JP2004188115A - 使い捨て吸収性物品 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】透液性表面シート2の上面に上層体5を配設する。上層体5の長手方向に沿って互いに平行な6本の弾性部材23を設ける。上層体5全体と装着者の肌との間に空間ができにくく、上層体5全体の装着者の肌への密着性が良好になる。上層体5の下面を固着部32にて透液性表面シート2に固着する。上層体5と透液性表面シート2の間に空間が開きすぎたり上層体5が透液性表面シート2からずれたりすることがない。弾性部材23の収縮により上層体5の表面にプリーツを形成するため、上層体5の吸収面積が大きくなり***液の漏れを防止する。上層体5に残った***液を上層体5で吸収するので、装着感が良好になる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば大人用、あるいは失禁用などの使い捨て吸収性物品に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の使い捨て吸収性物品は、透液性シートおよび不透液性シートの間に綿状パルプなどの吸収体を保持したおむつ体を備えている。このおむつ体の上方には、長手方向に収縮性を有する表面シートが設けられており、長手方向の両端部が透液性シート上に固着されている。そして、装着の際には、表面シートが自己の収縮力により透液性シートから浮き上がって離間されることにより、吸収体に圧力が作用しないため、この吸収体にて吸収した***液の逆戻りがなく、かつ表面シートが装着者の股下部分に当たるため、圧迫感を軽減し着用感を向上している(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
また、他の使い捨て吸収性物品は、透液性の表面シートおよび不透液性裏面シートの間に吸収体を保持している。表面シートの上面には、透液性の上面シートが配設されている。この上面シートは、長手方向の両端部および長手方向の中間部が表面シートにそれぞれ固定されている。また、この上面シートの側縁部は、伸縮性を有している。そして、装着の際には、上面シートの側縁部が装着者の脚部ないし鼠蹊部に密着し、表面シートと上面シートとの間の空間により***液の***速度を緩和して漏れを防止する(例えば、特許文献2参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開平2−142565号公報(第2−3頁、第1図ないし第3図)
【0005】
【特許文献2】
特開平3−234257号公報(第2頁、第1図および第2図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の特許文献1に記載の使い捨て吸収性物品では、表面シートと吸収体との間に形成される空間が広くなりすぎることで、例えば装着者が横向き状態の際には、***液が吸収体に向かって流れず、漏れを起こすという問題点を有している。また、表面シートが吸収体と離間して接触しておらず、表面シートは液吸収性を有していないため、装着者の肌に密着した表面シートに残留した***液が吸収できないという問題点も有している。さらに、表面シートは、長手方向の両端部のみが固定されているため、中間部分において、表面シートと吸収体の位置がずれてしまい、漏れの原因となるという問題点も有している。
【0007】
また、上述の特許文献2に記載の使い捨て吸収性物品では、上面シートが液吸収性を有していないため、装着者の肌に密着した上面シートに残留した***液が吸収できないという問題点を有している。さらに、上面シートの側縁部のみが伸縮性を有するため、この側縁部だけで上面シート全体を装着者の股下部分に密着させなければならず、上面シート全体の密着性が良好でないという問題点も有している。
【0008】
本発明はこのような点に鑑みなされたもので、密着性および装着感が良好で、かつ漏れを防止できる使い捨て吸収性物品を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の使い捨て吸収性物品は、透液性表面シート、不透液性裏面シートおよびこれら透液性表面シートと不透液性裏面シートとの間に配設された吸収体とを有した略矩形状の吸収性物品体を具備し、前記透液性表面シートの上面には、前記不透液性裏面シートより少なくとも幅寸法が小さく、かつ液透過性および液吸収性を有する矩形状の上層体が配設され、この上層体は、長手方向の両端部が前記透液性表面シートおよび不透液性裏面シートのいずれか一方に固着され、下面の中心部が前記透液性表面シートに固着され、かつ長手方向に沿って互いに平行な複数の弾性部材を備えたものである。
【0010】
そして、不透液性裏面シートとの間に吸収体が配設された透液性表面シートの上面に配設した上層体に、長手方向に沿って互いに平行な複数の弾性部材を設けることにより、上層体全体の装着者の肌への密着性が良好になる。また、上層体全体と装着者の肌との間に空間ができにくく、かつ、上層体の下面の中心部は透液性表面シートに固着されるため、上層体と透液性表面シートとの間に空間が開きすぎたり上層体が透液性表面シートからずれたりすることがないとともに、弾性部材の収縮により上層体の表面に皺が形成されるため、吸収面積が大きくなり***液などの漏れを防止する。さらに、上層体が液吸収性を有することにより、この上層体に残った***液などをこの上層体で吸収するので、この上層体が装着者の肌に密着していても、***液などが装着者の肌に残ることがなく、装着感が良好になる。
【0011】
請求項2記載の使い捨て吸収性物品は、請求項1記載の使い捨て吸収性物品において、上層体は、少なくとも液透過性を有する上面シートと、この上面シートとの間に弾性部材を保持し、下面の中心部が透液性表面シートに固着され、かつ液透過性および液吸収性を有する下面シートとを備えたものである。
【0012】
そして、上層体を、少なくとも液透過性を有する上面シートと、液透過性および液吸収性を有する下面シートとの間に弾性部材を保持して形成することにより、上層体の厚さが薄くなり、装着時の違和感が軽減される。
【0013】
請求項3記載の使い捨て吸収性物品は、請求項1記載の使い捨て吸収性物品において、上層体は、少なくとも液透過性を有する上面シートと、この上面シートとの間に弾性部材を保持し、下面の中心部が透液性表面シートに固着され、かつ少なくとも液透過性を有する下面シートと、前記弾性部材の少なくとも一部と前記下面シートとの間に配設され、前記上面シートおよび下面シートとは別体の液吸収性を有する上層吸収体とを備えたものである。
【0014】
そして、少なくとも液透過性を有する上面シートと下面シートとの間に、これら上面シートおよび下面シートとは別体の上層吸収体を配設することにより、上層吸収体の形状および素材などを上面シートおよび下面シートに関わらず任意に選択できるので、上層体に剛性を持たせることが可能となり、上層体の形状が安定する。
【0015】
請求項4記載の使い捨て吸収性物品は、請求項1ないし3いずれか一記載の使い捨て吸収性物品において、弾性部材は、上層体に3つ以上配設されたものである。
【0016】
そして、弾性部材を上層体に3つ以上配設することにより、上層体がより確実に装着者の肌に密着して空間ができにくく、かつ上層体の表面に、より確実に皺が形成されて吸収面積が広くなることで、***液などの漏れをより確実に防止する。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の使い捨て吸収性物品の第1の実施の形態の構成を図1および図2を参照して説明する。
【0018】
図1において、使い捨て吸収性物品は、例えば使い捨て紙おむつであり、吸収性物品体としての略矩形状のおむつ体1を備えている。このおむつ体1は、図1に示す展開状態からパンツ形状にすることで、例えば病人、失禁者などの装着者の背部側から腹部側に身体に沿って装着するものである。そして、このおむつ体1は、透液性を有する透液性表面シート2、不透液性を有する不透液性裏面シート3、これら透液性表面シート2と不透液性裏面シート3との間に配設された液吸収性を有する吸収体4、および、透液性表面シート2の上面に配設され液透過性および液吸収性を有する上層体5にて層状に形成されている。
【0019】
また、透液性表面シート2と不透液性裏面シート3とは、周縁部が例えば接着剤などで接合されて吸収体4が封着されている。
【0020】
ここで、透液性表面シート2は、例えば織布、不織布、多孔性フィルム、或いは合成繊維などの、透液性および通気性を有しかつ肌着に近い感触のシート材で形成され、尿などの***液を吸収体4へ透過するとともに、身体に直接接触しても不快感を与えないようになっている。
【0021】
また、不透液性裏面シート3は、例えばポリエチレン(polyethylene)樹脂などの合成樹脂など、不透液性および通気性を有したシート材にて形成され、尿などの***液にて例えば下着などの他の衣類、或いはシーツなどの汚れを防止している。
【0022】
そして、透液性表面シート2および不透液性裏面シーと3は、展開状態で背側腰回り部11、股下回り部12および腹側腰回り部13がおむつ体1の長手方向に順次一体的に形成されるとともに、長手方向に略沿った中心線にて線対称な略矩形状に形成されて、この股下回り部12の幅方向の両側縁には、略凹弧状に切り欠き形成された脚回り部14が形成されている。
【0023】
また、透液性表面シート2、不透液性裏面シート3および吸収体4は、おむつ体1の長手方向に略沿った状態で、背側腰回り部11、股下回り部12および腹側腰回り部13の略中央に亘って配設されている。
【0024】
さらに、おむつ体1の背側腰回り部11は、展開状態におけるおむつ体1の長手方向の一端側に形成され、この展開状態からおむつ体1が適宜折り曲げられて、装着者の腰回りの背側に位置する部分となっている。そして、この背側腰回り部11の両外側縁部には、図示しない背側結合部が形成されている。
【0025】
また、おむつ体1の股下回り部12は、展開状態における長手方向の中間部に、背側腰回り部11から腹側腰回り部13に亘っておむつ体1の長手方向側に連続して一体に形成され、この展開状態からおむつ体1が適宜折り曲げられて、装着者の股下に位置する部分となっている。
【0026】
そして、おむつ体1の腹側腰回り部13は、展開状態におけるおむつ体1の長手方向の股下回り部12の背側腰回り部11と反対側の他端側に連続して一体に形成され、この展開状態からおむつ体1が適宜折り曲げられて、装着者の腰回りの腹側に位置する部分となっている。また、この腹側腰回り部13は、背側腰回り部11と同様に、おむつ体1の幅方向に略沿った長手方向を有した略矩形状に形成されている。
【0027】
さらに、腹側腰回り部13の両外側部近傍には、背側腰回り部11の背側結合部と接合される図示しない腹側結合部が設けられている。そして、これら腹側結合部を背側結合部と接合することにより、腰回り開口部および一対の脚回り開口部を備えたパンツ形状となる。
【0028】
また、背側腰回り部11および腹側腰回り部13には、例えば紐状ゴムなどの伸縮可能な図示しない背側弾性部材および腹側弾性部材が複数本ずつそれぞれ伸張された状態で配設されている。この結果、これら背側弾性部材および腹側弾性部材により、背側腰回り部11および腹側腰回り部13の略全域、すなわち装着者の腰回りの略全周に亘って伸縮性が付与される。
【0029】
さらに、両脚回り部14の近傍には、例えば紐状ゴムなどの図示しない脚回り弾性部材がそれぞれ伸張された状態で配設されている。このため、脚回り部14には、脚回り弾性部材にて、おむつ体1の長手方向および幅方向に伸縮性が付与され、おむつ体1の脚回り部14はギャザ部に形成される。
【0030】
一方、吸収体4は、例えばパルプを主とする材料であって一部に高分子吸収体などの物質を含んだ材料にてシート状に形成され、尿などの***液を充分に吸収する。この吸収体4は、背側腰回り部11から股下回り部12を通過して腹側腰回り部13に亘って長手状に形成されている。さらに、吸収体4は、背側腰回り部11側および腹側腰回り部13側に位置する部分である長手方向の両端部が、長手方向の中間部よりもそれぞれ幅寸法が大きくなるように形成されている。
【0031】
そして、上層体5は、この上層体5の上面となる上面シート21、上層体5の下面となる下面シート22、および、これら上面シート21と下面シート22との間に保持された弾性部材23をそれぞれ備えている。
【0032】
上面シート21および下面シート22は、それぞれ略等しい矩形状に形成されており、幅寸法が不透液性裏面シート3の幅寸法、さらには吸収体4の股下回り部12における幅寸法よりも小さく、一般的な成人の股間幅(約40〜50mm程度)に合わせて、例えば40mm以上に形成されている。
【0033】
また、上面シート21は、液透過性を有する素材で形成されており、おむつ体1の長手寸法と略等しい長手寸法を有している。さらに、この上面シート21の外周縁部には、矩形枠状の上側フランジ部24が全周に亘って設けられている。
【0034】
そして、下面シート22は、液透過性および液吸収性を有する素材で形成されている。この下面シート22としては、例えばポリアクリル酸塩を含んだ繊維と不織布を構成する繊維とが混合状態で形成された不織布、ポリアクリル酸塩をホットメルト接着剤などで貼り付けた不織布、あるいはポリアクリル酸塩を溶媒などで溶解させて塗布および加工した不織布など、ポリアクリル酸塩を含んだ不織布を用いるのが好ましい。また、下面シート22の外周縁部には、矩形枠状の下側フランジ部25が全周に亘って設けられている。このため、上層体5は、下側フランジ部25が上面シート21の上側フランジ部24に固着されることで、弾性部材23を保持する空間を内部に有した袋状に形成される。
【0035】
さらに、下面シート22は、下面26における長手方向の両端部が透液性表面シート2の上面に固着されて端部固着部31,31となっている。これら端部固着部31,31は、透液性表面シート2の長手方向の両端部であるおむつ体1の長手方向の両端部から、吸収体4の長手方向の両端部に平面視で若干重なる位置に亘ってそれぞれ設けられている。
【0036】
ここで、下面シート22の吸収性能は、液吸収性を有しないシートのみの保水量より大きく、かつ上面シート21の上面に残留する***液、すなわち液残りが、液吸収性を有しないシートのみの液残りよりも小さい程度、言い換えれば吸収体4よりも弱い吸収性能に設定する。具体的には、上層体5の吸収量が1.8mlより大きく60mlよりも小さくなるように設定し、かつ液残り量が1.2mlよりも小さくなるように設定する。
【0037】
そして、下面シート22の下面26における中心部、すなわち端部固着部31,31を除く長手方向の中心域における幅方向の中心域は、図1および図2に示すように、透液性表面シート2の上面に固着されて固着部32となっている。この固着部32は、上層体5の長手方向に沿って細長矩形状に形成されており、例えば上層体5の幅寸法に対して3分の1以下の幅寸法を有し、透液性表面シート2の股下回り部12の上面に固着されている。
【0038】
また、弾性部材23は、例えばライクラ(LYCRA:東レ・デュポン株式会社製、登録商標)などの伸縮性を有するポリウレタン弾性繊維などで細線状に形成されており、おむつ体1の長手方向に沿って互いに平行に、複数、好ましくは3つ以上、例えば6本、互いに略等間隔に離間されて配設されている。
【0039】
さらに、弾性部材23は、好ましくは伸張応力が0.07N〜2.50N程度になるように延伸された状態で、端部固着部31,31の間に亘って配設されており、上面シート21および下面シート22に上側および下側がそれぞれ固着されている。
【0040】
より具体的には、弾性部材23は、上記のライクラを用いた場合、伸張応力を0.07Nにする際には、例えば太さ620dtexのものを、元の長さに対して長手方向に1.2倍に延伸し、伸張応力を2.50Nにする際には、例えば太さ2240dtexのものを、元の長さに対して長手方向に3.0倍に延伸するなど、所望の伸張応力に応じて、材質の特性を考慮して延伸する倍率を設定する。
【0041】
そして、弾性部材23は、上層体5の幅方向について対称となるように配設され、固着部32に対応する部分には、好ましくは配設されないようにする。したがって、弾性部材23は、固着部32の両側方にそれぞれ3本ずつ、計6本配設されている。
【0042】
次に、上記第1の実施の形態の作用効果を説明する。
【0043】
まず、装着に際しては、背側腰回り部11の背側結合部と腹側腰回り部13の腹側結合部とを接合してパンツ形状とし、パンツのように装着する。
【0044】
また、不透液性裏面シート3との間に吸収体4が配設された透液性表面シート3の上面に配設した上層体5に、長手方向に沿って互いに平行な6本の弾性部材23を設けることにより、これら弾性部材23が伸縮することで上層体5全体が装着者の股下に持ち上げられ、この上層体5を装着者の肌へと確実に密着させる。
【0045】
このため、上層体5全体と装着者の肌との間に空間ができにくく、かつ、上層体5の下面の中心部は固着部32にて透液性表面シート2に固着されるため、上層体5と透液性表面シート2との間に空間が開きすぎたり、上層体5が透液性表面シート2からずれたりすることがないとともに、弾性部材23の収縮により上層体5の表面に皺、いわゆるプリーツが形成されるため、上層体5による吸収面積を大きくして***液などの漏れを防止できる。
【0046】
さらに、弾性部材23を上層体5に3本以上配設することにより、上層体5をより確実に装着者の肌に密着でき、かつ上層体5の表面に、より確実にプリーツを形成できる。
【0047】
そして、上層体5の下面シート22が液吸収性を有し、かつ上層体5の液残り量を1.2mlよりも小さく設定することにより、この上層体5に残った***液などをこの上層体5で確実に吸収するので、この上層体5が装着者の肌に密着していても、***液などが装着者の肌に残ることがなく、装着感を良好にできる。
【0048】
また、上層体5の上部に別体の吸収性物品、いわゆるインナを配置して使用した場合でも、上層体5によってこのインナを装着者の股下の肌に押し当て、密着させて位置ずれを防止できる。
【0049】
さらに、上層体5を、上面シート21と、下面シート22との間に弾性部材23を保持して形成することにより、上層体5の厚さが薄くなり、装着時の違和感をより軽減できる。
【0050】
そして、上層体5の幅寸法を吸収体4の幅寸法よりも小さくしたことにより、上層体5に不規則なよれが生じることを防止できるとともに、上層体5全体が吸収体4の上面に位置することで、例えば上層体5を通過した***液などが確実に吸収体4に流れて吸収されるので、上層体5を通過した***液などの漏れを確実に防止できる。
【0051】
また、固着部32の幅寸法、すなわち接着幅を、上層体5の幅寸法の3分の1以下としたことにより、上層体5の装着者の肌への密着性および上層体5の持ち上げ効果を低下させることもない。
【0052】
さらに、弾性部材23を、固着部32に対応する部分に配設しないため、弾性部材23の収縮力により下面シート22と吸収体4、あるいは下面シート22と上面シート21とが離間されることを防止できる。
【0053】
そして、弾性部材23を、上層体5内に対称に配置したことで、上層体5全体を均等に持ち上げて装着者の肌に密着させることができる。
【0054】
また、上層体5の吸収量を、1.8mlより大きく、60mlよりも小さくすることにより、上層体5にて効果的に***液などを吸収しつつ、かつ吸収体4へ***液などが流れにくくなることを防止する。
【0055】
なお、上記第1の実施の形態において、吸収体4よりも幅寸法が大きい別体のインナを上層体5の上側に配設しておむつ体1と併用する際には、図3に示すように、上層体5の幅寸法を吸収体4の最大幅寸法よりも大きくし、弾性部材23を増やして、例えば8本配設する構成も可能である。この場合には、装着者の股間部にインナをより密着させることができる。
【0056】
次に、本発明の第2の実施の形態を、図4を参照して説明する。
【0057】
この図4に示す実施の形態は、上記図1および図2に示す実施の形態と基本的に同様の構成を有しているが、上層体5の上面シート21と下面シート22との間の空間における弾性部材23と下面シート22との間には、例えばパルプと高分子吸収材、パルプと高分子吸収材とティッシュ紙、いわゆるエアレイド吸収体、あるいはポリマーシート吸収体などの上層吸収体41を配設されている。
【0058】
この上層吸収体41は、吸収体4よりも薄く形成されており、上層体5の厚さが厚くならないようにしている。
【0059】
また、この上層吸収体41の上側に位置した弾性部材23は、上面シート21および上層吸収体41にそれぞれ固着されている。さらに、上層吸収体41の上側に位置しない弾性部材23は、上面シート21に固着されている。
【0060】
この図4に示す実施の形態も、透液性表面シート2と不透液性裏面シート3との間に吸収体4を配設し、透液性表面シート2の上面に長手方向に沿って上層体5を配設するなど、上記図1および図2に示す実施の形態と同様の構成を有することにより、上記図1および図2に示す実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
【0061】
また、上面シート21と下面シート22との間に、これら上面シート21および下面シート22とは別体の上層吸収体41を配設することにより、上層吸収体41の形状および素材などを上面シート21および下面シート22に関わらず任意に選択できるので、上層体5に剛性を持たせることが可能となり、上層体5の形状を安定できる。
【0062】
さらに、上層吸収体41を、吸収体4よりも薄く形成して上層体5の厚さが厚くならないようにすることで、おむつ体1を装着した際の上層体5による違和感を防止する。
【0063】
なお、上記第2の実施の形態において、上層吸収体41の上側に位置しない弾性部材23は、上層体5の上面シート21および下面シート22の両方に固着してもよい。
【0064】
また、上記各実施の形態において、おむつ体1は、パンツ形状にして装着するものに限定されず、背側結合部および腹側結合部を、例えば面ファスナのループ部材およびフック部材にして着脱可能とする構成など、種々の構成が可能である。
【0065】
さらに、弾性部材23は、上層体5内の長手方向に沿って任意に配設可能であるが、好ましくは、製造コストを考慮し、かつ上層体5の吸収性能を阻害しない本数、例えば、5mm以上30mm以下の間隔で、上層体5に配設可能な最大の本数などに設定する。あるいは、上層体5の幅方向の中心部に配設しないときには、この上層体5の幅方向の両側部近傍にそれぞれ2本以上ずつ配設して、上層体5を全体的に持ち上げ可能となるようにすることが好ましい。
【0066】
そして、固着部32は、長手方向に少なくとも一部分が固着されていれば、長手方向全体が接合されていなくてもよい。
【0067】
【実施例】
以下、上記第1の実施の形態の上層体5の吸収量の設定の実施例を表1を参照して説明する。
【0068】
実験例1として、使い捨ておむつに適する23g/m2のサーマルボンド不織布を用いた。この実験例1は、液吸収性を有しないシートのみの保水量に相当する吸収量を測定するための試料である。
【0069】
また、実験例2としてパルプと高分子吸収材とで構成した吸収体4を用いた。この実験例2は、吸収体4の吸水量に相当する吸収量を測定するための試料である。
【0070】
そして、これら実験例1および実験例2をそれぞれ10cm×10cmの試料とし、重量を測定した。
【0071】
さらに、各試料を0.9%の生理食塩水中に含浸させ、5分経過した後に引き上げた。
【0072】
次いで、各試料を10分間網の上で自然の状態で放置した。この間に、各試料にて保水できない生理食塩水が各試料からこぼれる。
【0073】
この後、各試料の重量を測定し、最初に測定した重量との差を吸収量とした。
【0074】
この測定結果を表1に示す。
【0075】
【表1】
【0076】
表1に示すように、実験例1では、1.8mlの吸収量であり、実験例2では、60mlの吸収量であった。
【0077】
したがって、上層体5の吸収量は、液吸収性を有しないシートのみの保水量より大きく、かつ吸収体4よりも弱い吸収性能に設定することが好ましいので、1.8mlより大きく、かつ60mlより小さく設定することが最適であることが示された。
【0078】
次に、上記第1の実施の形態の上層体5の液残り量の設定の実施例を説明する。
【0079】
実験例3として、23g/m2のサーマルボンド不織布を用いた。この実験例3は、液吸収性を有しないシートのみの液残り量に相当する液残り量を測定するための試料である。
【0080】
そして、実験例3を10cm×10cmの試料とし、重量を測定した後、網の上にのせて、3mlの生理食塩水を0.1ml/秒の速度で1点に滴下した。このとき、生理食塩水は、基本的に試料を透過する。
【0081】
さらに、この試料を5分間放置した後、網から取り上げ、5枚重ねにした濾紙にてこの試料を上下からはさみ、一辺10cmの正方形状、重さ1kgの錘を上にのせて1分間放置した。ここで、濾紙は予め重量を測定しておく。
【0082】
この後、濾紙の重量を測定し、予め測定した濾紙の重量との差を液残り量とした。
【0083】
この測定の結果、実験例3では1.2mlの液残り量であったので、上層体5の液残り量は、液吸収性を有しないシートのみの液残り量よりも小さく設定することが好ましいため、1.2mlより小さく設定することが最適であることが示された。
【0084】
【発明の効果】
請求項1記載の使い捨て吸収性物品によれば、不透液性裏面シートとの間に吸収体が配設された透液性表面シートの上面に配設した上層体に、長手方向に沿って互いに平行な複数の弾性部材を設けることにより、上層体全体の装着者の肌への密着性を良好にできる。また、上層体全体と装着者の肌との間に空間ができにくく、かつ、上層体の下面の中心部は透液性表面シートに固着されるため、上層体と透液性表面シートとの間に空間が開きすぎたり上層体が透液性表面シートからずれたりすることがないとともに、弾性部材の収縮により上層体の表面に皺が形成されるため、吸収面積を大きくして***液などの漏れを防止できる。さらに、上層体が液吸収性を有することにより、この上層体に残った***液などをこの上層体で吸収するので、この上層体が装着者の肌に密着していても、***液などが装着者の肌に残ることがなく、装着感を良好にできる。
【0085】
請求項2記載の使い捨て吸収性物品によれば、上層体を、少なくとも液透過性を有する上面シートと、液透過性および液吸収性を有する下面シートとの間に弾性部材を保持して形成することにより、上層体の厚さが薄くなり、装着時の違和感を軽減できる。
【0086】
請求項3記載の使い捨て吸収性物品によれば、少なくとも液透過性を有する上面シートと下面シートとの間に、これら上面シートおよび下面シートとは別体の上層吸収体を配設することにより、上層吸収体の形状および素材などを上面シートおよび下面シートに関わらず任意に選択できるので、上層体に剛性を持たせることが可能となり、上層体の形状を安定できる。
【0087】
請求項4記載の使い捨て吸収性物品によれば、弾性部材を上層体に3つ以上配設することにより、上層体がより確実に装着者の肌に密着して空間ができにくく、かつ上層体の表面に、より確実に皺が形成されて吸収面積が広くなり、***液などの漏れをより確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の使い捨て吸収性物品の第1の実施の形態を示す平面図である。
【図2】同上使い捨て吸収性物品を示す断面図である。
【図3】同上使い捨て吸収性物品の他の実施例を示す平面図である。
【図4】本発明の使い捨て吸収性物品の第2の実施の形態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 吸収性物品体としてのおむつ体
2 透液性表面シート
3 不透液性裏面シート
4 吸収体
5 上層体
21 上面シート
22 下面シート
23 弾性部材
41 上層吸収体
Claims (4)
- 透液性表面シート、不透液性裏面シートおよびこれら透液性表面シートと不透液性裏面シートとの間に配設された吸収体とを有した略矩形状の吸収性物品体を具備し、
前記透液性表面シートの上面には、前記不透液性裏面シートより少なくとも幅寸法が小さく、かつ液透過性および液吸収性を有する矩形状の上層体が配設され、
この上層体は、長手方向の両端部が前記透液性表面シートおよび不透液性裏面シートのいずれか一方に固着され、下面の中心部が前記透液性表面シートに固着され、かつ長手方向に沿って互いに平行な複数の弾性部材を備えた
ことを特徴とした使い捨て吸収性物品。 - 上層体は、
少なくとも液透過性を有する上面シートと、
この上面シートとの間に弾性部材を保持し、下面の中心部が透液性表面シートに固着され、かつ液透過性および液吸収性を有する下面シートとを備えた
ことを特徴とした請求項1記載の使い捨て吸収性物品。 - 上層体は、
少なくとも液透過性を有する上面シートと、
この上面シートとの間に弾性部材を保持し、下面の中心部が透液性表面シートに固着され、かつ少なくとも液透過性を有する下面シートと、
前記弾性部材の少なくとも一部と前記下面シートとの間に配設され、前記上面シートおよび下面シートとは別体の液吸収性を有する上層吸収体とを備えた
ことを特徴とした請求項1記載の使い捨て吸収性物品。 - 弾性部材は、上層体に3つ以上配設された
ことを特徴とした請求項1ないし3いずれか一記載の使い捨て吸収性物品。
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