JP2004036845A - 管継手 - Google Patents

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JP2004036845A
JP2004036845A JP2002197986A JP2002197986A JP2004036845A JP 2004036845 A JP2004036845 A JP 2004036845A JP 2002197986 A JP2002197986 A JP 2002197986A JP 2002197986 A JP2002197986 A JP 2002197986A JP 2004036845 A JP2004036845 A JP 2004036845A
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Harumi Shimada
島田 晴示
Nobuyuki Asari
浅里 信之
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Nitta Moore Co
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Nitta Moore Co
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Abstract

【課題】継手本体部が取付部から従来よりも外れ難い管継手を提供することを。
【解決手段】配管1を接続する継手本体部2と機器等へ固定する取付部3とを有し、前記継手本体部2と取付部3とは相互に嵌合して連結され、前記嵌合領域の継手外周面にその変形を拘束する環状部材9が配設されたものとしてある。前記継手本体部2と取付部3のうち外側の部材にはその開放端側からスリット12が形成されている。環状部材9は、金属製のリング、又は強度が高く剛性を有する強化樹脂製のリングを用いている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、配管を接続するための管継手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えばビール飲料その他の液体や、気体などの流体の配管に管継手が使用されている。
【0003】
図6に示すように、この管継手は配管21(チューブやホ−ス類)を接続する継手本体部22と機器等(例えばビ−ル・サ−バ−)へ固定する取付部23とを有し、前記継手本体部22と取付部23とは相互に嵌合して連結されている。
【0004】
ところで管継手の使用中、接続された配管21に誤って手や足を引っ掛けてしまうこともあるが、この場合、配管21が接続された継手本体部22に対する抜け方向の衝撃力がかなり大きいと取付部23との嵌合状態が破綻し、継手本体部22が取付部23から外れてしまうことがあり得た。
【0005】
しかし、管継手の取付部23から継手本体部22が外れてしまうと配管21中の流体が勢いよく噴き出し、非常に困った事態となるという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
そこでこの発明は、継手本体部が取付部から従来よりも外れ難い管継手を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するためこの発明では次のような技術的手段を講じている。
▲1▼ この発明の管継手は、配管を接続する継手本体部と機器等へ固定する取付部とを有し、前記継手本体部と取付部とは相互に嵌合して連結され、前記嵌合領域の継手外周面にその変形を拘束する環状部材が配設されたことを特徴とする。
【0008】
この管継手によると、継手本体部と取付部との相互の嵌合領域の継手外周面にその変形を拘束する環状部材が配設されたので、接続された配管に誤って手や足を引っ掛けて継手本体部に対する抜け方向の衝撃力が働いた場合でも、前記嵌合領域では嵌合した外側の部材(継手本体部又は取付部)の継手外周面は外方への拡径変形が抑制されることとなり、継手本体部と取付部との嵌合状態は破綻し難い。すなわち、継手本体部の抜け方向の力に対して変形に対する強度を向上させることができる。
【0009】
なお前記環状部材として、例えば金属製のリングや強度が高い(剛性を有する)強化樹脂製のリングなどを用いることができる。継手本体部と取付部との嵌合領域が外周へと膨らんで広がらないように、環状部材は例えば継手本体部や取付部よりも硬い材質とすることができる。
【0010】
相互に嵌合する継手本体部と取付部との抜け方向の当接面は、管継手の軸心方向に対してそれぞれ直角(約90度)とすることができる。このように構成すると、相互間の嵌合状態が破綻し難い。また前記当接面を管継手の軸心方向に対して直角ではなく若干斜め(抜け方向に傾斜したテーパー状)に形成すると、管継手の精度上の誤差の吸収が容易となり多少の誤差があっても嵌合させることができるので製造がし易い。前記当接面を逆テ−パー状(抜けようとすると相互に食い込む方向のテ−パー状)とすると、相互間の嵌合状態は直角の場合により破綻し難くなる。
▲2▼ また、前記継手本体部と取付部のうち外側の部材にはその開放端側からスリットが形成されたこととしてもよい。
【0011】
このように構成すると、その開放端側からスリットが形成された外側の部材に弾力性が発生するので継手本体部と取付部とを嵌合する際に相互間の挿入がし易くなると共に、この利点を有しながら、尚且つ嵌合領域の継手外周面に配設された環状部材により前記弾力性にも関わらず継手本体部は取付部から外れ難くなる。
【0012】
また、前記スリットを形成したことにより外側の部材の耐久性が若干低下したとしても好適に補強することができる。前記スリットは、一箇所に形成してもよいし複数箇所に形成してもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
(実施形態1)
図1及び図2に示すように、この実施形態の管継手は、配管1(チューブやホ−ス類)を接続する継手本体部2と、機器等(例えばビ−ル・サ−バ−、図示せず)へ固定する取付部3(雄ネジ部4を設けている)とを有する。なお5は、Oリングである。
【0014】
前記継手本体部2と取付部3とは、相互に嵌合して連結されている。すなわち、この実施形態では外側とした取付部3の内周には環状の係合溝6を、内側とした継手本体部2の外周には環状の突起7を形成しており、前記環状の突起7が前記環状の係合溝6に嵌合するようにしている。継手本体部2と取付部3とは、相対回転が可能としている。継手本体部2と取付部3とは、合成樹脂製としてもよいし金属製としてもよい。またいずれか一方を合成樹脂製とし、他方を金属製としてもよい。
【0015】
相互に嵌合する継手本体部2と取付部3との抜け方向の当接面8は、管継手の軸心方向に対してそれぞれ直角(約90度)としている。なお前記当接面8を管継手の軸心方向に対して直角ではなく若干斜め(抜け方向に傾斜したテーパー状)に形成すると、管継手の精度上の誤差の吸収が容易となり多少の誤差があっても嵌合させることができるので製造がし易い。また前記当接面8を逆テ−パー状(抜けようとすると相互に食い込む方向のテ−パー状)とすると、相互間の嵌合状態は直角の場合により破綻し難くなる。
【0016】
そして、前記嵌合領域の継手外周面(取付部3の継手外周面)には、取付部3の外周面の変形を拘束する環状部材9を配設して嵌め込んでいる。前記環状部材9は断面略L字状のリング体としており、このように断面略L字状としてキャップ状部10を一体的に延設しているので、嵌合領域の継手外周面への配設に際し位置決めがし易い。
【0017】
前記環状部材9として、金属製のリングや、強度が高く剛性を有する強化樹脂製のリングなどを用いることができる。継手本体部2と取付部3との嵌合領域が外周へと膨らんで広がらないように、環状部材9は継手本体部2や取付部3よりも硬い材質とすることができる。
【0018】
次に、この実施形態の管継手の使用状態を説明する。
【0019】
管継手の使用中、接続された配管1に誤って手や足を引っ掛けてしまい配管1が接続された継手本体部2に抜け方向のかなり大きい衝撃力がかかると、取付部3材の環状の係合溝6が広がりここに継手本体部2の環状の突起7部が乗り上げて逃げようとするが、このような挙動を取付部3材の外周の環状部材9によって防止することができる。
【0020】
つまりこの管継手によると、継手本体部2と取付部3との相互の嵌合領域の継手外周面にその変形を拘束する環状部材9が配設されたので、継手本体部2に対する抜け方向の衝撃力が働いた場合でも、前記嵌合領域では嵌合した外側の部材(取付部3)の継手外周面は外方への拡径変形が抑制されることとなり、継手本体部2と取付部3との嵌合状態は破綻し難い。
【0021】
すなわち、継手本体部2の抜け方向の力に対して変形に対する強度を向上させることができる。よって、継手本体部2が取付部3から従来よりも外れ難いという利点がある。
【0022】
また、相互に嵌合する継手本体部2と取付部3との抜け方向の当接面8は管継手の軸心方向に対してそれぞれ直角(約90度)しているので、相互間の嵌合状態は破綻し難い。
(実施形態2)
次に、実施形態2を実施形態1との相違点を中心に説明する。
【0023】
図3乃至図5に示すように、前記継手本体部2と取付部3のうち外側の部材である取付部3にはその開放端11側から4箇所のスリット12を形成している。すると、開放端11側からスリット12が形成された取付部3に弾力性が発生するので継手本体部2と取付部3とを嵌合する際に相互間の挿入がし易くなると共に、この利点を有しながら、尚且つ嵌合領域の継手外周面に配設された環状部材9により前記弾力性にも関わらず継手本体部2は取付部3から外れ難くなる。また、前記スリット12を形成したことにより外側の部材の耐久性が若干低下したとしても好適に補強することができる。
【0024】
【発明の効果】
この発明は上述のような構成であり、次の効果を有する。
【0025】
継手本体部と取付部との嵌合状態は破綻し難いので、継手本体部が取付部から従来よりも外れ難い管継手を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の管継手の実施形態を説明する継手本体部と取付部とを嵌合して連結した状態の半断面図。
【図2】図1の管継手の継手本体部と取付部の分離状態を示す半断面図。
【図3】この発明の管継手の実施形態2を説明する継手本体部と取付部とを嵌合して連結した状態の半断面図。
【図4】図3の管継手の継手本体部と取付部の分離状態を示す半断面図。
【図5】図3の管継手のA―A線矢視図。
【図6】従来の管継手を説明する半断面図。
【符号の説明】
1 配管
2 継手本体部
3 取付部
9 環状部材
11 開放端
12 スリット

Claims (2)

  1. 配管を接続する継手本体部と機器等へ固定する取付部とを有し、前記継手本体部と取付部とは相互に嵌合して連結され、前記嵌合領域の継手外周面にその変形を拘束する環状部材が配設されたことを特徴とする管継手。
  2. 前記継手本体部と取付部のうち外側の部材にはその開放端側からスリットが形成された請求項1記載の管継手。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007255686A (ja) * 2006-03-27 2007-10-04 Jfe Pipe Fitting Mfg Co Ltd 管継手
JP2010236567A (ja) * 2009-03-30 2010-10-21 Togawa Rubber Co Ltd ホース継手

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