JP2004236153A - 画像処理プログラム、画像読込装置、および画像処理システム - Google Patents

画像処理プログラム、画像読込装置、および画像処理システム Download PDF

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Abstract

【課題】1度スキャナデバイスで原稿を読込むことで、次回から原稿を必要とすることなくアプリケーションにおいて使用可能にすることができる画像処理プログラムを提供する。
【解決手段】スキャナソフトウェア11は、スキャナデバイス2から取得した画像データをファイル記憶部12に保存する。そして、ユーザからの指示に応じて、スキャナデバイス2で読込む、あるいはファイル記憶部12にアクセスすることで画像データを取得し、アプリケーション13に転送する。このことにより、1度スキャナデバイス2で画像データを読込んだ後は、再度の読込みを必要とせず、ファイル記憶部12に保存されている画像データをアプリケーションに取込むことができる。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は画像処理プログラム、画像読込装置、および画像処理システムに関し、特に、スキャナデバイスで読込んだ画像データをアプリケーションにおいて使用可能にする画像処理プログラム、画像読込装置、および画像処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータにおいて画像処理を行なうアプリケーションを実行している際に、当該アプリケーションで用いる画像データを、スキャナ装置などのスキャナ機能を備える画像読込装置において原稿を読込むことで取得する場合がある。その場合、スキャナ装置にスキャナ動作を実行させるために、コンピュータにおいて、スキャナソフトウェアといわれるプログラムを実行する。
【0003】
従来のスキャナソフトウェアでは、スキャナデバイスで原稿を読込ませ、当該画像データに対して画像処理などの加工を施した後にアプリケーションにおいて使用可能な状態にすることがなされている。
【0004】
また、特許文献1は、スキャナ機器から入力したデータに適したアプリケーションを選択して起動する情報処理装置について開示している。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−99496号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に開示されるような従来のスキャナソフトウェアでは、以前にスキャナデバイスで読込んだ画像データを再びアプリケーションで用いたい場合には、再度スキャナデバイスで原稿を読込ませる必要があり、その都度原稿が必要になるという問題があった。
【0007】
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって、1度スキャナデバイスで原稿を読込むことで、次回から原稿を必要とすることなくアプリケーションにおいて使用可能にすることができる画像処理プログラム、画像読込装置、および画像処理システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、画像処理プログラムは、画像読込装置からの画像データの入力を受付ける入力ステップと、入力した画像データを記憶装置に格納する格納ステップと、ユーザからの指示に応じて、画像読込装置と記憶装置とのいずれか一方から画像データを取得する取得ステップと、取得した画像データをアプリケーションで使用可能な状態にする転送ステップとコンピュータに実行させる。
【0009】
また、画像処理プログラムは、ユーザからの指示に応じて、取得した画像データに対して、画像読込装置に固有の情報を用いて加工を行なう加工ステップをさらに実行させ、転送ステップは、加工した画像データをアプリケーションで使用可能な状態にすることが望ましい。
【0010】
本発明の他の局面に従うと、画像読込装置は、原稿を読込む読込手段と、読込んだ画像データを記憶装置に格納する格納手段と、ユーザからの指示に応じて、読込手段と記憶装置とのいずれか一方から画像データを取得する取得手段と、取得した画像データを他の装置に対して転送する転送手段とを備える。
【0011】
本発明のさらに他の局面に従うと、画像処理システムは、画像読込装置と画像処理装置とを含む画像処理システムであって、画像読込装置で原稿を読込む読込手段と、読込んだ画像データを記憶装置に格納する格納手段と、ユーザからの指示に応じて、画像読込装置と記憶装置とのいずれか一方から画像データを取得する取得手段と、取得した画像データを、画像処理装置のアプリケーションで使用可能な状態にする転送手段とを備える。
【0012】
また、画像処理システムは、ユーザからの指示に応じて、取得した画像データに対して、画像読込装置に固有の情報を用いて加工を行なう加工手段をさらに備え、転送手段は、加工した画像データをアプリケーションで使用可能な状態にすることが望ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
【0014】
図1は、本実施の形態における画像処理システムの構成の具体例を示す図である。図1を参照して、画像処理システムは、原稿画像を読込むスキャナデバイス2と、スキャナデバイス2から読込まれた画像データの処理を行なうクライアントパーソナルコンピュータ(以下、クライアントPCと言う)1とを含み、それらはネットワーク3を介して接続されている。
【0015】
スキャナデバイス2は、画像データを読込むスキャナ機能とスキャナ機能により取得した画像データを出力する出力機能とを備える装置であって、コピー機やファクシミリ送信機やいわゆるMFP(Multi Function Peripheral)などの複合機能型装置であってもよい。また、画像データを読込む機能を備えるその他の装置としては、デジタルカメラやデジタルビデオカメラなどであってもよい。
【0016】
ネットワーク3は、LAN(Local Area Network)などの専用回線を介した通信を行なうネットワークであってもよいし、インターネットなどの公衆電話回線を介した通信を行なうネットワークであってもよいし、無線通信を行なうネットワークであってもよい。
【0017】
クライアントPC1は、一般的なパーソナルコンピュータなどで構成される。図2に、クライアントPC1のハードウェア構成の具体例をブロック図で示す。
【0018】
図2を参照して、クライアントPC1は、CPU(Central Processing Unit)101によって制御され、I/F(インタフェース)107を介してスキャナデバイス2から入力された画像データの処理を行なう。
【0019】
CPU101で実行されるプログラムは、記憶部であるHDD(Hard Disk Drive)102またはROM(Read Only Memory)103に記憶される。そして、RAM(Random Access Memory)104は、CPU101でプログラムが実行される際の一時的な作業領域となる。ユーザは、キーボードやマウスなどから構成される入力部(Input Unit)105から情報や指示を入力する。また、スキャナデバイス2から入力された画像データや、その処理結果などはディスプレイ106に表示される。なお、図2に示される構成は一般的なパーソナルコンピュータの構成であって、クライアントPC1の構成は図2に示される構成に限定されない。
【0020】
次に、図3に、クライアントPC1の機能構成をブロック図で示す。図3を参照して、クライアントPC1は、HDD102あるいはROM103に、プログラムであるスキャナソフトウェア11とアプリケーションソフトウェア(以下、単にアプリケーションと言う)13とを記憶する。また、HDD102あるいはRAM104に、画像データを含むファイルを記憶するための領域であるファイル記憶部12を含む。
【0021】
スキャナソフトウェア11は、スキャナデバイス2と画像データや制御信号をやり取りするためのプログラムであって、クライアントPC1がスキャナデバイス2に原稿画像を読込ませる際に自動的に起動され実行される、スキャナデバイス2に対応したプログラムである。
【0022】
アプリケーション13は、画像データの処理を行なうためのアプリケーションを実行するプログラムであって、フォトレタッチソフトウェアなどが該当する。
【0023】
ファイル記憶部12は、スキャナデバイス2から取得した画像データを含むファイルを記憶する。
【0024】
クライアントPC1のCPU101が、スキャナソフトウェア11をHDD102あるいはROM103から読出して実行することによって、図3に示される各機能が発揮される。すなわち、図3を参照して、スキャナソフトウェア11は、ユーザ入力を受付けるユーザインタフェース(以下、UIと略する)部111と、スキャナデバイス2に原稿のスキャンを実行させる。また、画像データをアプリケーション13において使用できるようにアプリケーション13に転送するスキャン/転送部112と、スキャン/転送部112からの指示に応じてファイル記憶部12にアクセスするファイルアクセス部113と、スキャン/転送部112から渡された画像データに対して加工処理を施すデータ加工部114と、スキャナデバイス2に対応する情報を記憶するデバイス情報記憶部115とを含む。
【0025】
上述のUI部111は、当該スキャナソフトウェア11を起動させることによって、ディスプレイ106に表示されるUIを制御し、ユーザから指示などの入力を受付ける。そして、UI部111は、ユーザから受付けた指示に基づいて制御信号をスキャン/転送部112に送出する。
【0026】
UI部111から制御信号を受取ったスキャン/転送部112は、制御信号に応じた処理を実行する。すなわち、UI部111から受けた制御信号がスキャナデバイス2において原稿画像を読込ませるよう制御するための信号である場合には、スキャン/転送部112は、スキャナデバイス2に対して、セットされた原稿を読込むよう制御信号をネットワーク3を介して送出する。
【0027】
スキャン/転送部112から制御信号を受取ったスキャナデバイス2は、セットされた原稿を読込み、画像データをネットワーク3を介してスキャン/転送部112に渡す。
【0028】
UI部111から受取った制御信号がファイル記憶部12に記憶されている所定のファイルを読出すよう制御するための信号である場合には、スキャン/転送部112は、ファイルアクセス部113に対して、ファイル記憶部12にアクセスして当該所定のファイルを読出すよう制御信号を送出する。
【0029】
スキャン/転送部112から制御信号を受取ったファイルアクセス部113は、その制御信号に応じて、ファイル記憶部12にアクセスして当該所定のファイルを読出す。そして、ファイルアクセス部113は、読出したファイルに含まれる画像データをスキャン/転送部112に渡す。
【0030】
UI部111から受取った制御信号が所定の画像データをアプリケーション13において使用できるようにアプリケーション13に転送するよう制御するための信号である場合には、スキャン/転送部112は、スキャナデバイス2から受取った画像データ、あるいはファイルアクセス部113から受取った画像データをアプリケーション13に転送する。
【0031】
なお、ここでの「転送」とは、具体的にデータを受け渡しする処理に限定されるものではなく、スキャナデバイス2から受取った画像データ、あるいはファイルアクセス部113から受取った画像データを、アプリケーション13で使用可能な状態にすることを意味している。例えば、スキャナデバイス2から受取った画像データ、あるいはファイルアクセス部113から受取った画像データがRGBの階調データ等のアプリケーション13で使用できないデータ形式である場合には、「転送する」とは、当該画像データのデータ形式を、アプリケーション13において使用できるデータ形式に変換することを意味する。また例えば、スキャナデバイス2から受取った画像データ、あるいはファイルアクセス部113から受取った画像データを格納する領域と、アプリケーション13において読出すことができる領域とが異なる場合には、「転送する」とは、当該画像データをアプリケーション13において読出すことができる領域に移動(あるいは複写)することを意味する。
【0032】
さらに、UI部111から受取った制御信号が所定の画像データに対して所定の加工を行なってアプリケーション13において使用できるようにアプリケーション13に転送するよう制御するための信号である場合には、スキャン/転送部112は、データ加工部114に対して、スキャナデバイス2から受取った画像データ、あるいはファイルアクセス部113から受取った画像データと共に、当該画像データに所定の加工を行なうよう制御信号を送出する。
【0033】
スキャン/転送部112から画像データと共に制御信号を受取ったデータ加工部114は、当該画像データに対して所定の加工処理を行なう。データ加工部114が画像データに対して行なう加工処理としては、カラーマッチング処理や、露出補正処理や、ノイズ除去処理や、傾き補正処理などが挙げられる。その際、データ加工部114は、必要に応じて、デバイス情報記憶部115に記憶されている当該スキャナデバイス2で読取られた画像のカラーマッチングや露出補正やノイズ除去などに用いるスキャナデバイス2に固有のプロファイルなどの、スキャナデバイス2に対応する情報を読出し、読出した情報に応じた加工処理を当該画像データに対して行なう。また、画像データに、スキャナデバイス2に設定された解像度やサイズやカラータイプなどのパラメータを示す情報が付加されている場合には、データ加工部114は、必要に応じて、それらのパラメータを示す情報を参照して加工処理を行なってもよい。そして、データ加工部114は、加工した画像データをスキャン/転送部112に渡す。
【0034】
データ加工部114から加工された画像データを受取ったスキャン/転送部112は、データ加工部114から受取った画像データをアプリケーション13に転送する。
【0035】
次に、クライアントPC1において上述のスキャナソフトウェア11を実行したときの処理について、図4および図5のフローチャートを用いて説明する。図4および図5のフローチャートに示される処理は、クライアントPC1のCPU101がスキャナソフトウェア11をHDD102あるいはROM103から読出してRAM104上で展開して実行することによって実現される処理である。
【0036】
図4のフローチャートは、スキャナデバイス2で読込んだ画像データを保存する画像データ保存処理を示している。図4のフローチャートに示される処理は、ユーザがスキャナデバイス2に原稿を読込ませる際に、自動的にCPU101がスキャナソフトウェア11を読出して実行することで開始される。また、図4のフローチャートに示される処理は、ユーザがアプリケーション13を起動してスキャナデバイス2から画像データを取得することを指示した際に、自動的にCPU101がスキャナソフトウェア11を読出して実行することで開始されてもよい。また、図4のフローチャートに示される処理は、ユーザがスキャナデバイス2に原稿を読込ませる際に、先立って画像データの保存を指定することによって開始されてもよい。また、図4のフローチャートに示される処理は、ユーザがスキャナデバイス2に原稿を読込ませる際に、先立って、スキャナソフトウェア11のUI部111がユーザから当該画像データを保存する、あるいは保存しないの設定を受付け、その設定に応じて開始されてもよい。
【0037】
図4を参照して、始めに、スキャン/転送部112は、スキャナデバイス2に対して制御信号を送出し、スキャナデバイス2に、セットされた原稿の読込みを実行させる(S101)。そして、スキャナデバイス2より、画像データを取得する。
【0038】
スキャナデバイス2から取得した画像データを保存する際に、加工を行なう場合には(S103でYES)、データ加工部114において、取得した画像データに対して加工を行なう(S105)。
【0039】
本実施の形態では、ステップS105での加工処理を行なうか否かを直前のステップS103で判定しているが、この保存する画像データを加工するか否かは、プログラムの設定で決定されるものであってもよいし、ユーザが操作時に選択するものであってもよい。
【0040】
なお、保存された画像データを後に種々のアプリケーションで利用することを考慮すると、ステップS105での加工を行なわずに、スキャナデバイス2から送られてきた生の画像データを保存しておくことが好ましい。しかし、スキャナデバイス2から送られてくる画像データのデータ量の大きさを考慮して、ステップS105で圧縮等の加工を行なってデータ量を少なくして保存することにも1つのメリットがある。また、ステップS105でスキャナデバイス2の特性に対応した補正等を含めた加工を予め行なって保存することにも、通常使用するアプリケーションで保存されている画像データの利用がしやすくなるというメリットもある。
【0041】
次に、UI部111が、ユーザから、保存する画像データのファイル名および/あるいは保存先であるファイル記憶部12のディレクトリの入力を受付けている場合には(S107でYES)、ファイルアクセス部113において、当該画像データに受付けたファイル名を付し、当該画像データをファイル記憶部12の所定のディレクトリに格納する(S109)。
【0042】
一方、UI部111が、ユーザから、保存する画像データのファイル名および保存先であるファイル記憶部12のディレクトリの入力を受付けていない場合には(S107でNO)、UI部111が、ユーザに対して、保存する画像データのファイル名および/あるいは保存先であるファイル記憶部12のディレクトリを問合せ、入力を受付ける(S111)。または、ファイルアクセス部113において、当該画像データのファイル名および保存先であるファイル記憶部12のディレクトリを生成してもよい(S111)。そして、ファイルアクセス部113において、当該画像データをファイル記憶部12の所定のディレクトリに格納し(S109)、処理を終了する。
【0043】
なお、上述のステップS107,S111の処理を行なわず、画像データを常に同一のファイル名でファイル記憶部12に保存してもよい。この場合、ファイル記憶部12に保存されるファイルは最新の1ファイルのみとなる。
【0044】
また、上述のステップS109において、ユーザからの指示とは関係なく、保存する画像データの種類や属性や取得日や作成者などの属性に応じて、自動的に所定のディレクトリに振分けてファイル記憶部12に保存してもよい。また、ユーザからの指示とは関係なく、当該画像データ保存処理を行なっているユーザに応じて、自動的に所定のディレクトリに振分けてファイル記憶部12に保存してもよい。
【0045】
さらに、上述のステップS109においては、画像データに、日付情報や、当該画像データが読込まれた際のスキャナデバイス2に設定されている解像度やサイズやカラータイプなどのパラメータを示す情報や、当該画像データを転送したアプリケーション13を特定する情報や、当該画像データ保存処理を実行したユーザを特定する情報などを、スキャナソフトウェア11で参照できる形式で付加して、ファイル記憶部12へ格納してもよい。
【0046】
次に、図5のフローチャートは、画像データを取得して、アプリケーション13で用いることができるように画像データをアプリケーション13に転送する画像データ転送処理を示している。図5のフローチャートに示される処理は、ユーザがアプリケーション13を起動して画像データの取得を指示すると、自動的にCPU101がスキャナソフトウェア11を読出して実行することで開始される。
【0047】
図5を参照して、始めに、UI部111は、画像データの取得先がスキャナデバイス2であるかファイル記憶部12であるかの選択をユーザから受付ける(S201)。ステップS201で、UI部111は、アプリケーション13において用いる画像の取得先を指定するための画面をディスプレイ106に表示し、その画面において選択を受付ける。
【0048】
画像データの取得先がスキャナデバイス2である場合(S201で「スキャナデバイス」)、スキャン/転送部112は、スキャナデバイス2に、セットされた原稿を読込ませ、スキャナデバイス2から画像データを取得する(S203)。
【0049】
一方、画像データの取得先がファイル記憶部12である場合(S201で「ファイル記憶部」)、スキャン/転送部112は、ファイルアクセス部113にファイル記憶部12へアクセスさせ、ファイル記憶部12に記憶されている所定の画像を取得する(S205)。
【0050】
さらに、UI部111がユーザから取得した画像データを加工するよう指示を受付けている場合(S207でYES)、データ加工部114において、ステップS203あるいはステップS205で取得した画像データに対して加工を行なう(S209)。
【0051】
そして、スキャン/転送部112は、ステップS203あるいはステップS205で取得した画像データ、もしくはステップS209で加工された画像データを、アプリケーション13へ転送し(S211)、処理を終了する。
【0052】
クライアントPC1において本スキャナソフトウェア11を実行して図4および図5に示される処理を行なわせることによって、スキャナデバイス2から読込んだ画像データをアプリケーション13に転送すると共に、ファイルとしてファイル記憶部12に保存させることができる。さらに、スキャナデバイス2から読込んだ画像データをアプリケーション13に転送すると共に、ユーザからの指示と関係なく、自動的にファイルを生成してファイル記憶部12に保存させることができる。このため、スキャナデバイス2で1度原稿画像を読込ませると、再度スキャナデバイス2で原稿画像を読込ませる必要がなくファイル記憶部12に保存されている画像データをアプリケーション13において利用することができる。すなわち、何度も原稿画像をスキャナデバイス2で読込ませることなく、同一原稿画像に対して様々な加工を施した画像データをアプリケーション13に取込むことが可能になる。
【0053】
このことは、次のような使い方を可能にする。すなわち、例えば、スキャナデバイス2から読込んだ画像データに対してカラーマッチングなどの加工を行ない、アプリケーション13に取込む。その際に、カラーマッチングなどの加工を行なう前の画像データを、ファイルとしてファイル記憶部12に保存させる。その後、ファイル記憶部12に保存された画像データを読出し、他のプロファイルを用いてカラーマッチングなどの加工を行ない、その画像データをアプリケーション13に取込む。
【0054】
また、次のような他の使い方を可能にする。すなわち、例えば、ユーザがスキャナデバイス2で読込ませた画像データに対して、露出補正である加工を行ない、アプリケーション13に取込む。その際に、露出補正である加工を行なう前の画像データを、ファイルとしてファイル記憶部12に保存させる。その後、当該ユーザが原稿は手元にないものの、同一原稿の画像に対して露出補正を変更してアプリケーション13に取込みたくなった場合に、ファイル記憶部12に保存されている露出補正前の画像データを読込み、別の設定で露出補正の加工を行なってアプリケーション13に取込む。
【0055】
このような使い方が可能になることによって、元の原稿がなくとも、再度スキャナデバイス2によって読込み、異なるプロファイルを用いてカラーマッチングや露出補正などの加工を行なったような効果を得ることができる。
【0056】
また、次のような他の使い方を可能にする。すなわち、例えば、スキャナデバイス2から読込んだ画像データに対してカラーマッチングなどの加工を行ない、アプリケーション13に転送する。その際に、カラーマッチングなどの加工を行なった画像データを、ファイルとしてファイル記憶部12に保存させる。
【0057】
このような使い方が可能になることによって、アプリケーション13で画像データを取込んだ後、当該画像データのバックアップを行なうことなくアプリケーション13で編集作業などを継続して行なうことができる。
【0058】
なお、上述の画像データ保存処理のステップS109において、スキャナデバイス2で読込んだ画像データを、アプリケーション13で使用できるデータ形式に変換した後にファイル記憶部22に格納してもよい。その場合、上述の画像データ転送処理のステップS205の処理は、アプリケーション13において実行されてもよい。
【0059】
さらに、本実施の形態の変形例として、クライアントPC1およびスキャナデバイス2が図6に示すような機能構成であってもよい。すなわち、図6を参照して、スキャナデバイス2は、CPUなどから構成されスキャナ機能を制御するスキャナ制御部21と、読込んだ画像データを含むファイルを記憶するファイル記憶部22を含む。
【0060】
上述のスキャナ制御部21は、操作パネルなどから構成され、ユーザから操作指示を受付ける操作部211を含む。操作部211は、上述のスキャナソフトウェア11に含まれるUI部111と同様の機能を発揮する。
【0061】
また、その他に、スキャナ機能を実行させ、読込んだ画像データをクライアントPC1に送信するスキャン/転送部212と、スキャン/転送部212からの指示に応じてファイル記憶部22にアクセスするファイルアクセス部213と、スキャン/転送部212から渡された画像データに対して加工処理を施すデータ加工部214と、当該スキャナデバイス2に対応する情報を記憶するデバイス情報記憶部215とを含む。これらは、上述のスキャナソフトウェア11に含まれるものと同様の機能を発揮するため、ここでの詳細な説明は繰返さない。
【0062】
スキャナデバイス2のスキャン/転送部212から送信された画像データは、クライアントPC1のI/F107から構成されるI/F部14において受信される。そして、I/F部14は、受信した画像データをアプリケーション13に渡す。
【0063】
このような機能構成のクライアントPC1およびスキャナデバイス2においても、上述の画像データ保存処理および画像データ転送処理と同様の処理が実行される。これらの処理については、上に詳細に説明したので、ここでの説明は繰返さない。
【0064】
さらに、本実施の形態においては、画像データの保存および転送処理について述べたが、本処理の対象となるデータは画像データに限定されず、スキャナデバイス2であるデータ入力装置から入力されるその他のデータであっても構わない。具体的には、動画データや音楽データなどのデータが挙げられる。
【0065】
またさらに、上述のスキャナソフトウェア11あるいはスキャナ制御部21で行なわれる画像データ保存方法および画像データ転送方法を、プログラムとして提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc−ROM)、ROM、RAMおよびメモリカードなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
【0066】
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
【0067】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態における画像処理システムの構成の具体例を示す図である。
【図2】クライアントPC1のハードウェア構成の具体例を示すブロック図である。
【図3】クライアントPC1の機能構成を示すブロック図である。
【図4】画像データ保存処理を示すフローチャートである。
【図5】画像データ転送処理を示すフローチャートである。
【図6】変形例におけるクライアントPC1およびスキャナデバイス2の機能構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 クライアントPC、2 スキャナデバイス、3 ネットワーク、11 スキャナソフトウェア、12 クライアントPCのファイル記憶部、13 アプリケーション、14 I/F部、21 スキャナ制御部、22 スキャナデバイスのファイル記憶部、101 CPU、102 HDD、103 ROM、104RAM、105 入力部、106 ディスプレイ、107 I/F、111 UI部、112 クライアントPCのスキャン/転送部、113 クライアントPCのファイルアクセス部、114 クライアントPCのデータ加工部、115クライアントPCのデバイス情報記憶部、211 操作部、212 スキャナデバイスのスキャン/転送部、213 スキャナデバイスのファイルアクセス部、214 スキャナデバイスのデータ加工部、215 スキャナデバイスのデバイス情報記憶部。

Claims (5)

  1. 画像読込装置からの画像データの入力を受付ける入力ステップと、
    前記入力した画像データを記憶装置に格納する格納ステップと、
    ユーザからの指示に応じて、前記画像読込装置と前記記憶装置とのいずれか一方から画像データを取得する取得ステップと、
    前記取得した画像データをアプリケーションで使用可能な状態にする転送ステップとコンピュータに実行させる、画像処理プログラム。
  2. ユーザからの指示に応じて、前記取得した画像データに対して、前記画像読込装置に固有の情報を用いて加工を行なう加工ステップをさらに実行させ、
    前記転送ステップは、前記加工した画像データを前記アプリケーションで使用可能な状態にする、請求項1に記載の画像処理プログラム。
  3. 原稿を読込む読込手段と、
    前記読込んだ画像データを記憶装置に格納する格納手段と、
    ユーザからの指示に応じて、前記読込手段と前記記憶装置とのいずれか一方から画像データを取得する取得手段と、
    前記取得した画像データを他の装置に対して転送する転送手段とを備える、画像読込装置。
  4. 画像読込装置と画像処理装置とを含む画像処理システムであって、
    前記画像読込装置で原稿を読込む読込手段と、
    前記読込んだ画像データを記憶装置に格納する格納手段と、
    ユーザからの指示に応じて、前記画像読込装置と前記記憶装置とのいずれか一方から画像データを取得する取得手段と、
    前記取得した画像データを、前記画像処理装置のアプリケーションで使用可能な状態にする転送手段とを備える、画像処理システム。
  5. ユーザからの指示に応じて、前記取得した画像データに対して、前記画像読込装置に固有の情報を用いて加工を行なう加工手段をさらに備え、
    前記転送手段は、前記加工した画像データを前記アプリケーションで使用可能な状態にする、請求項4に記載の画像処理システム。
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