JP2004233023A - 空調装置及び空調方法 - Google Patents

空調装置及び空調方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2004233023A
JP2004233023A JP2003025617A JP2003025617A JP2004233023A JP 2004233023 A JP2004233023 A JP 2004233023A JP 2003025617 A JP2003025617 A JP 2003025617A JP 2003025617 A JP2003025617 A JP 2003025617A JP 2004233023 A JP2004233023 A JP 2004233023A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cold water
air conditioner
temperature
water tank
refrigerator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003025617A
Other languages
English (en)
Inventor
Michiaki Suzuki
道明 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP2003025617A priority Critical patent/JP2004233023A/ja
Publication of JP2004233023A publication Critical patent/JP2004233023A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Other Air-Conditioning Systems (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

【課題】空調機へ送る冷水の温度を安定させ、室内温度を一定に保持することを課題とする。
【解決手段】温度検出器52が冷水槽18と冷凍機36、38、40との間を循環する冷水の温度を測定し、また、流量計48が空調機12で熱交換された冷水の流量を測定する。制御装置46は、温度検出器52で測定した温度に基づいて冷凍機36を停止又は稼働させ、流量計48で測定した流量に基づき、冷凍機38,40を停止又は稼働させる。冷水の温度だけでなく、空調機12で熱交換された冷水の流量も冷凍機を停止又は稼働する条件とすることで、空調機12へ送られる冷水の温度が、設定温度に対して変動が小さくなり、空調条件が安定する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷水と室内空気を熱交換して室内を空調する空調装置及び空調方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
感光性平版印刷版(以下「PS版」という)は、一般にコイル状のアルミニウム版(以下「ウエブ」という)に、例えば、砂目立て、陽極酸化、化成処理等の表面処理を単独又は適宜組み合わせて行い、次いで、塗布液が塗布される塗布工程を経て、乾燥工程へ回される。
【0003】
このようなPS版製造設備において、PS版の品質を保持するためには、空調条件を安定させる必要がある。
【0004】
図3に示すように、従来のPS版製造設備で使用されていた空調装置62では、冷水槽18と冷凍機36、38、40との間を循環する冷水の温度を温度検出器52で測定し、この測定結果に基づき、制御装置64が、何れかの冷凍機36、38、40を停止又は稼働させる方式か、冷水槽18と空調機12との間を循環する冷水の温度を温度検出器16で測定し、この測定結果に基づき制御装置64が何れかの冷凍機36、38、40を停止又は稼働させる方式かであった(特許文献1参照)。
【0005】
しかし、空調空間66の諸条件により空調機12の使用熱量が変化し、冷水の温度に基づいて制御するだけでは、空調機へ送る冷水の温度を安定させることができず、空調の対象である室内の温度を一定に保持することができなかった。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−39600号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事実を考慮し、空調機へ送る冷水の温度を安定させ、室内温度を一定に保持することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、冷水と室内空気とを熱交換する空調機と、前記空調機で熱交換された冷水を一旦貯留する冷水槽と、水を冷却する複数の冷凍機と、前記冷水槽の冷水を前記冷凍機へ送り、再び該冷水槽へ循環させる第1循環ポンプと、前記冷水槽と前記冷凍機との間を循環する冷水の温度を測定する第1温度センサと、前記冷水槽の冷水を前記空調機へ送り、再び該冷水槽へ循環させる第2循環ポンプと、前記空調機で熱交換された冷水の流量を測定する流量計と、前記第1温度センサで測定した温度、及び前記流量計で測定した流量に基づき、複数の前記冷凍機の何れかを停止又は稼働させる第1制御手段と、を有することを特徴としている。
【0009】
請求項1に記載の発明には、冷水と室内空気とを熱交換して室内を空調する空調機が設けられている。この空調機で熱交換された冷水は一旦冷水槽へ貯留される。この冷水槽に貯留された冷水を第1循環ポンプが冷凍機と冷水槽との間を循環させ、冷凍機が所定温度に冷却する。このようにして、冷却された冷水は冷水槽から第2循環ポンプにより空調機へ送られ、空調機で熱交換された後、再び冷水槽へ戻される。
【0010】
そして、第1温度センサが冷水槽と冷凍機との間を循環する冷水の温度を測定し、また、流量計が空調機で熱交換された冷水の流量を測定する。第1制御手段は、第1温度センサで測定した温度に基づいて何れかの冷凍機を停止又は稼働させると共に、流量計で測定した流量に基づき、何れかの冷凍機を停止又は稼働させる。
【0011】
このため、従来のように、冷凍機と冷水槽の間を循環する冷水の温度だけでなく、空調機で熱交換された冷水の流量も冷凍機を停止又は稼働する条件とすることで、空調機へ送られる冷水の温度が、設定温度に対して変動が小さくなり、空調条件が安定する。
【0012】
請求項2に記載の発明は、冷水と室内空気とを熱交換する空調機と、前記空調機で熱交換された冷水を一旦貯留する冷水槽と、水を冷却する複数の冷凍機と、前記冷水槽の冷水を前記冷凍機へ送り、再び該冷水槽へ循環させる第1循環ポンプと、前記冷水槽の冷水を前記空調機へ送り、再び該冷水槽へ循環させる第2循環ポンプと、前記冷水槽から前記空調機へ送られる冷水の温度を測定する第2温度センサと、前記空調機で熱交換された冷水の流量を測定する流量計と、前記空調機で熱交換され前記冷水槽へ送られる冷水の温度を測定する第3温度センサと、前記第2温度センサで測定された温度、及び前記流量計で測定した流量と前記第2センサ及び前記第3センサで測定された温度の温度差から算出される空調機使用熱量に基づき、複数の前記冷凍機の何れかを停止又は稼働させる第2制御手段と、を有することを特徴としている。
【0013】
請求項2に記載の発明では、第2温度センサが冷水槽から空調機へ送られる冷水の温度を測定し、第3温度センサが空調機で熱交換され冷水槽へ送られる冷水の温度を測定する。さらに、流量計が空調機で熱交換された冷水の流量を測定する。
【0014】
第2制御手段は、第2温度センサで測定した温度に基づいて何れかの冷凍機を停止又は稼働させると共に、流量計で測定した流量と第2センサ及び第3センサで測定された温度の温度差から算出される空調機使用熱量に基づき、何れかの冷凍機を停止又は稼働させる。
【0015】
このため、従来のように、空調機と冷水槽の間を循環する冷水の温度だけでなく、空調機の空調機使用熱量も冷凍機を停止又は稼働する条件とすることで、空調機へ送られる冷水の温度が、設定温度に対して変動が小さくなり、空調条件が安定する。
【0016】
請求項3に記載の発明は、前記冷水槽と前記冷凍機との間を循環する冷水の温度を測定する第1温度センサを備え、前記第1温度センサで測定された温度に基づき1台の冷凍機を停止又は稼働させ、前記流量計で測定した流量、又は前記空調機使用熱量のうち、どちらか一方が先に設定値に至ると、残りの前記冷凍機を停止又は稼働させる第3制御手段と、を有することを特徴としている。
【0017】
請求項3に記載の発明では、第3制御手段が、複数の冷凍機のうち1台を主に稼働させ、流量計で測定した流量、又は空調機使用熱量のうち、どちらか一方が先に設定値に至ると残りの冷凍機を停止又は稼働させる。これにより、空調機で熱交換される室内空気の空調条件を安定させている。
【0018】
請求項4に記載の発明は、冷水と室内空気とを熱交換する空調機へ、複数の冷凍機で水を冷却して循環して空調する空調方法において、前記空調機へ送られる冷水の温度、前記冷凍機へ送られる冷水の温度、前記空調機で熱交換された冷水の流量、又は前記空調機の使用熱量から、停止又は稼働させる前記冷凍機を決めることを特徴としている。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
【0020】
図1に示すように、本形態に係る空調装置10では、PS版製造工場60の内に空調機群として3台の空調機12が配置されている。この空調機12へ冷水を送る送水管14は3本に分岐しており、循環ポンプ16によって、冷水槽18から冷水が送水される。
【0021】
空調機12は、PS版製造工場内の室内空気と冷水を熱交換し、PS版製造工場60内を設定温度に保つ。なお、本形態で使用される空調機12は、PS版製造工場60内の熱負荷(使用熱量)に応じて空調機12へ流れる冷水を変動させる自動弁制御方式である。従って、使用熱量が大きくなると、空調機へ流れる冷水の流量が増加する。
【0022】
この空調機12で熱交換された冷水は、戻り管20によって冷水槽18へ戻される。冷水槽18には、送水管22が接続されている。この送水管22は3本の分岐管24、26、28に分岐し、それぞれ分岐管24、26、28に配置された循環ポンプ30、32、34によって、冷凍機36、38、40に冷水槽18の冷水が送水される。
【0023】
また、冷凍機36、38、40で冷却された冷水は戻り管42に集められ、冷水槽18へ戻される。この冷水槽18は、冷水の温度変動を小さくするバファーの役割を果たしているが、空調機12へ送られる冷水の温度と、冷凍機36、38、40へ送られる冷水の温度は相違しており、冷水槽18の中には温度勾配が生じているが、
さらに、送水管14には、空調機12へ送水される冷水の温度を検出する温度検出器44が配置されている。この温度検出器44で測定された温度は温度情報として制御装置46へ送信される。
【0024】
また、戻り管20には、空調機12を循環して冷水槽18へ戻る冷水の流量を検出する流量計48と、空調機12を循環して冷水槽18へ戻る冷水の温度を検出する温度検出器50が設けられている。そして、流量計48と温度検出器50で検出された結果は制御装置46へ送信される。
【0025】
さらに、送水管22には、冷凍機36、38、40へ送水される冷水の温度を検出する温度検出器52が設けられており、この温度検出器52で測定された温度は温度情報として制御装置46へ送信される。
【0026】
次に、図2に示すフローチャートを参照して、3台の冷凍機で空調機への送水する冷水の温度を7℃±1℃に制御し、空調条件を安定させる空調装置の制御方法について説明する。なお、各冷凍機は、出口の冷水温度を7℃とする能力を持っている。
【0027】
ステップ100で1台目の冷凍機36が稼働する。ステップ102では、温度検出器52で冷凍機36,38,40へ送水される冷水の温度T0を検出する。T0≦7.5℃の場合、ステップ104で冷凍機36を停止する。7.5℃<T0<8℃の場合、ステップ100へ戻り、冷凍機36が稼働を続ける。
【0028】
T0≧8℃の場合、ステップ106では、流量計48が空調機12を循環して冷水槽18へ戻る冷水の流量Lを検出する。L<L1(空調機を流れる最大流量の30%)の場合、ステップ100へ戻る。L≧L1の場合、ステップ108で2台目の冷凍機38を稼働する。
【0029】
次に、ステップ110では、流量計48が空調機12を循環して冷水槽18へ戻る冷水の流量Lを検出する。L2(空調機を流れる最大流量の23%)<L<L3(空調機を流れる最大流量の63%)の場合、ステップ108へ戻り、冷凍機38の稼働を続ける。
【0030】
また、ステップ110で、L≦L2(空調機を流れる最大流量の23%)の場合、ステップ112で2台目の冷凍機38を停止する。L≧L3(空調機を流れる最大流量の63%)の場合、ステップ114で3台目の冷凍機40を稼働する。
【0031】
次に、ステップ116では、流量計48が空調機12を循環して冷水槽18へ戻る冷水の流量Lを検出する。L4(空調機を流れる最大流量の57%)<L<L3(空調機を流れる最大流量の63%)の場合、ステップ114へ戻り、冷凍機40の稼働を続ける。
【0032】
ステップ116でL≦L4(空調機を流れる最大流量の57%)の場合、ステップ118で3台目の冷凍機40を停止する。
【0033】
以上のように、冷水槽18から冷凍機36,38,40へ向かう冷水の温度だけでなく、空調機18で熱交換された冷水の流量に応じて冷凍機38、40を停止又は稼働させることで、空調機12へ送られる冷水の温度の、設定温度に対して変動が小さくなり、空調条件が安定する。
【0034】
なお、本実施例では、2台目の冷凍機38の稼働条件として、空調機を流れる最大流量の30%としたが、20%〜40%の間であればよく、また、2台目の冷凍機38の停止条件として、空調機を流れる最大流量の23%としたが、15%〜40%の間であればよい。
【0035】
さらに、3台目の冷凍機40の稼働条件として、空調機を流れる最大流量の63%としたが、40%〜70%の間であればよく、また、3台目の冷凍機40の停止条件として、空調機を流れる最大流量の57%としたが、40%〜70%の間であればよい。
【0036】
また、稼働・停止の条件として、冷水流量でなく、空調機の使用熱量を条件としてもよい。
【0037】
すなわち、温度検出器44と温度検出器50で測定された温度の差と、流量計48で測定された冷水流量により空調機使用熱量を算出して、この空調機使用熱量の変化により冷凍機を稼働・停止させることもできる。
【0038】
この場合、空調機の使用最大熱量は、冷凍機最大能力の70%〜100%に設定することが望ましい。
【0039】
また、2台目の冷凍機38の稼働条件として、空調機使用熱量が使用最大熱量の20%〜40%の間に設定でき、2台目の冷凍機38の停止条件として、空調機使用熱量が使用最大熱量の15%〜40%に設定できる。
【0040】
さらに、3台目の冷凍機40の稼働条件として、空調機使用熱量が使用最大熱量の40%〜70%の間に設定でき、3台目の冷凍機40の停止条件として、空調機使用熱量が使用最大熱量の40%〜70%の間に設定できる。
【0041】
また、以上の説明では、冷水流量と空調機使用熱量のどちらかで冷凍機を制御するようしたが、冷水流量と空調機使用熱量のどちらか一方が設定値に達することを条件として、冷凍機の稼働・停止を行うようにすることもできる。さらに、1台目の冷凍機を稼働・停止させる条件として、温度検出器44で検出した空調機へ送水される冷水の温度でもよい。
【0042】
さらに、このような空調装置をPS版の製造設備だけでなく、PS版の加工設備に用れば、CTP等の加工条件を安定させることができる。
【0043】
ここで、PS版の製造工程を説明しておく。
【0044】
PS版は、99.5重量%アルミニウムに、銅を0.01重量%、チタンを0.03重量%、鉄を0.3重量%、ケイ素を0.1重量%含有するJIS―A1050アルミニウム材の厚み0.30mm圧延板を、400メッシュのパミストン(共立窯業製)の20重量%水性懸濁液と、回転ナイロンブラシ(6,10−ナイロン)とを用いてその表面を砂目立てした後、よく水で洗浄した。
【0045】
これを15重量%水酸化ナトリウム水溶液(アルミニウム4.5重量%含有)に浸漬してアルミニウムの溶解量が5g/m になるようにエッチングした後、流水で水洗した。さらに、1重量%硝酸で中和し、次に0.7重量%硝酸水溶液(アルミニウム0.5重量%含有)中で、陽極時電圧10.5ボルト、陰極時電圧9.3ボルトの矩形波交番波形電圧(電流比r=0.90、特公昭58−5796号公報実施例に記載されている電流波形)を用いて160クーロン/dmの陽極時電気量で電解粗面化処理を行った。水洗後、35℃の10重量%水酸化ナトリウム水溶液中に浸漬して、アルミニウム溶解量が1g/m になるようにエッチングした後、水洗した。次に、50℃30重量%の硫酸水溶液中に浸漬し、デスマットした後、水洗した。
【0046】
さらに、35℃の硫酸20重量%水溶液(アルミニウム0.8重量%含有)中で直流電流を用いて、多孔性陽極酸化皮膜形成処理を行った。すなわち電流密度13A/dm で電解を行い、電解時間の調節により陽極酸化皮膜重量2.7g/m とした。ジアゾ樹脂と結合剤を用いたネガ型感光性平版印刷版を作成する為に、この支持体を水洗後、70℃のケイ酸ナトリウムの3重量%水溶液に30秒間浸漬処理し、水洗乾燥した。
【0047】
以上のようにして得られたアルミニウム支持体は、マクベスRD920反射濃度計で測定した反射濃度は0.30で、JIS B00601に規定する中心線平均粗さRは0.58μmであった。
【0048】
次に上記支持体にメチルメタクリレート/エチルアクリレート/2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸ナトリウム共重合体(平均分子量約6万)(モル比50/30/20)の1.0重量%水溶液をロールコーターにより乾燥後の塗布量が0.05g/m になるように塗布した。
【0049】
さらに、下記感光液−1をバーコーターで塗布し、110℃で45秒間乾燥させた。乾燥塗布量は2.0g/m であった。
感光液−1
ジアゾ樹脂−1 0.50g
結合剤−1 5.00g
スチライトHS−2(大同工業(株)製) 0.10g
ビクトリアピュアブルーBOH 0.15g
トリクレジルホスフェート 0.50g
ジピコリン酸 0.20g
FC−430(3M社製界面活性剤) 0.05g
溶剤
1−メトキシ−2−プロパノール 25.00g
乳酸メチル 12.00g
メタノール 30.00g
メチルエチルケトン 30.00g
水 3.00g
上記のジアゾ樹脂―1は、次ぎのようにして得たものである。まず、4−ジアゾジフェニルアミン硫酸塩(純度99.5%)29.4gを25℃にて、96%硫酸70mlに徐々に添加し、かつ20分間攪拌した。これに、パラホルムアルデヒド(純度92%)3.26gを約10分かけて徐々に添加し、該混合物を30℃にて、4時間攪拌し、縮合反応を進行させた。なお、上記ジアゾ化合物とホルムアルデヒドとの縮合モル比は1:1である。この反応生成物を攪拌しつつ氷水2リットル中に注ぎ込み、塩化ナトリウム130gを溶解した冷濃厚水溶液で処理した。この沈澱物を吸引濾過により回収し、部分的に乾燥した固体を1リットルの水に溶解し、濾過し、氷で冷却し、かつ、ヘキサフルオロリン酸カリ23gを溶解した水溶液で処理した。最後に、この沈澱物を濾過して回収し、かつ風乾して、ジアゾ樹脂−1gを得た。
【0050】
結合剤−1は、2−ヒドロキシエチルメタクリレート/アクリロニトリル/メチルメタクリレート/メタクリル酸共重合体(重量比50/20/26/4、平均分子量75,000、酸含量0.4meq/g)の水不溶性、アルカリ水可溶性の皮膜形成性高分子である。
【0051】
スチライトHS−2(大同工業(株)製)は、結合剤よりも感脂性の高い高分子化合物であって、スチレン/マレイン酸モノ−4−メチル−2−ペンチルエステル=50/50(モル比)の共重合体であり、平均分子量は約100,000であった。このようにして作成した感光層の表面に下記の様にしてマット層形成用樹脂液を吹き付けてマット層を設けた。
【0052】
【発明の効果】
本発明は上記構成としたので、空調機へ送る冷水の温度を安定させ、室内温度を一定に保持することを目的とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本形態に係る空調装置のブロック図である。
【図2】本形態に係る空調装置のフローチャートである。
【図3】従来の空調装置のブロック図である。
【符号の説明】
12 空調機
16 循環ポンプ(第2循環ポンプ)
18 冷水槽
30 循環ポンプ(第1循環ポンプ)
32 循環ポンプ(第1循環ポンプ)
34 循環ポンプ(第1循環ポンプ)
36 冷凍機
38 冷凍機
40 冷凍機
44 温度検出器(第2温度センサ)
46 制御装置(第1制御手段、第2制御手段、第3制御手段)
48 流量計
50 温度検出器(第3温度センサ)
52 温度検出器(第1温度センサ)

Claims (4)

  1. 冷水と室内空気とを熱交換する空調機と、
    前記空調機で熱交換された冷水を一旦貯留する冷水槽と、
    水を冷却する複数の冷凍機と、
    前記冷水槽の冷水を前記冷凍機へ送り、再び該冷水槽へ循環させる第1循環ポンプと、
    前記冷水槽と前記冷凍機との間を循環する冷水の温度を測定する第1温度センサと、
    前記冷水槽の冷水を前記空調機へ送り、再び該冷水槽へ循環させる第2循環ポンプと、
    前記空調機で熱交換された冷水の流量を測定する流量計と、
    前記第1温度センサで測定した温度、及び前記流量計で測定した流量に基づき、複数の前記冷凍機の何れかを停止又は稼働させる第1制御手段と、を有することを特徴とする空調装置。
  2. 冷水と室内空気とを熱交換する空調機と、
    前記空調機で熱交換された冷水を一旦貯留する冷水槽と、
    水を冷却する複数の冷凍機と、
    前記冷水槽の冷水を前記冷凍機へ送り、再び該冷水槽へ循環させる第1循環ポンプと、
    前記冷水槽の冷水を前記空調機へ送り、再び該冷水槽へ循環させる第2循環ポンプと、
    前記冷水槽から前記空調機へ送られる冷水の温度を測定する第2温度センサと、
    前記空調機で熱交換された冷水の流量を測定する流量計と、
    前記空調機で熱交換され前記冷水槽へ送られる冷水の温度を測定する第3温度センサと、
    前記第2温度センサで測定された温度、及び前記流量計で測定した流量と前記第2センサ及び前記第3センサで測定された温度の温度差から算出される空調機使用熱量に基づき、複数の前記冷凍機の何れかを停止又は稼働させる第2制御手段と、を有することを特徴とする空調装置。
  3. 前記冷水槽と前記冷凍機との間を循環する冷水の温度を測定する第1温度センサを備え、
    前記第1温度センサで測定された温度に基づき1台の冷凍機を停止又は稼働させ、
    前記流量計で測定した流量、又は前記空調機使用熱量のうち、どちらか一方が先に設定値に至ると、残りの前記冷凍機を停止又は稼働させる第3制御手段と、を有することを特徴とする請求項2に記載の空調装置。
  4. 冷水と室内空気とを熱交換する空調機へ、複数の冷凍機で水を冷却して循環して空調する空調方法において、
    前記空調機へ送られる冷水の温度、前記冷凍機へ送られる冷水の温度、前記空調機で熱交換された冷水の流量、又は前記空調機の使用熱量から、停止又は稼働させる前記冷凍機を決めることを特徴とする空調方法。
JP2003025617A 2003-02-03 2003-02-03 空調装置及び空調方法 Pending JP2004233023A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003025617A JP2004233023A (ja) 2003-02-03 2003-02-03 空調装置及び空調方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003025617A JP2004233023A (ja) 2003-02-03 2003-02-03 空調装置及び空調方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004233023A true JP2004233023A (ja) 2004-08-19

Family

ID=32953847

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003025617A Pending JP2004233023A (ja) 2003-02-03 2003-02-03 空調装置及び空調方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004233023A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007101007A (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Smc Corp 水冷却式恒温液循環装置及び該装置における循環液温度制御方法
JP2007101006A (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Smc Corp 恒温液循環装置及び該装置における温度制御方法
CN101893296A (zh) * 2009-05-22 2010-11-24 富士电机***株式会社 精密温度调节***及其控制装置
JPWO2010050001A1 (ja) * 2008-10-29 2012-03-29 三菱電機株式会社 空気調和装置
CN102661758A (zh) * 2012-05-07 2012-09-12 深圳市捷华深环保节能科技有限公司 移动便携型能耗检测仪

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007101007A (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Smc Corp 水冷却式恒温液循環装置及び該装置における循環液温度制御方法
JP2007101006A (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Smc Corp 恒温液循環装置及び該装置における温度制御方法
JP4534227B2 (ja) * 2005-09-30 2010-09-01 Smc株式会社 水冷却式恒温液循環装置及び該装置における循環液温度制御方法
JPWO2010050001A1 (ja) * 2008-10-29 2012-03-29 三菱電機株式会社 空気調和装置
JP5274572B2 (ja) * 2008-10-29 2013-08-28 三菱電機株式会社 空気調和装置
CN101893296A (zh) * 2009-05-22 2010-11-24 富士电机***株式会社 精密温度调节***及其控制装置
CN101893296B (zh) * 2009-05-22 2013-07-03 富士电机株式会社 精密温度调节***及其控制装置
CN102661758A (zh) * 2012-05-07 2012-09-12 深圳市捷华深环保节能科技有限公司 移动便携型能耗检测仪

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5156723A (en) Process for electrochemical roughening of aluminum for printing plate supports
US4840713A (en) Process for the electrochemical roughening of aluminum for use in printing plate supports
EP1232878B1 (en) Method for producing support for planographic printing plate, support for planographic printing plate, and planographic printing plate precursor
US4229266A (en) Process for anodically oxidizing aluminum and use of the material so prepared as a printing plate support
JP2008111142A (ja) 平版印刷版用アルミニウム合金板および平版印刷版用支持体
US7144442B2 (en) Liquid degassing system and liquid degassing method
EP1046514B1 (en) Method for producing aluminium support for lithographic printing plate
JP2004233023A (ja) 空調装置及び空調方法
US4661219A (en) Process for the electrochemical roughening of aluminum for use in printing plate supports
US4482444A (en) Process for electrochemically modifying electrochemically roughened aluminum support materials and the use of these materials in the manufacture of offset printing plates
US4686021A (en) Lithographic support and process of preparing the same
US4666576A (en) Process for the electrochemical roughening of aluminum for use in printing plate supports
JPH11151870A (ja) 平版印刷版用アルミニウム合金板
JP2005344182A (ja) 封孔処理液の濃度制御方法
JP2001213066A (ja) 平版印刷版支持体の製造方法、平版印刷版支持体、および、平版印刷版
US20020119394A1 (en) Printing plate having a radiation-sensitive recording layer on a rolled and embossed aluminium support, and process for the production thereof
JP5480565B2 (ja) 平版印刷版用アルミニウム合金板および平版印刷版用支持体
US4678551A (en) Process for producing an aluminum support for a lithographic printing plate
JPH1111034A (ja) 電解粗面化処理方法および感光性平版印刷版
JP2001302044A (ja) 感光性平版印刷版の巻取り方法及びその巻取装置
JP4213352B2 (ja) 感光性平版印刷版の製造方法
JP2001302045A (ja) 感光性平版印刷版の巻取り方法
JP2001163496A (ja) ウェブの張力制御方法及び張力制御装置
JP2002067521A (ja) 平版印刷版用アルミニウム支持体とその製造方法
JP2002253917A (ja) 気液接触装置