JP2004312960A - インバータ一体型電動機 - Google Patents
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Abstract
【課題】電動機及びインバータが効率よく冷却でき、しかも外形寸法の増大が抑制されたインバータ一体型電動機を提供することである。
【解決手段】一体型電動機は、一端が開口した円筒形状のハウジング16と、ハウジングに取り付けられたステータ18、ハウジングに支持された回転軸26に取り付けられステータと対向するロータ27と、ハウジングの開口を覆う蓋部材21と、回転軸上のハウジングの開口付近に取り付けられた第1冷却部材30とを含む電動機15と;蓋部材に取り付けられた保護カバー50と、蓋部材又は保護カバーに固定された電力変換要素44、46等と、回転軸上の蓋部材と保護カバーとの間に取り付けられた第2冷却部材55とを含むインバータ35とから成る。
【選択図】図1
【解決手段】一体型電動機は、一端が開口した円筒形状のハウジング16と、ハウジングに取り付けられたステータ18、ハウジングに支持された回転軸26に取り付けられステータと対向するロータ27と、ハウジングの開口を覆う蓋部材21と、回転軸上のハウジングの開口付近に取り付けられた第1冷却部材30とを含む電動機15と;蓋部材に取り付けられた保護カバー50と、蓋部材又は保護カバーに固定された電力変換要素44、46等と、回転軸上の蓋部材と保護カバーとの間に取り付けられた第2冷却部材55とを含むインバータ35とから成る。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インバータと電動機とが一体化されたインバータ一体型電動機に関する。
【0002】
【従来の技術】
直流電力をインバータで交流電力に変換し、電動機を駆動することがある。例えば、電気自動車において車載バッテリの直流電力をインバータで交流電力に変換して電動機を駆動する場合である。
【0003】
電気自動車における一般的な電気システムを図5に示す。直流電源70から直流電源配線71を介してインバータ(電力変換器)73に直流電力を供給し、インバータ73のスイッチング素子75で所定周波数の交流電力に電力変換する。交流電力は三相交流配線77を介して電動機78に供給される。インバータ73はスイッチング素子等の発熱源を冷却手段74で冷却し、電動機78はロータ等の発熱源を冷却手段79で冷却している。
【0004】
インバータ及び電動機を冷却する冷却手段を簡素化するために、従来のインバータ一体型電動機(特許文献1参照)では、図6に示すように、インバータ81と電動機85とを一体にし、電動機85内に設けた1つの冷却ファン88により両者を冷却している。
【0005】
詳述すると、ステータ及びロータ(不図示)を持つハウジング86の上に、スイッチング素子(不図示)を内蔵し下面に冷却フィン82を備えたケーシング83を載置している。そして、電動機85から延びた短い配線(不図示)をインバータ81に接続している。また、電動機85の出力軸87に冷却ファン88を取り付け、後方(右方)に空気を送って(矢印x参照)冷却フィン82を冷却している。冷却ファン88により後方に送られる空気(矢印y参照)はまた、電動機85とインバータ81との間の隙間を流れる際冷却フィン82に衝突し、インバータ81内のコンデンサ等を冷却する。
【0006】
【特許文献1】
特開平6−30547号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来例では、インバータ81における冷却効率が十分とは言い難い。基板に搭載されたスイッチング素子等は、電動機85とインバータ81との隙間内において空気を冷却フィン82に衝突させることにより冷却される。この放熱作用は冷却ファン82を介してスイッチング素子から伝達されるに過ぎず、間接的である。
【0008】
また、インバータ81と電動機85とをそれぞれが基本的構成要素を持ったまま一体化している。そのため、部品点数が多く構造が複雑で、しかも外形寸法が大きくなっている。
【0009】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、電動機及びインバータが効率よく冷却でき、しかも外形寸法の増大が抑制された、インバータ一体型電動機を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本願の発明者は、電動機とインバータとを電動機の軸方向で一体化し、その上で電動機及びインバータにそれぞれ冷却部材を設けることを思い付いて、本発明を完成した。
【0011】
本願の第1発明のインバータ一体型電動機は、請求項1に記載したように、一端が開口した円筒形状のハウジングと、ハウジングに取り付けられたステータ、ハウジングに支持された回転軸に取り付けられステータと対向するロータと、ハウジングの開口を覆う蓋部材と、回転軸上の前記ハウジングの開口付近に取り付けられた第1冷却部材とを含む電動機と;蓋部材に取り付けられた保護カバーと、蓋部材又は保護カバーに固定された電力変換要素と、回転軸上の蓋部材と保護カバーとの間に取り付けられた第2冷却部材とを含むインバータと;から成ることを特徴とする。
【0012】
このインバータ一体型電動機では、電動機とインバータとが軸方向に並設されて一体化され、回転軸や蓋部材は両方の構成部材となっている。また、第1冷却部材は電動機のロータと一緒に回転し、第2冷却部材は第1冷却部材と一緒に回転する。
【0013】
尚、発明の名称がどうあれ(インバータ一体型電動機、電動機一体型インバータ装置)、上記電動機及びインバータの構成と、上記インバータと電動機との関係を満たすものは本発明に含まれる。
【0014】
請求項2のインバータ一体型電動機は、請求項1において、第2冷却部材は第1冷却部材よりも冷却能力が小さい。請求項3のインバータ一体型電動機は、請求項2において、蓋部材及び 又は保護カバーは通気孔を持つ。
【0015】
請求項4のインバータ一体型電動機は、請求項1において更に、回転軸上の電力変換要素と保護カバーとの間に磁極センサが取り付けられている。請求項5のインバータ一体型電動機は、請求項4において、前記第2冷却部材に磁石が取り付けられている。
【0016】
また、第2発明のインバータ一体型電動機は、請求項6に記載したように、電動機と、電動機の軸方向一端において電動機に一体化されたインバータと、電動機内に配置された第1冷却部材と、インバータ内に配置された第2冷却部材とから成ることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明のインバータ一体型電動機は、構造的にみると、冷却部材を持つ電動機と、冷却部材を持つインバータとに大別される。機能的にみると電動機と、インバータと、冷却部とに大別される。
<電動機>
電動機は、電気自動車又はハイブリッド自動車において、モータジェネレータ(MG)として機能する。MGはモータの機能とオルタネータと機能とを持ち、三相交流で駆動され、エンジンの起動、車両のスムーズな発進及び停止を補助する。また、エンジンの出力や車軸の回転エネルギを電気エネルギに変換して直流電源に貯える。
【0018】
電動機はハウジング、ステータ、回転軸、ロータ、蓋部材及び第1冷却部材を含む。ハウジングは一端が閉鎖し他端が開口した有底円筒形状を持ち、底部と円筒部とを含む。円筒部の内周面にステータが取り付けられ、その一端部が底部により支持された回転軸にロータが固定されている。回転軸の中間部が蓋部材により支持されている。
【0019】
蓋部材は底部と円周壁部とを含んで容器形状を持つことができ、円周壁部が第1冷却部材を覆い、底部はハウジングの開口を塞ぐ。また、底部には空気の流通を許容する通気孔が形成されている。
<インバータ>
インバータは直流電源の直流を3相交流等の交流に変換するもので、電力変換要素、保護カバー及び第2冷却部材を含む。
【0020】
電力変換要素は基盤やスイッチング素子を含む。基板はロータの回転軸と直交する平面内に配置され、蓋部材又は保護カバーに固定され、貫通孔の周囲にスイッチング素子や平滑用コンデンサ等が近接して搭載されている。基板の個数は1枚でも2枚以上でも良い。複数枚の基板の大きさは同じでも異なっても良い。
【0021】
保護カバーは底部と円周壁部とを含んで容器形状を持つことができ、開口部が上記蓋部材に密着されている。よって、保護カバーにはその開口を覆う蓋部材は不要である。底部は通気孔を持つことができる。
<冷却部材>
冷却部材は主に電動機のロータ等を冷却する第1冷却部材と、主にインバータの基板等を冷却する第2冷却部材とを含み、共に回転部材上に固定されている。第1冷却部材はハウジングの開口付近で蓋部材の内側に固定され、蓋部材の外側の空気をハウジング内に吸引し、主にロータ及びステータを冷却する。
【0022】
第2冷却部材は基板等と保護カバーとの間に固定されている。保護カバーの外側の空気を吸引して主に基板等を冷却する。なお、第2冷却部材のファン以外の部分(内周部)には必要に応じて通気孔をあけることができる。
【0023】
2つの冷却部材の外径の大小に特別の制約はないが、第2冷却部材の冷却能力(特に外径)は第1冷却部材のそれよりも小さいことが望ましい。
<磁極センサ、磁石>
回転軸の他端部(自由端)に、ロータの回転方向における位相を検出するための磁極センサを取り付けることができる。磁極センサは保護カバー内に収容され、回転軸とともに回転する。磁極センサと第2冷却部材とは何れが先端側に位置しても良い。永久磁石は第2冷却部材の内周部に固定するが、上記第2冷却部材を磁化すれば永久磁石の取付けは不要となる。
【0024】
【実施例】
以下、本発明の実施例を添付図面を基にして説明する。
<実施例>
(構成)
図3及び図4にハイブリッド自動車の電気システムを示す。電気システムは直流電源61、インバータ一体型電動機10、変速機62及びガソリンエンジン63から成る。図1及び図2に示すように、インバータ一体型電動機10は冷却ファンを持つ電動機(MG)15と、冷却ファン46を持つインバータ35とに大別される。
【0025】
詳述すると、MG15はハウジング16、ステータ18,蓋部材20、回転軸26、ロータ27及び第1冷却ファン30を含む。ハウジング16は他端(左端)が閉鎖し一端(右端)が開口した有底円筒形状を持つ。蓋部材20は、円形状の底部21とその周縁から直角に立ち上がった円周壁部22とを含み、円周壁部22が第1冷却ファン30を覆い、底部21がハウジング16の開口を塞いでいる。底部21には複数の通気孔21aが形成されている。
【0026】
ステータ18はハウジング16の内周面に固定されている。回転軸26はその一端部及び中間部をそれぞれハウジング16及び蓋部材20により回転可能に支持され、その上に固定されたロータ27がステータ18に対向している。回転軸26上にはハウジング16の開口付近、即ちロータ27と蓋部材20との間に、第1冷却ファン30が固定され、回転軸26つまりロータ27と一体的に回転する。
【0027】
インバータ35は基板36やスイッチング素子37等、保護カバー50、第2冷却ファン55及び磁極センサ56等から成る。蓋部材20の底部21に固定部材34により固定された円板形状の第1の基板36は、その中心部に貫通孔36aがあけられ、その回りにスイッチング素子37、平滑コンデンサ38及び制御回路39が搭載されている。
【0028】
円板形状の第1基板36は回転軸26と直交する平面内に配置され、その貫通孔36a内を上記回転軸26が貫通している。回転軸26と貫通孔36aの内周縁との間には空気流通隙間が形成されている。
【0029】
固定部材34により第1基板36及び蓋部材20に固定され円板形状の第2の基板44も、その中心部に貫通孔44aがあけられ、その回りにスイッチング素子46が搭載されている。第1基板36と平行に配置され、その貫通孔44a内を回転軸26が貫通しいる。回転軸26と貫通孔44aの内周縁との間には空気流通隙間が形成されている。
【0030】
保護カバー50は円形状の底部51と、その周縁から直角に立ち上がった外周壁部52とを含む。外周壁部52の開口が蓋部材20の底部21に密着し、外周壁部52及び底部51が基板36及び44を覆っている。底部51には複数の通気口51aが形成され、第1基板36の外周縁36b及び第2基板44の外周縁44bと外周壁部52との間には空気流通隙間が形成されている。
【0031】
第1冷却ファン30よりも外径が小さい第2冷却ファン55は回転軸26の他端(自由端)に取り付けられ、基板44等と保護カバー50の底部51との間に位置し、回転軸26と一体的に回転する。
【0032】
磁極センサ56は回転軸26の自由端から少し後退した位置、即ち第2冷却ファン55と基板44等との間に取り付けられている。磁極センサ56と共同してロータ27の回転方向の位相を割り出す磁石57が第2冷却ファン55の磁極センサ56に対向する側面の内周部に取り付けられている。
【0033】
インバータ35の三相交流入出力部(不図示)が上記MG15の三相交流入出力部(不図示)に短い配線(不図示)で接続されている。また、インバータ15と直流電源とは直流電源配線71(図5参照)で接続されている。
(作用)
図3及び図4において、車両の発進時、発進後エンジン63が始動するまでの間、MG15が車両を駆動する。通常走行時、エンジン63が変速機62を介して車輪64を駆動するとともにMG15を駆動する。MG15で発電された電力はインバータ35を介して直流電源61に充電される。回生制動時、MG15は車輪64により駆動されて、発電された回生エネルギは直流電源61に貯えられる。
【0034】
停車時、エンジン63を自動停止(アイドルストップ)する。アイドルストップした後エンジン63を再始動する際、直流電源61の直流電力がインバータ15により交流電力に変換され、MG15が回転する。
(効果)
本実施例によれば、電動機15とインバータ35とを電動機15の軸方向で一体化したことにより以下の効果が得られる。
【0035】
まず、インバータ35の構造が簡単になり、厚さが薄くなる。MG15の蓋部材20の底部21がインバータ35の基板36,44の被取付部材及び保護カバー50の蓋部材を兼ねている。その結果インバータ35に基板36,44の固定部材を設けることが不要で部品点数が減り、また保護カバー50に専用の蓋部材を設けることが不要で厚さが減少する。
【0036】
また、基板36,44が回転軸26の軸線と直交する平面内に配置されているのでインバータ35の厚さが薄くでき、インバータ35とMG15とを接続する三相交流配線の長さが短いので周辺の機器に与えるノイズ等の悪影響が小さくなる。さらに、インバータ35の平滑コンデンサ38をスイッチング素子37の近傍に配置したので、スイッチング素子37のスイッチング動作により発生するサージが発生源の近傍で吸収され、ノイズの放射を防止できる。
【0037】
また、第2冷却ファン55が磁極センサ56と共同する磁石57の取付部材となっており、軸方向寸法の増加が抑制されている。
【0038】
一方、2つの冷却ファン30及び55を設けたことにより以下の効果が得られる。図1及び図2において、第1冷却ファン30及び第2冷却部材55がインバータ35のスイッチング素子37、46、及びMG15内のステータ18を効果的に冷却する。
【0039】
詳述すると、第1冷却ファン30は保護カバー50の外側の空気を底部51の通気孔51aからハウジング16内に吸引する。吸引された空気はMG15内に流入してその内部を軸方向に流通する。その際、ステータ18及びロータ27を直接冷却するので、ステータ18等の冷却効率が良い。なお、第1冷却ファン30は蓋部材21の外側にも空気流れを発生させ、基板44等も冷却する。
【0040】
一方、第2冷却部材55はインバータ35の保護カバー50の外側の空気を底部51の通気口51aから吸引する。吸引された空気は基板36及び44と外周壁部52との間の空気流通隙間を軸方向に流通する。その際、インバータ35内を流通する空気が基板36及び44に搭載されたスイッチング素子37及び46等を直接冷却するので、スイッチング素子37、46の冷却効率が良い。なお、第2冷却ファン55は蓋部材21の内側にも空気流れを発生させ、ロータ27等も冷却する。
【0041】
【発明の効果】
以上述べてきたように、第1発明及び第2発明のインバータ一体型電動機によれば、電動機とインバータとが軸方向で一体化され、しかも回転軸や蓋部材は両方の構成要素となっている。その結果、軸方向寸法の増加が抑制されている。加えてロータ及びステータは第1冷却部材により、電力変換要素は第2冷却部材により効率的に冷却される。
【0042】
請求項2のインバータ一体型電動機によれば、電力変換要素よりも温度が上昇し易いロータ及びステータが、外径寸法の大きい第1冷却部材で冷却できる。
請求項3のインバータ一体型電動機によれば、電動機及びインバータ内での空気のが流れがスムーズになる。
【0043】
請求項4のインバータ一体型電動機によれば、ロータの回転位相を検出して、所定時期にステータの所定のコイルを励磁することができる。請求項5のインバータ一体型電動機によれば、磁石の取り付けによる軸方向寸法の増加を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す正面断面図である。
【図2】上記実施例の基板を示す斜視図である。
【図3】上記実施例を含む電気システムの説明図である。
【図4】図3における要部説明図である。
【図5】従来の電気システムの説明図である。
【図6】従来例を示す正面図である。
【符号の説明】
10:インバータ一体型電動機 15:MG
16:ハウジング 18:ステータ
20:蓋部材 26:回転軸
27:ロータ 30:第1冷却ファン
35:インバータ 36、44:基板
37、46:スイッチング素子 38:平滑用コンデンサ
50:保護カバー 55:第2冷却ファン
56:磁極センサ
【発明の属する技術分野】
本発明は、インバータと電動機とが一体化されたインバータ一体型電動機に関する。
【0002】
【従来の技術】
直流電力をインバータで交流電力に変換し、電動機を駆動することがある。例えば、電気自動車において車載バッテリの直流電力をインバータで交流電力に変換して電動機を駆動する場合である。
【0003】
電気自動車における一般的な電気システムを図5に示す。直流電源70から直流電源配線71を介してインバータ(電力変換器)73に直流電力を供給し、インバータ73のスイッチング素子75で所定周波数の交流電力に電力変換する。交流電力は三相交流配線77を介して電動機78に供給される。インバータ73はスイッチング素子等の発熱源を冷却手段74で冷却し、電動機78はロータ等の発熱源を冷却手段79で冷却している。
【0004】
インバータ及び電動機を冷却する冷却手段を簡素化するために、従来のインバータ一体型電動機(特許文献1参照)では、図6に示すように、インバータ81と電動機85とを一体にし、電動機85内に設けた1つの冷却ファン88により両者を冷却している。
【0005】
詳述すると、ステータ及びロータ(不図示)を持つハウジング86の上に、スイッチング素子(不図示)を内蔵し下面に冷却フィン82を備えたケーシング83を載置している。そして、電動機85から延びた短い配線(不図示)をインバータ81に接続している。また、電動機85の出力軸87に冷却ファン88を取り付け、後方(右方)に空気を送って(矢印x参照)冷却フィン82を冷却している。冷却ファン88により後方に送られる空気(矢印y参照)はまた、電動機85とインバータ81との間の隙間を流れる際冷却フィン82に衝突し、インバータ81内のコンデンサ等を冷却する。
【0006】
【特許文献1】
特開平6−30547号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来例では、インバータ81における冷却効率が十分とは言い難い。基板に搭載されたスイッチング素子等は、電動機85とインバータ81との隙間内において空気を冷却フィン82に衝突させることにより冷却される。この放熱作用は冷却ファン82を介してスイッチング素子から伝達されるに過ぎず、間接的である。
【0008】
また、インバータ81と電動機85とをそれぞれが基本的構成要素を持ったまま一体化している。そのため、部品点数が多く構造が複雑で、しかも外形寸法が大きくなっている。
【0009】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、電動機及びインバータが効率よく冷却でき、しかも外形寸法の増大が抑制された、インバータ一体型電動機を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本願の発明者は、電動機とインバータとを電動機の軸方向で一体化し、その上で電動機及びインバータにそれぞれ冷却部材を設けることを思い付いて、本発明を完成した。
【0011】
本願の第1発明のインバータ一体型電動機は、請求項1に記載したように、一端が開口した円筒形状のハウジングと、ハウジングに取り付けられたステータ、ハウジングに支持された回転軸に取り付けられステータと対向するロータと、ハウジングの開口を覆う蓋部材と、回転軸上の前記ハウジングの開口付近に取り付けられた第1冷却部材とを含む電動機と;蓋部材に取り付けられた保護カバーと、蓋部材又は保護カバーに固定された電力変換要素と、回転軸上の蓋部材と保護カバーとの間に取り付けられた第2冷却部材とを含むインバータと;から成ることを特徴とする。
【0012】
このインバータ一体型電動機では、電動機とインバータとが軸方向に並設されて一体化され、回転軸や蓋部材は両方の構成部材となっている。また、第1冷却部材は電動機のロータと一緒に回転し、第2冷却部材は第1冷却部材と一緒に回転する。
【0013】
尚、発明の名称がどうあれ(インバータ一体型電動機、電動機一体型インバータ装置)、上記電動機及びインバータの構成と、上記インバータと電動機との関係を満たすものは本発明に含まれる。
【0014】
請求項2のインバータ一体型電動機は、請求項1において、第2冷却部材は第1冷却部材よりも冷却能力が小さい。請求項3のインバータ一体型電動機は、請求項2において、蓋部材及び 又は保護カバーは通気孔を持つ。
【0015】
請求項4のインバータ一体型電動機は、請求項1において更に、回転軸上の電力変換要素と保護カバーとの間に磁極センサが取り付けられている。請求項5のインバータ一体型電動機は、請求項4において、前記第2冷却部材に磁石が取り付けられている。
【0016】
また、第2発明のインバータ一体型電動機は、請求項6に記載したように、電動機と、電動機の軸方向一端において電動機に一体化されたインバータと、電動機内に配置された第1冷却部材と、インバータ内に配置された第2冷却部材とから成ることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明のインバータ一体型電動機は、構造的にみると、冷却部材を持つ電動機と、冷却部材を持つインバータとに大別される。機能的にみると電動機と、インバータと、冷却部とに大別される。
<電動機>
電動機は、電気自動車又はハイブリッド自動車において、モータジェネレータ(MG)として機能する。MGはモータの機能とオルタネータと機能とを持ち、三相交流で駆動され、エンジンの起動、車両のスムーズな発進及び停止を補助する。また、エンジンの出力や車軸の回転エネルギを電気エネルギに変換して直流電源に貯える。
【0018】
電動機はハウジング、ステータ、回転軸、ロータ、蓋部材及び第1冷却部材を含む。ハウジングは一端が閉鎖し他端が開口した有底円筒形状を持ち、底部と円筒部とを含む。円筒部の内周面にステータが取り付けられ、その一端部が底部により支持された回転軸にロータが固定されている。回転軸の中間部が蓋部材により支持されている。
【0019】
蓋部材は底部と円周壁部とを含んで容器形状を持つことができ、円周壁部が第1冷却部材を覆い、底部はハウジングの開口を塞ぐ。また、底部には空気の流通を許容する通気孔が形成されている。
<インバータ>
インバータは直流電源の直流を3相交流等の交流に変換するもので、電力変換要素、保護カバー及び第2冷却部材を含む。
【0020】
電力変換要素は基盤やスイッチング素子を含む。基板はロータの回転軸と直交する平面内に配置され、蓋部材又は保護カバーに固定され、貫通孔の周囲にスイッチング素子や平滑用コンデンサ等が近接して搭載されている。基板の個数は1枚でも2枚以上でも良い。複数枚の基板の大きさは同じでも異なっても良い。
【0021】
保護カバーは底部と円周壁部とを含んで容器形状を持つことができ、開口部が上記蓋部材に密着されている。よって、保護カバーにはその開口を覆う蓋部材は不要である。底部は通気孔を持つことができる。
<冷却部材>
冷却部材は主に電動機のロータ等を冷却する第1冷却部材と、主にインバータの基板等を冷却する第2冷却部材とを含み、共に回転部材上に固定されている。第1冷却部材はハウジングの開口付近で蓋部材の内側に固定され、蓋部材の外側の空気をハウジング内に吸引し、主にロータ及びステータを冷却する。
【0022】
第2冷却部材は基板等と保護カバーとの間に固定されている。保護カバーの外側の空気を吸引して主に基板等を冷却する。なお、第2冷却部材のファン以外の部分(内周部)には必要に応じて通気孔をあけることができる。
【0023】
2つの冷却部材の外径の大小に特別の制約はないが、第2冷却部材の冷却能力(特に外径)は第1冷却部材のそれよりも小さいことが望ましい。
<磁極センサ、磁石>
回転軸の他端部(自由端)に、ロータの回転方向における位相を検出するための磁極センサを取り付けることができる。磁極センサは保護カバー内に収容され、回転軸とともに回転する。磁極センサと第2冷却部材とは何れが先端側に位置しても良い。永久磁石は第2冷却部材の内周部に固定するが、上記第2冷却部材を磁化すれば永久磁石の取付けは不要となる。
【0024】
【実施例】
以下、本発明の実施例を添付図面を基にして説明する。
<実施例>
(構成)
図3及び図4にハイブリッド自動車の電気システムを示す。電気システムは直流電源61、インバータ一体型電動機10、変速機62及びガソリンエンジン63から成る。図1及び図2に示すように、インバータ一体型電動機10は冷却ファンを持つ電動機(MG)15と、冷却ファン46を持つインバータ35とに大別される。
【0025】
詳述すると、MG15はハウジング16、ステータ18,蓋部材20、回転軸26、ロータ27及び第1冷却ファン30を含む。ハウジング16は他端(左端)が閉鎖し一端(右端)が開口した有底円筒形状を持つ。蓋部材20は、円形状の底部21とその周縁から直角に立ち上がった円周壁部22とを含み、円周壁部22が第1冷却ファン30を覆い、底部21がハウジング16の開口を塞いでいる。底部21には複数の通気孔21aが形成されている。
【0026】
ステータ18はハウジング16の内周面に固定されている。回転軸26はその一端部及び中間部をそれぞれハウジング16及び蓋部材20により回転可能に支持され、その上に固定されたロータ27がステータ18に対向している。回転軸26上にはハウジング16の開口付近、即ちロータ27と蓋部材20との間に、第1冷却ファン30が固定され、回転軸26つまりロータ27と一体的に回転する。
【0027】
インバータ35は基板36やスイッチング素子37等、保護カバー50、第2冷却ファン55及び磁極センサ56等から成る。蓋部材20の底部21に固定部材34により固定された円板形状の第1の基板36は、その中心部に貫通孔36aがあけられ、その回りにスイッチング素子37、平滑コンデンサ38及び制御回路39が搭載されている。
【0028】
円板形状の第1基板36は回転軸26と直交する平面内に配置され、その貫通孔36a内を上記回転軸26が貫通している。回転軸26と貫通孔36aの内周縁との間には空気流通隙間が形成されている。
【0029】
固定部材34により第1基板36及び蓋部材20に固定され円板形状の第2の基板44も、その中心部に貫通孔44aがあけられ、その回りにスイッチング素子46が搭載されている。第1基板36と平行に配置され、その貫通孔44a内を回転軸26が貫通しいる。回転軸26と貫通孔44aの内周縁との間には空気流通隙間が形成されている。
【0030】
保護カバー50は円形状の底部51と、その周縁から直角に立ち上がった外周壁部52とを含む。外周壁部52の開口が蓋部材20の底部21に密着し、外周壁部52及び底部51が基板36及び44を覆っている。底部51には複数の通気口51aが形成され、第1基板36の外周縁36b及び第2基板44の外周縁44bと外周壁部52との間には空気流通隙間が形成されている。
【0031】
第1冷却ファン30よりも外径が小さい第2冷却ファン55は回転軸26の他端(自由端)に取り付けられ、基板44等と保護カバー50の底部51との間に位置し、回転軸26と一体的に回転する。
【0032】
磁極センサ56は回転軸26の自由端から少し後退した位置、即ち第2冷却ファン55と基板44等との間に取り付けられている。磁極センサ56と共同してロータ27の回転方向の位相を割り出す磁石57が第2冷却ファン55の磁極センサ56に対向する側面の内周部に取り付けられている。
【0033】
インバータ35の三相交流入出力部(不図示)が上記MG15の三相交流入出力部(不図示)に短い配線(不図示)で接続されている。また、インバータ15と直流電源とは直流電源配線71(図5参照)で接続されている。
(作用)
図3及び図4において、車両の発進時、発進後エンジン63が始動するまでの間、MG15が車両を駆動する。通常走行時、エンジン63が変速機62を介して車輪64を駆動するとともにMG15を駆動する。MG15で発電された電力はインバータ35を介して直流電源61に充電される。回生制動時、MG15は車輪64により駆動されて、発電された回生エネルギは直流電源61に貯えられる。
【0034】
停車時、エンジン63を自動停止(アイドルストップ)する。アイドルストップした後エンジン63を再始動する際、直流電源61の直流電力がインバータ15により交流電力に変換され、MG15が回転する。
(効果)
本実施例によれば、電動機15とインバータ35とを電動機15の軸方向で一体化したことにより以下の効果が得られる。
【0035】
まず、インバータ35の構造が簡単になり、厚さが薄くなる。MG15の蓋部材20の底部21がインバータ35の基板36,44の被取付部材及び保護カバー50の蓋部材を兼ねている。その結果インバータ35に基板36,44の固定部材を設けることが不要で部品点数が減り、また保護カバー50に専用の蓋部材を設けることが不要で厚さが減少する。
【0036】
また、基板36,44が回転軸26の軸線と直交する平面内に配置されているのでインバータ35の厚さが薄くでき、インバータ35とMG15とを接続する三相交流配線の長さが短いので周辺の機器に与えるノイズ等の悪影響が小さくなる。さらに、インバータ35の平滑コンデンサ38をスイッチング素子37の近傍に配置したので、スイッチング素子37のスイッチング動作により発生するサージが発生源の近傍で吸収され、ノイズの放射を防止できる。
【0037】
また、第2冷却ファン55が磁極センサ56と共同する磁石57の取付部材となっており、軸方向寸法の増加が抑制されている。
【0038】
一方、2つの冷却ファン30及び55を設けたことにより以下の効果が得られる。図1及び図2において、第1冷却ファン30及び第2冷却部材55がインバータ35のスイッチング素子37、46、及びMG15内のステータ18を効果的に冷却する。
【0039】
詳述すると、第1冷却ファン30は保護カバー50の外側の空気を底部51の通気孔51aからハウジング16内に吸引する。吸引された空気はMG15内に流入してその内部を軸方向に流通する。その際、ステータ18及びロータ27を直接冷却するので、ステータ18等の冷却効率が良い。なお、第1冷却ファン30は蓋部材21の外側にも空気流れを発生させ、基板44等も冷却する。
【0040】
一方、第2冷却部材55はインバータ35の保護カバー50の外側の空気を底部51の通気口51aから吸引する。吸引された空気は基板36及び44と外周壁部52との間の空気流通隙間を軸方向に流通する。その際、インバータ35内を流通する空気が基板36及び44に搭載されたスイッチング素子37及び46等を直接冷却するので、スイッチング素子37、46の冷却効率が良い。なお、第2冷却ファン55は蓋部材21の内側にも空気流れを発生させ、ロータ27等も冷却する。
【0041】
【発明の効果】
以上述べてきたように、第1発明及び第2発明のインバータ一体型電動機によれば、電動機とインバータとが軸方向で一体化され、しかも回転軸や蓋部材は両方の構成要素となっている。その結果、軸方向寸法の増加が抑制されている。加えてロータ及びステータは第1冷却部材により、電力変換要素は第2冷却部材により効率的に冷却される。
【0042】
請求項2のインバータ一体型電動機によれば、電力変換要素よりも温度が上昇し易いロータ及びステータが、外径寸法の大きい第1冷却部材で冷却できる。
請求項3のインバータ一体型電動機によれば、電動機及びインバータ内での空気のが流れがスムーズになる。
【0043】
請求項4のインバータ一体型電動機によれば、ロータの回転位相を検出して、所定時期にステータの所定のコイルを励磁することができる。請求項5のインバータ一体型電動機によれば、磁石の取り付けによる軸方向寸法の増加を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す正面断面図である。
【図2】上記実施例の基板を示す斜視図である。
【図3】上記実施例を含む電気システムの説明図である。
【図4】図3における要部説明図である。
【図5】従来の電気システムの説明図である。
【図6】従来例を示す正面図である。
【符号の説明】
10:インバータ一体型電動機 15:MG
16:ハウジング 18:ステータ
20:蓋部材 26:回転軸
27:ロータ 30:第1冷却ファン
35:インバータ 36、44:基板
37、46:スイッチング素子 38:平滑用コンデンサ
50:保護カバー 55:第2冷却ファン
56:磁極センサ
Claims (6)
- 一端が開口した円筒形状のハウジングと、該ハウジングに取り付けられたステータ、前記ハウジングに支持された回転軸に取り付けられ前記ステータと対向するロータと、前記ハウジングの開口を覆う蓋部材と、前記回転軸上の前記ハウジングの開口付近に取り付けられた第1冷却部材とを含む電動機と、
前記蓋部材に取り付けられた保護カバーと、前記蓋部材又は前記保護カバーに固定された電力変換要素と、前記回転軸上の前記蓋部材と前記保護カバーとの間に取り付けられた第2冷却部材とを含むインバータと、
から成ることを特徴とするインバータ一体型電動機。 - 前記第2冷却部材は前記第1冷却部材よりも冷却能力が小さい請求項1に記載の電動機。
- 前記蓋部材及び 又は前記保護カバーは通気孔を持つ請求項2に記載のインバータ一体型電動機。
- 更に、前記回転軸上の前記電力変換要素と前記保護カバーとの間に磁極センサが取り付けられている請求項1に記載のインバータ一体型電動機。
- 前記第2冷却部材に磁石が取り付けられている請求項4に記載のインバータ一体型電動機。
- 電動機と、
前記電動機の軸方向一端において該電動機に一体化されたインバータと、
前記電動機内に配置された第1冷却部材と、
前記インバータ内に配置された第2冷却部材と、
から成ることを特徴とするインバータ一体型電動機。
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