JPH06343165A - 伝送装置 - Google Patents

伝送装置

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JPH06343165A
JPH06343165A JP5130750A JP13075093A JPH06343165A JP H06343165 A JPH06343165 A JP H06343165A JP 5130750 A JP5130750 A JP 5130750A JP 13075093 A JP13075093 A JP 13075093A JP H06343165 A JPH06343165 A JP H06343165A
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JP
Japan
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video
circuit
data
audio
signal
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Application number
JP5130750A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Kubota
達也 窪田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィールドの先頭に対応する音声データにフ
ラグを付加して伝送し、音声データに付加したフラグを
用いて映像データの遅延時間を可変して音声データと映
像データの位相を合わせることで、リップシンクを合わ
せることができ、これによって良好な映像及び音声の伝
送、再現を実現することができるようにする。 【構成】 映像及び音声処理部11及び13と、音声処
理部13からの音声データに映像処理部11からの映像
データのフィールド或いはフレームの先頭を示すフラグ
を付加するフラグ付加回路15と、映像及び音声処理部
11及び13からの映像及び音声データをシリアル化す
るシリアル化回路12と、シリアル化回路12からのシ
リアルデータ中の映像データ及びフラグに基いて遅延量
を制御する制御回路25と、この制御回路25の出力に
基いて音声データの位相を映像データの位相に合わせる
遅延回路21とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば映像及び音声信
号をシリアルインターフェースを用いて伝送する伝送装
置に適用して好適な伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】映像及び音声信号を例えばAS/EBU
等のシリアルインターフェースを用いて伝送する伝送装
置としては例えば図5に示すようなものがある。この図
5に示す伝送装置は図示しない信号源から入力端子1を
介して供給される映像及び音声データを受信回路2で受
信した後に、映像データを映像処理回路3に、音声デー
タを音声処理回路4に供給し、映像処理回路3において
映像データに各種処理を施し、音声処理回路4において
音声データに各種処理を施し、この後これら映像及び音
声データを送信回路5でシリアルデータに変換して出力
端子6を介して送信する。
【0003】このとき、送信回路5は図6に示すよう
に、音声データAdを水平ブランキング期間Hbtの区
間に挿入して送信する。つまり、水平走査線期間Ht内
に映像データVdとこれに対応する音声データAdが含
まれる。
【0004】また、図6に示すように、映像データVd
には、映像データVdの先頭を示すSAV(Start
of Active Video)及び映像データの
終わりを示すEAV(End of Active V
ideo)が付加される。また、図7に示すように、映
像データのタイムコードTcがフィールド期間Vtの垂
直ブランキング期間Vbtに付加される。
【0005】ところで、シリアルインターフェース規格
としてはSMPTE 259Mがあるが、これにおいて
は伝送誤りを検出する方法は定められていなかった。し
かしながら、最近になってEDH(エラー検出ハンドリ
ング)と称して映像1フィール単位でチェックワードを
補助データとして付加する方法が提案されて規格化され
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
なシリアルインターフェースを用いて映像及び音声デー
タを伝送する際に、回路での処理によって映像と音声の
位相がずれてしまうという不都合が生じる。
【0007】図7に示すように、元の映像及び音声デー
タの位相の関係が映像データVdの先頭に対して音声デ
ータAs1のような関係になっていた場合、映像処理回
路3及び音声処理回路4での処理時間の違いにより、伝
送する際に映像データVdと音声データAs2の関係の
ように元の位相関係がずれたものとなってしまう。
【0008】この映像と音声の位相差が大きくなった場
合に生じる問題として最も分かりやすい例としては、人
が会話を行ったり、歌を歌ったりしているときの映像及
び音声の関係、即ち、リップシンクというものがある。
リップシンクが合っていないと人の口の動きと実際に出
力される音声の関係が一致しない等の不都合が生じる。
【0009】また、上述した伝送装置において映像1フ
ィールド単位でチェックワードを補助データとして付加
する方法を採用した場合、あくまで補助データとしての
規定であるので、全ての機器で用いられる可能性は低い
ので、これについての機器間の互換性をとることができ
ない。また、チェックワードが1フィールド単位であ
り、従って誤りが検出されてもフィールド内での誤りの
位置を検出することができないので、伝送誤りを含む映
像データを修整することができない等の不都合があっ
た。
【0010】更に、上述した伝送装置においては、タイ
ムコードを1フィールドに1回だけ伝送するようにして
いるので、伝送エラーが発生してタイムコードが破壊さ
れると、このタイムコードに対応する映像及び音声デー
タを正しく伝送できなくなる等の不都合があった。
【0011】本発明はこのような点を考慮してなされた
もので、映像及び音声データの位相が元の位相関係を維
持できるようにすると共に、伝送誤りを含む映像データ
を修整することができ、しかもタイムコードに対応する
映像及び音声データを正しく伝送することのできる伝送
装置を提案しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、映像及び音声
信号発生源11及び13と、音声信号発生源13からの
音声信号に映像信号発生源11からの映像信号のフィー
ルド或いはフレームの先頭を示すフラグを付加するフラ
グ付加手段15と、映像及び音声信号発生源11及び1
3からの映像及び音声信号をシリアル化するシリアル化
手段12と、シリアル化手段12からのシリアル信号中
の映像信号及びフラグに基いて遅延量を制御する制御手
段25と、この制御手段25の出力に基いて音声信号の
位相を映像信号の位相に合わせる位相制御手段21、2
4とを有するものである。
【0013】また本発明は、映像及び音声信号発生源1
1及び13と、映像及び音声信号発生源11及び13か
らの映像及び音声信号をシリアル化するシリアル化手段
12と、このシリアル化手段12からのシリアル信号の
内の映像信号に対して少なくとも1水平周期毎にエラー
検出用の信号を付加するエラー検出信号付加手段16
と、エラー検出信号付加手段16によって付加されたエ
ラー検出信号によってシリアル化手段12からのシリア
ルデータの内の映像信号のエラー検出を行うエラー検出
手段20、23とを有するものである。
【0014】また本発明は、映像及び音声信号発生源1
1及び13と、映像及び音声信号発生源11及び13か
らの映像及び音声信号をシリアル化するシリアル化手段
12と、映像信号発生源11からの映像信号の再生位置
に応じてタイムコードを1フィールドに少なくとも2回
以上出力するタイムコード発生手段10とを有するもの
である。
【0015】
【作用】上述せる本発明の構成によれば、音声信号発生
源13からの音声信号にフラグ付加手段15で映像信号
発生源11からの映像信号のフィールド或いはフレーム
の先頭を示すフラグを付加し、この映像及び音声信号を
シリアル化手段12でシリアル化し、このシリアル信号
中の映像信号及びフラグに基いて制御手段25で遅延量
を制御し、位相制御手段21、24で音声信号の位相を
映像信号の位相に合わせる。
【0016】また上述せる本発明の構成によれば、映像
及び音声信号発生源11及び13からの映像及び音声信
号をシリアル化手段12でシリアル化し、このシリアル
信号の内の映像信号に対してエラー検出信号付加手段1
6で少なくとも1水平周期毎にエラー検出用の信号を付
加し、このエラー検出信号によって映像信号のエラー検
出をエラー検出手段20、23で行う。
【0017】また上述せる本発明の構成によれば、映像
及び音声信号発生源11及び13からの映像及び音声信
号をシリアル化手段12でシリアル化し、タイムコード
発生手段10で映像信号発生源11からの映像信号の再
生位置に応じてタイムコードを1フィールドに少なくと
も2回以上出力する。
【0018】
【実施例】以下に、図1及び図2を参照して本発明伝送
装置の一実施例について詳細に説明する。
【0019】先ず図1を参照して送信側から説明する。
この図1において図5と対応する部分には同一符号を付
し、その詳細説明を省略する。
【0020】図において、10はタイムコード発生回路
で、例えば1水平期間(水平ブランキング期間)毎、或
いは1フィールド期間(垂直ブランキング期間)に3回
以上マルチプレクス動作によって発生したタイムコード
をシリアル化回路12に供給する。
【0021】11は映像処理部で、例えばこの送信側が
VTRの場合、図示しないビデオテープカセットに映像
信号や音声信号を記録するための機構で再生した映像信
号に所定の信号処理を施した後、フラグ付加回路15及
びシリアル化回路12に夫々供給する。ここで、シリア
ルインターフェースとしてはAS/EBUを用いるもの
とする。
【0022】13は音声処理部で、例えばこの送信側が
VTRの場合、図示しないビデオテープカセットに映像
データや音声データを記録するための機構で再生した音
声データに所定の信号処理を施した後、パケット化回路
14に供給する。このパケット化回路14は音声処理部
13からの音声データを圧縮してパケット化する。この
パケット化された音声データはフラグ付加回路15に供
給される。
【0023】フラグ付加回路15は映像処理部11から
の映像信号から(映像信号の垂直同期信号から)フィー
ルドを検出し、映像データのフィールドの先頭に対応す
る音声処理部13からの音声データにフィールドの先頭
を示すフラグを付加し、このフラグを付加した音声デー
タをシリアル化回路12に供給する。
【0024】シリアル化回路12は映像処理部11から
の映像データ及びフラグ付加回路15からのフィールド
の先頭を示すフラグが付加された音声データをシリアル
化する。このときシリアル化回路12は、タイムコード
発生回路10からのタイムコードを映像データのライン
毎、或いは垂直ブランキング期間内に3回以上付加した
後にCRC付加回路16に供給する。
【0025】CRC(Cyclic Redundan
cy Check)付加回路16はシリアル化回路12
からのシリアルデータに対して後述するCRC計算回路
で得たCRCコードを付加した後に出力端子17を介し
て伝送する。
【0026】ここで、図3を参照してCRC付加回路1
6内のCRC計算回路構成の一例について説明する。図
3に示すように、CRC付加回路16内部のCRC計算
回路はレジスタR0〜R3をカスケード接続し、レジス
タR4〜R10をカスケード接続し、レジスタR11〜
R15をカスケード接続し、レジスタR0の出力端を加
算回路(エクスクルーシブ・オア回路)28の一方の入
力端に接続し、レジスタR3の入力端を加算回路(エク
スクルーシブ・オア回路)29の出力端に接続し、加算
回路29の一方の入力端をレジスタR4の出力端に接続
し、レジスタR10の入力端を加算回路(エクスクルー
シブ・オア回路)30の出力端に接続し、加算回路30
の一方の入力端にレジスタR11の出力端を接続し、レ
ジスタR15の入力端、加算回路29及び30の他方の
入力端に夫々加算回路28の出力端を接続し、加算回路
28の他方の入力端に図1に示したシリアル化回路12
からのシリアルデータが供給される入力端子27を接続
し、レジスタR0〜R15の他方の出力端をパラレル−
シリアル変換回路31の入力端に接続し、このパラレル
−シリアル変換回路31の出力端を図1にも示した出力
端子32に接続して構成する。
【0027】次に、図1に示した伝送装置の送信側の動
作について説明する。ビデオ処理部11からの映像デー
タがシリアル化回路12及びフラグ付加回路15に供給
されると共に、ライン毎、或いは1フィールド毎にタイ
ムコード発生回路10からのタイムコードが少なくとも
3回以上(連続しても所定間隔離れていても良い)シリ
アル化回路12に供給される。
【0028】一方、音声処理回路13からの音声信号が
パケット化回路14に供給され、このパケット化回路1
4において圧縮処理によってパケット化された後にフラ
グ付加回路15に供給される。フラグ付加回路15にお
いては映像処理部11からの映像信号に基いてフィール
ドの先頭が検出され、その検出されたフィールドの先頭
に対応する音声データの前にフラグを付加し、フラグを
付加した音声データをシリアル化回路12に供給する。
【0029】シリアル化回路12においては映像処理部
11からの映像データと音声処理部13からの音声デー
タをシリアルデータにすると共に、タイムコード発生回
路10からのタイムコードを付加した後にCRC付加回
路16に供給する。
【0030】シリアルデータは図3に示した例えば16
個のレジスタR0〜R15と加算回路28、29及び3
0とパラレル−シリアル変換回路31からなるCRC付
加回路16内のCRC計算回路に入力端子27を介して
供給される。入力端子27を介してCRC付加回路16
内のCRC計算回路に供給されたシリアルデータは加算
回路28で加算された後に加算回路29、30及びレジ
スタR15に夫々供給される。レジスタR15に供給さ
れたシリアルデータは順次レジスタR14〜R11に供
給され、更に加算回路30において加算処理され、次に
レジスタR10〜R4に順次供給された後に加算回路2
9に供給されて加算処理され、更にレジスタR3〜R0
に順次供給された後に再び加算回路28に供給される。
【0031】そしてこの処理が一定時間繰り返され各レ
ジスタR0〜R15の出力がパラレル−シリアル変換回
路31に供給される。このパラレル−シリアル変換回路
31に供給されたパラレルデータはシリアルデータに変
換され、これがCRCコードとされる。生成されたCR
Cコードは出力端子32を介して出力され、CRC付加
回路16内において映像データに付加される。このCR
Cコードが付加された映像データは出力端子17を介し
て図2に示す受信側に伝送される。
【0032】図4は図1に示した送信側でのフォーマッ
トを示し、この図4に示すように、水平走査線期間Ht
内において、映像データVdの先頭にはSAVが付加さ
れ、その末尾にはEAVが付加され、更にCRCコード
が付加される。図3に示したCRC付加回路16におけ
るCRCコードの計算処理は、先ず、この図4に示す時
点aで全てのレジスタR0〜R15のリセットが行われ
た後、上述のような処理が行われ、時点bで水平走査線
期間Htに対するCRCコードの計算を終了するという
ものである。
【0033】また、この図4に示すように、例えばライ
ン毎にタイムコードTcを付加するのであれば、水平ブ
ランキング期間Hbt間に付加される。また、音声デー
タAdもこの期間Hbtに挿入される垂直ブランキング
期間でも良い)。また、タイムコードを垂直ブランキン
グ期間内に挿入する場合は、例えば音声データの前に3
つずつ、または前に1つ、後ろに2つ(またはこの逆)
挿入すれば良い。
【0034】さて、図4に示すような構成のシリアルデ
ータは図2に示す受信側の入力端子18を介して受信回
路19に供給される。
【0035】次に、図2を参照して受信側について説明
する。この図2において20は映像処理回路で各種映像
処理を行う回路の他に図示せずも内部に図3に示した回
路と同様のCRC計算回路、エラー修整回路及びタイム
コード多数決回路を有する。この映像処理回路20では
受信回路19からの映像データから内部のCRC計算回
路で図3で説明した処理と同様の処理によってCRCコ
ードを計算し、計算で得たCRCコードと、受信回路1
9からのCRCコードとを比較することで、映像データ
に伝送エラーがあるか否かを検出する。
【0036】そして伝送エラーがある場合にはエラー修
整回路によってエラーの修整を1ライン毎に行う。その
ラインのデータにエラーがあった場合、例えば前後のラ
インのデータを平均して得た新たなラインのデータで置
き換えたり、前のラインのデータで置き換えたりするこ
とによってエラーが出力されないようにする。
【0037】また、伝送されてくるタイムコードをフィ
ールド毎に多数決を取り、最も多く受信した値のタイム
コードを正しいタイムコードとして採用する。尚、この
受信側から更に送信を行う場合においては、誤っている
タイムコードを全て正しいタイムコードに置き換えるよ
うにしても良い。実際に使用される伝送路は伝送エラー
レートが非常に低いので、複数回伝送した補助データと
してのタイムコードが2回以上エラーとなる確率は非常
に低い。従って、実際にはフィールド毎のタイムコード
の伝送回数を3回とし、2回以上伝送されたデータを正
しいデータとして採用することにより、実用上伝送エラ
ーのないタイムコードの伝送が可能となる。
【0038】尚、この例ではタイムコードとしている
が、補助データであれば各種フラグやパラメータ等でも
良い。
【0039】こうして処理された映像データは遅延回路
21及び制御回路24に夫々供給される。23は音声処
理回路で、図示せずも内部に図3に示した回路と同様の
CRC計算回路及びエラー修整回路を有する。この音声
処理回路23では受信回路19からの音声データから内
部のCRC計算回路で図3で説明した処理と同様の処理
によってCRCコードを計算し、計算で得たCRCコー
ドと、受信回路19からのCRCコードとを比較するこ
とで、音声データに伝送エラーがあるか否かを検出す
る。そして伝送エラーがある場合にはエラー修整回路に
よってエラーの修整を1ライン毎或いは1フィールドに
行う。そのラインのデータにエラーがあった場合、例え
ば前後のラインのデータを平均して得た新たなラインの
データで置き換えたり、前のラインのデータで置き換え
たりすることによってエラーが出力されないようにす
る。
【0040】この音声処理回路23からの音声データは
遅延回路24及び制御回路25に夫々供給される。遅延
回路24は例えばFIFO(ファースト・イン・ファー
スト・アウト)等のメモリであり、遅延量を固定とす
る。つまり、書き込みに対する読み出しのタイミングを
固定とする。
【0041】遅延回路21は例えばFIFO等のメモリ
であり、遅延量を可変とする。つまり、書き込みに対す
る読み出しのタイミングを可変とする。
【0042】制御回路25は映像処理回路20からの映
像データ及び音声処理回路23からの音声データに付加
されたフラグに基いて上述の遅延回路21の遅延時間、
つまり、書き込みに対する読み出しのタイミングを可変
する。
【0043】つまり、制御回路25は音声データのフラ
グを検出するまでは遅延回路21に書き込んだデータの
読み出しを停止しておき、フラグを検出した時に遅延回
路21に対して読み出しを開始するよう制御する。これ
によって遅延回路24から出力される音声データと遅延
回路21から出力される映像データの位相を合わせるこ
とができる。これら遅延回路21及び24からの映像及
び音声データは夫々送信回路22に供給され、この後出
力端子26を介して図示しない他の機器、或いはこの受
信側の回路を有する機器の他の回路に供給される。
【0044】尚、出力端子26に接続された機器が映像
及び音声をモニタできる機器の場合、或いは出力端子2
6が映像用と2つの音声用の合計3つの端子とした場
合、或いは送信回路22の代わりに映像及び音声をモニ
タするための回路とした場合は、その映像と音声の位相
が合っているので、例えば人が話をしている映像とその
音声をモニタした場合、リップシンクが合っているの
で、映像と音声が一致し、非常に良好な視聴を行うこと
ができる。
【0045】このように、本例においては、タイムコー
ドのような補助データをライン毎、或いはフィールド毎
に少なくとも3回以上付加し、ライン毎にCRCコード
を付加し、更に、フィールドの先頭に対応する音声デー
タにフラグを付加して伝送し、受信側でCRCコードに
よるエラー検出及びその修整を行い、また、タイムコー
ドの多数決によって正しいタイムコードを検出するよう
にし、更に音声データに付加したフラグを用いて映像デ
ータの遅延時間を可変して音声データと映像データの位
相を合わせるようにしたので、正しいタイムコードを得
ることによって正しいデータを伝送することができ、伝
送エラーを修整することができ、しかもリップシンクを
合わせることができ、これによって良好な映像及び音声
の伝送、再現を実現することができる。
【0046】また、上述の実施例は本発明の一例であ
り、本発明の要旨を逸脱しない範囲でその他様々な構成
が取り得ることは勿論である。
【0047】
【発明の効果】上述せる本発明によれば、音声信号発生
源からの音声信号にフラグ付加手段で映像信号発生源か
らの映像信号のフィールド或いはフレームの先頭を示す
フラグを付加し、この映像及び音声信号をシリアル化手
段でシリアル化し、このシリアル信号中の映像信号及び
フラグに基いて制御手段で遅延量を制御し、位相制御手
段で音声信号の位相を映像信号の位相に合わせるように
したので、リップシンクを合わせることができ、これに
よって良好な映像及び音声の伝送、再現を実現すること
ができる。
【0048】また上述せる本発明によれば、映像及び音
声信号発生源からの映像及び音声信号をシリアル化手段
でシリアル化し、このシリアル信号の内の映像信号に対
してエラー検出信号付加手段で少なくとも1水平周期毎
にエラー検出用の信号を付加し、このエラー検出信号に
よって映像信号のエラー検出をエラー検出手段で行うよ
うにしたので、エラーを修整でき、これによって映像及
び音声の良好な伝送、再現を実現することができる。
【0049】また上述せる本発明によれば、映像及び音
声信号発生源からの映像及び音声信号をシリアル化手段
でシリアル化し、タイムコード発生手段で映像信号発生
源からの映像信号の再生位置に応じてタイムコードを1
フィールドに少なくとも2回以上出力するようにしたの
で、データを正しく伝送できると共に、受信側で正しい
タイムコードを用いて正確な処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明伝送装置の一実施例の送信側を示す構成
図である。
【図2】本発明伝送装置の一実施例の受信側を示す構成
図である。
【図3】本発明伝送装置の一実施例の一部を示す構成図
である。
【図4】本発明伝送装置の一実施例の説明に供する伝送
フォーマットの一例を示す説明図である。
【図5】従来の伝送装置の例を示す構成図である。
【図6】従来の伝送装置の例の説明に供する伝送フォー
マットの一例を示す説明図である。
【図7】従来の伝送装置の例の説明に供する説明図であ
る。
【符号の説明】
10 タイムコード発生回路 11 映像処理部 12 シリアル化回路 13 音声処理部 14 パケット化回路 15 フラグ付加回路 16 CRC付加回路 19 受信回路 20 映像処理回路 21、24 遅延回路 22 送信回路 23 音声処理回路 25 制御回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像及び音声信号発生源と、 上記音声信号発生源からの音声信号に上記映像信号発生
    源からの映像信号のフィールド或いはフレームの先頭を
    示すフラグを付加するフラグ付加手段と、 上記映像及び音声信号発生源からの映像及び音声信号を
    シリアル化するシリアル化手段と、 上記シリアル化手段からのシリアル信号中の上記映像信
    号及びフラグに基いて遅延量を制御する制御手段と、 この制御手段の出力に基いて上記音声信号の位相を上記
    映像信号の位相に合わせる位相制御手段とを有すること
    を特徴とする伝送装置。
  2. 【請求項2】 映像及び音声信号発生源と、 上記映像及び音声信号発生源からの映像及び音声信号を
    シリアル化するシリアル化手段と、 このシリアル化手
    段からのシリアル信号の内の映像信号に対して少なくと
    も1水平周期毎にエラー検出用の信号を付加するエラー
    検出信号付加手段と、 上記エラー検出信号付加手段によって付加されたエラー
    検出信号によって上記シリアル化手段からのシリアルデ
    ータの内の上記映像信号のエラー検出を行うエラー検出
    手段とを有することを特徴とする伝送装置。
  3. 【請求項3】 映像及び音声信号発生源と、 上記映像及び音声信号発生源からの映像及び音声信号を
    シリアル化するシリアル化手段と、 上記映像信号発生源からの映像信号の再生位置に応じて
    タイムコードを1フィールドに少なくとも2回以上出力
    するタイムコード発生手段とを有することを特徴とする
    伝送装置。
JP5130750A 1993-06-01 1993-06-01 伝送装置 Pending JPH06343165A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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