JP2693222B2 - 厨芥破砕圧送装置の自動運転制御方法 - Google Patents

厨芥破砕圧送装置の自動運転制御方法

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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、各種建物の厨房排水経路に設けられる厨
芥破砕圧送装置の自動給水制御が可能な自動運転制御方
法に関する。
【従来の技術】 一般に厨房の流し台より流される排水には厨芥が含ま
れているので、その厨芥処理手段として、本出願人は排
水中の厨芥を排水経路で自動機械的に破砕して排水と共
に圧送し得る破砕圧送装置を先に出願した。 この先願の破砕圧送装置は、流し台に設置されてその
排水経路に接続され、手動スイッチのONで稼動し、OFF
で稼動停止するようになっており、厨芥処理に際して
は、流し用蛇口等の水栓を開いて水を流しながら上記手
動スイッチをONすることにより、上記破砕圧送装置を稼
動させ、該破砕圧送装置に流れ込んだ排水中の厨芥をそ
の破砕圧送装置で自動機械的に破砕して排水と共に圧送
排出するようになっている。そして、厨芥処理の終了を
目視で確認後、上記水栓を閉じ、且つ上記手段スイッチ
をOFFとすることによる人為的操作で上記破砕圧送装置
を稼動停止させている。
【発明が解決しようとする課題】
従来の厨芥破砕圧送装置は以上のように構成され、手
動スイッチのON・OFF操作、即ち、人為的スイッチ操作
だけしか上記厨芥破砕装置の稼動および稼動停止を行う
ことができないので、取り扱いが面倒で、しかも、厨芥
処理の終了を目視で確認しなければならず、このため、
使い勝手が悪く、且つ、衛生的にも好ましくないという
問題点があった。 この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、厨芥専用水栓の開閉だけで厨芥破砕圧送装
置の稼動および稼動停止を自動制御できるようにした厨
芥破砕圧送装置の自動運転制御方法を提供することを目
的とする。
【課題を解決するための手段】
この発明に係る厨芥破砕圧送装置の自動運転制御方法
は、厨房器具の排水経路に接続され、その厨房器具から
の排水に含まれた厨芥を導入して機械的に破砕する厨芥
破砕装置と、この厨芥破砕装置で破砕された破砕物を排
水と共に圧送排出する圧送装置とを備えて成る厨芥破砕
圧送装置の自動運転制御方法であって、上記厨芥破砕装
置に厨芥の破砕に必要な水量の給水を行う厨芥専用水栓
の開と閉を検知し、該厨芥専用水栓の開検知信号および
閉検知信号を上記厨芥破砕装置に出力する厨芥用給水検
知手段と、上記圧送装置の系統に設けられ、該圧送装置
系統に排水を一時的に貯留し、該貯留水位が予め設定さ
れた高水位に到達した時点で高水位検知信号を出力し、
且つ、上記貯留水位が予め設定された低水位に到達した
時点で低水位検知信号を出力する水位検出手段とを備
え、上記厨芥用給水検知手段の開検知信号で上記厨芥専
用水栓の給水開始時点より所定のタイムラグを経て上記
厨芥破砕装置を稼動させ、且つ、上記厨芥専用水栓の閉
検知信号で上記厨芥専用水栓の給水停止時点より所定の
タイムラグを経て上記厨芥破砕装置を停止させると共
に、上記水位検知手段の高水位検知信号で上記圧送装置
を稼動させ、且つ、低水位検知信号で上記圧送装置を停
止させ、該圧送装置の稼動と稼動停止を上記厨芥用給水
が行われている間、繰り返し行うようにしたことを特徴
とする。
【作 用】
この発明の厨芥破砕圧送装置の自動運転制御方法で
は、厨芥専用水栓を開くと、厨芥破砕装置に厨芥の破砕
に必要な水量の給水を行うと同時に、上記厨芥専用水栓
の開を厨芥用給水検知手段が検知し、該検知信号で上記
厨芥専用水栓の給水開始時点より所定のタイムラグを経
て上記厨芥破砕装置が稼動する。 そして、この厨芥破砕装置の稼動状態において、圧送
装置系統の水位検知手段は、該圧送装置系統に一時的に
貯留した排水の貯留水位が予め設定された高水位に到達
した時、その高水位を検知し、該高水位検知信号によっ
て上記圧送装置が稼動することにより、上記厨芥破砕装
置による厨芥破砕物を含んだ排水が圧送排水される。 また、上記水位検出手段は、上記貯留水位が設定低水
位になると、その低水位をも検知し、該低水位検知信号
により上記圧送装置を自動停止させる。 そして、このような圧送装置の稼動および稼動停止
は、上記厨芥専用水栓から給水が行われている間、繰り
返し行われる。 また、上記厨芥専用水栓が閉じられると、その閉を上
記厨芥用給水検知手段が検知し、該検知信号によって上
記厨芥破砕装置の稼動を自動停止させる。
【実施例】
以下、この発明の一実施例を図について説明する。1
は厨芥破砕圧送装置、2はその本体としてのハウジン
グ、3はこのハウジング2の底部に設けられて排水を一
時的に貯留する排水貯留用のタンク部(封水部)であ
り、上記ハウジング2には厨芥破砕装置4と圧送装置5
とが適当な配置で組付けられている。 ここで、上記厨芥破砕装置4は、モータMで回転駆動
される厨芥破砕用のカッター6を内蔵したディスポーザ
から成っている。 一方、上記圧送装置5は、それ専用のモータ(図示せ
ず)で回転駆動される圧送用インペラ(図示せず)を内
蔵したポンプからなっている。そして、上記厨芥破砕装
置4は流下排水管7を介して上記タンク部3に連通さ
れ、且つ、該タンク部3には上記圧送装置5も連通して
いる。 また、上記圧送装置5は作動スイッチ(水位検出手
段)8を備えている。 この作動スイッチ8は、第2図に示すように、上記圧
送装置5のポンプ部の水位を検出すべく上記タンク部3
内の水中に下端開口が浸漬される水位管9と、この水位
管9内に収納されて水位に追従して昇降動作する水位検
出子10とを備えたスイッチ構成に成っている。 かかる作動スイッチ8は、その水位管9の高水位と低
水位が予め設定され、その設定高水位と設定低水位に上
記水位検出子10が到達したとき、高水位と低水位を検知
し、その高水位検知信号と低水位検知信号を上記圧送装
置5の駆動部に出力するようになっている。 また、上記厨芥破砕装置4は、そのディスポーザ部上
端開口が流し台の排水口または排水管に接続され、厨芥
専用水栓(カラン)11から厨芥の破砕に必要な最小水量
の給水が行われるようになっている。 さらに、上記厨芥専用水栓11は、該厨芥専用水栓11の
開閉を検出する赤外線センサ等の厨芥用給水検知手段12
を備えている。 この厨芥用給水検知手段12は、上記厨芥専用水栓11の
開検知信号と閉検知信号を上記厨芥破砕装置4の駆動部
(モータM)に出力することにより、開検知信号で上記
厨芥破砕装置4を稼動し、閉検知信号で上記厨芥破砕装
置4を停止させるようになっている。 また、上記圧送装置5は圧送排水管13を有している。 第1図において、14は上記ハウジング2の一側部に設
けられ制御盤、15はこの制御盤14の表面に設けられた操
作兼表示用ユニットパネルであり、このユニットパネル
15には、装置名表示部,電源スイッチ,電源投入時に点
灯する電源表示ランプ,破砕運転表示ランプ,圧送運転
表示ランプ,故障表示部,故障個所表示ランプ,故障故
障指示表示部,上記モータMが金属等の異物を噛み込ん
だ時に突出するモータ焼損防止ボタン等が設けられてい
る。 第2図において、16は上記厨芥専用水栓11の給水配管
系統に設けられた電磁弁であり、この電磁弁16は、上記
厨芥用給水検知手段12からの出力信号を入力して、上記
厨芥破砕装置4内に対する上記厨芥専用水栓11からの給
水量は所定水量に達して時に閉弁動作するようになって
いる。 第3図において、17は上記ハウジング2に下部に設け
られた配線・配管用に収納部である。 次に動作について説明する。 厨芥専用水栓11を開くと、厨芥破砕装置4に対し厨芥
の破砕に必要な水量の給水を行う。 このとき、上記厨芥専用水栓11の開を厨芥用給水検知
手段12が検知し、該開検知信号で上記厨芥専用水栓11の
給水開始時点より所定のタイムラグを経て上記厨芥破砕
装置4を稼動する。 この厨芥破砕装置4の稼動状態において、圧送装置5
系統の作動スイッチ8は、該圧送装置5系統のタンク部
3の貯留水位が予め設定された高水位に到達した時、そ
の高水位を検知し、該高水位検知信号によって上記圧送
装置5を稼動する。これにより、上記厨芥破砕装置4に
よる厨芥破砕物を含んだ排水が圧送排水管13を介して系
外に自動的に圧送排水される。 また、上記作動スイッチ8は、上記貯留水位が推定低
水位になると、その低水位をも検知し、該低水位検知信
号により上記圧送装置5を自動停止させる。 そして、このような圧送装置の稼動および稼動停止
は、上記厨芥専用水栓から給水が行われている間、繰り
返し行われる。また、上記厨芥専用水栓が閉じられる
と、その閉を上記厨芥用給水検知手段が検知し、該検知
信号によって上記厨芥破砕装置の稼動を自動停止させ
る。
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、厨芥専用水栓を開
くだけの頗ぶる簡単な操作により、厨芥破砕装置に厨芥
の破砕に必要な水量の給水が行われ、同時に、上記厨芥
専用水栓の開を厨芥用給水検知手段が検知し、該検知信
号で上記厨芥専用水栓の給水開始時点より所定のタイム
ラグを経て上記厨芥破砕装置が稼動すると共に、この厨
芥破砕装置の稼動状態において、圧送装置系統の水位検
出手段は、該圧送装置系統に一時的に貯留した排水の貯
留水位が予め設定された高水位に到達した時、その高水
位を検知し、該高水位検知信号によって上記圧送装置が
稼動することにより、上記厨芥破砕装置による厨芥破砕
物を含んだ排水が自動機械的に効率よく圧送排水され
る。 また、上記水位検出手段は、上記貯留水位が設定低水
位になると、その低水位をも検知し、該低水位検知信号
により上記圧送装置を自動停止させる。 そして、このような圧送装置の稼動および稼動停止
は、上記厨芥専用水栓から給水が行われている間、繰り
返し行われるので、上述のような厨芥の粉砕および圧送
は効率よく行われる。 また、上記厨芥専用水栓が閉じられると、その閉を上
記厨芥用給水検知手段が検知し、該検知信号によって上
記厨芥破砕装置の稼動を自動停止させるので、厨芥破砕
圧送装置の自動運転制御方法によれば、その運転効率が
大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による厨芥破砕圧送装置の
一部を破断した斜視図、第2図はその厨芥破砕圧送装置
の概略構成図、第3図は厨芥破砕圧送装置のハウジング
底部の概略構成図、第4図はこの発明の一実施例による
厨芥破砕圧送装置の自動運転制御系統の概略図である。 4……厨芥破砕装置、5……圧送装置、8……水位検出
手段、11……厨芥専用水栓、12……厨芥用給水検知手
段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】厨房器具の排水経路に接続され、その厨房
    器具からの排水に含まれた厨芥を導入して機械的に破砕
    する厨芥破砕装置と、この厨芥破砕装置で破砕された破
    砕物を排水と共に圧送排出する圧送装置とを備えて成る
    厨芥破砕圧送装置の自動運転制御方法であって、上記厨
    芥破砕装置に厨芥の破砕に必要な水量の給水を行う厨芥
    専用水栓の開と閉を検知し、該厨芥専用水栓の開検知信
    号および閉検知信号を上記厨芥破砕装置に出力する厨芥
    用給水検知手段と、上記圧送装置の系統に設けられ、該
    圧送装置系統に排水を一時的に貯留し、該貯留水位が予
    め設定された高水位に到達した時点で高水位検知信号を
    出力し、且つ、上記貯留水位が予め設定された低水位に
    到達した時点で低水位検知信号を出力する水位検出手段
    とを備え、上記厨芥用給水検知手段の開検知信号で上記
    厨芥専用水栓の給水開始時点より所定のタイムラグを経
    て上記厨芥破砕装置を稼動させ、且つ、上記厨芥専用水
    栓の閉検知信号で上記厨芥専用水栓の給水停止時点より
    所定のタイムラグを経て上記厨芥破砕装置を停止させる
    と共に、上記水位検知手段の高水位検知信号で上記圧送
    装置を稼動させ、且つ、低水位検知信号で上記圧送装置
    を停止させ、該圧送装置の稼動と稼動停止を上記厨芥用
    給水が行われている間、繰り返し行うようにしたことを
    特徴とする厨芥破砕圧送装置の自動運転制御方法。
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JP4520603B2 (ja) * 2000-09-08 2010-08-11 株式会社三栄水栓製作所 ディスポーザシステム
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