JP2004174234A - 吸収性物品用の表面シート - Google Patents

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Abstract

【課題】 液漏れ防止性、特に軟便や経血などの高粘性液の漏れ防止性に優れた吸収性物品用の表面シートを提供すること。
【解決手段】 本発明の吸収性物品用の表面シートは、実質的に伸縮しないシート状物からなる上層2及び下層3を有している。上層2及び下層3は部分的に接合されて接合部4が形成されている。上層2は、接合部4以外の部分において突出して、内部が空洞となっている凸部5を形成している。凸部5及び接合部4は、交互に且つ一方向に列をなすように配置されており、更に該列が多列に配置されている。一の列における任意の一つの凸部に着目したときに、該列に隣り合う左右の列においては、該一つの凸部と隣り合う位置に凸部が位置していない。
【選択図】 図1

Description

本発明は、生理用ナプキンや使い捨ておむつなどの吸収性物品用の表面シートに関し、更に詳しくは液漏れ防止効果が高く、また吸収された液の隠蔽性が高い表面シートに関する。
弾性材料の少なくとも片面にスパンボンド不織布をポイント接合して複合不織布となし、この複合不織布を所定の方向に引っ張って負荷をかけた後、その負荷を除去することでスパンボンド不織布にたるみを生じさせ嵩高にした複合不織布が知られている(特許文献1参照)。この複合不織布はパンツタイプおむつのサイドベルトとして用いられる。
しかし、この不織布は、スパンボンド不織布の塑性変形を利用してたるみを生じさせているので、たるんだ部分では繊維の毛羽立ちが生じている。従って、そのような不織布を吸収性物品の表面シートとして用いると、毛羽立った繊維が皮膚を刺激してしまい、吸収性物品の装着感が低下してしまう。そもそもこの不織布は、吸収性物品の表面シートとして設計されたものではないので、これを吸収性物品の表面シートとして用いても十分な液漏れ防止効果は期待できない。特に高粘性液である軟便や経血の漏れ防止性は期待できない。
また、前記不織布におけるたるみは、スパンボンド不織布の塑性変形で生じたものであるから、常に一定の大きさで再現性良くたるみを生じさせることが容易でない。
特開平5−59655号公報
従って本発明は、前述した従来の複合不織布が有する欠点が解消された吸収性物品用の表面シートを提供することを目的とする。
本発明は、吸収性物品の肌当接面に用いられる吸収性物品用の表面シートであって、
着用者の肌側に向けられ且つ実質的に伸縮しないシート状物からなる上層と吸収体側に配され且つ実質的に伸縮しないシート状物からなる下層とを有しており、該上層と該下層とが部分的に接合されて多数の接合部が形成されており、該上層が、該接合部以外の部分において着用者の肌側に向けて突出して、内部が空洞となっている多数の凸部を形成しており、
前記凸部及び前記接合部は、交互に且つ一方向に列をなすように配置されており、更に該列が多列に配置されており、
一の列における任意の一つの凸部に着目したときに、該列に隣り合う左右の列においては、該一つの凸部と隣り合う位置に凸部が位置していない吸収性物品用の表面シートを提供することにより前記目的を達成したものである。
また本発明は、前記表面シートの好ましい製造方法として、
周面が凹凸形状となっている第1のロールと、該第1のロールの凹凸形状と噛み合い形状となっている凹凸形状を周面に有する第2のロールとの噛み合わせ部に前記上層を噛み込ませて該上層を凹凸賦形し、
吸引によって第1のロールにおける該周面に前記上層を凹凸賦形された状態のまま保持しつつ前記下層を重ね合わせ、該下層を、第1のロールにおける凸部上に位置する該上層と接合する吸収性物品用の表面シートの製造方法を提供するものである。
本発明の吸収性物品用の表面シートは、液漏れ防止性、特に軟便や経血などの高粘性液の漏れ防止性に優れたものであり、また吸収した液の隠蔽性の高いものである。
以下本発明を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。図1には本発明の吸収性物品用の表面シートの要部拡大図が示されている。図1に示す表面シート1は、生理用ナプキンや使い捨ておむつなどの吸収性物品の肌当接面に用いられるものである。表面シート1は、着用者の肌側に向けられる上層2と吸収体側に配される下層3とを有している。上層2と下層3とは多数の接合部4において部分的に接合されている。上層2は、接合部4以外の部分において着用者の肌側に向けて突出しており凸部5を形成している。凸部5の内部は空洞になっている。
本実施形態においては、凸部5はその底面が矩形である。また凸部5は、全体として稜線が丸みを帯びた扁平な直方体又は截頭四角錐体となっている。一方、接合部4も矩形となっている。
凸部5及び接合部4は、交互に且つ一方向に列をなすように配置されている。本実施形態においては図1に示すように、同図中X方向に沿って凸部5及び接合部4が交互に配置され列をなしている。この方向は、表面シート1の製造工程における流れ方向と一致し、また表面シート1が吸収性物品に組み込まれたときの該吸収性物品の長手方向又はそれと直交する方向と一致する。凸部5及び接合部4からなる列は、図1中Y方向に亘って多列に配置されている。
表面シート1においては、一の列における任意の一つの凸部に着目したときに、該列に隣り合う左右の列においては、該一つの凸部と隣り合う位置に凸部が位置していない。「一つの凸部と隣り合う位置に凸部が位置していない」とは、一つの凸部に着目したときに、隣り合う列の完全に同位置に、凸部が位置していないことを意味している。つまり、図1におけるY方向に関して、隣り合う列間における凸部が完全に連なるように凸部が配置されていないことを意味する。従って、一つの凸部と隣り合う位置には、凸部の一部と接合部の一部の双方が存在していてもよいし、或いは接合部のみが存在していてもよい。Y方向に関して凸部が完全に連なるように配置されていると、見掛け上Y方向に長く延びた凸部が形成されることになり、その場合には液が長く延びた凸部に沿って流れ出しやすくなってしまい、液漏れの原因となる。
本実施形態においては、隣り合う2つの列において、接合部は半ピッチずつずれて配置されている。従って、一の列における任意の一つの接合部に着目したときに、該一つの接合部はその前後及び左右が凸部によって取り囲まれて形成された、閉じた凹部となっている。つまり、接合部は千鳥格子状に配置されている。従って、凸部も同様に千鳥格子状に配置されている。
凸部5及び接合部4がこのように配置されていることで、表面シート1を具備する吸収性物品においては液漏れが極めて効果的に防止される。詳細には、表面シート1を例えば使い捨ておむつ、特に高粘度の***物である軟便を***する低月齢児用のおむつの表面シートとして用いた場合には次の効果が奏される。軟便は高粘度であることから、一般に表面シートを速やかに透過しづらく表面シート上に滞留して横流れを起こしやすい。これに対して、本実施形態の表面シートによれば、軟便は、凸部5によって取り囲まれて形成された閉じた凹部内に捕捉されるので横流れが起こりずらくなり、また捕捉されることに起因して下方向(つまり吸収体方向)への移動が促進される。その結果、軟便の漏れが防止される。また、凸部5はその内部が空洞であることから、吸収体に吸収された軟便の色が、表面シート側から見て減殺されるという隠蔽効果もある。これらの効果は、軟便と同様に高粘度の***物である経血を吸収するための生理用ナプキンの表面シートとして、本実施形態の表面シート1を用いた場合にも同様に奏される。
これらの効果を一層顕著なものとする観点から、凸部5はその高さH(図1参照)が、1〜10mm、特に3〜6mmであることが好ましい。また、X方向(列方向)に沿う凸部5の底部寸法Aは2〜30mm、特に2〜5mmであることが好ましく、Y方向(列方向と直交する方向)に沿う底部寸法Bは2〜30mm、特に2〜5mmであることが好ましい。また、凸部5の底面積は4〜900mm2、特に4〜25mm2であることが好ましい。
X方向(列方向)での接合部4の接合長さC(図1参照)は、0.1〜20mm、特に0.5〜5mmであることが、高粘度の***物を横流れを起こりづらくさせ得る点、及び肌触りが良好でクッション感が高い点から好ましい。
上層2及び下層3は同一の又は異なる繊維材料のシート状物からなる。このシート状物は実質的に非伸縮性である。この様なシート状物を用いることによって、所望する寸法の凹凸形状を形成するにあたり、後述する第1及び第2の凹凸ロールの凹凸形状にほぼ即した表面シート1を安定的に且つ再現性良く製造できる。実質的に非伸縮性であるシート状物とは、例えば伸長限界が105%以下であり、それを超える伸長では材料破壊を起こすか又は永久歪みが発生するものをいう。
前記シート状物としては、従来公知の吸収性物品における表面シートとして用いられる材料において、実質的に非伸縮性であるものであれば、特に制限無く使用することができる。例えばカード法により製造された不織布、スパンボンド不織布、メルトブローン不織布、スパンレース不織布及びニードルパンチ不織布等の種々の不織布が挙げられる。また、開口手段によって液透過可能とされたフィルム等も使用することができる。シート材物として不織布を用いる場合、その構成繊維の繊度は1〜20dtex、特に1.5〜4dtexであることが、表面シートの強度確保、肌触りの向上等の点から好ましい。上層2及び下層3には何れも界面活性剤等を用いた親水化処理を施しておくことが好ましい。
上層2の坪量は、10〜100g/m2、特に10〜30g/m2であることが好ましい。一方、下層3の坪量は、5〜50g/m2、特に10〜30g/m2であることが好ましい。上層2及び下層3を含めた表面シート1の全体の坪量は、15〜150g/m2、特に20〜60g/m2であることが好ましい。
次に、本実施形態の表面シートの好ましい製造方法を図2及び図3を参照しながら説明する。図2に示すように、先ず、上層2の原反2’から上層2を繰り出す。これとは別の下層3の原反3’から下層3を繰り出す。繰り出された上層2を、周面が凹凸形状となっている第1のロールと第1のロールの凹凸形状と噛み合い形状となっている凹凸形状を周面に有する第2のロールとの噛み合わせ部に噛み込ませて上層2を凹凸賦形する。
図3には、第1のロール11の要部拡大図が示されている。第1のロール11は、所定の歯幅を有する平歯車11a,11b,・・を複数枚組み合わせてロール状に形成したものである。各歯車の歯幅は、表面シート1の凸部5におけるY方向の寸法を決定する。隣り合う歯車は、その歯のピッチが半ピッチずつずれるように組み合わされている。その結果、第1のロール11は、その周面が凹凸形状となる。
第1のロール11における各歯車の歯溝部には吸引孔13が形成されている。この歯溝部は、第1のロール11の周面における凹凸形状のうちの凹部に相当するものである。吸引孔13は、ブロワや真空ポンプなどの吸引源(図示せず)に通じ、第1のロールと第2のロールとの噛み合い部から上層2と下層3との合流部までの間で吸引が行われる様に制御されている。従って、第1のロールと第2のロールとの噛み合いによって凹凸賦形された上層2は、吸引孔13による吸引力によって第1のロール周面に密着し、その凹凸賦形された状態が保持される。この場合、図3に示すように、隣り合う歯車間に所定の空隙Gを設けておくと、上層2に無理な伸長力や、ロールの凹凸噛み合いによる切断効果を加えることなく上層2を第1のロール11の周面に密着させられる。空隙Gは歯車の全歯たけや上層2の坪量にもよるが、0.1〜50mm、特に0.1〜5mm程度であれば、上層2に破断や損傷を与えることなく密着を行うことができる。
次いで、図2に示すように、上層2を第1のロール11の周面に引き続き密着させた状態下に、別に繰り出されている下層3を重ね合わせ、その重ね合わせたものを第1のロール11とアンビルロール14との間で挟圧する。このとき、第1のロール11とアンビルロール14の両方又はアンビルロール14のみを所定温度に加熱しておく。これによって、第1のロール11における凸部上、つまり各歯車の歯の上に位置する上層2が下層3と熱融着によって接合される。
上層2と下層3とを熱融着によって接合することに代えて、接着剤による接着や超音波接合によってこれらの層を接合してもよい。
以上の方法によって、図1に示す表面シート1が得られる。この方法によれば従来技術の項で述べた特許文献1に記載の複合不織布と異なり、凸部を一定の大きさで再現性良く形成できるという利点がある。特に、第1のロール11及び第2のロール12として、前述した歯車の組み合わせを用い且つ隣り合う歯車間に所定幅の空隙G(図3参照)を設けることで、シートに破断や損傷を与えることなく高さの高い凸部5を形成することができる。従って、得られた表面シート1には毛羽立ちが発生しておらず、その結果、着用者の皮膚が刺激されて装着感が低下するおそれもない。
このようにして得られた表面シート1は、使い捨ておむつ、生理用ナプキン、失禁パッドなどの吸収性物品に用いられる。吸収性物品は一般に液透過性の表面シート、液不透過性の裏面シート及び両シート間に介在配置された液保持性の吸収体を有して構成されている。
図4及び図5には、第1のロール11の別の実施形態が示されている。本実施形態のロール11は、同モジュールの平歯車からなる第1の歯車11c及び第2の歯車11dを複数枚組み合わせ、これらの歯車を回転軸15に同心状に取り付けてロール状に形成したものである。各歯車11c,11dは何れも同じ歯幅を有している。各歯車11c,11dはその中心が開口しており、その開口部に回転軸15が挿入される。各歯車11c,11d及び回転軸15にはそれぞれ切り欠き部(図示せず)が形成されており、該切り欠き部にキー(図示せず)が挿入される。これによって各歯車11c,11dの空回りが防止される。
第1の歯車11cと第2の歯車11dとは歯先円直径が同径となっている。また第1の歯車11cの歯数は第2の歯車11dの歯数の整数倍となっている。具体的には、本実施形態に用いられる第2の歯車11dの歯数が7であるのに対して、第1の歯車11cの歯数はその整数倍である21になっている。
第1のロール11においては、1枚の第2の歯車11dに対してその両側にそれぞれ1枚ずつの第1の歯車11cが配されて、これらの3枚の歯車を一組とした歯車群16が複数組配されている。各歯車群16においては、第1の歯車11c及び第2の歯車11dは、各歯車11c,11dの歯がロールの回転軸方向に並列するように配されている。これによって各歯車群16においては、ロール11の回転方向に沿って凸部17と凹部18とが交互に形成される。凸部17は、3枚の歯車(つまり2枚の第1の歯車11cと1枚の第2の歯車11d)それぞれの歯がロール11の回転軸方向に並列して形成されたものであるか(図4中、符号17aで示す)、或いは2枚の第1の歯車11cの歯がロールの回転軸方向に並列して形成されたものである(図4中、符号17bで示す)。一方、凹部18は、2枚の第1の歯車11cの歯間で形成されたものである。凸部17の幅は、表面シート1の凸部5におけるY方向の寸法を決定する。
歯車群16は二組以上用いられる。各歯車群16は、隣り合う歯車群16,16における凹凸部のピッチが互いに異なるように配される。本実施形態においては、隣り合う歯車群16,16は凹凸部が半ピッチずれている。
各歯車群16においては、2枚の第1の歯車11c間に、ロール11の回転方向に沿って、一定の間隔をおいて空隙部19が複数形成されている。各空隙部19は、2枚の第1の歯車11cと、これらの間に位置する第2の歯車11dとで形成されている。更に詳細には、各空隙部19は、2枚の第1の歯車11cの相対向する側面と、第2の歯車11dにおける隣り合う2つの歯によって画定される。従って空隙部19は、第2の歯車11dの歯数と同数形成されることになる。空隙部19は、先に述べた凹部18において外部に向かって開口している。
第1の歯車11cには、回転軸15が挿入される中心の開口部を取り囲むように複数の開口部20が形成されている。各開口部20は同径であり、歯車の中心からそれぞれ等距離の位置に形成されている。隣り合う開口部20,20と歯車の中心とがなす角度は何れも等しくなっている。各歯車11cにおける開口部20の個数は、第2の歯車11dの歯数と同数になっている。そして、各歯車群16を組み付ける場合には、各開口部20が、第2の歯車11dにおける隣り合う歯間にそれぞれ位置するように、第1及び第2の歯車11c,11dを配置する。このように各歯車群16を組み付け、更にそれぞれの歯車群16を凹凸部のピッチが互いに異なるように配した状態においては、それぞれの第1の歯車11cの開口20が、ロール11の回転軸方向に連なって、該回転軸方向に延びる複数の吸引路21がロール11の内部に形成される。そして各吸引路21は、先に述べた空隙部19と連通する。
吸引路21の少なくとも一端は、ブロワや真空ポンプなどの吸引源(図示せず)に通じている。従って、吸引源を作動させて吸引操作を行うと、空隙部19から吸引路21を通じて空気が吸引される。
本実施形態のロール11は特に小ピッチで小凸部を多数形成する場合に有効である。小ピッチで且つ歯の大きさが小さい歯車である低モジュールな平歯車を用いて、図3に示すロール11を構成した場合、歯溝部に形成させ得る吸引孔13の面積は小さくなってしまう。その結果、上層2をロール11の周面上へ吸引保持する力が低下し、安定的な凹凸形成が損なわれてしまう。これに対して本実施形態のロール11では、低モジュールな平歯車を用いても、第2の歯車11dの歯幅を大きくしたり、また歯数を少なくすることにより空隙部19を大きくできる。その結果、吸引孔の面積を充分に確保することができる。更に、歯車の組み合わせや幅を変更するだけの簡単な操作で、凸部のピッチや大きさを自由に変更できるという利点もある。
本発明は前記実施形態に制限されない。例えば前記実施形態においては、表面シート1における凸部5及び接合部4の列は、隣り合う列と半ピッチずつずれて配置されていたが、同ピッチ(同位相)でなければ、半ピッチ以外のピッチで配置されていてもよい。
また、前記実施形態においては、接合部4の前後及び左右が凸部5で取り囲まれて閉じた凹部となっていたが、この凹部は閉じておらず、その一部が他の凹部とつながっていてもよい。
また、前記実施形態においては、表面シート1は上層2及び下層3の2層構造であったが、下層3の下側に、表面シート1に所定の機能を付与する一又は二以上のシートを更に接合してもよい。
また、表面シート1の液透過性を一層促進させる目的で、接合部や上層2や下層3の一部を穿孔又は開口して導液孔を形成してもよい。
また図4及び図5に示す実施形態のロールは、ロールの回転方向に沿って交互に凹凸部を形成するように、複数枚の歯車が回転軸に取り付けられてロール状となされており、また所定枚数の歯車おきに、該歯車間に所定幅の空隙部が形成されており、該空隙部が、ロールの回転軸方向に延びるように第1のロール内に形成された吸引路と連通しているものであればどのような形態のものであってもよい。
また図4及び図5に示す実施形態のロールにおいては、2枚の第1の歯車11cと、これらの間に位置する1枚の第2の歯車11dとで一組の歯車群が構成されていたが、歯車群の構成はこれに限られず、少なくとも1枚の第2の歯車11dの少なくとも一方の側に、少なくとも1枚の第1の歯車11cを配し、これを以て一組の歯車群となすことができる。
更に図4及び図5に示す実施形態のロールにおいては、2枚の第1の歯車11c間に第2の歯車11dを介在させることで空隙部19を形成していたが、空隙部の形成方法はこれに限られない。例えば第2の歯車11dを第1の歯車11cと一体化した形状の歯車を用いて空隙部を形成してもよい。
本発明の吸収性物品用の表面シートの要部を拡大して示す斜視図である。 図1に示す表面シートを製造する方法を示す模式図である。 図2における第1のロールの要部拡大図である。 第1のロールの別の実施形態の要部を示す斜視図である。 図4に示すロールの一部の分解斜視図である。
符号の説明
1 表面シート
2 上層
3 下層
4 接合部
5 凸部
11 第1のロール
12 第2のロール
13 吸引孔
15 回転軸
16 歯車群
17 凸部
18 凹部
19 空隙部
20 開口部
21 吸引路

Claims (7)

  1. 吸収性物品の肌当接面に用いられる吸収性物品用の表面シートであって、
    着用者の肌側に向けられ且つ実質的に伸縮しないシート状物からなる上層と吸収体側に配され且つ実質的に伸縮しないシート状物からなる下層とを有しており、該上層と該下層とが部分的に接合されて多数の接合部が形成されており、該上層が、該接合部以外の部分において着用者の肌側に向けて突出して、内部が空洞となっている多数の凸部を形成しており、
    前記凸部及び前記接合部は、交互に且つ一方向に列をなすように配置されており、更に該列が多列に配置されており、
    一の列における任意の一つの凸部に着目したときに、該列に隣り合う左右の列においては、該一つの凸部と隣り合う位置に凸部が位置していない吸収性物品用の表面シート。
  2. 前記一の列における任意の一つの接合部に着目したときに、該一つの接合部はその前後及び左右が凸部によって取り囲まれている請求項1記載の吸収性物品用の表面シート。
  3. 前記凸部は、その高さが1〜10mmで、底面積が4〜900mm2であり、前記接合部は、列方向での長さが0.1〜20mmである請求項1又は2記載の吸収性物品用の表面シート。
  4. 実質的に伸縮しないシート状物からなる上層と実質的に伸縮しないシート状物からなる下層とを有し、該上層と該下層とが部分的に接合されて多数の接合部が形成されており、該上層が、該接合部以外の部分において外側に向けて突出して、内部が空洞となっている多数の凸部を形成しており、前記凸部及び前記接合部は、交互に且つ一方向に列をなすように配置されており、更に該列が多列に配置されており、
    一の列における任意の一つの凸部に着目したときに、該列に隣り合う左右の列においては、該一つの凸部と隣り合う一に凸部が位置していない吸収性物品用の表面シートの製造方法であって、
    周面が凹凸形状となっている第1のロールと、該第1のロールの凹凸形状と噛み合い形状となっている凹凸形状を周面に有する第2のロールと噛み合わせ部に前記上層を噛み込ませて該上層を凹凸賦形し、
    吸引によって第1のロールにおける該周面に前記上層を凹凸賦形された状態のまま保持しつつ前記下層を重ね合わせ、該下層を、第1のロールにおける凸部上に位置する該上層と接合する吸収性物品用の表面シートの製造方法。
  5. 第1のロールにおける凹部に吸引口が設けられており、該吸引口を通じて吸引を行うことにより前記上層を凹凸賦形された状態のまま第1のロールの前記周面に密着させる請求項4記載の表面シートの製造方法。
  6. 第1のロール及び第2のロールとして、それぞれ所定の歯幅を有する歯車を複数枚組み合わせてロール状に形成したものを用いる請求項4又は5記載の表面シートの製造方法。
  7. 隣り合う前記歯車間に所定幅の空隙が設けられている請求項6記載の表面シートの製造方法。
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