとして第1及び第2の2つのヒータ4,5を用いているが、2つのヒータ4,5の発熱量を充分に確保できるだけのキャパシタ18の容量が十分に大きい場合には1つのヒータで加熱することができる。
いずれにしても、定着ローラ1から加圧ローラ2への熱伝達量に応じて第2のヒータ5への電力供給タイミングや電力供給時間が設定され、前記熱伝達量は前記種々のパラメータに置換して制御に使用することができる。なお、前記特性図は、例えばパラメータに応じて予めテーブル化してROMに格納しておき、制御時にCPU13が前記ROMに格納されたテーブルを参照して第2のヒータ5への電力供給タイミングおよび時間を設定するようにすることもできる。
なお、前記制御や推定は、CPU13が実行する。前記制御や推定は、図示しないROMに格納されているプログラムに基づいて、図示しないRAMをワークエリアとして使用しながら実行する。したがって、この実施形態では、制御手段及び推定手段には、CPUが対応する。
図21は、前記各実施形態に係る定着装置を備えた画像形成装置の概略構成を示す図である。この画像形成装置は、複写機能と、これ以外の機能、例えばプリンタ機能、ファクシミリ機能とを有する所謂MFP(MultiFunctionPeripheral)と称される画像形成装置であり、操作部のアプリケーション切り換えキーにより複写機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能を順次に切り換えて選択することが可能である。複写機能の選択時には複写モードとなり、プリンタ機能の選択時にはプリントモードとなり、ファクシミリ機能の選択時にはファクシミリモードとなる。
この画像形成装置は、最上部から下側に順に自動原稿送り装置(以下ADFという)101、画像読み取り装置106、書き込み装置118、感光体117や現像装置119などを含む作像装置、及び第1トレイ113、第2トレイ114、第3トレイ115や縦搬送ユニット116などを含む給紙装置から基本的に構成されている。このような構成要素からなる画像形成装置は、複写モードでは、次のように動作する。
自動原稿送り装置(以下ADFという)101においては、原稿台102に原稿がその画像面を上にして置かれてなる原稿束は、操作部上のスタートキーが押下されると、一番下の原稿が給送ローラ103、給送ベルト104によってコンタクトガラスからなる原稿台105上の所定の位置に給送される。ADF101は一枚の原稿の給送完了毎に原稿枚数をカウントアップするカウント機能を有する。コンタクトガラス105上の原稿は、画像入力手段としての画像読み取り装置106によって画像情報が読み取られた後に、給送ベルト104、排送ローラ107によって排紙台108上に排出される。
原稿セットセンサ109によって原稿台102上に次の原稿があることが検知された場合には、同様に原稿台102上の一番下の原稿が給紙ローラ103、給送ベルト104によってコンタクトガラス105上の所定の位置に給送される。このコンタクトガラス105上の原稿は、画像読み取り装置106によって画像情報が読み取られた後に、給送ベルト104、排送ローラ107によって排紙台108上に排出される。ここに、給送ローラ103、給送ベルト104及び排送ローラ107は搬送モータによって駆動される。
画像読み取り装置106は、照明ランプ128、第1ミラー129、第2ミラー130、第3ミラー131、結像レンズ132及びCCD133からなり、照明ランプ128及び第1ミラーは第1走行体に、第2ミラー130及び第3ミラー131は第2走行体にそれぞれ搭載され、第1走行体と第2走行体をそれぞれ2:1の速度で相対的に移動させ、光路長一定にした状態で原稿からの反射光を結像レンズ132を介してCCD133の結像面に導くことにより原稿を読み取る。
読み取られた原稿の画像情報は、メモリに格納され、書き込み装置118の光出力ユニット134によって変調されたレーザ光として出射される。レーザ光は、fθレンズ135により等角速度偏向から等速度偏向に変換され、ミラー136で反射された後、感光体117の露光部に入射し、光書き込みを行う。
給紙手段としての第1給紙装置110、第2給紙装置111、第3給紙装置112は、選択された時に各々第1トレイ113、第2トレイ114、第3トレイ115に積載された転写材としての転写紙からなる用紙を給紙し、この転写紙は縦搬送ユニット116によって像担持体としての感光体117に当接する位置まで搬送される。感光体117は、例えば感光体ドラムが用いられてメインモータにより回転駆動される。
画像読み取り装置106によって原稿から読み込まれた画像データは図示しない画像処理手段を介して書き込み手段としての書き込み装置118によって光情報に変換され、感光体ドラム117は図示しない帯電器により一様に帯電された後に書き込み装置118からの光情報で露光されて静電潜像が形成される。この感光体ドラム117上の静電潜像は現像装置119により現像されてトナー像となる。
搬送ベルト120は、用紙搬送手段及び転写手段を兼ねていて電源から転写バイアスが印加され、縦搬送ユニット116からの転写紙を感光体ドラム117と等速で搬送しながら感光体ドラム117上のトナー像を転写紙に転写させる。この転写紙は、定着装置121によりトナー像が定着され、排紙ユニット122により排紙トレイ123に排出される。この定着装置121は前記図1に示した定着装置である。感光体ドラム117はトナー像転写後に図示しないクリーニング装置によりクリーニングされる。ここに、感光体ドラム117、帯電器、書き込み装置118、現像装置119、転写手段は画像データにより画像を転写紙上に形成する画像形成手段を構成している。
以上の動作は通常のモードで用紙の片面に画像を複写する時の動作であるが、両面モードで転写紙の両面に画像を複写する場合、各給紙トレイ113〜115のいずれかより給紙されて表面に上述のように画像が形成された転写紙は、排紙ユニット122により排紙トレイ123側ではなく両面入紙搬送路124側に切り換えられ、反転ユニット125によりスイッチバックされて表裏が反転され、両面搬送ユニット126へ搬送される。
この両面搬送ユニット126へ搬送された転写紙は、両面搬送ユニット126により縦搬送ユニット116へ搬送され、縦搬送ユニット116により感光体ドラム117に当接する位置まで搬送され、感光体ドラム117上に上述と同様に形成されたトナー像が裏面に転写され、さらに定着装置121でトナー像が定着されることにより両面コピーとなる。この両面コピーは排紙ユニット122により排紙トレイ123に排出される。
また、転写紙を反転して排出する場合には、反転ユニット125によりスイッチバックされて表裏が反転された転写紙は、両面搬送ユニット126に搬送されずに反転排紙搬送路127を経て排紙ユニット122により排紙トレイ123に排出される。
プリントモードでは、上記画像処理手段からの画像データの代りに外部からの画像データが書き込み装置118に入力されて上述の画像形成手段により転写紙上に画像が形成される。さらに、ファクシミリモードでは、上記画像読み取り手段からの画像データが図示しないファクシミリ送受信部により相手に送信され、相手からの画像データがファクシミリ送受信部で受信されて上記画像処理手段からの画像データの代りに書き込み装置118に入力されることにより、上述の画像形成手段により転写紙上に画像が形成される。
使用者が本装置の前で複写機能を使用する複写モードの時には瞬間的に立ち上げる必要がある。そこで、CPU13は、複写機能を使用する複写モードの時のみ上述のようにスイッチ15の切り換えによりキャパシタ18を作動させ、このキャパシタ18から電力を供給して第2のヒータ5に電力を供給し、プリントモードやファクシミリモードの時にはスイッチ15が切り換えられることはなく、キャパシタ18から電力の供給は行わない。従って、キャパシタ18は必要以上に稼働されることはない。これにより、複写モード時に定着不良を起こすことなく、良好な品質の画像出力が可能となる。
これまでの説明で明らかなように、本実施形態によれば、定着ローラおよび/または加圧ローラの温度を検知し、あるいは推定してキャパシタ18から第2のヒータ5への電力供給量を変化させるので、画像形成直後の定着ロ−ラ温度の落ち込みを緩和することが可能となり、これにより定着下限温度以下となって定着不良が発生することを防止することができる。
また、補助電源としてキャパシタを使用することにより、
(1)充電時間が短い。
(2)二次電池として一般的なニッケル−カドミウム電池を用いた補助電源では急速充電を行っても数時間の時間を要するが、キャパシタを用いた補助電源では数分程度の急速な充電が可能である。
(3)ニッケル−カドミウム電池は充放電の繰り返し回数が500から1000回であるため、加熱時用補助電源としては寿命が短いが、キャパシタを用いた補助電源は寿命がほぼ無制限であり、繰り返しの充放電による劣化も少ない。
などの効果を奏する。
本発明の第1の実施形態に係る定着装置の概略構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態における定着装置の制御回路を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る定着装置の定着温度と時間との関係を示す特性図である。 図3に示した特性図の特性に基づいて行われる第1及び第2のヒータの加熱制御の制御手順を示すフローチャートである。 画像形成開始からの時間と電力供給量との関係を示す特性図である。 第2の実施形態における制御手順を示すフローチャートである。 画像形成開始からの定着枚数と電力供給量との関係を示す特性図である。 第3の実施形態に係る定着装置の制御回路を示すブロック図である。 第3の実施形態における制御手順を示すフローチャートである。 雰囲気温度と電力供給量との関係を示すフローチャートである。 第4の実施形態に係る定着装置の概略構成を示す図である。 第4の実施形態における制御手順を示すフローチャートである。 定着ローラと加圧ローラの温度差と電力供給量との関係を示す特性図である。 第5の実施形態における制御手順を示すフローチャートである。 加圧ローラの温度と電力供給量との関係を示す特性図である。 立ち上がりからの定着ローラと加圧ローラの温度変化を示す特性図である。 画像形成開始からの時間と加圧ローラの温度との関係を示す特性図である。 画像形成開始からの定着枚数と加圧ローラの温度との関係を示す特性図である。 雰囲気温度と加圧ローラの温度との関係を示す特性図である。 定着ローラの表面温度の降下速度と加圧ローラの温度との関係を示す特性図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す図である。
符号の説明
1 定着(加熱)ローラ
2 加圧ローラ
3,20,21 温度センサ
4 第1のヒータ
5 第2のヒータ
7 転写紙
8 トナー
12 入力回路
13 CPU
14 ドライバ
15 切り換えスイッチ
17 商用電源
18 キャパシタ(蓄電装置)
19 充電装置

Claims (20)

  1. 蓄電装置から供給される電力を加熱源に供給し、定着部材と加圧部材とにより記録媒体に画像を定着させる定着装置において、
    画像形成開始からの時間に基づいて前記蓄電装置から前記加熱源へ供給する電力供給量を変化させる制御手段を備えていることを特徴とする定着装置。
  2. 前記定着部材の温度を検出する検出手段をさらに備え、
    前記制御手段は、
    前記検出手段によって検出された温度を設定温度と対比し、その対比結果に基づいて、前記蓄電装置から前記加熱源へ供給する電力供給量を変化させるとともに、
    前記画像形成開始からの時間に基づいて、前記設定温度を変化させることを特徴とする請求項1記載の定着装置。
  3. 蓄電装置から供給される電力を加熱源に供給し、定着部材と加圧部材とにより記録媒体に画像を定着させる定着装置において、
    画像形成開始からの画像形成枚数に基づいて前記蓄電装置から前記加熱源へ供給する電力供給量を変化させる制御手段を備えていることを特徴とする定着装置。
  4. 蓄電装置から供給される電力を加熱源に供給し、定着部材と加圧部材とにより記録媒体に画像を定着させる定着装置において、
    前記定着部材近傍の雰囲気温度を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された温度に基づき、前記蓄電装置から前記加熱源へ供給する電力供給量を変化させる制御手段を備えていることを特徴とする定着装置。
  5. 蓄電装置から供給される電力を加熱源に供給し、定着部材と加圧部材とにより記録媒体に画像を定着させる定着装置において、
    前記定着部材と前記加圧部材との温度差に基づき、前記蓄電装置から前記加熱源へ供給する電力供給量を変化させる制御手段を備えていることを特徴とする定着装置。
  6. 蓄電装置から供給される電力を加熱源に供給し、定着部材と加圧部材とにより記録媒体に画像を定着させる定着装置において、
    前記加圧部材の温度を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された温度に基づき、前記蓄電装置から前記加熱源へ供給する電力供給量を変化させる制御手段を備えていることを特徴とする定着装置。
  7. 蓄電装置から供給される電力を加熱源に供給し、定着部材と加圧部材とにより記録媒体に画像を定着させる定着装置において、
    前記加圧部材の温度を推定する推定手段と、
    この推定手段の出力に基づき、前記蓄電装置から加熱源へ供給する電力供給量
    を変化させる制御手段と、
    を備えていることを特徴とする定着装置。
  8. 前記推定手段は、画像形成開始からの時間、画像形成開始からの画像形成枚数、定着部材の表面温度変化及び前記定着部材近傍の雰囲気温度の少なくとも1つから加圧部材の温度を推定することを特徴とする請求項7記載の定着装置。
  9. 前記加熱源が前記定着部材及び加圧部材の少なくとも一方に設けられていることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の定着装置。
  10. 前記制御手段による前記電力供給量の変化が、加熱源へ供給する電力のオンオフを含むことを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載の定着装置。
  11. 前記蓄電装置は商用電源から充電が行われる補助電源であり、
    前記制御手段は前記補助電源からの前記加熱源への電力供給量を変化させることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1項に記載の定着装置。
  12. 記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、
    請求項1ないし11のいずれか1項に記載の定着装置と、
    を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  13. 蓄電装置から供給される電力を加熱源に供給し、定着部材と加圧部材とにより記録媒体に画像を定着させる定着方法において、
    画像形成開始からの時間に基づいて前記蓄電装置から前記加熱源へ供給する電力供給量を変化させることを特徴とする定着方法。
  14. 蓄電装置から供給される電力を加熱源に供給し、定着部材と加圧部材とにより記録媒体に画像を定着させる定着方法において、
    画像形成開始からの画像形成枚数に基づいて前記蓄電装置から前記加熱源へ供給する電力供給量を変化させることを特徴とする定着方法。
  15. 蓄電装置から供給される電力を加熱源に供給し、定着部材と加圧部材とにより記録媒体に画像を定着させる定着方法において、
    前記定着部材近傍の雰囲気温度に基づき、前記蓄電装置から前記加熱源へ供給する電力供給量を変化させることを特徴とする定着方法。
  16. 蓄電装置から供給される電力を加熱源に供給し、定着部材と加圧部材とにより記録媒体に画像を定着させる定着方法において、
    前記定着部材と前記加圧部材との温度差に基づき、前記蓄電装置から前記加熱源へ供給する電力供給量を変化させることを特徴とする定着方法。
  17. 蓄電装置から供給される電力を加熱源に供給し、定着部材と加圧部材とにより記録媒体に画像を定着させる定着方法において、
    前記加圧部材の温度に基づき、前記蓄電装置から前記加熱源へ供給する電力供給量を変化させることを特徴とする定着方法。
  18. 蓄電装置から供給される電力を加熱源に供給し、定着部材と加圧部材とにより記録媒体に画像を定着させる定着方法において、
    前記加圧部材の温度を推定し、前記蓄電装置から加熱源へ供給する電力供給量を変化させることを特徴とする定着方法。
  19. 蓄電装置から供給される電力を加熱源に供給し、定着部材と加圧部材とにより記録媒体に画像を定着させる定着方法において、
    定着部材から加圧部材への熱伝達量を推定し、推定した熱伝達料に基づいて前記加熱源へ供給する電力供給量を変化させることを特徴とする定着方法。
  20. 前記蓄電装置は商用電源から充電が行われることを特徴とする請求項13ないし19のいずれか1項に記載の定着方法。
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