JP2004122629A - プラテンギャップに応じた双方向印刷時の位置ズレ補正 - Google Patents

プラテンギャップに応じた双方向印刷時の位置ズレ補正 Download PDF

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Abstract

【課題】プラテンギャップを調整可能な印刷において、双方向印刷時のインクドットの位置ズレをうまく補正することのできる技術を提供する。
【解決手段】印刷ヘッドとプラテンとの間のギャップであるプラテンギャップは、複数の値に調整可能である。EEPROM200には、双方向印刷時のインクドットの位置ズレ補正値として、プラテンギャップの複数の値PG1,PG2に対して異なる位置ズレ補正値δG1,δG2を格納している。位置ズレ補正実行部212は、プラテンギャップの値に少なくとも基づいて位置ズレ補正値を選択し、選択した位置ズレ補正値を用いて双方向印刷時のインクドットの位置ズレを補正する。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、プラテンギャップを調整可能な印刷装置における双方向印刷時ののインクドットの位置ズレを補正する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、コンピュータの出力装置として、インクジェットプリンタが広く普及している。インクジェットプリンタの中には、印刷速度の向上のために、いわゆる「双方向印刷」を行うことが可能なものがある。
【0003】
双方向印刷では、主走査方向の駆動機構のバックラッシュや、印刷媒体を下で支えているプラテンの反り等に起因して、往路と復路における主走査方向のインクドットの位置がずれてしまうという問題が生じ易い。このような位置ズレを解決する技術としては、例えば本出願人により開示された特許文献1(特開平5−69625号公報)に記載されたものが知られている。この技術では、主走査方向における位置ズレ量(印刷ズレ)を予め登録しておき、この位置ズレ量に基づいて往路と復路における記録位置を補正している。
【特許文献1】
特開平5−69625号公報
【0004】
ところで、インクジェットプリンタは、普通紙や写真専用紙などの複数種類の印刷媒体が利用可能である。異なる種類の印刷媒体では、インクの吸収による印刷媒体のたわみ量(「コックリング」と呼ばれる)がかなり変わる。このため、プラテンギャップは、コックリングによってたわんだ紙が印刷ヘッドに擦れることがないように十分に大きな値に設定されていた。しかし、プラテンギャップが大きいと、印刷ヘッドのアライメントが印刷媒体上のインクドットの位置に与える影響が大きくなるので好ましくない。そこで、近年では、印刷媒体の種類に応じてプラテンギャップを調整可能なインクジェットプリンタが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来は、プラテンギャップを調整可能なプリンタにおいて、双方向印刷時のインクドットの位置ズレをどのように補正すれば良いかについては、十分に工夫されていないのが実情であった。
【0006】
この発明は、従来技術における上述の課題を解決するためになされたものであり、プラテンギャップを調整可能な印刷において、双方向印刷時のインクドットの位置ズレをうまく補正することのできる技術を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】
上記目的を達成するために、本発明の装置は、印刷ヘッドとプラテンとを有する双方向印刷可能な印刷装置であって、
前記印刷ヘッドとプラテンとの間のギャップであるプラテンギャップを複数の値に調整可能なプラテンギャップ調整部と、
双方向印刷時のインクドットの位置ズレ補正値として、前記プラテンギャップの複数の値に対して異なる位置ズレ補正値を格納する記憶部と、
前記プラテンギャップの値に少なくとも基づいて位置ズレ補正値を選択し、選択した位置ズレ補正値を用いて双方向印刷時のインクドットの位置ズレを補正する位置ズレ補正実行部と、
を備えることを特徴とする。
【0008】
この印刷装置では、プラテンギャップの複数の値に異なる位置ズレ補正値を格納しておき、双方向印刷時には、プラテンギャップの値に基づいて位置ズレ補正値を選択して使用するので、実際の印刷時のプラテンギャップに応じた適切な位置ズレ補正を実行することができる。
【0009】
前記印刷装置は、前記プラテンギャップの値と印刷解像度とを少なくとも含む複数のパラメータを組合せた複数の印刷条件において印刷を実行することが可能であり、
前記記憶部は、前記複数の印刷条件のうちの少なくとも一部の2つ以上の印刷条件に関してそれぞれ位置ズレ補正値を格納しており、
前記位置ズレ補正実行部は、双方向印刷時における前記複数のパラメータの組合せに応じて位置ズレ補正値を決定するものとしてもよい。
【0010】
この構成によれば、プラテンギャップの値と印刷解像度とを少なくとも含む複数のパラメータの組合せで決まる印刷条件に応じて、適切な位置ズレ補正値を使用することができる。
【0011】
なお、上記印刷装置は、さらに、前記2つ以上の印刷条件における前記位置ズレ補正値を決定するためのテストパターンを印刷するためのテストパターン印刷部を備え、
前記位置ズレ補正実行部は、
i)前記プラテンギャップが前記比較的小さな第1の値に設定された印刷条件で双方向印刷が実行されるときには、当該印刷条件における位置ズレ補正値を決定するためのテストパターンを用いて決定された第1の位置ズレ補正値を前記記憶部から読み出して使用し、
ii)前記プラテンギャップが前記比較的大きな第2の値に設定された印刷条件で双方向印刷が実行されるときには、前記プラテンギャップが比較的小さな第1の値に設定された場合と比較的大きな第2の値に設定された場合とにおける位置ズレ補正値の差異を表す修正値を用いて前記第1の位置ズレ補正値を修正することによって決定された第2の位置ズレ補正値を使用するようにしてもよい。
【0012】
この構成によれば、すべての印刷条件についてテストパターン印刷を行わない出済むので、位置ズレ補正値の設定を簡略化することができる。また、プラテンギャップの値が比較的小さな第1の値に設定されているときには、テストパターンを用いて位置ズレ補正値が設定されるので、プラテンギャップの値が小さく高画質が要求される印刷条件では、位置ズレ補正をより精度良く行って、画質を向上させることが可能である。
【0013】
また、前記記憶部は、前記プラテンギャップの値が同一で他のパラメータが異なる複数の印刷条件に関してそれぞれ位置ズレ補正値を格納しており、
前記位置ズレ補正実行部は、前記複数の印刷条件の中の第1の印刷条件に対する位置ズレ補正値が変更されたときに、前記プラテンギャップの値と主走査速度の双方が同一である他の印刷条件に対する位置ズレ補正量を、前記第1の印刷条件に対する位置ズレ補正値の変更量に応じて変更するものとしてもよい。
【0014】
この構成よれば、1つの位置ズレ補正値が変更されたときに、他の位置ズレ補正値も適切に修正されるので、少ない手間で適切な位置ズレ補正値を設定することが可能である。
【0015】
なお、本発明は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、双方向印刷時のインクドットの位置ズレ補正方法および装置、双方向印刷の制御方法および装置、印刷方法および装置、印刷装置を制御するための印刷制御装置および方法、それらの方法や装置を実現するコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体、そのコンピュータプログラムを含み搬送波内に具現化されたデータ信号、等の種々の形態で実現することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を実施例に基づいて以下の順序で説明する。
A.装置の全体構成:
B.双方向印刷ズレ補正の第1実施例:
C.双方向印刷ズレ補正の第2実施例::
D.変形例:
【0017】
A.装置の全体構成:
図1は、本発明の一実施例として印刷システムの構成を示すブロック図である。この印刷システムは、コンピュータ90と、カラーインクジェットプリンタ20と、を備えている。なお、プリンタ20とコンピュータ90とを含む印刷システムは、広義の「印刷装置」と呼ぶことができる。
【0018】
コンピュータ90では、所定のオペレーティングシステムの下で、アプリケーションプログラム95が動作している。オペレーティングシステムには、ビデオドライバ91やプリンタドライバ96が組み込まれており、アプリケーションプログラム95からは、これらのドライバを介して、プリンタ20に転送するための印刷データPDが出力される。画像のレタッチなどを行うアプリケーションプログラム95は、処理対象の画像に対して所望の処理を行い、また、ビデオドライバ91を介してCRT21に画像を表示している。
【0019】
アプリケーションプログラム95が印刷命令を発すると、コンピュータ90のプリンタドライバ96が、画像データをアプリケーションプログラム95から受け取り、これを印刷データPDに変換してプリンタ20に供給する。プリンタドライバ96は、印刷データPDを作成するためのモジュールとして、解像度変換モジュール97と、色変換モジュール98と、ハーフトーンモジュール99と、ラスタライザ100と、色変換ルックアップテーブルLUTと、を有している。
【0020】
解像度変換モジュール97は、アプリケーションプログラム95で形成されたカラー画像データの解像度を、印刷解像度に変換する役割を果たす。こうして解像度変換された画像データは、まだRGBの3つの色成分からなる画像情報である。色変換モジュール98は、色変換ルックアップテーブルLUTを参照しつつ、各画素ごとに、RGB画像データを、プリンタ20が利用可能な複数のインク色の多階調データに変換する。
【0021】
色変換された多階調データは、例えば256階調の階調値を有している。ハーフトーンモジュール99は、いわゆるハーフトーン処理を実行してハーフトーン画像データを生成する。このハーフトーン画像データは、ラスタライザ100によりプリンタ20に転送すべきデータ順に並べ替えられ、最終的な印刷データPDとして出力される。なお、印刷データPDは、各主走査時のドットの形成状態を示すラスタデータと、副走査送り量を示すデータと、を含んでいる。
【0022】
プリンタドライバ96は、さらに、ユーザインタフェース表示モジュール101と、プラテンギャップ決定モジュール102と、テストパターン供給モジュール103とを有している。ユーザインタフェース表示モジュール101は、印刷に関係する種々のユーザインタフェースウィンドウを表示する機能と、それらのウィンドウ内におけるユーザの入力を受け取る機能とを有している。ユーザは、ユーザインタフェースにおいて、種々の印刷パラメータを設定することが可能である。印刷パラメータとしては、印刷媒体の種類や、モノクロ印刷/カラー印刷の区別、単方向印刷/双方向印刷の区別、印刷解像度などが含まれている。
【0023】
プラテンギャップ決定モジュール102は、設定された印刷条件に応じてプラテンギャップの値を決定し、プリンタ20に通知する。印刷条件に応じたプラテンギャップの値については更に後述する。
【0024】
テストパターン供給モジュール103は、テストパターンを表すテストパターン印刷信号TPSをハードディスク92から読み出して、プリンタ20に供給する機能を有している。このテストパターンは、双方向印刷時のインクドットの主走査方向に沿った位置ズレ(単に「双方向印刷ズレ」とも呼ぶ)の補正値を決定するために使用される。
【0025】
なお、プリンタドライバ96の各モジュールの機能を実現するためのプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録された形態で供給される。このような記録媒体としては、フレキシブルディスクやCD−ROM、光磁気ディスク、ICカード、ROMカートリッジ、パンチカード、バーコードなどの符号が印刷された印刷物、コンピュータの内部記憶装置(RAMやROMなどのメモリ)および外部記憶装置等の、コンピュータが読み取り可能な種々の媒体を利用できる。また、このようなコンピュータプログラムを、インターネットを介してコンピュータ90にダウンロードすることも可能である。
【0026】
プリンタドライバ96を備えたコンピュータ90は、印刷データPDやテストパターン印刷信号TPSをプリンタ20に供給して印刷を行わせる印刷制御装置として機能する。また、印刷条件に応じてプラテンギャップの値を決定する機能や、プラテンギャップの値に応じて双方向印刷ズレの補正値を選択する機能を有する印刷制御装置として機能することも可能である。プラテンギャップの値に応じて双方向印刷ズレの補正値を選択する機能をコンピュータ90で実現する場合には、ハードディスク92内にプラテンギャップの複数の値に応じた異なる補正値を予め格納しておくことが好ましい。
【0027】
図2は、カラープリンタ20の概略構成図である。カラープリンタ20は、紙送りモータ22によって印刷媒体Pを副走査方向に搬送する副走査送り機構と、キャリッジモータ24によってキャリッジ30をプラテン26の軸方向(主走査方向)に往復動させる主走査送り機構と、キャリッジ30に搭載された印刷ヘッドユニット60(「印刷ヘッド集合体」とも呼ぶ)を駆動してインクの吐出およびドット形成を制御するヘッド駆動機構と、これらの紙送りモータ22,キャリッジモータ24,印刷ヘッドユニット60および操作パネル32との信号のやり取りを司る制御回路40とを備えている。制御回路40は、コネクタ56を介してコンピュータ90に接続されている。
【0028】
印刷媒体Pを搬送する副走査送り機構は、紙送りモータ22の回転をプラテン26と用紙搬送ローラ(図示せず)とに伝達するギヤトレインを備える(図示省略)。また、キャリッジ30を往復動させる主走査送り機構は、プラテン26の軸と並行に架設されキャリッジ30を摺動可能に保持する摺動軸34と、キャリッジモータ24との間に無端の駆動ベルト36を張設するプーリ38と、キャリッジ30の原点位置を検出する位置センサ39とを備えている。
【0029】
摺動軸34は、摺動軸移動モータ35によって上下方向に移動することが可能である。この上下の移動により、印刷ヘッドユニット60は、プラテン26に対して相対的に移動し、印刷ヘッドの下面とプラテン26との間の距離であるプラテンギャップを調整することができる。プラテンギャップの調整は、プラテンギャップ決定モジュール102(図1)から供給される信号に応じて実行される。この信号は、印刷データPDに含まれていても良く、他の独立した信号として構成されていても良い。
【0030】
図3は、双方向印刷ズレの補正に関連する主要な構成を示すブロック図である。プリンタ20の制御回路40は、EEPROM200と、システムコントローラ210と、ヘッド駆動回路220とを有している。EEPROM200には、プラテンギャップの値PG1,PG2に対して異なる双方向印刷ズレ補正値δG1,δG2が格納されている。これらの補正値δG1,δG2の詳細についてはさらに後述する。
【0031】
システムコントローラ210は、双方向印刷ズレを補正するための位置ズレ補正実行部212としての機能を有している。プラテンギャップが決定されると、その値に応じた双方向印刷ズレの補正値がEEPROM200から読み出されて位置ズレ補正実行部212に供給される。位置ズレ補正実行部212は、復路において位置センサ39からキャリッジ28の原点位置を示す信号を受け取ると、双方向印刷ズレの補正値に応じて、ヘッドの記録タイミングを指示するための信号(遅延量設定値ΔT)をヘッド駆動回路220に供給する。ヘッド駆動回路220は、印刷ヘッド62の各ノズルに駆動信号を供給しており、位置ズレ補正実行部212から与えられた記録タイミング(すなわち遅延量設定値ΔT)に応じて復路の記録位置を調整する。これによって、復路において、複数のノズル列の記録位置が同一の補正値で調整される。なお、図3の例では、ブラックインクKと、シアンインクCと、マゼンタインクMと、イエローインクYと、の4種類のインクを吐出するための4列のノズル列が印刷ヘッド62の下面に設けられている。但し、ノズル列の配列はこれ以外の任意のものを利用することも可能である。
【0032】
図4は、EEPROM200に格納されている双方向印刷ズレの補正値の一例を示している。ここでは、複数の印刷パラメータの組合せで規定される10種類の双方向印刷モードのぞれぞれに対して、双方向印刷ズレの補正値が設定されている。なお、本明細書において、「印刷モード」と「印刷条件」は、同じ意味で使用されている。
【0033】
図4の種々の印刷パラメータの中で、ユーザが設定できる印刷パラメータは、印刷媒体の種類と、印刷解像度と、モノクロ印刷/カラー印刷の区別と、の3つである。他の印刷パラメータ(プラテンギャップとキャリッジ速度)は、これらのユーザ設定可能なパラメータに応じて自動的に決定される。すなわち、プラテンギャップPGの値は、写真専用紙を用いる場合には比較的小さな第1の値PG1(=0.9mm)に設定され、普通紙を用いる場合には比較的大きな第2の値PG2(=1.5mm)に設定される。また、キャリッジ速度は、印刷解像度に応じて決定される。
【0034】
写真専用紙を用いる場合には、印刷解像度は、720×720dpiと、1440×720dpiと、2880×1440dpiの3つのいずれかに設定可能である。なお、本明細書において、印刷解像度は(主走査方向の印刷解像度)×(副走査方向の印刷解像度)で表現される。印刷解像度が高いほぼ高画質になり、逆に、印刷解像度が低いほど高速になる。比較的解像度の低い2つの印刷解像度(720×720dpiと1440×720dpi)では、キャリッジ速度は240cpsに設定される。ここで、「キャリッジ速度」とは、印刷を実行する際の主走査速度を意味しており、その単位「cps」はキャラクタ/秒である。最高の印刷解像度(2880×1440dpi)では、キャリッジ速度は200cpsに設定され、他の2つの印刷解像度よりも低い速度で印刷が実行される。なお、この例では、普通紙を用いる場合には、最高印刷解像度(2880×1440dpi)で印刷を行うことができないことになっている。この理由は、最高印刷解像度で印刷しても、インクが滲んでしまい、画質の向上があまり期待できないからである。
【0035】
位置ズレの補正値は、モノクロ印刷とカラー印刷で別の値が使用される。この結果、写真専用紙を使用する場合には、3つの印刷解像度のそれぞれに関して、モノクロ印刷用の補正値ΔG1m1〜ΔG1m3と、カラー印刷用の補正値ΔG1c1〜ΔG1c3とがEEPROM200に格納される。また、普通紙を使用する場合には、2つの印刷解像度に関して、モノクロ印刷用の補正値ΔG2m1,ΔG2m2と、カラー印刷用の補正値ΔG2c1,ΔG1c2とがEEPROM200に格納される。以下に説明する第1実施例では、各双方向印刷モードに対する補正値が、それぞれに適したテストパターンを用いて設定される。
【0036】
B.双方向印刷ズレ補正の第1実施例:
以下に説明するように、双方向印刷ズレの補正値はプリンタ20の出荷前に設定され、また、出荷後にユーザがこの補正値を修正することができる。
【0037】
図5は、プリンタ20の出荷前における双方向印刷ズレ補正の手順を示すフローチャートである。ステップS1では、プリンタ20で使用が予定されている10種類の双方向印刷モード(図4)を1つずつ順次選択する。ステップS2では、選択された双方向印刷モードに応じてプラテンギャップ決定モジュール102がプラテンギャップを決定し、プリンタ20にプラテンギャップを示す信号を供給する。プリンタ20は、この信号に応じて、必要に応じて摺動軸移動モータ35を用いてプラテンギャップを調整する。この調整は、プリンタ20によって自動的に行われる。
【0038】
ステップS3では、選択された双方向印刷モードに従ってテストパターンが印刷される。図6は、カラーパッチを用いたテストパターンの例を示している。この例では、位置ズレ補正値δの異なる3つのカラーパッチを含むテストパターンが示されている。各カラーパッチの横に印刷されている補正値番号(「パッチ番号」とも呼ぶ)は、位置ズレ補正値δに予め関連づけられている。但し、位置ズレ補正値δは便宜上描かれているだけであり、実際には印刷されない。各カラーパッチは、一様な濃度のグレー領域を、CMYのインクを用いたコンポジットブラックで再現したグレーパッチである。このようなグレーパッチは、双方向印刷ズレと、各色のドット間のズレとの両方を反映している。実際の印刷物の画質は、双方向印刷ズレばかりでなく、各色のドット間のズレも影響するので、画質の向上という観点からは、コンポジットブラックで再現されたグレーパッチをテストパターンとして用いることが好ましい。
【0039】
但し、テストパターンとしては、これ以外の種々のパターンを使用可能であり、例えば他の種類のカラーパッチを用いることも可能である。なお、本明細書において、「カラーパッチ」とは、ほぼ一様な色に再現された画像領域を意味している。
【0040】
図7は、縦罫線を用いたテストパターンの例を示してる。このテストパターンでは、往路と復路においてそれぞれ記録された罫線対が複数組印刷されている。各罫線対では、復路における記録タイミングが互いに一定量ずつ異なっている。この記録タイミングの違いが、補正値番号(すなわち位置ズレ補正値)に対応している。
【0041】
テストパターンとしては、図6のようなカラーパッチを用いたものでもよく、あるいは、図7のような罫線を用いたものでも良い。例えば、モノクロ印刷用の補正値を設定する場合には図7のような罫線を用いたテストパターンを用い、カラー印刷用の補正値を設定する場合には図6のようなカラーパッチを用いることができる。以下では、主としてカラーパッチを用いたテストパターンを使用する例について説明する。
【0042】
図5のステップS4では、印刷された複数のカラーパッチの中から、最も画質の高いカラーパッチを選択し、その補正値番号に対応する補正値δをプリンタ20のEEPROM200(図3)内に設定する。図6の例では、最上部のカラーパッチでは白スジが発生しており、最下部のカラーパッチでは黒スジが発生している。従って、このような画質劣化の無い中央のカラーパッチの補正値番号に対応する補正値δがEEPROM200に格納される。なお、出荷前の検査によって設定された補正値を「基準補正値」とも呼ぶ。
【0043】
ステップS5では、プリンタ20で使用が予定されているすべての双方向印刷モードに関してステップS1〜S4が終了したか否かが判断され、終了していなければステップS1に戻る。ここで、「プリンタ20で使用が予定されているすべての双方向印刷モード」とは、プリンタドライバ96(図1)のユーザインタフェースウィンドウでユーザが選択できる双方向印刷モードの種類を意味する。こうして、すべての双方向印刷モードに関して双方向印刷ズレの補正値がそれぞれ設定され、プリンタ20内のEEPROM200に格納される。
【0044】
図8は、ユーザによる双方向印刷ズレ補正の手順を示すフローチャートである。ステップS11においてユーザが双方向印刷モードを選択すると、ステップS12では、選択された双方向印刷モードに応じてプリンタ20がプラテンギャップの調整を自動的に実行する。ステップS13では、ユーザの指示に応じて、双方向印刷モードに応じたテストパターンが印刷される。図9は、ユーザにテストパターンの印刷指示を許容するユーザインタフェースウィンドウW1の例を示す説明図である。このウィンドウW1は、プリンタプロパティ内のユーティリティ用ウィンドウであり、双方向印刷タイミング調整用テストパターンの印刷指示を入力するためのボタンB1が設けられている。ユーザがボタンB1をクリックすると、テストパターン供給モジュール103(図1)が、ハードディスク92からテストパターン印刷信号TPSを読み出してプリンタ20に供給し、プリンタ20がこれに従ってテストパターンを印刷する。このテストパターンは、出荷前の双方向印刷ズレ補正で用いられたテストパターン(図6)と同じものでもよく、あるいは、これとは違うテストパターンでもよい。本実施例では、ユーザによる双方向印刷ズレ補正においても、図6に示したテストパターンを用いるものとする。
【0045】
図8のステップS14では、印刷された複数のカラーパッチの中から、最も画質の高いカラーパッチを選択し、その補正値番号を設定する。図10は、好ましい補正値番号の設定をユーザに許容するユーザインタフェースウィンドウW2の例を示す説明図である。このウィンドウW2は、テストパターンが印刷されたときに、ユーザインタフェース表示モジュール101(図1)によって自動的に表示される。このウィンドウW2には、好ましい補正値番号を選択するための複数のボタンB11〜B13が設けられている。ユーザがこれらのボタンB11〜B13のいずれかをクリックすると、好ましい補正値番号に対応する補正値δがプリンタ20のEEPROM200(図3)内に設定される。なお、この補正値は、図5のステップS4で設定された基準補正値に置き換わるものとしてEEPROM200に登録されてもよく、あるいは、基準補正値を修正する値がEEPROM200に基準補正値とは別個に格納されてもよい。また、ユーザによって設定された補正値は、EEPROM200でなく、プリンタドライバ96に登録されるようにしてもよい。
【0046】
ステップS15では、位置ズレ補正実行部212(図3)が、他の双方向印刷モードに対する補正値を必要に応じて修正する。図11は、このような補正値の修正の様子を示している。この例では、1番目の双方向印刷モードに対する補正値δG1m1がユーザによって新たな補正値δG1m1’に変更されている。このとき、プラテンギャップPGとキャリッジ速度とが同一である他の双方向印刷モードに対する補正値が以下の式に従って修正される。
δG1c1’=δG1c1+(δG1m1’−δG1m1)
δG1m2’=δG1m2+(δG1m1’−δG1m1)
δG1c2’=δG1c2+(δG1m1’−δG1m1)
【0047】
換言すれば、この修正処理では、プラテンギャップPGとキャリッジ速度とが1番目の双方向印刷モードと同一である他の3つの双方向印刷モードの補正値δG1c1,δG1m2,δG1c2が、1番目の双方向印刷モードの補正値の変更量(δG1m1’−δG1m1)に応じて修正されている。このような修正処理を行えば、すべての双方向印刷モードに関してユーザがテストパターンによる補正値の再設定を行わない場合にも、可能な限り多くの印刷モードに関して適切な補正値を再設定することが可能である。なお、このような修正を行う対象の印刷モードを、プラテンギャップPGとキャリッジ速度との両方が同一のもののみに限定しているのは、双方向印刷ズレがこれらのパラメータに特に大きく依存しているからである。従って、プラテンギャップPGとキャリッジ速度との両方が同一である双方向印刷モードの補正値は、上記のような方法によってかなり精度良く修正することが可能である。但し、他の特定の双方向印刷モードもこれに準じた方法で修正するようにしても良い。また、ステップS15における補正値の修正を全く行わないようにしても良い。
【0048】
図8のステップS16では、ユーザの指示に応じて実際の印刷が実行される。このとき、図3に示した回路により、ステップS14で設定された補正値に従って印刷ヘッド62からのインク吐出動作が制御される。
【0049】
以上のように、第1実施例では、複数の双方向印刷モードのそれぞれについて、EEPROM200に予め双方向印刷ズレの補正値δが収納されているので、各双方向印刷モードで印刷を実行するときに、その印刷モードに適した補正値δを用いて双方向印刷ズレを適切に補正することができる。また、これらの補正値は、それぞれ適したテストパターンを印刷することによって設定されているので、例えば、少数の補正値から内挿などの演算を用いて各印刷モードにおける補正値を算出する場合に比べて、双方向印刷ズレをより高精度に補正することが可能である。
【0050】
また、第1実施例では、ユーザによって1つの双方向印刷モードに対する補正値が変更されたときに、他の特定の双方向印刷モードに対する補正値もこれに応じて修正するようにしているので、少ない手間で双方向印刷ズレの補正値を適切な値に修正することができるという利点がある。
【0051】
C.双方向印刷ズレ補正の第2実施例:
図12は、第2実施例におけるプリンタ20の出荷前における双方向印刷ズレ補正の手順を示すフローチャートである。図12の手順は、第1実施例の図5のステップS5をステップS5aに置き換え、またステップS6を追加したものであり、他は図5と同じである。
【0052】
ステップS5aでは、テストパターンによる補正値の設定が必要なすべての双方向印刷モードについてステップS1〜S4の処理が終了したか否かを判断する。すなわち、第2実施例では、すべての双方向印刷モードに関してテストパターンが印刷される訳ではなく、一部の双方向印刷モードについてのみテストパターンが印刷される。ステップS6では、テストパターンによって補正値が設定されていない他の双方向印刷モードに関して、設定済みの補正値に基づいて双方向印刷ズレの補正値を予測し、その補正値をEEPROM200に格納する。
【0053】
図12は、第2実施例における双方向印刷ズレの補正値の予測方法を示す説明図であり、第1実施例の図4に対応する図である。この例では、8番目と10番目の双方向印刷モードの補正値δG1c2,δG2c2は、他の補正値から予測することによって算出している。具体的には、例えば以下のように予測することができる。
δG2c1=δG1c1+(δG2m1−δG1m1)
δG2c2=δG1c2+(δG2m2−δG1m2)
【0054】
8番目の双方向印刷モードの補正値δG2c1は、印刷解像度とキャリッジ速度とモノクロ/カラーの区別が同じでプラテンギャップPGが異なる他の双方向印刷モードにおける補正値δG1c1に、モノクロ印刷でのプラテンギャップPGの違いによる補正値の差分(δG2m1−δG1m1)を加算することによって予測されている。同様に、10番目の双方向印刷モードの補正値δG2c2も、印刷解像度とキャリッジ速度とモノクロ/カラーの区別が同じでプラテンギャップPGが異なる他の双方向印刷モードにおける補正値δG1c2に、モノクロ印刷でのプラテンギャップPGの違いによる補正値の差分(δG2m1−δG1m1)を加算することによって予測されている。すなわち、モノクロ印刷でのプラテンギャップPGの違いによる補正値の差分(δG2m1−δG1m1)は、補正値を予測する際の修正値として利用されている。
【0055】
第2実施例においては、プラテンギャップPGの値がより小さな1番目ないし6番目の双方向印刷モードに関しては、すべてテストパターンを用いて補正値δが設定されている。この理由は、プラテンギャップPGがより小さな双方向印刷モードでは通常は高級な印刷媒体を用いており、画質がより重視される傾向にあるからである。一方、プラテンギャップPGの値がより大きな印刷モードでは、画質がそれほど重要視されていない場合が多い。そこで、プラテンギャップPGの値がより大きな双方向印刷モードの補正値は、プラテンギャップPGの値がより小さな双方向印刷モードにおける補正値を用いて予測するようにしても、実用上からは画質の問題が生じることは無い。
【0056】
なお、補正値の予測は、EEPROM200に補正値を格納する際に行う必要は無く、実際の印刷時に補正値を使用する際に行うようにしても良い。後者の場合には、例えば図13の8番目と10番目の印刷モードに対する補正値はEEPROM200に格納しておく必要はく、印刷実行時に位置ズレ補正実行部212(図3)が上述した予測を行うことが可能である。一般に、EEPROM200には複数の双方向の印刷モードのうちの少なくとも一部の2つ以上の双方向印刷モードに関してそれぞれ補正値を格納しておき、位置ズレ補正実行部212が、実際に使用される双方向印刷モードに応じて位置ズレ補正値を決定するようにすることが可能である。
【0057】
このように、第2実施例では、一部の双方向印刷モードに関してはテストパターンを用いた補正値の設定を行わず、他の双方向印刷モードの補正値を用いて予測しているので、補正値の設定をより簡略化することが可能である。
【0058】
D.変形例:
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
【0059】
D1.変形例1:
上記実施例では、カラーインクジェットプリンタについて説明したが、本発明は、モノクロプリンタにも適用可能であり、また、インクジェット方式以外のプリンタにも適用可能である。本発明は、一般に、印刷媒体上に画像の記録を行う印刷装置に適用可能であり、例えばファクシミリ装置やコピー機にも適用することが可能である。
【0060】
D2.変形例2:
上記各実施例では、双方向印刷ズレの補正値がプリンタ内のEEPROM200内に格納されていたが、これらの補正値は、印刷システム内の任意の場所に設けられた不揮発性メモリに格納することが可能である。
【0061】
D3.変形例3:
上記各実施例では、印刷媒体の種類に応じてプラテンギャップが調整されているが、プラテンギャップの調整を他の条件に従って行っても良い。
【0062】
D4.変形例4:
上記各実施例では、印刷ヘッドを移動させることによりプラテンギャップの大きさを調整しているが、プラテンを移動させることにより調整しても良い。一般に、本発明に使用されるプラテンギャップ調整部は、印刷ヘッドとプラテンの少なくとも一方を相対的に移動させることにより、プラテンギャップの大きさを調整するものであれば良い。
【0063】
D5.変形例5:
上記各実施例では、双方向印刷ズレの補正値は、プラテンギャップ以外の印刷パラメータにも依存して設定されていたが、この代わりに、双方向印刷ズレの補正値をプラテンギャップのみに依存して設定しても良い。換言すれば、双方向印刷ズレの補正値は、少なくともプラテンギャップの複数の値に対して異なる値が設定されていれば良い。
【0064】
D6.変形例6:
上記各実施例では、印刷条件を規定するパラメータとして、印刷媒体の種類や、モノクロ印刷/カラー印刷の区別、単方向印刷/双方向印刷の区別、印刷解像度などを用いていたが、これ以外のパラメータを用いることも可能である。例えば、印刷ヘッドに複数種類の駆動波形を適用可能なプリンタでは、駆動波形の種類も印刷条件のパラメータとして利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例として印刷システムの構成を示すブロック図。
【図2】カラープリンタ20の概略構成図。
【図3】双方向印刷ズレの補正に関連する主要な構成を示すブロック図。
【図4】EEPROM200に格納されている双方向印刷ズレの補正値を示す説明図。
【図5】プリンタの出荷前における双方向印刷のズレ補正の手順を示すフローチャート。
【図6】カラーパッチを用いたテストパターンの例を示す説明図。
【図7】縦罫線を用いたテストパターンの例を示す説明図。
【図8】ユーザによる双方向印刷ズレの補正の手順を示すフローチャート。
【図9】ユーザにテストパターンの印刷指示を許容するユーザインタフェースウィンドウW1の例を示す説明図。
【図10】補正値番号の設定をユーザに許容するユーザインタフェースウィンドウW2の例を示す説明図。
【図11】ユーザによって補正値の1つが変更されたときに他の補正値が修正される様子を示す説明図。
【図12】第2実施例におけるプリンタ20の出荷前における双方向印刷ズレ補正の手順を示すフローチャートである。
【図13】第2実施例における双方向印刷ズレの補正値の予測方法を示す説明図。
【符号の説明】
20…カラーインクジェットプリンタ
21…CRT
22…紙送りモータ
24…キャリッジモータ
26…プラテン
28…キャリッジ
30…キャリッジ
32…操作パネル
34…摺動軸
35…摺動軸移動モータ
36…駆動ベルト
38…プーリ
39…位置センサ
40…制御回路
56…コネクタ
60…印刷ヘッドユニット
62…印刷ヘッド
90…コンピュータ
91…ビデオドライバ
92…ハードディスク
95…アプリケーションプログラム
96…プリンタドライバ
97…解像度変換モジュール
98…色変換モジュール
99…ハーフトーンモジュール
100…ラスタライザ
101…ユーザインタフェース表示モジュール
102…プラテンギャップ決定モジュール
103…テストパターン供給モジュール
200…EEPROM
210…システムコントローラ
212…位置ズレ補正実行部
220…ヘッド駆動回路

Claims (7)

  1. 印刷ヘッドとプラテンとを有する双方向印刷可能な印刷装置であって、
    前記印刷ヘッドとプラテンとの間のギャップであるプラテンギャップを複数の値に調整可能なプラテンギャップ調整部と、
    双方向印刷時のインクドットの位置ズレ補正値として、前記プラテンギャップの複数の値に対して異なる位置ズレ補正値を格納する記憶部と、
    前記プラテンギャップの値に少なくとも基づいて位置ズレ補正値を選択し、選択した位置ズレ補正値を用いて双方向印刷時のインクドットの位置ズレを補正する位置ズレ補正実行部と、
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  2. 請求項1記載の印刷装置であって、
    前記印刷装置は、前記プラテンギャップの値と印刷解像度とを少なくとも含む複数のパラメータを組合せた複数の印刷条件において印刷を実行することが可能であり、
    前記記憶部は、前記複数の印刷条件のうちの少なくとも一部の2つ以上の印刷条件に関してそれぞれ位置ズレ補正値を格納しており、
    前記位置ズレ補正実行部は、双方向印刷時における前記複数のパラメータの組合せに応じて位置ズレ補正値を決定する、印刷装置。
  3. 請求項2記載の印刷装置であって、さらに、
    前記2つ以上の印刷条件における前記位置ズレ補正値を決定するためのテストパターンを印刷するためのテストパターン印刷部を備え、
    前記位置ズレ補正実行部は、
    i)前記プラテンギャップが前記比較的小さな第1の値に設定された印刷条件で双方向印刷が実行されるときには、当該印刷条件における位置ズレ補正値を決定するためのテストパターンを用いて決定された第1の位置ズレ補正値を前記記憶部から読み出して使用し、
    ii)前記プラテンギャップが前記比較的大きな第2の値に設定された印刷条件で双方向印刷が実行されるときには、前記プラテンギャップが比較的小さな第1の値に設定された場合と比較的大きな第2の値に設定された場合とにおける位置ズレ補正値の差異を表す修正値を用いて前記第1の位置ズレ補正値を修正することによって決定された第2の位置ズレ補正値を使用する、印刷装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の印刷装置であって、
    前記記憶部は、前記プラテンギャップの値が同一で他のパラメータが異なる複数の印刷条件に関してそれぞれ位置ズレ補正値を格納しており、
    前記位置ズレ補正実行部は、前記複数の印刷条件の中の第1の印刷条件に対する位置ズレ補正値が変更されたときに、前記プラテンギャップの値と主走査速度の双方が同一である他の印刷条件に対する位置ズレ補正量を、前記第1の印刷条件に対する位置ズレ補正値の変更量に応じて変更する、印刷装置。
  5. 印刷ヘッドとプラテンとを備えるとともに、前記印刷ヘッドとプラテンとの間のギャップであるプラテンギャップを複数の値に調整可能なプラテンギャップ調整部を備える印刷装置の双方向印刷を制御するための印刷制御装置であって、
    双方向印刷時のインクドットの位置ズレ補正値として、前記プラテンギャップの複数の値に対して異なる位置ズレ補正値を格納する記憶部と、
    前記プラテンギャップの値に応じて位置ズレ補正値を選択し、選択した位置ズレ補正値を用いて双方向印刷時のインクドットの位置ズレを補正する位置ズレ補正実行部と、
    を備えることを特徴とする印刷制御装置。
  6. 双方向印刷におけるインクドットの位置ズレの補正方法であって、
    双方向印刷時のインクドットの位置ズレ補正値として、印刷ヘッドとプラテンとの間のギャップであるプラテンギャップの複数の値に対して異なる位置ズレ補正値を準備する工程と、
    前記プラテンギャップの値に応じて位置ズレ補正値を選択し、選択した位置ズレ補正値を用いて双方向印刷時のインクドットの位置ズレを補正する工程と、
    を備えることを特徴とする位置ズレ補正方法。
  7. 印刷ヘッドとプラテンとを備えるとともに、前記印刷ヘッドとプラテンとの間のギャップであるプラテンギャップを複数の値に調整可能なプラテンギャップ調整部を備える印刷装置の双方向印刷を制御するための印刷制御装置としてコンピュータを動作させるためのコンピュータプログラムであって、双方向印刷時のインクドットの位置ズレ補正値として前記プラテンギャップの複数の値に対して異なる位置ズレ補正値を格納するメモリから、前記プラテンギャップの値に応じて位置ズレ補正値を選択し、選択した位置ズレ補正値を用いて双方向印刷時のインクドットの位置ズレを補正する機能を前記コンピュータに実現させるためのプログラムを含むことを特徴とするコンピュータプログラム。
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