JP2004298839A - 厨芥処理装置の自動給水方法及び装置 - Google Patents

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久 鎌田
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Abstract

【課題】塵芥処理装置において、万一電磁弁や逆流防止弁に故障が発生した場合、塵芥が水道管内に逆流して、水道管を汚染するのを未然に防止する。
【解決手段】流し台シンクの底面部の下面側に、供給口から投入された塵芥を、動力により回転される破砕歯により破砕して排出口部から流出させる塵芥処理部を支持させる塵芥処理方式において、塵芥処理部の運転時に必要な給水を、塵芥処理部の起動スイッチと連動させて給水管に備えた電磁弁を開口させることによって開始し、該給水を一旦塵芥処理部の側方に設けた貯留タンクに貯めた後、該貯留タンク底部に設けた給水口から前記塵芥処理部に流下させ、塵芥処理部が停止した後、ある時間差を置いて前記電磁弁を閉じ、塵芥処理部への給水を停止させるようにする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、厨房で発生する厨芥を破砕して、これらを流し台の排水口から別途厨芥処理施設、下水管等に流出させる厨芥処理装置において、処理装置の運転に必要な水の供給を自動的に行なう方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、家庭用厨芥処理装置は厨房の流し台の、シンクと排水管の間に取付られ、その運転に際しては、厨芥を破砕し易くするためと、粉砕後処理物を排出するために、一定量の給水が必要とされる。その給水は処理装置を運転する際に、流し台シンクに取付けられている給水栓を開いて必要量の給水を手動で行なう手動給水方式か、あるいは処理装置の粉砕室に、水道から直接給水管を引き込んで、処理装置の運転信号により電磁弁を開いて自動給水を行なう自動給水方式がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記手動給水方式では、もし粉砕や排出に必要な水量(概ね8リットル/分)より少ない給水しか行なわない場合は、粉砕した厨芥が排出管内に堆積する等の不都合が発生する。また自動給水方式は、水道管を直接処理装置の粉砕室に開口し給水するために、万一電磁弁や逆流防止弁に故障が発生した場合、塵芥が水道管内に逆流して、水道管を汚染する危険性がある。
【0004】
一般的にはこのような万一の場合を考慮して、水道水の給水口とそれを受ける水面には吐出口空間が必要とされており、この基準に照らせば上記自動給水方式は採用することができない。また、前記全自動方式では、粉砕室への給水管の取付が水平であるので粉砕室内で粉砕された厨芥が給水口に堆積し、給水が不可能となる欠点も有している。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は上記のような欠点を克服した、新規な塵埃処理装置の自動給水方法及び装置を提供する。すなはち、流し台シンクの底面部の下面側に、供給口から投入された塵芥を、動力により回転される破砕歯により破砕して排出口部から流出させる塵芥処理部を支持させる塵芥処理方式において、塵芥処理部の運転時に必要な給水を、塵芥処理部の起動スイッチと連動させて給水管に備えた電磁弁を開口させることによって開始し、該給水を一旦塵芥処理部の側方に設けた貯留タンクに貯めた後、該貯留タンク底部に設けた給水口から前記塵芥処理部に流下させ、塵芥処理部が停止した後、ある時間差を置いて前記電磁弁を閉じ、塵芥処理部への給水を停止させるようにした、塵埃処理装置の自動給水方法を提供するものである。
【0006】
またこの発明は、塵芥処理装置の側方に給水貯留タンクを配置し、給水口からの給水管を該貯留タンク内に連結するとともに、前記貯留タンク底部に取り付けた第2給水管の他端を塵芥処理装置の処理部上方に開口させ、前記給水管の途中に電磁弁を設け、該電磁弁の駆動回路を前記塵芥処理部の起動スイッチと連動させるようにした、塵芥処理装置に関するものである。前記第2給水管は垂直線から所定角度傾斜して、給水を塵芥処理部に流下させるようにしている。また、前記貯留タンクには、内部に上向き開口する溢流管を設け、この溢流管の他端を塵芥処理部の吐出管内に開口し、貯留タンク内で溢れた給水を処理された塵芥の吐出管内の流下を促進することも出来る。
【0007】
塵埃処理部への給水を制御する電磁弁は、給水口から貯留タンクへの給水管の途中に設けられる。この場合貯留タンクは解放型のものが用いられ、前記溢流管が取付け可能である。この発明の他の実施態様として、電磁弁が貯留タンクから塵芥処理部に至る第2給水間の途中に設けられる。この場合、貯留タンクは密閉型タンクが用いられる。この場合、給水管の給水口は貯留タンクの上部に開口し、密閉されたタンク内の空気層は圧縮されながら前記給水口の周辺にあるので、前述した吐出口空間は常に維持され、塵芥が水道管内に逆流して、水道管を汚染する危険性は無い。
【0008】
【発明の効果】
この発明の塵芥処理方法及び装置は以上のように構成したので、比較的簡単な貯留タンクを従来型の塵芥処理機構に付加し、必要な管の接続及び電磁弁の駆動用回線配置を行なうだけで、水道管への塵芥の逆流の恐れの無い、安全且つ確実な塵芥処理を行うことが出来、従来の水道管への直結式給水装置の欠点を克服して、有効な塵芥処理を行うことができる。
【0009】
【発明の実施例】
図1に、この発明による塵芥処理装置の一実施例を示す。厨房の流し台のシンク下側に塵芥を投入するケーシングを立設し、このケーシングの下端に、固定刃、回転刃及びハンマー等を収納する塵芥処理装置1を固着させる。回転刃は塵芥処理部2の更に下側に取付けた駆動装置すなはちモータから伸びる回転軸に連結され、回転叉は逆回転する。
【0010】
塵芥処理部2の側面近傍に貯留タンク3を設け、給水管4から送られる水を一旦貯留タンクに貯めた後、貯留タンク3底部に設けた第2給水管5を通して、塵芥処理部2に送り、塵芥処理部2の破砕に必要な所定水量(概ね8リットル/分)を第2給水管5から塵芥処理部2に流下させる。
【0011】
また、貯留タンク3の内部に上向き開口する溢流管6を略垂直に、タンク3内において給水管4のタンク連結位置から水準Hだけ下側に開口させると共に、この溢流管6をタンク3の外側の溢流接続管7に連結し、この接続管7の下端を塵芥処理部2の吐出管8内に開口させる。給水管4は水道管9に対して、T型継手10、止水栓11、電磁弁12等を介して接続される。
【0012】
水道管9は給水栓13の操作によって、流し台に必要な給水を行なう。これとは別に、貯留タンク3への自動給水は、水道管9から分岐させた給水管4により電磁弁12の操作によって行なう。電磁弁12は制御盤14及び塵芥処理運転停止スイッチ15に、電磁弁電気配線16によって電気接続されている。なお、スイッチ15は塵芥処理電気配線17により、流し台シンク18の底部に取付けられた塵芥処理装置1のモータを駆動制御する。
【0013】
貯留タンク3への給水制御は、次に述べるように、電磁弁12によって行なう。図2に、この発明の塵芥処理部への自動給水動作のフローチャートを示す。塵芥処理装置の運転停止スイッチ15をオンさせると、同時に電磁弁12が「開」となり、給水が開始される。制御盤内の遅延回路により、ある設定時間後すなわち給水開始の数秒後に、塵芥処理部1への運転開始指令が発せられ、塵芥処理部内の破砕刃の回転が始まる。所定時間破砕処理が行なわれた後に塵芥処理装置の運転停止スイッチが「オフ」になると、同時に塵芥処理部の運転は停止されるが、制御盤内の遅延回路により、ある設定時間後すなはち数秒後に電磁弁12を閉じ、塵芥処理部3への給水を停止させる。
【0014】
図1に示す実施例では、電磁弁12は給水管4の途中に設けられ、塵芥処理部2の起動スイッチ15は、電磁弁12の起動をも同時に行なう。図3に、貯留タンク3底部に取り付けた第2給水管5の他端は、塵芥処理部2の上方に開口させ、第2給水管5は垂直線から所定角度θ°傾斜させて、給水を塵芥処理部2に流下させるようにした塵芥処理装置を、側方から見た状態を示す。角度θ°は25〜35°であることが好ましい。このように、塵芥処理部2に対して、貯留タンク3及び第2給水管5を配置することによって、塵芥処理部3からの給水管4への塵芥の逆流、及び目詰りを未然に防止する。
【0015】
図3はまた、貯留タンク3の内部に上向き開口する溢流管6を略垂直に、タンク3内において給水管4のタンク連結位置から水準Hだけ下側に開口させると共に、この溢流管6をタンク3の外側の溢流接続管7に連結し、この接続管7の下端を塵芥処理部2の吐出管8内に開口した構成を示す。この溢流管6及び溢流接続管7は、貯留タンク3内で溢れた給水により、塵芥処理部3で処理された塵芥の吐出管8内での流下を促進する。また貯留タンク3内において給水管4と溢流管6との間に水準差Hを置くことによって、貯留タンク3内の水が給水管4に逆流し汚染することを未然に防止する。この水準差Hは、給水管4の呼び径が25mm以下の場合25〜50mm以上、それ以上の呼び径ものについては、その有効口径の1.7倍に5mmを加えた長さを目安にすればよい。
【0016】
図4にこの発明の他の実施例として、電磁弁12が貯留タンク3から塵芥処理部2に至る第2給水管5の途中に設けられたものを示す。この実施例の場合、貯留タンク3は密閉型貯留タンクが用いられる。この実施例では高圧水をタンク、電磁弁を介して塵芥処理部2に給水を行なう。この場合貯留タンク3内に空気層が維持され、給水口とタンクからの出口との間に吐出口空間が常に維持される。また、これら本発明の実施例と比較するために、逆流防止弁19を備えた従来の塵芥処理装置の側面図を図5に示す。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の塵芥処理装置の一実施例を示した見取り図である。
【図2】この発明による塵芥処理方式の自動給水動作フローを示す。
【図3】図1の塵芥処理装置の貯留タンクの側面を示す。
【図4】この発明の他の実施例を示す側面図である。
【図5】従来の塵芥処理装置の側面図である。
【符号の説明】
1 塵芥処理機
2 塵芥処理部
3 貯留タンク
4 給水管
5 第2給水管
6 溢流管
7 接続管
8 吐出管
9 水道管
10 T型継手
11 止水弁
12 電磁弁
13 給水栓
14 制御盤
15 塵芥処理スイッチ
16 電磁弁電気配線
17 塵芥処理スイッチ電気配線
18 流し台シンク
19 逆流防止弁

Claims (5)

  1. 流し台シンクの底面部の下面側に、供給口から投入された塵芥を、動力により回転される破砕歯により破砕して排出口部から流出させる塵芥処理部を支持させる塵芥処理方式において、塵芥処理部の運転時に必要な給水を、塵芥処理部の起動スイッチと連動させて給水管に備えた電磁弁を開口させることによって開始し、該給水を一旦破砕処理部の側方に設けた貯留タンクに貯めた後、該貯留タンク底部に設けた給水口から前記塵芥処理部に流下させ、塵芥処理部が停止した後、ある時間差を置いて前記電磁弁を閉じ、塵芥処理部への給水を停止させるようにした、塵埃処理装置の自動給水方法。
  2. 塵芥処理装置の側方に給水貯留タンクを配置し、給水口からの給水管を該貯留タンク内に連結するとともに、前記貯留タンク底部に取り付けた第2給水管の他端を塵芥処理装置の処理部上方に開口させ、前記給水管の途中に電磁弁を設け、該電磁弁の駆動回路を前記塵芥処理部の起動スイッチと連動させるようにした、塵芥処理装置。
  3. 前記第2給水管は垂直線から所定角度傾斜して、給水を塵芥処理部に流下させるように構成した、請求項2に記載の塵芥処理装置。
  4. 前記貯留タンクには、内部に上向き開口する溢流管を設け、該溢流管の他端を塵芥処理部の吐出管内に開口した、請求項2に記載の塵芥処理装置。
  5. 貯留タンクから塵芥処理部に至る第2給水管の途中に電磁弁が設けられた、請求項2に記載の塵芥処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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