JP3551921B2 - 番組録画装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、衛星放送やCATV、地上波放送など複数の放送メディアが存在する中で、これらの放送を録画する録画装置に関するものである
例えば、マンションや特定の地域で形成されるコミュニティーでの共同録画に関する。
【0002】
【従来の技術】
デジタル放送の開始に伴い、放送の多チャンネル化が進行している。放送の多チャンネル化がすすむと、興味のある番組が同じ時間帯に放送される確率が高くなる。このため、同時に放送されている複数のチャンネルの番組を同時に録画する必要が生じてくる。
【0003】
そこで、複数のチャネルを録画できるようなハードディスクを用いたビデオデッキなどが開発されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のビデオデッキなどの録画装置では、10チャンネルといった非常に多数のチャンネルの番組を同時に録画することはできない。この課題に対する解決策としては、録画装置やチューナを放送チャネルの個数だけ用意するなどの方法もあるが、ユーザのコスト負担が大きくなり、また結局、同一番組を多数の人間が複数箇所で録画することになるため資源の無駄使いにあり、環境的にもやさしい設計ではなく、良い解決方法とはいえない。
【0005】
さらに、家庭で録画を行う方法では、録画装置が常に通電状態になくてはならないため、待機電力が問題となる。特に、野球放送などで放送時間が変更になった場合の対応を行うためには、放送時間が変更になっているかどうかを、電子番組表を定期的に受信してチェックする必要があり、待機電力は非常に大きくなる。
【0006】
一方でインターネットの普及や、わが国のIT(Information Technology)政策に伴い、家庭向けの高速ネットワークも急速に整えられつつある。このため、番組の録画を一括で受け付け、高速ネットワークを介して録画番組をユーザに提供する番組視聴システムも現実のものとなってきた。
【0007】
このような番組視聴システムを利用すれば、同じ時間に放送される番組を含めて、ユーザは好きな番組を好きな時間に見ることができる。
【0008】
しかしながら、録画する番組は単調に増加するため、記録媒体のバックアップなどのメンテナンス増大や、記録媒体の増設などランニングコストが非常にかかるなどの問題点がある。
【0009】
また、多チャンネル化が進むと、番組を選択するための情報も増加する。このため、例えば番組表の一覧性が損なわれる結果、使い勝手が悪くなる恐れや、興味のある番組を見逃してしまう恐れがある。
【0010】
さらに、ユーザから外出先から録画したいという要望がかなりある。この要望に対して、プッシュ電話のDTMF信号により外出先から録画予約を行えるビデオデッキが発売されているが、あらかじめビデオテープを録画したい位置に合わせてセットしておく必要があるため、急な録画予約に対しては対応できないという問題が生じる。
【0011】
また、ビデオデッキに電話回線を接続する必要があり、設置上の問題点となっている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本願発明は、放送番組を蓄積する番組蓄積手段と、前記蓄積手段が蓄積すべき番組を決定し、蓄積手段への蓄積を制御する録画予約手段と、前記蓄積手段に蓄積されている番組を複数のユーザに送出する番組送出手段とを備え、前記番組送出手段が送出すべき番組を各ユーザから受け付ける番組録画装置であって、前記番組蓄積手段に蓄積されている番組に付与されている蓄積期限に基づき前記蓄積期限を超過した番組を前記番組蓄積手段から削除する番組管理手段を更に有し、前記録画予約手段は、ネットワークを介して複数のユーザからの録画予約を受け付けるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
本願の実施形態では、録画番組を蓄積しておく期限をセンター側で管理することにより、記録媒体の増設を行うことなく自由度の高い番組視聴を提供できる番組視聴システムを提案する。このシステムでは、番組の録画を一括で受け付け、高速ネットワークを介して録画番組をユーザに提供するため、ユーザは番組を見たいときに端末の電源を入れて、センターにアクセスすれば良い。したがって、端末側の待機電力や録画メディアが必要ないなど、環境にもやさしいシステムといえる。
【0014】
さらに、センター側に端末に表示するGUIデータを持たせることで、ユーザの嗜好を考慮したユーザ個別のGUI画面の構成を容易にし、使いやすい操作環境を提供する番組視聴システムを提案する。また、センター側をインターネットと接続することにより、インターネットに接続可能な携帯端末から予約操作が可能な番組視聴システムを提案する。
【0015】
本発明の実施形態1の番組録画装置は、放送番組を蓄積する番組蓄積手段と、前記蓄積手段が蓄積すべき番組を決定し、蓄積手段への蓄積を制御する録画予約手段と、前記蓄積手段に蓄積されている番組を複数のユーザに送出する番組送出手段とを備え、前記番組送出手段が送出すべき番組を各ユーザから受け付ける番組録画装置であって、前記番組蓄積手段に蓄積されている番組に付与されている蓄積期限に基づき前記蓄積期限を超過した番組を前記番組蓄積手段から削除する番組管理手段を更に有し、前記録画予約手段は、ネットワークを介して複数のユーザからの録画予約を受け付けるものである。これにより、記録媒体を増設することなく、有限な記録媒体を用いて番組録画機能を提供することができる。
【0016】
ある好ましい実施形態において、前記番組管理手段は、前記番組蓄積手段から番組を削除する期限に先立って、ユーザが指定した番組を補助記憶手段にコピーするものである。
ある好ましい実施形態において、前記番組管理手段は、前記番組蓄積手段から番組を削除する期限に先立って、番組が削除される期限が迫っていることを通知する期限通知手段を備えたものである。
これにより、ユーザがせっかく録画した番組を一度も見ることなく削除されてしまうことを防止できる。
【0017】
ある好ましい実施形態において、上述した番組録画装置が送出する番組を再生する番組再生装置において、前記蓄積期限を超過した番組を自動的にダウンロードして蓄積しておく番組蓄積手段を有するものである。
【0018】
本発明の実施形態2の番組録画装置は、放送番組を蓄積する番組蓄積手段と、 前記蓄積手段が蓄積すべき番組を決定し、蓄積手段への蓄積を制御する録画予約手段と、前記蓄積手段に蓄積されている番組を複数のユーザに送出する番組送出手段と、前記番組送出手段が送出すべき番組を各ユーザから受け付ける番組録画装置であって、前記番組蓄積手段に蓄積されている番組に対するユーザの予約数に応じて、前記番組蓄積手段から番組を削除する番組管理手段を有するものである。
【0019】
本発明の実施形態3の番組録画装置は、放送番組を蓄積する番組蓄積手段と、前記蓄積手段が蓄積すべき番組を決定し、蓄積手段への蓄積を制御する録画予約手段と、前記蓄積手段に蓄積されている番組を複数のユーザに送出する番組送出手段と、前記番組送出手段が送出すべき番組を各ユーザから受け付ける番組指定手段とを備えた番組録画装置であって、前記番組指定手段により受け付けた番組履歴を記憶し、前記番組の視聴履歴あるいは、前記番組の視聴履歴から得られる番組のジャンルの視聴割合、番組出演者の出演頻度、番組に関するキーワードの出現頻度のうち少なくとも1つの情報を用いてユーザに提供する広告情報を蓄積する広告データベースより所定の広告を選択する広告選択手段と、選択された広告を前記番組の再生および録画予約を行う端末の操作画面に挿入する広告挿入手段とを有するものである。これにより、ユーザの嗜好傾向を考慮した広告表示が可能となる。
【0020】
本発明の実施形態の番組録画方法は、放送番組を蓄積する番組蓄積手段と、ネットワークを介して複数のユーザからの録画予約を受け付け、かつ前記蓄積手段が蓄積すべき番組を決定し、蓄積手段への蓄積を制御する録画予約手段と、
前記蓄積手段に蓄積されている番組を複数のユーザに送出する番組送出手段とを備え、前記番組送出手段が送出すべき番組を各ユーザから受け付ける番組録画装置を用い、前記番組蓄積手段に蓄積されている番組に蓄積時期を付与し、前記蓄積期限を超過した番組を前記番組蓄積手段から削除する番組管理処理を行うものである。
【0021】
(実施例)
全体構成
本発明における一実施例について図面を参照して説明する。
【0022】
図1は本実施形態の全体のシステム構成を示す図である。
【0023】
図1において、001はCATV同軸ケーブル、002はセンターと各家庭とを高速IP回線で接続するイントラネット、003はCATV同軸ケーブル001に送出される番組を受信するCATVチューナ、004はCATVチューナ002により受信された番組をNTSC信号として受信し、MPEG−2にエンコードして所定の期間蓄積するとともに、イントラネット002に対してMPEG−2ストリームを送出するビデオサーバ、005はCATV同軸ケーブル001を利用してCATV局側との接続を行うセンター側のケーブルモデム、011はセンター側のケーブルモデムの接続を受け付けるCATV局側のケーブルモデム、012はCATV局側ケーブルモデム011とインターネット間でデータ通信を中継するゲートウェイ、009は複数の番組を多重化してCATV同軸ケーブル001に送出する番組送出部、013はインターネットに対して番組表データを供給する番組表サーバ、014はインターネットと携帯電話網との間でデータ通信を中継する携帯端末用ゲートウェイ、015は携帯端末008との間で無線通信を行い携帯電話網と接続する基地局、006はケーブルモデム005を介してインターネットに接続して最新の番組表を取得するとともに、各家庭端末007、もしくは携帯端末008からユーザ登録、録画予約、番組視聴などの操作を受け付け、ビデオサーバ004を制御する制御サーバである。また、ビデオサーバ004と制御サーバ006は1台のPCやワークステーション上に実現しても構わないことは言うまでもない。また、各家庭の端末007はインターネットブラウザを搭載した汎用PCなどの機器によって実現しても良い。また、制御サーバへ接続して番組予約を行うサービスについては、携帯端末008としては、基地局015から携帯端末用ゲートウェイ014を介してインターネットへ接続する機能とhtmlで記述されたページを閲覧する機能とを有している携帯機器を利用することができる。この場合のインターネットへの接続は、パケット方式でも回線交換方式でもどちらでも良い。なお、上述したMPEGとはMovingPicture Expert Groupの略で、映像(動画像)を蓄積、伝送するための圧縮方法や伸長方法、データ構造を規定した国際標準規格である。本実施例で用いるMPEG−2の再生品質は、ハイビジョンテレビ並みである。
【0024】
なお、インターネットへの接続方法は他にモデムやDSUを利用したダイアルアップ接続、PHSや携帯電話のパケット通信など、どんな方法でも構わない。また、番組の受信方法は、CATVに限らず地上波放送や衛星放送でも良い。例えば、番組の受信にデジタルBS放送を利用した場合は、CATVチューナ003の代わりにデジタルBSチューナとなる。デジタルBS放送では、番組表を放送から取得できるのでインターネットに接続するためのモデムは、家庭内端末007のみを利用する場合は不要である。なお、デジタルBSチューナとビデオサーバ004との間の映像、音声信号はアナログ信号、デジタル信号のいずれでも構わない。
【0025】
本システムにより、例えば、携帯端末008として携帯電話を利用して、制御サーバ006にアクセスし見たい番組を外出先から録画予約しておき、帰宅してから家庭内端末007で予約しておいた番組を視聴することができる。また、本システムでは、同時に放送される裏番組もすべて録画予約しておくことができる。また、見たい番組を見逃してしまった場合には、家庭内端末007から制御サーバ006にアクセスし、ビデオサーバ004に蓄積されているかどうかを検索し、蓄積されている場合には、ビデオサーバ004からMPEG2のビデオストリームを送出し、家庭内端末007で受信して視聴することができる。本実施例では、すべての番組を一旦ビデオサーバに蓄積するため、例えば既に番組放送が始っている場合においても、番組の最初から楽しむことができる。
【0026】
また、システム管理のランニング費用は、制御サーバが端末に提供するGUIにバナー広告を表示することでまかなうと良い。この広告は後述の実施例に示すように、ユーザの嗜好に合わせて選択することが可能であり、無差別の広告と比較して優れた広告効果を期待できる。
【0027】
ビデオサーバの構成
次にビデオサーバ004の詳細構成について説明する。
【0028】
図2は、ビデオサーバ004のシステム構成を示す図である。
【0029】
図2において、201はCATVチューナ003からのNTSCビデオ出力を入力として、MPEG2フォーマットにデジタルエンコードするビデオエンコーダ、202はビデオエンコーダから出力されるMPEG−2ストリームを蓄積するビデオデータ蓄積部、203は端末007から送信される再生、チャンネル変更、巻き戻しなどの制御信号を受信して、イントラネット002に送出するビデオストリームの制御を行うビデオストリーム制御部、204は番組のタイトルや放送日などから対応するビデオデータのIDを返すとともに、期限が切れたビデオデータや誰からも予約されていないビデオデータをビデオデータ蓄積部202の蓄積可能容量に応じてビデオデータ蓄積部202から削除するビデオデータ管理部、205はカレンダー情報と時刻を保持し、ビデオデータ管理部204からの日時参照と日数計算を受け付ける日時管理部、206はビデオデータ蓄積部202に蓄積された各ビデオデータの蓄積期限とユーザからの予約数を記憶する蓄積管理テーブル、207はビデオデータ蓄積部202に蓄積された各ビデオデータのタイトル、ジャンル、出演者、番組内容、放送日などの番組情報を記憶する番組情報テーブル、208はイントラネット002に対してデータを送受信する高速通信インタフェースである。
【0030】
まず、ビデオストリーム送出時の動作を図3のフローチャートを用いて説明する。
【0031】
<ステップa1>
端末007が制御サーバ006に対してビデオデータ送出要求を送信すると、制御サーバ006がこれを中継し、ビデオデータ管理部204がビデオデータ送出要求を受信する。
【0032】
<ステップa2>
ビデオデータ管理部204は、番組情報テーブル207を検索し、要求のあったビデオデータがビデオデータ蓄積部202に蓄積されているかどうか調べる。番組情報テーブル207の例を図4に示す。
【0033】
<ステップa3>
ビデオデータ蓄積部202に要求のあったビデオデータが蓄積されている場合には、
ステップa4に進む。そうでない場合には、ステップ に進む。
【0034】
<ステップa4>
ビデオデータ管理部204は、該当するビデオデータのIDを制御サーバ006に返し、
制御サーバ006はこれを端末007に中継する。
【0035】
<ステップa5>
端末007は、制御サーバ006より返されたビデオデータのIDを用いてビデオデータの送出をビデオストリーム制御部203に要求する。
【0036】
<ステップa6>
ビデオストリーム制御部203は、高速通信インタフェース208を介して、端末007に対してビデオデータの送出を開始しステップを終了する。
【0037】
<ステップa7>
該当するビデオデータがないことを制御サーバ006に通知してステップを終了する。
【0038】
本実施例では、CATVチューナで受信した番組はすべてビデオエンコーダ201でMPEG2ビデオデータに変換し、一旦ビデオデータ蓄積部202に蓄積する。そして、制御サーバ006より要求のあったビデオデータを、高速通信インタフェース208を介してイントラネット002に送出する。したがって、リアルタイム視聴の場合は、ビデオデータを蓄積すると同時にイントラネットへの送出をも行う。
【0039】
つぎに、ビデオデータの管理の動作を図6のフローチャートを用いて説明する。
【0040】
放送を録画して提供するサービスを実施する場合、時間経過に比例して蓄積するビデオデータ量が増加するため、全ての録画したビデオデータを永続的に保持することは困難である。そこで、本実施例では、ビデオデータの蓄積期限をあらかじめ決めておき、蓄積期限が切れたビデオデータを自動的に削除するアプローチを採る。
【0041】
<ステップb1>
日時管理部205はあらかじめ設定された所定の時刻(例えば毎日早朝4:00)になると、ビデオデータ管理部204に通知を行う。
【0042】
<ステップb2>
日時管理部205からの通知を受けたビデオデータ管理部204は、蓄積管理テーブル206を検索し、蓄積期限切れのビデオデータがないかどうか調べる。蓄積管理テーブル206の例を図5に示す。
【0043】
<ステップb3>
蓄積期限切れのビデオデータがある場合は、ステップb4に進み、そうでない場合はステップb5に進む。
【0044】
<ステップb4>
番組情報テーブル207から蓄積期限切れビデオデータのレコードを削除すると同時に、ビデオデータ蓄積部202から対応するビデオデータを削除する。
【0045】
<ステップb5>
蓄積管理テーブル206を検索し、蓄積期限切れ7日前のビデオデータがないかどうか調べる。
【0046】
<ステップb6>
蓄積期限切れ7日前のビデオデータがある場合は、次のステップに進む。そうでない場合は、ステップを終了する。
【0047】
<ステップb7>
蓄積期限切れ7日前のビデオデータについて、ユーザからの予約があるかどうかを、蓄積管理テーブル206を検索して調べる。
【0048】
<ステップb8>
蓄積期限切れ7日前のビデオデータのうちユーザからの予約があるビデオデータが存在する場合は、これらのビデオデータと予約しているユーザIDとを対応させたリストを作成し、次のステップに進む。そうでない場合は、ステップを終了する。
【0049】
<ステップb9>
ステップb8で作成したリストに含まれる各ユーザに対して、リスト内の対応する予約ビデオデータの蓄積期限が1週間にせまっていることを対応するユーザ端末に対して通知し、ステップを終了する。
【0050】
本実施例では、ビデオデータ蓄積部はCATVの全チャンネルを24時間録画して約1か月分の蓄積が可能な容量を想定しているが、この容量はサービスの内容に応じて自由に設定して良い。また、ビデオデータ蓄積部に各ユーザ向けに有料で所定の容量を貸し出すことのできるレンタル用のHDDなどを接続しても構わない。
これにより、削除されたくないビデオデータをコピーして、ユーザがHDD利用料金を支払う限りは、半永続的にデータを保持するようにすることができる。レンタル用HDDへのビデオデータの移動は、ビデオデータ再生時にオプション選択することで実現できる(図19)。ここでは、煩雑な操作を排除するためレンタル用HDDの容量が許す限り、「蓄積期限を越えても削除しない」というオプションを選択できるようにする。レンタル用HDDの容量が足りない場合には、ユーザに蓄積したビデオデータの中から削除するビデオデータを選択させるようにする。このときには、蓄積した日時の古さや既に見たかどうかなどの属性によりビデオデータを順序づけてユーザに見せると便利である。なお、レンタル用HDDに蓄積したビデオデータの削除は、一般的なパーソナルコンピュータのファイル管理と同様にユーザによって好きなときに自由に行えるようにするものとする。また、本実施例ではビデオデータのエンコードにMPEG2を利用したがMPEG4など他のフォーマットでも良いことは言うまでもない。MPEG4を利用する場合は、端末の能力に応じて送出するビデオストリームのデータ量を制御すると良い。なお、ユーザ端末への通知はユーザ端末側で受信可能な手段であれば電子メールや独自の通信方法など何でも良い。
【0051】
また、ユーザの要求に応じて、ビデオデータ蓄積部202に蓄積されている番組をユーザに開示することにより、ユーザが現在視聴可能なコンテンツの存在を確認することができる。
【0052】
また、現在の話題に関連したコンテンツを優先的に蓄積することが考えられる。例えば、現在、一週間に一回放映中のドラマに関しては蓄積期限をすぎても、そのドラマの放映が終了するまではバックナンバーとして優先的に蓄積しておく。これにより、現在、ドラマを視聴しているユーザが過去の内容を確認するのに便利である。
【0053】
制御サーバの構成
次に制御サーバ006の詳細構成について説明する。
【0054】
図7は、制御サーバ006のシステム構成を示す図である。
【0055】
図7において、301はCATV局側から割り当てられるグローバルIPアドレスを利用してインターネットに対してデータの送受信を行う通信インタフェース、302はイントラネット002に対してデータの送受信を行う高速インタフェース、303はインターネット010、イントラネット002の双方からのhttpによるアクセスを受け付けるhttpサーバ、304はhttpに対するアクセスに対するユーザ認証を行うユーザ認証部、305はユーザIDとパスワードを組にして記憶する認証データベース、306は各ユーザのビデオデータの視聴履歴や視聴傾向を計算し管理するユーザ情報管理部、307は各ユーザのビデオデータの視聴履歴や視聴傾向を記憶するユーザ情報記憶部、308はユーザ情報記憶部307のデータを利用して、ユーザの嗜好タイプを判定するユーザ嗜好判定部である。ユーザの嗜好タイプとはユーザを性別、年齢、およびビデオデータの視聴履歴から得られる嗜好の傾向などからあらかじめ所定のグループに分けたものであり、ユーザに未視聴の番組をすすめたり、ユーザに見せる広告データを決定するのに利用する。また、309は、家庭内端末007、携帯端末008に対して表示するそれぞれのGUI(ページデータ)の部品、および通信インタフェース301を利用してインターネットから取得した最新の番組表を記憶するGUIデータ記憶部、310は家庭内007、携帯端末008に対して表示するバナー広告を記憶する広告データ記憶部、311はユーザ嗜好判定部308を利用して、広告データ記憶部310の広告データとGUIデータ記憶部のデータから、各ユーザの嗜好を考慮した広告とおすすめビデオデータのリストを含むGUIを生成するGUIデータ生成部、312は、家庭内端末007、あるいは携帯端末008からの予約、検索、再生の要求に対して、ビデオサーバ004のビデオデータを検索するビデオデータ検索部である。なお、携帯端末008など外部からの要求を受け付けるために、本実施例では通信インタフェース301にグローバルなIPアドレスを付与する方法を説明したが、他の方法としては、CATV局側から通信インタフェース301にプライベートIPアドレスを割り当て、CATV局内のゲートウェイ012においてグローバルなIPアドレスとプライベートIPアドレスとを対応付けて相互に変換するアドレス変換を利用する方法でも良い。
【0056】
まず、家庭内端末007から制御サーバ008にアクセスした場合の動作を図8のフローチャートを用いて説明する。
【0057】
<ステップc1>
httpサーバ303が家庭内端末007からのアクセスを受け付けると、ユーザ認証部304が家庭内端末007に対して、ユーザIDとパスワードの入力を要求する。ここで、家庭内端末007側に表示されるGUIの例を図9に示す。
【0058】
<ステップc2>
家庭内端末007から入力されたユーザIDとパスワードが、認証データベース305に存在するかどうか調べる。認証データベースの例を図10に示す。
【0059】
<ステップc3>
ステップc2でユーザIDとパスワードが認証データベースに存在する場合は、次のステップに進む。そうでない場合は、「ユーザIDまたはパスワードが間違っています。」というメッセージをhttpサーバ303から家庭内端末007に返信し、ステップを終了する。
【0060】
<ステップc4>
ステップc2で入力されたユーザIDを利用して、ユーザ嗜好判定部308からユーザの嗜好タイプを取得し、この嗜好タイプに該当する広告データを広告データ記憶部310から取り出し、GUIデータ生成部でバナー広告を含むメニュー画面を生成する。ここで、広告データ記憶部の各広告データには、広告を見せたいユーザの嗜好タイプの優先順位がつけられており、現在アクセスしているユーザの嗜好タイプの優先度が高い広告から順に選択される。候補となる広告データが多数表示される場合には、広告の契約内容に応じて組み込む広告を決定する。ユーザの嗜好タイプを含む広告データ記憶部のフォーマットの例を図11に示す。図11の例では、ID00001で示される広告データは嗜好タイプがA、Bの順序で優先され、ID0002は嗜好タイプがCまたはDの人が同程度に優先されることを示している。表示スコアは、優先嗜好タイプに該当するユーザに対して広告を表示した回数をポイントとして表したものであり、最も優先度の高いユーザに表示した場合は2ポイント、それ以外は1ポイントなどのように優先度の高い嗜好タイプを持つユーザに表示した場合に高い値になるようにする。このデータはスポンサーへの広告料金決定に用いることができる。なお、ここでのGUIデータの動的生成はCGIなどの一般的な方法を用いて行うものとする。
【0061】
<ステップc5>
ステップc4で生成されたGUIデータを、httpサーバ303から家庭内端末007に返信してステップを終了する。このとき家庭内端末007に表示されるメニュー画面の一例を図12に示す。以降のビデオデータの視聴、ビデオデータの検索、録画予約はこのメニュー画面を通して行うものとする。また、各ステップで端末に表示されるGUIにはステップc4と同様の方法で適宜バナー広告が挿入されるものとする。
【0062】
なお、嗜好タイプをあらかじめ設定する代わりに、各広告データにキーワードをつけておき、ユーザが過去に視聴した番組の番組内容の説明に使用されていたキーワードの出現頻度をユーザ情報記憶部307にユーザ情報として格納(図17参照)し、各広告につけられたそれぞれのキーワードの出現頻度の総和を適合度合いと見なして、適合度合いが大きい順に組み込む広告を決定しても構わない。なお、初めてアクセスするユーザのために図13に例示するようなユーザ登録画面を用意し、ユーザの嗜好タイプの初期値を得るためのアンケートを実施しても良い。
【0063】
次に、家庭内端末007から蓄積されたビデオデータ(番組)を見る動作を図14のフローチャートを用いて説明する。
【0064】
<ステップd1>
httpサーバ303が家庭内端末007から番組リスト画面の送信要求を受け付けると、現在アクセスしているユーザのユーザIDを利用して、ユーザ情報管理部204から録画予約番組のリストと、ユーザ嗜好判定部308からユーザの嗜好タイプを取得する。
【0065】
<ステップd2>
ステップd1で得られたユーザ嗜好タイプに基づいて、広告データ記憶部から広告データを選択し、ステップd1で得られた録画予約番組リストとあわせて、GUIデータ生成部311でGUIデータを生成する。ここでのGUIデータの例を図15に示す。図15の例では、ステップd1で得られたユーザ嗜好タイプを利用して、現在アクセスしているユーザと同じ嗜好タイプを持つ他のユーザが多く予約しており、現在アクセスしているユーザが未予約番組の紹介を行っている。
【0066】
<ステップd3>
ステップd2で生成されたGUIデータを、httpサーバ303から家庭内端末007に返信する。
【0067】
<ステップd4>
家庭内端末007からGUIを通じて視聴したい番組(ビデオデータ)が選択されると、ビデオデータ検索部312は、ビデオサーバ004のビデオデータ管理部204にアクセスし、選択された番組のIDを取得して家庭内端末007に返す。
【0068】
<ステップd5>
家庭内端末007は、前記取得した番組のIDを利用して、ビデオサーバ004のビデオストリーム制御部203に家庭内端末007が利用可能な所定のアドレスの所定のポートに選択されたビデオデータを送出するように要求する。
【0069】
<ステップd6>
ビデオサーバ004から送出されるMPEG2ストリームを家庭内端末007で受信することにより番組(ビデオデータ)の再生が始まる。図16に家庭内端末007での表示例を示す。図16では、ユーザからの操作要求を受け付け、画面右下に巻き戻し、停止、一時停止、早送りを行うためのGUIを表示している。これらのストリームの送出をコントロールする信号は、ビデオサーバ004のビデオストリーム制御部203に直接送信され、ビデオの再生がコントロールされる。なお、これらの操作はGUIによる操作に限定されるものではなく、リモコンなどを用いて行っても良いことは言うまでもない。
【0070】
<ステップd7>
ユーザが視聴した番組(ビデオデータ)の番組情報(図4参照)に基づいて、ビデオサーバ004のユーザ情報記憶部307のユーザ情報を更新する。
図17にユーザ情報の一例を示す。図17のユーザ情報では、例えば、ユーザがどんなジャンルを好んでみているか、どんな出演者の番組を良く見ているかなどのユーザ嗜好を推定することが可能である。このため、図17のユーザ情報は、ユーザ嗜好判定部によりユーザの嗜好タイプを決定するのに利用される。
【0071】
なお、家庭内端末007に任意のオブジェクト(プログラム)をダウンロードして実行できる機能があれば、ステップd3において、ビデオストリーム制御部203の操作とMPEG−2再生を行うオブジェクトを返信するGUIデータに付与して返信し、ステップd6において、家庭内端末007側でステップd3において前記受信したオブジェクトを実行して、ビデオサーバ004に対してストリーム送出を要求することで、ビデオデータを再生できるようにしても良い。
【0072】
次に、家庭内端末007から蓄積された番組(ビデオデータ)を検索する動作を図18のフローチャートを用いて説明する。
【0073】
<ステップe1>
httpサーバ303が家庭内端末007から番組(ビデオデータ)検索用GUIデータの送信要求を受け付けると、タイトル、ジャンル、出演者、番組内容、放送日など図4に示した番組情報をキーワードで検索する番組検索用GUIデータを、GUIデータ生成部311で生成する。この番組検索用GUIデータの一例を図20に示す。
【0074】
<ステップe2>
家庭内端末007で検索条件を入力して検索ボタンを押すと、httpサーバ303は検索要求と入力された検索条件(キーワード)を受信し、ビデオデータ検索部312からビデオサーバ004のビデオデータ管理部204にアクセスし、番組情報テーブル207を検索する。
【0075】
<ステップe3>
該当する番組(ビデオデータ)が見つかった場合は次のステップに進む。そうでない場合はステップe5に進む。
【0076】
<ステップe4>
該当する番組(ビデオデータ)の検索結果をhttpサーバ303から家庭内端末007に返信しステップを終了する。ここでの家庭内端末007での表示例を図21に示す。図21では検索された番組のうち見たい番組を選択すると視聴することができる。視聴のステップは、ステップd4〜ステップd6と同様である。
【0077】
<ステップe5>
「該当する番組が見つかりません。」というメッセージをhttpサーバ303から家庭内端末007に返信しステップを終了する。
【0078】
次に、携帯端末008からの録画予約の動作を図22のフローチャートを用いて説明する。
【0079】
<ステップf1>
httpサーバ303が家庭内端末007から番組(ビデオデータ)録画用GUIデータの送信要求を受け付けると、録画したい番組を選択するGUIデータを、GUIデータ生成部311で生成する。この番組選択用GUIデータの一例を図23に示す。
図23の例では、録画したい番組の放送日を入力して、番組表を呼び出して、録画したい番組を番組表の中から選択する。なお、ステップe1〜ステップe4と同様の方法で番組を検索し、録画するようにしても良い。
【0080】
<ステップf2>
ステップf1で番組を選択すると、図24に示す番組予約確認画面が表示され、録画予約のボタンを押すと、httpサーバ303にユーザと予約番組のIDを通知する。
【0081】
<ステップ f3>
httpサーバ303がユーザと予約番組IDを受け取ると、ユーザ情報管理部306は、ユーザ情報記憶部307を検索し、該当するユーザIDの蓄積予約の項目の内容を更新する。
【0082】
<ステップf4>
ビデオデータ検索部312がビデオサーバ004にアクセスし、ビデオデータ管理部204を通して、蓄積管理テーブル206を検索し、該当する番組(ビデオデータ)の予約数の項目の値を1増加する。
【0083】
なお、本実施例では、一旦すべての番組をビデオデータ蓄積部202に蓄積を行っているため、ユーザによる予約操作はユーザの視聴時のGUIの構成に反映されるのみであるが、ビデオデータ蓄積部の容量をより効率的に利用したい場合には、ユーザから予約のあった番組のみを蓄積するようにしてもよい。ただし、この場合、ユーザが見逃した番組を見ることができるのは、第3者がその番組を録画予約している場合に限られる。
【0084】
家庭内端末の構成
最後に家庭内端末007の詳細構成について説明する。
【0085】
図25は、家庭内端末007のシステム構成を示す図である。
【0086】
図25において、401はキーボード、マウスに代表される入力装置、402はGUIを画面表示するGUI表示部、403はhttpサーバにアクセスするhttpクライアント、404はビデオサーバ004のビデオストリーム制御部203と通信し、ビデオサーバから送出するビデオストリームをコントロールするとともにビデオストリームをデコードしてGUI表示部に表示するビデオストリーム操作部、405は入力装置401からの入力を受け付けて、httpクライアント403とビデオストリーム404に指示を出し、更新された画面をGUI表示部402に表示するGUI操作部、406はビデオサーバ004からダウンロードしたビデオデータを格納しておくビデオデータ蓄積部、407はビデオデータ蓄積部406に蓄積したビデオデータのリストを保持するビデオリストテーブル、408はイントラネット002にアクセスする高速通信インタフェースである。なお、本構成は、携帯端末008にも一部機能を制限するなど同様の構成で対応できる。また、ビデオデータ蓄積部406としてはハードディスクやDVD−RAMに代表されるデジタルメディアの他、VHSのビデオデッキなどのユーザが手持ちのアナログメディアを利用しても良い。家庭内端末007は、制御サーバ006のGUIデータ生成部311で生成されたGUIをhttpクライアント403で取得してGUI表示部402に表示するため、同じ端末でもログインしているユーザごとにカスタマイズしたGUI画面を提供できる。例えば、時代劇の好きなユーザに対して、番組表の時代劇の欄だけを反転表示にして分かりやすく表示したりすることができる。
【0087】
また、本実施例では、ビデオサーバ004に録画された番組(ビデオデータ)を蓄積する期限を設定しているため、録画予約した番組(ビデオデータ)はいずれ削除されることになる。このため、ユーザが気に入った番組をダウンロードして端末側でいつでも見れるような機能が必要である。ここでは、番組を視聴している際に、同時に端末側のビデオデータ蓄積部406にダウンロードする動作を図26のフローチャートを用いて説明する。
【0088】
<ステップg1>
httpクライアント403から、制御サーバ006のhttpサーバ303にアクセスし、図12に示すGUIをGUI表示部402に表示する。
【0089】
<ステップg2>
GUIの番組リストを入力装置401により選択すると、図15に示すGUIがGUI表示部402に表示される。
【0090】
<ステップg3>
ここで、視聴したい番組を選択すると図27に示すGUIがGUI表示部402に表示される。
【0091】
<ステップg4>
OKボタンが押されたどうか検出する。押された場合には、次のステップに進む。
【0092】
<ステップg5>
「再生と同時にダウンロードする」のチェックボックスが選択されているかどうか調べる。
【0093】
「再生と同時にダウンロードする」チェックボックスが選択されている場合は、次のステップに進み、そうでない場合はステップg7に進む。
【0094】
<ステップg6>
ビデオサーバ004の番組情報テーブル207を検索して該当ビデオデータのテーブルの情報を取得し、ビデオデータ蓄積部406で一意に決定できるID番号を新たに付与してビデオリストテーブル407に追加し、ビデオストリーム操作部ダウンロードフラグをONにする。
【0095】
<ステップg7>
ダウンロードフラグをOFFにする。
【0096】
<ステップg8>
ビデオストリーム操作部404の所定のアドレスの所定のポートに選択された番組(ビデオデータ)を送出するように制御サーバ008に要求する。
【0097】
<ステップg9>
ビデオストリーム操作部404でビデオストリームの受信が始まると、ダウンロードフラグをチェックする。
【0098】
<ステップg10>
ダウンロードフラグがONの場合の場合は、ステップg5で付与したIDと関連付けてビデオストリーム操作部404で受信したビデオデータを、ビデオデータ蓄積部406に蓄積する。
【0099】
<ステップg11>
デオストリーム操作部404で受信したビデオデータをデコードし、GUI表示部402に表示する。
【0100】
ここで、ビデオデータ蓄積部406に蓄積したデータは、ビデオリストテーブル407を検索してIDを指定することで、いつでもビデオストリーム操作部404で指定したビデオデータをデコードし、GUI表示部402に表示することができる。なお、録画予約したビデオデータの蓄積期限が切れる通知を受けた場合に、家庭内端末007のビデオデータ蓄積部406に自動的にダウンロードするようにしても良い。また、ビデオサーバ004での蓄積期限が切れたビデオデータであっても、あるユーザがダウンロードしていれば見れる可能性がある。そこで、各ユーザがダウンロードしたビデオデータをビデオサーバ004のビデオデータ管理部で管理することにより、自分の見たいビデオデータを録画しているユーザを紹介したり、イントラネット002を介してビデオデータの共有を行えるようにしても良い。
【0101】
以上説明したように、本実施形態によれば、番組の録画をセンター側で一括で行い、ユーザに録画された番組を高速ネットワークを介して提供する番組視聴システムにおいて、録画番組をセンター側で蓄積しておく期限を管理することにより、記録媒体の増設を行うことなくユーザに自由度の高い番組視聴を可能にする。この番組視聴システムによれば、ユーザに対して見逃した番組を視聴する機会を与えるだけではなく、消耗品となるビデオテープやDVDなどの録画メディアを必要としないため、資源の節約やごみの削減など地球環境保護に対しても相当の効果がある。
【0102】
また、各家庭が録画装置を持たなくても済むので、録画スタンバイをしておくための待機電力を節約することもできるので、さらに環境に配慮したシステムといえる。
【0103】
さらに、センター側に端末に表示するGUIデータを持たせることで、ユーザの嗜好を考慮したユーザ個別のGUI画面の構成を容易にし、使いやすい操作環境を提供できるとともに、ユーザに適応した効果的な広告を可能とし、広告収入によりランニングコストも抑えることができる。
【0104】
また、センター側をインターネットと接続することにより、インターネットに接続可能な携帯端末から予約操作が可能となる。これは、従来のプッシュ電話により外出先から録画予約を行うビデオデッキと異なり、急な録画予約に対応できるだけでなく、電話回線の引き回しなどの特別な設置工事も必要としないなどの利点がある。
【0105】
【発明の効果】
本発明によれば、ユーザに自由度の高い番組視聴を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における実施形態の全体構成を示す図
【図2】同実施形態におけるビデオサーバのシステム構成を示す図
【図3】同実施形態におけるビデオストリーム送出時の動作を示すフローチャート
【図4】同実施形態における番組情報テーブルの一例を示す図
【図5】同実施形態における蓄積管理テーブルの一例を示す図
【図6】同実施形態におけるビデオデータの管理の動作を示すフローチャート
【図7】同実施形態における制御サーバのシステム構成を示す図
【図8】同実施形態における制御サーバへのアクセスの動作を示すフローチャート
【図9】同実施形態におけるパスワード入力画面の一例を示す図
【図10】同実施形態における認証データベースの一例を示す図
【図11】同実施形態における広告データ記憶部のフォーマットの一例を示す図
【図12】同実施形態におけるメニュー画面の一例を示す図
【図13】同実施形態におけるユーザ登録画面の一例を示す図
【図14】同実施形態における蓄積番組を見る動作を示すフローチャート
【図15】同実施形態における蓄積番組視聴用GUIの一例を示す図
【図16】同実施形態における番組再生時の端末画面の一例を示す図
【図17】同実施形態におけるユーザ情報の一例を示す図
【図18】同実施形態における蓄積番組を検索する動作を示すフローチャート
【図19】同実施形態におけるレンタルHDDへのビデオデータ移動を行うGUIの一例を示す図
【図20】同実施形態における蓄積番組検索用GUIの一例を示す図
【図21】同実施形態における検索結果表示GUIの一例を示す図
【図22】同実施形態における録画予約の動作を示すフローチャート
【図23】同実施形態における番組選択用GUIの一例を示す図
【図24】同実施形態における番組予約確認画面の一例を示す図
【図25】同実施形態における家庭内端末のシステム構成を示す図
【図26】同実施形態における家庭内端末へのダウンロード動作を示すフローチャート
【図27】同実施形態におけるダウンロードオプション選択画面の一例を示す図
【符号の説明】
001 CATV同軸ケーブル
002 イントラネット
003 CATVチューナ
004 ビデオサーバ
005 ケーブルモデム
006 制御サーバ
007 家庭内端末
008 携帯端末
009 番組送出部
010 インターネット
011 ケーブルモデム
012 ゲートウェイ
013 番組表サーバ
014 携帯端末用ゲートウェイ
015 基地局
201 ビデオエンコーダ
202 ビデオデータ蓄積部
203 ビデオストリーム制御部
204 ビデオデータ管理部
205 日時管理部
206 蓄積管理テーブル
207 番組情報テーブル
208 高速通信インタフェース
301 通信インタフェース
302 高速通信インタフェース
303 httpサーバ
304 ユーザ認証部
305 認証データベース
306 ユーザ情報管理部
307 ユーザ情報記憶部
308 ユーザ嗜好判定部
309 GUIデータ記憶部
310 広告データ記憶部
311 GUIデータ生成部
312 ビデオデータ検索部
401 入力装置
402 GUI表示部
403 httpクライアント
404 ビデオストリーム操作部
405 GUI操作部
406 ビデオデータ蓄積部
407 ビデオリストテーブル

Claims (7)

  1. 放送番組を蓄積する番組蓄積手段と、前記蓄積手段が蓄積すべき番組を決定し、蓄積手段への蓄積を制御する録画予約手段と、前記蓄積手段に蓄積されている番組を複数のユーザに送出する番組送出手段とを備え、前記番組送出手段が送出すべき番組を各ユーザから受け付ける番組録画装置であって、前記番組蓄積手段に蓄積されている番組に付与されている蓄積期限に基づき前記蓄積期限を超過した番組を前記番組蓄積手段から削除する番組管理手段を更に有し、前記録画予約手段は、ネットワークを介して複数のユーザからの録画予約を受け付ける番組録画装置。
  2. 前記番組管理手段は、前記番組蓄積手段から番組を削除する期限に先立って、ユーザが指定した番組を補助記憶手段にコピーする請求項1記載の番組録画装置。
  3. 前記番組管理手段、前記番組蓄積手段から番組を削除する期限に先立って、番組が削除される期限が迫っていることを通知する期限通知手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の番組録画装置。
  4. 請求項1記載の番組録画装置が送出する番組を再生する番組再生装置において、前記蓄積期限を超過した番組を自動的にダウンロードして蓄積しておく番組蓄積手段を有することを特徴とした番組再生装置。
  5. 放送番組を蓄積する番組蓄積手段と、前記蓄積手段が蓄積すべき番組を決定し、蓄積手段への蓄積を制御する録画予約手段と、前記蓄積手段に蓄積されている番組を複数のユーザに送出する番組送出手段とを備え、前記番組送出手段が送出すべき番組を各ユーザから受け付ける番組録画装置であって、前記番組蓄積手段に蓄積されている番組に対するユーザの予約数に応じて、前記番組蓄積手段から番組を削除する番組管理手段を有する番組録画装置。
  6. 放送番組を蓄積する番組蓄積手段と、前記蓄積手段が蓄積すべき番組を決定し、蓄積手段への蓄積を制御する録画予約手段と、前記蓄積手段に蓄積されている番組を複数のユーザに送出する番組送出手段と、前記番組送出手段が送出すべき番組を各ユーザから受け付ける番組指定手段とを備えた番組録画装置であって、前記番組指定手段により受け付けた番組履歴を記憶し、前記番組の視聴履歴あるいは、前記番組の視聴履歴から得られる番組のジャンルの視聴割合、番組出演者の出演頻度、番組に関するキーワードの出現頻度のうち少なくとも1つの情報を用いてユーザに提供する広告情報を蓄積する広告データベースより所定の広告を選択する広告選択手段と、選択された広告を前記番組の再生および録画予約を行う端末の操作画面に挿入する広告挿入手段とを有する番組録画装
    置。
  7. 放送番組を蓄積する番組蓄積手段と、
    ネットワークを介して複数のユーザからの録画予約を受け付け、かつ前記蓄積手段が蓄積すべき番組を決定し、蓄積手段への蓄積を制御する録画予約手段と、
    前記蓄積手段に蓄積されている番組を複数のユーザに送出する番組送出手段とを備え、前記番組送出手段が送出すべき番組を各ユーザから受け付ける番組録画装置を用い、前記番組蓄積手段に蓄積されている番組に蓄積時期を付与し、前記蓄積期限を超過した番組を前記番組蓄積手段から削除する番組管理処理を行う番組録画方法。
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