JP2004282667A - 再生同期ずれ補正機能を備えた送信機及び受信機、並びにそれらを有する伝送装置 - Google Patents

再生同期ずれ補正機能を備えた送信機及び受信機、並びにそれらを有する伝送装置 Download PDF

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Yoshitaka Ota
良隆 太田
康男 ▲はま▼本
Yasuo Hamamoto
Shuichi Sato
修一 佐藤
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Abstract

【課題】無線を用いたホームシアターシステムのように、音声と映像を別々の受信機に伝送し各々の受信機で音声再生や映像再生を行う場合、伝送処理時間や信号処理時間の差異により音声再生と映像再生の再生時刻にずれが発生する。
【解決手段】音声信号及び映像信号を受信して再生する受信機60,70に対して、音声信号及び映像信号を別々に伝送する送信機10において、検出手段30は送信機10に帰還された音声再生の信号と映像再生の信号とを基に、音声及び映像の再生同期ずれの情報である差分時間情報を検出する。検出された再生同期ずれを解消するべく、検出手段30により得られた差分時間情報をもとに音声または映像の伝送を遅延手段40a又は40bにより遅延させる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、音声及び映像の再生同期ずれの補正機能を有する送信機及び受信機、並びにそれらを有する伝送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、映像及び音声情報(AV情報)の再生同期ずれを解消する機能を有する情報出力装置としては、例えば、特許文献1に記載されたものがあった。
図21は情報出力装置の一例を示すブロック図である。受信側装置100において、伝送路101より受信した音声パケットと映像パケットが多重化されているAVデータは、チューナにより受信されシステムデコーダ102に入力され、音声パケットと映像パケットとに分離される。その後、音声処理としてオーディオバッファ103へ音声パケットを一度蓄積し、オーディオデコーダ104により復号化(デコード)して音声再生を行う。
【0003】
映像処理としては、ビデオバッファ105へ映像パケットを一度蓄積し、ビデオデコーダ106により復号化 (デコード)して映像再生を行う。また、音声再生と映像再生とを同期させるため、再生時刻管理部107およびクロック発生装置108を設けている。
一方、前記音声パケット及び映像パケットは、例えば、図22のようにMPEG(Moving Picture Image Coding Experts Group)規格のデータフォーマットを有しており、映像パケット、音声パケットは共通の再生時刻管理情報を持っている。
【0004】
そこで、AV情報の再生同期ずれを解消する、すなわち、伝送遅延や各デコーダの処理時間差により生じた音声再生と映像再生の出力時間差(再生タイミングずれ)を補正するために、音声再生および映像再生を行うと同時に、出力時刻毎の音声パケットの再生時刻管理情報と映像パケットの再生時刻管理情報とから出力時間差を求め、この出力時間差をもとに再生時間管理部107よりクロック発生装置108に対して、音声再生に用いるクロック周波数の変更命令を与えるようにしている。例えば、音声再生が映像再生に比べ早い場合は、音声再生に用いるクロック周波数を小さくし、逆に遅い場合は、音声再生に用いるクロック周波数を大きくする。
【0005】
以上の処理により、クロック発生装置108より出力される音声再生の出力クロック(周波数)を制御し、映像再生と映像再生の出力時間差の補正を行っていた。
【0006】
【特許文献1】
特開平09−312834号公報 (第4〜8頁、図1)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に記載された技術は、単一の装置内で音声と映像とを再生するものであって、音声パケットが持つ再生時刻管理情報と映像パケットが持つ再生時刻管理情報とを共に利用し、両者の差異により制御を行っているものである。
したがって、例えば、無線ホームシアターシステムのようなAV機器、換言すれば、送信機(AV機器の無線アダプタ)から音声を受信機(スピーカ)へ、映像を別の受信機(プロジェクタ)へと無線伝送し、且つ同時に再生を行うといったような音声と映像とが別々に出力される伝送装置の場合、従来の技術を適用することが困難であったり、映像再生と映像再生の出力時間差のずれ補正が難しいといった問題があった。
【0008】
そこで、本発明は、送信機から受信機へ音声情報と映像情報とを別々伝送し再生を行うものであって、両者の再生タイミングにずれが生じた場合でも、そのずれを解消して音声及び映像の同時再生を可能とする再生同期ずれの補正機能を備えた受信機、送信機、及びそれらを有する伝送装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明においては以下の技術的手段を講じた。
すなわち、本発明の送信機における課題解決のための技術的手段は、音声信号及び映像信号を受信して再生する受信機に対して、音声信号及び映像信号を別々に伝送する送信機において、前記送信機に帰還された音声再生の信号と映像再生の信号とを基に、音声及び映像の再生同期ずれの情報である差分時間情報を検出する検出手段と、前記再生同期ずれを解消するべく、前記検出手段により得られた差分時間情報をもとに音声または映像の伝送を遅延させる遅延手段とを具備しており、前記差分時間情報は、伝送を経て音声再生までに要する時間と伝送を経て映像再生までに要する時間との差分時間と、音声再生又は映像再生のどちらが遅延しているかの情報とを有していることを特徴とする。
【0010】
なお、好ましくは、前記伝送は、無線伝送とするとよい。
また、本発明の送信機における課題解決のための技術的手段は、前記差分時間情報を保持する記憶手段と、前記記憶手段が保持する差分時間情報を前記遅延手段に転送するべく命令を出す制御手段とを具備することを特徴とする。
なお、前記記憶手段は着脱可能な情報記憶媒体を有することが好ましい。
また、本発明の送信機における課題解決のための技術的手段は、前記音声再生の信号を帰還させて前記検出手段に入力する音声入力手段と、映像再生の信号を帰還させて前記検出手段に入力する映像入力手段とを具備することを特徴とする。
【0011】
また、本発明の送信機における課題解決のための技術的手段は、前記音声入力手段は、マイクロフォン、アナログ音声入力端子、デジタル音声入力端子のいずれかであることを特徴とする。
また、本発明の送信機における課題解決のための技術的手段は、前記映像入力手段は、カメラ、受光デバイス、映像識別デバイス、アナログ映像入力端子、デジタル映像入力端子のいずれかであることを特徴とする。
【0012】
また、本発明の送信機における課題解決のための技術的手段は、前記検出手段は、所定の音声信号を発生する基準音声信号発生手段と、所定の映像信号を発生する基準映像信号発生手段と、前記基準音声信号発生手段および音声入力手段より得られる信号をもとに音声再生に要する時間を測定する音声再生時間測定手段と、前記基準映像信号発生手段および映像入力手段より得られる信号をもとに映像再生に要する時間を測定する映像再生時間測定手段と、前記音声再生時間測定手段の結果と映像再生時間測定手段の結果より前記差分時間情報を算出する演算手段とを有することを特徴とする。
【0013】
また、本発明の送信機における課題解決のための技術的手段は、前記音声再生時間測定手段は、基準音声信号発生手段が発生する音声信号の発生時刻または終了時刻と、前記音声入力手段により得られる音声再生信号の開始時刻または終了時刻とから、音声再生に要する時間の測定を行うことを特徴とする。
また、本発明の送信機における課題解決のための技術的手段は、前記映像再生時間測定手段は、基準映像信号発生手段が発生する映像信号の開始時刻または終了時刻と、前記映像入力手段により得られる映像再生信号の開始時刻または終了時刻より、映像再生に要する時間の測定を行うことを特徴とする。
また、本発明の送信機における課題解決のための技術的手段は、前記検出手段に代えて、前記差分時間情報を外部より調節し設定可能とする調節手段、又は差分時間情報を外部より入力させる制御信号検出手段を設けたことを特徴とする。
また、本発明の送信機における課題解決のための技術的手段は、前記音声信号及び映像信号は、当該信号内に信号再生の際に使用する時間情報を有しており、前記遅延手段は差分時間情報をもとに当該時間情報を修正することを特徴とする。
【0014】
本発明の受信機における課題解決のための技術的手段は、送信機から別々に伝送された映像及び音声を受信して再生する受信機において、前記受信機に取り込まれた音声再生の信号又は映像再生の信号をもとに、音声及び映像の再生同期ずれの情報である差分時間情報を検出する検出手段と、前記再生同期ずれを解消するべく、前記検出手段により得られた差分時間情報をもとに音声または映像の再生を遅延させる遅延手段とを具備しており、前記差分時間情報は、伝送を経て音声再生までに要する時間と伝送を経て映像再生までに要する時間との差分時間と、音声再生又は映像再生のどちらが遅延しているかの情報とを有していることを特徴とする。
【0015】
なお、好ましくは、前記伝送は、無線伝送であるとよい。
また、本発明の受信機における課題解決のための技術的手段は、前記差分時間情報を外部に出力するための通知手段を具備することを特徴とする。
また、本発明の受信機における課題解決のための技術的手段は、前記差分時間情報を保持する記憶手段と、前記記憶手段が保持する差分時間情報を遅延手段又は通知手段に転送するべく命令を出す制御手段とを具備することを特徴とする。
なお、好ましくは、前記記憶手段は、着脱可能な情報記憶媒体を有するとよい。
【0016】
また、本発明の受信機における課題解決のための技術的手段は、前記音声再生の信号を取り込み前記検出手段に入力させる音声入力手段、又は、前記映像再生の信号を取り込み前記検出手段に入力させる映像入力手段を具備することを特徴とする。
【0017】
また、本発明の受信機における課題解決のための技術的手段は、前記音声入力手段は、マイクロフォン、アナログ音声入力端子、デジタル音声入力端子のいずれかであることを特徴とする。
また、本発明の受信機における課題解決のための技術的手段は、前記映像入力手段は、カメラ、受光デバイス、映像識別デバイス、アナログ映像入力端子、デジタル映像入力端子のいずれかであることを特徴とする。
本発明の伝送装置における課題解決のための技術的手段は、前記技術的手段のいずれかに記載された送信機、及び前記技術的手段のいずれかに記載された受信機を有することを特徴とする。
また、本発明の伝送装置における課題解決のための技術的手段は、前記受信機の有する通知手段から出力された差分時間情報は、前記送信機の備える制御信号検出手段に入力した後、送信機の遅延手段へ転送され、当該遅延手段は前記差分時間情報をもとに音声又は映像の伝送を遅らせることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明にかかる第1の実施の形態の伝送装置を示すものであり、接続されたAV機器からの音声及び映像入力は、無線送信機(送信機)10Aに入力され、無線パケット化された無線データ(信号)となり、スピーカ等を含む音声受信機(受信機)60やプロジェクタ等を含む映像受信機(受信機)70へ伝送されるようになっている。
【0019】
以下、説明において、無線送信機10Aから無線伝送を経て音声受信機60へ到達し音声再生されるまでに要する時間を音声再生時間といい、無線伝送を経て映像受信機70へ到達し映像再生されるまでに要する時間を映像再生時間という。
図1に示す如く、本実施の形態において、無線送信機10Aは、音声信号処理のために、音声入力を音声パケットにエンコードする音声信号符号化部11と、音声パケットを蓄積する音声信号バッファ12と、遅延手段40a及び音声パケットを無線伝送路に適したフォーマットで無線パケット化する無線パケット化部13とを備えている。
【0020】
無線パケット化部13により、無線パケット化された音声パケットは音声受信機60へ送信されるようになっている。
同様に、無線送信機10Aは映像信号処理のために、映像信号符号化部14と、映像信号バッファ15と、遅延手段40b及び無線パケット化部16とを有している。無線パケット化部16により無線パケット化された映像パケットは映像受信機70へ送信される。
なお、音声信号バッファ12に蓄積される音声パケットや映像信号バッファ15に蓄積される映像パケットは、例えば、図22のフォーマットを有している。
【0021】
無線送信機10Aは、音声受信機60および映像受信機70の出力をフィードバックして入力するための入力手段20を有する。更に音声再生と映像再生との時間差を検出する検出手段30と、その結果をもとに音声または映像の再生時刻を遅延させるための遅延手段40a,40bとを備えている。
以下の説明において、音声再生時間と映像再生時間との差の時間を差分時間といい、音声再生又は映像再生のどちらが遅延しているかの情報とその差分時間とを合わせて差分時間情報ということとする。
【0022】
入力手段20は、音声受信機60で再生された音声をフィードバックし無線送信機10Aに入力させるための音声入力手段21と、映像受信機70で再生された映像をフィードバックし、入力させるための映像入力手段22とを備えている。検出手段30はこの差分時間情報を検出するものであり、遅延手段40a,40bはこの差分時間情報をもとに、音声または映像の再生時刻を遅延させるものである。
【0023】
当該音声入力手段21の具体例として、マイクロフォン(マイク)や、アナログ若しくはデジタル音声入力端子等がある。すなわち、音声入力手段21は、マイクを用いて音声受信機60の再生音声を取り込む、または、無線送信機10Aの音声入力端子と音声受信機60の音声出力端子をケーブル接続することによりフィードバックし、検出手段30で用いるための電気信号に変換するものである。 映像入力手段22の具体例としては、カメラ、受光デバイス、アナログ又はデジタル映像入力端子がある。すなわち、映像入力手段22は、カメラや受光デバイスを用いて映像受信機70の再生映像を取り込んだり、又は映像入力端子と映像受信機70の映像出力端子をケーブル接続することによりフィードバックし、検出手段30で用いるための電気信号に変換するものである。
【0024】
次に、図2のフローチャートを用いて差分時間情報の検出手順を説明する。なお、図1に図示された検出手段30としてはカウンタを用いる。
まず、無線送信機10Aは、音声信号バッファ12および映像信号バッファ15より音声パケットおよび映像パケットを取り出し、無線パケット化した後、無線伝送路へ無線パケットから成る音声データ(信号)と映像データ(信号)とを同時に送信する(S1)。このとき、伝送された音声及び映像データはパルス信号のように単発で送信され、データの出力の前後には無線伝送路に映像データおよび音声データが存在しない期間がある。
【0025】
その後、無線送信機10Aで、音声受信機60及び映像受信機70から音声再生および映像再生の取り込みを開始し(S2)、再生された音声又は映像のどちらか、すなわち再生信号が無線送信機10Aにフィードバックされるまで待機する(S3:NO)。
無線送信機10Aの検出手段30は、再生信号を受信すると(S3:YES)、音声入力手段21から得られる入力に変化が生じたのか、または、映像入力手段22から得られる入力に変化が生じたのかより、先に到達した再生信号が音声か映像かを判断する(S4)。
【0026】
再生された映像が先に到達した場合、すなわち映像再生が速く行われた場合(S4:YES)、検出手段30は差分時間の測定を開始する(S5)。その後、再生された音声の入力を確認する(S6:YES)と、差分時間の測定を終了し、測定した差分時間だけ音声の再生が遅延していることを遅延手段40bへ報告する(S7)。
逆に、音声再生が先に行われた場合(S4:NO)、検出手段30は差分時間の測定を開始する(S8)。その後、映像再生を確認する(S9:YES)と差分時間の測定を終了し、測定した差分時間だけ再生された映像の信号到達が遅延していることを遅延手段40aへ報告する(S10)。
【0027】
上述の手順により、差分時間情報を得ることが可能となる。
次に、図3〜5のフローチャートを用いて、検出手段30より得られた差分時間情報をもとに、遅延手段40a又は40bにより再生同期ずれを補正する方法を説明する。
まず、検出手段30において前述した方法(図2参照)により、音声再生および映像再生のどちらが遅れ、且つ差分時間Tの値を取得する(S11)。映像再生が遅れている場合(S12:YES)は、音声信号処理側の遅延手段40aに対して差分時間Tだけ音声再生時刻を遅延させる処理を要求する(S13)。
【0028】
音声再生が遅れている場合(S12:NO)は、映像信号処理側の遅延手段40bに対して差分時間Tだけ映像再生時刻を遅延させる処理を要求する(S14)。検出手段30から遅延処理を要求された遅延手段40bでは、要求に基づき以下の遅延処理を行う。
例えば、音声信号処理側にて遅延処理を行う、すなわち映像再生が差分時間Tだけ遅れる場合(S15:YES)は、音声信号バッファ12から取出した音声パケットを無線パケット化するタイミングを差分時間Tだけ遅らせる(S16)。これにより、同じ再生時刻管理情報を持つ映像パケットと音声パケットにおいて、映像パケットが無線伝送路へ送り出される時刻より差分時間Tだけ遅れて音声パケットが無線伝送路に送り出されることになる。
【0029】
逆に、映像信号処理側にて遅延処理を行う場合、すなわち、音声再生が差分時間Tだけ遅れる場合(S17:YES)は、映像信号処理側で同様の遅延処理を行う(S18)。
以上の手順により、無線伝送路への音声パケット及び映像パケットのいずれか一方の送信を、差分時間Tだけずらすことにより、受信側の音声再生と映像再生の同期をとることが可能となる。
なお、上述のやり方だけではなく、音声パケットや映像パケットに付加している再生時刻管理情報を修正することにより遅延処理を行うことも可能である。例えば、音声信号処理側にて遅延処理を行う場合(S15:YES)は、音声信号バッファ12から取出した音声パケットの再生時刻管理情報を差分時間Tだけ遅くなるように変更する。
【0030】
この方法を用いることにより、音声受信機60と映像受信機70とが共通時刻を持ち、その共通時刻にあわせて出力を行っている場合、音声再生時刻を差分時間Tだけずらすことができる。
逆に、映像処理側にて遅延処理を行う場合(S17:YES)は、映像信号バッファ15から取出した映像パケットの再生時刻管理情報を差分時間Tだけ遅くなるように変更する。
以上の実施の形態によれば、映像と音声を異なる無線伝送方式もしくは同じ無線伝送方式により別々に伝送する伝送装置において、音声と映像の同期再生、すなわち再生同期タイミングのずれを無くすことが可能となる。
【0031】
(第2の実施の形態)
以下、本発明にかかる第2の実施の形態について説明する。図6は、第2の実施の形態を示す構成図である。
無線送信機10Bは、音声信号処理を行うべく、音声信号符号化部11と、音声信号バッファ12と、無線パケット化部13とを備えている。また、映像信号処理のために、映像信号符号化部14と、映像信号バッファ15と、無線パケット化部16とを備えている。さらに、音声受信機60の音声再生時間と映像受信機70の映像再生時間とを同期させるために、入力手段20と、検出手段30と、遅延手段40a,40bとを備えている。
【0032】
これらは第1の実施の形態に記載されたものと略同一動作を行うものである。
以上の構成に加え、本実施の形態では、検出手段30より得た差分時間情報を保持する記憶手段50a,50bと、無線送信機10Bの起動時やユーザが指定した任意の時刻に記憶手段50a,50bから差分時間情報を遅延手段40a,40bに受け渡すように指示する制御手段51とを備えている。
この記憶手段50a,50bには、無線送信機10B内部に組み込まれた不揮発性メモリや無線送信機10Bより取外し可能なメモリカードを利用することができる。記憶手段50a,50b及び制御手段51を追加することにより、差分時間情報を保持するとともに、無線送信機10Bの起動時又は意図した時間に、差分時間情報を遅延手段40a,40bに伝えることが可能となる。
【0033】
これにより、無線送信機10Bは常に差分時間情報を検出する必要がなくなり、例えば、無線ホームシアターシステムの構成時の初期調節として、システム内での差分時間情報の検出を一度だけ行い、記憶手段50a,50bに保存しておけばよいことになる。ここに保存された差分時間情報は、無線送信機10Bの起動時や所定の時間に遅延手段40a又は40bに送るようにするとよく、これにより常に差分時間情報を検出する処理を省略することが可能となる。
【0034】
(第3の実施の形態)
次に、本発明にかかる第3の実施の形態について説明する。図7は、第3の実施の形態を示す構成図である。
無線送信機10Cは、音声信号処理のために、音声信号符号化部11と、音声信号バッファ12と、無線パケット化部13とを備えている。また、映像信号処理を行うべく、映像信号符号化部14と、映像信号バッファ15と、無線パケット化部16とを備えている。
さらに、無線送信機10Cは、入力手段20と、音声側及び映像側の遅延手段40a,40bとを備えており、入力手段20は、音声受信機60の音声再生をフィードバックするための音声入力手段21と、映像受信機70の映像再生をフィードバックするための映像入力手段22とを有している。
【0035】
これらは第1の実施の形態と略同じ動作を行うものである。
以上の構成に加え、本実施の形態では、差分時間情報を検出する検出手段30として、所定の音声パケットを出力する基準音声信号発生手段31と、音声再生時間を測定する音声再生時間測定手段32とを備えている。
さらに、検出手段30は、所定の映像パケットを出力する基準映像信号発生手段33と、映像再生時間を測定する映像再生時間測定手段34と、音声再生時間測定手段32及び映像再生時間測定手段34より得られた情報から差分情報時間を算出する演算手段35とを備えている。
【0036】
本実施の形態における無線伝送を介した映像再生に要する時間Tvの測定手順を、図8〜10のフローチャートを用いて説明する。
まず、基準映像信号発生手段33は、所定の映像パケットを無線パケット化部16および映像再生時間測定手段34に送る(S20)。映像再生時間測定手段34では、基準映像信号発生手段33からの映像パケットが入力されたかどうかを随時検知しており(S21)、入力された場合、それをトリガとして、時間計測を始める(S22)。
【0037】
また、無線パケット化部16から出力された映像パケットは、映像受信機70の出力する映像として、映像入力手段22を通じて無線受信機10Cにフィードバックされ、映像再生開始を検知することになる(S23:YES)。映像入力手段22は、映像再生を開始した旨を映像再生時間測定手段34へ通知する(S24)。映像再生時間測定手段34は、映像入力手段22からの通知をトリガとして(S25:YES)、時間計測を終了し演算手段35へ測定時間Tvを渡す。
なお、映像再生測定手段34の測定方法として、基準映像信号発生手段33の信号入力開始をトリガとしたが、信号入力終了をトリガにして時間計測を開始してもよく、測定終了も映像再生が終了するタイミングを用いても良い。同様の方法で、音声データを無線伝送し、音声受信機60において再生するまでの処理時間Taを求めることができる。
【0038】
演算手段35は、TvとTaの差をとることで、音声および映像のどちらが時間Tだけ遅れているのかを計算し、差分時間情報を求める。そして第1の実施の形態と同様に、遅延手段40a,40bを用いて遅延処理を行う。
本実施の形態では、信号源を無線送信機10C内部に備えることになり、音声再生時間Tvおよび映像再生時間Taを正確かつ個別に測定することができ、音声再生と映像再生の同期処理を行う上での精度を高めることが可能となる。
【0039】
(第4の実施の形態)
次に、本発明にかかる第4の実施の形態について説明する。図11は第4の実施の形態を示す構成図である。
本実施の形態においては、無線送信機10Dは、音声信号処理のために、音声信号符号化部11と、音声信号バッファ12と、無線パケット化部13とを備えている。また、映像信号処理のため、映像信号符号化部14と、映像信号バッファ15と、無線パケット化部16とを備えている。加えて、差分時間情報に基づき音声再生時刻または映像再生時刻を任意に遅延させるための遅延手段40a,40bを備えている。
これらは第1の実施の形態と略同一動作を行うものであり、さらに、無線送信機10Dは、可変抵抗器等からなる調節手段36を有している。
【0040】
当該調節手段36の操作と差分時間情報とを対応させることにより、調節手段36の操作により差分時間情報を直接に入力し設定することが可能となる。なお、遅延手段40a,40bでは差分時間情報をもとに第1の実施の形態と略同様に遅延処理を行う。
以上の実施の形態を用いることにより、ユーザが可変抵抗器等の調節手段36を直接操作することにより、音声再生と映像再生のずれを使用者の聴感覚、視感覚を用いて調節することが可能となる。
【0041】
(第5の実施の形態)
次に、本発明にかかる第5の実施の形態について説明する。図12は、第5の実施の形態を示した構成図である。
本実施の形態において、音声受信機60は、無線送信機10より受信した無線パケットから音声パケットを取出す無線パケット受信部61と、取出した音声パケットを蓄積する音声信号バッファ62と、音声パケットに付加された再生時刻管理情報をもとに復号化(デコード)し且つ外部へ出力する音声信号復号化部64とを有している。
【0042】
さらに、音声受信機60は、映像受信機70の映像再生を取り込む入力手段68と、差分時間情報を検出する検出手段67と、差分時間情報をもとに音声再生時間を遅延させる遅延手段63を備えている。検出手段67は、音声信号復号化部64及び入力手段68から得た情報をもとに、音声受信機60が行う音声再生開始と映像受信機70の映像再生開始との差分時間(差分時間情報)を求めるものである。
入力手段68の具体例として、カメラ、受光デバイス、アナログ又はデジタル映像入力端子を用いている。すなわち、カメラや受光デバイス等を用いて、映像受信機70の映像再生を取り込む。また、音声受信機60の映像入力端子と映像受信機70の映像出力端子とをケーブル接続することでフィードバックし、検出手段67で用いるための電気信号に変換するようにしてもよい。
【0043】
映像受信機70は、無線送信機10より受信した無線パケットから映像パケットを取出す無線パケット受信部71と、取出した映像パケットを蓄積する映像信号バッファ72と、映像パケットに付加された再生時刻管理情報をもとに復号化(デコード)し外部へ出力する映像信号復号化部74とを有している。さらに、映像受信機70は、音声受信機60の音声再生を取り込むための入力手段78と、差分時間情報を検出する検出手段77と、差分時間情報をもとに映像再生時間を遅延させる遅延手段73を備えている。検出手段77は、映像信号復号化部74及び入力手段78より得た情報をもとに、映像受信機70の映像再生開始時間と音声受信機60の音声再生開始時間との差分時間(差分時間情報)を求めるものである。
【0044】
入力手段78の具体例としては、マイクやアナログ又はデジタル音声入力端子等が用いられる。すなわち、マイクを用いて音声受信機60の音声再生を取り込む、または、映像受信機70の音声入力端子と音声受信機60の音声出力端子をケーブル接続することによりフィードバックし、検出手段77で用いるための電気信号に変換する。
【0045】
次に本実施の形態の音声再生と映像再生を同期させる方法を、図13〜15のフローチャートを用いて説明する。
まず、無線送信機10は、音声受信機60および映像受信機70に対して、音声パケットを無線パケット化した音声データと、映像パケットを無線パケット化した映像データとを同時に送信する(S30)。このとき、送信する音声データおよび映像データは、第1〜4の実施の形態のいずれかのように、外部AV機器より入力された音声および映像を用いてもよく、内部信号源により発生したものであっても構わない。
映像受信機70では、無線送信機10より得た映像データを処理し、映像信号復号化部74より得られる映像再生開始時間と、入力手段78により得られる音声受信機60の音声再生開始時間とにより、映像再生開始時間と音声再生開始時間との差分時間Tおよび音声再生と映像再生のどちらが遅れているのかを検出手段77により測定する(S31)。
【0046】
このとき、音声再生が遅れている場合(S32:YES)は、遅延手段73において、映像パケットに付加された再生時刻管理情報の再生時刻より差分時間Tだけ映像再生時刻を遅らせる(S33)。
同様に、音声受信機60では無線送信機10より得た音声データを処理し、音声信号復号化部64より得られる音声再生開始時間と、入力手段68により得られる映像受信機70の映像再生開始時間とから、音声再生開始時間と映像再生開始時間との差分時間Tおよび音声再生と映像再生のどちらが遅れているのかを検出手段67により測定する(S34)。
【0047】
このとき、映像再生が遅れている場合(S35:YES)は、遅延手段63において、音声パケットに付加された再生時刻管理情報の再生時刻より差分時間Tだけ音声再生時刻を遅らせる(S36)。
すなわち、映像が遅延している場合は、音声受信機60側の遅延手段63を動作させ、音声が遅延している場合は、映像受信機70側の遅延手段73を動作させるようにしている。
以上の実施の形態を用いることにより、受信機側において、音声再生と映像再生の同期を取ることが可能となる。
【0048】
なお、第2の実施の形態と同様に、音声受信機60や映像受信機70へ記憶手段66(76)と制御手段69(79)を追加することにより、差分時間情報を保持し、必要に応じ遅延手段63(73)に転送することができるようになる。したがって、動作毎に差分時間情報を検出する必要がなくなる。更に無線ホームシアターシステムの構成時の初期調節として、システム内での差分時間情報検出を一度だけ行っておいて、以後の起動時には検出処理を省略できるという効果を得ることができる。
【0049】
(第6の実施の形態)
次に、本発明にかかる第6の実施の形態について説明する。図16,17は、第6の実施の形態を示す構成図である。
本実施の形態の場合、無線送信機10Eは、第1の実施の形態と略同様であり、音声信号処理のため、音声信号符号化部11と、音声信号バッファ12と、無線パケット化部13とを備えている。また、映像信号処理のため、映像信号符号化部14と、映像信号バッファ15と、無線パケット化部16とを備えている。これらは第1の実施の形態と略同じ動作を行うものである。
また、図示はしていないものの、図7に示すような音声受信機60の音声再生をフィードバックするための音声入力手段21と、映像受信機70の映像再生をフィードバックするための映像入力手段22とを備えていても何ら問題はない。
【0050】
さらに、無線送信機10Eは、差分時間情報を音声受信機60および映像受信機70より取得するための制御信号検出手段37と、差分時間情報をもとに遅延処理を行う遅延手段40a,40bとを有している。なお、この遅延手段40a,40bは例えば、第1の実施の形態と略同じ動作を行うものである。
制御信号検出手段37は、無線伝送路を通じて音声受信機60および映像受信機70より差分時間情報を取得するものであり、ここで取得した差分時間情報をもとに遅延手段40a,40bで、無線伝送路への映像又は音声の転送遅延を行うようにするものである。この制御信号検出手段37は、着脱可能なメモリを有することが好ましい。
【0051】
図17の音声受信機60は、第5の実施の形態と略同様の構成を有し、無線パケット受信部61と、音声信号バッファ62と、音声信号復号化部64とを備えている。
映像受信機70は、第5の実施の形態と略同様の構成を有し、無線パケット受信部71と、映像信号バッファ72と、映像信号復号化部74とを有している。
さらに、音声受信機60と映像受信機70との少なくともどちらか一方に、入力手段68(78)と、差分時間情報を測定する検出手段67(77)と、遅延手段63(73)とを有しており、無線送信機10Eに遅延処理を要求するための通知手段65(75)を備えている。当該入力手段68(78)、検出手段67(77)、遅延手段65(75)は、第5の実施の形態と略同様の動作を行うものとなっている。
【0052】
本実施の形態において、音声再生と映像再生を同期させる手順を図18〜20のフローチャートにもとづいて説明する。
無線送信機10Eは、音声受信機60および映像受信機70に対して同時に音声データおよび映像データを伝送する(S40)。このとき、送信する音声データおよび映像データは、第1〜第5の実施の形態のいずれかのように、外部AV機器より入力された音声および映像を用いても、また内部信号源により発生したものであっても構わない。
【0053】
映像受信機70では、受信した映像データの再生開始時間と、入力手段78により得られた音声受信機60の音声再生開始時間との差分時間Tおよび、音声再生と映像再生のどちらが遅れているのかを検出手段77により測定する(S41)。
このとき、映像再生が遅れている場合(S42:NO)は、無線伝送を介して無線送信機10Eに対し、音声受信機への音声データ伝送を差分時間Tだけ遅延させるよう要求を行う(S43)。また、音声再生が遅れている場合(S42:YES)において、映像信号バッファ72のバッファサイズが充分大きく、映像信号復号化部74による映像再生時刻を差分時間Tだけ遅らせることが可能なとき(S44:YES)は、遅延手段73により遅延処理を行う(S45)。
【0054】
映像信号バッファ72のバッファサイズが小さく差分時間Tだけの再生遅延処理が行えない場合(S44:NO)は、無線送信機10Eに映像再生時間の遅延を要求する(S46)。
無線送信機10Eでは、制御信号検出手段37において映像受信機70からの再生時間調整の要求を受理し、要求に基づき遅延処理を行う(S53)。
なお、この一連の処理は、音声受信機60においても同様である(図20参照)。
【0055】
音声受信機60には、入力手段68を介して映像受信機70の映像再生信号が入力されており、検出手段67は、この映像再生信号の再生開始時間と音声受信機60の受信した音声データの再生開始時間とから、両者の差分時間T、及び音声再生と映像再生のどちらが遅れているのかを測定する(S47)。
このとき、音声再生が遅れている場合(S48:NO)は、無線伝送を介して無線送信機10Eに対し、映像受信機への映像データ伝送を差分時間Tだけ遅延させるよう要求を行う(S49)。逆に、映像再生が遅れている場合(S48:YES)において、音声信号バッファ62のバッファサイズが充分大きく、音声信号復号化部64による音声再生時刻を差分時間Tだけ遅らせることが可能なとき(S50:YES)は、遅延手段63により遅延処理を行う(S51)。
【0056】
音声信号バッファ62のバッファサイズが小さく差分時間Tだけの再生遅延処理が行えない場合(S50:NO)は、無線送信機10Eに音声再生時間の遅延を要求する(S52)。
無線送信機10Eでは、制御信号検出手段37において音声受信機60からの再生時間調整の要求を受理し、要求に基づき遅延処理を行う(S53)。
なお、音声受信機60側で遅延処理を行う場合は、映像受信機70側での遅延処理は不要であり、逆でも同様である。
【0057】
以上により、受信機側でのバッファサイズが小さい場合においても音声再生と映像再生の同期を取ることが可能となる。また、音声受信機60もしくは映像受信機70のどちらか一方に入力手段、検出手段を備えるだけで、音声再生と映像再生の同期を取ることが可能となる。
なお、第2の実施の形態の如く、音声受信機60や映像受信機70へ記憶手段66(76)と制御手段69(79)を追加することにより、動作毎に差分時間情報を検出する必要がなくなる上に、無線ホームシアター装置構成時の初期調節として装置内での差分時間情報の検出を一度だけ行えばよく、以後の起動時には検出処理を省略できるという効果を追加することができる。
【0058】
なお、本発明にかかる伝送装置は、上記実施の形態に限定されるものではない。
すなわち、送信機から受信機からの伝送方式は無線伝送に限定されるものでなく、有線伝送であってもよい。無線伝送も電波を用いたものであってもよく、赤外線を用いた伝送であっても何ら問題はない。
また、送信機は、外部AV機器の外部に取り付けられたものであってもよく、内部に設けられる構成であってもよい。
【0059】
【発明の効果】
以上のように、本発明では、音声信号及び映像信号を受信して再生する受信機に対して、音声信号及び映像信号を別々に伝送する送信機において、前記送信機に帰還された音声再生の信号と映像再生の信号とを基に、音声及び映像の再生同期ずれの情報である差分時間情報を検出する検出手段と、前記再生同期ずれを解消するべく、前記検出手段により得られた差分時間情報をもとに音声または映像の伝送を遅延させる遅延手段とを具備しており、前記差分時間情報は、伝送を経て音声再生までに要する時間と伝送を経て映像再生までに要する時間との差分時間と、音声再生又は映像再生のどちらが遅延しているかの情報とを有しているために、音声及び映像の再生同期にずれが生じた場合でも、その再生同期ずれを送信機側で解消して音声及び映像の同時再生を可能とすることができる。
【0060】
また、本発明では、送信機から別々に伝送された映像及び音声を受信して再生する受信機において、前記受信機に取り込まれた音声再生の信号又は映像再生の信号をもとに、音声及び映像の再生同期ずれの情報である差分時間情報を検出する検出手段と、前記再生同期ずれを解消するべく、前記検出手段により得られた差分時間情報をもとに音声または映像の再生を遅延させる遅延手段とを具備しており、前記差分時間情報は、伝送を経て音声再生までに要する時間と伝送を経て映像再生までに要する時間との差分時間と、音声再生又は映像再生のどちらが遅延しているかの情報とを有しているため、音声及び映像の再生同期にずれが生じた場合でも、その再生同期ずれを受信機側で解消して音声及び映像の同時再生を可能とすることができる。
【0061】
また、本発明にかかる伝送装置では、前記受信機の有する通知手段から出力された差分時間情報は、前記送信機の備える制御信号検出手段に入力した後、送信機の遅延手段へ転送され、当該遅延手段は前記差分時間情報をもとに音声又は映像の伝送を遅らせることができ、これにより、音声及び映像の再生同期にずれが生じた場合でも、その再生同期ずれを伝送装置全体で解消して音声及び映像の同時再生を可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】差分時間情報の取得方法を示すフローチャートである。
【図3】遅延処理を示すフローチャート(その1)である。
【図4】遅延処理を示すフローチャート(その2)である。
【図5】遅延処理を示すフローチャート(その3)である。
【図6】本発明の第2の実施の形態を示すブロック図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態を示すブロック図である。
【図8】基準信号発生手段を用いた差分時間情報の取得方法を示すフローチャート(その1)である。
【図9】基準信号発生手段を用いた差分時間情報の取得方法を示すフローチャート(その2)である。
【図10】基準信号発生手段を用いた差分時間情報の取得方法を示すフローチャート(その3)である。
【図11】本発明の第4の実施の形態を示すブロック図である。
【図12】本発明の第5の実施の形態を示すブロック図である。
【図13】本発明の第5の実施の形態の動作を示すフローチャート(その1)である。
【図14】本発明の第5の実施の形態の動作を示すフローチャート(その2)である。
【図15】本発明の第5の実施の形態の動作を示すフローチャート(その3)である。
【図16】本発明の第6の実施の形態を示すブロック図(その1)である。
【図17】本発明の第6の実施の形態を示すブロック図(その2)である。
【図18】本発明の第6の実施の形態の動作を示すフローチャート(その1)である。
【図19】本発明の第6の実施の形態の動作を示すフローチャート(その2)である。
【図20】本発明の第6の実施の形態の動作を示すフローチャート(その3)である。
【図21】従来例を示すブロック図である。
【図22】(a)は映像パケットの構成を示す図であり、(b)は音声パケットの構成を示す図である。
【符合の説明】
10 無線送信機
10A 第1の実施の形態の無線送信機
10B 第2の実施の形態の無線送信機
10C 第3の実施の形態の無線送信機
10D 第4の実施の形態の無線送信機
10E 第6の実施の形態の無線送信機
11 音声信号符号化部
12 音声信号バッファ
13 (音声側) 無線パケット化部
14 映像信号符号化部
15 映像信号バッファ
16 (映像側) 無線パケット化部
20 入力手段
21 音声入力手段
22 映像入力手段
30 検出手段
31 基準音声信号発生手段
32 音声再生時間測定手段
33 基準映像信号発生手段
34 映像再生時間測定手段
35 演算手段
36 調節手段
37 制御信号検出手段
40a (音声側)遅延手段
40b (映像側)遅延手段
50a (音声側)記憶手段
50b (映像側)記憶手段
51 制御手段
60 音声受信機
61 (音声側)無線パケット受信部
62 音声信号バッファ
63 (音声側)遅延手段
64 音声信号復号化部
65 (音声側)通知手段
66 (音声側)記憶手段
67 (音声側)検出手段
68 (音声側)入力手段
69 (音声側)制御手段
70 音声受信機
71 (映像側)無線パケット受信部
72 映像信号バッファ
73 (映像側)遅延手段
74 映像信号復号化部
75 (映像側)通知手段
76 (映像側)記憶手段
77 (映像側)検出手段
78 (映像側)入力手段
79 (映像側)制御手段

Claims (23)

  1. 音声信号及び映像信号を受信して再生する受信機に対して、音声信号及び映像信号を別々に伝送する送信機において、
    前記送信機に帰還された音声再生の信号と映像再生の信号とを基に、音声及び映像の再生同期ずれの情報である差分時間情報を検出する検出手段と、
    前記再生同期ずれを解消するべく、前記検出手段により得られた差分時間情報をもとに音声または映像の伝送を遅延させる遅延手段とを具備しており、
    前記差分時間情報は、伝送を経て音声再生までに要する時間と伝送を経て映像再生までに要する時間との差分時間と、音声再生又は映像再生のどちらが遅延しているかの情報とを有していることを特徴とする再生同期ずれ補正機能を備えた送信機。
  2. 前記伝送は、無線伝送であることを特徴とする請求項1に記載の再生同期ずれ補正機能を備えた送信機。
  3. 前記差分時間情報を保持する記憶手段と、
    前記記憶手段が保持する差分時間情報を前記遅延手段に転送するべく命令を出す制御手段と、
    を具備することを特徴とする請求項1又は2に記載の再生同期ずれ補正機能を備えた送信機。
  4. 前記記憶手段は、着脱可能な情報記憶媒体であることを特徴とする請求項3に記載の再生同期ずれ補正機能を備えた送信機。
  5. 前記音声再生の信号を帰還させて前記検出手段に入力する音声入力手段と、
    映像再生の信号を帰還させて前記検出手段に入力する映像入力手段と、
    を具備することを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の再生同期ずれ補正機能を備えた送信機。
  6. 前記音声入力手段は、マイクロフォン、アナログ音声入力端子、デジタル音声入力端子のいずれかであることを特徴とする請求項5に記載の再生同期ずれ補正機能を備えた送信機。
  7. 前記映像入力手段は、カメラ、受光デバイス、映像識別デバイス、アナログ映像入力端子、デジタル映像入力端子のいずれかであることを特徴とする請求項5に記載の再生同期ずれ補正機能を備えた送信機。
  8. 前記検出手段は、所定の音声信号を発生する基準音声信号発生手段と、
    所定の映像信号を発生する基準映像信号発生手段と、
    前記基準音声信号発生手段および音声入力手段より得られる信号をもとに音声再生に要する時間を測定する音声再生時間測定手段と、
    前記基準映像信号発生手段および映像入力手段より得られる信号をもとに映像再生に要する時間を測定する映像再生時間測定手段と、
    前記音声再生時間測定手段の結果と映像再生時間測定手段の結果より前記差分時間情報を算出する演算手段と、
    を有することを特徴とする請求項6又は7に記載の再生同期ずれ補正機能を備えた送信機。
  9. 前記音声再生時間測定手段は、基準音声信号発生手段が発生する音声信号の発生時刻または終了時刻と、前記音声入力手段により得られる音声再生信号の開始時刻または終了時刻とから、音声再生に要する時間の測定を行うことを特徴とする請求項8に記載の再生同期ずれ補正機能を備えた送信機。
  10. 前記映像再生時間測定手段は、基準映像信号発生手段が発生する映像信号の開始時刻または終了時刻と、前記映像入力手段により得られる映像再生信号の開始時刻または終了時刻より、映像再生に要する時間の測定を行うことを特徴とする請求項8に記載の再生同期ずれ補正機能を備えた送信機。
  11. 前記検出手段に代えて、前記差分時間情報を外部より調節し設定可能とする調節手段を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の再生同期ずれ補正機能を備えた送信機。
  12. 前記検出手段に代えて、前記差分時間情報を外部より入力させる制御信号検出手段を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の再生同期ずれ補正機能を備えた送信機。
  13. 前記音声信号及び映像信号は、当該信号内に信号再生の際に使用する時間情報を有しており、
    前記遅延手段は差分時間情報をもとに当該時間情報を修正することを特徴とする請求項1又は2に記載の再生同期ずれ補正機能を備えた送信機。
  14. 送信機から別々に伝送された映像及び音声を受信して再生する受信機において、
    前記受信機に取り込まれた音声再生の信号又は映像再生の信号をもとに、音声及び映像の再生同期ずれの情報である差分時間情報を検出する検出手段と、
    前記再生同期ずれを解消するべく、前記検出手段により得られた差分時間情報をもとに音声または映像の再生を遅延させる遅延手段とを具備しており、
    前記差分時間情報は、伝送を経て音声再生までに要する時間と伝送を経て映像再生までに要する時間との差分時間と、音声再生又は映像再生のどちらが遅延しているかの情報とを有していることを特徴とする再生同期ずれ補正機能を備えた受信機。
  15. 前記伝送は、無線伝送であることを特徴とする請求項14に記載の再生同期ずれ補正機能を備えた受信機。
  16. 前記差分時間情報を外部に出力するための通知手段を具備することを特徴とする請求項14又は15に記載の再生同期ずれ補正機能を備えた受信機。
  17. 前記差分時間情報を保持する記憶手段と、
    前記記憶手段が保持する差分時間情報を遅延手段又は通知手段に転送するべく命令を出す制御手段と、
    を具備することを特徴とする請求項16に記載の再生同期ずれ補正機能を備えた受信機。
  18. 前記記憶手段は、着脱可能な情報記憶媒体であることを特徴とする請求項17に記載の再生同期ずれ補正機能を備えた受信機。
  19. 前記音声再生の信号を取り込み前記検出手段に入力させる音声入力手段、又は、前記映像再生の信号を取り込み前記検出手段に入力させる映像入力手段を具備することを特徴とする請求項15〜18のいずれかに記載の再生同期ずれ補正機能を備えた受信機。
  20. 前記音声入力手段は、マイクロフォン、アナログ音声入力端子、デジタル音声入力端子のいずれかであることを特徴とする請求項19に記載の再生同期ずれ補正機能を備えた受信機。
  21. 前記映像入力手段は、カメラ、受光デバイス、映像識別デバイス、アナログ映像入力端子、デジタル映像入力端子のいずれかであることを特徴とする請求項19に記載の再生同期ずれ補正機能を備えた受信機。
  22. 請求項1〜13のいずれかに記載された送信機、及び請求項14〜21のいずれかに記載された受信機を有することを特徴とする伝送装置。
  23. 請求項11又は12に記載された送信機と、請求項16〜21のいずれかに記載された受信機とを有し、前記受信機の有する通知手段から出力された差分時間情報は、前記送信機の備える制御信号検出手段に入力した後、送信機の遅延手段へ転送され、当該遅延手段は前記差分時間情報をもとに音声又は映像の伝送を遅らせることを特徴とする伝送装置。
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