JP2004320333A - 複写装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】イメージリーダーコントローラは起動されたとき、装置電源が投入されたのか、プリンタエンジンコントローラから起動されたか認知できない。スリープモード時間が短時間であれば事前におこなった初期化データを参照可能であり、初期化に要するランプやモーターを起動するための電力を消費しなくて済み、かつスタンバイ時間が短縮される。
【解決手段】イメージスリーダー部をコントロールするためのイメージリーダーコントローラと、濃度を補正するための初期化手段と、イメージリーダー部を起動するための起動手段と、プリンターエンジン部をコントロールするためのプリンタエンジンコントローラと、ユーザーによってコピー動作を指示するための操作パネルと、一定時間内に該パネルに入力されないとローパワーモードに遷移する遷移手段と、ローパワーモードに遷移してから再度パネル。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、装置の省エネモード時間に応じて画像読取部の読取濃度補正制御を実行するかいなかの決定を判断する画像読取部を有した複写装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、原稿を光学走査して、その光学像をCCDなどの固体撮像素子で受光して電気信号に変換し、更に、この電気信号をデジタル化する一方、前記ディジタル信号に変換された画像情報に基づいて、レーザービームを変調して、レーザービームによって感光体上に静電潜像を形成するように構成されたディジタル複写装置が知られている。
【0003】
例えば、図4装置断面図に示すような複写装置がある。複写装置の上段には画像読取部225には、ADF201を装備している。また、コンタクトガラス200上に載置した原稿及び原稿を搬送させながら原稿を読み取る光学読取ユニット210を備えている。但し、必ずしも、光学読取ユニット210全てが走査する構成である必要はない。
【0004】
ここでの光学読取ユニット210は、照射光源207・反射ミラー208・集光レンズ209・CCD100で構成されている。214はADF原稿有無センサであり、ADFの原稿載置部に原稿が配置されたかどうかを検出する。ADF201によって連続して原稿を読み取る場合は、原稿載置部202に読取を行う面を下側にセットする。一度にセット可能な原稿枚数は原稿の搬送を規制するガイドの高さによって限定されている。次に、読取ユニット211がホームポジション位置213からADF読取位置まで移動を行い、給紙トレイ202に積載された原稿を、ピックアップローラ203でピックアップし、給紙ローラ204によって原稿読取位置まで搬送する。その位置で、照射光源207で照射し、その反射光をCCD100によって読み取る。その後、排紙ローラ211によって排紙トレイ212に排出される構成になっている。
【0005】
また、原稿読取中あるいは、読取後、給紙トレイ202にまだ原稿が積載されていると、次々と原稿をピックアップし、連続読取を行い,排紙トレイに排紙される。
【0006】
読取時は、照射光源207からの光が原稿に照射され、その反射光が反射ミラー208を介して、集光レンズ209により読取手段であるCCD100に受光した後、光電変換し、主走査方向の画像情報を得る。
【0007】
一方、コンタクトガラス200に原稿を載置した場合は、光学読取ユニット210が副走査方向に移動することで、原稿のライン方向の読取を行う。
【0008】
また、画像読取部で読み取られた画像データを画像コントローラ部によって処理され画像形成部に送られる。送出された画像データはレーザー104を駆動し、ポリゴンミラー105、レンズ106,107,折り返しミラー108を経て帯電ローラ134によって一様に帯電された感光ドラム110に照射される。画像データに応じて潜像化された感光ドラム上に現像器によって有視化される。このプロセスと同期して給紙された用紙150上に先の感光ドラム上の現像トナーが転写ローラー135によって転写される。現像トナーを転写された用紙はさらに搬送され定着ユニット111で定着され排紙トレイ113へ排紙される。
【0009】
このような複写装置においてはエナジースターのような環境アセスメントにおいて厳しく消費電力の規制がなされ、さらに複写動作の指示がなされたら、指示開始から複写動作開始するまでの時間についても規定されている。これらの条件を満足すべく、所定時間複写あるいはプリントコマンドが入力されなければ消費電力を抑えるべく各ユニットは電力を低減させるため、定着ユニット111に配置された加熱ヒーター100、搬送駆動モーター(不図示)、照射光源207等への電力供給を停止させ、ユーザーによる操作パネルからの入力操作、外部装置からの入力、コマンドが発令されたかどうかをシステムコントローラが監視するための最小限必要な電力と、起動後に所定時間内に動作準備が完了するため、定着温度を維持するのに必要な電力だけを供給制御するようにしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、用紙サイズが大きく、かつ印字スピードが速い場合や画像形成部がカラー画像を形成させるための構成であるような場合、トナー量が増加するので用紙に定着させるために電力容量の大きなヒーターを使用せざるを得ない。また、カラー画像形成部の場合1枚あたりを印字出力するためのスループットがモノクロに比べ遅くなる。一方省エネモードから定常のコピー動作モードに復帰するために要する時間は単位時間内の印字枚数が少ない機械ほど短時間内に復帰することが要求されており、カラー画像形成装置において省エネモード時は定着ユニットの加熱ヒーター以外の電力消費は停止することが望ましい。このような背景により省エネモード時の複写装置においては初期化時間の短い画像読取部はすべての電力供給を停止させる必要がある。
【0011】
また、省エネモードに移行してから間もなく、動作モードに復帰するような事態が発生した場合、画像読取部においてはパワーオン時の電力供給と同様なシーケンスにて初期化をおこなうと、省エネモードに移行するまでの経過時間が短時間であれば初期化データはほとんど変更がないことも多く、初期化に伴うための露光ランプや読取りキャリッジを搬送させるためのモータの駆動などの電力消費や初期化作業に伴うためにコピー動作開始するまでの待機時間を要するため無駄な消費電力と時間を消耗していることがあった。
【0012】
【課題を解決するための手段】
ユーザーからの操作によって動作指示が所定時間ないと、あるいは外部からのコマンド指示によって消費電力を極力抑えて動作する省エネモードを有する複写装置において、各々独立した制御手段によってコントロールされる画像を読み取る画像読取部と画像読み取り部および外部装置からの画像を処理、制御する画像制御部と、画像制御部からのデータに基づいて印字する画像形成部から成る複写装置であって所定時間動作指定がないと省エネモードへ移行する移行する手段と、画像読取部への電源供給を制御する手段と、省エネモード移行開始してから複写を再開するために省エネモードから動作モードへ復帰するまでの経過時間を計測する計測手段と、該計測手段によって計測された経過時間を告知する経過時間告知手段と、各動作モードを告知する動作モード告知手段とを有する画像形成部と、読取開始前に画像補正をおこなう手段と、該画像補正手段によって得られた補正データを格納するメモリと、外部からの起動により電源を立ち上げる起動手段と、画像読取部が起動時に動作モード告知手段により省エネモード移行後から動作モードまで復帰するタイミングなのかあるいは装置全体の起動するタイミングなのかを判断するための状態取得手段と、該状態取得手段により省エネモードから定常動作モードへ復帰するタイミングであると状態を認識した場合、前記経過時間告知手段によって省エネモード開始から通常の複写動作モードに復帰するまでの時間を取得し、該経過時間と所定時間を比較する手段とを有し、省エネモード開始から通常動作モードに復帰するまでの時間が所定時間より少なければ前記画像補正手段による初期化処理を省略することにより動作開始までの準備時間が短縮され、無駄なエネルギーの消耗を減じることが可能となる。
【0013】
読取開始前におこなう画像補正手段は複数の初期化処理をおこなうものであって、画像形成部から取得された省エネモード開始から通常の複写動作モードに復帰するまでの経過時間に応じて複数の初期化処理のうち実施する処理を決定することにより必要な処理だけを適切に実施することが可能となる。
【0014】
省エネモード移行開始してから複写を再開するために省エネモードから動作モードへ復帰するまでの経過時間を計測する計測手段と、該計測手段によって計測された経過時間を告知する経過時間告知手段と、各動作モードを告知する動作モード告知手段とを画像制御部に有することにより一元的に情報の管理が可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
(実施例1)
本発明に係わる複写装置の電気ブロック図を図1に示す。
【0016】
本発明複写装置は大別して3つのブロックから成る。図1において225は画像読取部、227はプリンタエンジン部、226は画像コントローラ部である。225は画像読取部であり、原稿画像の読取をおこなう。読取られた原稿画像は電子情報として画像コントローラ部226へ送られ、画像処理され、プリンタエンジン部へ送られる。227はプリンタエンジン部であり、画像コントローラからの画像データをもとに用紙にプリントアウトされる。
【0017】
239はAC(交流)電源でありスイッチ240を介してプリンタエンジン部227に入力される。241は電源であり、AC電源をDC電圧に変換し、プリンタエンジン部、画像コントローラ部、画像読取部の各部へ供給される。242はリレー回路であり、プリンタエンジン部からのリモート信号をもとに電源からの供給が制御される。画像読み取り部のCPU221はプリンタエンジン部のプリンタエンジンコントローラと通信によってコマンド、ステータスのやり取りをおこなって情報を交換する。次に各ユニットの内部について説明する。
【0018】
画像読取部225について221はCPUであり画像読取装部の制御をおこなっており、読み取り光学ユニット210の走査や初期化のための画像補正制御、ゲイン調整、画像転送制御などをおこなって読み取った原稿の画像データを画像コントローラ部へ送出する。
【0019】
ここでの光学読取ユニット210は、照射光源207・反射ミラー208・集光レンズ209・CCD100で構成されている、214はADF原稿有無センサであり、ADFの原稿載置部に原稿が配置されたかどうかを検出する。100はCCD、原稿215を照射光源207で照射して集光レンズ209にてCCDイメージセンサに結像させる。CCDはCPU221から発生されるタイミング信号をもとに駆動され、原稿の濃度の対応した反射光の強度がアナログ画像信号として画素ごとに順次出力される。CCD100から出力された画像データはサンプルホールド回路217(以下S/Hと称する)によってキャリアノイズが除去、クランプ回路218でレンジ調整された後、A/D変換回路219にてデジタル信号に変換される。デジタルデータに変換された画像信号は、キャリブレーションする際に、白基準板205を読み取ったデータを基準データとしてメモリ回路222に記憶させる。ここで、用いられるメモリ回路は不揮発性であり電源の遮断があってもデータは保持される。223はオートゲインコントロール回路(以下AGC回路と称する)でありCPUからの制御により画像信号はゲイン調整される。ゲイン調整された画像信号は画像処理回路を通じて画像データとして画像コントローラ部226へ送出される。211は排紙センサでありCPUに入力され、ADFにて搬送、画像読取されたのちに排紙トレー212に排紙されたことを検出する。CPUは排紙センサにて原稿が排紙されたのを検出されたことにより原稿画像の読取りのカウントをおこない、RAM238に記録させる。
【0020】
画像コントローラ部において228は画像I/F回路であり画像読取部225からのデータを画像メモリ229へ格納する。230はシステムマネジメントコントローラであり、ユーザーによる操作パネル231の入力回路232からの指令,設定をもとに複写装置システム全体を管理し、画像読取部のCPU221やプリンタエンジン部のエンジンコントローラ235とコマンド,ステータスの通信制御をおこなって各部の動作をコントロールし、画像データの加工、画像メモリによるデータの入出力制御,管理をおこなっている。231は操作パネルでありユーザーからの操作される。入力回路233から動作、設定がなれ、表示回路233に装置に関する情報が表示される。システムマネジメントコントローラは所定時間経過してもユーザーによる入力回路から入力がないとプリンタエンジンコントローラへ省エネモードへ移行するためのコマンドを送信する。画像コントローラ部のシステムコントローラより省エネモード移行指示コマンドが発行されたらプリンタエンジンコントローラはファンモータの停止、定着ヒータの温度調整を下げるなどして電力の抑制するとともにリモート信号をオフして、画像読取部への電源の供給を停止させる。プリンタエンジン部227においてはビデオI/F回路234であり画像コントローラ部226からビットマップに変換された画像データが送信される。235はプリンタエンジンコントローラでありプリンタのシーケンス制御がおこなわれる。237はジャム検出センサであり、プリンターエンジン部227でプリンタ用紙の搬送の不備などにより発生した様々なジャムを検出する。236は紙有無センサであり給紙カセット(不図示)にプリンタ用紙があるか否かを検出する。243はタイマー回路であり画像読取部225が初期化処理をおこなってから省エネモード移行、解除されるまでの時間を計測する。
【0021】
次に図3のフローチャートをもとに本発明実施例1の動作を説明する。
【0022】
まず、画像読取部のCPU221は画像読取部のプリンターエンジン部の電源供給によって立ち上がったらプリンターエンジンコントローラと通信する。画像読取部のパワーオンがどのようなモードに応じてプリンターエンジンコントローラからリモート信号をイネーブルにすることによる制御されたものかを確認する。プリンターエンジンコントローラが省エネモードから動作モードへ移行するためにリモート信号をイネーブルして画像読取部へ電源供給したものか、あるいはユーザーがスイッチ240を入力して装置全体がパワーオンによって画像読取部にも電源供給されたのかを確認する。システム全体のパワーオンによって立ち上がったものであれば光学読取ユニット210を白色基準板直下部に移動し照射光源207を点灯、シェーデーングなどにより算出された補正データをメモリ回路222へ書き込みをおこなう。プリンタエンジンコントローラ235はタイマー回路243をセットし、読取コマンドもしくはユーザーによる操作パネル231からのコピー指示があればシステムマネジメントコントローラを経由してタイマー回路をリセットさせ、コピー指示がなければタイマーを継続して動作させる。画像読取部のCPU221はこの間パワーオンが発生するごとに、プリンターエンジンコントローラと通信して、画像コントローラ部からの画像読取指令の有無と省エネモードから動作モードに移行するために電源供給制御を行なったのかどうかを確認する。画像読取指令もなく、省エネモードから動作モードへの移行するために電源供給がエンジンコントローラから制御された訳ではない場合、画像読取部の初期化動作を行なう。省エネモードから動作モードに移行するために電源供給制御されたのであれば、さらにプリンターエンジンコントローラから、タイマーの経過時間の情報を得る。タイマーの経過時間は前回おこなった初期化動作からの経過時間であり、この時間が所定時間より短ければメモリー回路から画像補正データを読み出して画像読取動作をおこなう。タイマーの経過時間が所定時間より長ければ、光源やセンサ、白色基準板などの経時変化による影響を鑑み、初期化動作を再度おこなって新たに画像補正データを取得し、これをもとに画像の読取動作をおこなう。
【0023】
次に初期化動作の詳細な処理について説明する。
【0024】
キャリッジユニットを基準白色板の読取箇所へ移動させる。キャリッジユニットを読み取り位置に移動したら停止させ、ランプを点灯させる。白色基準板の濃度をCCDで読取り、アンプのゲイン調整などをおこなって白補正データを算出し記憶回路に白補正データを記憶させる。次にランプを消灯させて黒レベルの濃度をCCDで読取りA/D変換回路のオフセット調整などをおこなって黒補正データを算出し記憶回路に記憶させる。S6にて再度ランプ点灯させ、基準白色板の濃度を読取り、各画素ごとのレベルが近隣の画素レベルに対して逸脱していないかどうかを調べる。これはランプの照度のばらつき、レンズの収差、CCDの感度ばらつきなどによって画素によってCCDからの出力レベルが不均一性になり,読取画像の歪や白筋が発生するのを防止するためである。S7にて近隣に比べレベルが異常かどうかを画素ごとに調べ、所定レベルより大きくなっていれば該当した画素は特異点として除去処理をおこなう。S9にて除去された特異点の画素レベルを適当なレベルに置き換えて補正データとして記憶回路に記憶させる。
【0025】
(実施例2)
実施例1では省エネモード前からの初期化処理をおこなった後から省エネモードから動作モードへ移行するまでの経過時間をエンジンコントローラによって計測、管理されていたが、画像コントローラ部のシステムマネジメントコントローラによってなされる構成であっても良い。この構成では、画像読取部のCPUは電源のパワーオンがプリンターエンジンコントローラからなされた場合、プリンタエンジンコントローラからモード情報をシステムマネジメントコントローラから通じて取得する。PCなどの外部装置からのコマンドや入力回路から動作モードから省エネモードに移行するように指示された場合はシステムマネジメントコントローラに情報が入力されるので再度、省エネモードから動作モードに復帰する場合はシステムマネジメントコントローラから直接省エネからの復帰である情報を取得できる。しかしながら一定時間以上動作指令がない場合、動作モードから省エネモードに移行する条件では画像読取部のCPUはシステムコントローラを通じてエンジンコントローラからモードの状態情報を取得する。
【0026】
(実施例3)
実施例3は画像読取部の初期化時におこなう複数の補正処理のうち省エネモードに遷移していた期間、すなわち既に過去におこなった初期化処理からの経過時間に応じて選択的に再度補正処理をおこなうかどうかを決定するものである。
【0027】
以下図をもとに本発明実施例3の動作説明をおこなう。
【0028】
S1からS10までは実施例1同様である。S10にてプリンターエンジンコントローラが省エネモードを解除し、動作モードに移行するために画像読取部の電源部がオンされたのではないことを情報として取得したら、装置システム全体が初期化するためS11にて初期化動作のうち白補正と黒補正をおこなう(初期化動作のサブルーチンのS1からS5まで)。次にS12にて画素間不均一性補正処理(初期化動作のサブルーチンのS6からS9まで)をおこない、S13にて画像読取動作をおこなう。
【0029】
省エネモードを解除し、動作モードに移行するために画像読取部の電源部がオンされたことを情報として取得していたら,エンジンコントローラからタイマーの経過時間を取得する。タイマーの経過時間がa以上であればすべての初期化処理をおこなうべく白補正、黒補正制御をおこなう。タイマーの経過時間がa以下であれば経過時間がbより長いかどうかを調べる。bより長ければ初期化処理のうち画素間不均一性補正処理のみをおこなう。b以下であれば初期化処理は一切おこなわず、前回おこなわれた初期化処理で処理された補正データをメモリ回路から読み出して画像読取動作を実行する。
【0030】
【発明の効果】
以上述べたように省エネモード時に画像読取部への電源供給を停止する構成において、装置が省エネモードに移行し、通常の動作モードへ復帰するまでの経過時間をエンジンコントローラで計測し画像読取部のCPUがその情報を取得することで経過時間に応じて再度初期化動作を実施するか否かを決定することにより読取動作開始までの準備時間を短縮するとともに無駄なエネルギー消費を削減することが可能となる。
【0031】
また、装置が省エネモードに移行し、通常の動作モードへ復帰するまでの経過時間を画像コントローラ部でおこなうことによって省エネモードへ移行、省エネモードから動作モードへの復帰、画像読取指示するための管理を一元化できるためスムーズな処理が可能となる。
【0032】
また、読取開始前におこなう画像補正手段は複数の初期化処理をおこなうものであって、画像形成部から取得された省エネモード開始から通常の複写動作モードに復帰するまでの経過時間に応じて複数の初期化処理のうち必要な補正処理を決定、実施することにより読取開始までの時間をより短縮できるとともに良好な読取が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を説明する電気ブロック図。
【図2】本発明の実施例1の動作説明するフローチャート。
【図3】本発明の実施例1の初期化動作説明するフローチャート。
【図4】従来例を説明する装置断面図
【図5】本発明の実施例3の動作説明するフローチャート。
【符号の説明】
100 CCDイメージセンサ
218 サンプルホールド回路
113 クランプ回路
114 A/D変換器
115,117 掛算器
116,118 シェーディング補正用メモリ
119 補正回路
120 光量補正用メモリ
121 画像処理回路
200 プラテンガラス
201 自動原稿搬送装置(ADF)
202 給紙トレイ
203 ピックアップローラ
204 給紙ローラ
205 白基準板
207 照射光源
208 反射ミラー
209 集光レンズ
210 光学ユニット
211 排紙ローラ
212 排紙トレイ
213 ホームポジション位置

Claims (3)

  1. ユーザーからの操作によって動作指示が所定時間ないと、あるいは外部からのコマンド指示によって消費電力を極力抑えて動作する省エネモードを有する複写装置において、各々独立した制御手段によってコントロールされる画像を読み取る画像読取部と画像読み取り部および外部装置からの画像を処理、制御する画像制御部と、画像制御部からのデータに基づいて印字する画像形成部から成る複写装置であって所定時間動作指定がないと省エネモードへ移行する移行する手段と、画像読取部への電源供給を制御する手段と、省エネモード移行開始してから複写を再開するために省エネモードから動作モードへ復帰するまでの経過時間を計測する計測手段と、該計測手段によって計測された経過時間を告知する経過時間告知手段と、各動作モードを告知する動作モード告知手段とを有する画像形成部と、読取開始前に画像補正をおこなう手段と、該画像補正手段によって得られた補正データを格納するメモリと、外部からの起動により電源を立ち上げる起動手段と、画像読取部が起動時に動作モード告知手段により省エネモード移行後から動作モードまで復帰するタイミングなのかあるいは装置全体の起動するタイミングなのかを判断するための状態取得手段と、該状態取得手段により省エネモードから定常動作モードへ復帰するタイミングであると状態を認識した場合、前記経過時間告知手段によって省エネモード開始から通常の複写動作モードに復帰するまでの時間を取得し、該経過時間と所定時間を比較する手段とを有し、省エネモード開始から通常動作モードに復帰するまでの時間が所定時間より少なければ前記画像補正手段による初期化処理をしないことを特徴とする画像読取部を有する複写装置。
  2. 読取開始前におこなう画像補正手段は複数の初期化処理をおこなうものであって、画像形成部から取得された省エネモード開始から通常の複写動作モードに復帰するまでの経過時間に応じて複数の初期化処理のうち実施する処理を決定することを特徴とする第1項の画像読取部を有する複写装置。
  3. 省エネモード移行開始してから複写を再開するために省エネモードから動作モードへ復帰するまでの経過時間を計測する計測手段と、該計測手段によって計測された経過時間を告知する経過時間告知手段と、各動作モードを告知する動作モード告知手段とを画像制御部に有することを特徴とする第1項の複写装置。
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