JP2005222097A - 携帯機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 接触と非接触のデュアルインターフェースUIMを装着でき、交通機関用パスや決済処理に使用できる携帯機器において、意図しない非接触通信機能の動作を防止し、意図した通信のみを可能とした形態を提供する。
【解決手段】 本発明の携帯機器1は、ISO7816−2、ISO7816−3で規定する接触、ISO14443で規定する非接触インターフェースを備えるUIM2を着脱可能に装着し、非接触通信用のアンテナ11を備える携帯機器であって、
アンテナ部分とUIM2間を接続する回路に、機械的操作スイッチまたはスイッチ回路5等の非接触通信禁止手段を設けることによって、意図しない場面での非接触通信機能の動作を防止し、意図した場面でのみ非接触通信を可能としたことを特徴とする。
非接触通信禁止手段には、機械的操作スイッチのほか、各種リレーやバリキャップダイオード等を使用できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、非接触通信機能または接触、非接触通信両機能を有するUIMを着脱可能に装着し、外部機器と非接触通信を行う携帯機器であるが、特に、外部機器との意図しない通信を防止した携帯機器に関する。
このような携帯機器は、第1に施設、交通機関等の非接触ゲート管理や非接触ショッピング等の決済取引に使用でき、第2に、液晶ディスプレイを備えれば、各種情報を表示させることができ、またさらに、USBコネクタまたはUSB受けソケットを備えれば、パーソナルコンピュータ(PC)等のアクセス権限認証用途にも使用できるものである。
近年、ISO7816−2、ISO7816−3で規定される接触と、ISO14443で規定する非接触インターフェースを備えるICカードが実用されている。
また一方、USB(ユニバーサル・シリアル・バス)接触とのデュアルインターフェースのICカードが開発されている(特許文献1)。USBインターフェースを持つICカードは、パソコンなどのUSB対応機器との接続を容易にし、社員証カードなどでネットワークアクセス用IDカードとして注目されはじめている。
他方、携帯電話には小型のSIMやUIM、USIMカードと呼ばれるセキュリティIDモジュールが組み込まれてきていて、日本でも最新の携帯電話機には組み込まれて既に実用化されている。
UIM(User Identity Module)は、携帯電話会社が発行する契約者情報を記録した小型のICカードであって、携帯電話機に組み込んで利用者の識別に使用する。UIMは、例えば、アメリカのcdma2000携帯電話機に差し込んで国際ローミングサービスを受けるといった使用方法が考えられている。
本願出願人は、先に、接触、非接触のデュアルインターフェースを備えるICチップを使用したSIMを着脱可能に装着するSIMホルダーについて、特許文献2、特許文献3において提案している。
また、特許文献4、特許文献5においては、液晶ティスプレイ付きSIMリーダライタについて提案している。
本願にかかる携帯機器も、機能自体は、特許文献2〜特許文献5のSIMリーダライタと同様のものである。
なお、本明細書においては、SIMよりも使用されることが多くなってきているUIMの用語を以降の説明において用いるが、UIMはSIMと同等の機能のものである。
従って、本明細書において、UIMとは、SIMやUSIM(Universal SIM)を含む小型ICカードを総称して表現するものとする。
特許文献6には、アンテナと非接触インターフェイスとの導通をオン・オフするスイッチを有した非接触インターフェイスと接触式インターフェイスの複合ICカードについて開示しているが、これは、例えば接触式インターフェイスでICカードを起動している間は非接触式インターフェイスの動作を無効化する、というように、非接触/接触のインターフェイス間での誤動作を防止するための機構であり、本願発明の、接触インターフェイスでの使用有無に拘わらず、非接触インターフェイスでは使用する意図の無い場面での動作を防止し、使用する意図のある場合にのみ動作可能な状態とするスイッチとは目的を異にするものである。
特表2002−525720号公報 特願2002−244613号 特願2002−284825号 特願2003−046656号 特願2003−046657号 特開平11−272822号公報
通常、非接触ICカードは外部システムからの電波によりその機能が活性化され、カード側では制御できない。そのため、利用者である本人が意図しない場面でカードが動作し、誤った操作をしてしまうことが生じキャンセル等の対処が必要になる煩わしさがある。上述した先行技術もこの問題については解決されていない。
近年、ID社員証(入場証)、決済(電子マネー)、交通(定期券、乗車券)などの用途での非接触ICカードの普及が進んでおり、これらの非接触ICカードを一人で複数枚所持することも多くなってきている。そのため、上記のような意図しない場面での動作が増え、所持者にとって負担となるという問題がある。
上記課題を解決するための本発明の要旨は、ISO7816−2、ISO7816−3で規定する接触、ISO14443で規定する非接触インターフェースを備えるUIMを着脱可能に装着し、非接触通信用のアンテナを備える携帯機器であって、アンテナ部分とUIM間を接続する回路に、非接触通信禁止手段を設けることによって、意図しない場面での非接触通信機能の動作を防止し、意図した場面でのみ非接触通信を可能としたことを特徴とする携帯機器、にある。
上記において、非接触通信禁止手段には、アンテナ部分とUIM間の回路を切断する機械的操作スイッチ、アンテナ部分とUIM間の回路を切断するリレー、フォトリレー、ソリッドステートリレー、バリキャップダイオードによりアンテナの共振周波数を変えるもの、デジタルポテンションメータまたは可変抵抗器によりアンテナのQ値を変えるもの、等を採用することができる。
また、機械的操作スイッチの場合は、プッシュ・スイッチを用い、スイッチが押されている状態で非接触通信を可能とし、スライド・スイッチを用い、スイッチ操作ごとに非接触通信のオン・オフ状態が切り替わる、ようにすることができる。
またさらに、携帯機器は、液晶ディスプレイ、指紋センサ、さらに、ISO7816インターフェースをUSBインターフェースに変換可能なICチップと、USBコネクタまたはUSB受けソケットを備える、ようにしてもよい。
本発明の携帯機器は、アンテナ部分とUIM間を接続する回路に通信禁止手段を設けているので、UIMの非接触通信機能が動作する場面になっても、利用者が通信禁止手段を解除して意図的に操作しないかぎり動作することがない。すなわち、意図しない取引や決済処理を不用意にすることがないので、当該処理を取り消す処置をする煩わしさが生じることがない。
非接触通信禁止手段のオン・オフは簡単なスイッチ操作で可能となるので誰でも容易に使用できる。
本発明の携帯機器について図面を参照して説明する。本発明の携帯機器は非接触通信禁止手段の態様により4種の実施形態に分かれる。
図1は、本発明の携帯機器の第1実施例を示す図、図2は、同第2実施例を示す図、図3は、同第3実施例を示す図、図4は、同第4実施例を示す図、図5は、携帯機器の全体構成を示す図、図6は、第1実施例の携帯機器ブロック図、図7は、第2、第3、第4実施例の携帯機器ブロック図、である。
本発明の携帯機器1の第1実施例では、図1のように、アンテナコイル11とUIM2の接触端子板2tのC8端子(C4端子側でもよい。)との間にスイッチ回路5があって、当該スイッチ回路5がアンテナスイッチボタン45(図6参照。)によってオン・オフされる。この場合は、機械的操作スイッチによりオン・オフされるが、純機械的なものだけにかぎらず電磁スイッチ等であってもよい。
接触端子板2tは、接触型ICカードやUIM2の端子板であって、周知のように8個の端子面を有している。C1(Vcc)、C2(RST)、C3(CLK)、C5(GND)、C6(Vpp)、C7(I/O)である。当該各端子面に、端子板裏面に実装したICチップの各パッドを、スルーホール等を介して接続するようにしている。
C4とC8端子は、RFU(Revised for Future Use)端子であって接触型では現在、使用されていない。そこで、このC4、C8端子にICチップの非接触通信機能部を接続することが行われている。携帯機器が備えるアンテナコイル11も当該端子にコンタクトピンにより接続するようにされている。
第1実施例において、機械的操作スイッチを使用する場合には、スライド・スイッチやプッシュ・スイッチ等を使用できる。具体的には例えば、アルプス電気株式会社製の「SSADシリーズ」などのスライド・スイッチや「SPPJ6シリーズ」などのプッシュ・スイッチ等の指先で簡単に操作できるスイッチである。この実施例のスライド・スイッチでは、使用状態と不使用状態をスイッチによって切り換えて操作する。プッシュ・スイッチではスイッチが押されている状態でないと非接触通信が使用状態にはならない。
本発明の携帯機器1の第2実施例では、図2のように、アンテナコイル11とUIM2の接触端子板2tのC8端子(C4端子側でもよい。)との間に、リレー6を設ける。
具体的には例えば、株式会社東芝製の「TPL172」などの低オン抵抗のフォトリレーや一般的なリレー、ソリッドステートリレーなどが使用できる。
リレー(継電器)は、一般に電流、電圧、電力等があらかじめ設定された値を超えるか低下した場合に回路の開閉を行う装置をいう。フォトリレーは入力側発光素子、出力側受光素子+MOSFETの3種類の素子から構成されている。入力側発光素子(LED)の光を出力側発光素子(フォトダイオード)が受けて電圧に変換するもので、この電圧がゲート電圧となって、MOSFETを駆動する。電気を光に変換して信号伝送するため、入・出力間を電気的に絶縁すること、無接点のため接点磨耗がないこと、の特徴がある。
ソリッドステートリレーは、半導体素子で構成した無接点リレーで高速制御性や高耐久性に特徴がある。
この実施例では、機械的動作によるものではなく、電気的に動作が行われるため、制御プログラムなどによって自動的に回路の開閉を行えるという効果がある。
図2では、リレー6が制御信号により動作することを示している。この場合、携帯機器1のアンテナスイッチボタン45の操作は、リレー6の動作を、例えば、CPUを介してオン・オフする操作になる。
本発明の携帯機器1の第3実施例では、図3のように、アンテナコイル11とUIM2の接触端子板2tのC4端子(C8端子側でもよい。)との間に印加する電圧に応じて容量の変化するバリキャップ(Variable Capacitance<可変容量>)ダイオード7を設け、C8端子側を接地する。具体的には例えば、松下電器産業株式会社製の「MA2S374」などのバリキャップダイオードを使用できる。
この実施例では、制御電圧を変えることで、容量が変化し共振周波数がずれることにより、非接触通信の実行可否を制御できる。一方で、携帯機器の特性に合わせた共振周波数の微調整が部品の変更などを行わないで可能となるという新たな効果も発生する。
この場合、携帯機器1のアンテナスイッチボタン45の操作は、例えば、CPUを介してバリキャップダイオード7に対する制御信号のオン・オフ操作になる。
本発明の携帯機器1の第4実施例では、図4のように、アンテナコイル11とUIM2の接触端子板2tのC4端子との間に、デジタルポテンションメータや可変抵抗器8を設ける。具体的には例えば、MAXIM社製の「MAX5491」などのデジタルポテンションメータが使用できる。
この実施例では、制御信号によって、デジタルポテンションメータや可変抵抗器における抵抗値を変化させることによって、Q値(共振回路の共振の鋭さを表す値)が変更され、非接触通信の実行可否を制御できる。
この場合、携帯機器1のアンテナスイッチボタン45の操作は、例えば、CPUを介してデジタルポテンションメータに対する制御信号のオン・オフ操作になる。
これまでに示した、上記第2、第3、第4実施例では、スイッチ操作の信号をCPUを介してリレー等の本発明の機能であるオン・オフ操作としているが、CPUを介さず、操作スイッチが直接当該回路に制御信号を送信して機能させることが可能であり、CPUをを介すか介さないかは絶対的な要件ではないことは容易に類推できることである。
次に、携帯機器の全体構成について説明することとする。
図5は、携帯機器1の全体構成の一例を示す図であって、液晶ディスプレイ4、指紋センサ16、およびUSB受けソケット30を備えるものである。図5(A)は、外観斜視図、図5(B)は、携帯機器のUIM2装着部の横断面図である。
図5(A)のように、携帯機器1は、右端部にある挿入口15からUIM2を着脱可能に挿入できるようにされている。また、携帯機器1は本体表面に液晶ディスプレイ4を備えれば、UIM2が保有する各種の情報表示が可能となる。
また、左側にUSB受けソケットを備えれば、USBケーブルを接続してPC等に接続可能になる。PC等との接続のためには凸状に突出したUSBコネクタを用いてもよい。 またさらに、本体表面に指紋センサ16を装備し、PC等に接続して使用する場合のアクセス権限認証ができるようにしてもよい。
携帯機器1の上部面にある、スイッチボタン41,42は、表示選択や動作決定のためのもの、ボタン43は電源オン・オフのためのもの、スライドスイッチ44は電源状態をロックするためのものである。携帯機器上蓋部分にあるボタンは、本発明に係わる非接触通信禁止手段を動作させるためのアンテナスイッチボタン45である。
なお、各スライドスイッチ、スイッチボタン等は携帯機器の構成やデザインにより適宜配置すればよい。
図5(B)の断面図のように、携帯機器1の右側から挿入したUIM2は、携帯機器1内のUIM用端子板12の下側で停止し固定されるようになっている。
通常、携帯機器1は、上蓋部18と下側ケース部19とから構成され、内部に、回路基板(不図示)や端子板12、アンテナコイル11、バッテリ(不図示)を有している。
アンテナコイル11はUIM用端子板12を介して、SIMの接触端子板2tのC4,C8端子に接続するようにされている。また、左端側にUSB受けソケット30を有している。
UIM用端子板12は、UIM2が備える接触端子板2tの8端子と、図示していないコンタクトピンを介して接続する構造を有している。UIM用接触端子板12は、予備端子となっているC4とC8端子が、携帯機器1のケーシング内の捲線アンテナコイル11に接続している。このアンテナコイル11とC4またはC8端子を接続する回路に非接触通信禁止手段を設けている。
アンテナコイル11は、ISO14443TypeA,Bに準拠した非接触通信を行うためのものである。これにより、UIM2自体がアンテナコイルを持たない場合でも、当該アンテナコイル11を通じて、非接触通信ができる。
図6は、本発明の携帯機器のブロック図であるが、第1実施例の場合を示している。
本発明の携帯機器1は、図6のように、携帯機器1の全体を制御する制御用ICチップ3を有している。制御用ICチップ3は、CPUとメモリを有すると共に、ISO7816ドライバ31と液晶ディスプレイ駆動用の液晶ドライバ32、あるいは指紋センサドライバ(不図示)を有している。ただし、液晶ディスプレイ4や指紋センサ16は、前記のように任意的に備えるものであって、必須の構成ではない。
UIM2の信号は、UIM用端子板12とリレー9を介して制御用ICチップ3に接続する。UIM2は、アプリケーションの例として、電子マネーと電子チケットを備えるように図示されているが、これらに限定されるものではない。
アンテナコイル11はケーシングの上蓋部18や下側ケース部19の内周等に沿うように配線できるが、外部機器との非接触通信機能を高めるためには、液晶ディスプレイ4とは反対側面の下側ケース部19内に設けるのが好ましい。このアンテナ線は、直径0.3mm程度の被覆銅線を用い、8回巻き(8ターン)程度にすることができる。
非接触通信禁止手段は、アンテナコイル11と端子板12のC4,C8端子間に設けられる。図6の第1実施例の場合は、スイッチ回路5をアンテナコイル11とC8端子間に設けている。機械的操作スイッチの場合、スイッチ回路5とアンテナスイッチボタン45は、通常一体のものである。
図7は、同様に本発明の携帯機器のブロック図であるが、第2、第3、第4実施例の場合を示している。これらの実施例の場合は、制御用ICチップ3のCPUから制御信号Sが、リレー、フォトリレー、ソリッドステートリレー6、バリキャップダイオード7、デジタルポテンションメータ、可変抵抗器8等に送信されるが、アンテナスイッチボタン45は、当該制御信号Sをオン・オフすることになる。
アンテナスイッチボタン45自体は、機械的なものにかぎらず、当該制御信号をオン・オフできるものであれば特に限定されない。アンテナスイッチボタン45の押圧時等にのみ制御信号がオンまたはオフされるものであってもよく、アンテナスイッチボタン45の押圧等により、オン・オフ状態が切り替わるものであってもよい。
アンテナコイル11とC4またはC8端子間には、リレー、フォトリレー、ソリッドステートリレー6、バリキャップダイオード7、デジタルポテンションメータ、可変抵抗器8、等が設置される。
図6で述べた携帯機器1のその他の構成や下記する構成は、各実施例において共通のものである。
携帯機器1は、液晶ディスプレイ4や制御用ICチップ3等の駆動電源としてバッテリ(2次電池)7を備えるようにできる。バッテリ7には、リチウムイオン電池やリチウムポリマー電池を好ましく使用できる。リチウム二次電池であれば、3.3〜3.5V程度の電圧を供給できることから、ICチップを駆動する電力供給にあたって好ましい。
携帯機器が、USB受けソケット30またはUSBコネクタを有する場合には、PC等のUSBポートに接続できる。受けソケットの場合はケーブルを接続することになる。
USBケーブルは、2本のデータピン(D+,D−)と電力ピンおよびアースピンを備えることが知られている。2本のデータピンは、USB7816変換IC10に接続し、その信号は、USB/ISO7816変換IC10とリレー9を介して制御用ICチップ3に伝達される。電力ピン23からはバスパワーが供給される。
すなわち、USB受けソケット30またはコネクタが、PC等に接続している場合は、駆動用電源をPC等から供給されるようにすることができる。バスパワーによりバッテリ7を充電するようにしてもよい。
液晶ディスプレイ4には、大きさ25mm×40mm程度、厚み1.0mm×1.5mm程度のものを使用できる。4行×全角10文字表示で消費電流は0.3mA程度となる。指紋センサ16には、静電容量型指紋センサを好ましく使用できる。このものの平面型の場合は、指紋による凹凸を電気信号として検出するセンサとして、指紋による凹凸を電気信号に変換するセンサ回路を多数敷きつめ、指を接触させることにより指紋を読み取るものである。スウィープ型指紋センサは、数mm幅のセンサ面を指を擦過させることだけで、指紋の特徴を認識する。携帯機器を小型化するには、スウィープ型指紋センサが好ましい。
携帯機器1の函体は、ポリカーボネート樹脂等の射出成形による上蓋部18と下側ケース部19とからなっていることが多い。
液晶ディスプレイ4を備えた携帯機器1の全体サイズは、幅30〜40mm、長さ40〜80mm、厚み8〜20mm程度に構成できる。
本発明の携帯機器の第1実施例を示す図である。 同第2実施例を示す図である。 同第3実施例を示す図である。 同第4実施例を示す図である。 携帯機器の全体構成の一例を示す図である。 携帯機器のブロック図であって、第1実施例を示す図である。 携帯機器のブロック図であって、第2、第3、第4実施例を示す図である。
符号の説明
1 携帯機器
2 UIM,SIM
2t 接触端子板
3 制御用ICチップ
4 液晶ディスプレイ
5 スイッチ回路
6 リレー、フォトリレー、ソリッドステートリレー
7 バリキャップダイオード
8 デジタルポテンションメータ、可変抵抗器
9 リレー
10 USB/ISO7816変換IC
11 アンテナ、アンテナコイル
12 UIM用接触端子板
15 挿入口
16 指紋センサ
18 上蓋部
19 下側ケース部
30 USB受けソケット
45 アンテナスイッチボタン

Claims (10)

  1. ISO7816−2、ISO7816−3で規定する接触、ISO14443で規定する非接触インターフェースを備えるUIMを着脱可能に装着し、非接触通信用のアンテナを備える携帯機器であって、
    アンテナ部分とUIM間を接続する回路に、非接触通信禁止手段を設けることによって、意図しない場面での非接触通信機能の動作を防止し、意図した場面でのみ非接触通信を可能としたことを特徴とする携帯機器。
  2. 非接触通信禁止手段が、アンテナ部分とUIM間の回路を切断する機械的操作スイッチであることを特徴とする請求項1記載の携帯機器。
  3. 非接触通信禁止手段が、アンテナ部分とUIM間の回路を切断するリレー、フォトリレー、ソリッドステートリレーのいずれかであることを特徴とする請求項1記載の携帯機器。
  4. 非接触通信禁止手段が、バリキャップダイオードによりアンテナの共振周波数を変えるものであることを特徴とする請求項1記載の携帯機器。
  5. 非接触通信禁止手段が、デジタルポテンションメータまたは可変抵抗器によりアンテナのQ値を変えるものであることを特徴とする請求項1記載の携帯機器。
  6. 機械的操作スイッチがプッシュ・スイッチであって、スイッチが押されている状態で非接触通信が可能となることを特徴とする請求項2記載の携帯機器。
  7. 機械的操作スイッチがスライド・スイッチであって、スイッチ操作ごとに非接触通信のオン・オフ状態が切り替わることを特徴とする請求項2記載の携帯機器。
  8. 液晶ディスプレイを備えることを特徴とする請求項1記載の携帯機器。
  9. 指紋センサを備えることを特徴とする請求項1または請求項8記載の携帯機器。
  10. ISO7816インターフェースをUSBインターフェースに変換可能なICチップと、USBコネクタまたはUSB受けソケットを備えることを特徴とする請求項1または請求項8記載の携帯機器。

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