JP2007010789A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】メモリ容量が制約され、しかも低い優先度のジョブが高い優先度のジョブよりもその準備期間が短い場合、低い優先度のジョブが処理可能になったときにそのジョブを開始し、高い優先度のジョブが処理可能になったときには即座に高い優先度のジョブに切り替えて効率的に処理を行うことのできる画像形成装置を提供する。
【解決手段】 待機状態から復帰して原稿読取可能になるまでに第1期間を要する原稿読取部と、外部からの印字データを受信する印字データ受信部と、待機状態から復帰して印字可能になるまでに第2期間を要する画像形成部と、原稿読取部と画像形成部との動作を制御する画像形成制御部とを備え、前記画像形成制御部は、待機状態から復帰した際に前記第2期間終了から第1期間終了までに印字できる程度の印字データを受信して第2期間終了後に印字させるように制御することを特徴とする画像形成装置。
【選択図】図1

Description

この発明は、原稿読取部と画像形成部とを備える画像形成装置に関する。
原稿を読み取る原稿読取部と印字データを受信する印字データ受信部と読み取った原稿画像または受信した印字データに基づく画像を印字する画像形成部とを備えた画像形成装置が知られている。例えば、コピアとプリンタの両方の機能を備えたデジタル複合機である。
このような画像形成装置では、原稿読取や印字を開始するまでに準備動作が必要であってそのための時間を要するものがある。例えば、原稿読取部は、原稿を走査するタイプのものであれば走査部を基準の位置に移動させたり、原稿を照射する露光ランプの光量を安定させるための点灯(プレ点灯)をさせたり、主走査方向の読取濃度を均一化するためのシェーディング補正動作を必要とするものがある。また、印字画像形成部は、例えば電子写真方式の画像形成部であれば、形成した画像を画像形成部材上に定着させるための定着ヒータを所定の温度までウォームアップしたり、電子写真プロセスの初期化処理を必要とするものがある。あるいは、インクジェット方式の画像形成部であれば、インクヘッド部を清掃し、所定の位置に移動させる初期化処理を必要とするものがある。
準備動作の内容は、一般に電源投入後と待機中で異なる。また、待機中に、省電力状態に遷移しているか否かによっても異なる。効率的な処理の観点からは、待機状態から原稿読取もしくは印字開始までの時間は短いほうが好ましい。しかし、省電力の観点からは待機中はできる限り各部の電力消費を抑制することが好ましく、両者の要求はしばしば相反する。そこで、省電力と準備動作に要するトータルの待ち時間の短縮を両立させるためにいくつかの工夫がされてきた。
例えば、通常は定着ウォームアップに最も時間を要する装置において、定着ユニットの温度を所定温度まで上昇させるために要する時間を求め、露光ランプ(コピーランプ)の現在光量を所定光量まで上昇させるために要する時間、ポリゴンミラーの回転速度を所定速度まで上昇させるために要する時間がウォームアップに要する時間よりも長い場合には、コピーランプあるいはポリゴンミラーを駆動するモータに供給する電力を増加し、ウォームアップが終了までにコピーランプおよびポリゴンモータの回転を所定状態になるように制御するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
前述のように互いに異なる処理機能、例えばコピーとプリンタとで準備動作に要する時間が異なる。一方、異なる処理機能では、優先度が異なる。一般的に、コピーは、ユーザが複合機の前で操作を行い、コピーの完了を待つのでプリンタに比べて迅速に処理を行うことが要求され、優先度が高い。しかし、優先度の高いコピーの準備動作が、より優先度の低いプリンタに比べて短いとは限らない。例えば、
近年、定着装置やトナーの技術的進歩によってウォームアップ時間の短い装置が実用化されている。一方、露光ランプとして従来はハロゲンランプが主流であったが、原稿読取用のイメージセンサーの感度向上に伴い、冷陰極管が広く用いられるようになってきた。冷陰極管はハロゲンランプに比べて発光光率が高く、発光輝度の分布が均一であるといった利点がある。しかし、点灯してから発光光量が安定するまでに要する時間がハロゲンランプよりも長い。従って、画像形成装置の構成によっては、待機状態から印字可能になるまでの時間が読取可能になるまでの時間よりも短いものがある。
特開2003−302874号公報
前述のように、複合機において、互いに種類の異なるジョブの要求を受けて準備動作を開始した場合、優先度の低いジョブが先に処理可能になることがある。例えば、原稿読取部よりも画像形成部の準備期間が短い画像形成装置では、印字ジョブとコピージョブの両方が要求された場合、先に画像形成部のみを使用する印字ジョブが処理可能になり、その後原稿読取部と画像形成部の両方を用いるコピージョブが処理可能になる。そこで、印字ジョブが処理可能になったときに受信データの印字を開始し、その後原稿読み取りが可能な状態になったときにコピーを開始すればトータルの作業時間を短縮できて効率的である。しかし、コピーをとりたいユーザは画像形成装置の前で印字が終わるまで待たされることになる。これに対応するため、複合機は、ユーザの操作によって印字を中断し、コピーが開始できるようなジョブ切替機能を備えている。しかし、普及機ではコスト的な制約から画像形成装置の内部に中断された印字処理の印字データを保持できるだけの画像メモリを持たないものがある。このような複合機では、少なくとも次のページ区切りまでの印字データを受信して印字し終えるまでコピーを開始することができない。ユーザはジョブ切替を要求した後、コピー開始可能になるまでかなりの間待たされることになる。
画像メモリに制約のある画像形成装置であっても、高い優先度のジョブが処理可能になったときにすぐにジョブを切り替えることのできる手法が望まれている。
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、メモリ容量が制約され、しかも低い優先度のジョブが高い優先度のジョブよりもその準備期間が短い場合、低い優先度のジョブが処理可能になったときにそのジョブを開始し、高い優先度のジョブが処理可能になったときには即座に高い優先度のジョブに切り替えて効率的に処理を行うことのできる画像形成装置を提供するものである。
この発明は、待機状態から復帰して原稿読取可能になるまでに第1期間を要する原稿読取部と、外部からの印字データを受信する印字データ受信部と、待機状態から復帰して印字可能になるまでに第2期間を要する画像形成部と、原稿読取部と画像形成部との動作を制御する画像形成制御部とを備え、
前記画像形成制御部は、待機状態から復帰した際に前記第2期間終了から第1期間終了までに印字できる程度の印字データを受信して第2期間終了後に印字させるように制御することを特徴とする画像形成装置を提供する。
この発明の画像形成装置は、前記画像形成制御部が、待機状態から復帰した際に前記第2期間終了から第1期間終了までに印字できる程度の印字データを受信して第2期間終了後に印字させるように制御するので、ウォームアップが終了からプレ点灯終了まで印字可能な程度の印字データをプレ点灯終了までに受信して印字をおこない、プレ点灯が終了したときは即座にコピーを開始することができる。従って、待機中あるいは準備動作中に印字とコピーの両方の要求を受けた場合に効率的に印字およびコピーの処理をすることができる。
ここで、原稿読み取り要求とは、たとえばユーザが画像形成装置に設けられた操作パネルの所定のキーを押すことによってコピーの開始を要求し、画像形成装置が前記キーが押下されたことを検知したことであってもよい。また、原稿読み取り要求は、原稿読取部を用いて行う処理の要求であって、コピー処理であってもよいがこれに限らず、例えば原稿画像を読み取って画像データをホストに格納するスキャナーの処理やFAX送信などの処理であってもよい。
画像読取部は、前記第1期間中露光ランプのプレ点灯状態にあってもよいが、これに限定されるものではなく、たとえばシェーディング補正などプレ点灯状態以外に原稿読取装置の準備を行う状態にあってもよく、あるいはプレ点灯状態と他の準備処理を組合せた準備状態にあってもよい。また、画像形成部が、前記第2期間中定着のウォームアップ状態にあってもよいが、これに限定されるものではなく、たとえば電子写真感光体の初期化状態や現像剤のトナー濃度調整などウォームアップ以外に画像形成装置の準備を行う状態にあってもよく、あるいはウォームアップ状態と他の準備処理を組み合わせた準備状態にあってもよい。
印字データの受信を制御する受信制御部をさらに備え、前記受信制御部が、待機状態または第1期間中に受信する印字データの受信を所定のページ数以下にするように制御してもよい。このようにすれば、受信する印字データのページ数を制限することによって、第2期間終了後かつ第1期間終了までに印字できる程度の印字データを受信することができる。
受信制御部は、ホストPCより印字データ受信開始前に印字データのページ毎のデータサイズ、および用紙サイズを取得する。受信制御部は、データサイズと用紙サイズに対する印刷時間特性テーブルを予め有しており、印刷時間特性テーブルを参照してページ毎の印刷時間を推定することができる。さらに、先頭ページからページ毎の推定時間を順次加算していき、第2期間終了後かつ第1期間終了までの時間と比較することで、第2期間終了後かつ第1期間終了までに印字できる枚数を決定する。このようにして受信制御部は、印字可能枚数を決定した後、ホストPCに対して受信可能枚数を指定する。
前記原稿読取部が原稿を照射する露光ランプを有し、前記画像形成部が画像形成部材を加熱して画像形成部材上に画像を定着させる定着部を有し、前記原稿読取部が、第1期間中露光ランプの光量を安定させるプレ点灯状態にあり、前記画像形成部が、第2期間中定着部を所定の温度まで暖めるウォームアップ状態にあってもよい。
さらに、定着部の温度を検知する定着温度検知部と、定着部の各温度に対してウォームアップ状態終了までの第1予測時間を与えるウォームアップ特性テーブルと、露光ランプの光量を検知する光量検知部と、各検知光量に対してプレ点灯状態終了までの第2予測時間を与えるプレ点灯特性テーブルとをさらに備え、前記受信制御部が、検知された定着部の温度でウォームアップ特性テーブルを参照して第1予測時間を得、検知された露光ランプの光量でプレ点灯特性テーブルを参照して第2予測時間を得、第1予測時間と第2予測時間とに基づいて受信すべき印字データのページ数を決定するようにしてもよい。
このようにすれば、検知した定着温度に基づく第1予測時間と、検知した露光ランプ光量に基づく第2予測時間から精度よく印字データのページ数を決定することがでる。従って、第1期間終了までに印字が終了する程度のページ数をそのときの装置の状態に応じて適切に決定することができる。
さらにまた、前記受信制御部が、各ページの印字データを受信するたびに、前記第1予測時間と前記第2予測時間とを得て受信すべき印字データのページ数を更新してもよい。このようにすれば、各ページの印字データを受信するたびに前記ページ数を更新するので、準備動作の進行状況を反映してより正確に前記ページ数を決定することができる。
前記読取要求検知部が、前記第1期間中および前記印字中に原稿読み取り要求の有無を検知し、前記画像形成制御部が、原稿読取要求を読み取り要求検知部が検知した場合に前記第1期間または前記印字の終了後に原稿読取を開始するように制御してもよい。このようにすれば、前記第1期間中あるいは前記印字中に原稿読み取りの要求があった場合に、前記第1期間終了後または前記印字終了後に原稿読み取りが開始されるので、印字処理から原稿読み取りへの切替が迅速に行われる。
また、前記原稿読取部が、原稿読取部の障害の有無を検知する読取障害検知部を有し、前記画像形成部が、画像形成部の障害の有無を検知する印字障害検知部を有し、前記画像形成制御部は、原稿読取部の動作に障害が検知されても、画像形成部の動作が正常な場合はヒータのウォームアップを行って印字データに基づく画像形成を開始するように制御してもよい。このようにすれば、原稿読取部に動作障害がある場合でも印字処理が行われる。
以下、図面を用いてこの発明をさらに詳述する。以下の説明により、この発明をよりよく理解することが可能であろう。なお、以下の説明によってこの発明が限定されるものではない。
≪機構的な構成≫
図2は、この発明の画像形成装置の構成例を示す説明図である。図2に示すように、この実施の形態の画像形成装置は、大別して原稿読取部3、画像形成部11、および、その他の部位であるシート搬送部から構成されている。
原稿読取部は、原稿に光を照射してその反射光から原稿の画像に応じた画像データを生成するものである。画像形成部は、原稿読取部が生成した画像データに基づいて可視像を形成し、この可視像を所定の転写シート(シート)に印字するものである。シート搬送部は、画像形成部にシートを供給するとともに、印字済のシートを排紙するためのものである。
まず、原稿読取部の詳細について説明する。原稿読取部は、上面に透明なガラスからなる原稿台101を有している。そして、この原稿台101の下方には、スキャナー光学系が配されている。このスキャナー光学系には、露光ランプ102、反射鏡103、結像レンズ104と光電変換素子(CCD)105が備えられている。露光ランプ102は、原稿台101上に載置された原稿に光を照射するための光源102である。反射鏡103は、原稿からの反射光を、例えば図中に直線で示すように、結像レンズ104およびCCD105へ導くものである。CCD105は、結像レンズ104によって結像された反射光を受光し、この反射光に応じた電気信号を画像信号として生成するものである。
生成された電気信号は、図示しないCCD制御基板に入力される。CCD制御基板には、CCDからの信号をA/D変換して画素データを得るA/D変換回路が搭載されている。A/D変換によって得られた画素データは、さらに、画像形成部に配置される図示しない制御基板に入力される。前記制御基板には、画素データを記憶する画像メモリや、画素データを処理して後述するLSU117に印字データとして出力する画像処理回路が搭載されている。また前記制御基板は、原稿読取部と画像形成部を制御するためのマイクロコンピュータとマイクロコンピュータが実行する制御プログラムを格納するROM、原稿読取部と画像形成部の各部のセンサ、スイッチからの信号を受ける入力回路、モータやソレノイドなど負荷を駆動する出力回路が搭載されている。さらに、外部のホストから印字データを受信する受信回路が搭載されている。
原稿台101の右側には、シェーディング補正用白板106が配置されている。露光ランプ102でシェーディング白板106を照射し、その反射光をCCD105で読み取って、CCDからの信号をA/D変換する。前記制御基板のマイクロコンピュータはA/D変換されたCCD信号に基づいて露光ランプ102の光量を検知することができる。また、CCDの主走査方向の各画素の感度ばらつきと露光ランプ102の照度むらを補正することができる。
次に、画像形成部およびシート搬送部の詳細について説明する。画像形成部は、感光体ローラ111、帯電部112、現像部113、転写チャージャ114、定着ローラ115、定着ヒータ119、クリーニング装置116、図示しないレーザースキャンニングユニット(LSU)117と定着紙検知スイッチを備えている。感光体ローラ111は、ドラム形状の感光体ローラ111であり、後述主搬送路121を搬送されるシートが感光体ローラ111と同速度でその表面に接するように回転駆動される。帯電部112は、感光体ローラ111の表面を所定の電位に帯電させるものである。LSU117は、帯電された感光体ローラ111の表面上に、感光体ローラ111の回転軸と平行な方向にレーザー光を走査させて露光することにより、感光体ローラ111の表面に、原稿読取部から読み込まれた原稿の画像信号に応じた静電潜像を形成するものである。現像部113は、LSU117を用いて感光体ローラ111の表面に形成した静電潜像を現像ローラ118によって現像し、感光体ローラ111の表面上にトナー像(顕像)を形成するものである。転写チャージャ114は、感光体ローラ111上のトナー像をシートに転写するものである。定着ヒータ119は、定着ローラ115の内部に配置され、定着ローラ115を加熱する。定着ローラ115は、印字後のシートに転写された未定着のトナー像を、シート上に熱定着させるものである。定着ローラの表面には、サーミスタからなる定着温度検知センサ120が配置され、定着ローラ115の表面温度を検知する。定着温度検知センサ120の信号は、前記制御基板の入力回路に接続され、前記制御基板のマイクロコンピュータに定着ローラ115の表面温度の情報を提供する。また、定着ヒータ119は、前記制御基板の出力回路に接続され、前記制御基板のマイクロコンピュータによってヒータのオン/オフが制御される。定着紙検知スイッチは、シートが定着ローラ115を通過したことを検知するものである。クリーニング装置116は、トナー像がシートに転写された後、感光体ローラ111の表面に残留したトナーを除去するものである。
また、シート搬送部は、主搬送路121、副搬送路122、固定給紙カセット123、ピックアップローラ124、レジストローラ125、ガイド部材126、排紙口127、排紙ローラ128および搬送ローラ129と図示しないレジスト前検知スイッチを備えている。固定給紙カセット123は、印字にかかるシートを収納するためのものである。ピックアップローラ124は、固定給紙カセット123から、シートを1枚毎に出紙するための半月状のローラである。レジスト前検知スイッチは、ピックアップローラ124によって搬送されたシートが主搬送路121上の所定の位置を通過したことを検知し、所定の検知信号を出力するためのものである。レジストローラ125は、主搬送路121を搬送されてきたシートをいったん保持するものである。そして、感光体ローラ111上のトナー像の先端をシートの先端に同期させて転写できるように、感光体ローラ111の回転にあわせて、シートをタイミングよく搬送する機能を有する。すなわち、レジストローラ125は、レジスト前検知スイッチが出力した検知信号に基づいて、感光体ローラ111上のトナー画像の先端がシートにおける印刷範囲の先端と同期するように、シートを搬送する。
排紙ローラ128は、排紙口127の近傍に備えられ、定着ローラ115から出紙されたシートを、第1排紙トレイ130あるいは第2排紙トレイ131(原稿読取部の下方の、固定給紙カセット123の上部に配置されている可動型トレイ)に排出するためのローラである。また、排紙ローラ128は、ガイド部材126および副搬送路122とともに、裏面印字機構としての機能を有する。すなわち、通常の片面印字では、ガイド部材126は、図2におけるB方向に配置され、主搬送路121から排紙ローラ128へシートを搬送できるようになっている。一方、シートの両面に印字を行う場合、シートの第1面に対する印字が終了し、主搬送路121からシートの後端が排出されたときに、ガイド部材126をA方向に回転し、排紙ローラ128から逆送されるシートを副搬送路122へ導くように配置する。排紙ローラ128は、定着ローラ115から出紙されたシートの後端部がガイド部材126を通過するまで順方向(排紙口127からシートを出紙する方向)に回転した後、逆方向に回転する。これにより、シートは、ガイド部材126を通過して副搬送路122へ運ばれ、搬送ローラ129によって再びレジストローラ125まで搬送され、第2面(裏面)に印字がされる。
≪機能的な構成≫
図1は、この発明の画像形成装置の機能的な構成の一例を示すブロック図である。図1において、画像形成装置1は、原稿読取部3、印字データ受信部5、読み取り要求検知部7、画像形成制御部9、画像形成部11を備える。さらに好ましくは、受信制御部19を備える。
原稿読取部3は、原稿の画像を読み取るブロックあって、図2にも対応する機構部分を示している。印字データ受信部5は、外部のホストコンピュータ27から印字データを受信するブロックである。このブロックは、機構的な構成の説明箇所既に述べた前記制御基板のうち印字データの受信回路部分を用いて、マイクロコンピュータがROMに格納された制御プログラムに従って受信処理を行うことによって実現されるブロックである。読み取り要求検知部7は、ユーザがコピーの開始を要求したことを検知するブロックであり、たとえば、画像形成装置の操作パネル内に設けられたコピースタートキーに相当する。画像形成制御部9は、画像形成装置1の動作を制御するブロックであって、前記制御基板のうち、画像形成装置1の動作を制御するための入出力回路を用い、マイクロコンピュータがROMに格納された制御プログラムに従って画像形成装置1の動作を制御することによって実現されるブロックである。また、画像形成部11は、印字を行うブロックである。
この実施の形態において、原稿読取部3は、冷陰極管による露光ランプ102、光量検知部15、読取障害検知部17を有する。露光ランプ102は、図2にも示しており、原稿を照射するランプである。光量検知部15は、露光ランプ102をシェーディング補正白板106の直下に位置させた状態で点灯させ、図2のCCD105に導かれる光を読みとるように前述の制御基板のマイクロコンピュータがROMに格納された制御プログラムを実行することによって実現される。また、読取障害検知部17は、ROMに格納された制御プログラムに従い、原稿読取部3の各部に設けたセンサからの信号を前記制御基板のマイクロコンピュータが判断して障害を検知することによって実現されるブロックである。
また、画像形成部11は、定着ヒータ119、定着温度検知部23、印字障害検知部25を有する。定着ヒータ119は、図2にも示しており、定着ローラ115を加熱して印字部材上に形成した画像を定着させるためのものである。定着温度検知部23は、ROMに格納された制御プログラムに従い、定着ローラ115の表面に配置した定着温度検知センサ120からの信号を前記制御基板のマイクロコンピュータが読み取って温度に換算することによって実現されるブロックである。また、印字障害検知部25は、ROMに格納された制御プログラムに従い、原稿読取部3の各部に設けたセンサからの信号を前記制御基板のマイクロコンピュータが判断して障害を検知することによって実現されるブロックである。
受信制御部19は、前記制御基板のマイクロコンピュータがROMに格納された制御プログラムに従って受信の制御を行うことによって実現されるブロックである。
≪フローチャート≫
(実施の形態1)
この実施の形態では、ウォームアップ状態終了からプレ点灯状態終了までの時間が予め定められた一定の時間であるとした場合の原稿読取部と画像形成部の動作制御について説明する。
図3、4は、前記制御基板のマイクロコンピュータがROMに格納された制御プログラムに従って実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。図3に示すように、画像形成制御部9は、待機状態が所定時間継続した場合、画像形成装置をシャットダウン状態に移行させる(ステップS101)。シャットダウン状態では、定着ヒータ119、露光ランプ102への通電は行わない。シャットダウン状態で、印字データ受信部5がホスト27からの印字データを受信すると、印字データ受信部5は、印字データの受信を復帰要求として画像形成制御部9に通知する(ステップS103)。
画像形成制御部9は、復帰要求に応じて、定着ヒータ119を点灯してウォームアップを開始するとともに、露光ランプ102を点灯してプレ点灯を開始する。また、画像形成装部11および原稿読取部3の他の初期化動作を開始する。他の初期化動作とは、例えば、画像形成部11については電子写真プロセスの初期化動作であり、原稿読取部3については、露光ランプや反射鏡を初期位置に移動させる動作である。さらに、画像形成制御部9は、通電復帰要求がプリントジョブを要求するものか否かを判断する(ステップS105)。
復帰要求が印字データの受信によるものでなく、例えば、ユーザが図示しない操作パネルのキーを操作することによって読み取り要求検知部7が検知したコピー開始要求の場合、ルーチンはステップS139に進む。画像形成制御部9は、定着ローラ115が所定の温度に達したことを確認し(ステップS139)、かつ露光ランプの光量が安定したことを確認(ステップS141)した後に、コピー処理を実行する(ステップS143)。そして、画像形成制御部9は、コピー処理の終了が終了すると(ステップS145)待機状態、即ち印字データ受信待ちのオンライン状態に移行する(ステップS137)。その後、所定の時間待機状態が継続した場合、画像形成制御部9は、画像形成装置をシャットダウン状態に移行させる(ステップS101)。
一方、前記ステップS105の判断結果が、プリントジョブの要求であった場合、ルーチンはステップS107へ進む。そして、画像形成制御部9は、一連の印字データの冒頭部分の受信内容から、処理すべき印字ジョブの情報(印刷データ情報)を取得し(ステップS107)、取得した情報に基づいて印刷可能枚数を設定する(ステップS109)。
ここで、画像形成制御部9が、印刷データ情報を取得したうえで印刷可能枚数を設定する理由は、定着温度安定時間とランプ光量安定時間の時間差が決まっても、印刷出力するデータのデータサイズによって、一枚あたりの印刷時間が変わるからである。画像形成制御部9は、取得した印刷データ情報から印刷データのデータサイズを考慮して印刷可能枚数を設定する。
そして、設定した印刷可能枚数分だけの印字データを要求して印字データの受信を継続する(ステップS111)。要求した枚数分の印字データを受信したら(ステップS113)、画像形成制御部9は、定着ローラ115が所定の温度に達したかどうかを確認し、所定温度に達していない場合はウォームアップの完了を待つ(ステップS115)。そして、ウォームアップ完了後、印字ジョブを実行する(ステップS117)。印字ジョブが終了した後(ステップS119)、画像形成制御部9は、コピー予約がされていたかどうかを調べる(ステップS121)。コピー予約は、復帰要求に応じたウォームアップ状態、プレ点灯状態および受信した印字データの印字ジョブ中に、ユーザがコピースタートキーを押下し、読取要求検知部7がキーの押下を検知することによりなされる。
コピー予約がされていた場合、ルーチンはステップS123へ進み、コピーランプの光量が安定し、プレ点灯状態が終了するのを待ってから、予約されたコピージョブを実行する(ステップS125)。コピージョブが終了した後(ステップS127)、後続の印字データがあれば、印字データを受け付けるようにする(ステップS129)。そして、ルーチンはステップS131へ進む。
一方、前記ステップS121でコピー予約がなかった場合、ルーチンはステップS122へ進み、後続の印字データを受け付けるようにする。ステップS131で、画像形成制御部9は、印刷すべきものが残っていないかどうかを調べる。印刷すべきデータがあれば、残分の印字データを受信し(ステップS133)、印刷を行う(ステップS135)。
全ての印刷が終了したら、待機状態、即ち印字データ受信待ちのオンライン状態に移行する(ステップS137)。その後、待所定の時間機状態が継続した場合、画像形成制御部9は、画像形成装置をシャットダウン状態に移行させる(ステップS101)。
(実施の形態2)
この実施の形態では、シャットダウンからの復帰の際に、ウォームアップ状態終了からプレ点灯状態終了までの時間を求める場合の原稿読取部と画像形成部の動作制御について説明する。
図5、6は、この実施の形態において、前記制御基板のマイクロコンピュータがROMに格納された制御プログラムに従って実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。図5のステップS201〜207は、図3のステップS101〜107で下2桁の数字が同じステップにそれぞれ対応する。また、図5、6のステップS211〜245は、図3のステップS111〜145で下2桁の数字が同じステップにそれぞれ対応する。図3,4と差異のあるステップS209、210、251,253について説明する。
プリントジョブの要求を受けてシャットダウンから復帰した場合、画像形成制御部9は、ステップS209で印字可能枚数を算出する。具体的な算出の手順は、以下のとおりである。
画像形成制御部9は、ウォームアップの時間に対する定着温度の特性(ウォームアップ特性テーブル)を保持している。ウォームアップ特性テーブルは、例えば、標準特性としてROMに格納された固定値であってもよいが、これに限定されず、画像形成装置ごとに測定を行った結果を不揮発性RAMに記憶したものであってもよい。ウォームアップ特性テーブルを参照することにより、定着温度検知部23で検知された定着温度からウォームアップ終了までの予測時間を得ることができる。
算出された印字可能枚数が0の場合(ステップS210)、印字処理を行わず、ルーチンはステップS221へ進み、コピー予約があるかどうかの判断を行う。
また、最初に算出した印字可能枚数分の印字を終了し、予約されたコピーを開始しようとしたがプレ点灯状態が終了していない場合(ステップS223)、ルーチンはステップS251へ進み、プレ点灯状態の終了を待つ間に後続の印字データを印字すべきか否かを判断する。まず、後続の印字データがあるか否かを判断する(ステップS251)。後続の印字データがなければ、ルーチンはステップS223へ進み、プレ点灯状態の終了を待つ。後続の印字データがある場合、画像形成制御部9は、プレ点灯状態が終了するまでの時間を改めて予測する(ステップS253)。具体的には、以下のとおりである。
画像形成制御部9は、プレ点灯の時間に対する反射光量の特性(プレ点灯特性テーブル)を保持している。プレ点灯特性テーブルは、例えば、標準特性としてROMに格納された固定値であってもよいが、画像形成装置ごとに測定を行った結果を不揮発性RAMに記憶したものであってもよい。プレ点灯特性テーブルを参照することにより、光量検知部15で検知された反射光量からプレ点灯終了までの予測時間を得ることができる。
プレ点灯状態終了までの予測時間を求めた後、ルーチンはステップS209へ進み、プレ点灯状態が終了するまでの時間に印字可能な枚数を算出する。なお、この時点ですでにウォームアップが終了しているので、画像形成部11は、印字データ受信後、直ちに印字を開始することができるものとして印字可能枚数を算出すればよい。算出された印字可能枚数が1以上であれば、ホストコンピュータ27に対して、印字可能枚数分の印字データを要求(ステップS211)し、受信後(ステップS213)印字を行う(ステップS217)。
(実施の形態3)
この実施の形態では、シャットダウンからの復帰の際に、ウォームアップ状態終了からプレ点灯状態終了までの予測時間の精度を高めるために、1ページ分の印字データを受信するたびに時間予測を行う場合の原稿読取部と画像形成部の動作制御について説明する。
図7,8は、この実施の形態において、前記制御基板のマイクロコンピュータがROMに格納された制御プログラムに従って実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。図7、8のステップS301〜353は、図5、6のステップS201〜253で下2桁の数字が同じステップにそれぞれ対応する。図5,6と差異のあるステップS361〜371、381,383、391〜395について説明する。
プリントジョブの要求を受けてシャットダウンから復帰した場合、画像形成制御部9は、ステップS361で次の1ページ分の受信データを受信する(ステップS361)。そして、受信した印字データの印刷時間T0’を予測する(ステップS363)。この予測時間T0’は、以下のようにして求める。
T0’の具体的な求め方は以下の通りである。あらかじめ、電気的に書替え可能なROMにベースとなる印字時間に関するテーブルを保有させておく。このテーブルは、用紙サイズおよびデータサイズに関係する印刷時間テーブルである。また、カセット位置が後段に変化するとその分印字時間は増すため、カセット位置の距離、および搬送速度を保有しておくことで、その差分を加算すればよい。
T0’を求める際は、受信した印字データの用紙サイズ、データサイズによる印字時間をこのテーブルを参照することにより推定し、更に用紙サイズに対応する用紙カセットの位置の違いによる用紙が画像形成部に搬送されるまでの遅延時間を、このテーブルを参照することにより推定する。
予測時間T0’を求めたら、T0’算出前に、既に受信されている印字データの合計印刷時間T0にT0’を加算して合計印刷時間T0を更新する(ステップS365)。
次に、画像形成制御部9は、ウォームアップ状態が終了してからプレ点灯状態が終了するまでの時間、即ち印刷可能予測時間T1を求める(ステップS367)。予測時間T1を算出する処理の詳細については、さらに後述する。
予測時間T1を求めた後、画像形成制御部9は、合計印刷時間T0が、印刷可能予測時間T1以上か否かを判断する(ステップS369)。合計印刷時間T0が印刷可能予測時間T1に等しいか上回っている場合は、それ以上の印字データを受信しない。この場合、ルーチンはS351へ進み、ウォームアップ状態の終了を待って受信した印字データの印字を行う。
一方、時間T0がT1を下回っている場合、次のページの印字データを受信する容量が残っているか否か、即ち次のページの印字データを受信すると画像メモリがフルになるか否かを判定する(ステップS371)。メモリフルになる場合は、これ以上の印字データを受信することができないので、ルーチンはステップS315へ進み、ウォームアップ状態の終了を待って受信した印字データの印字を行う。メモリフルにならない場合、ルーチンはステップS361へ進み、さらに次のページの印字データを受信する。
ここで、時間T1を求める処理について説明する。画像形成制御部9は、露光検知部15に、露光ランプの光量を検知させる。そして、検知された光量から、露光ランプの光量が安定するまでの予測時間T3を算出する(ステップS391)。既に、T3を算出している場合は、改めてT3の値を更新する。次に、定着温度検知部23に、定着温度を検知させる。そして、検知された定着温度から、ウォームアップが終了するまでの予測時間T2を算出する(ステップS393)。既に、T2を算出している場合は、改めてT2の値を更新する。
そして、T3とT2の時間差を計算し、T1を求める(ステップS395)。
図9は、前述の印刷可能予測時間T1,ウォームアップ状態終了までの予測時間T2、プレ点灯状態終了までの予測時間T3の関係を示す説明図である。
また、画像形成制御部9は、ステップS317で予測した印字可能枚数分の印字を終了した後、プレ点灯状態が終了せず、コピー予約の開始を待っている間、後続の印字データがあるか否かを判断する(ステップS351)。後続の印字データがなければ、ルーチンはステップS323へ進み、プレ点灯状態の終了を待つ。後続の印字データがある場合、画像形成制御部9は、次のページの印字データを受信して(ステップS381)、受信したページを印字(ステップS383)した後、ステップS323へ進み、改めてプレ点灯状態が終了したか否かを判断する。
これまで述べた実施の形態の他にも、この発明について種々の変形例があり得ることは明らかである。そのような変形例は、この発明の特徴及び範囲に属さないと解釈されるべきものではない。そのような変形例が、この発明の特許請求の範囲に含まれることを意図したものであることは、この技術分野の通常の知識を有するものにとって明らかである。
この発明の画像形成装置の機能的な構成の一例を示すブロック図である。 この発明の画像形成装置の構成例を示す説明図である。 マイクロコンピュータが制御プログラムに従って実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。(実施の形態1) マイクロコンピュータが制御プログラムに従って実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。(実施の形態1) マイクロコンピュータが制御プログラムに従って実行する処理手順の異なる一例を示すフローチャートである。(実施の形態2) マイクロコンピュータが制御プログラムに従って実行する処理手順の異なる一例を示すフローチャートである。(実施の形態2) マイクロコンピュータが制御プログラムに従って実行する処理手順のさらに異なる一例を示すフローチャートである。(実施の形態3) マイクロコンピュータが制御プログラムに従って実行する処理手順のさらに異なる一例を示すフローチャートである。(実施の形態3) 印刷可能予測時間T1,ウォームアップ状態終了までの予測時間T2、プレ点灯状態終了までの予測時間T3の関係を示す説明図である。(実施の形態3)
符号の説明
1 画像形成装置
3 原稿読取部
5 印字データ受信部
7 読み取り要求検知部
9 画像形成制御部
11 画像形成部
15 光量検知部
17 読取障害検知部
19 受信制御部
23 定着温度検知部
25 印字障害検知部
27 ホストコンピュータ
101 原稿台
102 露光ランプ
103 反射鏡
104 レンズ
105 光学変換素子、CCD
106 シェーディング補正白板
111 感光体ローラ
112 帯電部
113 現像部
114 転写チャージャ
115 定着ローラ
116 クリーニング装置
117 レーザースキャンニングユニット、LSU
118 現像ローラ
119 定着ヒータ
120 定着温度検知センサ
121 主搬送回路
122 副搬送路
123 固定給紙カセット
124 ピックアップローラ
125 レジストローラ
126 ガイド部材
127 排紙口
128 排紙ローラ
129 搬送ローラ

Claims (7)

  1. 待機状態から復帰して原稿読取可能になるまでに第1期間を要する原稿読取部と、外部からの印字データを受信する印字データ受信部と、待機状態から復帰して印字可能になるまでに第2期間を要する画像形成部と、原稿読取部と画像形成部との動作を制御する画像形成制御部とを備え、
    前記画像形成制御部は、待機状態から復帰した際に前記第2期間終了から第1期間終了までに印字できる程度の印字データを受信して第2期間終了後に印字させるように制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 印字データの受信を制御する受信制御部をさらに備え、前記受信制御部が、待機状態または第1期間中に受信する印字データの受信を所定のページ数以下にするよう制御する請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記原稿読取部が原稿を照射する露光ランプを有し、前記画像形成部が画像形成部材を加熱して画像形成部材上に画像を定着させる定着部を有し、前記原稿読取部が、第1期間中露光ランプの光量を安定させるプレ点灯状態にあり、前記画像形成部が、第2期間中定着部を所定の温度まで暖めるウォームアップ状態にある請求項1記載の画像形成装置。
  4. 定着部の温度を検知する定着温度検知部と、定着部の各温度に対してウォームアップ状態終了までの第1予測時間を与えるウォームアップ特性テーブルと、露光ランプの光量を検知する光量検知部と各検知光量に対してプレ点灯状態終了までの第2予測時間を与えるプレ点灯特性テーブルとをさらに備え、前記受信制御部が、検知された定着部の温度でウォームアップ特性テーブルを参照して第1予測時間を得、検知された露光ランプの光量でプレ点灯特性テーブルを参照して第2予測時間を得、第1予測時間と第2予測時間とに基づいて受信すべき印字データのページ数を決定する請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記受信制御部が、各ページの印字データを受信するたびに、前記第1予測時間と前記第2予測時間とを得て受信すべき印字データのページ数を更新する請求項4記載の画像形成装置。
  6. 前記読取要求検知部が、前記第1期間中および前記印字中に原稿読み取り要求の有無を検知し、前記画像形成制御部が、原稿読取要求を読み取り要求検知部が検知した場合に第1期間または前記印字の終了後に原稿読取を開始するように制御する請求項1記載の画像形成装置。
  7. 前記原稿読取部が、原稿読取部の障害の有無を検知する読取障害検知部を有し、前記画像形成部が、画像形成部の障害の有無を検知する印字障害検知部を有し、前記画像形成制御部は、原稿読取部の動作に障害が検知されても、画像形成部の動作が正常な場合はヒータのウォームアップを行って印字データに基づく画像形成を開始するように制御する請求項1記載の画像形成装置。
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