JP2004163607A - 光源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高い部品精度が要求されず、レンズの高精度かつ効率的な位置調整が容易で、レンズ位置調整後の経時変化等が生じにくく、コリメータレンズが十分な保持強度をもって固定され、レンズ有効面の損傷や、汚染が生じにくい光源装置を提供する。
【解決手段】コリメータレンズの平板リング状の外周部に、把持部と接着部を設け、把持部を把持手段で挟持してコリメータレンズの位置を調整後、レーザホルダの円筒部の先端面に接着固定する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レーザビームプリンタ、レーザファクシミリ、デジタル複写機等の画像記録装置や、半導体レーザを利用する光ディスクのピックアップユニット等に用いられる光源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
半導体レーザを光源としレーザ光を所定のスポット形状にするコリメータレンズを有する光源装置の形態のひとつとしては、半導体レーザを保持する保持部材に、コリメータレンズを保持するレンズホルダを接着して一体化した従来例がある。この従来の技術について図8を用いて説明する。図8は第1の従来の技術に係る光源装置の断面図である。
【0003】
図8においては、光源である半導体レーザ101と、これを支持する鏡筒102と、レーザ光Lを平行光化する光学レンズであるコリメータレンズ103と、その下流側に配設された光学絞り104を有し、半導体レーザ101は鏡筒102の中心穴102a内に圧入等の方法で固着され、鏡筒102はそのフランジ部102bをビス105によって光学箱106の側壁に締結されている。
【0004】
半導体レーザ101の駆動回路を搭載した回路基板101aは前記ビス105を貫通させる貫通孔101bを有し、図示しないビスによって鏡筒102に締結される。
【0005】
コリメータレンズ103は、レンズ保持部材であるレンズホルダ107に保持され、レンズホルダ107は、透明な材料でつくられた本体部分である筒状部分107aを有し、該筒状部分107aを鏡筒102の筒状部分102cにかぶせて、コリメータレンズ103の光軸合わせと焦点合わせを行なったうえで、予め鏡筒102の筒状部分102cに塗布された紫外線硬化型の接着剤108を白抜き矢印Uで示す紫外線によって硬化させることで鏡筒102に接着される(例えば、特許文献1参照。)。
【0006】
また、別の従来の技術の例として、コリメータレンズの保持部材を廃し、コリメータレンズを半導体レーザの保持部材に直接接着固定するものもある。この従来の技術について図9を参照して説明する。図9は別の従来の技術による光源装置を示す断面図である。レーザ光を照射する半導体レーザ203とそのレーザ光を略平行な光束にするコリメータレンズ208と、半導体レーザ203の保持部材となるベース215を備えている。ベース215は赤外線(約780mm)以下の波長の光は透過させない材質である。
【0007】
半導体レーザ203はベース215の略中央に形成した段付孔215aに圧入されることにより固定される。プリント基板209は、ベース215に一体に設けられた2本のスペーサ215bの先端に形成されるガイドピン215cを、それに対応して、ガイドピン215cの外形より若干小さく形成したプリント基板209の位置決め穴209aに嵌入させ固定している。
【0008】
そして、このベース215をプリント基板209に固定した状態で、半導体レーザ203の各リード線212をプリント基板209の略中央にそのリード線212の数に対応させて開けてある穴209bにそれぞれ嵌入され、それをプリント基板209上の導電パターン部にハンダ付けにより接合している。
【0009】
アパーチャ216aを形成するアパーチャ形成部材216は切り曲げ部216bを有し、ベース215に形成された溝215dに挿入され、切り曲げ部216bのばね力で固定される。ベース215には凹面215eが設けられ、この凹面215eと略平行な外周を有するコリメータレンズ208が、3軸(x、y、z)に位置調整可能なチャック(図示なし)で保持され、コリメータレンズ208と凹面215eの間に0.5mm程度の間隙が形成される。この隙間に接着剤221が注入される。
【0010】
紫外線が透過可能な材質よりなるコリメータレンズ208はアパーチャ形成部材216を固定した後に、アパーチャ216aを通過して出射されるレーザ光のコリメート特性等の光特性を検査しながらx、y、z方向に微調整しながら間隙に接着剤221を充填し、紫外線照射器222より紫外線を照射し、接着剤221を短時間で固化する(例えば、特許文献2参照。)。
【0011】
【特許文献1】
特開平8−112940号公報
【特許文献2】
特開平8−184735号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来例によれば、下記のような問題点が生じていた。
上述した第1の従来の技術によると、半導体レーザに101対して、コリメータレンズ103の位置調整を効率的に行うために、レンズホルダ107のコリメータレンズ103を保持する部分やレンズホルダの筒状部分107aの内周部に高精度な寸法が要求される。
【0013】
また、レンズホルダ107の部品精度やコリメータレンズ103のレンズホルダ107への組立精度が、光学性能に及ぼす影響が大きいため、光源装置の調整精度を厳しくする必要があった。さらに、接着等の組み付け箇所及び部品点数が多いため、調整後におけるコリメータレンズ103の位置及び傾きの経時変化や、環境による変化が生じやすい問題があった。
【0014】
また、第2の従来の技術によると、半導体レーザの保持部材であるベース215が“く”の字型の片持ち構造になっており、剛性が低下しやすく、半導体レーザ203とコリメータレンズの間隔が広い光学系では振動等による性能劣化の可能性があった。また、コリメータレンズ208の接着位置がレンズ外周の一箇所のみであり、接着面積も小さいため、十分な保持強度が得られないという問題があった。
【0015】
さらに、調整、組立時のコリメータレンズ208を把持する部位がレンズ外周側面に限られるため、外周部のみを把持した場合、図10に示すように矢印方向の倒れが生じ易く、調整精度を低下させる可能性があった。加えて、コリメータレンズ208の有効面に近い部分を把持し、接着剤を塗布するので、レンズ有効面の損傷や、接着剤または接着剤から発生するガスによるレンズ有効面への汚染の可能性があった。
【0016】
本発明は、上記従来の技術の有する未解決の課題に鑑みてなされたものであって、コリメータレンズを半導体レーザ保持部材に直接接着固定する構成であって、高い部品精度が要求されず、レンズの高精度かつ効率的な位置調整が容易で、さらに、レンズ位置調整後の経時変化や、環境による変化が生じにくく、保持部材が充分な剛性を有し、コリメータレンズが十分な保持強度を持って固定され、レンズ有効面の損傷や、汚染が生じにくい光源装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明にあっては、光源である半導体レーザと、該半導体レーザから出射されるレーザ光を略平行光化するコリメータレンズと、前記半導体レーザ及び前記コリメータレンズを保持する保持部材とからなる光源装置において、前記コリメータレンズの有効面の外周部に、該コリメータレンズを把持するための把持部を有し、前記外周部の、把持部以外の部分に該コリメータレンズを前記保持部材に接着するための接着部を有することを特徴とする。
【0018】
本発明によれば、コリメータレンズの光軸方向及び光軸と垂直方向の位置調整時に、コリメータレンズの姿勢が安定し調整精度及び効率を向上することができる。
【0019】
また確実な把持により調整時のコリメータレンズの姿勢を問わないので、調整方法や光源装置の形状の自由度が向上する。
【0020】
また、外周部に自由に把持部と接着部を設定できるので組立の信頼性を向上させることができる。
【0021】
また、薄肉形状や大外周径のコリメータレンズでも上記効果を実現することができ、コリメータレンズの設計や形状の自由度を緩和する。
【0022】
さらに、外周部を把持部及び接着部とすることで、作業者や把持手段あるいは接着剤などによるコリメータレンズの有効面の汚染を防止することができ、信頼性の高い調整、組立ができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0024】
(第1の実施の形態)
図1に本実施の形態に係る光源装置の概略断面図を、また、図2に光源装置を搭載する画像形成装置の走査光学装置500を示す。
【0025】
まず、画像記録装置の走査光学装置500の一般的な構成を図2にて説明する。
【0026】
光源装置501から発生されたレーザ光502はシリンドリカルレンズ503を経てポリゴンミラー504に照射し走査偏向される。その後レーザ光502は結像レンズ505を経て折返しミラー506によって反射され、図示しない感光ドラムの表面に結像される。感光ドラムに結像されるレーザ光502は、ポリゴンミラー504の回転よる主走査および感光ドラムの回転による副走査によって静電潜像を形成する。
【0027】
また、ポリゴンミラー504によって偏向走査されたレーザ光502の一部分は検出ミラー507によって走査開始信号検出器508へ導入される。
【0028】
その時に出力される走査開始信号検出器508の出力信号によって、光源装置501の半導体レーザ(不図示)が書き込み変調を開始する。
【0029】
なお、光源装置501、ポリゴンミラー504、結像レンズ505、検出ミラー507、走査開始信号検出器508、折り返しミラー506等は光学箱509に取付けられ、光学箱509の上部開口は図示しない蓋によって閉塞される。
【0030】
次に本発明の実施例であるところの光源装置501を図1にて説明する。
図1において、半導体レーザ1は保持部材であるレーザホルダ2の円筒部2aの圧入穴2bに直接圧入され固定保持される。回路基板5は半導体レーザ1のリードピン1aが回路基板5に設けられた穴5aを貫通した状態で、ねじK1によってレーザホルダ2に締結固定される。次に半導体レーザ1のリードピン1aは回路基板5に半田付けされる。
【0031】
次に図3、図4を用いてコリメータレンズ3の接着固定方法について説明する。図3は本発明の第1の実施の形態に係るコリメータレンズ接着工程の説明図であり、図4は本発明の第1の実施の形態に係るコリメータレンズ接着工程の特に紫外線照射工程以降の説明図である。
【0032】
図3に示すように、レーザホルダ2の円筒部2aの先端面に設けられた凸部2cを上方にする姿勢で半導体レーザ1のレーザ光とコリメータレンズ3との位置調整が行われる。コリメータレンズ3はその外周部であるフランジ3bの平面部3cと3dを挟み込むように把持手段であるチャック6により挟持される。
【0033】
半導体レーザ1とコリメータレンズ3の光軸、焦点調整時には、チャック6は円筒部2aの先端面に設けられた凹部2dにあり、この空間を焦点、光軸調整のためのコリメータレンズ3の可動領域とする。調整は、半導体レーザ1のレーザ光とコリメータレンズ3との光軸合せはXY方向の移動、焦点合せはZ方向の移動によって行われる。
【0034】
移動はコリメータレンズ3とレーザホルダ2のいずれか一方でも、両方が移動する構成でも良い。各調整完了後にコリメータレンズ3のフランジ平面部3d上に設けられた接着部と円筒部先端面の凸部2cとの間には、若干の隙間がある設計になっている。そしてコリメータレンズ3は、その隙間に塗布された接着剤4に、光軸方向から紫外線Uを照射することによりレーザホルダ2に接着固定される。
【0035】
図4に示すように、コリメータレンズ3が接着固定された後、チャック6はその挟持を解除し、コリメータレンズ3から離脱する。このことによりコリメータレンズ3の接着固定は完了する。
【0036】
なお本実施の形態で示すコリメータレンズ3の形状は、有効面3aを研磨工程などで形成した後に外周径およびフランジ3b部を切削工程で形成することが容易である。また、レーザホルダ2との接着部位である平面部3dを切削工具などの切削痕により粗面化することも容易である。
【0037】
さらに、コリメータレンズ3のフランジ3bの平面3dを接着部としたが、図5に示すようにフランジ3bの平面部と外周側面を接着部としても良い。レーザホルダ2の材質は金属でも樹脂でも良い。
【0038】
本実施の形態によれば、コリメータレンズ3の外周部であるフランジ3bの両面の把持部を挟んで把持することにより確実に把持することができるので、調整時のコリメータレンズ3の姿勢が安定し調整精度を向上することができる。
また確実な把持により調整時のコリメータレンズ3の姿勢を問わないので、調整方法や光源装置の形状の自由度が向上する。
【0039】
特に本実施の形態の図1に示すように、コリメータレンズ3を保持部材であるレーザホルダ2の円筒部2aの先端面に接着固定することで、円筒部2aにコリメータレンズ3の固定の為の切欠き形状などを設ける必要がない。したがって、光源である半導体レーザ1とコリメータレンズ3の間隔が大きい光源装置501において、保持部材であるレーザホルダ2に、金属に比べ低剛性な樹脂を用いた場合でも剛性を低下させることなく、光学性能の安定性を向上することができる。
【0040】
また、外周部であるフランジ3bに自由に把持部と接着部を設定できるので組立の信頼性を向上させ、接着面の粗面化により接着強度を向上することができる。また、切削加工で可能なコリメータレンズ3の形状であり低コスト化が可能となる。
【0041】
また、薄肉形状や大外周径のコリメータレンズ3でも上記効果を実現することができ、コリメータレンズ3の設計や形状の自由度を緩和する。
【0042】
さらに、外周部であるフランジ3bを把持部、接着部とすることで、作業者や把持手段あるいは接着剤などによるコリメータレンズ3の有効面の汚染を防止することができ、信頼性の高い調整、組立ができる。
【0043】
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態として、印字速度の高速化を目的として2本のレーザ光を同時に走査する光源装置を取り上げ、図6に光源装置の外観図、図7にコリメータレンズの接着工程の説明図を示す。第1の実施の形態と同一の構成部分については、その説明は省略する。
【0044】
ここにおいて、2つの半導体レーザ11、21から出射されるレーザ光の光軸は互いに平行である。
【0045】
上記構成において、コリメータレンズ13、23は把持手段であるチャック16、26によって光軸方向に異なる高さに設けられたフランジ13b、23bを挟持され、半導体レーザ11、21との光軸、焦点位置調整が行われる。
【0046】
調整完了後、レーザホルダ12の凸部12c、22cと、コリメータレンズ13、23のフランジ平面部13d、23d上の接着部との隙間に塗布された紫外線硬化型接着剤に一方向から紫外線を照射して2つのコリメータレンズ13、23を同時に硬化接着し光源装置として一体化される。
【0047】
上記構成の第2の実施の形態によると、2つのコリメータレンズ13と23の隣接側の外周部であるフランジ部13b、23bの高さが異なるので各フランジ13b、23bの一部を重ね合わせることで2つの光軸間隔Dを小さくでき、光源装置501および走査光学装置500を小型化することができる。
【0048】
また、本実施の形態以外の方法として、コリメータレンズを個々に調整、接着する場合がある。この方法では、紫外線照射および接着剤硬化による反応熱でレーザホルダやコリメータレンズの温度が上昇する。
【0049】
そのため、未硬化側及び既硬化接着済みのコリメータレンズ接着部に紫外線が照射されないような遮蔽手段を必要とし、また保持部材であるレーザホルダ12やコリメータレンズ13、23の上昇温度が低下するまで次の調整、接着が開始できないため冷却時間が必要となる。
【0050】
これに対し本実施の形態においてはコリメータレンズ13、23を同時に紫外線硬化型接着剤によって硬化接着することができるので、調整、組立工具の簡素化と組立時間の短縮化および2つのコリメータレンズ13、23の調整精度の向上ができる。
【0051】
本発明の実施態様の例を以下に列挙する。
【0052】
〔実施態様1〕
光源である半導体レーザと、該半導体レーザから出射されるレーザ光を略平行光化するコリメータレンズと、前記半導体レーザ及び前記コリメータレンズを保持する保持部材とからなる光源装置において、前記コリメータレンズの有効面の外周部に、該コリメータレンズを把持するための把持部を有し、前記外周部の、把持部以外の部分に該コリメータレンズを前記保持部材に接着するための接着部を有することを特徴とする光源装置。
【0053】
〔実施態様2〕
前記外周部は、前記コリメータレンズと同心の略平板リング状であることを特徴とする実施態様1に記載の光源装置。
【0054】
〔実施態様3〕
前記保持部材は、前記半導体レーザからの光束を前記コリメータレンズに導くための円筒部を有し、前記コリメータレンズは、前記円筒部の先端面に接着固定されたことを特徴とする実施態様1または2に記載の光源装置。
【0055】
〔実施態様4〕
前記円筒部の先端面は、前記コリメータレンズの接着部が接着されるための凸部と、前記コリメータレンズの把持部を把持する把持部材を受容するための凹部とを有することを特徴とする実施態様3に記載の光源装置。
【0056】
〔実施態様5〕
少なくとも前記接着部は粗面化されていることを特徴とする実施態様1乃至4のいずれかに記載の光源装置。
【0057】
〔実施態様6〕
前記コリメータレンズは切削加工にて形成されたことを特徴とする実施態様1乃至5のいずれかに記載の光源装置。
【0058】
〔実施態様7〕
2個以上の半導体レーザと、該半導体レーザからの出射光を略平行光にする2個以上のコリメータレンズを有することを特徴とする実施態様1乃至6のいずれかに記載の光源装置。
【0059】
〔実施態様8〕
前記2個以上のコリメータレンズの外周部は、前記半導体レーザからの出射光の光軸方向に異なる位置をとることを特徴とする実施態様7に記載の光源装置。
【0060】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、コリメータレンズの外周部を把持することにより確実に把持することができるので、調整時のコリメータレンズの姿勢が安定し調整精度を向上することができる。
また、確実な把持により調整時のコリメータレンズの姿勢を問わないので、調整方法や光源装置の形状の自由度が向上する。
【0061】
また、外周部に自由に把持部と接着部を設定できるので組立の信頼性を向上させることができる。また、薄肉形状や大外周径のコリメータレンズでも上記効果を実現することができ、コリメータレンズの設計や形状の自由度を緩和する。
【0062】
さらに、外周部を把持部及び接着部とすることで、作業者や把持手段あるいは接着剤などによるコリメータレンズの有効面の汚染を防止することができ、信頼性の高い調整、組立ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明の第1の実施の形態に係る光源装置の概略断面図、同図(b)は同図(a)の保持部材における円筒部の先端部及びコリメータレンズの斜視図である。
【図2】図2は本発明の第1の実施の形態に係る走査光学装置の説明図である。
【図3】図3は本発明の第1の実施の形態に係るコリメータレンズ接着工程の説明図である。
【図4】図4は本発明の第1の実施の形態に係るコリメータレンズ接着工程の特に紫外線照射工程以降の説明図である。
【図5】図5は本発明の第1の実施の形態に係るコリメータレンズの接着部位の他の例を示した図である。
【図6】図6は本発明の第2の実施の形態に係る光源装置の外観図である。
【図7】図7は本発明の第2の実施の形態に係るコリメータレンズ接着工程の説明図である。
【図8】図8は第1の従来の技術に係る光源装置の断面図である。
【図9】図9は第2の従来の技術に係る光源装置の断面図である。
【図10】図10は、第2の従来の技術に係る問題点を説明する概略図である。
【符号の説明】
1、11、21 半導体レーザ
1a リードピン
1b ステム
2、12 保持部材としてのレーザホルダ
2a、12a、22a 円筒部
2b、12b、22b 半導体レーザの圧入穴
2c、12c、22c 凸部
2d、12d、22d 凹部
2e、12e 光学箱への挿入環部
2f レーザホルダの光学箱への取り付け面
2g、12g レーザホルダの光学箱への取り付けネジ部
2h、12h 回路基板5のレーザホルダへの取り付けネジ部
3、13、23 コリメータレンズ
3a、13a、23a コリメータレンズの有効面
3b、13b、23b コリメータレンズのフランジ部
3c コリメータレンズのフランジ平面部(表)
3d、13d、23d コリメータレンズのフランジ平面部(裏)
4、14、24 接着剤
5、15 半導体レーザを駆動する回路基盤
5a リードピン取り付け孔
6、16、26 把持手段
101、203 半導体レーザ
101a 回路基板
101b 貫通孔
102 鏡筒
102a 中心穴
102b フランジ部
102c 筒状部分
103、208 コリメータレンズ
104 光学絞り
105 ビス
106 光学箱
107 レンズホルダ
107a レンズホルダの筒状部分
108、221 接着剤
209 プリント基板
209a 位置決め穴
209b 穴
215 ベース
215a 段付孔
215b スペーサ
215c ガイドピン
215d 溝
215e 凹面
216 アパーチャ形成部材
216a アパーチャ
216b 切り曲げ部
222 紫外線照射器
500 走査光学装置
501 光源装置
502 レーザ光
503 シリンドリカルレンズ
504 ポリゴンミラー
505 結像レンズ
506 折返しミラー
507 検出ミラー
508 走査開始信号検出器
509 光学箱
509a 光学箱509の嵌合孔
K1、K2 取り付けネジ
U 照射紫外線
レーザ光
D 光軸間隔

Claims (1)

  1. 光源である半導体レーザと、該半導体レーザから出射されるレーザ光を略平行光化するコリメータレンズと、前記半導体レーザ及び前記コリメータレンズを保持する保持部材とからなる光源装置において、前記コリメータレンズの有効面の外周部に、該コリメータレンズを把持するための把持部を有し、前記外周部の、把持部以外の部分に該コリメータレンズを前記保持部材に接着するための接着部を有することを特徴とする光源装置。
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Cited By (13)

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