JP2004094561A - Icカード - Google Patents

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平野 誠治
Hiroshi Oishi
大石 浩
Manabu Mitsuyu
三露 学
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Abstract

【課題】本発明は、接触型、又は非接触型、及びコンビネーション型ICカードを用いるICカードシステムにおいて、メモリとしての、EEPROM内に格納されるデータを表示するために、汎用性があり、且つ安価なICカードシステムを提供する。
【解決手段】不揮発性メモリ3と揮発性メモリ4を有し、小形演算処理装置6(MPU)と、接触インターフェース8、又は非接触インターフェース9とを備えたICカードにおいて、前記小形演算処理装置6内にLED2を発光させるための少なくとも一つの出力ポート、又は入出力ポート(PORT)13、またはI/Oポート15を備え、該ポート13、または該I/Oポート15に該LED2を接続し、該ポート13、又は該I/Oポート15を介して、該LED2を点灯、または点滅させる動作プログラムにもとずいて動作する制御手段により、ICカード内部のデータ表示を行う。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、クレジットカード、キャッシュカードなどに使用されるICカードに関するものであり、さらに詳しくは、接触型、又は非接触型、及びハイブリッド型のICカードシステムにおいて、メモリとしてのEEPROM内に格納されるデータを表示するために、汎用性があり、且つ安価なICカードシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、ICカードは、磁気カードに比較して、情報量が大であるということ、セキュリティ性があるということなどの特徴から金融分野、運輸分野、通信分野、流通分野、物流分野、行政分野などいろいろな分野でICカードの利用が拡大している。
【0003】
例えば、以前からクレジットカードやテレホンカードなどに使用されている磁気カードが偽造され消費者や企業が多大な損害をこうむる問題が頻繁に起こり、社会問題となっている。
【0004】
このような状況から、社会全体がセキュリティへの関心も高く、従来の磁気カードの代替としてICカード化が急速に進展している。
【0005】
ここにきてICカードのコスト面も徐々に低コスト化が図られ、従来の磁気カードに比較して、情報量やセキュリティなどの性能面では明らかに優れていながら、なかなか普及しなかった理由の一つであるコスト問題が解決の方向に向かっている。
【0006】
一方、企業にとっても総合的に判断した場合、合理化メリットが生じる点を重視してのICカードの利用、また使用者の利便性向上などの理由から、金融・流通・輸送・交通・製造・物流・行政分野などでICカードの利用が増大の一途をたどっている。
【0007】
ICカードも利用分野によって異なる多種類のカードがあり、カードに搭載されているICチップと、外部装置とのデータ送受信方法により分類することができる。
【0008】
ICカードは、磁気カードと類似の形状と材料からなり、カードの中にICチップなどが埋め込まれている。
【0009】
該ICチップの基本的な構成は、CPU(中央演算処理装置)とROM(読み出し専用メモリ)とRAM(読み書き可能なメモリ)、及びEEPROM(電気的に書き換えや消去が行えるメモリ)で構成されている。
【0010】
前記CPU(中央演算処理装置)は、データの演算を行う演算部と外部とのデータのやり取りなどを行う制御部から構成されている。
【0011】
前記ROM(読み出し専用メモリ)は、電源を切ってもデータが消えない不揮発性の記憶デバイスである。ICカードでは、ROMにICカードに適した高速で小さなプログラムが格納されている。CPUは、このプログラムに従い、動作を行う。
【0012】
前記ROMには、マスクROMとPROMがある。マスクROMは、メーカが製造過程でマスクパターンを変え、記憶内容を書き込むメモリである。従って、製造後は消去不可能である。
【0013】
該マスクROMの用途は、データの記憶やマイクロプログラムの記憶、デコーダやコード変換、モニタープログラムなどに使用されている。
【0014】
前記PROMは、何も書き込まれていないものに使用者側で書き込みができるROMである。一度しか書き込みができないので、情報の書き換えをするときは、一度記憶したものを全部消去しなければならない。
【0015】
その消去法によってEAROMとEPROMに大別される。EAROMは、電気的に消去する。EPROMは、紫外線で消去する。
【0016】
実際的には、該PROMをICカードに利用する場合は、カードを発行する時に一度だけ情報が書き込めるが、一度、記録を行うと通常のROMと同じようにデータの変更や削除は行えない。
【0017】
前記EPROMも、ICカードに利用した場合は、カード内のメモリに紫外線を照射することはできないので記憶内容の書き換えは行えない。
【0018】
前記RAMは、読み書き可能なメモリであるが、電源を切ってしまうとデータが消えてしまう揮発性メモリである。ICチップにおける役割としては、CPUが演算などの作業を行うとき一時的に利用するデータ処理用のメモリとして利用されている。
【0019】
前記EEPROMは、電気的に書き換えや消去が行えるROMである。電源を切ってもデータが消えない不揮発性の記憶デバイスであり、ICカードでは、データ蓄積用メモリとして利用する。
【0020】
例えば、ICチップにEEPROMなどのデータ記録用メモリのみを内蔵し、CPU(中央演算処理装置)を内蔵しない、基本的にデータを蓄積する機能のみを持つメモリカードがある。
【0021】
また、外部機器とのデータをやり取りする方式として、接触型ICカードと非接触型ICカードがある。
【0022】
接触型ICカードは、カード表面の外部端子をリーダライタに接触させて使用し、非接触型ICカードは、カード表面に外部端子がなく、カード内部にアンテナを内蔵しており、電波により、リーダライタと情報のやり取りを行う仕組みになっている。
【0023】
最近では、接触型ICカードと非接触型ICカードの両方の機能をもつ、ICカードとして、例えば接触型と非接触型の二つのICチップを搭載したハイブリッド型ICカードや、接触型と非接触型共用のICチップを搭載したコンビネーション型ICカードが実用化されている。
【0024】
従来の接触型ICカードは、図11に示すように磁気カードと同様に塩化ビニール(PVC)樹脂やポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂などを基材として使用し、形状も同様なカードに小形演算処理装置6(MPU)と、接触インターフェース8を備え、更にデータメモリ7(電気的消却書き込み可能なデータメモリとしてのEEPROMなど)も備えた接触型ICモジュール1を内蔵した仕組みになっている。
【0025】
前記小形演算処理装置6(MPU)の構成は、ICメモリとして、不揮発性メモリ3(CPU駆動用のプログラムメモリとしてのマスクROMなど)と揮発性メモリ4(書き込み可能なメモリとして、入出力データや演算データを一時的に格納し、出力側やメモリ側に引き渡す役割を有するRAMなど)を有し、更に制御部5aと演算部5bから構成されている中央演算処理装置5(CPU)を備えている。
【0026】
前記接触インターフェース8は、例えば、Vcc(回路電圧)端子8a、RST(リセット信号)端子8b、CLK(クロック信号)端子8c、RFU(予備)端子8d、GND(グランド)端子8e、Vpp(書き込み供給電圧)端子8f、I/O(データ入出力)端子8g、RFU(予備)端子8hから構成されている。
【0027】
また、最近になってテレホンカードや交通機関を利用するカードとして、特に注目を集めているICカードに非接触型ICカードがある。図12に示すように接触型ICカードと同様の基材と形状のカードに小形演算処理装置6(MPU)とコイルアンテナ10、及びLC発振回路(コイル・コンデンサ回路)を有する非接触インターフェース9を備え、更にデータメモリ7(電気的消却書き込み可能なデータメモリとしてのEEPROMなど)も備えた非接触型ICモジュール11を内蔵した仕組みになっている。
【0028】
該小形演算処理装置6(MPU)の構成は、接触型ICカードと同様でメモリとして、不揮発性メモリ3(CPU駆動用のプログラムメモリとしてのマスクROMなど)と揮発性メモリ4(書き込み可能なメモリとして、入出力データや演算データを一時格納し、出力側やメモリ側に引き渡す役割を有するRAMなど)を有し、更に制御部5aと演算部5bからなる中央演算処理装置5(CPU)を備えている。
【0029】
更に、高額のクレジット代金の支払いは、セキュリティ性の高い接触型IC機能で行い、支払金額の少ないプリペイドカード代金などは、非接触型IC機能を利用するといった方法が取れる接触型と非接触型の二つのICチップを搭載したハイブリッド型ICカードや、接触型と非接触型共用のICチップを搭載したコンビネーション型ICカードが実用化されている。
【0030】
このように、ICカード開発初期に脚光を浴びた、メモリーカードから最近では次第にICカードも目的や用途に合わせて多様化されている。
【0031】
メモリカードは、いわゆるICカードの一種だが、マイクロプロセッサを内蔵せず、メモリのみを内蔵するカードである。
【0032】
すなわち、演算機能プラス記憶機能をもつのがICカード、記憶機能に特化したものがメモリーカードといえる。
【0033】
メモリーカードは、ICカードとして最初に開発されたもので、データを記憶するためROM(Read Only Memory)などのICメモリを備えている。
【0034】
そのデータ記憶容量は、磁気カードの80文字に対して500文字から16,000文字以上と格段に大きくなっている。メモリには、PROM、EPROM、EEPROMなどが利用される。
【0035】
一方、一般的なICカードは、ICチップに、例えば情報の書き込みや読み出しを制御するための中央演算処理装置(CPU)を内蔵しており、演算機能があるため、データの読み書きの際にアクセスが正しいかどうか判断することができ高いセキュリティを実現できる。
【0036】
更に、このCPU駆動用のメモリと一般データ記憶用のメモリが内蔵されている。一般データ記憶用メモリが別のICチップに内蔵されている2チップカードと呼ばれているICカードもある。
【0037】
しかしながら、チップ間の配線切れ、セキュリティ面での安全性を考慮すると1チップ化、すなわちマイクロプロセッサと一般データ記憶用メモリを1チップ構成とする方が良い。
【0038】
また、ICチップ内の各種の情報やデータ類の読取りや書込みを行うためには、外部機器類とのインターフェースが必要である。また、ICカードには、電池が内蔵されていないので、ICチップを動作させる電力を外部機器類から供給する必要がある。
【0039】
このようなことから、ICカードには、CPUの有無による分類の他に、インターフェースによる分類から、前記のように接触型ICカードと非接触型ICカードがある。
【0040】
先ず、接触型ICカードは、一般的にはカード内に電池を内蔵していないのでカードの表面に金属製の外部接続端子があり、ICカードをリーダライタに挿入することで、リーダライタ内の金属製の接続端子とが接触してICカード内に電力が安定的に供給される。
【0041】
このようにリーダライタとICカードとの情報などのやり取りは、電気的接点により行われる。従って、多くの演算処理ができるのでセキリュティ性が高いカードである。但し、リーダライタとカード端子との接点不良にともなうトラブルが発生する場合がある。
【0042】
次に、非接触型ICカードは、ICカードとICカード用リーダ/ライタにアンテナを内蔵し、電波を利用して情報などのやり取りを行う。カード内部に銅線からなるアンテナを備え、情報のやり取りを行うとともに電力供給を受けることができる。
【0043】
非接触型ICカードは、ICカードとICカード用リーダライタとの通信距離によって、密着型、近接型、近傍型、遠隔型がある。
【0044】
例えば、通信距離は密着型が2mm、近接型は約10cm、近傍型は1m、遠隔型は数mとなっている。
【0045】
非接触型ICカードは、電波方式のため接触型のような電気接点にともなうトラブルは解消される。また、リーダライタの取扱いは、比較的容易になりカードを挿入することもなく、リーダライタの上に置くだけとか、かざすだけでいいので、カードの取り扱いも簡単である。
【0046】
リーダライタのメカニカル構造がシンプルになり、大きさもコンパクトになる。更にメンテナンスも容易になるが、電波を利用しているので通信障害を考慮する必要がある。
【0047】
最近では、前記のように接触型と非接触型の両方の機能を持つ、例えば接触型と非接触型の二つのICチップを搭載したハイブリッド型ICカードや接触型と非接触型共用のICチップを搭載したコンビネーション型ICカードが実用化されている。
【0048】
このように現在のICカードシステムにおいては、ICカードは規格に準拠したICカードを使用し、リーダライタは汎用的なICカード用リーダライタを用いて、データの読み書きを行っている。
【0049】
ICカードの標準化は、ISO(国際標準化機構)、及びIEC(国際電気標準会議)により、国際規格がある。例えば、接触型ICカードでは、ISO7816に規定されている電気的特性、プロトコル、コマンドでデータの送受信を行っている。
【0050】
また、非接触型ICカードでは、近接型の場合には、ISO/IEC14443に規定されている電波特性、プロトコル、コマンドでデータの送受信が行われている。
【0051】
ICカードでは、カード内部の残高やポイント数を読み出すために、接触型ICカードシステムの場合は、リーダライタ(端末)に挿入し、非接触型ICカードシステムの場合は、リーダライタ(端末)にかざすなどにより、データの読み書きを行っている。
【0052】
また、カード券面に液晶をつけて表示したり、接触型ICカードシステムではリライト層を設けて、その領域にポイント数を印字することにより、カード内情報を表示している。
【0053】
従って、従来の接触型ICカードシステムにおいては、ICカードは、リーダライタでデータを読み書きし、カード内のデータは、端末で表示するため処理が煩雑であった。
【0054】
そこで簡易で安価なリーダライタを用いて、カード内残高やポイント数を見ることで解決を試みた。しかしながら、ICカード以外に、やはりカード内残高やポイント数を見るための、液晶ディスプレイなどによる表示機能のついた簡易型リーダライタが必要であるため、使用者にとっては、やはり利便性が良くなかった。
【0055】
この方法においても、結局カードからデータの読み出しを行うために、接触型ICカードシステムの場合は、リーダライタ(端末)に挿入し、非接触型ICカードシステムの場合は、リーダライタ(端末)にかざすなどにより、データの表示を液晶ディスプレイなどにより行うものであった。
【0056】
また、ICカード内のデータを表示する場合、カード券面に磁気層を施し、その領域を書き換えることにより、内部情報を表示していたが、リアルタイムな情報ではなかった。
【0057】
更に、問題点として、磁気を変化させるために大きなエネルギーが必要であり、リーダライタが簡易なものにできなかった。
【0058】
以上のように、ICカード内の数値データ情報を容易に取り出すことができ、更に使用者にとって利便性が高く、経済的なICカードシステムが存在しないのが現状である。
【0059】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は係る従来技術の問題点を解決するものであり、すなわち接触型、又は非接触型、及びコンビネーション型のICカードを用いるICカードシステムにおいて、メモリとしての、EEPROM内に格納されるデータを表示するために、汎用性があり、且つ安価なICカードシステムを提供する。
【0060】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記のような課題を解決するために成されたもので、本発明の請求項1に係る発明は、不揮発性メモリ3と揮発性メモリ4を有し、中央演算処理装置5(CPU)として、制御部5aと演算部5bを有する小形演算処理装置6(MPU)と、接触インターフェース8、又は非接触インターフェース9とを備えたICカードにおいて、該ICカードにLED2を備え、前記小形演算処理装置6内にLED2を発光させるための少なくとも一つの出力ポート、または入出力ポート(PORT)13、またはI/Oポート15を備え、該ポート13、または該I/Oポート15に該LED2を接続し、該ポート13、または該I/Oポート15を介して、該LED2を点灯、または点滅させる動作プログラムにもとづいて動作する制御手段により、ICカード内部のデータ表示を行うことを特徴とするICカードである。
【0061】
本発明の請求項2に係る発明は、請求項1記載のICカードにおいて、 前記I/Oポート15は、ICカード通信制御用I/Oポート15であり、非接触動作時にVcc´(回路電圧)21、または外部プルアップ電源19(LC回路と整流回路起電等)で駆動することを特徴とする請求項1記載のICカードである。
【0062】
本発明の請求項3に係る発明は、請求項1又は2記載のICカードにおいて、前記LED2がICカードの側面、又は券面である表面の任意の位置に設けられていることを特徴とするICカードである。
【0063】
本発明の請求項4に係る発明は、請求項1乃至3のいずれか1項記載のICカードにおいて、前記ICカード内部のデータがプリペイドカードの残高やポイント数のような数値データであり、該数値データが予め設定された数値以下ではなく、設定値をもち、LED2をその値より大きい場合(ポイント等)に点灯、小さい場合(残高等)に点滅させることを特徴とするICカードである。
【0064】
本発明の請求項5に係る発明は、請求項1乃至4のいずれか1項記載のICカードにおいて、前記数値データが予め設定された数値以下ではなく、設定値をもち、LED2を任意の設定値に応じて点滅回数を変化させることを特徴とするICカードである。
【0065】
本発明の請求項6に係る発明は、請求項1乃至5のいずれか1項記載のICカードにおいて、前記数値データが予め設定された数値以下ではなく、設定値をもち、内部フラグにより、LED2点灯を禁止することを特徴とするICカードである。
【0066】
本発明の請求項7に係る発明は、請求項1乃至6のいずれか1項記載のICカードにおいて、前記数値データが予め設定された数値以下ではなく、設定値をもち、外部からのコマンドにより、LED2を点灯、又は点滅や、前記内部フラグなどを実行、設定することを特徴とするICカードである。
【0067】
本発明の請求項8に係る発明は、請求項1乃至7のいずれか1項記載のICカードにおいて、前記LED2を複数個有し、前記ICカード内部の該数値データの閾値を複数の該LED2で表示することを特徴とするICカードである。
【0068】
本発明の請求項9に係る発明は、請求項1乃至8のいずれか1項記載のICカードにおいて、前記LED2表示モードと通常動作モードを有し、内部的な要因(タイマ割り込みなど)で切り替わることを特徴とするICカードである。
【0069】
本発明の請求項10に係る発明は、請求項1乃至9のいずれか1項記載のICカードにおいて、前記LED2表示モードと通常動作モードを有し、外部的な要因(外部からの信号I/Oなどの割り込み)で切り替わることを特徴とするICカードである。
【0070】
本発明の請求項11に係る発明は、請求項1乃至10のいずれか1項記載のICカードにおいて、前記ICカードに電力、又は電波のみを供給する簡易リーダライタを有し、ICカードのLED2を用いて表示することを特徴とするICカードである。
【0071】
【発明の実施の形態】
本発明に係わるICカードの実施形態を図1から図10にもとづいて詳細に説明する。
【0072】
本発明における図1(イ)は、本発明の一実施例における接触型ICカードAの側面にLED2を設けた斜視図である。
【0073】
図1(ロ)は、本発明の一実施例における接触型ICカードAの券面表面にLED2を設けた斜視図である。
【0074】
図2(イ)は、本発明の他の実施例における非接触型ICカードBの側面にLED2を設けた斜視図である。
【0075】
図2(ロ)は、本発明の他の実施例における非接触型ICカードBの券面表面にLED2を設けた斜視図である。
【0076】
図3(イ)は、本発明のその他の実施例におけるコンビネーション型ICカードCの側面にLED2を設けた斜視図である。
【0077】
図3(ロ)は、本発明のその他の実施例におけるコンビネーション型ICカードCの券面表面にLED2を設けた斜視図である。
【0078】
本発明における図4(イ)、及び図4(ロ)は、本発明の一実施例における接触型ICカードAにおいて、接触インターフェース8としてCLK(クロック信号)端子、I/O(データ入出力)端子、RST(リセット信号)端子、GND(グランド)端子、Vcc(回路電圧)端子を有し、小型演算処理装置(MPU)6に出力ポート、または入出力ポート(PORT)13、またはI/Oポート15を備え、該ポート13、または該I/Oポート15に該LED2を接続し、該ポート13、または該I/Oポート15を介して、該LED2を点灯、または点滅させる動作プログラムにもとずいて動作する制御手段により、ICカード内部のデータ表示を行うための回路図である。
【0079】
図5(イ)、及び図5(ロ)は、本発明の他の実施例における非接触型ICカードBにおいて、非接触インターフェース9としてLA、及びLB(LA及びLBの2種のLC発振回路:コイル・コンデンサ回路)を有し、小型演算処理装置(MPU)6に出力ポート、または入出力ポート(PORT)13、またはI/Oポート15を備え、該ポート13、または該I/Oポート15に該LED2を接続し、該ポート13、または該I/Oポート15を介して、該LED2を点灯、または点滅させる動作プログラムにもとづいて動作する制御手段により、ICカード内部のデータ表示を行うための回路図である。
【0080】
図5(ロ)は、本発明の他の実施例における非接触型ICカードBにおいて、前記LA、及びLBを有し、小型演算処理装置(MPU)6に前記I/Oポート15は、ICカード通信制御用I/Oポート15であり、非接触動作時にVcc´(回路電圧)21、または図14に示すような回路図を有する外部プルアップ電源19(LC回路と整流回路起電等)で駆動し、該ポート15に抵抗14を介して、LED2を接続し、該LED2を点灯、または点滅させる動作プログラムにもとずいて動作する制御手段により、ICカード内部のデータ表示を行う場合の回路図である。
【0081】
図6(イ)、及び図6(ロ)は、本発明のその他の実施例における接触型ICカードAと非接触型ICカードBの両方の機能を有するコンビネーション型ICカードCにおいて、接触インターフェース8として、CLK(クロック信号)端子、I/O(データ入出力)端子、RST(リセット信号)端子、GND(グランド)端子、Vcc(回路電圧)端子を有し、非接触インターフェース9としてLC発振回路を有し、小型演算処理装置(MPU)6に出力ポート、または入出力ポート(PORT)13、またはI/Oポート15を備え、該ポート13、または該I/Oポート15に該LED2を接続し、該ポート13、または該I/Oポート15を介して、該LED2を点灯、または点滅させる動作プログラムにもとづいて動作する制御手段により、ICカード内部のデータ表示を行うための回路図である。
【0082】
図6(ロ)は、本発明のその他の実施例におけるコンビネーション型ICカードCにおいて、接触インターフェース8として、CLK(クロック信号)端子、RST(リセット信号)端子、GND(グランド)端子、Vcc(回路電圧)端子を有し、非接触インターフェース9として前記LC発振回路を有し、小型演算処理装置(MPU)6に前記I/Oポート15は、ICカード通信制御用I/Oポート15であり、非接触動作時にVcc´(回路電圧)21、または図14に示すような回路図を有する外部プルアップ電源19(LC回路と整流回路起電等)で駆動し、該ポート15に抵抗14を介して、LED2を接続し、該LED2を点灯、または点滅させる動作プログラムにもとずいて動作する制御手段により、ICカード内部のデータ表示を行う場合の回路図である。
【0083】
図7(イ)は、本発明の動作プログラムにもとづいて動作する制御手段としての接触型ICカード用バランスリーダDにおいて、I/O(データ入出力)端子、Vcc(回路電圧)端子、CLK(クロック信号)端子、RST(リセット信号)端子、GND(グランド)端子、自己発信CLK、ダイオード18、コンデンサ16、抵抗14、スイッチ17、電源12などを有する回路図である。
【0084】
図7(ロ)は、本発明の非接触型ICカード用バランスリーダEのアンテナ10、OSC(CLK13.56MHzのオシレータ)20、スイッチ17、電源12を備えた回路図である。
【0085】
図8、及び図9は、本発明のICカード側の動作プログラムフローである。
【0086】
図10(イ)は、本発明の接触型ICカードAと接触型ICカード用バランスリーダDの使用説明図である。図10(ロ)は、本発明の非接触型ICカードBと非接触型ICカード用バランスリーダEの使用説明図である。
【0087】
尚、コンビネーション型ICカードCは、接触型ICカード用バランスリーダD、或いは非接触型ICカード用バランスリーダEのどちらかを目的によって流用することができるのでコンビネーション型ICカードC専用のリーダは不要である。
【0088】
本発明は、図1から図3に示すように、前記LED2は、接触型ICカードA、非接触型ICカードB、コンビネーション型ICカードCの各種ICカード共、該ICカードの側面、又は券面表面の任意の位置に組み込まれている。
【0089】
図4から図6に示すように、小形演算処理装置6にLED2を発光させるための少なくとも一つの出力ポート、または入出力ポート(PORT)13、またはI/Oポート15を備え、該ポート13、または該I/Oポート15に該LED2を接続し、該ポート13、または該I/Oポート15を介して、該LED2を点灯、または点滅させる動作プログラムにもとづいて動作する制御手段により、ICカード内部のデータ表示を行う仕組みである。
【0090】
次に、非接触型ICカードB、コンビネーション型ICカードCにおいては、図5(ロ)、図6(ロ)に示すように、小型演算処理装置(MPU)6に前記I/Oポート15は、ICカード通信制御用I/Oポート15であり、非接触動作時にVcc´(回路電圧)21、または図14に示すような回路図を有する外部プルアップ電源19(LC回路と整流回路起電等)で駆動し、該ポート15に抵抗14を介して、LED2を接続し、該LED2を点灯、または点滅させる動作プログラムにもとずいて動作する制御手段により、ICカード内部のデータ表示を行う仕組みもある。
【0091】
前記出力ポート、または入出力ポート(PORT)13、またはI/Oポート15、或いは前記ICカード通信制御用I/Oポート15により、LED2を点灯、又は点滅させることにより、ICカード内部のデータ表示をリアルタイムに行うことが可能になった。
【0092】
該LED2は、白色発光するLEDのみでなく、青色・赤色・黄色などの有色発光するLED2を使用して、ICカード内部のデータ表示を行っても良く、点灯又は点滅効果がより一層視覚的に向上する。
【0093】
また、前記LED2を複数個有し、前記ICカード内部の該数値データの閾値を複数の該LED2で表示することもできる。
【0094】
前記ICカード内部のデータがプリペイドカードの残高やポイント数のような数値データであり、該数値データが予め設定された数値以下ではなく、設定値をもち、LED2をその値より大きい場合(ポイント等)に点灯、小さい場合(残高等)に点滅させたりすることもできる。
【0095】
即ち、点灯、又は点滅する閾値をICカード内部に予め登録しておき、その情報は、ICカード発行時にデフォルト値として、保有者が書き換えて使用してもよい。
【0096】
更に、前記数値データが予め設定された数値以下ではなく、設定値をもち、LED2を、例えば1000円で1回点滅、2000円で2回点滅、3000円で3回点滅するように任意の設定値に応じて点滅回数を変化させることもできる。
【0097】
次に、図7(イ)に示すような回路を有する図10(イ)に示す、接触型ICカード用バランスリーダDや、図7(ロ)に示すような回路を有する図10(ロ)に示す、非接触型ICカード用バランスリーダEは、従来のICカード用のリーダライタのように液晶ディスプレイなどにポイント数や残高などを表現するための表示機能を持つ必要がない。
【0098】
従って、前記接触型ICカード用バランスリーダDや非接触型ICカード用バランスリーダEは、非常に軽くコンパクトになり、どこにでも気楽に携帯でき、また価格も安価になり、汎用性の高く利便性に優れた機器である。
【0099】
例えば、図7(イ)に示すように、接触型ICカード用バランスリーダDの場合は、信号として、Vcc(回路電圧信号)、CLK(クロック信号)、RST(リセット信号)を出力できればよい。
【0100】
該CLK(クロック信号)出力のための自己発信CLKとRST(リセット信号)、遅延回路(ダイオード18とコンデンサ16で構成)、I/OとRST用の抵抗14、及び電源12を有し、スイッチ17により信号のON/OFFを行う。電源12は、3Vから5Vが適当である。
【0101】
前記スイッチ17は、ICカードコネクタに付属しているカード挿入検出スイッチでもよい。
【0102】
前記CLK(クロック信号)は、通常は3.5MHzであるが、消費電力を抑えるため、1MHzでもよい。
【0103】
次に、図7(ロ)に示すように、非接触型ICカード用バランスリーダEの場合は、コイル状アンテナ23からキャリアを出力できればよい。
【0104】
該非接触型ICカード用バランスリーダEから発信されるキャリアを非接触型ICカードBが受信して、電力とCLK(クロック信号)、及びデータを受け取る。
【0105】
このようにして得た電力によって回路を起動させ、再び該非接触型ICカード用バランスリーダEにデータなど返送する仕組みになっている。
【0106】
例えば、該非接触型ICカード用バランスリーダEは、13.56MHzのキャリアをスイッチ17により行う。該スイッチ17は、ICカードコネクタに付属しているカード検出スイッチでもよい。
【0107】
次に、図8、及び図9に示すように、接触・非接触・コンビネーション型ICカード内の動作プログラムフローは、<1>リセットが解除されたタイマ割り込みを、初期タイマ値(1sec)にセットして許可する。次に通信割り込みを許可する。
【0108】
<2>通信割り込みが発生した場合、通常のICカード処理(コマンドーレスポンス)を実行し、前記<1>へ戻る。但し、前記<1>へ戻らず、ICカード処理のみでもよい。
【0109】
<3>タイマ割り込みが発生した場合、LED2点灯(又は、点滅)処理を実行し、通信割り込みを許可する。また、再度タイマ割り込みを許可する。次にICカード内に設定された設定値を読み出し、設定された情報に、LED機能の許可、又は不許可を確認する。カレント値(残高など)と設定値以下の情報で比較して、その値が設定値以上か、未満の識別情報から、点滅、又は点灯に分かれる。更に、点灯の場合、ONかOFFの識別情報から、1、又は0に分かれる。
【0110】
<4>点滅フローは、LED接続ポートに0を出力し、その後、ICカード内に格納された点滅タイマ値をセットして、waitした後、LED接続ポートEXOR(排他的論理和:2つの数を2進数で見た時に、各ビットが等しいのなら0、異なっていれば1を返す)を反転して戻る。(点滅タイマ値がFFhでない場合、オプションで点灯と消灯時間を変更できる)
【0111】
<5>点灯フローは、LED接続ポートに1を出力する。
【0112】
本発明におけるICカード内メモリに格納されている必要なデータは、点滅タイマ値(1):接触型・非接触型・ハイブリッド型の場合。点滅タイマ値(2):カレント値の格納位置(ファイル名)。設定値:≦/>の区別。カレント値(残高など):LED表示機能(有り/無し)。初期タイマ値:LED点灯(0/1)である。前記必要なデータは、アプリケーションファイルに格納されていてもよい。
【0113】
また、コンビネーション型ICカードの場合は、接触型のみ、非接触型のみ、両方の選択(発行時)ができ、接触型、或いは非接触型単体の場合は、機能の有、または無を選択(発行時)することができる。
【0114】
<6>前記設定情報は、ICカード処理内でISO7816に準拠したコマンドで格納されるか、発行時に格納される。また、LEDの点滅フローは、上位からのコマンドによっても、LED表示モードの点灯、点滅が実行される。
【0115】
次に、使用例として、図10(イ)に示すように、接触型ICカードAの場合は、接触型ICカード用バランスリーダDにカードが挿入されると、LED2が点灯、又は点滅する。スイッチ17は、コネクタに付属のカード挿入検出スイッチ、又は電源12のON/OFFスイッチでもよい。
【0116】
次に、図10(ロ)に示すように、非接触型ICカードBの場合は、非接触型ICカード用バランスリーダEのスイッチ17がONの状態(キャリアON)でアンテナの上にカードをかざすと、LED2が点灯、又は点滅する。
【0117】
尚、LED2のランプの点灯継続時間は、適時ICカードの回路内に組み込まれているタイマーによって制御される。
【0118】
前記したようにICカードでは、カード内部の残高やポイント数を読み出すために、接触型ICカードシステムの場合は、リーダライタ(端末)に挿入し、非接触型ICカードシステムの場合は、リーダライタ(端末)にかざすなどにより、データの読み書きを行っている。
【0119】
また、カード券面に液晶をつけて表示したり、接触型ICカードシステムではリライト層を設けて、その領域にポイント数を印字することにより、カード内情報を表示している。
【0120】
従って、従来の接触型ICカードシステムにおいては、ICカードは、リーダライタでデータを読み書きし、カード内のデータは、端末で表示するため処理が煩雑であった。
【0121】
そこで従来においても、簡易で安価なリーダライタを用いて、カード内残高やポイント数を見ることで解決を試みたが、ICカード以外に、やはりカード内残高やポイント数を見るための、液晶ディスプレイなどによる表示機能のついた簡易型リーダライタが必要であるため、使用者にとっては、やはり利便性が良くなかった。
【0122】
この方法においても、結局カードからデータの読み出しを行うために、接触型ICカードシステムの場合は、リーダライタ(端末)に挿入し、非接触型ICカードシステムの場合は、リーダライタ(端末)にかざすなどにより、データの表示を液晶ディスプレイなどにより行うものであった。
【0123】
また、ICカード内のデータを表示する場合、カード券面に磁気層を施し、その領域を書き換えることにより、内部情報を表示していたが、リアルタイムな情報ではなかった。
【0124】
更に、問題点として、磁気を変化させるために大きなエネルギーが必要であり、リーダライタが簡易なものにできなかった。
【0125】
以上のように、ICカード内の数値データ情報を容易に取り出す、使用者にとって利便性が高く経済的なICカードシステムが存在しなかった。
【0126】
本発明により、従来のようにリーダに液晶ディスプレイなどを有し、ポイント数や残高などを表現するための表示機能を持つ必要がなく、非常に軽くコンパクトになり、どこにでも気楽に携帯でき、また価格も安価になり、汎用性の高く利便性に優れたICカード内部のデータ表示を行うことができるICカードシステムである。
【0127】
【発明の効果】
本発明は、ICカード内の数値データ(残高やポイント数など)をICカードに設けたLED発光表示システムにより、例えばプリペイドの支払可能残高やポイント数の増加状況、或いは健康検診の検査基準値範囲内状況有無など数値データをLEDの繰り返し点滅数、又はその組み合わせなどの点灯状態により、モールス信号的な確認ができ、使用者が容易に目視により識別判断でき、リーダライタによる数値確認が省略できコンパクトで安価なICカードシステムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(イ)は、本発明の一実施例における接触型ICカードの側面にLEDを設けた斜視図である。図1(ロ)は、本発明の一実施例における接触型ICカードの券面表面にLEDを設けた斜視図である。
【図2】図2(イ)は、本発明の他の実施例における非接触型ICカードの側面にLEDを設けた斜視図である。図2(ロ)は、本発明の他の実施例における非接触型ICカードの券面表面にLEDを設けた斜視図である。
【図3】図3(イ)は、本発明のその他の実施例におけるコンビネーション型ICカードの側面にLEDを設けた斜視図である。図3(ロ)は、本発明のその他の実施例におけるコンビネーション型ICカードの券面表面にLEDを設けた斜視図である。
【図4】図4(イ)、及び図4(ロ)は、本発明の一実施例における接触型ICカードの回路図である。
【図5】図5(イ)、及び図5(ロ)は、本発明の他の実施例における非接触型ICカードの回路図である。
【図6】図6(イ)、及び図6(ロ)は、本発明のその他の実施例におけるコンビネーション型ICカードの回路図である。
【図7】図7(イ)は、本発明の一実施例における接触型ICカード用バランスリーダを説明する回路図である。図7(ロ)は、本発明の他の実施例における非接触型ICカード用バランスリーダの回路図である。
【図8】本発明のICカード側の動作プログラムフローである。
【図9】本発明のICカード側のデータ読み出し動作プログラムフローである。
【図10】図10(イ)は、本発明の接触型ICカードと接触型ICカード用バランスリーダの使用例の説明図である。図10(ロ)は、本発明の非接触型ICカードと非接触型ICカード用バランスリーダの使用例の説明図である。
【図11】従来の接触型ICカード用ICモジュールの構成平面図である。
【図12】従来の非接触型ICカード用ICモジュールの構成平面図である。
【図13】従来のコンビネーション型ICカード用ICモジュールの構成平面図である。
【図14】従来の非接触型、及びコンビネーション型ICカードに用いる外部電源用回路図である。
【符号の説明】A・・・接触型ICカード
B・・・非接触型ICカード
C・・・コンビネーション型ICカード(接触・非接触統合型ICカード)
D・・・接触型ICカード用バランスリーダ
E・・・非接触型ICカード用バランスリーダ
1・・・接触型ICモジュール
2・・・LED(発光素子)
3・・・不揮発性メモリ(CPU駆動用のプログラムメモリとしてのマスクROMなど)
4・・・揮発性メモリ(書き込み可能なメモリとして、入出力データや演算データを一時格納し、出力側やメモリ側に引き渡す役割を有するRAMなど)
5・・・中央演算処理装置(CPU) 5a・・・制御部  5b・・・演算部6・・・小型演算処理装置(MPU)
7・・・データメモリ(電気的消却書き込み可能なデータメモリとしてのEEPROMなど)
8・・・接触インターフェース 8a・・・Vcc(回路電圧)端子(接触型ICカード用バランスリーダのVccに対応) 8b・・・RST(リセット信号)端子(接触型ICカード用バランスリーダのRSTに対応) 8c・・・CLK(クロック信号)端子(接触型ICカード用バランスリーダのCLKに対応)8d・・・RFU(予備)端子  8e・・・GND(グランド)端子(接触型ICカード用バランスリーダのGNDに対応) 8f・・・Vpp(書き込み供給電圧)端子 8g・・・I/O(データ入出力)端子(接触型ICカード用バランスリーダのI/Oに対応) 8h・・・RFU(予備)端子
9・・・非接触インターフェース
10・・・コイルアンテナ(非接触型ICモジュール内に内蔵)
11・・・非接触型ICモジュール
12・・・電源
13・・・入出力ポート(PORT)
14・・・抵抗
15・・・通信制御用I/Oポート
16・・・コンデンサ
17・・・スイッチ
18・・・ダイオード
19・・・外部プルアップ電源
20・・・OSC(CLK13.56MHzのオシレータ)
21・・・Vcc´(回路電圧)
22・・・シェナーダイオード
23・・・コイル状アンテナ(非接触型ICカードバランスリーダ用)
24・・・コイル
25・・・コンビネーション型ICモジュール

Claims (11)

  1. 不揮発性メモリと揮発性メモリを有し、中央演算処理装置(CPU)として、制御部と演算部を有する小形演算処理装置(MPU)と、接触インターフェース、又は非接触インターフェースとを備えたICカードにおいて、該ICカードにLEDを備え、前記小形演算処理装置内にLEDを発光させるための少なくとも一つの出力ポート、または入出力ポート(PORT)、またはI/Oポートを備え、該ポート、または該I/Oポートに該LEDを接続し、該ポート、または該I/Oポートを介して、該LEDを点灯、または点滅させる動作プログラムにもとづいて動作する制御手段により、ICカード内部のデータ表示を行うことを特徴とするICカード。
  2. 前記I/Oポートは、ICカード通信制御用I/Oポートであり、非接触動作時にVcc´(回路電圧)、または外部プルアップ電源(LC回路と整流回路起電等)で駆動することを特徴とする請求項1記載のICカード。
  3. 前記LEDがICカードの側面、又は券面である表面の任意の位置に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のICカード。
  4. 前記ICカード内部のデータがプリペイドカードの残高やポイント数のような数値データであり、該数値データが予め設定された数値以下ではなく、設定値をもち、LEDをその値より大きい場合(ポイント等)に点灯、小さい場合(残高等)に点滅させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載のICカード。
  5. 前記数値データが予め設定された数値以下ではなく、設定値をもち、LEDを任意の設定値に応じて点滅回数を変化させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載のICカード。
  6. 前記数値データが予め設定された数値以下ではなく、設定値をもち、内部フラグにより、LED点灯を禁止することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載のICカード。
  7. 前記数値データが予め設定された数値以下ではなく、設定値をもち、外部からのコマンドにより、LEDを点灯、または点滅や、前記内部フラグなどを実行、設定することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項記載のICカード。
  8. 前記LEDを複数個有し、前記ICカード内部の該数値データの閾値を複数
    の該LEDで表示することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項記載の
    ICカード。
  9. 前記LED表示モードと通常動作モードを有し、内部的な要因(タイマ割り込みなど)で切り替わることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項記載のICカード。
  10. 前記LED表示モードと通常動作モードを有し、外部的な要因(外部からの信号I/Oなどの割り込み)で切り替わることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項記載のICカード。
  11. 前記ICカードに電力、又は電波のみを供給する簡易リーダライタを有し、ICカードのLEDを用いて表示することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項記載のICカード。
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