JP2004304427A - 録画方法および装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のユーザの使用に対応した録画装置を提供する。
【解決手段】チューナ110は受信した放送波から、それぞれのチャネルにおける番組をそれぞれ出力する。リアルタイムエンコーダ112は、チューナ110から出力された番組を所定の形式にエンコードする。スイッチ120は、ユーザからの番組録画の要求に応じて、リアルタイムエンコーダ112から出力される番組を選択する。記録装置200は、番組をユーザ単位に記憶する機能を有する。インターフェース150は、インターネット20を介してPC300から、番組の録画や再生の要求を受け付け、対応した番組を配信する際において、通信機能を提供する。ストリーミング配信ブロック140は、ユーザからの録画した番組の再生の要求に応じて、当該ユーザに対応した記録装置200の中にある録画した番組をストリーミング配信する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、録画技術に関し、とくに、複数のユーザの使用に対応した録画方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
インターネットの普及などに伴って、家庭向けの高速ネットワークが急速に整えられつつある。このため、ひとつのセンターがTV放送の番組の録画を一括して受け付け、録画した番組を高速ネットワークを介してユーザに提供することも可能になってきた。このひとつの形態として、複数のチャネルで放送されている番組をセンターの蓄積部で一括して録画し、ユーザから録画した番組の再生が要求された場合、当該再生要求された番組に設定されたビデオデータIDにもとづいて、ビデオデータ蓄積部の中のビデオデータをユーザに送出していた(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−199318号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述の番組録画システムの形態では、センターが複数のチャネルで放送されている番組を一括して録画し、ユーザは録画した番組を高速ネットワークを介して再生しているため、家庭における複数のチューナの所有を不要にする。さらに、センターに備えられたチューナは複数のユーザで共有されるため、よりコストの低減を可能にする。しかし、複数の番組をまとめてひとつの蓄積部に記憶し、ユーザの再生要求に応じて記憶した録画番組を配信しているため、配信するユーザを限定し、あるいは放送時間を任意にした条件下において、放送と同一の形態になる可能性がある。
【0005】
また、近年ノート型パーソナルコンピュータ(以下、「PC」という)が多数販売されているため、今後より多くのユーザがノート型PCによって放送されている番組を視聴すると予想される。ノート型PCで番組を視聴する場合、一般に外付けのチューナやアンテナが必要となり、その結果ノート型PC本来の機動性が損なわれる。また、ノート型PCは一般にデスクトップ型PCやサーバと比較してハードディスク容量が少ないため、長時間録画ができない。
【0006】
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザ単位の記憶領域を備え、かつチャネル単位のチューナを複数のユーザで共有した録画技術の提供にある。また本発明の別の目的は、ユーザ単位の記憶領域に記憶した番組を対象とするユーザに配信する録画技術の提供にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明のある態様は、録画装置に関する。この装置は、複数のチャネルで放送されている番組をチャネル単位でそれぞれ受信する複数のユーザで共有の複数の受信部と、前記複数のユーザから、対象とすべき番組の録画指示をそれぞれ受け付ける録画指示受付部と、前記複数のユーザのそれぞれの前記録画指示にもとづいて、前記複数の受信部でそれぞれ受信した番組を前記複数のユーザにそれぞれ対応付ける対応部と、前記複数のユーザにそれぞれ対応付けた番組をユーザ単位でそれぞれ録画する複数の記憶部とを含む。
【0008】
「記憶部」は、ユーザ単位に異なった記憶装置によって実現されてもよいし、ユーザ単位にひとつの記憶装置の中での異なった記憶領域によって実現されてもよい。
以上の装置により、録画した番組をユーザ単位の記憶領域に記憶するため、ユーザの所有するパーソナルコンピュータの記憶領域での記憶と等価になり、放送の形態には該当しない。
【0009】
前記録画指示受付部は、前記録画指示した番組を符号化する場合の圧縮率の要求もさらに受け付け、前記記憶部は、前記複数のユーザにそれぞれ対応付けた番組を前記圧縮率に応じて符号化してから録画してもよい。
前記複数のユーザから、録画した番組の再生指示をそれぞれ受け付ける再生指示受付部と、前記複数のユーザのそれぞれの前記再生指示に応じて、前記再生指示を行ったユーザに対応した前記記憶部の中の録画した番組を配信する配信部とをさらに含んでもよい。
【0010】
前記再生指示受付部は、前記再生指示した番組を符号化する場合の圧縮率の要求もさらに受け付け、前記配信部は、前記記憶部の中の録画した番組を前記圧縮率の要求に応じて符号化してから配信してもよい。
【0011】
本発明の別の態様は、録画方法に関する。この方法は、複数の番組をチャネル単位に複数のユーザで共有してそれぞれ受信し、前記受信した複数の番組をユーザからのネットワークを介した録画要求に応じてユーザ単位でそれぞれ記憶装置に録画する。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
【0012】
【発明の実施の形態】
本実施の形態は、所定の番組の録画と再生を要求するユーザの住宅等とは別の場所に設置され、かつ複数のユーザによって共通に使用される録画装置に関する。本実施の形態における録画装置は、複数のチャネルにおける番組の同時の録画を可能にするために、番組が放送されているチャネル数に等しい数のチューナを備える。また、ユーザからの番組の録画の要求をインターネット等のネットワークを介して受け付け、録画対象の番組を放送するチャネルに対応したチューナからの出力を録画する。
【0013】
番組の録画において録画装置は、ユーザ単位に設けた記憶領域に録画対象の番組をそれぞれ記憶する。すなわち、複数のユーザが同一の番組の録画を要求した場合においても、当該番組をユーザ単位に独立して設けた記憶領域に記憶する。さらに、ユーザからの録画した番組の再生要求もネットワークを介して受け付け、当該ユーザに対応した記憶領域の中にある録画番組を配信する。その結果、録画装置における記憶領域は、ユーザの所有するPC等の記憶領域と等価になるため、録画装置を使用した録画番組の再生は、放送の形態に該当しない。また、記憶領域以外の部分例えば、チューナ等は複数のユーザで共有して使用するため、コストの低減が可能になる。
【0014】
図1は、本実施の形態に係る番組録画配信システム10の構成である。番組録画配信システム10は、録画装置100、インターネット20、PC300と総称された第1PC300a、第2PC300b、第3PC300c、モデム302と総称された第1モデム302a、第2モデム302b、第3モデム302cを含む。また、録画装置100は、アンテナ102、チューナ110と総称される第1チューナ110a、第2チューナ110b、第3チューナ110c、第4チューナ110d、第5チューナ110e、リアルタイムエンコーダ112と総称される第1リアルタイムエンコーダ112a、第2リアルタイムエンコーダ112b、第3リアルタイムエンコーダ112c、第4リアルタイムエンコーダ112d、第5リアルタイムエンコーダ112e、スイッチ120と総称される第1スイッチ120a、第2スイッチ120b、第3スイッチ120c、記録装置200と総称される第1記録装置200a、第2記録装置200b、第3記録装置200c、ユーザデータベース160、制御ブロック130、ストリーミング配信ブロック140、インターフェース150を含む。
【0015】
番組録画配信システム10において、ユーザAからCのPC300は、モデム302を介してインターネット20に接続し、インターネット20を介して録画装置100に接続する。PC300は、インターネット20を介して録画装置100に対して放送番組の録画または録画予約を要求し、また、録画された番組の配信を要求する。さらに、ユーザは配信された番組をPC300のディスプレイで見ることが可能である。
【0016】
アンテナ102は、放送波を受信し、チューナ110は受信した放送波から、予め設定されたチャネルを選局して、それぞれのチャネルにおける番組を出力する。例えば、第1チューナ110aがチャネル1、第2チューナ110bがチャネル2、第3チューナ110cがチャネル3を出力する。
【0017】
リアルタイムエンコーダ112は、チューナ110から出力された番組をディジタル信号に変換し、所定の形式にエンコードする。エンコードの方法は任意の方法、例えば、MPEG(Moving Picture Experts Group)やユーザが利用する動画ブラウザの形式であってもよい。また、リアルタイムエンコーダ112はそれぞれのチューナ110に対応して設けられる。以上のチューナ110とリアルタイムエンコーダ112は、録画装置100が受信するチャネル数に応じて複数設けられているが、これらは複数のユーザで共通に使用される。図1の例では、5つのチャネルに相当したチューナ110およびリアルタイムエンコーダ112が設けられており、それぞれのチャネルの放送波を分離し、ディジタル形式にエンコードする。その結果、ユーザごとに設けられるよりも簡略な構成となる。
【0018】
スイッチ120は、後述するユーザからの番組録画の要求に応じて、対応する時刻に対応するチャネルのリアルタイムエンコーダ112から出力される番組を選択する。スイッチ120は、チューナ110やリアルタイムエンコーダ112と異なりユーザ単位に、すなわち、ユーザ数設けられる。また、2つ以上のリアルタイムエンコーダ112を同時に選択してもよい。
【0019】
記録装置200は、スイッチ120で選択した番組を記憶する機能を有し、例えばHDDおよびHDDを制御するための装置によって構成される。記録装置200はユーザ単位にそれぞれ別の装置として設けられてもよいし、ひとつの装置において論理的に分割されていてもよい。いずれにせよ、ユーザ単位に独立した記憶領域が確保されていればよい。
【0020】
インターフェース150は、インターネット20を介して、ユーザの所有するそれぞれのPC300から、番組の録画の要求や録画した番組の再生の要求を受け付ける際、あるいは対応した番組を配信する際において、通信機能を提供する。通信方式は任意のものでかまわない。また、PC300のディスプレイに表示された画面で番組の録画予約や録画番組の再生を要求可能とするためのWebサーバ機能も有する。
【0021】
ユーザデータベース160は、それぞれのユーザに対応した記録装置200の情報、記録装置200の記憶領域、ユーザに対する課金額を管理する。
制御ブロック130は、ユーザからの要求に対応した番組の録画および録画番組の配信を実行するために、ユーザデータベース160における情報にもとづいて、記録装置200、インターフェース150および後述のストリーミング配信ブロック140を制御する。
【0022】
ストリーミング配信ブロック140は、ユーザからの録画した番組の再生の要求に応じて、当該ユーザに対応した記録装置200の中にある録画した番組をストリーミング配信する。すなわち、共通の記憶部に録画された番組を配信するのではなく、番組はそれぞれのユーザに対応した記録装置200に一旦記憶され、記憶された番組を配信する。
【0023】
図2は、記録装置200の構成を示す。記録装置200は、CPU210、信号線202、インターフェース220、メモリ230、タイマー240、HDDコントローラ250、HDD260を含む。
【0024】
HDD260は、録画した番組を記憶する。さらに、ユーザから要求された番組の録画の内容やHDD260内の録画した番組の記憶領域についての情報も記憶する。
HDDコントローラ250は、HDD260を制御し、またリアルタイムエンコーダ112やストリーミング配信ブロック140に対して、録画した番組の入出力を実行する。
【0025】
タイマー240は、番組を録画する時刻を管理する。また、各部に必要なタイミングを与える。
CPU210、メモリ230はユーザの要求に従った番組の録画および再生を実行する。
【0026】
インターフェース220は、番組の録画および再生の際に制御ブロック130との間で、所定の制御信号の入出力を行い、また番組の録画の際にスイッチ120に対して制御信号を送信し、スイッチ120の切替を実行させる。
信号線202は、必要な信号を伝送する。
【0027】
この構成は、ハードウエア的には、任意のコンピュータのCPU、メモリ、その他のLSIで実現でき、ソフトウエア的にはメモリにロードされた画像生成機能のあるプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウエアのみ、ソフトウエアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
【0028】
図3は、ユーザデータベース160のデータ構造を示す。「ユーザID」は、それぞれのユーザに割当てたユーザ識別番号を示し、「記憶装置ID」は、それぞれのユーザに割当てた記録装置200の識別番号を示す。図示のとおり異なったユーザがひとつの記録装置200を共有する場合もあるが、その場合は、記録装置200の中の記憶するための領域が分離されている。「記録領域」は、それぞれのユーザに割当てた記録装置200の中で記憶可能な領域の容量であり、「使用領域」は、前述の「記録領域」のうち既に録画した番組が記憶されている領域の容量である。「課金額」は、それぞれのユーザに対する課金額であり、詳細は後述する。
【0029】
図4は、HDD260に記録された録画番組情報のデータ構造を示す。「録画番組ID」は、録画した番組に割当てられた識別番号を示し、「ch」は、録画すべき番組が放送されたチャネルを示し、「番組名」は、録画した番組名を示す。「録画日」は、録画すべき番組の放送日すなわち番組を記録装置200に記録した日付を示し、「録画時間」は、録画した番組の長さを示し、「画質」は、リアルタイムエンコーダ112においてエンコードする際の画質、すなわち例えばMPEGの場合はビットレートを示す。「開始ブロック」は、HDD260において録画した番組の先頭アドレスを示す。ここではHDD260に記憶した録画番組の情報を示しているが、これから録画する予定の番組の情報が同様に書き込まれてもよい。
【0030】
図5は、番組録画予約における表示画面を示す。画面上部に所定の日付における放送予定の番組が、チャネルおよび時間毎に表示されている。また、画面下部にユーザを特定するための「ID」と「パスワード」の入力スペースと、録画する際の画質に相当する「高画質」、「標準画質」、「長時間」の選択ボタンが配置されている。ここで、「高画質」は、図4における「画質」の「高」に、「標準画質」は「標準」に、「長時間」は「低」に相当する。「録画予約」ボタンを押せば、録画予約が設定される。
【0031】
図6は、番組再生における表示画面を示す。画面上部に記録装置200に記憶された録画番組の「番組名」、「ch」、「録画日」、「録画時間」が表示され、これらは図4における同名の項目に相当する。また「モード」は、図5で選択した「高画質」、「標準画質」、「長時間」を表示する。「再生」は、既に再生済みの場合に「済」を、まだ再生していない場合に「未」を表示する。また、画面下部にユーザを特定するための「ID」と「パスワード」の入力スペースが表示されている。さらに、録画した番組を再生する際の「再生」ボタンと、録画した番組を記録装置200から消去する際の「消去」ボタンが表示されている。
【0032】
以上の構成による録画装置100の番組の録画の手順を説明する。PC300を使用するユーザは、インターネット20を介して番組録画配信システム10におけるインターフェース150にアクセスする。IDとパスワードを入力した後、PC300のディスプレイに表示される画面を確認しながら、ユーザは「チャネル5」の「午後9時から10時」に放送される予定の「ニュース」の録画を「標準画質」モードで予約する。予約内容はインターネット20を介してHDD260の中の録画番組情報に記憶される。また、記憶された内容はユーザデータベース160にも反映される。
【0033】
「午後9時」になればタイマー240が録画開始の制御信号をCPU210に出力し、CPU210の制御によって、「チャネル5」に対応したチューナ110から出力され、かつリアルタイムエンコーダ112において、「標準画質」のデータレートでエンコードされた「ニュース」番組が、スイッチ120による切替によってHDDコントローラ250に記録される。また、「午後10時」になれば、24がCPU210に録画終了を知らせる。さらに、タイマー240は録画時間「1時間」を制御ブロック130に通知し、制御ブロック130は録画時間にもとづいた課金情報をユーザデータベース160に入力する。
【0034】
以上の構成による録画装置100の番組の再生の手順を説明する。PC300を使用するユーザは、インターネット20を介して番組録画配信システム10におけるインターフェース150にアクセスする。IDとパスワードを入力した後、PC300のディスプレイに表示される画面を確認しながら、ユーザは、録画番組ID「0002」の「チャネル5」において「午後9時から10時」に放送された「ニュース」の「再生」を指示する。指示内容はインターネット20を介して制御ブロック130に伝送され、制御ブロック130は再生の指示をストリーミング配信ブロック140に出力する。制御ブロック130は、ユーザに対応したインターネット20から録画番組ID「0002」の「ニュース」をストリーミング再生する。ストリーミング再生された番組はインターネット20を介してPC300まで送信され、ユーザはPC300のディスプレイにおいて「ニュース」を見る。
【0035】
なお、本実施の形態における録画装置100を事業者が所有する場合、録画装置100における記録装置200をユーザにレンタルする形で、サービス事業を提供可能である。その際、ユーザに対する課金は、番組の録画時にタイマー240による録画時間計測にもとづいた時間課金や、録画した番組ごとの課金によって実行可能である。あるいは、録画した画像の配信時においても課金可能である。課金は主に制御ブロック130によって制御され、その結果がユーザデータベース160に記入される。また、定額制の料金にしてもよい。
【0036】
また、録画装置100における記録装置200はさまざまな容量で用意され、その容量にあった料金体系を用意することで、ユーザの利用頻度にあったサービスの提供が可能になる。また、契約期間の設定により、ユーザが年間の利用状況に応じて契約内容を変更することも可能である。例えば、年末年始や番組改編期は大容量での契約や裏番組録画のための2チャネル分の契約、夏休みの契約解除である。
【0037】
本実施の形態によれば、チャネル単位に設けられたチューナを複数のユーザで共有して使用し、さらに録画した番組をユーザ単位に設けられた記憶領域に記憶するために、低いコストを維持しつつ放送の形態とならない形で番組の録画および再生を実行可能である。また、記憶領域をパーソナルコンピュータの中ではなく、外部に設けることによって、パーソナルコンピュータにおける記憶領域が小さい場合でも、長時間の録画を可能にする。
【0038】
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
【0039】
本実施の形態では、リアルタイムエンコーダ112は記録装置200で記憶する前に番組をエンコードしている。しかしこれに限らず例えば、録画した番組を再生する際にエンコードしてもよい。本変形例によれば、番組の録画が迅速に実行される。すなわち、インターネット20によって録画した番組が配信される前にエンコードされればよい。
【0040】
本実施の形態では、ユーザの住宅と録画装置100の設置場所は別の建物を想定し、それらの間をインターネットで接続している。しかしこれに限らず例えば、ユーザの住宅をマンションの部屋とし、録画装置100もマンション内に設置し、さらにこれらの間をLANによって接続してもよい。本変形例によれば、住宅と録画装置100の間の通信による費用が発生しない。つまり、録画装置100とPC300の間が所定の通信回線で接続されればよい。
【0041】
本実施の形態では、PC300からの指示によって、番組を記録装置200に記憶した後、別途PC300からの指示によってストリーミング配信ブロック140が記録装置200に記憶された番組をPC300に配信している。しかしこれに限らず例えば、PC300からの指示によって、番組を記録装置200に記憶した後、すぐにストリーミング配信ブロック140が記録装置200に記憶された番組をPC300に配信してもよい。本変形例によれば、リアルタイム再生に近い処理が可能になる。つまり、番組が一度記録装置200に記憶されればよい。
【0042】
【発明の効果】
本発明によれば、ユーザ単位の記憶領域を備え、かつチャネル単位のチューナを複数のユーザで共有した録画技術を提供することができる。またユーザ単位の記憶領域に記憶した番組を対象とするユーザに配信する録画技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る番組録画配信システムの構成図である。
【図2】図1の記憶装置の構成を示す図である。
【図3】図1のユーザデータベースのデータ構造を示す図である。
【図4】図2のHDDに記録された録画番組情報のデータ構造を示す図である。
【図5】図1の番組録画予約における表示画面を示す図である。
【図6】図1の番組再生における表示画面を示す図である。
【符号の説明】
10 番組録画配信システム、 20 インターネット、 100 録画装置、 102 アンテナ、 110 チューナ、 112 リアルタイムエンコーダ、 120 スイッチ、 130 制御ブロック、 140 ストリーミング配信ブロック、 150 インターフェース、 160 ユーザデータベース、200 記録装置、 202 信号線、 210 CPU、 220 インターフェース、 230 メモリ、 240 タイマー、 250 HDDコントローラ、 260 HDD、 300 PC、 302 モデム。

Claims (5)

  1. 複数のチャネルで放送されている番組をチャネル単位でそれぞれ受信する複数のユーザで共有の複数の受信部と、
    前記複数のユーザから、対象とすべき番組の録画指示をそれぞれ受け付ける録画指示受付部と、
    前記複数のユーザのそれぞれの前記録画指示にもとづいて、前記複数の受信部でそれぞれ受信した番組を前記複数のユーザにそれぞれ対応付ける対応部と、
    前記複数のユーザにそれぞれ対応付けた番組をユーザ単位でそれぞれ録画する複数の記憶部と、
    を含むことを特徴とする録画装置。
  2. 前記録画指示受付部は、前記録画指示した番組を符号化する場合の圧縮率の要求もさらに受け付け、
    前記記憶部は、前記複数のユーザにそれぞれ対応付けた番組を前記圧縮率に応じて符号化してから録画することを特徴とする請求項1に記載の録画装置。
  3. 前記複数のユーザから、録画した番組の再生指示をそれぞれ受け付ける再生指示受付部と、
    前記複数のユーザのそれぞれの前記再生指示に応じて、前記再生指示を行ったユーザに対応した前記記憶部の中の録画した番組を配信する配信部と、
    をさらに含むことを特徴とする請求項1または2に記載の録画装置。
  4. 前記再生指示受付部は、前記再生指示した番組を符号化する場合の圧縮率の要求もさらに受け付け、
    前記配信部は、前記記憶部の中の録画した番組を前記圧縮率の要求に応じて符号化してから配信することを特徴とする請求項3に記載の録画装置。
  5. 複数の番組をチャネル単位に複数のユーザで共有してそれぞれ受信し、前記受信した複数の番組をユーザからのネットワークを介した録画要求に応じてユーザ単位でそれぞれ記憶装置に録画する録画方法。
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JP2006246452A (ja) * 2005-02-07 2006-09-14 Casio Comput Co Ltd 放送受信端末装置

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