JP2004098534A - 複数室容器のブロー成形方法とその容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ブロー成形2室容器を製造するためには、2つのブロー容器を使用し、外側からシュリンクフィルム、シール等で2つの容器を重ね合わせて固定する必要があるため、その材料費や加工費等によるコストが高くなる課題があった。
【解決手段】仕切壁部46に隔てられた複数個の空洞43を有するパリソン40を押し出す工程と、押し出された前記パリソン40をブロー金型で挟み込む工程と、前記ブロー金型内で複数個の空洞43にブローする工程とからなる複数室容器のブロー成形方法とその容器。
【選択図】        図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、容器内を仕切壁部により複数室に分けた複数室容器のブロー成形方法とそのブロー成形容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、半円形の断面形状を有したブロー容器を2つ重ね合わせ、外側からシュリンクフィルム、シール等で覆って一体にし、2室容器として、使用するときに2種類の内容液を混合させるもの、例えば、毛染め液や接着剤等の2室容器は知られている。この場合、2つのブロー容器を重ね合わせて1つのネジ部を設けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
2室容器を製造するためには、2つのブロー容器を使用し、外側からシュリンクフィルム、シール等で2つの容器を重ね合わせて固定する必要があるため、その材料費や加工費等によるコストが高くなる課題があった。
また、同じネジ形状を有した2つの容器を重ね合わせると一般的なネジ形状ではネジがつながらないためネジの機能が有効に働かない問題が生じると共に、ネジ部の条数、巻き数、ピッチ等に制限を受け、正確に成形することが困難である課題があった。
また、容器側面の印刷等の加飾作業が困難で複雑になる課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は、請求項1に記載のように、仕切壁部に隔てられた複数個の空洞を有するパリソンをダイスから押し出すパリソン成形工程と、押し出された前記パリソンをブロー金型で挟み込み、ブロー金型内で複数個の空洞に同時にブローするブロー成形工程とからなる複数室容器のブロー成形方法を提供するものである。
本発明によれば、シュリンクフィルム、シール等を使用して複数の同一容器を合体し複数室容器を製造していた従来の製法に比べ、パリソンを複数空洞に分けて一体にブロー成形することにより、容易且つ迅速に複数室容器を製造することができ、容器自体の製造コストを大幅に削減することができる。
【0005】
また、本発明は、請求項2に記載のように、請求項1に記載の複数室容器のブロー成形方法において、ブロー金型により容器首部にネジ部を一体成形してなる複数室容器のブロー成形方法を提供するものである。
本発明によれば、複数の同一容器を合体してネジ部を設けた従来の製法に比べ、ネジ部を一体成形することができるから、ネジ部の条数、巻き数、ピッチ等に制限がなく、正確に成形することができると共に、製造コストを低減することができる。
【0006】
また、本発明は、請求項3に記載のように、請求項1又は2に記載の複数室容器のブロー成形方法において、前記パリソンをブロー金型で挟み込み、挟み込んだパリソンの上方部を切除し、ブロー成形するための吹き込み部を形成する工程を有する複数室容器のブロー成形方法を提供するものである。
本発明によれば、吹き込み部を形成することで、容易且つ円滑にパリソン内部にエアーを吹き込み複数室容器をブロー成形することができる。
【0007】
また、本発明によれば、請求項4に記載のように、請求項3に記載の複数室容器のブロー成形方法において、前記パリソンをブロー金型で挟み込み、ブロー金型内においてパリソン上部にブロー成形するための吹き込み部を形成する工程を有する複数室容器のブロー成形方法を提供するものである。
本発明によれば、パリソンをブロー金型で挟み込み、ブロー金型内でパリソン上部に吹き込み部を形成してブロー金型に設けたブロ−ピンを吹き込み部に差し込んでブロー成形することができる。
【0008】
また、本発明は、請求項5に記載のように、請求項1乃至4のいずれかに記載の複数室容器のブロー成形方法において、前記ブロー金型内でブロー成形する際にエアーを噴出するブローピンを空洞内に挿入してブロー成形する複数室容器のブロー成形方法を提供するものである。
本発明によれば、ブローピンを空洞内に挿入することで、確実にパリソン内部にエアーを吹き込みブロー成形することができる。
【0009】
また、本発明は、請求項6に記載のように、請求項5に記載の複数室容器のブロー成形方法において、前記パリソンをブロー金型で挟み込む際に前記ブロー金型に設けたブローピンを空洞に挿入してブロー成形する複数室容器のブロー成形方法を提供するものである。
本発明によれば、パリソンをブロー金型で挟み込むと同時に前記ブロー金型に設けたブローピンを空洞に挿入することができ、ブロー成形工程を迅速にすることができる。
【0010】
また、本発明に係る複数室容器によれば、請求項7に記載のように、ブロー成形により一体成形してなる容器口部から容器底部まで仕切壁部を設けてなる複数室容器を提供するものである。
本発明によれば、複数室を有する容器を一体成形できるから、シュリンクフィルムで覆う必要がなく容器自体の大幅なコストダウンが実現し、口部にネジを容易に成形でき、容器の断面外周形状が一般的な容器と同等な形状にでき、容器胴部への印刷等の一般的な加飾装置による加飾工程が可能になる。
【0011】
また、本発明は、請求項8に記載のように、請求項7に記載の複数室容器において、容器首部にネジ部を一体成形してなる複数室容器を提供するものである。
本発明によれば、ブロー成形により容器首部に、ネジ部を、条数、巻き数、ピッチ等に制限がなく、正確に成形した複数室容器をコストを低減して、容易に製造することができる。
【0012】
また、本発明は、請求項9に記載のように、請求項7又は8に記載の複数室容器において、押し出しチューブ容器として成形してなる複数室容器を提供するものである。
本発明によれば、複数の比較的粘性のある内容液等を、手で同時に絞り出して使用することができる押し出しチューブ容器としての複数室容器を提供することができる。
【0013】
また、本発明は、請求項10に記載のように、請求項7、8又は9に記載の複数室容器において、容器底部を切除して空室内に内容物を充填するように成形した複数室容器を提供するものである。
本発明によれば、容器開口が小さい押し出しチュ−ブ容器等においては、開口部からの内容物の充填が困難なため、本発明に係る複数室容器では、容器底部を切除して底部から複数空室内に異なる内容物を充填することができ、充填を迅速、容易にすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下図示する実施例により、本発明に係る複数室容器のブロー成形方法とその容器の実施の形態を説明する。
実施例の場合、本発明容器を成形するブロー成形装置は、パリソン成型機10と、ブロー金型20と、ブローピンとから構成されている。
また、本発明容器の成形工程は、パリソン成形工程とブロー成形工程とからなる。
【0015】
図1乃至図14に記載の実施例の場合、図1又は図2に記載のように、パリソン成型機10は、外側に設けた円筒状のダイス11と、その内側に設けた断面円形状のコア12とからなり、ダイス11とコア12の間に断面円形状のダイス外溝14を設けると共に、コア12の下端部には直径方向に横断してコア内溝13がダイス外溝14と連通して設けてある。
【0016】
パリソン成形工程において、パリソン成型機10に供給されたポリプロピレン、ポリエチレン等の熱可塑性樹脂からなる溶融樹脂は、図1に記載のように、ダイス外溝14とコア内溝13から同時に押し出されて、図3及び図4に記載のように、円筒状の外周部45とその中央を横断する仕切壁部46とにより二つの空洞43を内部に有する半溶融状態のパリソン40を形成する。
なお、図示の実施例では、コア内溝13はI字状に設けてあるが、例えば、コア内溝13をY字状、X字状、*状等に端辺部がダイス外溝14と連通するように適宜にコア12に設ければ、三つ、四つ、五つ等の複数個の空洞43を内部に有するパリソン40を成形することができる。
【0017】
次いで、パリソン成型機10により成形されたパリソン40は、図5乃至図7の実施例又は図8乃至図13の実施例に記載のように、左右に型開閉するブロー金型20の型開状態において、ブロー金型20の間を下方に向かって供給され、その下端部42がブロー金型20の型面21内を通過し所定地点にまで達すると、左右からブロー金型20が閉じる。
【0018】
図5乃至図7に記載の実施例の場合、図5又は図6に記載のように、ブロー金型20の下部に設けた圧着部23によりパリソン40の下端部42を挟み込んで圧着すると共に、パリソン40の上方部を切断手段により切除し、ブロー成形するための吹き込み部44を形成し、ブロー成形工程に移動する。
【0019】
図5乃至図7に記載の実施例の場合、図5の半溶融状態のパリソン40の吹き込み部44に、図6に記載のように、ブローピン30のエアーを噴出する噴出口31を挿入し、仕切壁部46が空気圧の差で歪まないように、2つの噴出口31から均一な圧縮エアを空洞43内に一気に吹き込み、型面21に沿った形状で、容器内部は、容器口部から容器底部まで縦に仕切る仕切壁部46により2室に分けられた成型品50をブローアップすることができる。
従って、前記の三つ以上の複数の空洞43を内部に有するパリソン40の場合には、吹き込み部44に合わせた噴出口31を有するブローピン30によって圧縮エアーを空洞内に吹き込み、複数室を有する容器を成形することとなる。
【0020】
また、図8乃至図14に記載の実施例の場合、図9に記載のように、ブロー金型20の上下部に設けた圧着部23、24によりパリソン40の上下端部を挟み込んで圧着し、ブロー金型20の上部に設けた吹き込み型部25により吹き込み部44を成形すると共に、下端部42が容器底部51を成形するように構成してある。圧着により金型からはみ出た余剰パリソン48はバリとして取り除かれる。ブロー金型20の吹き込み型部25の中央には、ブローピン26が設けてあり、左右からブロー金型20が閉じると同時又は閉じた後に、その先端の噴出口27が、仕切壁部46に達しない状態で、パリソン40の上部に成形された吹き込み部44に両側から差し込まれるように構成してある。
【0021】
ブロー成形工程において、図9の記載のように、半溶融状態のパリソン40の吹き込み部44に、ブローピン26のエアーを噴出する噴出口27を挿入した状態で、仕切壁部46が空気圧の差で歪まないように、2つブローピン26の噴出口27から均一な圧縮エアを空洞43内に一気に吹き込み、図10に記載のように、型面21に沿った形状で、容器内部は、容器口部から容器底部まで縦に仕切る仕切壁部46により2室に分けられた成型品50をブローアップすることができる。
【0022】
上記両実施例の場合、ブロ−金型20の型閉じ状態で上部の容器首部位置にネジ型部22を設けてあり、パリソン40をブロー金型20の上部に設けたネジ型部22に押し付けて一体成形することで、ネジ部47の条数、巻き数、ピッチ等を型通りに正確に成形することができる。
次いで、図11に記載のように、ブロー金型20を型開状態にして、成形品50を離型し、ブローピン26、30を引き抜き取り外し、ネジ部47の上部に形成されたバリ52を切断手段により切除することにより、図7又は図13に記載のように、容器底部から容器口部まで縦に仕切る仕切壁部46により2室に分けられた2室容器を得ることができる。
【0023】
なお、図13の成型品50の場合は、容器底部51を切除して、開口底部53を成形し、開口底部53から内容物を充填することができるように構成してあり、内容物充填後に図14に記載のように、開口底部53を圧着して溶着することにより、内容物を充填したチューブ容器等を得ることができる。
上記実施例に係る本発明に係る2室容器は、容器内部を容器底部から容器口部まで縦に仕切る仕切壁部46を設けてあると共に、キャップをネジ式に着脱するためのネジ部47をブロー成形により容器首部に一体に成形してあるから、例えば、2液を個々に収容しておくことができ、キャップを確実に装着しておくことができる。
【0024】
【発明の効果】
以上の通り、本発明に係る複数室容器のブロー成形方法によれば、請求項1に記載のように、仕切壁部に隔てられた複数個の空洞を有するパリソンを押し出すパリソン成形工程と、押し出された前記パリソンをブロー金型で挟み込み、前記ブロー金型内で複数個の空洞に同時にブローするブロー成形工程とからなる構成を有することにより、シュリンクフィルム、シール等を使用して複数の同一容器を背中合わせに合体し複数室容器を製造していた従来の製法に比べ、パリソンを複数空洞に分けて一体にブロー成形することができるから、容易且つ迅速に複数室容器を製造することができ、容器自体の製造コストを大幅に削減することができる効果がある。
【0025】
また、本発明は、請求項2に記載のように、請求項1に記載の複数室容器のブロー成形方法において、ブロー金型により容器首部にネジ部を一体成形してなる構成を有することにより、複数の同一容器を合体してネジ部を設けた従来の製法に比べ、ネジ部を一体成形することができるから、ネジ部の条数、巻き数、ピッチ等に制限がなく、正確に成形することができると共に、製造コストを低減することができる効果がある。
【0026】
また、本発明は、請求項3に記載のように、請求項1又は2に記載の複数室容器のブロー成形方法において、前記パリソンをブロー金型で挟み込み、挟み込んだパリソンの上方部を切除し、ブロー成形するための吹き込み部を形成する工程を有することにより、吹き込み部を形成することで、容易且つ円滑にパリソン内部にエアーを吹き込み複数室容器をブロー成形することができる効果がある。
【0027】
また、本発明は、請求項4に記載のように、請求項3に記載の複数室容器のブロー成形方法において、前記パリソンをブロー金型で挟み込み、ブロー金型内においてパリソン上部にブロー成形するための吹き込み部を形成する工程を有する構成を有することにより、パリソンをブロー金型で挟み込み、ブロー金型内でパリソン上部に吹き込み部を形成してブロー金型に設けたブロ−ピンを吹き込み部に差し込んでブロー成形することができる効果がある。
【0028】
また、本発明は、請求項5に記載のように、請求項1乃至4のいずれかに記載の複数室容器のブロー成形方法において、前記ブロー金型内でブロー成形する際にエアーを噴出するブローピンを空洞内に挿入してブロー成形する構成を有することにより、ブローピンを空洞内に挿入することで、確実にパリソン内部にエアーを吹き込みブロー成形することができる効果がある。
【0029】
また、本発明は、請求項6に記載のように、請求項5に記載の複数室容器のブロー成形方法において、前記パリソンをブロー金型で挟み込む際に前記ブロー金型に設けたブローピンを空洞に挿入してブロー成形する構成を有することにより、パリソンをブロー金型で挟み込むと同時に前記ブロー金型に設けたブローピンを空洞に挿入することができ、ブロー成形工程を迅速にすることができる効果がある。
【0030】
また、本発明に係る複数室容器によれば、請求項7に記載のように、ブロー成形により一体成形してなる容器口部から容器底部まで仕切壁部を設けてなる構成を有することにより、複数室を有する容器を一体成形できるから、シュリンクフィルムで覆う必要がなく容器自体の大幅なコストダウンが実現し、首部にネジを容易に成形でき、容器の断面外周形状が一般的な容器と同等な形状にでき、容器胴部への印刷等の一般的な加飾装置による加飾工程が可能になる効果がある。
【0031】
また、本発明は、請求項8に記載のように、請求項7に記載の複数室容器において、容器首部にネジ部を一体成形してなる構成を有することにより、ブロー成形により容器首部に、ネジ部を、条数、巻き数、ピッチ等に制限がなく、正確に成形した複数室容器をコストを低減して、容易に製造することができる効果がある。
【0032】
また、本発明は、請求項9に記載のように、請求項7又は8に記載の複数室容器において、押し出しチューブ容器として成形してなる構成を有することにより、複数の比較的粘性のある内容液等を、手で同時に絞り出して使用することができる押し出しチューブ容器を提供することができる効果がある。
【0033】
また、本発明は、請求項10に記載のように、請求項7、8又は9に記載の複数室容器において、容器底部を切除して空室内に内容物を充填するように成形した構成を有することにより、容器開口が小さい押し出しチュ−ブ容器等においては、開口部からの内容物の充填が非効率的なため、容器底部を切除して底部から複数空室内に異なる内容物を充填することができ、充填を迅速、容易にすることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部の概略縦断説明図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】その一実施例の要部を示す概略縦断面図。
【図4】その要部を示す概略横断面図。
【図5】本発明の一実施例の要部を示す概略縦断説明図。
【図6】本発明の一実施例の他の要部を示す概略縦断説明図。
【図7】本発明容器の一実施例の要部を示す概略縦断面図。
【図8】本発明の他の実施例の要部の一使用態様を示す概略縦断説明図。
【図9】その実施例の他の使用態様を示す概略縦断面図。
【図10】その実施例の他の使用態様を示す概略縦断面図。
【図11】その実施例の他の使用態様を示す概略縦断面図。
【図12】本発明の一実施形態の要部を示す概略縦断面図。
【図13】本発明の他の実施形態の要部を示す概略縦断面図。
【図14】本発明の他の実施形態の要部を示す概略縦断面図。
【符号の説明】
10  パリソン成型機
11  ダイス
12  コア
13  コア内溝
14  ダイス外溝
20  ブロー金型
21  型面
22  ネジ型部
23  圧着部
24  圧着部
25  吹き込み型部
26  ブローピン
27  噴出口
30  ブローピン
31  噴出口
40  パリソン
42  下端部
43  空洞
44  吹き込み部
45  外周部
46  仕切壁部
47  ネジ部
48  余剰パリソン
50  成形品
51  容器底部
52  バリ
53  開口底部

Claims (10)

  1. 仕切壁部に隔てられた複数個の空洞を有するパリソンをダイスから押し出す工程と、押し出された前記パリソンをブロー金型で挟み込む工程と、前記ブロー金型内で複数個の空洞にブローする工程とからなる複数室容器のブロー成形方法。
  2. 請求項1に記載の複数室容器のブロー成形方法において、ブロー金型により容器首部にネジ部を一体成形してなる複数室容器のブロー成形方法。
  3. 請求項1又は2に記載の複数室容器のブロー成形方法において、前記パリソンをブロー金型で挟み込み、該パリソンをブロー金型の上方で切除し、ブロー成形するための吹き込み部を形成する工程を有する複数室容器のブロー成形方法。
  4. 請求項3に記載の複数室容器のブロー成形方法において、前記パリソンをブロー金型で挟み込み、ブロー金型内においてパリソン上部にブロー成形するための吹き込み部を形成する工程を有する複数室容器のブロー成形方法。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の複数室容器のブロー成形方法において、前記ブロー金型内でブロー成形する際にエアーを噴出するブローピンを空洞に挿入してブロー成形する複数室容器のブロー成形方法。
  6. 請求項5に記載の複数室容器のブロー成形方法において、前記パリソンをブロー金型で挟み込む際に前記ブロー金型に設けたブローピンを空洞に挿入してブロー成形する複数室容器のブロー成形方法。
  7. ブロー成形により一体成形してなる容器口部から容器底部まで仕切壁部を有する複数室容器。
  8. 請求項7に記載の複数室容器において、容器首部にネジ部を一体成形してなる複数室容器。
  9. 請求項7又は8に記載の複数室容器において、押し出しチューブ容器として成形してなる複数室容器。
  10. 請求項7、8又は9に記載の複数室容器において、容器底部を切除して空室内に内容物を充填するように成形した複数室容器。
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JP2008501468A (ja) * 2004-08-19 2008-01-24 ジョン スク オ 注射薬瓶
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