JP2004063153A - 鉛蓄電池用格子体 - Google Patents
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Abstract
【課題】格子体が充放電中に伸びても、対極のストラップに当たって短絡するのを防止できる鉛蓄電池用格子体を得る。
【解決手段】上枠骨1の太さをA、縦枠骨2の太さをB、下枠骨3の太さをC、縦中骨4の太さをDとしたとき、
A≧B≧D>C
の関係とする。
【選択図】 図1
【解決手段】上枠骨1の太さをA、縦枠骨2の太さをB、下枠骨3の太さをC、縦中骨4の太さをDとしたとき、
A≧B≧D>C
の関係とする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、鉛蓄電池用格子体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、鉛蓄電池用格子体は、上枠骨、縦枠骨、下枠骨、縦・横中骨を有する各骨で構成する格子体で形成されている。該格子体は、上枠骨、縦枠骨、下枠骨が縦・横中骨より太い構造であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の如き従来の鉛蓄電池用格子体を使用した鉛蓄電池では、格子体が充放電中に上方向に伸び、対極のストラップに当たり、短絡するという問題点があった。
【0004】
本発明の目的は、格子体が充放電中に伸びても、対極のストラップに当たって短絡するのを防止できる鉛蓄電池用格子体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上枠骨、縦枠骨、下枠骨、縦中骨を有する鉛蓄電池用格子体を対象とする。
【0006】
本発明に係る鉛蓄電池用格子体では、
前記上枠骨の太さをA、前記縦枠骨の太さをB、前記下枠骨の太さをC、前記縦中骨の太さをDとしたとき、
A≧B≧D>C
の関係を有することを特徴とする。
【0007】
このように鉛蓄電池用格子体の太さを、A≧B≧D>C、即ち、上枠骨≧縦枠骨≧縦中骨>下枠骨とすると、蓄電池の充放電により格子体が伸びた時に、下枠骨が他の枠骨より細いため、伸びの力の方向は下向きになり、結果的に下枠骨が下向きに変形する。これにより、本発明の鉛蓄電池用格子体は、対極のストラップに当たり短絡しないように格子体の伸びの方向が規制され、上部で短絡するのを防止することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明に係る鉛蓄電池用格子体の実施の形態の一例の正面図である。
【0009】
この鉛蓄電池用格子体は、上枠骨1、1対の縦枠骨2、下枠骨3、縦(横)中骨4,耳部5で構成されている。この図では、横中骨4の表示を省略している。
【0010】
本例では、これら骨1〜4の太さ(断面積)を、
上枠骨1の太さA=2.5 mm2 、
縦枠骨2の太さB=2.0 mm2 、
下枠骨3の太さC=1.0 mm2 、
縦(横)中骨4の太さD=1.5 mm2
とし、即ちA>B>D>Cとした鉛蓄電池用格子体にペーストを充填して極板を構成し、この極板を用いて作成した55D23形蓄電池にて、JIS過充電寿命試験を実施した。
【0011】
その結果、従来の格子体による極板を使用した55D23形蓄電池の場合、その寿命回数が7回であるのに対し、本発明の格子体による極板で構成した55D23形蓄電池の場合、寿命回数は9回であった。
【0012】
このときの寿命原因は、従来品が格子体の伸びによるストラップと格子体の短絡であるのに対し、本発明の格子体による極板で構成した55D23形蓄電池では格子体の劣化による寿命であった。
【0013】
【表1】
上記例では、格子体の各骨の太さの関係をA>B>D>Cとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、格子体の各骨の太さの関係はA≧B≧D>Cであればよい。
【0014】
【発明の効果】
本発明に係る鉛蓄電池用格子は、上枠骨の太さをA、前記縦枠骨の太さをB、前記下枠骨の太さをC、前記縦中骨の太さをDとしたとき、各骨の太さ(断面積)の関係を、A≧B≧D>Cとしたので、鉛蓄電池の充放電により格子体が伸びた時に、一番細い下枠骨に対する伸びの力の方向は下向きになり、結果的に下枠骨が下向きに変形することになる。これにより、本発明の鉛蓄電池用格子体によれば、格子体が充放電中に伸びても、対極のストラップに当たって短絡するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る鉛蓄電池用格子体の実施の形態の一例の概略構成を示す正面図である。
【符号の説明】
1 上枠骨
2 縦枠骨
3 下枠骨
4 縦(横)中骨
5 耳部
【発明の属する技術分野】
本発明は、鉛蓄電池用格子体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、鉛蓄電池用格子体は、上枠骨、縦枠骨、下枠骨、縦・横中骨を有する各骨で構成する格子体で形成されている。該格子体は、上枠骨、縦枠骨、下枠骨が縦・横中骨より太い構造であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の如き従来の鉛蓄電池用格子体を使用した鉛蓄電池では、格子体が充放電中に上方向に伸び、対極のストラップに当たり、短絡するという問題点があった。
【0004】
本発明の目的は、格子体が充放電中に伸びても、対極のストラップに当たって短絡するのを防止できる鉛蓄電池用格子体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上枠骨、縦枠骨、下枠骨、縦中骨を有する鉛蓄電池用格子体を対象とする。
【0006】
本発明に係る鉛蓄電池用格子体では、
前記上枠骨の太さをA、前記縦枠骨の太さをB、前記下枠骨の太さをC、前記縦中骨の太さをDとしたとき、
A≧B≧D>C
の関係を有することを特徴とする。
【0007】
このように鉛蓄電池用格子体の太さを、A≧B≧D>C、即ち、上枠骨≧縦枠骨≧縦中骨>下枠骨とすると、蓄電池の充放電により格子体が伸びた時に、下枠骨が他の枠骨より細いため、伸びの力の方向は下向きになり、結果的に下枠骨が下向きに変形する。これにより、本発明の鉛蓄電池用格子体は、対極のストラップに当たり短絡しないように格子体の伸びの方向が規制され、上部で短絡するのを防止することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明に係る鉛蓄電池用格子体の実施の形態の一例の正面図である。
【0009】
この鉛蓄電池用格子体は、上枠骨1、1対の縦枠骨2、下枠骨3、縦(横)中骨4,耳部5で構成されている。この図では、横中骨4の表示を省略している。
【0010】
本例では、これら骨1〜4の太さ(断面積)を、
上枠骨1の太さA=2.5 mm2 、
縦枠骨2の太さB=2.0 mm2 、
下枠骨3の太さC=1.0 mm2 、
縦(横)中骨4の太さD=1.5 mm2
とし、即ちA>B>D>Cとした鉛蓄電池用格子体にペーストを充填して極板を構成し、この極板を用いて作成した55D23形蓄電池にて、JIS過充電寿命試験を実施した。
【0011】
その結果、従来の格子体による極板を使用した55D23形蓄電池の場合、その寿命回数が7回であるのに対し、本発明の格子体による極板で構成した55D23形蓄電池の場合、寿命回数は9回であった。
【0012】
このときの寿命原因は、従来品が格子体の伸びによるストラップと格子体の短絡であるのに対し、本発明の格子体による極板で構成した55D23形蓄電池では格子体の劣化による寿命であった。
【0013】
【表1】
上記例では、格子体の各骨の太さの関係をA>B>D>Cとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、格子体の各骨の太さの関係はA≧B≧D>Cであればよい。
【0014】
【発明の効果】
本発明に係る鉛蓄電池用格子は、上枠骨の太さをA、前記縦枠骨の太さをB、前記下枠骨の太さをC、前記縦中骨の太さをDとしたとき、各骨の太さ(断面積)の関係を、A≧B≧D>Cとしたので、鉛蓄電池の充放電により格子体が伸びた時に、一番細い下枠骨に対する伸びの力の方向は下向きになり、結果的に下枠骨が下向きに変形することになる。これにより、本発明の鉛蓄電池用格子体によれば、格子体が充放電中に伸びても、対極のストラップに当たって短絡するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る鉛蓄電池用格子体の実施の形態の一例の概略構成を示す正面図である。
【符号の説明】
1 上枠骨
2 縦枠骨
3 下枠骨
4 縦(横)中骨
5 耳部
Claims (1)
- 上枠骨、縦枠骨、下枠骨、縦中骨を有する鉛蓄電池用格子体であって、
前記上枠骨の太さをA、前記縦枠骨の太さをB、前記下枠骨の太さをC、前記縦中骨の太さをDとしたとき、
A≧B≧D>C
の関係を有することを特徴とする鉛蓄電池用格子体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002217116A JP2004063153A (ja) | 2002-07-25 | 2002-07-25 | 鉛蓄電池用格子体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002217116A JP2004063153A (ja) | 2002-07-25 | 2002-07-25 | 鉛蓄電池用格子体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004063153A true JP2004063153A (ja) | 2004-02-26 |
Family
ID=31938685
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002217116A Pending JP2004063153A (ja) | 2002-07-25 | 2002-07-25 | 鉛蓄電池用格子体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004063153A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9825303B2 (en) | 2013-05-31 | 2017-11-21 | Gs Yuasa International Ltd. | Storage battery grid, method of manufacturing storage battery grid, and storage battery using storage battery grid |
-
2002
- 2002-07-25 JP JP2002217116A patent/JP2004063153A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9825303B2 (en) | 2013-05-31 | 2017-11-21 | Gs Yuasa International Ltd. | Storage battery grid, method of manufacturing storage battery grid, and storage battery using storage battery grid |
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