JP2004052724A - エンジンにおける潤滑油供給装置、およびこの装置を用いた船外機 - Google Patents

エンジンにおける潤滑油供給装置、およびこの装置を用いた船外機 Download PDF

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Abstract

【課題】エンジンの円滑な運転の維持と、排気の白煙化の防止とが、エンジンの種々の運転状態において、それぞれより確実に達成されるようにする。また、このようにする場合に、無駄な電力消費が生じないようにする。
【解決手段】ソレノイド26のオン、オフに応じてエンジン6に対し潤滑油24を供給、停止可能とする油供給手段27を備える。エンジン6の運転状態に応じて油供給手段27による潤滑油24の単位時間当りの供給量Qを可変とする。エンジン6の運転状態を、このエンジン6の単位時間当りのエンジン回転数Nと、このエンジン6に与えられる負荷Thθで判断する。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、船外機や自動二輪車等に用いられるエンジンの運転状態に応じて、このエンジンへの潤滑油の単位時間当りの供給量を可変としたエンジンにおける潤滑油供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
上記エンジンにおける潤滑油供給装置には、従来、特開平10‐37730号公報に示されるものがある。
【0003】
上記公報のものによれば、潤滑油供給装置は、ソレノイドのオン、オフに応じて2サイクルのエンジンに対し潤滑油を供給、停止可能とする油供給手段を備え、上記エンジンの運転状態に応じて上記油供給手段による潤滑油の単位時間当りの供給量が可変とされている。
【0004】
そして、上記エンジンの運転状態の一つであるエンジン回転数に応じて、潤滑油の供給量が定められている。これにより、このエンジンが適正に潤滑されて円滑な運転が維持され、また、その一方、潤滑油の供給量が過多となってこれが不完全燃焼しエンジンの排気が白煙化するという不都合の発生が防止されている。この場合、上記潤滑油の供給、停止は、ソレノイドのオン、オフに応じてなされるため、その供給量の精度を高くでき、よって、その分、上記したエンジンの円滑な運転の維持や、排気の白煙化の防止がより確実になされるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、エンジンの運転中において、そのエンジン回転数が仮に一定であるとしても、エンジンに与えられる負荷は軽負荷から重負荷の間で変動するものであり、この場合、一般に、軽負荷の場合よりも重負荷の場合の方が、円滑な運転を維持する上で、より多量の潤滑油の供給量が要求される。
【0006】
しかし、上記従来の技術では、負荷の大きさに応じて潤滑油の供給量を可変とすることは考慮されていないため、上記従来の技術では、より円滑な運転を維持したり、排気の白煙化をより防止する上で、必ずしも満足の行くものではなく、改善の余地が残されている。
【0007】
本発明は、上記のような事情に注目してなされたもので、エンジンの円滑な運転の維持と、排気の白煙化の防止とが、エンジンの種々の運転状態において、それぞれより確実に達成されるようにすることを課題とする。また、このようにする場合に、無駄な電力消費が生じないようにすることを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明のエンジンにおける潤滑油供給装置、およびこの装置を用いた船外機は、次の如くである。なお、この項において各用語に付記した符号は、本発明の技術的範囲を後述の「発明の実施の形態」の項の内容に限定解釈するものではない。
【0009】
請求項1の発明は、ソレノイド26のオン、オフに応じてエンジン6に対し潤滑油24を供給、停止可能とする油供給手段27を備え、上記エンジン6の運転状態に応じて上記油供給手段27による潤滑油24の単位時間当りの供給量Qを可変としたエンジンにおける潤滑油供給装置において、
【0010】
上記エンジン6の運転状態を、このエンジン6の単位時間当りのエンジン回転数Nと、このエンジン6に与えられる負荷Thθで判断するようにしたものである。
【0011】
請求項2の発明は、請求項1の発明に加えて、上記エンジン6の運転状態を、上記エンジン温度Tと潤滑油温度TOILのうち、少なくともいずれか一方の温度で判断するようにしたものである。
【0012】
請求項3の発明は、請求項1、もしくは2の発明に加えて、上記エンジン6のエンジン回転数Nと、このエンジン6に与えられる負荷Thθ、および潤滑油温度TOILのうち、少なくともいずれか一つの値により、上記ソレノイド26のオン保持期間TONを定めるようにしたものである。
【0013】
請求項4の発明は、請求項1から3のうちいずれか1つの発明に加えて、上記エンジン6を2サイクルエンジンとしたものである。
【0014】
請求項5の発明は、請求項1から4のうちいずれか1つの発明に加えて、上記エンジン6のシリンダ9内に直接に燃料17を供給するようにしたものである。
【0015】
請求項6の発明は、請求項1から5のうちいずれか1つに記載のエンジンにおける潤滑油供給装置を用いた船外機1であって、船体に支持される船推進用のエンジン6が、ほぼ水平に延びて大気側からシリンダ9側に連通する吸気通路11を備え、この吸気通路11に潤滑油24を供給するようにしたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面により説明する。
【0017】
図1,2において、符号1は船外機であり、この船外機1は船体に支持されてその下部が水中に位置するケース2と、このケース2の下端部に回転自在に支承されるプロペラ3と、上記ケース2の上端部に支持されて上記プロペラ3を回転駆動可能とさせる駆動手段4とを備え、この駆動手段4の主体は内燃機関である2サイクルエンジン6により構成されている。
【0018】
上記エンジン6は、上記ケース2の上端部に支持されるクランクケース7と、このクランクケース7に対し鉛直方向に延びる軸心回りに回転自在に支承されるクランク軸8と、上記クランクケース7から船体の後方に向って突出する一対のシリンダ9と、上記クランクケース7からほぼ水平方向に向って延出する吸気管10とを備え、この吸気管10の内部が吸気通路11とされ、この吸気通路11は上記エンジン6の外部の大気側を上記クランクケース7内に連通させる。
【0019】
上記吸気管10の中途部には、大気側の空気13を上記吸気通路11を通し上記クランクケース7内に向ってのみ流動可能とさせるリード弁14が介設され、また、上記吸気通路11における上記リード弁14よりも上流側にスロットル弁15が設けられ、このスロットル弁15はその開閉弁動作により、上記吸気通路11の開度(スロットル開度)を可変としている。また、上記シリンダ9には点火プラグ16が取り付けられている。
【0020】
上記エンジン6のシリンダ9内に燃料17を供給する燃料供給装置18が設けられている。この燃料供給装置18は、上記シリンダ9内の燃焼室に直接に燃料17を噴射して供給可能とする燃料噴射弁19と、この燃料噴射弁19に燃料タンク20内の燃料17を加圧して供給する燃料ポンプ21と、上記燃料タンク20と燃料ポンプ21との間に介設されるベーパセパレータタンク22とを備え、つまり、上記エンジン6は直噴式エンジンとされている。
【0021】
上記エンジン6のシリンダ9内と燃料供給装置18とに対し、潤滑油タンク23に溜められた潤滑油24を供給可能とする潤滑油供給装置25が設けられ、この潤滑油供給装置25は、ソレノイド26の電気的なオン、オフに応じて上記エンジン6のシリンダ9内と燃料供給装置18とに対し潤滑油24を供給、停止可能とする油供給手段27を備えている。
【0022】
図2において、上記油供給手段27は油圧ポンプで構成され、その外殻を構成して内部に油室28を有するケーシング29と、このケーシング29に成形され上記潤滑油タンク23を油室28に連通させて上記潤滑油タンク23内の潤滑油24を上記油室28内に自然流下式に流入可能とさせる流入路30と、上記ケーシング29に成形され上記油室28を上記リード弁14よりも上流側の吸気通路11に連通させて上記油室28内の潤滑油24を上記吸気通路11内に供給可能とする流出路31と、上記流入路30に設けられ上記潤滑油タンク23から油室28への潤滑油24の流動のみを許容するチェック弁32と、上記流出路31に設けられ上記油室28から上記吸気通路11と燃料供給装置18とへの潤滑油24の流動のみを許容する他のチェック弁33と、上記油室28内に往、復移動A,B自在に嵌入されるピストン34と、このピストン34を復移動Bさせるよう付勢するばね35とを備えている。
【0023】
上記ソレノイド26がオンすると、これに応じ上記ばね35に抗して上記ピストン34が往移動Aし(図2中一点鎖線)、上記油室28の容積が収縮させられてこの油室28内の潤滑油24が上記流出路31を通し上記吸気通路11内と燃料供給装置18とに供給される。一方、上記ソレノイド26がオフすると、これに応じて上記ばね35の付勢力で上記ピストン34が復移動Bし(図2中実線)、上記油室28の容積が拡大させられて上記潤滑油タンク23内の潤滑油24が上記流入路30を通し上記油室28内に供給される。以下、上記ソレノイド26のオン、オフが繰り返されることにより、上記油供給手段27から上記吸気通路11内と燃料供給装置18とに潤滑油24が供給され、上記吸気通路11に供給された潤滑油24は上記吸気通路11と上記エンジン6のクランクケース7とを通して上記エンジン6のシリンダ9内に供給され、上記のようにしてエンジン6の各部と燃料供給装置18とが潤滑される。
【0024】
図1において、上記エンジン6のクランク軸8の単位時間当りの回転数であるエンジン回転数N(r.p.m)を検出する回転数センサー38と、上記スロットル弁15のスロットル開度を検出することにより上記エンジン6に与えられる負荷Thθを間接的に検出する負荷センサー39と、上記エンジン6のシリンダ9のエンジン温度Tを検出するエンジン温度センサー40と、上記エンジン6に供給される直前の油供給手段27における潤滑油24の潤滑油温度TOILを検出する潤滑油温度センサー41とが設けられている。
【0025】
上記点火プラグ16、燃料噴射弁19、燃料ポンプ21、ソレノイド26および上記各センサー38〜41と電気的に接続され、これら各センサー38〜41からの検出信号に基づき上記エンジン6の運転を制御すると共に、このエンジン6の運転状態に応じて上記油供給手段27による潤滑油24の単位時間当りの供給量Qを可変とさせるよう制御する電子的な制御装置44が設けられている。上記エンジン6の運転状態は、上記エンジン回転数N、負荷Thθ、エンジン温度T、および潤滑油温度TOILにより定められる。
【0026】
上記エンジン6が運転されるときには、大気側の空気13が上記吸気通路11、スロットル弁15、およびリード弁14を通してクランクケース7内に吸入され、予圧縮された後、シリンダ9内に吸入される。ここで、上記燃料噴射弁19による燃料17の噴射により混合気が生成され、点火プラグ16の放電により点火燃焼させられる。この燃焼に基づく駆動力が上記クランク軸8を介しプロペラ3に伝達され、船が推進可能とされる。上記燃焼により生じた燃焼ガスは、排気として上記エンジン6の外部に排出される。
【0027】
上記エンジン6の運転中には、このエンジン6と燃料供給装置18との各部に対し潤滑油供給装置25の油供給手段27により潤滑油24が供給されて潤滑される。
【0028】
即ち、図2中実線で示すように、上記油供給手段27の元の状態では、その油室28に潤滑油24が充満されている。この油供給手段27の元の状態から、この油供給手段27のソレノイド26がオンさせられると、このソレノイド26の磁力により、油供給手段27のピストン34が元位置(図2中実線)から往移動Aして、この往移動Aの完了位置(図2中一点鎖線)まで全移動(1ストローク)し、この油供給手段27のピストン34の1ストローク当りの供給量が流出路31を通り吸気通路11内と燃料供給装置18とに供給される。
【0029】
図3において、上記ソレノイド26がオンされたままに保持されるオン保持期間TONは、上記ピストン34を1ストロークさせる上で、十分に長い期間が上記制御装置44により予め定められている。このため、上記ピストン34が往移動Aの完了位置まで全移動して停止した後の停止中の場合も、上記ソレノイド26はオンされたままに維持されるが、このピストン34の停止中におけるソレノイド26のオン保持期間TONは無駄な期間であって、電力が無駄に消費される。
【0030】
図2,3において、次に、上記ソレノイド26がオフさせられると、このソレノイド26が消磁して、上記ピストン34は上記ばね35の弾性力により元位置まで復移動Bさせられる。このばね35の復移動Bにより、上記潤滑油タンク23の潤滑油24が流入路30を通り油供給手段27の油室28に吸入され、図2中実線の元の状態に戻る。以下、上記したように、ソレノイド26のオン、オフに応じてピストン34が、往、復移動A,Bさせられ、エンジン6と燃料供給装置18とに対する潤滑油24の供給、停止が繰り返される。この場合、エンジン6に対する潤滑油24の単位時間当りの供給量Q=「油供給手段27のピストン34の1ストローク当りの供給量」×「油供給手段27の駆動周波数H(=ピストン34の単位時間当りの往、復移動A,B毎の回数)」である。
【0031】
上記したように、エンジン6の運転中には、このエンジン6の運転状態に応じ、その各部に対し潤滑油供給装置25の油供給手段27により潤滑油24が供給されるが、この潤滑油24の供給量Qが適量となるよう、かつ、ソレノイド26のオン保持期間TONが無駄に長くならないよう、上記潤滑油供給装置25は制御装置44によって次のように制御されている。
【0032】
即ち、図4で示す「潤滑油供給量Qマップ(1)」が上記制御装置44に備えられている。このマップ(1)は、上記エンジン6の運転状態の一例を示すエンジン回転数Nと、上記エンジン6に与えられる負荷Thθ(スロットル弁15のスロットル開度から導かれる値)とにより、このエンジン6に供給されるべき適量の潤滑油24の供給量Qを定めるものであり、エンジン回転数Nが大きくなるに従い、かつ、負荷Thθが大きくなるに従い、エンジン6への潤滑油24の供給量Qをより多量にさせようとするものである。
【0033】
また、図5で示すように「エンジン温度T(もしくは潤滑油温度TOIL)による補正マップ(2)」が上記制御装置44に備えられている。このマップ(2)は、エンジン温度T(もしくは潤滑油温度TOIL)が低くなるに従い、補正係数K(もしくは補正係数KTOIL)を大きくさせ、この補正係数K(もしくは補正係数KTOIL)により、エンジン温度T(もしくは潤滑油温度TOIL)が低いほど、上記供給量Qをより多量にさせようとするものである。
【0034】
図6は、上記制御装置44のプログラムのフローチャートを示し、Sはこのプログラムの各ステップを示している。
【0035】
上記エンジン6を運転するとき、まず、上記制御装置44にオン保持期間TON(定数)が読み込まれる。
【0036】
次に、上記回転数センサー38、負荷センサー39、エンジン温度センサー40、および潤滑油温度センサー41の各検出信号により、エンジン回転数N、負荷Thθ、エンジン温度T、およびオン保持期間TONが順次制御装置44に読み込まれる(S2〜S4)。
【0037】
次に、上記エンジン回転数Nと負荷Thθに基づき、上記マップ(1)により潤滑油24の適量の供給量Qが定められ(S5)、この供給量Qに基づき不図示の駆動周波数Hマップにより適量の駆動周波数Hが定められる(S6)。そして、この駆動周波数Hの値になるよう上記油供給手段27のソレノイド26が図3のようにオン、オフ制御され、これによって、上記した適量の供給量Qの潤滑油24が上記吸気通路11を通しエンジン6内に供給される。よって、エンジン6の円滑な運転が維持されると共に、排気の白煙化が防止される。また、上記エンジン回転数Nと負荷Thθに基づき、上記燃料供給装置18へも適量の供給量の潤滑油24が供給される。
【0038】
また、上記エンジン温度T(もしくは潤滑油温度TOIL)に基づく上記マップ(2)により上記補正係数K(もしくは補正係数KTOIL)が定められ(S7)、この補正係数K(もしくは、補正係数KTOIL)により、上記S6における駆動周波数Hが補正される。そして、上記エンジン温度T(もしくは潤滑油温度TOIL)が低温時や始動直後などで低い(もしくは高い)ほど上記供給量Qがより多量(もしくは少量)とされる。よって、このエンジン6の運転がより円滑に維持されると共に、排気の白煙化がより確実に防止される。
【0039】
上記エンジン回転数N、負荷Thθ、および潤滑油温度TOILのうち、少なくともいずれか一つの値により、不図示のオン保持期間TONマップにより、上記ソレノイド26のオン保持期間TONが適正期間に定められる(S8)。つまり、このオン保持期間TONは、上記油供給手段27のピストン34が往移動Aにより全移動(1ストローク)する上で、十分に長い期間である一方、無駄に長い期間とならない値とされる。
【0040】
特に、上記潤滑油温度TOILの場合につき説明すると、潤滑油24はその潤滑油温度TOILが低い(もしくは高い)ほど粘性が大きく(もしくは小さく)なって、流動性が小さく(もしくは大きく)なるため、その分、上記オン保持期間TONが長期間(もしくは短期間)とされ、上記油供給手段27のピストン34が往移動Aにより全移動(1ストローク)する上で、十分に長い期間が確保され(もしくは無駄に長い期間とならないこととされ)、もって、供給量Qに不足(もしくは過多)が生じないよう考慮されている。
【0041】
次に、上記潤滑油温度TOILが0℃を越えていれば(S9)、S1に戻るが、0℃以下であれば(S9)、前記S7のマップ(2)による駆動周波数Hの補正と共に、もしくは、これに代えて、駆動周波数Hが補正され、上記潤滑油24の供給量Qが、エンジン6の通常運転時よりも、より多量にさせられ、よって、エンジン6の円滑な運転が維持されると共に、排気の白煙化が防止される。
【0042】
上記構成によれば、ソレノイド26のオン、オフに応じてエンジン6に対し潤滑油24を供給、停止可能とする油供給手段27を備え、上記エンジン6の運転状態に応じて上記油供給手段27による潤滑油24の単位時間当りの供給量Qを可変とした2サイクルエンジンにおける潤滑油供給装置において、上記エンジン6の運転状態を、このエンジン6の単位時間当りのエンジン回転数Nと、このエンジン6に与えられる負荷Thθで判断するようにしてある。
【0043】
このため、上記エンジン6への潤滑油24の供給量Qに関し、上記エンジン6のエンジン回転数Nに相応するよう、かつ、このエンジン6に与えられる負荷Thθに相応するよう上記潤滑油24の供給量Qが定められ、よって、エンジン6の円滑な運転が維持されると共に、排気の白煙化が防止される。
【0044】
また、前記したように、エンジン6の運転状態を、上記エンジン温度Tと潤滑油温度TOILのうち、少なくともいずれか一方の温度で判断するようにしてある。
【0045】
このため、上記エンジン6への潤滑油24の供給量Qに関し、エンジン温度Tもしくは潤滑油温度TOILが考慮されて、これらの温度に相応するよう上記供給量Qが定められ、よって、エンジン6の円滑な運転がより確実に維持されると共に、排気の白煙化がより確実に防止される。
【0046】
また、前記したように、エンジン6のエンジン回転数N、このエンジン6に与えられる負荷Thθ、および潤滑油温度TOILのうち、少なくともいずれか一つの値により、上記ソレノイド26のオン保持期間TONを定めるようにしてある。
【0047】
このため、上記ソレノイド26のオンにより油供給手段27がエンジン6に対し潤滑油24を所定量供給した後、この供給が完了しているにもかかわらず、上記ソレノイド26が無駄に長くオンされ続ける、ということが防止され、よって、上記ソレノイド26によって、電力が無駄に消費されるということが防止される。
【0048】
また、前記したように、エンジン6のシリンダ9内に直接に燃料17を供給するようにしてある。
【0049】
ここで、上記したように、エンジン6のシリンダ9内に直接に燃料17を供給する場合には、上記エンジン6への潤滑油24の供給は、上記燃料17の供給とは別途に行われ、つまり、生オイル状態で行われて、上記潤滑油24はその粘度が高いままで供給されることから、このエンジン6への供給部分に一時的に滞留して、エンジン6内の所望位置への供給に遅れが生じがちとなる。しかし、上記したように、エンジン回転数N、エンジン6に与えられる負荷Thθ、エンジン温度T、および潤滑油温度TOILに基づくエンジン6の運転状態に応じて、潤滑油24が適正の供給量Qで供給されるため、上記エンジン6の運転を全体的にみれば、このエンジン6への潤滑油24の供給量Qが不足することは防止される。よって、上記したように、エンジン6のシリンダ9内に直接に燃料17を供給する場合でも、上記エンジン6には円滑な運転が維持される。
【0050】
また、前記したように、船外機1の駆動手段4を構成するエンジン6が、クランクケース7と、このクランクケース7に突設されるシリンダ9と、ほぼ水平方向に延びて大気側から上記シリンダ9側であるクランクケース7内に連通する吸気通路11とを備え、この吸気通路11とクランクケース7とを順次通して、上記シリンダ9内に空気13が吸入されるようにした2サイクルエンジンにおける潤滑油供給装置において、上記吸気通路11に上記油供給手段27により潤滑油24を供給するようにしてある。
【0051】
ここで、上記したように、ほぼ水平方向に延びる吸気通路11に潤滑油24を供給すると、この潤滑油24は上記吸気通路11に一時的に滞留して、エンジン6内の所望位置への供給に遅れが生じがちとなる。しかし、上記したように、エンジン回転数N、エンジン6に与えられる負荷Thθ、エンジン温度T、および潤滑油温度TOILに基づくエンジン6の運転状態に応じて、潤滑油24が適正の供給量Qで供給されるため、上記エンジン6の運転を全体的にみれば、このエンジン6への潤滑油24の供給量Qが不足することは防止される。よって、上記したように、ほぼ水平方向に延びる吸気通路11に潤滑油24を供給する場合でも、上記エンジン6には円滑な運転が維持される。
【0052】
図7,8は、エンジン回転数Nと負荷Thθとに対する所望のオン保持期間TONの関係を示す図で、図7は、図1中実線で示すように、潤滑油24が油供給手段27により上記吸気通路11内に供給される場合のものであり、図8は、図1中二点鎖線で示すように、潤滑油24が油供給手段27により上記クランクケース7内に供給される場合のものである。
【0053】
ここで、上記クランクケース7内と、吸気通路11内とに対し上記油供給手段27により潤滑油24を吐出して供給する場合を比較すると、この潤滑油24の供給先の雰囲気は上記クランクケース7よりも吸気通路11の方が大きい。このため、この吸気通路11内に上記油供給手段27により潤滑油24を供給するとき、この潤滑油24はクランクケース7内に供給する場合よりも、より大きい負圧で吸入されることから、上記油供給手段27から吸気通路11内への潤滑油24の供給は、ソレノイド26のオン保持期間TONがより短くても、上記クランクケース7内に潤滑油24を供給する場合と同量にすることができる。即ち、吸気通路11内のように潤滑油24の供給先の負圧が大きいほど、ソレノイド26のオン保持期間TONを短くできる。
【0054】
そこで、図6のS8におけるTONマップにおいて、上記クランクケース7と吸気通路11とのいずれかに油供給手段27により潤滑油24を供給可能とする場合に、吸気通路11に供給する場合の方のオン保持期間TONをより短くしてある。
【0055】
また、上記油供給手段27による潤滑油24の供給先の負圧の大きさは、エンジン6の運転域によっても変化するため、エンジン回転数Nと負荷Thθとによる不図示のオン保持期間TONマップにより、上記運転域に応じて上記オン保持期間TONを設定している。これにより無駄な電力消費がより確実に防止される。
【0056】
なお、図7,8中二点鎖線は、船外機1に搭載されたエンジン6の場合の代表的な例である。
【0057】
【発明の効果】
本発明による効果は、次の如くである。
【0058】
請求項1の発明は、ソレノイドのオン、オフに応じてエンジンに対し潤滑油を供給、停止可能とする油供給手段を備え、上記エンジンの運転状態に応じて上記油供給手段による潤滑油の単位時間当りの供給量を可変とした2サイクルエンジンにおける潤滑油供給装置において、
【0059】
上記エンジンの運転状態を、このエンジンの単位時間当りのエンジン回転数と、このエンジンに与えられる負荷で判断するようにしてある。
【0060】
このため、上記エンジンへの潤滑油の供給量に関し、上記エンジンのエンジン回転数に相応するよう、かつ、このエンジンに与えられる負荷に相応するよう上記潤滑油の供給量が定められ、よって、エンジンの円滑な運転が維持されると共に、排気の白煙化が防止される。
【0061】
請求項2の発明は、上記エンジンの運転状態を、上記エンジン温度と潤滑油温度のうち、少なくともいずれか一方の温度で判断するようにしてある。
【0062】
このため、上記エンジンへの潤滑油の供給量に関し、エンジン温度もしくは潤滑油温度が考慮されて、これらの温度に相応するよう上記供給量が定められ、よって、エンジンの円滑な運転がより確実に維持されると共に、排気の白煙化がより確実に防止される。
【0063】
請求項3の発明は、上記エンジンのエンジン回転数、このエンジンに与えられる負荷、および潤滑油温度のうち、少なくともいずれか一つの値により、上記ソレノイドのオン保持期間を定めるようにしてある。
【0064】
このため、上記ソレノイドのオンにより油供給手段がエンジンに対し潤滑油を所定量供給した後、この供給が完了しているにもかかわらず、上記ソレノイドが無駄に長くオンされ続ける、ということが防止され、よって、上記ソレノイドによって、電力が無駄に消費されるということが防止される。
【0065】
請求項4の発明は、上記エンジン6を2サイクルエンジンとしてある。
【0066】
このため、上記エンジンは、これが4サイクルエンジンであることに比べて、燃料は不完全燃焼し易いが、上記したように、エンジンの回転数と、このエンジンに与えられる負荷に相応するよう上記潤滑油の供給量が定められるため、その排気の白煙化が防止されて、2サイクルエンジンにとって、特に有益である。
【0067】
請求項5の発明は、上記エンジンのシリンダ内に直接に燃料を供給するようにしてある。
【0068】
ここで、上記したように、エンジンのシリンダ内に直接に燃料を供給する場合には、上記エンジンへの潤滑油の供給は、上記燃料の供給とは別途に行われ、つまり、生オイル状態で行われて、上記潤滑油はその粘度が高いままで供給されることから、このエンジンへの供給部分に一時的に滞留して、エンジン内の所望位置への供給に遅れが生じがちとなる。しかし、上記したように、エンジン回転数と、エンジンに与えられる負荷に基づくエンジンの運転状態に応じて、潤滑油が適正の供給量で供給されるため、上記エンジンの運転を全体的にみれば、このエンジンへの潤滑油の供給量が不足することは防止される。よって、上記したように、エンジンのシリンダ内に直接に燃料を供給する場合でも、上記エンジンには円滑な運転が維持される。
【0069】
請求項6の発明は、エンジンにおける潤滑油供給装置を用いた船外機であって、船体に支持されるエンジンが、ほぼ水平に延びて大気側からシリンダ側に連通する吸気通路を備え、この吸気通路に潤滑油を供給するようにしてある。
【0070】
ここで、上記したように、ほぼ水平方向に延びる吸気通路に潤滑油を供給すると、この潤滑油は上記吸気通路に一時的に滞留して、エンジン内の所望位置への供給に遅れが生じがちとなる。しかし、上記したように、エンジン回転数と、エンジンに与えられる負荷に基づくエンジンの運転状態に応じて、潤滑油が適正の供給量で供給されるため、上記エンジンの運転を全体的にみれば、このエンジンへの潤滑油の供給量が不足することは防止される。よって、上記したように、ほぼ水平方向に延びる吸気通路に潤滑油を供給する場合でも、上記エンジンには円滑な運転が維持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体線図である。
【図2】油供給手段の断面図である。
【図3】油供給手段の作動状態図である。
【図4】潤滑油供給量マップ(1)図である。
【図5】エンジン温度(もしくは潤滑油温度)による補正マップ(2)図である。
【図6】制御装置のフローチャート図である。
【図7】吸気通路に潤滑油を供給する場合のエンジン回転数、負荷、およびオン保持期間の関連図である。
【図8】クランクケースに潤滑油を供給する場合のエンジン回転数、負荷、およびオン保持期間の関連図である。
【符号の説明】
1   船外機
2   ケース
3   プロペラ
4   駆動手段
6   エンジン
7   クランクケース
9   シリンダ
11  吸気通路
13  空気
15  スロットル弁
17  燃料
18  燃料供給装置
19  燃料噴射弁
20  燃料タンク
21  燃料ポンプ
24  潤滑油
25  潤滑油供給装置
26  ソレノイド
27  油供給手段
34  ピストン
35  ばね
38  回転数センサー
39  負荷センサー
40  エンジン温度センサー
41  潤滑油温度センサー
A   往移動
B   復移動
N   エンジン回転数
Thθ 負荷
Q   供給量
ON  オン保持期間
   エンジン温度
OIL   補正係数
    補正係数
KTOIL   潤滑油温度
     駆動周波数

Claims (6)

  1. ソレノイドのオン、オフに応じてエンジンに対し潤滑油を供給、停止可能とする油供給手段を備え、上記エンジンの運転状態に応じて上記油供給手段による潤滑油の単位時間当りの供給量を可変としたエンジンにおける潤滑油供給装置において、
    上記エンジンの運転状態を、このエンジンの単位時間当りのエンジン回転数と、このエンジンに与えられる負荷で判断するようにしたエンジンにおける潤滑油供給装置。
  2. 上記エンジンの運転状態を、上記エンジン温度と潤滑油温度のうち、少なくともいずれか一方の温度で判断するようにした請求項1に記載のエンジンにおける潤滑油供給装置。
  3. 上記エンジンのエンジン回転数、このエンジンに与えられる負荷、および潤滑油温度のうち、少なくともいずれか一つの値により、上記ソレノイドのオン保持期間を定めるようにした請求項1、もしくは2に記載のエンジンにおける潤滑油供給装置。
  4. 上記エンジンを2サイクルエンジンとした請求項1から3のうちいずれか1つに記載のエンジンにおける潤滑油供給装置。
  5. 上記エンジンのシリンダ内に直接に燃料を供給するようにした請求項1から4のうちいずれか1つに記載のエンジンにおける潤滑油供給装置。
  6. 請求項1から5のうちいずれか1つに記載のエンジンにおける潤滑油供給装置を用いた船外機であって、船体に支持される船推進用のエンジンが、ほぼ水平に延びて大気側からシリンダ側に連通する吸気通路を備え、この吸気通路に潤滑油を供給するようにした船外機。
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