JP2002271453A - ヘッドセット用送受信機 - Google Patents

ヘッドセット用送受信機

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JP2002271453A
JP2002271453A JP2001072520A JP2001072520A JP2002271453A JP 2002271453 A JP2002271453 A JP 2002271453A JP 2001072520 A JP2001072520 A JP 2001072520A JP 2001072520 A JP2001072520 A JP 2001072520A JP 2002271453 A JP2002271453 A JP 2002271453A
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Japan
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headset
mobile phone
transceiver
headset transceiver
telephone
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Application number
JP2001072520A
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English (en)
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Junji Takahashi
純二 高橋
Hideo Izumi
英男 泉
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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  • Telephone Function (AREA)
  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
  • Transceivers (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヘッドセット2と操作機器3、4との間で、
ブルートゥース態様の無線信号を使用して、音声信号だ
けでなくデータも伝送させることを可能にしたヘッドセ
ット用送受信機1を提供する。 【解決手段】 ヘッドセット2に接続され、ブルートゥ
ース態様の無線信号を用いて複数種の操作機器3、4と
の間で音声信号及びデータの送受信を行うヘッドセット
用送受信機1であって、ヘッドセット用送受信機1は、
無線信号送受信部とベースバンド信号処理部とメモリと
ジョグダイアル6と表示部5とを備え、ヘッドセット2
と複数種の操作機器3、4との間で音声信号を無線伝送
させるとともに、ベースバンド信号処理部と複数種の操
作機器3、4との間でデータを無線伝送させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘッドセット用送
受信機に係り、特に、ヘッドセットに接続され、ブルー
トゥース態様の無線信号を用いて携帯電話機やパーソナ
ルコンピュータ(パソコン)等の操作機器との間で音声
信号及びデータの送受信を行うことが可能なヘッドセッ
ト用送受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話機やパソコン等の操作機
器間を、コードで接続することなく、無線信号を伝送さ
せる新たな伝送方式として、ブルートゥース態様の無線
信号伝送方式が注目を集めている。このブルートゥース
態様の無線信号伝送方式は、使用周波数帯として2.4
GHz帯が割り当てられ、無線信号の有効伝達距離が1
0メートル程度の極めて短い距離であるものの、強固
で、単純であり、かつ、低消費電力及び低コストで利用
できるという特徴を有しているものである。
【0003】この場合、ブルートゥース態様の無線信号
伝送方式は、無線信号の有効伝達距離が10メートル程
度であるため、オフィス内の1つの部屋内にある操作機
器をコードレスで接続する場合に有効なもので、例え
ば、パソコン本体とマウスやキーボード等の周辺機器と
の間の接続、携帯電話機とノート型パソコンとの接続、
ステレオ装置とヘッドフォンとの接続等の利用が考えら
れる。この他にも、互いに近距離にあるというの条件の
基であれば、携帯電話機と自動販売機との接続、携帯電
話機と駐車場のパーキングメータとの接続等が考えられ
る。
【0004】また、最近になって、自動車を運転中に携
帯電話機を使用することが法令で禁止されたことによ
り、携帯電話機を手に持たずに通話することができるヘ
ッドセットが開発されるようになった。このヘッドセッ
トは、ブルートゥース態様の無線信号を用いて携帯電話
機本体にコードレス接続されているもので、運転者がこ
のヘッドセットを用いることにより、運転中であって
も、手を用いることなしに、すなわちハンズフリーの状
態で携帯電話機との間で通話をすることができるもので
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記既知のブルートゥ
ース態様の無線信号伝送方式は、非常に短い距離である
が、ヘッドセットと操作機器、例えば、携帯電話機やパ
ソコン等との間をコードレス接続状態でブルートゥース
態様の無線信号を伝送させることができるものである。
ところが、ヘッドセットは、ブルートゥース態様の無線
信号伝送機器を組み込む場合に、ヘッドセットの構造
上、そこに組み込み可能な無線信号伝送機器の容積が自
ずと限定され、その結果、その無線信号伝送機器を通し
て伝送される信号が音声信号に限られ、その結果とし
て、ヘッドセットとの間でブルートゥース態様の無線信
号を伝送させることができる操作機器の種類及びその使
用形態が限られるものであった。
【0006】本発明は、このような技術的背景に鑑みて
なされたもので、その目的は、ヘッドセットと操作機器
との間で、ブルートゥース態様の無線信号を使用して、
音声信号だけでなくデータも伝送させることを可能にし
たヘッドセット用送受信機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明によるヘッドセット用送受信機は、ヘッドセ
ットに接続され、ブルートゥース態様の無線信号を用い
て複数種の操作機器との間で音声信号及びデータの送受
信を行うものであって、このヘッドセット用送受信機
は、無線信号送受信部とベースバンド信号処理部とメモ
リとジョグダイアルと表示部とを備え、ヘッドセットと
複数種の操作機器との間で音声信号を無線伝送させると
ともに、ベースバンド信号処理部と複数種の操作機器と
の間でデータを無線伝送させる手段を備える。
【0008】前記手段によれば、無線信号送受信部とベ
ースバンド信号処理部とメモリとジョグダイアルと表示
部とを備えたヘッドセット用送受信機を設け、このヘッ
ドセット用送受信機をヘッドセットに接続し、このヘッ
ドセット用送受信機と操作機器との間でブルートゥース
態様の無線信号を使用した無線伝送を行うようにしたの
で、このヘッドセット用送受信機を用いてヘッドセット
と操作機器との間で音声信号の伝送ができるだけでな
く、ヘッドセット用送受信機と操作機器との間でデータ
の伝送を行うことができる。
【0009】この場合、前記手段における複数種の操作
機器は、携帯電話機、パーソナルコンピュータ、オーデ
ィオアンドビジュアル機器、ゲーム用遊技機器の中の少
なくとも2種であることが好適である。
【0010】このような構成にすれば、ヘッドセット用
送受信機との間でブルートゥース態様の無線信号を使用
した無線伝送を行うことが可能な操作機器が多種にな
り、ヘッドセット用送受信機の利用価値を向上させるこ
とができる。
【0011】ここで、前記手段における操作機器として
携帯電話機を選択した場合には、ヘッドセット用送受信
機のジョグダイアルを操作することにより携帯電話機を
通して相手側電話機を呼び出し、ヘッドセットと相手側
電話機との間で携帯電話機を仲介にした通話が可能にな
るものである。
【0012】このような構成にすれば、相手側電話機と
の通話を行う必要がある場合に、手元から離れた位置に
ある携帯電話機を手にしてダイアル操作を行わなくて
も、ヘッドセット用送受信機のジョグダイアルを操作す
れば、携帯電話機を通して相手側電話機が呼び出され、
この携帯電話機を仲介してヘッドセットと相手側電話機
との間で通話を行うことが可能になり、操作性が向上す
るだけでなく、利用性を高めることができる。
【0013】また、前記手段における操作機器としてパ
ーソナルコンピュータ及び/または携帯電話機を選択し
た場合には、ヘッドセット用送受信機が、ジョグダイア
ルを操作することによりパーソナルコンピュータまたは
携帯電話機に保持されている電話帳データを取得し、取
得した電話帳データをメモリに格納するものである。
【0014】このような構成にすれば、ジョグダイアル
を操作することによりパーソナルコンピュータや携帯電
話機側に保持されている電話帳をヘッドセット用送受信
機側に転送させ、メモリ内に格納保持することが可能に
なり、ヘッドセット用送受信機側において相手側電話機
の電話番号を検索や相手側電話機のダイアル操作をそれ
ぞれ簡易に実行することができる。
【0015】さらに、前記手段における操作機器として
パーソナルコンピュータ及び/または携帯電話機を選択
した場合には、ヘッドセット用送受信機が、ジョグダイ
アルを操作することによりパーソナルコンピュータまた
は携帯電話機で着信保持している電子メールを取得し、
取得した電子メールの内容を表示部で表示するものであ
る。
【0016】このような構成にすれば、ジョグダイアル
を操作することによりパーソナルコンピュータや携帯電
話機側に着信保持されている電子メールをヘッドセット
用送受信機側に転送させ、表示部に表示させることが可
能になり、ヘッドセット用送受信機において携帯電話機
やパーソナルコンピュータが着信した電子メールの内容
を見ることができるという利便性を持たせることができ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0018】図1は、本発明によるヘッドセット用送受
信機の1つの実施の形態を示すもので、周辺機器を含む
ヘッドセット伝送システムの要部構成の一例を示す概要
構成図である。
【0019】図1に示されるように、このヘッドセット
伝送システムは、ヘッドセット用送受信機1と、ヘッド
セット2と、携帯電話機3と、パーソナルコンピュータ
(パソコン)4とからなっている。この場合、ヘッドセ
ット用送受信機1は、液晶表示を行う表示部(LCD)
5と、ジョグダイアル(操作部)6とを備える。
【0020】後述するように、ヘッドセット用送受信機
1は、1つの操作機器である携帯電話機3との間にブル
ートゥース態様の無線信号の伝送回線が形成されると、
ヘッドセット用送受信機1と携帯電話機3との間で音声
信号及びデータの送受信を行うことが可能になるもの
で、音声信号は主としてヘッドセット2と携帯電話機3
との間に伝送され、また、データは主としてヘッドセッ
ト用送受信機1と携帯電話機3との間に伝送される。ま
た、ヘッドセット用送受信機1と他の操作機器であるパ
ーソナルコンピュータ4との間にブルートゥース態様の
無線信号の伝送回線が形成されたときも同じである。
【0021】次に、図2は、図1に図示されたヘッドセ
ット用送受信機1及びヘッドセット2の各内部構成の一
例を示すブロック図である。
【0022】図2において、図1に示された構成要素と
同じ構成要素については同じ符号を付けている。
【0023】図2に示されるように、ヘッドセット用送
受信機1は、図1に図示の表示部(LCD)5及びジョ
グダイアル(操作部)6の他に、ベースバンドプロセッ
サ7と、無線送受信部8と、PCMインターフェイス9
と、フラッシュメモリ10と、RAM11と、送受信ア
ンテナ12とを備えている。また、ヘッドセット2は、
PCM回路部13と、イヤホン14と、マイクロホン1
5とを備えている。
【0024】そして、ヘッドセット用送受信機1におい
て、ベースバンドプロセッサ7は、表示部5、ジョグダ
イアル6、無線送受信部8、PCMインターフェイス
9、フラッシュメモリ10、RAM11にそれぞれ結合
され、無線送受信部8は送受信アンテナ12に結合さ
れ、PCMインターフェイス9はヘッドセット2側のP
CM回路部13に結合されている。また、ヘッドセット
2において、PCM回路部13は、イヤホン14、マイ
クロホン15にそれぞれ結合されている。
【0025】この場合、ヘッドセット用送受信機1にお
いて、無線送受信部8は、ベースバンドプロセッサ7の
制御の基づいて所定の操作機器との間でブルートゥース
態様の無線信号の送受信を行うもので、ベースバンドプ
ロセッサ7の動作は、後述するようにジョグダイアル
(操作部)6の操作状態によって設定される。そして、
送受信アンテナ12に無線信号が到来すると、その無線
信号は無線送受信部8で受信され、受信信号としてベー
スバンドプロセッサ7に供給される。このとき、受信信
号が音声信号を含むものであれば、その受信信号は、ベ
ースバンドプロセッサ7で所要の信号処理が行われた
後、ベースバンドプロセッサ7からPCMインターフェ
イス9を通してヘッドセット2側に伝送供給される。ヘ
ッドセット2は、PCM回路13がこの受信信号を受け
たとき、受信信号から音声信号を再生し、イヤホン14
に供給する。一方、マイクロホン15に音声信号が入力
されると、その音声信号はPCM回路13でPCM信号
に変換され、ヘッドセット用送受信機1側に伝送供給さ
れる。ヘッドセット用送受信機1は、このPCM信号を
PCMインターフェイス9を通してベースバンドプロセ
ッサ7に供給し、ベースバンドプロセッサ7でブルート
ゥース態様の送信信号に適した形態に変換する。そし
て、変換された送信信号は、無線送受信部8を通して送
受信アンテナ12に供給され、送受信アンテナ12から
無線信号として送信される。
【0026】一方、受信信号がデータ信号含むものであ
れば、その受信信号は、ベースバンドプロセッサ7で所
要の信号処理が行われた後、ジョグダイアル(操作部)
6の操作状態に対応したデータ処理が行われるもので、
その処理によりデータがフラッシュメモリ10またはR
AM11に格納されたり、表示部5に転送され、そこで
表示されたりする。また、ヘッドセット用送受信機1か
ら操作機器側に送信すべきデータがある場合、ベースバ
ンドプロセッサ7がそのデータをブルートゥース態様の
送信信号に適した形態に変換する。その後、変換された
送信信号は、音声信号の送信の場合と同様に、無線送受
信部8を通して送受信アンテナ12に供給され、送受信
アンテナ12から無線信号として送信される。
【0027】次いで、図3及び図4は、図1に図示され
たヘッドセット用送受信機1の動作状態を示すフローチ
ャートであって、図3は基本的な動作部分を表すフロー
チャート、図4は各種機能を達成するための動作部分を
表すフローチャートである。
【0028】ここで、図3及び図4に図示のフローチャ
ートを用い、図2を参照しながらこの実施の形態による
ヘッドセット用送受信機1の動作を詳細に説明する。
【0029】まず、図3は、ヘッドセット用送受信機1
の基本的な動作部分を表すもので、操作機器との無線回
線接続及び認証までを行っているものである。
【0030】始めに、ステップS1において、この手順
は、ヘッドセット用送受信機1におけるインクワイアリ
(問い合わせ)送信を行うもので、ヘッドセット用送受
信機1は、通信可能な範囲内にある操作機器を探し出す
ために同報パケットを連続的に送信する。
【0031】次に、ステップS2において、この手順
は、ヘッドセット用送受信機1におけるインクワイアリ
レスポンスを受信するもので、ヘッドセット用送受信機
1は、送信した同報パケットに対して通信可能な範囲内
にある操作機器がその同報パケットに応答して送信した
応答パケットを受信する。
【0032】次いで、ステップS3において、この手順
は、ヘッドセット用送受信機1がサービス ディスカバ
リ プロトコル(SDP)を送信するもので、ヘッドセ
ット用送受信機1は、応答パケットを送信した操作機器
(相手側の操作機器)に対してSDPを送信する。
【0033】続く、ステップS4において、この手順
は、ヘッドセット用送受信機1がSDPを受信するもの
で、ヘッドセット用送受信機1は、先に送信したSDP
を受信した相手側の操作機器がその応答として送信した
SDPを受信する。
【0034】続いて、ステップS5において、この手順
は、ヘッドセット用送受信機1と相手側の操作機器との
間の無線回線の接続完了を確認するもので、ヘッドセッ
ト用送受信機1は、相手側の操作機器との間に無線回線
の接続の完了を確認する。
【0035】次に、ステップS6において、この手順
は、ヘッドセット用送受信機1と相手側の操作機器との
間の認証確認の手順で、ヘッドセット用送受信機1は、
相手側の操作機器との間で暗号鍵(リンクキー)を使用
した認証処理を行う。
【0036】次いで、ステップS7において、この手順
は、ヘッドセット用送受信機1と相手側の操作機器との
間の認証完了を確認するもので、ヘッドセット用送受信
機1は、相手側の操作機器との間に正規の認証が完了し
たこと確認する。
【0037】この後のステップS8において、この手順
は、ヘッドセット用送受信機1における基本的な動作部
分を表すフローチャートの終了を表すもので、以後、ヘ
ッドセット用送受信機1の動作は、図4に示されるよう
に、各種機能を達成するための動作部分を表すフローチ
ャートに移行する。
【0038】この場合、図4におけるステップS10乃
至ステップS13の動作経緯は、ヘッドセット用送受信
機1が相手側の操作機器、この場合、携帯電話機3また
はパーソナルコンピュータ4から電話帳データを取得
し、取得した電話帳データをRAM11に収納して電話
帳データベースを作成する動作経緯を示す第1フローチ
ャートである。
【0039】この第1フローチャートにおけるステップ
S10において、この手順は、ヘッドセット用送受信機
1が基本的な動作部分を表すフローチャートから第1フ
ローチャートに移行したことを表すものである。
【0040】次に、ステップS11において、この手順
は、ヘッドセット用送受信機1のベースバンドプロセッ
サ7の動作を指定するもので、ヘッドセット用送受信機
1は、ジョグダイアル6の操作やその他のキー操作を行
うことによって、ベースバンドプロセッサ7が、相手側
の操作機器3または4をアクセスし、そのデータベース
に保存されている電話帳データを読み出すようにその動
作を指定する。
【0041】次いで、ステップS12において、この手
順は、ヘッドセット用送受信機1が電話帳データを転送
取得するもので、ヘッドセット用送受信機1は、ベース
バンドプロセッサ7を通して、相手側の操作機器3また
は4から読み出した電話帳データをヘッドセット用送受
信機1側に転送させ、転送された電話帳データをヘッド
セット用送受信機1が取得する。
【0042】続く、ステップS13において、この手順
は、ヘッドセット用送受信機1における電話帳データを
メモリに収納するもので、ヘッドセット用送受信機1
は、転送された電話帳データをRAM11に収納し、電
話帳データベースを形成する。そして、電話帳データベ
ースが形成されると、この一連のフローチャートが終了
する。
【0043】また、図4におけるステップS20乃至ス
テップS26の動作経緯は、ヘッドセット用送受信機1
が相手側の操作機器、この場合においても、携帯電話機
3またはパーソナルコンピュータ4から電子メールデー
タを取得し、取得した電子メールデータを表示部5に表
示する動作経緯を示す第2フローチャートである。
【0044】この第2フローチャートにおけるステップ
S20において、この手順は、ヘッドセット用送受信機
1が基本的な動作部分を表すフローチャートから第2フ
ローチャートに移行したことを表すものである。
【0045】ステップS20は、ヘッドセット用送受信
機1が基本的な動作部分を表すフローチャートから第2
フローチャートに移行したことを表す手順である。
【0046】次に、ステップS21において、この手順
は、ヘッドセット用送受信機1のベースバンドプロセッ
サ7の動作を指定するもので、ヘッドセット用送受信機
1は、ジョグダイアル6の操作やその他のキー操作を行
うことによって、ベースバンドプロセッサ7が、相手側
の操作機器3または4をアクセスし、着信保存されてい
る電子メールを読み出すようにその動作を指定する。
【0047】次いで、ステップS22におけて、この手
順は、ヘッドセット用送受信機1が電子メールをテキス
トデータとして転送取得するもので、ヘッドセット用送
受信機1は、ベースバンドプロセッサ7を通して、相手
側の操作機器3または4から読み出した電子メールをテ
キストデータに変換した後、ヘッドセット用送受信機1
側に転送させ、転送された電子メールのテキストデータ
をヘッドセット用送受信機1が取得する。
【0048】続く、ステップS23において、この手順
は、ヘッドセット用送受信機1が取得した電子メールの
テキストデータ内に電子名刺データが含まれているか否
かを判断するもので、ヘッドセット用送受信機1は、電
子名刺データが含まれていると判断した(Y)とき、次
のステップS24に移行し、一方、電子名刺データが含
まれていないと判断した(N)とき、他のステップS2
4に移行する。
【0049】なお、ここで挙げた電子名刺は、電子メー
ルに添付する形で、自己の住所や連絡先等の個人情報を
電子メールの送信相手に知らせる機能を有しているもの
で、電子名刺を利用すれば、対応するメールソフトのア
ドレス帳等に自動的に個人情報が登録されるものであ
る。この電子名刺には、Vcardというフォーマット
が決められており、Vcardにしているソフトであれ
ば、異なるメールソフト同士の間においても電子名刺を
交換することができるものである。
【0050】次に、ステップS24において、この手順
は、ヘッドセット用送受信機1が電子名刺をデータベー
スとしてフラッシュメモリ10に収納するもので、ヘッ
ドセット用送受信機1は、得られた電子名刺をデータベ
ース化することにより、このデータベース化された電子
名刺を用いてその宛先にダイアルすることが可能にな
る。
【0051】次いで、ステップS25において、この手
順は、電子メールのテキストデータを表示部5に表示す
るもので、ヘッドセット用送受信機1は、取得した電子
メールのテキストデータを表示部5に供給し、表示部5
において電子メールの内容を表示する。そして、この表
示が行われた後、この一連のフローチャートが終了す
る。
【0052】また、ステップS26において、この手順
は、ステップS25と同じように電子メールのテキスト
データを表示部5に表示するもので、ヘッドセット用送
受信機1は、取得した電子メールのテキストデータを表
示部5に供給し、表示部5において電子メールの内容を
表示する。そして、この表示が行われた後、この一連の
フローチャートが終了する。
【0053】さらに、図4におけるステップS30乃至
ステップS38の動作経緯は、ヘッドセット用送受信機
1が相手側の操作機器、この場合には、携帯電話機3の
音声信号を取得し、取得した音声信号をヘッドセット2
に供給し、ヘッドセット2と携帯電話機3との間で通話
する動作経緯を示す第3フローチャートである。
【0054】この第3フローチャートにおけるステップ
S30において、この手順は、ヘッドセット用送受信機
1が基本的な動作部分を表すフローチャートから第3フ
ローチャートに移行したことを表すものである。
【0055】次に、ステップS31において、この手順
は、ヘッドセット用送受信機1のベースバンドプロセッ
サ7の動作を指定するもので、ヘッドセット用送受信機
1は、ジョグダイアル6の操作やその他のキー操作を行
うことによって、ベースバンドプロセッサ7が、RAM
11に保持している電話をしたい相手側電話機を検索す
るようにその動作を指定する。
【0056】次いで、ステップS32において、この手
順は、ヘッドセット用送受信機1が携帯電話機3を呼び
出しするもので、ヘッドセット用送受信機1は、ベース
バンドプロセッサ7を通して携帯電話機3を呼び出す。
【0057】続く、ステップS33において、この手順
は、ヘッドセット用送受信機1が携帯電話機3に呼び出
しコマンドを送信するもので、ヘッドセット用送受信機
1は、ベースバンドプロセッサ7を通して携帯電話機3
に呼び出しコマンドを送信し、それにより携帯電話機3
が検索した相手側電話機のダイアルを回して、携帯電話
機3と相手側電話機とを接続状態にする。
【0058】次に、ステップS34において、この手順
は、ヘッドセット用送受信機1とヘッドセット2との音
声回路を確立するもので、ヘッドセット用送受信機1
は、無線送受信8、ベースバンドプロセッサ7、PCM
インターフェイス9を通りヘッドセット2に至る音声回
路を確立する。
【0059】次いで、ステップS35において、この手
順は、ヘッドセット2と相手側電話機との間で通話を行
うもので、ヘッドセット2を用いて相手側電話機との通
話を実行する。
【0060】続く、ステップS36において、この手順
は、ヘッドセット用送受信機1のベースバンドプロセッ
サ7の動作を指定するもので、ヘッドセット用送受信機
1は、ジョグダイアル6の操作やその他のキー操作を行
うことによって、ベースバンドプロセッサ7が、形成し
てある音声回路を開放するようにその動作を指定する。
【0061】次に、ステップS37において、この手順
は、携帯電話機3と相手側電話機との接続状態を開放す
るもので、ヘッドセット用送受信機1は、携帯電話機3
に開放コマンドを送信し、それにより携帯電話機3が検
索した相手側電話機との接続状態を開放する。
【0062】次いで、ステップS38において、この手
順は、ヘッドセット用送受信機1とヘッドセット2との
音声回路を開放するもので、ヘッドセット用送受信機1
は、無線送受信8、ベースバンドプロセッサ7、PCM
インターフェイス9を通りヘッドセット2に至る音声回
路を開放する。そして、この音声回路が開放された後、
この一連のフローチャートが終了する。
【0063】このように、本実施の形態のヘッドセット
用送受信機1によれば、ヘッドセット用送受信機1と操
作機器3、4の間でブルートゥース態様の無線信号を使
用した無線伝送を行うことが可能になるもので、その際
に、ジョグダイアル6等を操作することにより携帯電話
機3やパーソナルコンピュータ4に保持されている電話
帳をヘッドセット用送受信機1に転送させ、メモリ10
に格納保持することが可能になったり、ジョグダイアル
6等を操作することにより携帯電話機3やパーソナルコ
ンピュータ4に着信保持されている電子メールをヘッド
セット用送受信機1に転送させ、表示部5に表示させる
ことが可能になったり、相手側電話機との通話を行う必
要がある場合に、手元から離れた位置にある携帯電話機
3を手にしてダイアル操作を行わなくても、ヘッドセッ
ト用送受信機1のジョグダイアル6等を操作すれば、携
帯電話機3を通して相手側電話機が呼び出され、携帯電
話機3を仲介してヘッドセット2と相手側電話機との間
で通話を行うことが可能になったりするもので、利便性
に優れたものである。
【0064】なお、前記実施の形態においては、操作機
器が携帯電話機3及びパーソナルコンピュータ4である
例を挙げて説明したが、本発明に用いられる操作機器は
携帯電話機3及びパーソナルコンピュータ4に限られる
ものではなく、他の操作機器、例えば、オーディオアン
ドビジュアル(AV)機器やゲーム用遊技機器であって
もよく、携帯電話機3及びパーソナルコンピュータ4に
加えてこれらの機器を使用するようにしてもよい。
【0065】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、無線信
号送受信部とベースバンド信号処理部とメモリとジョグ
ダイアルと表示部とを備えたヘッドセット用送受信機を
設け、このヘッドセット用送受信機をヘッドセットに接
続し、このヘッドセット用送受信機と操作機器との間で
ブルートゥース態様の無線信号を使用した無線伝送を行
うようにしたので、このヘッドセット用送受信機を用い
てヘッドセットと操作機器との間で音声信号の伝送がで
きるだけでなく、ヘッドセット用送受信機と操作機器と
の間でデータの伝送を行うことができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるヘッドセット用送受信機の1つの
実施の形態を示すもので、周辺機器を含めた要部構成を
示す概要構成図である。
【図2】図1に図示されたヘッドセット用送受信機及び
ヘッドセットの各内部構成の一例を示すブロック図であ
る。
【図3】図1に図示されたヘッドセット用送受信機にお
ける基本的な動作部分を表すフローチャートである。
【図4】図1に図示されたヘッドセット用送受信機にお
ける各種機能を達成するための動作部分を表すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 ヘッドセット用送受信機 2 ヘッドセット 3 携帯電話機 4 パーソナルコンピュータ(パソコン) 5 表示部(LCD) 6 ジョグダイアル(操作部) 7 ベースバンドプロセッサ 8 無線送受信部 9 PCMインターフェイス 10 フラッシュメモリ 11 RAM 12 送受信アンテナ 13 PCM回路部 14 イヤホン 15 マイクロホン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04R 3/00 320 H04B 7/26 M Fターム(参考) 5D020 AC01 BB00 5K011 AA01 DA17 DA26 GA05 GA06 JA01 JA12 KA12 5K027 AA12 BB01 CC08 FF22 HH03 MM17 5K067 AA34 BB04 BB21 EE02 EE12 EE35 FF02 FF23 HH23

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドセットに接続され、ブルートゥー
    ス態様の無線信号を用いて複数種の操作機器との間で音
    声信号及びデータの送受信を行うヘッドセット用送受信
    機であって、前記ヘッドセット用送受信機は、無線信号
    送受信部とベースバンド信号処理部とメモリとジョグダ
    イアルと表示部とを備え、前記ヘッドセットと前記複数
    種の操作機器との間で前記音声信号を無線伝送させると
    ともに、前記ベースバンド信号処理部と前記複数種の操
    作機器との間で前記データを無線伝送させることを特徴
    とするヘッドセット用送受信機。
  2. 【請求項2】 前記複数種の操作機器は、携帯電話機、
    パーソナルコンピュータ、オーディオアンドビジュアル
    機器、ゲーム用遊技機器の中の少なくとも2種が選択さ
    れることを特徴とする請求項1に記載のヘッドセット用
    送受信機。
  3. 【請求項3】 前記操作機器として携帯電話機を選択し
    た場合、前記ヘッドセット用送受信機のジョグダイアル
    を操作することにより前記携帯電話機を通して相手側電
    話機を呼び出し、前記ヘッドセットと前記相手側電話機
    との間で前記携帯電話機を仲介にした通話が可能になる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のヘッドセッ
    ト用送受信機。
  4. 【請求項4】 前記操作機器としてパーソナルコンピュ
    ータ及び/または携帯電話機を選択した場合、前記ヘッ
    ドセット用送受信機は、ジョグダイアルを操作すること
    により前記パーソナルコンピュータまたは前記携帯電話
    機に保持されている電話帳データを取得し、取得した電
    話帳データを前記メモリに格納することを特徴とする請
    求項1または2に記載のヘッドセット用送受信機。
  5. 【請求項5】 前記操作機器としてパーソナルコンピュ
    ータ及び/または携帯電話機を選択した場合、前記ヘッ
    ドセット用送受信機は、前記ジョグダイアルを操作する
    ことにより前記パーソナルコンピュータまたは前記携帯
    電話機で着信保持している電子メールを取得し、取得し
    た電子メールの内容を前記表示部で表示することを特徴
    とする請求項1または2に記載のヘッドセット用送受信
    機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005027319A (ja) * 2003-07-01 2005-01-27 Microsoft Corp 通信機器を用いたプロセッサ周辺装置
WO2016052797A1 (ko) * 2014-09-29 2016-04-07 주식회사 티노스 무선 조그 다이얼 장치와 그와 연동하는 멀티미디어 장치

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