JP2004088172A - 携帯端末システム、通信制御方法、無線端末遠隔制御システム、及び遠隔制御方法 - Google Patents

携帯端末システム、通信制御方法、無線端末遠隔制御システム、及び遠隔制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の携帯端末の間で近距離用の無線通信手段を介して通信を行う場合に短時間で無線接続する。
【解決手段】携帯電話機20と携帯電話機30との間のBluetooth 仕様の無線接続の手続が無線基地局40を介して行われる。この無線接続が完了した後、無線基地局40を介した通信が切断され、携帯電話機20と携帯電話機30との間でBluetooth 仕様の無線通信が行われる。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、携帯端末システム、通信制御方法、無線端末遠隔制御システム、及び遠隔制御方法に係り、特に、複数の携帯端末の間で近距離用の無線通信手段を介して通信を行う場合に用いて好適な携帯端末システム及び通信制御方法、近距離用の無線通信手段を有する無線端末を遠距離の場所から遠隔制御する場合に用いて好適な無線端末遠隔制御システム及び遠隔制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
互いに近距離にある2つの携帯端末を無線接続して相互に通信を行う携帯端末システムでは、近距離用の無線通信手段としてBluetooth (ブルートゥース)が用いられることが多い。Bluetooth は、たとえばノートパソコンとデジタルカメラ間など、携帯端末用の無線インタフェースとして策定されたものであり、2.4GHz帯の電波が使用され、最大1Mビット/秒のデータ伝送が約10m程度の距離(標準の出力;1mW)で行われる。また、オプションとして、空中線電力を上げて100m(出力;100mW)まで通信距離を伸ばす仕様も規定されている。Bluetooth は、免許なしで使用可能なため、汎用性が高い。
【0003】
この種の携帯端末システムは、従来では例えば図11に示すように、携帯電話機1,2と、無線基地局3とから構成されている。携帯電話機1は、Bluetoothの仕様に基づく送受信部1aを有し、同送受信部1aを介して携帯電話機2と所定の距離の範囲内で無線接続すると共に、無線基地局3を介して携帯電話機2と通信を行う。携帯電話機2は、Bluetooth の仕様に基づく送受信部2aを有し、同送受信部2aを介して携帯電話機1と所定の距離の範囲内で無線接続すると共に、無線基地局3を介して携帯電話機1と通信を行う。無線基地局3は、受け持ちの小ゾーン内で携帯電話機1,2と通信を行う。
【0004】
この携帯端末システムでは、携帯電話機1と携帯電話機2との距離がBluetooth の仕様に基づく距離を超えている場合、同携帯電話機1と同携帯電話機2との間で、無線基地局3、図示しない在圏移動通信交換局及び関門移動通信交換局を介して通信が行われる。また、携帯電話機1と携帯電話機2との距離がBluetooth の仕様に基づく距離の範囲内である場合、携帯電話のサービスを利用する必要がないので、ユーザが携帯電話機1を操作することにより、携帯電話機1の送受信部1aから携帯電話機2の送受信部2aに対して問合わせが行われ、同送受信部2aから同送受信部1aに応答が行われる。この後、送受信部1aから送受信部2aに対して接続の命令が行われ、同送受信部2aから同送受信部1aに応答が行われる。そして、送受信部1aから送受信部2aに対して認証の命令が行われ、同送受信部2aから同送受信部1aに応答が行われる。このようにして送受信部1aと送受信部2aとの間で無線接続が完了し、通信が行われる。この場合、通信料金は不要になる。
【0005】
また、遠隔制御の対象となる無線端末と、同無線端末に対してBluetooth の仕様に基づく距離の範囲内で無線接続されて遠隔制御を行う通信端末とを備える無線端末遠隔制御システムがある。従来、この種の技術としては、例えば特開2002−57934号公報に記載されたものがある。
図12は、同公報に記載された従来の無線端末遠隔制御システムの要部の構成を示す図である。
この無線端末遠隔制御システムは、同図に示すように、パソコン(パーソナルコンピュータ)11と、デジタルカメラ12とから構成されている。パソコン11は、Bluetooth の仕様に基づく送受信部11aを有し、同送受信部11aを介してデジタルカメラ12と所定の距離の範囲内で無線接続する。デジタルカメラ12は、パソコン11による遠隔制御の対象となるものであり、Bluetooth の仕様に基づく送受信部12aを有し、同送受信部12aを介してパソコン11と所定の距離の範囲内で無線接続される。
【0006】
この無線端末遠隔制御システムでは、パソコン11とデジタルカメラ12との距離がBluetooth の仕様に基づく距離の範囲内である場合、送受信部11aと送受信部12aとが無線接続されてパソコン11からデジタルカメラ12が遠隔制御される。この場合、たとえば、パソコン11の制御に基づいてデジタルカメラ12が周囲の画像を撮像し、撮像された画像が同パソコン11に伝送されて表示される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の携帯端末システムでは、次のような問題点があった。
すなわち、図11に示す携帯端末システムでは、送受信部1aと送受信部2aとの間で接続が完了するまでのユーザの手動による操作の回数が多く、また、無線接続が完了するまでの所要時間が10秒程度あるため、ユーザにとって煩雑に感じられることがあるという問題点がある。
【0008】
また、図12に示す無線端末遠隔制御システムでは、パソコン11からデジタルカメラ12が遠隔制御される距離が、標準仕様(出力;1mW)で10m、オプションの仕様(出力;100mW)でも100m程度の近距離であり、これ以上の遠距離の場所からは遠隔制御できないという問題点がある。
【0009】
この発明は、上述の事情に鑑みてなされたもので、近距離用の無線通信手段を有する複数の携帯端末の間を短時間で接続する携帯端末システム及び通信制御方法、近距離用の無線通信手段を有する無線端末を遠距離の場所から遠隔制御する無線端末遠隔制御システム及び遠隔制御方法を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、第1の携帯端末と、通信回線を介して該第1の携帯端末と通信を行う第2の携帯端末とを備え、前記第1の携帯端末は、前記第2の携帯端末と所定の距離の範囲内で無線接続するための第1の近距離無線通信手段を有し、前記第2の携帯端末は、前記第1の携帯端末と前記所定の距離の範囲内で無線接続するための第2の近距離無線通信手段を有する携帯端末システムに係り、前記第1の携帯端末は、前記第1の近距離無線通信手段に前記第2の携帯端末を無線接続するための接続要求を前記通信回線を介して該第2の携帯端末へ送出し、前記無線接続が完了した後、前記通信回線を介した通信を切断する構成とされ、かつ、前記第2の携帯端末は、前記第1の携帯端末から前記通信回線を介して前記接続要求が送出された後、前記第2の近距離無線通信手段を介して該第1の携帯端末と無線接続する構成とされていることを特徴としている。
【0011】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の携帯端末システムに係り、前記第1及び第2の近距離無線通信手段は、Bluetooth (ブルートゥース)の無線通信仕様に基づいて構成されていることを特徴としている。
【0012】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の携帯端末システムに係り、前記通信回線は、一般電話回線又はインターネットであることを特徴としている。
【0013】
請求項4記載の発明は、第1の携帯端末と、通信回線を介して該第1の携帯端末と通信を行う第2の携帯端末とを備え、前記第1の携帯端末は、前記第2の携帯端末と所定の距離の範囲内で無線接続するための第1の近距離無線通信手段を有し、前記第2の携帯端末は、前記第1の携帯端末と前記所定の距離の範囲内で無線接続するための第2の近距離無線通信手段を有する携帯端末システムに用いられ、前記第1の携帯端末を前記第2の携帯端末に無線接続する通信制御方法に係り、前記第1の携帯端末が、前記第1の近距離無線通信手段に前記第2の携帯端末を無線接続するための接続要求を前記通信回線を介して該第2の携帯端末へ送出する接続要求送出処理と、前記第1の携帯端末から前記通信回線を介して前記接続要求が送出された後、前記第2の携帯端末が、前記第2の近距離無線通信手段を介して該第1の携帯端末と無線接続する接続処理と、前記接続処理における前記無線接続が完了した後、前記第1の携帯端末が、前記通信回線を介した通信を切断する回線切断処理とを行うことを特徴としている。
【0014】
請求項5記載の発明は、請求項4記載の通信制御方法に係り、前記第1及び第2の近距離無線通信手段は、Bluetooth (ブルートゥース)の無線通信仕様に基づいて構成されていることを特徴としている。
【0015】
請求項6記載の発明は、請求項4又は5記載の通信制御方法に係り、前記通信回線は、一般電話回線又はインターネットであることを特徴としている。
【0016】
請求項7記載の発明は、遠隔制御の対象となる無線端末と、該無線端末に対して所定の距離の範囲内で無線接続されて遠隔制御を行う通信端末とを備えてなる無線端末遠隔制御システムに係り、前記通信端末は、通信回線に接続される構成とされ、かつ、前記通信回線に接続され、前記所定の距離を超えた場所から前記通信回線及び通信端末を介して前記無線端末に遠隔制御を行う制御用端末が設けられていることを特徴としている。
【0017】
請求項8記載の発明は、請求項7記載の無線端末遠隔制御システムに係り、前記無線端末は、前記通信端末と前記所定の距離の範囲内で無線接続するための第1の近距離無線通信手段を有し、かつ、前記通信端末は、前記無線端末と前記所定の距離の範囲内で無線接続するための第2の近距離無線通信手段を有し、前記制御用端末から前記通信回線を介して接続要求が送出されたとき、該制御用端末と回線接続すると共に前記第2の近距離無線通信手段を介して前記無線端末の前記第1の近距離無線通信手段と無線接続する構成とされていることを特徴としている。
【0018】
請求項9記載の発明は、請求項8記載の無線端末遠隔制御システムに係り、前記第1及び第2の近距離無線通信手段は、Bluetooth (ブルートゥース)の無線通信仕様に基づいて構成されていることを特徴としている。
【0019】
請求項10記載の発明は、請求項7乃至9記載の無線端末遠隔制御システムに係り、前記通信回線は、一般電話回線又はインターネットであることを特徴としている。
【0020】
請求項11記載の発明は、遠隔制御の対象となる無線端末と、該無線端末に対して所定の距離の範囲内で無線接続されて遠隔制御を行う通信端末とを備えてなる無線端末遠隔制御システムに用いられ、前記所定の距離を超えた場所から前記無線端末を遠隔制御する遠隔制御方法に係り、前記通信端末を通信回線に接続し、該通信回線に接続された制御用端末から該通信回線及び前記通信端末を介して前記無線端末に対して遠隔制御を行うことを特徴としている。
【0021】
請求項12記載の発明は、請求項11記載の遠隔制御方法に係り、前記通信回線は、一般電話回線又はインターネットであることを特徴としている。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態について説明する。
第1の実施形態
図1は、この発明の第1の実施形態である携帯端末システムの電気的構成を示すブロック図である。
この形態の携帯端末システムは、図1に示すように、携帯電話機20,30と、無線基地局40とから構成されている。携帯電話機20は、Bluetooth の無線通信仕様に基づく送受信部21を有し、同送受信部21を介して携帯電話機30と所定の距離の範囲内で無線接続すると共に、無線基地局40を介して携帯電話機30と通信を行う。特に、この実施形態では、携帯電話機20は、送受信部21に携帯電話機30を無線接続するための接続要求を無線基地局40を介して同携帯電話機30へ送出し、この無線接続が完了した後、同無線基地局40を介した通信を切断する。
【0023】
携帯電話機30は、Bluetooth の無線通信仕様に基づく送受信部31を有し、同送受信部31を介して携帯電話機20と所定の距離の範囲内で無線接続すると共に、無線基地局40を介して携帯電話機20と通信を行う。特に、この実施形態では、携帯電話機30は、携帯電話機20から無線基地局40を介して前記接続要求が送出された後、送受信部31を介して同携帯電話機20と無線接続する。無線基地局40は、図示しない在圏移動通信交換局及び関門移動通信交換局を介して一般電話回線に接続され、受け持ちの小ゾーン内で携帯電話機20,30と通信を行う。
【0024】
図2は、図1中の携帯電話機20の電気的構成を示すブロック図である。
この携帯電話機20は、図2に示すように、送受信部21と、Bluetooth ホスト22と、プロトコル処理部23と、送受信部24と、メモリ25と、表示部26と、音声部27と、キー入力部28と、MPU(マイクロプロセッサ)29とから構成されている。送受信部21は、Bluetooth 仕様のデータを無線通信する。Bluetooth ホスト22は、送受信部21を制御する。プロトコル処理部23は、無線通信手順を制御する。送受信部24は、無線基地局40に無線接続されて無線通信を行う。メモリ25は、電話帳などの各種データを格納する。表示部26は、たとえば、LCD(液晶ディスプレイ)などで構成され、各種データを表示する。音声部27は、利用者の音声を受けて送話を行うマイクロホンや、各種の情報に対応した音声を発生するスピーカで構成されている。キー入力部28は、各種操作を行うための複数のキーで構成されている。MPU29は、携帯電話機20全体の制御を行う。
【0025】
図3は、図1中の携帯電話機30の電気的構成を示すブロック図である。
この携帯電話機30は、図3に示すように、送受信部31と、Bluetooth ホスト32と、プロトコル処理部33と、送受信部34と、メモリ35と、表示部36と、音声部37と、キー入力部38と、MPU39とから構成され、これらは、図2に示す携帯電話機20の各部とそれぞれ同様の機能を有している。
【0026】
図4は、図1の携帯端末システムの動作を説明するためのフローチャートである。
この図を参照して、この形態の通信制御方法について説明する。
携帯電話機20と携帯電話機30との距離がBluetooth の仕様に基づく距離の範囲内である場合、まず、ステップA1において、ユーザの操作により、携帯電話機20のキー入力部28からBluetooth の無線通信手段の接続相手(すなわち、ユーザが送受信部21に無線接続したい相手)の電話番号を入力するか、又は、メモリ25に記録された電話帳を表示部26に表示し、同電話帳からユーザが無線接続したい接続相手を選択する。入力がない場合はステップA1に戻り、入力待ちの状態になる。次に、携帯電話機20から相手側の携帯電話機30に発呼を行い、送受信部21に携帯電話機30を無線接続するための接続要求を無線基地局40を介して同携帯電話機30へ送出する(ステップA2、接続要求送出処理)。ステップA3において、携帯電話機20から無線基地局40を介して携帯電話機30にたとえばTCP/IP(Transmission Control Protocol/InternetProtocol )のプロトコルに基づいて接続する。相手側の携帯電話機30が通話中などにより、無線基地局40を含む電話回線が開通しない場合には、ステップA11において、たとえば「電話回線不能」のメッセージを表示部26に表示して終了する。
【0027】
電話回線が開通した後、携帯電話機20の送受信部21に対して接続を受け入れることができる待ち受け状態にする(ステップA4)。この場合、MPU29からBluetooth ホスト22に対してHCI(Host Controller Interface )コマンド“write_scan_enable ”を送る。同コマンドにより、送受信部21が待ち受け状態に入る。この後、ステップA5において、携帯電話機20に装備されているBluetooth 仕様の携帯電話機30の BD_ADDR(アドレス)を電話回線を介して携帯電話機30に送信する。BD_ADDR (アドレス)は、Bluetooth 仕様の機器に固有の6バイトのデータであり、同BD_ADDR を用いて送受信部21の接続相手を特定して接続要求を行うことができる。このステップA5では、携帯電話機20のBD_ADDR が電話回線を介して送信されるので、携帯電話機20の送受信部21から携帯電話機30の送受信部31に対する問合わせ(Bluetooth 仕様の通常の接続手順)が不要となる。
【0028】
この後、ステップA6において、PINコード(Personal Identification Number)を携帯電話機20から携帯電話機30に電話回線を介して送出する。PINコードは、Bluetooth 仕様の通信に必要な認証データであり、携帯電話機20の電話番号や、あらかじめ同携帯電話機20のメモリ25に格納されている値が用いられる。ステップA7において、ユーザの操作により、携帯電話機20から携帯電話機30に対してBluetooth 仕様の接続要求が行われる。この場合、Bluetooth ホスト22が送受信部21を介して携帯電話機30の送受信部31に接続処理(Page)を行う。そして、携帯電話機30は、送受信部31を介して携帯電話機20と無線接続される(ステップA8、接続処理)。
【0029】
ステップA9において、ステップA6で送出されたPINコードに基づいてBluetooth 仕様の接続の認証手続きが行われる。認証が完了した後、Bluetooth ホスト22からMPU29に接続完了の旨を表す信号“Command_Complete”が返信され、Bluetooth の無線接続の手続きが完了する。この手続きが完了した後、携帯電話機20のMPU29は無線基地局40を介した通信の切断を行い(ステップA10、回線切断処理)、Bluetooth 仕様の無線接続が完了する。無線基地局40を介した通信が切断された後では、通信料金が不要になる。なお、前記ステップA8において、携帯電話機20と携帯電話機30との距離がBluetooth の仕様に基づく距離を超えている場合、表示部26に「接続不可」の旨が表示され(ステップA12)、ステップA10へ進む。
【0030】
以上のように、この第1の実施形態では、携帯電話機20と携帯電話機30との間のBluetooth 仕様の接続手続が無線基地局40を介して行われるので、ユーザによるキー入力の操作がステップA1とステップA7の2つのステップのみで良く、接続に必要な操作及び時間が短縮される。
【0031】
第2の実施形態
図5は、この発明の第2の実施形態である無線端末遠隔制御システムの電気的構成を示すブロック図である。
この形態の無線端末遠隔制御システムは、同図に示すように、通信端末50と、デジタルカメラ60と、携帯電話機70と、無線基地局80とから構成されている。通信端末50は、たとえばノートパソコンなどで構成され、Bluetooth の仕様に基づく送受信部51を有し、同送受信部51を介してデジタルカメラ60と所定の距離の範囲内で無線接続する。特に、この実施形態では、通信端末50は、電話回線Wを介して無線基地局80に接続され、携帯電話機70から同無線基地局80を介して接続要求が送出されたとき、同携帯電話機70と回線接続すると共に送受信部51を介してデジタルカメラ60の送受信部61と無線接続する構成になっている。
【0032】
デジタルカメラ60は、Bluetooth の仕様に基づく送受信部61を有し、同送受信部61を介して通信端末50と所定の距離の範囲内で無線接続する。携帯電話機70は、無線基地局80に接続され、同無線基地局80及び通信端末50を介してデジタルカメラ60に対して遠隔制御を行う。無線基地局80は、図示しない在圏移動通信交換局及び関門移動通信交換局を介して一般電話回線に接続され、受け持ちの小ゾーン内で携帯電話機70と通信を行う。
【0033】
図6は、図5中の通信端末50の電気的構成を示すブロック図である。
この通信端末50は、図6に示すように、送受信部51と、Bluetooth ホスト52と、プロトコル処理部53と、電話回線接続部54と、メモリ55と、表示部56と、音声部57と、キー入力部58と、MPU59とから構成されている。送受信部51は、Bluetooth 仕様のデータを無線通信する。Bluetooth ホスト52は、送受信部51を制御する。プロトコル処理部53は、電話回線接続部54の通信手順を制御する。電話回線接続部54は、電話回線Wを介して無線基地局80に接続され、プロトコル処理部53による制御に基づいて通信を行う。メモリ55は、電話帳などの各種データを格納する。表示部56は、たとえばLCDなどで構成され、各種データを表示する。音声部57は、利用者の音声を受けて送話を行うマイクロホンや、各種の情報に対応した音声を発生するスピーカで構成されている。キー入力部58は、各種操作を行うための複数のキーで構成されている。MPU59は、通信端末50全体の制御を行う。
【0034】
図7は、図5中のデジタルカメラ60の電気的構成を示すブロック図である。このデジタルカメラ60は、図7に示すように、送受信部61と、Bluetoothホスト62と、撮像部63と、MPU64とから構成されている。送受信部61は、Bluetooth 仕様のデータを無線通信する。Bluetooth ホスト62は、送受信部61を制御する。撮像部63は、たとえばCCD(Charge Coupled Device 、電荷結合素子)などで構成され、画像を取り込む。MPU64は、デジタルカメラ60全体の制御を行う。
【0035】
図8は、図5中の携帯電話機70の電気的構成を示すブロック図である。
この携帯電話機70は、図8に示すように、プロトコル処理部71と、電話回線接続部72と、メモリ73と、表示部74と、音声部75と、キー入力部76と、MPU77とから構成されている。プロトコル処理部71は、送受信部72の無線通信手順を制御する。送受信部72は、無線基地局80に無線接続されて無線通信を行う。メモリ73は、電話帳などの各種データを格納する。表示部74は、たとえば、LCDなどで構成され、各種データを表示する。音声部75は、利用者の音声を受けて送話を行うマイクロホンや、各種の情報に対応した音声を発生するスピーカで構成されている。キー入力部76は、各種操作を行うための複数のキーで構成されている。MPU77は、携帯電話機70全体の制御を行う。
【0036】
図9は図5の無線端末遠隔制御システムの動作を説明するためのシーケンス図、及び図10がBluetooth 仕様の命令を送信するためのフレームのフォーマットの一例を示す図である。
これらの図を参照して、この形態の遠隔制御方法について説明する。
携帯電話機70から通信端末50に接続を要求する場合、図9に示すように、まず、同携帯電話機70のMPU77は、無線基地局80に対して回線接続のために回線接続要求を行う(ステップS01)。無線基地局80は、これを受けて通信端末50に回線接続要求を行う(ステップS02)。通信端末50は、これに応答して回線接続応答を無線基地局80に返信し(ステップS03)、同無線基地局80が接続要求元の携帯電話機70に回線接続応答を返信する(ステップS04)。以上の手順で、携帯電話機70と通信端末50との間で回線接続が完了する。
【0037】
回線接続が完了した後、携帯電話機70と通信端末50との間でパケット通信を可能とするために、TCP/IP(Transmission Control Protocol/InternetProtocol )で規定された通信手段を確立する。この場合、携帯電話機70のMPU77は、無線基地局80に対してTCP/IP接続要求を行う(ステップS05)。無線基地局80は、これを受けて通信端末50にTCP/IP接続要求を行う(ステップS06)。通信端末50は、これに応答してTCP/IP接続応答を無線基地局80に返信し(ステップS07)、同無線基地局80が接続要求元の携帯電話機70にTCP/IP接続応答を返信する(ステップS08)。以上の手順で、携帯電話機70と通信端末50との間でTCP/IP接続が完了する。
【0038】
TCP/IP接続が完了した携帯電話機70と通信端末50との間で電話回線(無線基地局80など)を介してパケットの送受信が行われ、通信端末50の送受信部51からデジタルカメラ60の送受信部61に対してBluetooth 仕様の接続が要求される。この場合、携帯電話機70のMPU77は、リモートコマンドを無線基地局80を介して通信端末50に送信する(ステップS11,S12)。このリモートコマンドには、Bluetooth 仕様の接続を行うためのBluetooth を起動する命令、Bluetooth 仕様の機器に固有のアドレス(BD_ADDR )、及び接続認証を行うためのPINコード(Personal Identification Number、Bluetooth 通信に必要な認証データ、ユーザのみが知っているもの)が含まれている。
【0039】
たとえば図10に示すように、このリモートコマンドは、開始フラグと、アドレス部と、制御部と、プロトコルと、情報部と、FCS(フレームチェックシーケンス)と、終結フラグとから構成されている。開始フラグは、“01111110”の固定したビットパターンで構成され、フレームの開始を示すと共に、フレームの同期をとるために用いられる。アドレス部は、8ビット(たとえば、“11111111”)で構成され、通信相手の宛先又は自機のアドレスを示す。制御部は、通信相手に対してデータ転送などを指令するコマンドや、その応答であるレスポンスの種別を示す。プロトコルは、たとえば、TCP/IPプロトコルである旨を表す。
【0040】
情報部は、伝送する情報が入っている部分であり、データや制御情報などのビット構成には制限がない。この情報部は、Bluetooth 制御用ヘッダと、内容部と、データ部とから構成されている。Bluetooth 制御用ヘッダは、Bluetooth 仕様の制御を行うことを識別するための情報を表す。内容部は、データ部の内容を表すものであり、たとえば、
“0”:命令コマンド、“1”:BD_ADDR 、“2”:PINコード
のように規定される。データ部は、これらの内容に対応したデータを表す。FCSは、16ビット(2byte)で構成され、アドレス部から情報部までの内容が正確に伝送されたか否かを確認するための誤り検出用に用いられる。終結フラグは、“01111111”の固定したビットパターンで構成され、フレームの終結を示すと共に、フレームの同期をとるために用いられる。
【0041】
このリモートコマンドに基づいて、通信端末50のBluetooth ホスト52から送受信部51に接続命令が送出される(ステップS13)。送受信部51は、これを受けてデジタルカメラ60の送受信部61に対して問い合わせ(Inquiry )を行う(ステップS14)。この問い合わせ(Inquiry )は、無線接続のための鍵などを含むメッセージであり、デジタルカメラ60の送受信部61を介してBluetooth ホスト62に送信される。
【0042】
Bluetooth ホスト62は、これを受けて問い合わせ(Inquiry )に対する応答を送受信部61を介して行う(ステップS15)。通信端末50は、これを受けてBluetooth ホスト52に対してデジタルカメラ60の送受信部61に接続(Page)する命令を発行する(ステップS16)。デジタルカメラ60のBluetooth ホスト62は、これを受けて応答を送受信部61を介して通信端末50の送受信部51へ返信する(ステップS17)。通信端末50は、送受信部51を介して認証の命令をデジタルカメラ60の送受信部61へ送付し、前記ステップS11,S12で受信したPINコードを用いて認証を行う(ステップS18)。デジタルカメラ60は、この認証に対して通信端末50の送受信部51へ応答し(ステップS19)、同通信端末50にBluetooth 仕様の接続応答を返信する(ステップS20)。そして、Bluetooth 仕様の接続が完了する。
【0043】
通信端末50のMPU59は、これを受けて前記ステップS11におけるリモートコマンドに対する接続応答を無線基地局80に返信する(ステップS21)。無線基地局80は、これを受けて携帯電話機70に接続応答を送信する(ステップS22)。これらの手続きが完了した後、携帯電話機70とデジタルカメラ60との間の通信が開通し、同携帯電話機70から同デジタルカメラ60に対する機器制御(ステップS23)、及び同デジタルカメラ60で撮像された画像データの同携帯電話機70への送信(ステップS24)が行われる。
【0044】
携帯電話機70から通信端末50に回線切断を要求する場合、同携帯電話機70から同無線基地局80に対して回線切断要求を行う(ステップS31)。無線基地局80は、これを受けて接続相手先の通信端末50に回線切断要求を行う(ステップS32)。この場合、通信端末50のMPU59は、Bluetooth ホスト52に対して切断要求を行い(ステップS33)、同通信端末50の送受信部51及びデジタルカメラ60の送受信部61を介してBluetooth ホスト62に対して切断要求を行う(ステップS34)。デジタルカメラ60のBluetooth ホスト62は、これを受けて切断応答を送受信部61及び通信端末50の送受信部51を介してBluetooth ホスト52に返信し(ステップS35)、同Bluetooth ホスト52が、これを受けて通信端末50のMPU59に切断応答を返信する(ステップS36)。通信端末50は、ステップS32の回線切断要求に対して応答を無線基地局80へ返信し(ステップS37)、同無線基地局80が接続要求元の携帯電話機70に回線切断応答を返信する(ステップS38)。以上の手順で、携帯電話機70と通信端末50との間の回線切断が完了する。
【0045】
以上のように、この第2の実施形態では、通信端末50が電話回線Wを介して無線基地局80に接続され、同無線基地局80及び同通信端末50を介してデジタルカメラ60に遠隔制御を行う携帯電話機70が設けられているので、Bluetooth 仕様の距離を超えた場所から同デジタルカメラ60を遠隔制御できる。
【0046】
以上、この発明の実施形態を図面により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更などがあってもこの発明に含まれる。
例えば、図1中の携帯電話機20,30は、携帯電話機の機能を有するPDA(Personal Digital Assistants )などでも良い。また、図4中のステップA4,A5,A6は一例であり、任意の順序で良い。また、図1中の無線基地局40及び図5中の無線基地局80は、インターネットに接続されていても良い。また、携帯電話機70の多機能コネクタにパソコンを接続し、このパソコンからデジタルカメラ60を遠隔操作しても良い。また、図5中のデジタルカメラ60は、Bluetooth 仕様の遠隔操作の対象になるものであれば、任意のもので良い。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明の構成によれば、第1の携帯端末の第1の近距離無線通信手段と第2の携帯端末の第2の近距離無線通信手段との間の無線接続の手続を通信回線を介して行うので、同第1の近距離無線通信手段と同第2の近距離無線通信手段との無線接続に必要な操作及び時間を短縮できる。
【0048】
また、通信端末が通信回線に接続され、同通信回線及び同通信端末を介して無線端末に遠隔制御を行う制御用端末が設けられているので、所定の距離を超えた場所から同制御用端末を遠隔制御できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態である携帯端末システムの電気的構成を示すブロック図である。
【図2】図1中の携帯電話機20の電気的構成を示すブロック図である。
【図3】図1中の携帯電話機30の電気的構成を示すブロック図である。
【図4】図1の携帯端末システムの動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】この発明の第2の実施形態である無線端末遠隔制御システムの電気的構成を示すブロック図である。
【図6】図5中の通信端末50の電気的構成を示すブロック図である。
【図7】図5中のデジタルカメラ60の電気的構成を示すブロック図である。
【図8】図5中の携帯電話機70の電気的構成を示すブロック図である。
【図9】図5の無線端末遠隔制御システムの動作を説明するためのシーケンス図である。
【図10】Bluetooth 仕様の命令を送信するためのフレームフォーマットの一例を示す図である。
【図11】従来の携帯端末システムの構成図である。
【図12】従来の無線端末遠隔制御システムの構成図である。
【符号の説明】
20,30   携帯電話機(携帯端末)
21,31,51,61   送受信部(近距離無線通信手段)
22,32,52,62   Bluetooth ホスト(近距離無線通信手段)
23,33,53,71   プロトコル処理部
24,34   送受信部
25,35,55,73   メモリ
26,36,56,74   表示部
27,37,57,75   音声部
28,38,58,76   キー入力部
29,39,59,64,77   MPU(マイクロプロセッサ)
40,80   無線基地局(通信回線)
50   通信端末
54,72   電話回線接続部
60   デジタルカメラ(無線端末)
63   撮像部
70   携帯電話機(制御用端末)

Claims (12)

  1. 第1の携帯端末と、通信回線を介して該第1の携帯端末と通信を行う第2の携帯端末とを備え、
    前記第1の携帯端末は、前記第2の携帯端末と所定の距離の範囲内で無線接続するための第1の近距離無線通信手段を有し、
    前記第2の携帯端末は、前記第1の携帯端末と前記所定の距離の範囲内で無線接続するための第2の近距離無線通信手段を有する携帯端末システムであって、
    前記第1の携帯端末は、
    前記第1の近距離無線通信手段に前記第2の携帯端末を無線接続するための接続要求を前記通信回線を介して該第2の携帯端末へ送出し、前記無線接続が完了した後、前記通信回線を介した通信を切断する構成とされ、かつ、
    前記第2の携帯端末は、
    前記第1の携帯端末から前記通信回線を介して前記接続要求が送出された後、前記第2の近距離無線通信手段を介して該第1の携帯端末と無線接続する構成とされていることを特徴とする携帯端末システム。
  2. 前記第1及び第2の近距離無線通信手段は、
    Bluetooth (ブルートゥース)の無線通信仕様に基づいて構成されていることを特徴とする請求項1記載の携帯端末システム。
  3. 前記通信回線は、
    一般電話回線又はインターネットであることを特徴とする請求項1又は2記載の携帯端末システム。
  4. 第1の携帯端末と、通信回線を介して該第1の携帯端末と通信を行う第2の携帯端末とを備え、
    前記第1の携帯端末は、前記第2の携帯端末と所定の距離の範囲内で無線接続するための第1の近距離無線通信手段を有し、
    前記第2の携帯端末は、前記第1の携帯端末と前記所定の距離の範囲内で無線接続するための第2の近距離無線通信手段を有する携帯端末システムに用いられ、 前記第1の携帯端末を前記第2の携帯端末に無線接続する通信制御方法であって、
    前記第1の携帯端末が、前記第1の近距離無線通信手段に前記第2の携帯端末を無線接続するための接続要求を前記通信回線を介して該第2の携帯端末へ送出する接続要求送出処理と、
    前記第1の携帯端末から前記通信回線を介して前記接続要求が送出された後、前記第2の携帯端末が、前記第2の近距離無線通信手段を介して該第1の携帯端末と無線接続する接続処理と、
    前記接続処理における前記無線接続が完了した後、前記第1の携帯端末が、前記通信回線を介した通信を切断する回線切断処理とを行うことを特徴とする通信制御方法。
  5. 前記第1及び第2の近距離無線通信手段は、
    Bluetooth (ブルートゥース)の無線通信仕様に基づいて構成されていることを特徴とする請求項4記載の通信制御方法。
  6. 前記通信回線は、
    一般電話回線又はインターネットであることを特徴とする請求項4又は5記載の通信制御方法。
  7. 遠隔制御の対象となる無線端末と、該無線端末に対して所定の距離の範囲内で無線接続されて遠隔制御を行う通信端末とを備えてなる無線端末遠隔制御システムであって、
    前記通信端末は、通信回線に接続される構成とされ、かつ、
    前記通信回線に接続され、前記所定の距離を超えた場所から前記通信回線及び通信端末を介して前記無線端末に遠隔制御を行う制御用端末が設けられていることを特徴とする無線端末遠隔制御システム。
  8. 前記無線端末は、
    前記通信端末と前記所定の距離の範囲内で無線接続するための第1の近距離無線通信手段を有し、かつ、
    前記通信端末は、
    前記無線端末と前記所定の距離の範囲内で無線接続するための第2の近距離無線通信手段を有し、前記制御用端末から前記通信回線を介して接続要求が送出されたとき、該制御用端末と回線接続すると共に前記第2の近距離無線通信手段を介して前記無線端末の前記第1の近距離無線通信手段と無線接続する構成とされていることを特徴とする請求項7記載の無線端末遠隔制御システム。
  9. 前記第1及び第2の近距離無線通信手段は、
    Bluetooth (ブルートゥース)の無線通信仕様に基づいて構成されていることを特徴とする請求項8記載の無線端末遠隔制御システム。
  10. 前記通信回線は、
    一般電話回線又はインターネットであることを特徴とする請求項7乃至9記載の無線端末遠隔制御システム。
  11. 遠隔制御の対象となる無線端末と、該無線端末に対して所定の距離の範囲内で無線接続されて遠隔制御を行う通信端末とを備えてなる無線端末遠隔制御システムに用いられ、前記所定の距離を超えた場所から前記無線端末を遠隔制御する遠隔制御方法であって、
    前記通信端末を通信回線に接続し、該通信回線に接続された制御用端末から該通信回線及び前記通信端末を介して前記無線端末に対して遠隔制御を行うことを特徴とする遠隔制御方法。
  12. 前記通信回線は、
    一般電話回線又はインターネットであることを特徴とする請求項11記載の遠隔制御方法。
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