JP2011029993A - 画像形成装置および方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】同一の印刷紙面内に配置される画像間で濃度差/色調差が生じるのを回避する。
【解決手段】搬送されて供給される原稿に光源より光を照射し、反射光を受光し光電変換して画像データを読取る画像読取り部305と、シェーディング板に、光源より光を照射し、反射光を受光し光電変換して基準画像データを読取り、基準画像データに基づき補正係数を検出する動作を実行する補正係数検出部328と、画像読取り部305から出力される画像データについて、補正係数に基づき光源の配向むらと光電変換の画素感度に起因する画像濃度のばらつきを補正するシェーディング補正部323と、シェーディング補正された画像データを、出力用紙における配置態様に従って出力用紙に印刷する出力画像を形成する画像形成処理部と、光源の特性と配置態様に従って、補正係数検出部による検出動作の実行間隔を決定するタイミング制御部325とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像形成装置および方法に関し、特に、原稿から光学的に読取られた画像データに基づき、出力用紙に印刷するための画像データを形成する画像形成装置および方法に関する。
一般に、複写機などの画像形成装置におけるADF(Auto Document Feeder:自動原稿搬送)においては、原稿トレイに載置されている複数の原稿を一枚ずつ給紙して画像読取り位置まで搬送する。画像読取り位置では、照明部により原稿を照射して、その反射光を光電変換することにより画像データを検出する。これにより、搬送されて連続的に給紙される原稿の画像を連続的に読み取ることが可能である。画像データの検出に際しては、光電変換部の各素子から出力される画像データの各画素の階調性を均一にするシェーディング補正が行われる。
このような装置における照明部として、例えばCCFL(Cold Cathode Fluorescent Lamp:冷陰極蛍光ランプ)を使用した場合、装置に電源を入れてから必要な光量に達するまでのウォームアップに時間を要するとの課題を有する。特に、低温度環境下において、この課題は顕著に現れる。すなわち、原稿読取りを継続していくに従って照明部の照射光量は変化するため、原稿毎の読取り画像濃度に変化が生じる(徐々に薄くなる)との課題が生じる。これは、通常、ADFによって複数原稿を連続的に読み取る場合、ジョブ開始前に1回のシェーディング補正が行われるに過ぎないからである。
従来、このような画像濃度変化の問題に対する回避案として、例えば特許文献1(特開平11−17942号公報)に示されるように、ADFによる原稿の読み取り時、CCDのONから所定時間が経過するとシェーディング補正を実行する方法が提案されている。
また、特許文献2(特開平11−355570号公報)に示されるように、ADFによる原稿の読み取り時、スキャナの各種状態/各種設定(光源点灯時間、光源の光量、原稿読取り枚数等)によって、原稿読取り中のシェーディング補正の実行タイミングを変更する方法が提案されている。
また、特許文献3(特開2000−278497号公報)には、ADFによる原稿の両面読取り時に、第1面を読取り終了し、第2面を読取るために原稿を反転するときに、シェーディング補正を実行する方法が提案される。
特開平11−17942号公報 特開平11−355570号公報 特開2000−278497号公報
ところが、上述した従来の方法では、スキャナ側の各種状態/設定に従うタイミングでシェーディング補正を実行するため、すなわち、印刷結果物における画像の配置態様を無視したタイミングでシェーディング補正が実行されるため、以下の課題が残る。
たとえば、印刷した結果物として冊子(ブック)形態を想定した場合、冊子の見開き左右ページに対応する原稿を読取る間においてシェーディング補正が実行される場合がある。その場合、見開きの左頁にシェーディング補正実行前に読取った原稿の画像が存在し、見開きの右頁にシェーディング補正実行後に読取った原稿の画像が存在することになる。その結果、見開きの左右ページ間の画像で微妙な濃度差/色調差が発生する。また、複数枚の原稿から読取られた複数の画像を、1枚の出力用紙の表面に配置するページ割付け機能によれば、同一出力用紙内に複数画像が並ぶ。この場合も、複数画像を読取り開始してから完了するまでの間でシェーディング補正がされるので、同一紙面内の複数の画像間で微妙な濃度差/色調差が発生することになる。
このように同一紙面内や見開きページ間で画像濃度に差異が発生した場合、その差異が目立ち易くなり、ユーザは違和感や不快感を覚える可能性がある。
それゆえに、印刷がされた出力用紙により編集された冊子の見開き左右ページの画像間、および同一ページ内の複数画像間において濃度差/色調差が発生しない画像形成装置の提供が望まれる。
本発明の目的は、出力用紙における画像印刷時の配置態様にかかわらず、出力用紙の同一紙面内に配置される画像間では濃度差/色調差のない画像を形成する装置および方法を提供することである。
この発明のある局面に従う画像形成装置は、原稿に光を照射する光源と、光電変換部と、搬送されて供給される原稿に光源より光を照射し、原稿からの反射光を光電変換部により受光し、光電変換することにより原稿の画像データを読取り出力する原稿画像読取部と、予め準備された基準部に、光源より光を照射し、基準部からの反射光を光電変換部により受光し、光電変換することにより基準画像データを読取り、基準画像データに基づき補正係数を検出する検出動作を実行する補正係数検出部と、画像読取部から出力される画像データについて、補正係数に基づき、光源の配向むらと光電変換部の画素感度に起因する画像濃度のばらつきを補正するシェーディング補正部と、シェーディング補正部により補正された画像データを、出力用紙における所定の配置態様に従って出力用紙に印刷するべき出力画像を形成する画像形成処理部と、光源の特性と、所定の配置態様に従って、補正係数検出部による検出動作を実行する間隔を決定するタイミング制御部と、を備える。
好ましくは、画像形成装置は、原稿トレイに載置された原稿を搬送経路を介して搬送する原稿搬送部をさらに備える。
好ましくは、光源の特性は、画像形成装置に電源が供給開始されることにより、光源の照射光量が画像読取り可能レベルに達してからの経過時間と、照射光量による露光レベルの関係を指す。
好ましくは、所定の配置態様は、N(Nは1または1以上の整数)個の画像データを、1枚の出力用紙の面に配置することを指示するNin1態様を含む。
好ましくは、所定の配置態様は、画像データを、出力用紙の両面のそれぞれに配置することを指示する両面態様を含む。
好ましくは、所定の配置態様は、N(Nは1または1以上の整数)個の画像データを、1枚の出力用紙の面に配置することを指示するNin1態様と、出力用紙の両面のそれぞれに画像データを配置することを指示する両面態様との組合わせを含む。
好ましくは、タイミング制御部は、補正係数検出部が検出動作を実行する所定間隔を、所定の配置態様に従って変更することにより検出動作を実行する間隔を決定しており、この所定間隔は、光源の特性に基づいて予め決定されている。
好ましくは、タイミング制御部は、所定間隔を指す期間内において、所定の配置態様に基づき検出動作を実行する間隔を決定する。
好ましくは、所定間隔は、画像形成装置が設置されている環境条件に基づき変更される。好ましくは、この環境条件は、周囲の温度を指す。
る、請求項6または7に記載の画像形成装置。
この発明の他の局面に従う画像形成方法は、供給される原稿に光源より光を照射し、原稿からの反射光を受光し、光電変換することにより原稿の画像データを読取り出力するステップと、予め準備された基準部に、光源より光を照射し、基準部からの反射光を受光し、光電変換することにより基準画像データを読取り、基準画像データに基づき補正係数を検出する検出動作を実行するステップと、読取り出力される画像データについて、補正係数に基づき、光源の配向むらと光電変換の画素感度に起因する画像濃度のばらつきを補正するステップと、補正された画像データを、出力用紙における所定の配置態様に従って出力用紙に印刷するべき出力画像を形成するステップと、光源の特性と、所定の配置態様に従って、補正係数の検出動作を実行する間隔を決定するステップと、を備える。
本発明によれば、出力用紙における画像印刷時の配置態様と光源の特性に従って、シェーディング補正のための新たな補正係数を検出する間隔を決定しているので、配置態様にかかわらず、出力用紙の同一紙面内に配置される画像間については同一補正係数を適用してシェーディング補正を施すことが可能となり、当該画像間で濃度差/色調差が発生するのを回避できる。
本実施形態のAIOの外観図である。 本実施の形態のIR部と、ADF部のハードウェア構成図である。 本実施の形態のAIOの機能構成図である。 本実施の形態の割込みシェーディング時のスキャナ動作(ADF搬送停止/再開)を説明する図である。 本実施の形態の割込みシェーディング時のスキャナ動作(シェーディング実行)を説明する図である。 (A)〜(F)は、本実施の形態の両面印刷の出力例を示す図である。 (A)〜(F)は、本実施の形態のページ割付け機能(2in1)の出力例を示す図である。 本実施の形態の割込みシェーディングの実行タイミングを決定するために参照されるテーブルを示す図である。 図8のテーブルに基づく割込みシェーディングの実行タイミングを説明する図である。 本実施の形態のADF読取り時のフローチャートの一例を示す図である。 本実施の形態のADF読取り時のフローチャートの他の例を示す図である。 本実施の形態のADF読取り時のフローチャートのさらなる他の例を示す図である。 本実施の形態のADF読取り時のフローチャートのさらなる他の例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態に係る画像形成装置について、デジタル複合機(All In One:以下、AIOと略す)に搭載された場合を例示して説明する。なお、同一符号は同一または相当する部材を示す。
[装置の概要]
図1には、本実施の形態に係るAIOの外観が示される。AIO1は、コピー機能、スキャナ機能、プリンタ機能およびファクシミリ機能などを有する複合機である。AIO1は、外部のネットワークを介してデータを送受信する機能を有する。
図1を参照して、AIO1は、複数のキー11aを含み、ユーザが当該キー11aを操作することにより入力する各種の指示や、文字・数字などのデータを受付ける操作部11、ユーザに対して入力可能な指示のメニュー、AIO1が取得(検出)した画像に関する情報などを表示するためのディスプレイ部12、原稿を光学的に読取って画像データを検出するスキャナ部13、および画像データに基づいて出力用紙である記録シート上に画像を印刷するプリンタ部14を備える。
また、AIO1は、予め載置された原稿を自動的にスキャナ部13へ送る本体上部のADF部17、プリンタ部14に記録シートを供給する本体中央部の給紙部18、およびプリンタ部14によって画像が印刷された記録シートが排出される本体中央部のトレイ19をさらに備える。また、AIO1は、ネットワークを介して外部機器と画像データなどの送受信を行なう本体内部の通信部16、および画像データなどを記憶する本体内部の記憶部23をさらに備える。なお、図示は省略しているが、AIO1はネットワーク・インターフェイスを有する。通信部16は外部機器との間で各種データの送受信が可能なように当該ネットワーク・インターフェイスを介してネットワークに接続される。
スキャナ部13は、写真、文字、絵などの画像が書かれた原稿に光を照射し、当該原稿からの反射光を受光し、受光信号を光電変換することにより、画像データを出力する。これにより、原稿の画像が読取られて画像データが検出される。検出された画像データは画素単位の階調を指す濃度データである。画像データは、図示しない画像処理部において周知の各種画像処理が施されることにより出力するべき画像データが形成(生成)される。形成された画像データは、プリンタ部14または通信部16に送られる。プリンタ部14では、与えられる画像データに基づき記録シートに画像を印刷し、通信部16は与えられる画像データを変調して、信号に変換し、ネットワークを介して外部に送信する。または、形成された画像データは、後の利用のために記憶部23に格納される。
プリンタ部14は、スキャナ部13により検出された画像データ、通信部16により外部機器から受信した画像データ、または記憶部23から読出した画像データに基づいて、記録シートに画像を印刷する。
通信部16は、公衆電話回線を介してファクシミリデータの送受信を行なう他、LAN(Local Area Network)、インターネットなどの広域ネットワークを介して、該ネットワークに接続される外部機器との間で電子メール等を用いてデータの送受信を行なう。
図2を参照して、原稿の画像を読取るためのイメージリーダ(Image Reader:以下、IRと略す)部200と、原稿を搬送しIR部200に供給するためのADF部250のハードウェア構成を説明する。
IR部200は、透明の原稿面ガラス204、および原稿面ガラス204を挟んでADF部250とは反対側に位置するIRモジュール201を備える。IRモジュール201は、原稿に光を照射するための光源である、たとえば蛍光灯などのランプ206と、光電変換部に対応するイメージセンサ207とを含む。動作において、原稿面ガラス204の表面上に載置された原稿は、原稿面ガラス204の裏面に位置するIRモジュール201によって走査される。走査しながらIRモジュール201は、ランプ206によって原稿面ガラス204に光を照射する。その反射光はイメージセンサ207により受光されて、イメージセンサ207は受光量に応じたレベルの電気信号を出力する。このような光電変換により出力された電気信号は、原稿の画像を指す画像データとして検出される。
IR部200は、原稿を走査するためにIRモジュール201を移動させる機構として、IRモータ203、およびベルトやワイヤ等の駆動伝達部202を備える。駆動伝達部202はIRモジュール201とモータ203とに接続されて、モータ203の回転動作をIRモジュール201に伝達する。これにより、IRモジュール201は、モータ203の回転に連動して移動するので、原稿ガラス面204に沿って原稿が走査される。
また、IR部200では、シェーディング補正のための基準白出力を検出するためのシェーディング板205が所定位置に配置されている。原稿の読取りに際しては、シェーディング補正のためにIRモジュール201を所定位置に移動をさせて、所定位置に設置されたシェーディング板205に光照射して、前述の光電変換によってシェーディング板205の画像データを読取る。この読取った画像データに基づき、イメージセンサ207の画素ばらつきを補正するためのシェーディング補正処理が実行される。
また、IR部200の所定位置にはホームポジションセンサ208が配置される。ホームポジションセンサ208は、IRモジュール201を走査させる際、位置決めのための基準位置を検出するために使用される。
また、IR部200は、ADF部250により搬送されて供給される原稿290を読取るためのADF読取り面ガラス209を備える。
ADF部17に対応するADF部250は、原稿トレイ251に載置された原稿290を1枚づつ各ローラで搬送しながら、IR部200に給紙する。IR部200に給紙された原稿290はADF読取り面ガラス209を通過する際に、IRモジュール201によって原稿の画像データが検出される。
ADF部250の構成と動作についての詳細は後述する。
[機能構成]
図3を参照して、AIO1は情報処理部301、電話回線を介してファクシミリ通信するためのファクシミリ部302と通信制御部303、ADF部250に対応する給紙部304、IR部200に対応する画像読取り部305、画像形成部306、およびフィニッシャ部307を備える。画像形成部306は、指示される出力態様に従い画像データを配置し、配置された画像を記録シートに印刷する。フィニッシャ部307は、画像形成部306の下流側に配置され、画像形成部307によって印刷出力された記録シートに対して、種々の仕上がり処理を実行する。
情報処理部301は、データ入出力部308、データ通信制御部309、操作部11に対応する操作部310、制御装置311、不揮発メモリ312、画像メモリ313および表示部314を備え、さらにデータ入出力部308に関連して、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)ベースのネットワークのLAN端子315、USB(Universal Serial Bus)端子316、パラレルインタフェース端子317、シリアルインタフェース端子318等の複数のインタフェース端子を備える。
情報処理部301では、画像メモリ313に格納されたジョブの削除、出力等の制御が可能である。
制御装置311にはデータ入出力部308が接続される。データ入出力部308は、制御装置311が上述の各種インターフェィス端子を介して外部機器とジョブを入出力する際に使用される。
制御装置311からは、原稿を読取るためにIRモータ203を含む駆動系に対する動作指示が出力され、また、ADF部250の原稿搬送のためのADFモータ261を含む駆動系に対する動作指示が出力される。また、制御装置311からこの動作指示を受けADF部250は原稿を搬送しながら画像読取り部305に原稿を供給し、画像読み取り部305は供給された原稿を読取り、検出した画像データを制御装置311に出力する。
制御装置311は、CPU(Central Processing Unit)320、RAM(Random Access Memory)321、ROM(Read Only Memory)322、タイマ331および温度検出部332を含む。CPU320は、画像読取り部305が読取った画像データを入力し、補正係数検出部328、補正係数検出部328により検出された補正係数に従いシェーディング補正をするためのシェーディング補正部323、補正係数検出部328による補正係数の検出(算出)動作の実行を制御するための補正実行制御部324、および画像メモリ313、RAM321、ROM322、不揮発メモリ312に対するデータの読み書きをするアクセス部326、画像処理部327を含む。補正実行制御部324は、シェーディング補正係数の検出動作を実行するべきタイミングを決定することにより、当該タイミングを検出するタイミング制御部325を含む。タイミング制御部325は、現時点が割込みシェーディングを実行するべきタイミングに一致すると検出すると、補正係数算出部328に対して、補正係数を算出せよとの実行指示を出力する。
画像処理部327は、シェーディング補正部323によりシェーディング補正がされた画像データを入力し、入力した画像データについてMTF(Modulation Transfer Function)補正やマスキング補正などの周知の所定の画像処理を施す。処理後の画像データは、画像形成装置306に出力される。
CPU320内の各部の機能はその一部がプログラム・データにより実現される。CPU320は、プログラム・データをアクセス部326を介して各種メモリから読出し、読出したプログラムの各命令を実行することにより各部の機能が実現される。
[ADF部とIR部の動作]
図2を参照して、ADF部250での構成と基本的な原稿搬送動作を、原稿の画像をIR部200によって読取る動作と関連付けて説明する。
まず、ADF部250により搬送されてIR部200に供給された原稿の画像をイメージセンサ207により読取るために、IRモジュール201を、ADF読取り位置257の直下に移動させる必要がある。ADF読取り位置257は、ADF読取り面ガラス209の原稿が搬送される方向に延びる辺のほぼ中央の位置に対応する。ここで、ADF読取り位置257とホームポジションセンサ208間の距離Xの値は、AIO1の設計上予め決められたものであり、不揮発メモリ312に格納されている。したがって、制御装置311は、不揮発メモリ312から読出した距離Xの値に基づき動作指示を生成し、画像読取り部305に出力する。
画像読取り部305に対応するIR部200のモータ203は、当該動作指示が指す方向と回転角度に従い回転する。この回転に連動して、駆動伝達部202を介してIRモジュール201は一旦ホームポジションセンサ208の位置まで移動させられて、その後、IRモジュール201をホームポジションセンサ208から距離Xだけ移動させた位置で停止させられる。これにより、IRモジュール201をADF読取り位置257の直下に配置できる。
次に、ADF部250は、各ローラを回転させるためのADFモータ261、印刷するべき原稿290が載置される原稿トレイ251、ならびに原稿トレイ251から原稿290を1枚づつ搬送経路に送出するのを制御するピックアップローラ262、原稿検出センサ263および原稿ストッパ252を備える。
さらに原稿搬送路において、ADF読取り面ガラス209に原稿を供給するための搬送経路(1)270および搬送経路(2)280、給紙ローラ253および搬送ローラ255、給紙センサ254、およびレジストセンサ256を備える。さらに、画像が読取られた原稿290を外部に排出するための排出経路に位置する排紙1ローラ258および排紙ローラ260を備える。さらに、原稿290の両面を読取るために搬送経路(1)270を通過しADF読取り面ガラス209において一方面の画像が読取られた原稿290を、他方面の画像を読取らせるために、再度、ADF読取り面ガラス209に供給するために原稿290を反転させるためのスイッチバック位置209を備える。
動作において、原稿検出センサ263によって、原稿トレイ251上に原稿290があるか否かを検知する。原稿290の画像読取り実行時に、原稿検出センサ263によって原稿有りと検出された場合のみ、ADFによる原稿搬送を実行する。
原稿有りと検知された場合、制御装置311はADFモータ261に動作指示を出力して、ADFモータ261を駆動する。このADFモータ261を駆動することにより、図示しないギア等の駆動伝達系によってADFモータ261の動力は各ローラへ伝達され、各ローラは回転を開始する。原稿290の搬送では、制御装置311は、まず、非接触状態のピックアップローラ262を原稿面に接触させ、原稿290を原稿ストッパ252を介してADF部250の内部に送出する。ピックアップローラ262の動作切り換えは、図示しない電磁クラッチ等で行われる。
原稿290の一方面の画像のみを読取る場合には、ピックアップローラ262でADF部250内に送出された原稿は、給紙ローラ253から搬送経路(1)270を通して搬送ローラ255へ搬送される。その後、原稿290の先端はレジストセンサ256に到達し、レジストセンサ256の出力信号が変化する。レジストセンサ256の出力信号は制御装置311に出力される。一方、このレジストセンサ256の設置位置からADF原稿読み取り位置257までの距離は設計的に予め決定されて不揮発メモリ312に格納されている。また原稿290の搬送速度も設計値として予め決められて不揮発メモリ312に格納されている。したがって、制御装置311は、不揮発メモリ312から読出した距離と搬送速度のデータに基づき、レジストセンサ256の設置位置からADF原稿読み取り位置257までを原稿290が通過するのに要する所定時間を検出することができる。制御装置311は、レジストセンサ256の出力信号の変化を検出してから、所定時間が経過した後に、イメージセンサ207に画像読取りを開始させる。これにより、ADF部250により搬送されている原稿290の画像をイメージセンサ207で検出できる。その後、原稿290は排紙1ローラ258および排出2ローラ260で搬送され、ADF部250内から排出される。
また、原稿290の両面の画像を読取る場合は、上述のように一方面の画像がイメージセンサ207により読取られると、その後、原稿290の後端がスイッチバック位置259に到達する。到達したことをセンサなどにより検知すると、当該検知信号に基づき制御装置311は、ADFモータ261を、一時停止するように制御する。その後、ADFモータ261を逆方向に回転するよう制御する。これにより、搬送経路(2)280を通して原稿290は搬送されて搬送ローラ255の位置にまで到達する。ここで、制御装置311は、再度、ADFモータ261を一時停止するように制御し、ADFモータ261の回転方向を正転に戻す。そして、制御装置311は、ADFモータ261を回転を開始するように制御する。これにより、原稿290はADF読取り位置257へ搬送されて、原稿290の他方面の画像が読取られる。
次に、ADF部250によって複数枚の原稿290を搬送しながら、IR部200により原稿290の画像を読取る場合の動作について説明する。
複数枚の原稿290のそれぞれについて、読取った画像の濃度のばらつきを低減するため、原稿290の画像の読取り後、次位の原稿290の画像を読取り開始するまでの間でシェーディング補正係数の検出を実行する。このようなタイミングで実行されるシェーディング補正係数の検出を、以下、「割込みシェーディング」という。
割込みシェーディングについて図4と図5を参照して説明する。図4と図5では、図2の構成が一部省略して示される。図中の太い実線は、原稿290を指す。ADF250で複数枚の原稿290を1枚づつ連続して搬送する場合には、IR部200のADF読取り位置257においては、連続して、原稿290が供給されて、供給される原稿290のそれぞれについて画像が読取られる。ここで、ADF部250において、原稿Aと原稿Bが搬送されている最中に、割込みシェーディングの実行が必要であると検出されたと想定する。この場合、制御装置311は、図4に示すように、まず原稿Aの画像読取りが終了した時点でADFモータ261を制御する。この制御により、ADFモータ261は、減速して停止する。この時点で、IRモジュール201は、まだADF読取り位置257の直下に位置している。その後、図5に示すように、制御装置311は、IRモータ203を駆動する。これにより、IRモジュール201は図中の矢印方向に移動し、シェーディング板205の直下に位置する。その後、イメージセンサ207によってシェーディング板205の画像データが検出されて、制御装置311に与えられる。
制御装置311のシェーディング補正部323の補正係数検出部328は、タイミング制御部325から実行指示が与えられると、応じて、検出されている画像データに基づき、シェーディング補正に必要な補正係数329を算出し、算出した補正係数329をRAM321に格納する。これにより、実行指示の入力に応じて開始される割込みシェーディングの処理は終了する。
その後、制御装置311は、IRモータ203を駆動する。これにより、IRモジュール201は移動し、再度、図4に示すADF読取り位置257の直下に位置する。そして、制御装置311は、停止しているADFモータ261を駆動する。これにより、原稿BがADF読取り位置257の位置にまで搬送されて、原稿Bの画像が読取られる。読取られる原稿Bの画像については、シェーディング補正部323により、RAM321から読出した補正係数329に基づきシェーディング補正処理がされる。
[シェーディング補正処理]
シェーディング補正処理とは、均一の濃度の原稿290を読取ったときに画像の濃度の均一性を補償する処理である。これは、ランプ206の配向むらやイメージセンサ207が内蔵するCCD(Charge Coupled Device)ラインセンサの画素感度のばらつきにより生じる画像濃度の不均一性を補正するものである。具体的には、シェーディング板205の白色の板部にランプ206から光を照射し反射した光をCCDラインセンサで受光することにより検出された画像データに基づき、シェーディング補正に用いられるべき補正係数329を算出しRAM321に格納する。以降、読取られる原稿290の画像については、原稿290から読取ってデジタル変換された画像データに、シェーディング補正部323がRAM321から読出した補正係数329を用いて、シェーディング補正をする。なお、画像データに対するシェーディング補正には公知の手法を用いることができる。
なお、シェーディング補正の方法は、画像データを補正する方法に限定されない。たとえば、シェーディング補正係数を用いて受光素子であるCCDラインセンサの基準ゲインを可変に制御して、受光量に対応する出力電圧レベルを変更するようにしてもよい。
[プリント動作]
画像形成部306は、画像処理部から出力される画像データを、記録シートに印刷する。より具体的には、印刷時の原稿290の画像の配置態様を指定する態様指定情報330に従い、画像データから印刷するべき画像を形成し、形成した画像を記録シートに印刷する。この態様指定情報330は、ここでは、コピー動作の開始指示をユーザが操作部11を操作して入力するときに、操作部11を介して入力されると想定する。入力された態様指定情報330は、RAM321に格納される。したがって、以降のコピー動作においては、RAM321から態様指定情報330が読出されてコピー動作が制御される。
[印刷時の原稿の配置態様]
たとえば、態様指定情報330として両面コピー出力が設定されている場合、画像形成部306は、画像処理部327から出力された画像データを、図6(A)〜(C)に示す態様で印刷する。3枚の記録シートそれぞれの両面(一方面である表面と他方面である裏面)に画像が印刷されている。
図6(D)〜(F)には、図6(A)〜(C)の印刷後の記録シートを、冊子形態に編集した状態が示される。冊子とした場合、1枚目の記録シートの画像と、2枚目の記録シートの画像が見開きページの画像となり(図6(E)参照)、また、2枚目の記録シートの画像と、3枚目の記録シートの画像が見開きページの画像となる(図6(F)参照)。
また、態様指定情報330としてページ割付け機能が設定されている場合、図7(A)〜(C)の印刷出力結果となる。ページ割付け機能は、N(Nは1または1以上の整数)個の画像データを、1枚の記録シートの一方面に配置する機能を指す。いわゆる、「Nin1」態様である。
たとえば「2in1」が設定された場合、図7(A)〜(C)に示すように1枚の記録シート内に2個の画像が印刷されている。また、図7(D)〜(F)には、図7(A)〜(C)の印刷後の記録シートを、冊子形態に編集した状態が示される。冊子とした場合、2枚目の記録シートの画像と、3枚目の記録シートの画像が見開きページの画像となり(図7(E)参照)、また、4枚目の記録シートの画像と、5枚目の記録シートの画像が見開きページの画像となる(図7(F)参照)。
[割込みシェーディングを実行するべき基本的タイミングの検出]
割込みシェーディングを実行する基本的なタイミングは、使用するランプ206の特性を基に予め設定しておく。
図8には、不揮発メモリ312の予め格納されるテーブルTBの内容が例示される。図9には、AIO1に電源ONしてからの経過時間とランプ206の露光レベルとの関係と、この関係に関連付けて、シェーディング割込みを実行するタイミングが模式的に示される。
不揮発メモリ312のテーブルTBは、割込みシェーディングのそれぞれに対応付けて、当該割込みシェーディングを指す割込No.のデータTB1と、当該割込みシェーディングが実行される時間(秒)、すなわち間隔を指すデータTB2とが予め格納される。データTB2により割込みシェーディングが実行されるべき間隔(インターバル)が規定される。ここでは、データTB2が指す割込みシェーディングを実行する間隔(インターバル)を基本間隔という。
図9を参照して、AIO1に電源ONされると、ランプ206も電流が供給開始されて点灯を始める。電源ONから所定時間WTが経過した時間T1において、AIO1のウォームアップが完了する。ウォームアップが完了すると、制御装置311は、操作部11を介してユーザが入力するコピースタートの指示信号を受付ることが可能となる。したがって、時間T1以降において、ADF部250により原稿搬送動作が行われて、IR部200により原稿290の画像読取が行われる。したがって、電源ONから所定時間WTの間は、原稿290の搬送および読取りをすることはできない。なお、所定時間WTはAIO1の機種毎に予め定められており、不揮発メモリ312に格納されている。なお、所定時間WTは外部入力に従い可変としてもよい。
電源ONがされた後、ランプ206の光量は増加し、それに伴い露光レベルは上昇し、時間T1から比較的に短い期間が経過するうちに露光レベルは最適レベルAPに達する。最適レベルAPは、記録シートに印刷するべき画像データが、十分に適正な所定濃度を有することを可能ならしめる露光レベルを指す。
本実施の形態では、ウォームアップが完了からの経過時間の長さに従い、割込みシェーディングを実行する間隔を可変にする。すなわち、図8と図9に示すように、ウォームアップ完了後から10秒経過すると1回目の割込みシェーディングが実行されて、ウォームアップ完了後から20秒経過すると2回目の割込みシェーディングが実行されて、以下同様に、40秒経過すると3回目の割込みシェーディングが、70秒経過すると4回目の割込みシェーディングが、110秒経過すると5回目の割込みシェーディング補正が、そして160秒経過すると6回目の割込みシェーディングがそれぞれ実行される。このように、ウォーミングアップ完了の時間T1からランプ206の光量が、露光の最適レベルAPに相当する光量にまで達する期間においては、割込みシェーディングを実行する間隔は短く、且つその間隔は時間T1の直後ほど短い。そして、ランプ206の光量が、露光の最適レベルAPに相当する光量に達した以降は、割込みシェーディングを実行する間隔は長くなり、且つその間隔は時間T1からの時間経過が長いほど、長くなる。
したがって、ランプ206の光量の変化度合いが大きいために、正確なシェーディング補正を行うために必要な補正係数329の値が大きく変化する場合には、割込みシェーディングを実行する間隔を短くし、正確なシェーディング補正を可能とする。また、最適露光レベルAPに相当するランプ206の光量が得られている場合には、正確なシェーディング補正を行うために必要な補正係数329の値は大きくは変化しないために、割込みシェーディングを実行する間隔を長くする。これにより、割込みシェーディングのために原稿290の搬送が一時停止する時間は短くなり、コピーに要する時間を短くできる。
本実施の形態では、不揮発メモリ312に、AIO1が設置されている周囲の環境条件を指す環境情報に関連付けて複数のテーブルTBが予め格納されている。AIO1が設置されている環境の条件に応じて、参照するべきテーブルTBを切換える。ここでは、環境条件は、AIO1の周囲温度としている。これは、ランプ206の特性は、周囲温度に依存することが知られているからである。AIO1は、設置されている室内の温度を測定する温度センサ(図示せず)を備えており、温度センサにより測定された周囲温度は、温度検出部332により読取られて、補正実行制御部324に与えられる。補正実行制御部324は、電源ON時において、温度検出部332から入力した周囲温度に基づき、不揮発メモリ312の複数のテーブルTBのうちから、当該周囲温度に対応するテーブルTBを選択する。以降は、タイミング制御部325は、選択されたテーブルTBを参照して、割込みシェーディングの実行間隔を制御する。
[割込みシェーディングを実行するタイミングの変更]
上述したランプ206の特性に従い決定される割込みシェーディングを実行するタイミングは図8のテーブルTBに従う基本間隔によるが、上述の態様指定情報330に従い当該基本間隔は変更される。
図6(A)〜(C)に示すような両面印刷を行った記録シートを片辺で綴じて冊子形態に編集した場合、図6(D)〜(F)のように、冊子を見開いた状態で同一面となるのは、「2ページ目」と「3ページ目」、「4ページ目」と「5ページ目」、...「2nページ目」と「2n+1ページ目」(n=1,2,3,...)である。このように、ユーザが冊子を閲覧する場合に、視覚的に同一面内にある画像では、濃度差/色調差が発生すると目立ち易い。また、シェーディング補正実行の前後では、取得画像に濃度差/色調差が発生する可能性がある。したがって、この同一面内に配置されるべき画像を読取る間においては、シェーディング補正を実行しないようにするのが望ましい。
したがって、本実施の形態では、割込みシェーディングを実行する基本間隔をテーブルTBに基づき決定し、決定した基本間隔を態様指定情報330に基づき変更することにより、同一面内に配置されるべき画像の読取り間では割込みシェーディングを実行しないようにする。
[片面印刷によるコピー動作]
態様指定情報330によって、記録シートの片面(一方面)に原稿290の一方面から読取った画像を配置する態様が指定された場合の動作を説明する。この場合には、図8に示すテーブルTBに規定される基本間隔に基づくタイミングに従って、割込みシェーディングを実行すれば良い。
図10を参照して、制御装置311は、ADFコピーが開始されると、まず原稿トレイ251に原稿290があるか否かを、原稿検出センサ263の検出信号に基づき判断する(S201)。原稿が無いと判断すると(S201でNO)、コピーを中止、あるいは図示のないフラットベッドによる画像読取りに切り換える。
原稿290が有ると判断すると(S201でYES)、原稿290を原稿トレイ251からADF部250の内部に給紙して搬送を行う(S202)。次に、ウォームアップ完了T1からの経過時間を検出する。この経過時間は、タイマ331により計測される。タイミング制御部325は、不揮発メモリ321のテーブルTBを、検出した経過時間に基づき検索する。検索結果に基づき、当該経過時間に一致する時間を指すデータTB2が検出されないと判定すると(S203でNO)、後述のS206の処理に移行する。
一方、当該経過時間に一致する時間を指すデータTB2が検出されたと判定すると(S203でYES)、今回の原稿290の読取りは、割込みシェーディングを実行するべきタイミングであると判定する(S203でYES)。
そして、制御装置311はADF部250による原稿290の搬送を一時中断し(S204)、イメージセンサ207をシェーディング板205の直下に移動させて画像データを読取り、読取った画像データに基づき、補正係数検出部328によりシェーディング補正係数329が算出されて、不揮発メモリ312に格納される(S205)。
割込みシェーディングが終了すると、一時中断していたADF部250による原稿290の搬送とIR部200による画像読取りが再開する(S206)。処理は、S201に戻る。
S206において読取られた画像データについては、次位の原稿290の搬送・画像読取りと並行して、シェーディング補正部323により不揮発メモリ312から読出した補正係数329に基づきシェーディング補正が施され、その後、画像データは、画像処理部327で処理された後、画像形成部306に出力される。
[両面印刷によるコピー動作]
割込みシェーディングの実行タイミングを単純にテーブルTBのデータTB2が指示する基本間隔だけで規定すると、態様指定情報330により記録シートの両面に画像を配置する両面印刷が指定された際には、印刷後の記録シートにより編集された冊子に「2nページ目」の画像の読取りと「2n+1ページ目」の画像の読取りとの間で割込みシェーディングが実行される可能性がある。実行された場合には、ユーザが冊子を閲覧すると、視覚的に同一面内にある画像においては、濃度差/色調差が発生する。そこで、図11のように、これら画像の読取りの間では、割込みシェーディングを実行しないようにする。
図11を参照して、前述の図10と同様のS201、S202、S203の処理が行われる(S301、S302、S303)。
ここで、テーブルTBの検索結果に基づき、今回の原稿290の画像読取りタイミングは、割込みシェーディングを実行するタイミングに一致すると判断すると(S303でYES)、タイミング制御部325は、次の画像を読取る前に割込みシェーディングを実行させるべきか否かを判断する(S304)。つまり、態様指定情報330に基づき、両面印刷による画像の配置が指定されていると検出するので、今回読取る画像が、冊子の2nページ目に配置されるべき画像であるか否かで判断する。CPU320は図示しないカウンタを有し、画像読取り部305が読取った画像をカンタを用いてカウントするので、カウント値に基づき、今回読取るべき画像(これから、読取ろうとする画像)が2nページに配置されるべき画像であるか否かを判定することができる。
2nページに配置されるべき画像であると判定すると、すなわち割込みシェーディングを実行してもかまわないタイミングであると判定すると(S304でYES)、前述したS204、S205およびS206と同様にADF部250による原稿290の搬送を一時中断し(S305)、イメージセンサ207をシェーディング板205の直下に移動させて割込みシェーディングを実行し(S306)、割込みシェーディングが終了すると、一時中断していたADF部250による原稿290の搬送とIR部200による画像読取りが再開する(S307)。
もし、今回読取るべき画像が2n+1ページ目に配置されるべき画像と判定されると、すなわち割込みシェーディング実行を回避すべきページの画像であると判定した場合(S304でNO)、シェーディング実行回避を指示するフラグを‘1’にセットする(S308)。そして、割込みシェーディングは実行せずにS307の処理に移行して、原稿290の読取りを継続する。
S303に戻り、テーブルTBの検索結果に基づき、今回読取るべき画像について割込みシェーディングを実行するべきでないと判定した場合(S303でNO)であっても、タイミング制御部325はシェーディング実行回避のフラグに‘1’が設定されており、且つ割込みシェーディング実行しても構わない画像(両面印刷の場合、今回の読取り画像が配置されるべきページが冊子の2nページ目)であると判定した場合(S309でYES)、ADF部250による原稿290の搬送を一時中断し(S310)、イメージセンサ207をシェーディング板205の直下に移動させて割込みシェーディングを実行する(S311)。割込みシェーディングが終了すると、シェーディング実行回避のフラグを‘0’に設定し(S312)、ADF部250による原稿290の搬送と画像読取りを再開する(S307)。
タイミング制御部325はシェーディング実行回避のフラグに‘1’が設定されていたとしても、割込みシェーディング実行を回避するべき画像(両面印刷の場合、今回の読取り画像が配置されるべきページが冊子の2n+1ページ目)であると判定した場合(S309でNO)、割込みシェーディングは実行されずに、S307の処理に移行する。
なお、シェーディング実行回避のフラグは、一連のコピー動作の開始時に、または終了後に‘0’に設定される。
このように、テーブルTBのデータTB2の基本間隔に従えば割込みシェーディングを実行するべき時期に来ているにもかかわらず、読込むべき画像が、割込みシェーディング実行を回避するべき画像であるために、実行が見送られた割込みシェーディングは、その後に読込むべき画像が、割込みシェーディング実行をしても構わない画像と検出された時点で、実行することができる。これにより、割込みシェーディングを実行するタイミングがテーブルTBが指す基本間隔に従うタイミングからずれるとしても、原稿290の搬送と画像の読取りの速度は高速であるから、実質的には、テーブルTBに規定するタイミングに従い実行することが可能となる。
図11の処理においても、S307において読取られた画像データについては、次位の原稿290の搬送・画像読取りと並行して、シェーディング補正部323により不揮発メモリ312から読出した補正係数329に基づきシェーディング補正が施され、その後、画像データは、画像処理部327で処理された後、画像形成部306に出力される。
[ページ割付け印刷によるコピー動作]
図11では、態様指定情報330により両面印刷の設定がされた場合であったが、図7(A)〜(C)のように態様指定情報330によりページ割付け機能による「2in1」が指定されている場合、印刷結果の記録シートの同一ページに配置されるべき画像の組は、コピー動作を開始してから「1番目に読取られた画像」と「2番目に読取られた画像」の組、「3番目に読取られた画像」と「4番目に読取られた画像」の組、...「2n−1番目に読取られた画像」と「2n番目に読取られた画像」の組(n=1,2,3,...)である。この場合、割込みシェーディングの実行を回避すべきタイミングは、「2n番目の画像」の読取り開始前となる。この条件に従い、タイミング制御部325は、前述の図11に示すフローに従って割込みシェーディングを実行するべきタイミングを決定し、決定したタイミングで割込みシェーディングを実行すれば良い。
[両面印刷とページ割付け印刷によるコピー動作]
態様指定情報330により「両面印刷」と「ページ割り付け」が同時に設定された場合、図7(D)〜(F)に示すような出力結果となる。このような場合、割込みシェーディングの実行を回避するべき読取り画像の数が上述の印刷方法に比較して増大するため、逆に割込みシェーディングを実行可能な読取り画像を検出する方が、好ましい。すなわち、図7(A)〜(F)の例であれば、割込みシェーディングを実行可能なタイミングは、「3番目の画像を読取る前」、「7番目の画像を読取る前」、「11番目の画像を読取る前」、...「4n−1番目の画像を読取る前」(n=1,2,3,...)である。
このように、タイミング制御部325は、複数機能の組合わせを指示する態様指定情報330によりシェーディング補正の実行を回避すべき画像が増加する場合、テーブルTBに基づく割込みシェーディング実行の基本間隔は補助的な条件として参照する。つまり、割込みシェーディング実行可能な画像を読取る際、当該読取り前に、割込みシェーディングを実行すべきか否かをテーブルTBのデータTB2に基づき判断し、判断結果に基づき、実行指示を出力するようにしても良い。
[他の処理手順]
図12に、図10の処理フローチャートの変形例を示す。図12では、図10と同様にタイミング制御部325は、割込みシェーディングを実行する基本間隔をテーブルTBに基づき検出し(S403)、検出結果に基づき現時点が実行するべきタイミングであり、且つ態様指定情報330に基づき実行が可能な(実行してもかまわない)画像の読取りのタイミングであると検出するときのみ(S405でYES)、実行指示を補正係数検出部328に出力して、割込みシェーディングを実行させている(S406)。図12の他の処理(S401、S402、S407、S407)は、図10の対応する処理と同様である。
[さらなる他の処理手順]
図12の手順によれば、テーブル30のデータTB2が指す基本間隔に基づき割込みシェーディングを実行するべき時期が来たとしても、態様指定情報330に基づいて割込みシェーディングの実行を回避するべきと判断される画像の読取りであると検出されると、テーブルTBに基づく次位の割込みシェーディングを実行するべき時期になるまで、割込みシェーディングの実行が可能とならない。
したがって、態様指定情報330に基づいて割込みシェーディングの実行を回避するべきと判断される画像の読取り回数が比較的少ない場合には、図12の手順であっても、実質的にテーブルTBのデータTB2が指す基本間隔に従って割込みシェーディングを実行することが可能となる。
一方、割込みシェーディングの実行を回避するべきと判断される画像の読取り回数が多い場合には、図12の手順によれば、実質的にテーブルTBのタイミングに従って割込みシェーディングを実行することが困難となる。そこで、図13の処理手順が提案される。
図13では、図11の処理フローチャートの変形例が示されるが、図11に示す手順と同様に、態様指定情報330に基づき割込みシェーディングの実行が回避された場合であっても、その直後に割込みシェーディングを実行可能な画像が検出されると、割込みシェーディングが実行される。これにより、実質的にテーブルTBのデータTB2が指す基本間隔に従って割込みシェーディングを実行することが可能となる。
図13のS501〜S512の処理は、図11のS301〜S312の処理と同様であるので説明は略す。
図11と図13を比較して、図11では態様指定情報330に基づいて割込みシェーディングの実行を回避するべきか否かの判断(S304)の後に、ADF部250により原稿290の搬送動作を停止(S305)しているのに対し、図13では態様指定情報330に基づいて割込みシェーディングの実行を回避するべきか否かの判断(S505)の前に、ADF部250により原稿290の搬送動作を停止(S504)している点が相違する。ここで、ADF部250の原稿290の搬送を停止し、その後に再開するには、モータ261の動作を制御し、これに連動して、ギヤ機構などを介して各ローラの回転が制御されることで実現されるために、比較的に時間を要する。したがって、割込みシェーディングの実行を回避するべきか否かの判断が頻繁に必要となるような画像の配置の態様を指す態様指示情報330が入力された場合には、図13の手順でもよいが、逆に、当該判断が頻繁ではないような画像の配置態様を指す態様指示情報330が入力された場合には、図13よりも図11の方が好ましい。このように、制御装置311のCPU320は、コピー開始が指示されると、態様指定情報330に基づき、図11および図13の手順のいずれを実行するべきかを切換えるようにしてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 AIO、200 IR部、206 ランプ、250 ADF部、290 原稿、305 画像読取り部、306 画像形成部、323 シェーディング補正部、324 補正実行制御部、325 タイミング制御部、326 アクセス部、327 画像処理部、328 補正係数検出部、329 補正係数、330 態様指定情報、332 温度検出部、TB テーブル。

Claims (9)

  1. 原稿に光を照射する光源と、
    光電変換部と、
    搬送されて供給される原稿に前記光源より光を照射し、前記原稿からの反射光を前記光電変換部により受光し、光電変換することにより前記原稿の画像データを読取り出力する原稿画像読取部と、
    予め準備された基準部に、前記光源より光を照射し、前記基準部からの反射光を前記光電変換部により受光し、光電変換することにより基準画像データを読取り、前記基準画像データに基づき補正係数を検出する検出動作を実行する補正係数検出部と、
    前記画像読取部から出力される前記画像データについて、前記補正係数に基づき、前記光源の配向むらと前記光電変換部の画素感度に起因する画像濃度のばらつきを補正するシェーディング補正部と、
    前記シェーディング補正部により補正された前記画像データを、出力用紙における所定の配置態様に従って前記出力用紙に印刷するべき出力画像を形成する画像形成処理部と、
    前記光源の特性と、前記所定の配置態様に従って、前記補正係数検出部による前記検出動作を実行する間隔を決定するタイミング制御部と、を備える、画像形成装置。
  2. 前記光源の特性は、
    前記画像形成装置に電源が供給開始されることにより、前記光源の照射光量が画像読取り可能レベルに達してからの経過時間と、前記照射光量による露光レベルの関係を指す、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記所定の配置態様は、
    N(Nは1または1以上の整数)個の前記画像データを、1枚の前記出力用紙の面に配置することを指示するNin1態様を、含む、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記所定の配置態様は、
    前記画像データを、前記出力用紙の両面のそれぞれに配置することを指示する両面態様を、含む、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  5. 前記所定の配置態様は、
    N(Nは1または1以上の整数)個の前記画像データを、1枚の前記出力用紙の面に配置することを指示するNin1態様と、前記出力用紙の両面のそれぞれに前記画像データを配置することを指示する両面態様との組合わせを、含む、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  6. 前記タイミング制御部は、
    前記補正係数検出部が前記検出動作を実行する所定間隔を、前記所定の配置態様に従って変更することにより、前記検出動作を実行する間隔を決定し、
    前記所定間隔は、前記光源の特性に基づいて予め決定される、請求項1から5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記タイミング制御部は、前記所定間隔を指す期間内において、前記所定の配置態様に基づき前記検出動作を実行する間隔を決定する、請求項1から6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記所定間隔を、前記画像形成装置が設置されている環境条件に基づき変更する、請求項6または7に記載の画像形成装置。
  9. 供給される原稿に光源より光を照射し、前記原稿からの反射光を受光し、光電変換することにより前記原稿の画像データを読取り出力するステップと、
    予め準備された基準部に、前記光源より光を照射し、前記基準部からの反射光を受光し、光電変換することにより基準画像データを読取り、前記基準画像データに基づき補正係数を検出する検出動作を実行するステップと、
    読取り出力される前記画像データについて、前記補正係数に基づき、前記光源の配向むらと前記光電変換の画素感度に起因する画像濃度のばらつきを補正するステップと、
    補正された前記画像データを、出力用紙における所定の配置態様に従って前記出力用紙に印刷するべき出力画像を形成するステップと、
    前記光源の特性と、前記所定の配置態様に従って、前記補正係数の検出動作を実行する間隔を決定するステップと、を備える、画像形成方法。
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