JP4958210B2 - 定着制御方法,装置および画像形成装置 - Google Patents

定着制御方法,装置および画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、定着装置による用紙への入熱を制御する方法および装置ならびに該装置を用いる画像形成装置に関する。本発明は例えば、プリンタ,複写機およびファクシミリ装置に実施する。
特開平10−177313 特開平10−222012 特開2002−091231。
例えば、感光体ドラムに形成した静電潜像をトナー像に顕像化し、このトナー像を用紙に転写したのち、定着装置によって加熱定着するプリンタ又は複写機の該定着装置は、加圧ローラおよびヒータにより加熱される加熱ローラを含み、両ローラ間を通過する用紙を加熱加圧してトナーを加熱定着させる。加熱定着を行うためには、定着ローラが所定の高温に達していることが必要である。ところが、通過する用紙によって熱が奪われることにより定着ローラの温度が下がり、定着不良を発生するおそれがある。特に、複数枚の連続印刷の場合に、用紙上のトナー量が多いおよび/又は用紙サイズが大きいときには、図13に示すように、一枚の用紙が定着装置を通過するたびに定着ローラの温度すなわち定着温度が低下し、定着不良を発生するおそれがある。
そこで、従来、通紙間隔を長くして単位時間当たりの通紙枚数を低下させ(いわゆるCPMダウン)、用紙が通過していない時間(用紙搬送ピッチ)を長く(広く)することにより、定着性を向上させている。CPMは、用紙枚数/分を意味する。
しかしながら、CPMダウンは、すなわち生産性の低下であり、定着性と生産性を両立することが困難となる。この場合、生産性をできるだけ保ちつつ、定着性をも保つためにCPMダウンを行なわなければならず、設計時および試作時に試行錯誤を繰り返すことによって、状況に応じて最適なCPMおよび定着制御温度などを決めなければならない。
生産性を不必要に損なわずに定着性を保つような定着装置の例としては、特許文献1および特許文献2がある。特許文献1はトナーの種類によって通紙間隔を変えることで、また特許文献2は定着温度勾配によりCPMダウン開始温度および通紙間隔を変えることで、不必要な生産性低下を防ごうとしている。しかしいずれもCPMダウンを行なっていることに変わりはなく、通紙開始時の生産性を保ちつつ連続通紙を継続できているわけではない。
通紙時のみヒータ制御を変えることで、通紙による定着温度の低下を原因とする定着不良を防ぐような定着装置の例としては、特許文献3があるが、定着制御温度を高くしているだけであるため、紙が通っているときの温度勾配などの細かい調整がきかない。
本発明は、定着生産性を不必要に下げることなく安定した定着性を保つことを目的とする。
(1)顕像剤像(トナー像)を転写した一用紙が定着ローラ(42,43)を通過している間に、定着ローラ(43)の温度勾配(RSVt)を繰り返し計測しこれにより繰り返し得られる各温度勾配に対応して、温度勾配(RSVt)が温度低下の方向であると回転速度(V)を下げる方向に、定着ローラ(42,43)の回転速度(V)を変更する、定着制御方法。
なお、理解を容易にするために括弧内には、図面に示し後述する実施例の対応要素または対応事項の記号もしくは対応事項を、例示として参考までに付記した。以下も同様である。
これによれば、定着ローラ(42,43)を一用紙が通過している間に、用紙(および顕像剤)の吸熱により定着ローラ(43)の温度すなわち定着温度が低下すると、温度勾配が下がる(負値になる)ので、該温度勾配に対応して定着ローラ(42,43)の回転速度(V)が下げられる。これにより用紙に対する入熱量が増えるので、定着不足を生じない。その後、定着温度が上昇に転ずると、温度勾配が上がる(正値になる)ので、回転速度(V)が上げられる。これにより用紙の定着生産性が回復する。たとえば1枚の用紙上に、顕像剤が多量な箇所とほとんどない箇所とが分布している場合、顕像剤が多量な箇所が定着ローラを通過している間は自動的に次第に定着ローラの回転速度(V)が下がり、該箇所が定着ローラを通過してしまうと自動的に回転速度(V)が上昇し、1枚の用紙の各部に対して安定した定着性が確保され、しかも過分な定着生産性低下を生じない。
(2)顕像剤を転写した用紙を熱加圧する定着ローラ(42,43)を含む定着装置(40/40a)の、該定着ローラの温度勾配(RSVt)を、一用紙が前記定着ローラ(42,43)を通過している間に繰り返し計測する計測手段(45,64,ITR/ITRa);
前記繰り返し計測により得る各温度勾配(RSVt)に対応して、前記定着ローラの回転速度を指示する速度指示(V)を、温度勾配が温度低下の方向であると定着ローラの回転速度(V)を下げる方向に変更する、速度指示変更手段(64,SCP1/SCP2/SCP3/SCP4);および、
前記速度指示(V)が指示する回転速度に前記定着ローラ(42,43)を回転駆動する駆動手段(65,48);
を備える定着制御装置。
(3)前記速度指示変更手段は、前記一用紙が前記定着ローラに進入する前に前記速度指示(V)の初期値(v1)を前記駆動手段に与え、前記一用紙が前記定着ローラを通過すると前記速度指示(V)を前記初期値(v1)に戻して前記駆動手段に与える;上記(2)に記載の定着制御装置。
(4)前記速度指示変更手段は、温度勾配を減速度に変換する変換テーブル(図6)を含み、前記計測手段が計測した温度勾配(RSVt)に対応する減速度(rV)を前記変換テーブルから読み出して、該減速度(rV)の分前記速度指示(V)を変更する(図4の5〜7);上記(2)又は(3)に記載の定着制御装置。
(5)前記速度指示変更手段は、温度勾配を減速度に変換する変換式にしたがって前記計測手段が計測した温度勾配に対応する減速度を算出して、該減速度の分前記速度指示を変更する;上記(2)又は(3)に記載の定着制御装置。
前記変換式はn≧2の、n次多項式である(図7〜9の5a〜7a)、上記(5)に記載の定着制御装置。
(7)前記速度指示変更手段は、前記計測手段が計測した温度勾配が定数Pを超えると前記速度指示を高値(V2)に変更する(図8の19,20);上記(2)乃至(6)のいずれか1つに記載の定着制御装置。
前記速度指示変更手段は、前記計測手段が計測した温度勾配の変化率が定数Qを超えると前記速度指示を高値(V4)に変更する(図9の19a,20a);上記(2)乃至(7)のいずれか1つに記載の定着制御装置。
(9)定着装置(40)は、ヒータ内蔵の加熱ローラと該加熱ローラに直接に接触し圧接した加圧ローラを含む(図2);上記(2)乃至(8)のいずれか1つに記載の定着制御装置。
(10)定着装置(40a)は、ヒータ内蔵の加熱ローラと、該加熱ローラに張架された定着ベルトと、該定着ベルトを挟んで前記加熱ローラと対向し該定着ベルトを加圧する加圧ローラを含む(図11);上記(2)乃至(8)のいずれか1つに記載の定着制御装置。
(11)電荷担持体上に顕像剤像を形成する作像手段(31〜38);
前記顕像剤像を用紙に転写する転写手段(39);
顕像剤像が転写された用紙を加熱加圧して、該顕像剤像を該用紙上に定着させる定着ローラを含む定着装置(40/40a);および、
上記(2)乃至(10)のいずれか1つに記載の定着制御装置(45,64,65,48);
を備える画像形成装置。
(12)撮像画像を表す画像データを生成する撮像手段(10,20);
前記画像データが表す画像の顕像剤像を電荷担持体上に形成する作像手段(31〜38);
前記顕像剤像を用紙に転写する転写手段(39);
顕像剤像が転写された用紙を加熱加圧して、該顕像剤像を該用紙上に定着させる定着ローラを含む定着装置(40/40a);および、
請求項2乃至10のいずれか1つに記載の定着制御装置(45,64,65,48);
を備える画像形成装置。
本発明の他の目的および特徴は、図面を参照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
図1に、本発明の第1実施例の複合機能フルカラーデジタル複写機MF1の外観を示す。このフルカラー複写機は、大略で、自動原稿送り装置(ADF)10と、図示を省略した操作ボードと、カラースキャナ20と、カラープリンタ30と、給紙バンク50の各ユニットで構成されている。機内の、図示を省略したシステムコントローラには、パソコンPCが接続したLAN(Local Area Network)が接続されている。また、機内の、図示を省略したファクシミリコントローラは、交換機PBXおよび公衆通信網PNを介して、ファクシミリ通信をすることが出来る。
プリンタ30には、転写ユニットがあり、該転写ユニットには、無端ベルトである転写ベルト31がある。転写ベルト31は、3つの支持ローラと1つのテンションローラに掛け廻されており、反時計廻りに回動駆動される。テンションローラの近くに、画像転写後に転写ベルト31上に残留する残留トナーを除去する転写体クリーニングユニットがある。
1つの支持ローラともう1つの支持ローラとの間の転写ベルト31には、その移動方向に沿って、Y(イエロー),M(マゼンタ),c(シアン)およびk(ブラック)色の作像用の作像ユニットが装備され、これらの中にある各感光体ドラム32に、転写ベルト31を挟んで対向して、転写ローラ33がある。作像ユニットの上方には、各色感光体ユニットの各感光体ドラムに画像形成のためのレーザ光を照射するレーザ露光ユニット34がある。感光体ドラム32を、帯電ローラ35が均一に帯電し、帯電面にレーザ露光ユニット34が画像信号で変調したレーザを投射する。これによって生じた静電潜像を、現像器40が現像してトナー像とする。このトナー像が転写ベルト31に転写される。
転写ベルト31の下方には、搬送ベルト39がある。搬送ベルト39は、転写ベルト31上のトナー像を、用紙すなわちシート上に転写する。トナー像を転写した用紙(転写紙)は、搬送ベルト39で定着装置40に送り出される。搬送ベルト39および定着装置40の下方に、表面に画像を形成した直後の用紙を、裏面にも画像を記録するために表裏を反転して送り出すシート反転ユニットである両面ドライブユニット41がある。
図示を省略した操作ボード上のスタートスイッチが押されると、原稿自動搬送装置(ADF)10に原稿があるときは、それをスキャナ20のコンタクトガラス上に搬送してから、ADF10に原稿が無いときにはコンタクトガラス上に手置きの原稿を読むために直ちに、スキャナ20を駆動し、スキャナ20内の第1キャリッジおよび第2キャリッジを、読み取り走査駆動する。そして、第1キャリッジ上の光源からコンタクトガラスに光を発射するとともに原稿面からの反射光を第1キャリッジ上の第1ミラーで反射して第2キャリッジに向け、第2キャリッジ上のミラーで反射して結像レンズを通して読取りセンサであるCCDに結像する。読取りセンサで得た画像信号に基づいてY,M,C,K(Bk)各色記録データが生成される。
また、スタートスイッチが押されたときに、転写ベルト31の回動駆動が開始されるとともに、前記作像装置の各ユニットの作像準備が開始され、そして各色作像の作像シーケンスが開始されて、各色用の感光体ドラムに各色記録データに基づいて変調された露光レーザが投射され、各色作像プロセスにより、各色トナー像が転写ベルト31上に一枚の画像として、重ね転写される。このトナー画像の先端が搬送ベルト39に進入するときに同時に先端が搬送ベルト39に進入するようにタイミングをはかって用紙がレジストローラ対38すなわち給送ローラから転写ベルト39に送り込まれ、これにより転写ベルト31上のトナー像が用紙に転写する。転写ベルト31には、転写ローラ33によって、トナーを転写する電圧が印加される。トナー像が移った用紙は定着装置40に送り込まれ、そこでトナー像が用紙に定着する。
なお、上述の用紙は、給紙バンク50の給紙トレイ(給紙段又はカセットとも言う)51〜53の直近上方の給紙ローラの1つを選択回転駆動し、給紙バンク50に多段に備える給紙トレイ51〜53の1つからシートを繰り出し、分離ローラで1枚だけ分離して、縦配列の搬送コロユニットに入れ、上方に搬送してプリンタ30内の搬送路に導き、搬送路の搬送ローラ37でレジストローラ対38に搬送して用紙の先端をレジストローラ対38に突き当てて止めてから、前述のタイミングでレジストローラ対38および搬送ローラ37を回転駆動して搬送ベルト39に送り出されるものである。右側端の手差しトレイ上に用紙を差し込んで給紙することもできる。ユーザが手差しトレイ上に用紙を差し込んでいるときには、プリンタ30が手差しトレイ部の給紙ローラを回転駆動して手差しトレイ上のシートの一枚を分離して手差し給紙路に引き込み、同じくレジストローラ対38に突き当てて止める。
定着装置40で定着処理を受けて排出される用紙は、切換爪で排出ローラに案内して図示を省略した排紙トレイ上にスタックする。または、切換爪で両面ドライブユニットに案内して、そこで反転して再び転写位置へと導き、裏面にも画像を記録して後、排出ローラで排紙トレイ上に排出する。一方、画像転写後の転写ベルト31上に残留する残留トナーは、図示を省略した転写体クリーニングユニットで除去し、再度の画像形成に備える。
図2に、定着装置40を拡大して示す。定着装置40は、加圧ローラ42とヒータ44により加熱される加熱ローラ43との間を通過する用紙上のトナーを用紙に加熱定着させるものである。加熱ローラ43は、金属製の小型の中空ローラ、例えば、外径が15mm以下で、膜厚(板厚)が1mm以下のローラからなる。中空ローラからなる加熱ローラ43の内部には、石英ガラス管ヒータ(例えば、外形が6mm程度で、500W以上が好ましい)等からなる上記ヒータ43が収容され、このヒータ44によって加熱ローラ43が加熱される。加圧ローラ42は小径の(例えば、外形が15mm以下の)ゴムローラからなり、径方向に移動自在に支持されているとともに、図示しないばね部材によって加熱ローラ43側へ所定の付勢力で付勢されている。加熱ローラ43と加圧ローラ42は歯車機構をかいして電気モータ48(図3)によって、実質的に同一の周速度で、用紙入り口から進入する用紙をくわえ込んで用紙出口に向けて送り出す方向に回転する。
定着装置40の用紙入り口には入紙検知スイッチ46があり、用紙出口には排紙検知スイッチ47がある。加熱ローラ43の表面温度を、温度センサ45が検出する。
図3に、定着装置40に給電し、定着ローラ42,43を回転駆動する電気モータを駆動する定着器制御システム、を示す。商用交流電圧が、主電源スイッチ61を介して、定着電源62および直流電源63に印加される。直流電源63は、商用交流電圧を、+5Vと+24Vに変換して、+5Vは常時出力ライン+5VEおよび動作モード/省エネモード間の電力消費モードの切り換えによってオン/オフされる動作時出力ライン+5Vに、+24Vは動作モード/省エネモード間の電力消費モードの切り換えによってオン/オフされる動作時出力ライン+24Vに出力する。動作モード/省エネモード間の切り換えはシステムコントローラ66が行い、切り換え指示信号を直流電源63および定着器コントローラ64に与える。システムコントローラ66は、図1に示す複写システムの各部動作モードおよび外部との印刷データおよび画像データの入出力を制御する。プロセスコントローラ67は、システムコントローラ66からのコマンドに応答して、画像読み取り,印刷あるいは複写を実行し、図1に示す画像読み取り機構,作像機構および給排紙機構の駆動を制御する。
定着器コントローラ64は、システムコントローラ66が与える動作モード/省エネモード切り換え信号に応答して、定着電源62のオン/オフを制御する。定着電源62は、オンになるとヒータ44に定着温度立ち上げ通電をして、温度センサ45が検出する温度が所定値に達すると定着温度を目標温度とするためのヒータ通電すなわち定温度制御を行う。定着器コントローラ64はさらに、定着ローラ42,43の回転速度制御も行う。定着器コントローラ64は、CPU又はマイクロコンピュータMPUを主体とする電子制御システムである。
図4に、定着器コントローラ64による回転速度制御の概要を示す。システムコントローラ66が、直流電源63を省エネモードから動作モードへ切り換え、これにより複写機各部に動作電圧+5Vが加わって各部が自身の初期化を終えた直後に、定着器コントローラ64にシステムコントローラ66が、定着器コントローラ64に省エネモードから動作モードへの切り換えを指示する。この指示に応答して定着器コントローラ64は、定着電源62にヒータ通電を指示し、そして図4に示す「定着ローラの回転速度制御」SCP1を開始し、まず基準速度v1の定着ローラ駆動をモータドライバ65に指示する(ステップ1)。これによりモータドライバ65が電気モータ48の回転駆動を開始し、回転速度をv1とする定速度制御を行う。
なお、以下においては、括弧内には、ステップという語を省略して、ステップ番号のみを記す。
次に定着器コントローラ64は、プロセスコントローラ67からの印刷スタート指示を待つ(2)。プロセスコントローラ67からの印刷スタート指示が到来すると定着器コントローラ64は、定周期で実行する「温度読込割り込み」を許可する(3)。該「温度読込割り込み」ITRの内容を図5に示す。
図5を参照すると、「温度読込割り込み」ITRに進入すると定着器コントローラ64は、内部レジスタ(メモリの1領域)である前回温度レジスタRptに、今回温度レジスタRstのデータを書き込む(21)。次に、温度センサ45の温度検出信号を温度データにデジタル変換して読み込んで、今回温度レジスタRstに書き込む(22)。次に、前回勾配レジスタRPVtに、今回勾配レジスタRSVtのデータを書き込む(23)。つぎに温度勾配Vt
Vt=Rst−Rpt ・・・(1)
を算出して、算出値を今回勾配レジスタRSVtに書き込む(24,25)。そして、この割り込み処理に進入する直前の処理に復帰する。
上記RstおよびRptはそれぞれ、レジスタRstおよびレジスタRptにあるデータである。細かく言うと、温度勾配RSVt=Vtは、(Rst−Rpt)/割り込み周期、であるが、割り込み周期は一定であるので、Vt=Rst−Rptを温度勾配を表わすデータとして扱う。なお、温度勾配RSVt=Vt=Rst−Rptは、定着温度Tの1次微分値(定着温度Tの変化速度,変化率)である。
図4を再度参照する。温度割り込みを許可すると、定着器コントローラ64は、入紙口の用紙検知スイッチ46の、オフ(用紙非検出)からオン(用紙検出)への切り換わりを待つ(4)。オンに切り換わると、温度勾配RSVtを減速度rVに変換するテーブル(メモリ上の1領域のデータ群:ルックアップテーブル)を用いて、温度勾配レジスタRSVtのデータに対応付けられている減速度rVを読み出す(5)。図6には、該温度勾配を減速度に変換するテーブルの内容の一部を示す。
図4を再度参照すると、定着器コントローラ64は、現在モータドライバ65に与えている目標速度Vに前記テーブルから読み出した減速度rVを加算(rVが負であるとその絶対値を減算)した値を今回の目標速度として、モータドライバ65に更新出力する。モータドライバ65は、新たな目標速度を狙い値とする定速度制御を行う(6,7)。その後、排紙口の排紙検知スイッチ47の、用紙が定着器40から排出されたことを表す、オン(用紙検出)からオフ(用紙非検出)への切り換わりを待ち(8〜11)、切り換わるまでは、所定周期でステップ5〜11の処理を繰り返す。すなわち、所定周期で、温度勾配(定着温度の変化速度)に対応して定着ローラの回転速度を、温度勾配が負(温度低下)であると低く変更する。温度勾配が正(温度上昇)であると高く変更する。
排紙検知スイッチ47がオン(用紙検出)からオフ(用紙非検出)に切り換わると、定着器コントローラ64は、モータドライバ65に目標速度v1を指示する(12)。すなわち、回転速度を初期値v1に戻す。これは、次の用紙のローラ通過開始までに、通過開始時の回転速度v1まで速度を上げておき、次の用紙の到来に備えるものである。
次の用紙をスイッチ46が検出すると、定着器コントローラ64は、ステップ5〜11の、所定周期で温度勾配(定着温度の変化速度)に対応して定着ローラの回転速度を、温度勾配が負(温度低下)であると低く変更する回転速度制御、を開始する。連続印刷又はコピーの設定枚数の印刷出力が終了すると、プロセスコントローラ67が定着器コントローラ64に終了指示を与える(14)。これに応答して定着器コントローラ64は、定着電源62に通電停止を指示し、モータドライバ65にモータ駆動の停止を指示する(15)。そして温度読込割り込みを禁止し(16)、レジスタRpt,Rst,RPVtおよびRSVtのデータをクリアする(17)。すなわちレジスタのデータを消去する。そしてプロセスコントローラ67からの印刷スタート指示を待つ(18)。スタート指示が到来すると、ステップ3に進む。スタート指示がなくシステムコントローラ66が直流電源63を省エネモードに切り換えると、そこで直流電源63から定着器コントローラ64への動作電圧+5Vが消えるので、定着器コントローラ64が動作を停止し、定着電源62がヒータ44への通電を停止する。
一般に、ローラ間を用紙が通過することによってローラ温度が低下するが、第1実施例によれば、ローラ回転速度をローラの温度勾配に合わせて、温度勾配が負であると低速度に変化させることにより、例えばローラ温度が低下してもそれに合わせ定着時間が長くなるので、定着不良が起こりにくい。温度勾配が正になると高速度に変化させることにより、ローラ温度が上昇するとそれに合わせ定着時間が短くなるので、定着生産性の低下が避けられる。
上記用紙検知スイッチ46,47のオン/オフの前後のタイミングなど(たとえば、変速開始を入口検出スイッチ46オン10msec後とするなど)をローラ変速の開始/終了タイミングとしてもよい
本発明の第2実施例のハードウエアは上述の第1実施例と同様であるが、第2実施例の定着器コントローラ64の、定着ローラの回転速度制御の内容の一部が、第1実施例のものとは異なる。
図7に、第2実施例の定着器コントローラ64の、定着ローラの回転速度制御の内容を示す。これは、第1実施例のステップ5〜7の、テーブルアクセス(ルックアップテーブル利用)の減速度導出に代えて、n次多項式の中の、n=3の多項式を用いて減速度rVを、温度勾配RSVtが正(温度上昇)の場合には、
rV=+〔a・RSVt+a・RSVt+a・RSVt+a〕・・・(2)
と算出し、温度勾配RSVtが負(温度低下)の場合には、
rV=−〔a・|RSVt|+a・|RSVt|
+a・|RSVt|+a〕 ・・・(3)
と算出して、モータ48の回転速度を、現在速度VよりrV分変更した値V+rVに変更するものである(5a〜7a)。上記(2),(3)式中のaは係数、RSVt,RSVtの項は、熱伝達の2次遅れ,3次遅れの補償項である。第2実施例のその他の機能は、第1実施例と同様である。
本発明の第3実施例のハードウエアは上述の第1実施例と同様であるが、第3実施例の定着器コントローラ64の、定着ローラの回転速度制御の内容の一部が、第1実施例のものとは異なる。
図8に、第3実施例の定着器コントローラ64の、定着ローラの回転速度制御の内容を示す。これは、第2実施例の回転速度制御に、温度勾配RSVtを参照してそれが設定値P(本実施例では定数)以上であると、その時点で回転速度をV2にまで上げるステップ19,20を加えたものである。ただし、V2は、Pに対応して求まる回転速度より大きい値である。
図12の(a)に示すように、ある程度定着温度が下がり、それに応じて回転速度を下げる制御を行なうと、図12の(b)に示すようにローラから紙に伝わる熱が、用紙のより給紙側の先の方まで伝わるようになる。そうすると温度勾配RSVtが上がる(温度低下が緩やかになる、或いは、温度勾配が正すなわち温度上昇に変わる)ので、ステップ19でこれを検出して、ステップ20で回転速度をV2に上げても、定着性を保つことができる。定着速度が向上する。第3実施例のその他の機能は、第2実施例と同様である。この第3実施例のステップ19,20の処理を、第1実施例のステップ5の直前に挿入することもできる。
本発明の第4実施例のハードウエアは上述の第1実施例と同様であるが、第4実施例の定着器コントローラ64の、定着ローラの回転速度制御の内容の一部が、第1実施例のものとは異なる。
図9に、第4実施例の定着器コントローラ64の、定着ローラの回転速度制御の内容を示す。これは、第2実施例の回転速度制御に、温度勾配の変化率dRSVt(温度勾配の変化速度;温度の2次微分値)を参照してそれが設定値Q(本実施例では定数)以上であると、その時点で回転速度をV4にまで上げるステップ19a,20aを加えたものである。ただし、変更直前の回転速度をv3としたとき、できる限りv4>v3となるようv4を設定している。温度勾配の変化率dRSVtが、ある程度まで上がってくれば、その後回転速度を多少上げても温度勾配が更に上がることが望め、ローラ温度そのものが上がるため、このようにすることで、生産性を低下させることなく、定着性を保つことができる。
温度勾配RSVtの変化率dRSVtをステップ19aで参照するために、第4実施例では、図10に示すように、「温度読込割り込み」ITRaでは、前回微分勾配レジスタdRPVtに今回微分勾配レジスタdRSVtのデータdRSVtを書き込み(26)、微分勾配dVt
dVt=RSVt−RPVt ・・・(4)
を算出して(27)、今回微分勾配レジスタdRSVtに今回算出した微分勾配dVtを書き込む(28)。第4実施例のその他の機能は、第2実施例と同様である。この第4実施例のステップ19a,20aの処理を、第1実施例のステップ5の直前に、また、第3実施例のステップ19の直前又は直後に、挿入することもできる。
上述の第1〜第4実施例の定着装置40は、いずれも図2に示す構造のものである。第5実施例では、図11に示す、定着ベルト49を装備する定着装置40aを用いる。定着装置40aは、加熱ローラ43と第3ローラ48に定着ベルト49を張架したものであり、加圧ローラ42と、加熱ローラ43で支持された定着ベルト49との間を通過する用紙上のトナーを該用紙に加熱定着させるものである。定着ベルト49には、たるむことのないよう一定の張力がかけられている。加熱ローラ43は、金属製の小型の中空ローラからなる。中空ローラからなる加熱ローラ43の内部には、石英ガラス管ヒータ等からなるヒータ44が収容され、このヒータ44によって加熱ローラ44が加熱され、該加熱ローラ44によって定着ベルト49が加熱される。加圧ローラ42は小径のゴムローラからなり、径方向に移動自在に支持されているとともに、図示しないばね部材によって定着ベルト49を支持する加熱ローラ43側へ所定の付勢力で付勢されている。
この定着装置を用いる場合でも、上述の回転速度制御SCP1(図4)〜SCP4(図9)を同様に適用する。
本発明の第1実施例の複写機の機構概要を示す縦断面図である。 図1に示す定着装置40の拡大縦断面図である。 図1に示す複写機の電源系統の概要を示すブロック図である。 図3に示す定着器コントローラ64の、定着ローラ駆動モータ48の回転速度制御の概要を示すフローチャートである。 図3に示す定着器コントローラ64の、定着温度勾配検出のための割り込み処理の概要を示すフローチャートである。 定着温度勾配に対応する減速度rVを導出するための変換テーブルの内容野一部を示す図表である。 本発明の第2実施例の定着器コントローラ64の、定着ローラ駆動モータ48の回転速度制御の概要を示すフローチャートである。 本発明の第3実施例の定着器コントローラ64の、定着ローラ駆動モータ48の回転速度制御の概要を示すフローチャートである。 本発明の第4実施例の定着器コントローラ64の、定着ローラ駆動モータ48の回転速度制御の概要を示すフローチャートである。 第4実施例の定着器コントローラ64の、定着温度勾配の変化率dRSVt検出のための割り込み処理の概要を示すフローチャートである。 本発明の回転速度制御を適用するもう1つの形態の定着装置40aの構造の概要を示す縦断面図である。 (a)は、定着ローラの回転速度が高いときの、用紙における熱の伝播方向を模式的に示す縦断面図、(b)は定着ローラの回転速度が低いときのものを示す。 従来の、連続コピー時等、複数の用紙が短ピッチで次々に定着装置に送り込まれるときの、定着温度の変化を示すグラフである。
符号の説明
10:自動原稿供給装置
20:カラー原稿スキャナ
30:カラープリンタ
PC:パソコン
PBX:交換器
PN:通信回線
31:転写ベルト
32:感光体ドラム
33:転写ローラ
34:光書込みユニット
35:帯電ローラ
38:レジストローラ対
39:搬送ベルト
40,40a:定着装置
42:加圧ローラ
43:加熱ローラ
44:加熱ヒータ
45:温度センサ
46:用紙検出スイッチ
47:用紙検出スイッチ
48:第3ローラ
49:定着ベルト
50:給紙バンク
51〜53:給紙トレイ

Claims (12)

  1. 顕像剤像を転写した一用紙が定着ローラを通過している間に、定着ローラの温度勾配を繰り返し計測しこれにより繰り返し得られる各温度勾配に対応して、温度勾配が温度低下の方向であると回転速度を下げる方向に、定着ローラの回転速度を変更する、定着制御方法。
  2. 顕像剤を転写した用紙を熱加圧する定着ローラを含む定着装置の、該定着ローラの温度勾配を、一用紙が前記定着ローラを通過している間に繰り返し計測する計測手段;
    前記繰り返し計測により得る各温度勾配に対応して、前記定着ローラの回転速度を指示する速度指示を、温度勾配が温度低下の方向であると定着ローラの回転速度を下げる方向に変更する、速度指示変更手段;および、
    前記速度指示が指示する回転速度に前記定着ローラを回転駆動する駆動手段;
    を備える定着制御装置。
  3. 前記速度指示変更手段は、前記一用紙が前記定着ローラに進入する前に前記速度指示の初期値を前記駆動手段に与え、前記一用紙が前記定着ローラを通過すると前記速度指示を前記初期値に戻して前記駆動手段に与える;請求項2に記載の定着制御装置。
  4. 前記速度指示変更手段は、温度勾配を減速度に変換する変換テーブルを含み、前記計測手段が計測した温度勾配に対応する減速度を前記変換テーブルから読み出して、該減速度の分前記速度指示を変更する;請求項2又は3に記載の定着制御装置。
  5. 前記速度指示変更手段は、温度勾配を減速度に変換する変換式にしたがって前記計測手段が計測した温度勾配に対応する減速度を算出して、該減速度の分前記速度指示を変更する;請求項2又は3に記載の定着制御装置。
  6. 前記変換式はn≧2の、n次多項式である、請求項5に記載の定着制御装置。
  7. 前記速度指示変更手段は、前記計測手段が計測した温度勾配が定数Pを超えると前記速度指示を高値に変更する;請求項2乃至6のいずれか1つに記載の定着制御装置。
  8. 前記速度指示変更手段は、前記計測手段が計測した温度勾配の変化率が定数Qを超えると前記速度指示を高値に変更する;請求項2乃至7のいずれか1つに記載の定着制御装置。
  9. 定着装置は、ヒータ内蔵の加熱ローラと該加熱ローラに直接に接触し圧接した加圧ローラを含む;請求項2乃至8のいずれか1つに記載の定着制御装置。
  10. 定着装置は、ヒータ内蔵の加熱ローラと、該加熱ローラに張架された定着ベルトと、該定着ベルトを挟んで前記加熱ローラと対向し該定着ベルトを加圧する加圧ローラを含む;請求項2乃至8のいずれか1つに記載の定着制御装置。
  11. 電荷担持体上に顕像剤像を形成する作像手段;
    前記顕像剤像を用紙に転写する転写手段;
    顕像剤像が転写された用紙を加熱加圧して、該顕像剤像を該用紙上に定着させる定着ローラを含む定着装置;および、
    請求項2乃至10のいずれか1つに記載の定着制御装置;
    を備える画像形成装置。
  12. 撮像画像を表す画像データを生成する撮像手段;
    前記画像データが表す画像の顕像剤像を電荷担持体上に形成する作像手段;
    前記顕像剤像を用紙に転写する転写手段;
    顕像剤像が転写された用紙を加熱加圧して、該顕像剤像を該用紙上に定着させる定着ローラを含む定着装置;および、
    請求項2乃至10のいずれか1つに記載の定着制御装置;
    を備える画像形成装置。
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