JP2010236567A - ホース継手 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数ができるだけ少ないホース継手を提供する。錆などで係止能力を失う事態の生じ難い、軽量化し易いホース継手を提供する。
【解決手段】ホースを接合可能な一端を備えたニップル部材3と、機器側に接合可能な一端を備えた中間部材10とを備え、ニップル部材3と中間部材10の間に、両部材の他端どうしを軸心周りで回転可能に連結可能な係止機構30が設けられているホース継手であって、両部材3,10がいずれも樹脂で形成されており、係止機構30が、両部材の一方の外周部に形成された弾性係止片5bと、連結に際して、弾性係止片5bが係止されるように両部材の他方に形成された被係止溝10dとを備えているホース継手とした。
【選択図】図4

Description

本発明は、ホースを接合可能な一端を備えたニップル部材と、機器側に接合可能な一端を備えた中間部材とを備え、前記ニップル部材の他端と前記中間部材の他端の間に、両部材どうしを軸心周りで回転可能に連結する係止機構が設けられているホース継手に関する。
この種のホース継手に関連する先行技術文献情報として下記に示す特許文献1がある。この特許文献1に記されたホース継手は、ホースを接合可能な一端を備えた第1部材と、機器側に接合可能な一端を備えた第2部材とを備え、両部材の他端どうしを軸心周りで回転可能に連結する係止機構として、第1部材の他端にはメス型筒状部が、第2部材の他端にはオス型筒状部が設けられ、さらに、メス型筒状部の内周面に形成された係止溝には、弾性変形可能なように周の一部が切り取られた係止リングが係入されている。オス型筒状部をメス型筒状部に嵌合させる際に、係止リングは一旦拡径されながら、オス筒状部の外側テーパ部を乗り上がり、最終的にオス筒状部の外周面に形成された台形溝に縮径してスナップインされることで、一旦連結後は分離不可能となる継手が提供されている。
特開2008−180366号公報(0042段落、図1)
しかし、特許文献1に記されたホース継手では、係止機構を構成する係止リングが第1部材および第2部材とは別に必要となるため、部品点数が多いという課題があった。また、係止機構を構成する係止リングはステンレス鋼などの金属で形成されているため、置かれる環境によって錆などが生じて係止能力を失う虞があった。また、特許文献1に記されたホース継手の継手本体を仮に樹脂で形成した場合、使用中に継手本体が金属製の係止リングによって損耗する虞があるため、継手本体も金属による構成を強いられるため、必要な堅牢度を保持したまま軽量化することが困難であった。
そこで、本発明の目的は、上に例示した各従来技術によるホース継手が与える課題に鑑み、部品点数ができるだけ少ないホース継手を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、錆などで係止能力を失う事態の生じ難い、また、軽量化し易いホース継手を提供することにある。
本発明の第1の特徴構成は、
ホースを接合可能な一端を備えたニップル部材と、
機器側に接合可能な一端を備えた中間部材とを備え、
前記ニップル部材と前記中間部材の間に、両部材の他端どうしを軸心周りで回転可能に連結する係止機構が設けられているホース継手であって、
前記両部材がいずれも樹脂で形成されていること、および
前記係止機構が、前記両部材の一方の外周部に形成された弾性係止片と、前記連結に際して、前記弾性係止片が係入されるように前記両部材の他方の内周面に形成された被係止溝とを備えている点にある。
本発明の第1の特徴構成によるホース継手では、ニップル部材と中間部材の双方が樹脂で形成されているため、ホース継手が軽量化される。
また、係止機構を構成する弾性係止片も樹脂で形成されているため、多湿環境に置かれても係止機構が錆などで係止能力を失う虞が少ない。
さらに、係止機構が一方の部材の外周部に形成された弾性係止片と、前記連結に応じて、前記弾性係止片が係止されるように他方の部材の内周面に形成された被係止溝とを備えるので、弾性係止片が部材の内周面に形成された構成などに比して、流路断面積を確保し易い。また、流路の壁面に凹凸が生じ難いため、流路を流れる流体が同壁面から受ける抵抗や圧損を小さくできる。
本発明の他の特徴構成は、前記中間部材は、雄ネジを備えたオス型中間部材または雌ネジを備えたメス型中間部材からなり、前記オス型中間部材と前記メス型中間部材はいずれも同一形状の前記ニップル部材と係止可能な前記係止機構を有する点にある。
本構成であれば、一種類のニップル部材を、オス型中間部材とメス型中間部材とのいずれにも連結可能な共用部材として使用できる。したがって、ニップル部材としてオス型の中間部材用とメス型の中間部材用との2種類を製造する必要がないため、ニップル部材のコストを安くできる。ニップル部材と中間部材との組み付け時に、オス型の中間部材用のニップル部材とメス型の中間部材用のニップル部材とを取り違える誤操作がなくなる。また、ホース継手を構成する部品は、全部でオス型の中間部材とメス型の中間部材と共用のニップル部材と3種類で済むため、ホース継手を構成する各部品の保管システムや管理システムが非常に簡単なものにできる。
本発明の他の特徴構成は、前記両部材の前記一方に、前記連結を完了した状態において、前記両部材の他方と軸心方向で当接可能なフランジ部が設けられており、前記弾性係止片は前記フランジ部から延設されている点にある。
本構成であれば、連結完了後の両部材に対して軸心を折り曲げるような外力が加わった場合にも、フランジ部と両部材の他方とが互いに当接し合うことで、折り曲げの変形に耐える反力が生じるため、両部材のいずれか又は双方が同外力によって破損する虞が少なくなり、樹脂化による強度不足の問題を十分にクリアできることになる。
本発明の他の特徴構成は、前記係止機構が、前記ニップル部材の前記他端に設けられたオス型の嵌合筒部と、前記中間部材の前記他端に設けられ、前記嵌合筒部と嵌合されるメス型の被嵌合筒部とを含む点にある。
本構成であれば、連結完了後の状態では、嵌合筒部と被嵌合筒部とが二重筒状に嵌合しているので、仮に両部材の軸心を折り曲げるような外力、或いは、両部材の各軸心どうしをずらすような向きの外力が働いても、これらの外力を受ける反力が嵌合筒部と被嵌合筒部との間に生じるので、弾性係止片に対して過剰な応力が作用し難い。
本発明の他の特徴構成は、前記中間部材は雌ネジを備えたメス型中間部材であり、このメス型中間部材は、前記一端と前記他端との間に径方向内側に突出した環状小径部を備え、前記環状小径部の前記一端側の端面には、前記メス型中間部材の前記雌ネジに螺合される雄ネジ部の端面と圧着可能なシール部材のための取り付け部が設けられている点にある。
本構成であれば、メス型の中間部材を機器にねじ込み等で取り付ける際に、機器側の管の端面からパッキンに加えられる押し付け力を環状小径部によって受け止めることができるので、同押し付け力がニップル部材の弾性係止片などに及ぶ虞が少ない。したがって、環状小径部がなくパッキンがニップル部材に近接している構成などに比して、上記ねじ込み操作によって弾性係止片が破損する虞がないため、樹脂化による強度不足の問題がクリアできる。
本発明の他の特徴構成は、前記ニップル部材と前記中間部材との間に、互いに軸心が交差した一端と他端とを備えたエルボ状の補助部材を連結可能であり、且つ、前記補助部材の前記一端は、前記係止機構によって前記ニップル部材の前記他端と軸心周りで回転可能に連結可能であり、前記補助部材の前記他端は、前記係止機構によって前記中間部材の前記他端と軸心周りで回転可能に連結可能とされている点にある。
本構成であれば、ホースを接合可能なニップル部材と機器側に接合可能な中間部材とを、互いに軸心が交差した形で、しかも、ホースおよび機器側に対して回転可能に接合することが可能となるので、機器に接続したホースの取り回しが容易になる。
本発明の他の特徴構成は、前記弾性係止片は前記ニップル部材に設けられており、前記ニップル部材を構成する樹脂材料として、前記中間部材を構成する樹脂材料よりも降伏歪の大きな材料が用いられている点にある。
本構成であれば、ニップル部材に降伏歪の大きな材料を用いることで、弾性係止片に対して好適な弾性を持たせることができる。また、降伏歪の大きな材料は一般に硬度が小さいが、ニップル部材には機器側のネジと接続するためのネジ部などが不要なため特に高い硬度は必要でない。他方、中間部材に降伏歪は小さいが硬度の大きな材料を用いることで、一般に鉄などの金属で構成された機器側のネジと接続するための中間部材のネジ部に好適な硬度を持たせることができる。
本発明によるホース継手セットを示す斜視図である。 一方の種類のホース継手セットを示す縦断面図である。 他方の種類のホース継手セットを示す縦断面図である。 ホース継手セットの連結過程を示す縦断面図である。 ホース継手セットの別実施形態を示す斜視図である。
以下に本発明を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。
図1に示すホース継手セット50は、補強層を備えた強化ガスホース1を接合可能なニップル部材3と、機器側に接合可能な中間部材とを備える。ニップル部材3と中間部材とはいずれも樹脂で形成されており、ニップル部材3と中間部材との間には、両部材の他端どうしを軸心周りで回転可能に連結する係止機構30が設けられている。中間部材としては、一端に雄ネジを備えたオス型中間部材10と、一端に雌ネジを備えたメス型中間部材20の二種類が用意されているが、ニップル部材3は、オス型中間部材10とメス型中間部材20とのいずれにも同様に連結可能な共用形状を有する。これらニップル部材3および各中間部材10,20はいずれも射出成形によって一体的に形成されている。
(ニップル部材の構成)
図1−3に示すように、ニップル部材3は、直線状の軸心を備えた概して管状を呈し、強化ガスホース1のソケット部1aを外嵌接続するためのタケノコ部3a(ニップル部)と、タケノコ部3aの基端から反対側に延び、各中間部材10,20を連結させる連結部3bとを備えている。連結部3bは、各中間部材10,20の他端に嵌合されるオス型の嵌合筒部3tを備え、嵌合筒部3tとタケノコ部3aとの境界付近の外周面からは大径のフランジ部4が延設されている。図2、3に示すように、ニップル部材3の内径は、タケノコ部3aから嵌合筒部3bまで一貫して一定とされている。
嵌合筒部3bの一部には、1本の環状溝6が射出成形の完了後に切削などの後加工によって形成されており、この環状溝6にはゴムやエラストマ製のOリングR1が係止されている。
尚、図1に示すように、強化ガスホース1の端部1aには金属製のソケット2が外嵌設置されている。強化ガスホース1をニップル部材3に取り付ける際には、ニップル部材3のタケノコ部3aに強化ガスホース1の端部1aを外嵌装着した後に、ソケット2を径方向内側に専用工具によるカシメなどで塑性変形させることで、強化ガスホース1の端部1aがタケノコ部3aに恒久的に接続される。
フランジ部4の一方の面からは概して円筒状の係止筒部5が嵌合筒部3bと平行にニップル部材3の他端側に向かって延設されている。係止筒部5はその略全長にわたって複数(ここでは8つ)の切り欠きによって等分割されており、係止筒部5の分割された個々の部位は、係止機構30の一部としての弾性係止片5aを構成している。各弾性係止片5aの先端には径方向外向きに延びた係止爪部5bが形成されている。
図2、3に示すように、係止筒部5はフランジ部4の径方向の中間部位から延設されているので、係止爪部5bに外力が働かない状態では、弾性係止片5aと係止筒部5との間には、係止筒部5と平行に延びた間隙が存在する。したがって、係止爪部5bは径方向内側向きの外力により、弾性係止片5aの弾性変形に基づいて、径方向内側に弾性変位可能となっている。
(オス型中間部材)
図1、2に示すように、オス型中間部材10も、前述したメス型中間部材20を含む種々の機器の雌ネジ部に螺合可能な雄ネジが切られた雄ネジ部10aと、ニップル部材3の連結部3bに連結される被連結部10bとを備えている。雄ネジ部10aと被連結部10bとは、互いの軸心を一致させて連続的に隣接し合うことで、全体として直線的に延びた概して管状を呈しているが、被連結部10bの内径および外径は共に雄ネジ部10aに比して大きい。
被連結部10bは、ニップル部材3の嵌合筒部3bに外嵌されるメス型の被嵌合筒部10tと、ニップル部材3の弾性係止片5aを係止する係止筒部10cとを備えている。被嵌合筒部10tは雄ネジ部10aに隣接しており、係止筒部10cは被嵌合筒部10tの先端側から、さらに雄ネジ部10aと離間する方向に延設されている。
係止筒部10cの内周面には、ニップル部材3の弾性係止片5aの特に係止爪部5bのみを受け入れて係止する環状の係止溝部10dが形成されている。
係止筒部10cおよび係止溝部10dはオス型中間部材10の側の係止機構30を構成する。
(メス型中間部材)
図1、3に示すように、メス型中間部材20は、前述したオス型中間部材10を含む種々の機器の雌ネジ部に螺合可能な雌ネジが内面に切られた雌ネジ部20aと、ニップル部材3の連結部3bに連結される被連結部20bとを備えている。雌ネジ部20aと被連結部20bとは、互いの軸心を一致させて連続的に隣接し合うことで全体として直線的に延びた概して管状を呈している。
被連結部20bは、ニップル部材3の嵌合筒部3bに外嵌されるメス型の被嵌合筒部20tと、ニップル部材3の弾性係止片5aを係止する係止筒部20cとを備えている。被嵌合筒部20tは、径方向内側に突出した環状小径部20sを挟んで、雌ネジ部20aに隣接している。係止筒部20cは被嵌合筒部20tの先端側から、さらに雌ネジ部20aと離間する方向に延設されている。
係止筒部20cの内周面には、ニップル部材3の弾性係止片5aの特に係止爪部5bのみを受け入れて係止する環状の係止溝部20dが形成されている。
係止筒部20cおよび係止溝部20dはメス型中間部材20の側の係止機構30を構成する。
環状小径部20sの一端側(雌ネジ部20aに隣接した側)の端面にはパッキンを係止させるための取り付け凹部20Vが形成されており、この凹部20Vには、ゴム製などのパッキン21が取り付けられている。ガス機器(不図示)など接続対象物側の雄ネジを雌ネジ部20aに螺合させ、一定のトルクで締め付けると、同雄ネジの端面がこのパッキン21に圧着されることで、継手内部の気密状態が得られる。
(連結操作)
図4は、ニップル部材3とオス型中間部材10の間の連結操作の手順を示している。ニップル部材3とメス型中間部材20の間の連結操作の手順も基本的に同一である。
(1)第1段階:先ず、図4(a)に示すように、ニップル部材3の嵌合筒部3tとオス型中間部材10の被嵌合筒部10tとを、両部材の軸心が一致するように向き合わせる。ニップル部材3の弾性係止片5aの先端は、未だオス型中間部材10の他端側の端面、すなわち被連結部10bの先端に当接されていないが、ニップル部材3の嵌合筒部3tは既にオス型中間部材10の被係止筒部10tの内部に僅かながら進入している。したがって、後続する近接操作において両部材の軸心どうしが再び離間する事態が避けられる。
(2)第2段階:更にニップル部材3とオス型中間部材10とを近接させて行くと、先ず、ニップル部材3の弾性係止片5aの先端がオス型中間部材10の被連結部10bの先端付近と当接する。弾性係止片5aおよびオス型中間部材10の被連結部10bの各先端には、弾性係止片5aの先端に径方向内側へ変位する外力を加える小さな案内傾斜面が形成されている。したがって、引き続く近接操作によって、弾性係止片5aは、被連結部10bの内周面から受ける外力によって内側に湾曲した形状に弾性変形され、次に、弾性係止片5aの係止爪部5bが、被連結部10bの内周面に沿って摺動しながら雄ネジ部10aに向かって進入する。さらに、ニップル部材3の嵌合筒部3bに外嵌されているOリングR1も、オス型中間部材10の被連結部10bの内周面に圧着されたままで雄ネジ部10aに向かって摺動変位する。
(3)第3段階:更にニップル部材3とオス型中間部材10とを近接させると、弾性係止片5aの係止爪部5bが、オス型中間部材10の係止溝部10dに係入される。同係入によって、弾性係止片5aに対する外力は失われるので、弾性係止片5aは本来の直線状の形状を回復し、連結が完了する。
(連結状態)
係止爪部5bのタケノコ部3a側と対向する面、および、係止溝部10dの雄ネジ部10aと対向する面はいずれも軸心X1,X2に対して垂直に延びているので、連結されたニップル部材3をオス型中間部材10から引き離そうとする向きの外力が加えられても、弾性係止片5aを再び内径側に変位させる応力は生じない。したがって、一旦連結されたニップル部材3とオス型中間部材10とは基本的に連結解除不能となる。
また、連結が完了した状態では、ニップル部材3の嵌合筒部3bに外嵌されているOリングR1がオス型中間部材10の被連結部10bの内周面に圧着されるので、ニップル部材3とオス型中間部材10との間の連結部にも、継手の内外を隔て、ガスの漏れを防ぐ気密状態が得られる。
さらに、弾性係止片5aの係止爪部5bは、環状に連続的に延びた係止溝部10d,20dの中を周方向に自在に移動できるので、連結完了した状態でも、中間部材10,20はニップル部材3に対して回転自在の状態が得られる。したがって、強化ガスホース1が接続されたニップル部材3との連結が完了した状態で中間部材10,20を回転させて機器に接続しようとする際に、ニップル部材3が供回りし難くなるため、強化ホース1に捩れなどが生じ難い。
ニップル部材3とオス型中間部材10の連結状態について述べた以上の記載はニップル部材3とメス型中間部材20との連結状態にも当てはまる。
図2に示すように、オス型中間部材10の被嵌合筒部10bの外径および内径は、雄ネジ部10aの外径および内径よりも大きく形成されているため、軸心方向の中間部には、外面と内面の双方に段差が形成され、特に内面には雄ネジ部10aの基端付近に、前記他端側の開放端と対向する中間端面10Mが形成されている。しかし、ニップル部材3との連結が完了した状態では、ニップル部材3の嵌合筒部3bが中間端面10Mと隣接し、前記段差を埋めるように配置されるため、ニップル部材3とオス型中間部材10とで作られた継手ユニットの内面は段差が小さく比較的円滑に延びたものとなっており、適切なガス流量が確保できる。
メス型中間部材20についても同様に、ニップル部材3との連結が完了した状態では、ニップル部材3の嵌合筒部3bがメス型中間部材20の環状小径部20sの中間端面20Mと軸心に沿って並置され、環状小径部20sが形成している一方の段差を略全面的に埋めるように配置されるため、ニップル部材3とメス型中間部材20とで作られた継手ユニットの内面も除けば段差が無く非常に円滑に延びたものとなっており、適切なガス流量が確保できる。
連結が完了した状態では、ニップル部材3を中間部材10,20に対して軸心方向と垂直にずらす方向の外力は、主に、ニップル部材3の嵌合筒部3bと、中間部材10,20の被嵌合筒部10b,20bとの間の嵌合によって受けられる。他方、ニップル部材3と中間部材10,20との軸心どうしを相対的に傾斜させる方向の外力は、主に、ニップル部材3のフランジ部4が、中間部材10,20の被連結部10b,20bの端面と当接することによって受けられる。
そのために、連結が完了した状態で、ニップル部材3のフランジ部4と中間部材10,20の被連結部10b,20bの端面との間には間隙が殆ど無いか、又は、図2、3に示すように非常に小さい間隙S1となっている。
他方、係止爪部5bの先端と係止溝部10d,20dの開放端側の端面との間には間隙S1よりも大きな間隙S2が形成されている。
同様に、ニップル部材3の嵌合筒部3tの先端と、中間部材10,20の中間端面10M,20Mとの間にも間隙S1よりも大きな間隙S3が形成されている。
前述したように、一旦連結されたニップル部材3と中間部材10,20とは基本的に連結解除不能となる。
(樹脂材料)
ニップル部材3は好適な弾性を保有すべき弾性係止片5aを含むので、ニップル部材3には高靭性の、言い換えれば降伏歪みの大きな樹脂が用いられている。但し、強化ガスホース1の端部1aをニップル部材3のタケノコ部3aに接続する際には、端部1aに外嵌された金属製のソケット2を専用工具によるカシメなどで径方向内側に塑性変形させるので、ニップル部材3はこの専用工具からの圧力に十分に耐え得る強度を備えている必要がある。
他方、中間部材10,20は一般に鉄などの金属で構成された機器側のネジと比較的大きな締め付け力で螺合されるので、中間部材10,20には高強度のすなわち降伏歪みの小さな樹脂が用いられている。
具体的な材料の一例としては、ニップル部材3には曲げ弾性率として2×103〜5×103MPaを示す材料、例えばPOM樹脂、または、ガラス繊維なしのPPS樹脂が好適に適用でき、中間部材10,20には曲げ弾性率として7×103〜2×104MPaを示す材料、例えばガラス繊維強化PPS樹脂などが好適に適用可能である。
〔別実施形態〕
〈1〉図5に例示するように、ニップル部材3と中間部材10,20との間に、互いに軸心が直行(交差の一例)した一対の端部を備えたエルボ状の補助連結部材40を連結させることが可能である。補助連結部材40の一端には中間部材10,20の被連結部10b(または20b)と同一形状の被連結部40a(係止溝部10d,20dなど)が形成されているので、ここに前述したニップル部材3の連結部3bを回転可能に連結可能である。また、補助連結部材40の他端には、ニップル部材3の連結部3b(弾性係止片5aなど)と同一形状の連結部40bが形成されているので、ここに前述した中間部材10,20のいずれかを回転可能に連結可能である。このようなエルボ状の補助連結部材40をニップル部材3と中間部材10,20との間に連結させると、ニップル部材3に接続された強化ガスホース1を、ガス機器などの接続部の軸心に対して直行する任意の方向に回転自在に延設させることが可能となる。
〈2〉図1−4に示す実施形態とは逆に、図1−4に示す実施形態ではニップル部材3に設けられている弾性係止片5aとほぼ同一形態の連結部を中間部材10,20の被嵌合筒部10t,20tの開放側端部に設け、図1−4に示す実施形態では中間部材10,20に設けられている係止溝部10d,20dとほぼ同一形態の被連結部を、ニップル部材3のフランジ部4から嵌合筒部3tに沿って延設した形態を変形例として実施することも可能である。
〈3〉或いは、図1−4に示す実施形態とは逆に、図1−4に示す実施形態では中間部材10,20に設けられている被嵌合筒部10t,20tとほぼ同一形状のメス型の被嵌合筒部をニップル部材3の嵌合筒部の代わりに設け、同時に、ニップル部材3の嵌合筒部3tと同一形状のオス型の嵌合筒部を中間部材10,20の被嵌合筒部の代わりに設け、さらに、図1−4に示す実施形態ではニップル部材3に設けられている弾性係止片5aとほぼ同一形態の連結部を、その中間部材10,20の嵌合筒部とネジ部との境界付近に設けたフランジ部から嵌合筒部の開放側端部に向けて延設した形態を変形例として実施することも可能である。
〈4〉本発明によるホース継手はガスホース用に限らず、水などの液体を供給するためのホースにも適用できる。
ホースを接合可能な一端を備えたニップル部材と、機器側に接合可能な一端を備えた中間部材とを備え、ニップル部材と中間部材の間に、両部材の他端どうしを軸心周りで回転可能に連結可能な係止機構が設けられているホース継手において、これらニップル部材と中間部材とを合理的な形で樹脂製とするための技術として利用できる。
3 ニップル部材(ホース継手)
3a タケノコ部
3b 連結部
3t 嵌合筒部
4 フランジ部
5 係止筒部
5a 弾性係止片(係止機構)
5b 係止爪部(係止機構)
10 オス型中間部材(ホース継手)
10a 雄ネジ部
10b 被連結部
10c 係止筒部
10d 係止溝部
10t 被嵌合筒部
20 メス型中間部材(ホース継手)
20a 雌ネジ部
20b 被連結部
20c 係止筒部
20d 係止溝部
20s 環状小径部
20t 被嵌合筒部
30 係止機構取り付け部
40 補助連結部材

Claims (7)

  1. ホースを接合可能な一端を備えたニップル部材と、
    機器側に接合可能な一端を備えた中間部材とを備え、
    前記ニップル部材と前記中間部材の間に、両部材の他端どうしを軸心周りで回転可能に連結可能な係止機構が設けられているホース継手であって、
    前記両部材がいずれも樹脂で形成されていること、および
    前記係止機構が、前記両部材の一方の外周部に形成された弾性係止片と、前記連結に際して、前記弾性係止片が係止されるように前記両部材の他方に形成された被係止溝とを備えていることを特徴とするホース継手。
  2. 前記中間部材は、雄ネジを備えたオス型中間部材または雌ネジを備えたメス型中間部材からなり、前記オス型中間部材と前記メス型中間部材はいずれも同一形状の前記ニップル部材と係止可能な前記係止機構を有することを特徴とする請求項1に記載のホース継手。
  3. 前記両部材の前記一方に、前記連結を完了した状態において、前記両部材の他方と軸心方向で当接可能なフランジ部が設けられており、前記弾性係止片は前記フランジ部から延設されていることを特徴とする請求項1または2に記載のホース継手。
  4. 前記係止機構が、前記ニップル部材の前記他端に設けられたオス型の嵌合筒部と、前記中間部材の前記他端に設けられ、前記嵌合筒部と嵌合可能なメス型の被嵌合筒部とを含むことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のホース継手。
  5. 前記中間部材は雌ネジを備えたメス型中間部材であり、このメス型中間部材は、前記一端と前記他端との間に径方向内側に突出した環状小径部を備え、前記環状小径部の前記一端側の端面には、前記メス型中間部材の前記雌ネジに螺合される雄ネジ部の端面と圧着可能なシール部材のための取り付け部が設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のホース継手。
  6. 前記ニップル部材と前記中間部材との間に、互いに軸心が交差した一端と他端とを備えたエルボ状の補助部材を連結可能であり、且つ、前記補助部材の前記一端は、前記係止機構によって前記ニップル部材の前記他端と軸心周りで回転可能に連結可能であり、前記補助部材の前記他端は、前記係止機構によって前記中間部材の前記他端と軸心周りで回転可能に連結可能とされていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のホース継手。
  7. 前記弾性係止片は前記ニップル部材に設けられており、前記ニップル部材を構成する樹脂材料として、前記中間部材を構成する樹脂材料よりも降伏歪の大きな材料が用いられていることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のホース継手。
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