JP2004259458A - 鉛蓄電池用格子体 - Google Patents
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Abstract
【課題】充放電中に上方向に伸び、対極のストラップに当たって短絡するのを防止できる鉛蓄電池用格子体を得る。
【解決手段】上枠骨2a、縦枠骨3a,3b、下枠骨2b、縦中骨4a、横中骨4bを有し、上枠骨2aに耳部5を設ける。耳部5から遠い側の中骨は、横中骨4bの代わりに斜中骨6aを設ける。
【選択図】 図1
【解決手段】上枠骨2a、縦枠骨3a,3b、下枠骨2b、縦中骨4a、横中骨4bを有し、上枠骨2aに耳部5を設ける。耳部5から遠い側の中骨は、横中骨4bの代わりに斜中骨6aを設ける。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、鉛蓄電池用格子体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、鉛蓄電池用格子体1は、図3に示すように、上枠骨2a、縦枠骨3a,3b、下枠骨2b、縦中骨4a、横中骨4bを有し、上枠骨2aの片側より位置に耳部5が設けられた構造であった(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特許第2805910号公報(第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の鉛蓄電池用格子体1を使用した鉛蓄電池では、この格子体1は縦中骨4aは横中骨4bは断面積が小さく且つ本数が多いので、横方向に伸び易く、耳部5から遠い側の縦枠骨3が折損し、これにより縦中骨4aが上方向に伸びて対極のストラップに当たり、短絡するという問題点があった。
【0005】
本発明の目的は、充放電中に上方向に伸び、対極のストラップに当たって短絡するのを防止できる鉛蓄電池用格子体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上枠骨、縦枠骨、下枠骨、縦中骨、横中骨を有し、上枠骨に耳部が設けられている鉛蓄電池用格子体を改良するものである。
【0007】
本発明に係る鉛蓄電池用格子体では、耳部から遠い側の中骨は横中骨の代わりに斜中骨が設けられていることを特徴とする。
【0008】
このように鉛蓄電池用格子体を、耳部から遠い側の中骨が横中骨の代わりに斜中骨が設けられて構成されていると、蓄電池の充放電により格子体が伸びた時に、同一線上に横中骨がないため、その伸びる力が分散し、縦枠骨が折損しない。これによって、縦中骨の縦方向への急激な伸びが生じないため、対極のストラップに当たって短絡するのを防止できる。
【0009】
この場合、斜中骨は斜中骨同士が交差していることが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は本発明に係る鉛蓄電池用格子体の実施の形態の第1例を示した正面図である。なお、前述した図3と対応する部分には、同一符号を付けて示している。
【0011】
本例の鉛蓄電池用格子体1では、耳部5から遠い側の横中骨4bを格子体1の横幅の30%の範囲でなくし、その代わりに30°の角度で斜め下向きの斜中骨6aが各横中骨4bに接続して設けられている。
【0012】
この鉛蓄電池用格子体1を使用した80D26形鉛蓄電池にてJIS過充電寿命試験を実施した。その結果、従来の格子体を使用した80D26形蓄電池の場合の寿命回数は10回であるのに対し、本発明の第1例の格子体を使用した80D26形蓄電池の場合の寿命回数は12回であった。このときの寿命原因は、従来品の格子体を使用した80D26形蓄電池では該格子体の伸びによるストラップと格子体の短絡であるのに対し、本発明の格子体を使用した80D26形蓄電池では格子体の劣化による寿命であった。本発明の格子体では、蓄電池の充放電により格子体1が伸びた時に、同一線上に横中骨4bがないため、その伸びる力が分散し、縦枠骨3aが折損しない。これによって、縦中骨4aの縦方向への急激な伸びが生じないため、対極のストラップに当たって短絡するのを防止できる。
【0013】
【表1】
図2は本発明に係る鉛蓄電池用格子体の実施の形態の第2例を示した正面図である。なお、前述した図1と対応する部分には、同一符号を付けて示している。
【0014】
本例の鉛蓄電池用格子体1では、耳部5から遠い側の横中骨4bを格子体1の横幅の30%の範囲でなくし、その代わりに各横中骨4bの端部にマイナス方向に30°の角度で斜め下向きに斜中骨6aが各横中骨4bに接続して設けられ、且つプラス方向に30°の角度で斜め下向きに斜中骨6bが各横中骨4bに接続して設けられ、各斜中骨6a,6bは相互に交差した状態になっている。
【0015】
このような鉛蓄電池用格子体1を使用した鉛蓄電池でも、第1例と同様の効果を得ることができる。
【0016】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る鉛蓄電池用格子体では、耳部から遠い側の中骨が横中骨の代わりに斜中骨が設けられて構成されているので、蓄電池の充放電により格子体が伸びた時に、同一線上に横中骨がないため、その伸びる力が分散し、縦枠骨が折損しない。これによって、縦中骨の縦方向への急激な伸びが生じないため、対極のストラップに当たって短絡するのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る鉛蓄電池用格子体の実施の形態の第1例を示した正面図である。
【図2】本発明に係る鉛蓄電池用格子体の実施の形態の第2例を示した正面図である。
【図3】従来の鉛蓄電池用格子体の正面図である。
【符号の説明】
1 鉛蓄電池用格子体
2a 上枠骨
2b 下枠骨
3a,3b 縦枠骨
4a 縦中骨
4b 横中骨
5耳部
6a,6b 斜中骨
【発明の属する技術分野】
本発明は、鉛蓄電池用格子体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、鉛蓄電池用格子体1は、図3に示すように、上枠骨2a、縦枠骨3a,3b、下枠骨2b、縦中骨4a、横中骨4bを有し、上枠骨2aの片側より位置に耳部5が設けられた構造であった(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特許第2805910号公報(第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の鉛蓄電池用格子体1を使用した鉛蓄電池では、この格子体1は縦中骨4aは横中骨4bは断面積が小さく且つ本数が多いので、横方向に伸び易く、耳部5から遠い側の縦枠骨3が折損し、これにより縦中骨4aが上方向に伸びて対極のストラップに当たり、短絡するという問題点があった。
【0005】
本発明の目的は、充放電中に上方向に伸び、対極のストラップに当たって短絡するのを防止できる鉛蓄電池用格子体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上枠骨、縦枠骨、下枠骨、縦中骨、横中骨を有し、上枠骨に耳部が設けられている鉛蓄電池用格子体を改良するものである。
【0007】
本発明に係る鉛蓄電池用格子体では、耳部から遠い側の中骨は横中骨の代わりに斜中骨が設けられていることを特徴とする。
【0008】
このように鉛蓄電池用格子体を、耳部から遠い側の中骨が横中骨の代わりに斜中骨が設けられて構成されていると、蓄電池の充放電により格子体が伸びた時に、同一線上に横中骨がないため、その伸びる力が分散し、縦枠骨が折損しない。これによって、縦中骨の縦方向への急激な伸びが生じないため、対極のストラップに当たって短絡するのを防止できる。
【0009】
この場合、斜中骨は斜中骨同士が交差していることが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は本発明に係る鉛蓄電池用格子体の実施の形態の第1例を示した正面図である。なお、前述した図3と対応する部分には、同一符号を付けて示している。
【0011】
本例の鉛蓄電池用格子体1では、耳部5から遠い側の横中骨4bを格子体1の横幅の30%の範囲でなくし、その代わりに30°の角度で斜め下向きの斜中骨6aが各横中骨4bに接続して設けられている。
【0012】
この鉛蓄電池用格子体1を使用した80D26形鉛蓄電池にてJIS過充電寿命試験を実施した。その結果、従来の格子体を使用した80D26形蓄電池の場合の寿命回数は10回であるのに対し、本発明の第1例の格子体を使用した80D26形蓄電池の場合の寿命回数は12回であった。このときの寿命原因は、従来品の格子体を使用した80D26形蓄電池では該格子体の伸びによるストラップと格子体の短絡であるのに対し、本発明の格子体を使用した80D26形蓄電池では格子体の劣化による寿命であった。本発明の格子体では、蓄電池の充放電により格子体1が伸びた時に、同一線上に横中骨4bがないため、その伸びる力が分散し、縦枠骨3aが折損しない。これによって、縦中骨4aの縦方向への急激な伸びが生じないため、対極のストラップに当たって短絡するのを防止できる。
【0013】
【表1】
図2は本発明に係る鉛蓄電池用格子体の実施の形態の第2例を示した正面図である。なお、前述した図1と対応する部分には、同一符号を付けて示している。
【0014】
本例の鉛蓄電池用格子体1では、耳部5から遠い側の横中骨4bを格子体1の横幅の30%の範囲でなくし、その代わりに各横中骨4bの端部にマイナス方向に30°の角度で斜め下向きに斜中骨6aが各横中骨4bに接続して設けられ、且つプラス方向に30°の角度で斜め下向きに斜中骨6bが各横中骨4bに接続して設けられ、各斜中骨6a,6bは相互に交差した状態になっている。
【0015】
このような鉛蓄電池用格子体1を使用した鉛蓄電池でも、第1例と同様の効果を得ることができる。
【0016】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る鉛蓄電池用格子体では、耳部から遠い側の中骨が横中骨の代わりに斜中骨が設けられて構成されているので、蓄電池の充放電により格子体が伸びた時に、同一線上に横中骨がないため、その伸びる力が分散し、縦枠骨が折損しない。これによって、縦中骨の縦方向への急激な伸びが生じないため、対極のストラップに当たって短絡するのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る鉛蓄電池用格子体の実施の形態の第1例を示した正面図である。
【図2】本発明に係る鉛蓄電池用格子体の実施の形態の第2例を示した正面図である。
【図3】従来の鉛蓄電池用格子体の正面図である。
【符号の説明】
1 鉛蓄電池用格子体
2a 上枠骨
2b 下枠骨
3a,3b 縦枠骨
4a 縦中骨
4b 横中骨
5耳部
6a,6b 斜中骨
Claims (2)
- 上枠骨、縦枠骨、下枠骨、縦中骨、横中骨を有し、前記上枠骨に耳部が設けられている鉛蓄電池用格子体であって、
前記耳部から遠い側の中骨は前記横中骨の代わりに斜中骨が設けられていることを特徴とする鉛蓄電池用格子体。 - 前記斜中骨は斜中骨同士が交差していることを特徴とする請求項1に記載の鉛蓄電池用格子体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003045511A JP2004259458A (ja) | 2003-02-24 | 2003-02-24 | 鉛蓄電池用格子体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003045511A JP2004259458A (ja) | 2003-02-24 | 2003-02-24 | 鉛蓄電池用格子体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004259458A true JP2004259458A (ja) | 2004-09-16 |
Family
ID=33112291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003045511A Pending JP2004259458A (ja) | 2003-02-24 | 2003-02-24 | 鉛蓄電池用格子体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004259458A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010251032A (ja) * | 2009-04-14 | 2010-11-04 | Shin Kobe Electric Mach Co Ltd | 鉛蓄電池用懸垂基板 |
JP2018206652A (ja) * | 2017-06-06 | 2018-12-27 | 株式会社Gsユアサ | 鉛蓄電池用電極格子 |
-
2003
- 2003-02-24 JP JP2003045511A patent/JP2004259458A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010251032A (ja) * | 2009-04-14 | 2010-11-04 | Shin Kobe Electric Mach Co Ltd | 鉛蓄電池用懸垂基板 |
JP2018206652A (ja) * | 2017-06-06 | 2018-12-27 | 株式会社Gsユアサ | 鉛蓄電池用電極格子 |
JP7005945B2 (ja) | 2017-06-06 | 2022-01-24 | 株式会社Gsユアサ | 鉛蓄電池用電極格子 |
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