JP2004034449A - 製版用インクジェットプリンタ装置 - Google Patents

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Tatsuo Shigeta
重田 龍男
Tsutomu Sato
佐藤 勉
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Abstract

【課題】版体が径が種々に異なる円筒体であるグラビア版、フレキソ版、エンドレスオフセット版、ロータリースクリーン版の製造に適用でき、ピンホールが生じない良好なネガマスク、又はインキ被着部を形成できること。
【解決手段】円筒体を両端チャックして回転するロールチャック回転手段を備え、拭浄ヘッドを円筒体の下側に備え、プリンタヘッドをチャックされる円筒体の上方に備えた。拭浄ヘッドは、原反リールから自己発塵性がないワイピングクロスのテープを繰り出して回転される円筒体の一端に摺接して走行させて巻き取りを行ない他端まで移動しテープで円筒体に付着している汚れや油脂を拭浄する。プリンタヘッドは、回転される円筒体の上面一端に対応して下降し近接してインクジェットノズルから下向きにエッチング液に不溶性であるインクを噴射してネガマスクを形成するように噴射して他端まで移動する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本願発明は、版体が径が種々に異なる円筒体であるグラビア版、フレキソ版、エンドレスオフセット版、ロータリースクリーン版の製造に適用でき、ピンホールが生じない良好なネガマスク、又はインキ被着部を形成できる、製版用インクジェットプリンタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のフォトリソグラフィー法のグラビア製版方法は、被製版ロールに感光膜を塗布形成し、レーザー露光により潜像を形成し、現像してネガレジストマスクを形成し、厚付硫酸銅メッキの露出面をエッチングしてセルを形成しレジスト画像を除去し最後にクロムメッキしてなる。
【0003】
従来のフレキソ製版方法は、ロールの外周に紫外線感光性のフレキソ剤をエンドレスに形成しブラックコートしてレーザーアブレーションによりネガマスクを形成し紫外線を全面照射してから現像して非画線部の彫り込みを行なうものであるか、又は、ロールの外周に加熱昇華性のフレキソ剤をエンドレスに形成しレーザーをネガ画像となるように照射して彫り込みを行なうものである。
【0004】
従来のオフセット印刷は、アルミニュームの薄板に形成した親水性の被膜にレーザーをポジ画像となるように照射してレーザー照射部分を油性インキが付着できる感脂性とするものである。
【0005】
従来のロータリースクリーンの製版は、ステンレスロールにメッキ液に侵食されない感光膜を塗布形成し、焼き付け現像してポジレジストを残してから延展性を有するニッケルメッキを極めて厚く付けて、圧力を加えてステンレスロールからニッケルスリーブを剥離して両端にスリーブ保持材を固定してなるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
フォトリソグラフィー法でおいて、グラビア版、フレキソ版、オンデマンドオフセット版、ロータリースクリーン版を製造する際に問題になるのは、感光膜等を塗布するときのピンホールの発生を如何に回避することができるかが大きな問題になっている。
他方、コンピューター・トウ・プレートが要望されている。
【0007】
本願発明は、版体が径が種々に異なる円筒体であるグラビア版、フレキソ版、エンドレスオフセット版、ロータリースクリーン版の製造に適用でき、ピンホールが生じない良好なネガマスク、又はインキ被着部を形成できる、製版用インクジェットプリンタ装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本願発明は、径及び長さが種々に異なる円筒体を両端チャックしていずれの場合も周速が所要の一定速となるように回転し得るロールチャック回転手段を備え、原反リールから自己発塵性がないワイピングクロスのテープを繰り出して回転される円筒体の一端に摺接して走行させて巻き取りを行ないテープで円筒体に付着している汚れや油脂を拭浄する拭浄ヘッドを円筒体の下側に備えて円筒体の下面一端に対応して上昇しテープを摺接して他端まで移動しテープで円筒体に付着している汚れや油脂を拭浄するように設けられ、又、インクジェットノズルから下向きにインクを噴射するプリンタヘッドをチャックされる円筒体の上方に備えて円筒体の上面一端に対応して下降し近接してインクを噴射して他端まで移動するように設けられていることを特徴とする製版用インクジェットプリンタ装置を提供することにある。
【0009】
【発明の実施の形態】
本願発明の製版用インクジェットプリンタ装置の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本願発明の製版用インクジェットプリンタ装置の正面図を示す。
図2は、拭浄ヘッドの作業開始前の要部の拡大側面図である。
図3は、拭浄ヘッドの作業中の要部の拡大側面図である。
図1において、符号1のケーシングは、前面上部にロール出し入れ用開口1aを有するとともに上昇してロール出し入れ用開口1aを閉じるロール出し入れ用扉2を有している。
ケーシング1内には円筒体チャック回転手段3が備えられている。円筒体チャック回転手段3は、モータ(図示しない)により回転駆動される駆動側チャック3aと、可動テーブル3bに設けられロール長さに対応して移動しテイルチャック3cとで円筒体Rをチャックすることができ円筒体Rの径の入力により所要低速度例えば周速が0.5m/sとなる回転数を算出して該回転数で回転するようになっている。
この実施の形態にかかる円筒体Rは、100φmm×800mm〜300φmm×2000mmの大きさのグラビア印刷用のスリーブ型の被製版ロールである。
可動テーブル3bを移動する構成は、ケーシング1の後面壁に設けられた横方向の直動ガイド3dに可動テーブル3bが案内されているとともに、直動ガイド3dの間に設けられたボールねじ3eに螺合するボールナット3fが可動テーブル3bに設けられていて、サーボモータ3gによりボールねじ3eが回転されボールナット3fがランナーになる構成である。
【0010】
円筒体チャック回転手段3にチャックされた円筒体Rの下側には、レール4上に載置された移動台5がボールねじ駆動により円筒体Rに沿って往復移動することができ、移動台5上に装備された昇降テーブル6に可動ブラケット7が設けられ、該可動ブラケット7に拭浄ヘッドが装備されている。
昇降テーブル6を昇降する構成は、移動台5に設けられた縦方向の直動ガイド8に昇降テーブル6が案内されているとともに、ボールねじ(図示しない)が移動台5に縦軸となるように設けられかつ該ボールねじに螺合するボールナット(図示しない)が昇降テーブル6に設けられていて、サーボモータ(図示しない)によりボールねじが回転されボールナットがランナーになる構成である。
可動ブラケット7は、上記の昇降を行なう昇降テーブル6に対してさらに昇降する構成である。可動ブラケット7を昇降する構成は、昇降テーブル6に設けられた雌ガイド9に可動ブラケット7に設けられた雄ガイド10が案内されているとともに、昇降テーブル6と可動ブラケット7とがシリンダ装置11で連結され、シリンダ装置11の伸縮により可動ブラケット7が昇降テーブル6に対して昇降する構成である。
可動ブラケット7は、シリンダ装置11が伸張作動することにより昇降テーブル6よりも先に上昇するようになっており、次いで、昇降テーブル6が昇降したときに、円筒体チャック回転手段3によりチャックされた円筒体Rを受け入れる湾部7aを有している。
可動ブラケット7には、湾部7aの中央部に対応して近接センサー12が付設されている。近接センサー12は湾部7aに受け入れる円筒体Rの下面とのギャップが例えば3mmになったときに検出信号を出力するようになっており、この検出信号に基づいて、昇降テーブル6が上昇停止するようになっている。
従って、シリンダ装置11の伸張により可動ブラケット7を大きく上昇ストロークさせ、次いで、円筒体Rを径の大小に関らず可動ブラケット7の湾部7aに最大に入れるための、可動ブラケット7の円筒体Rの径に応じたストロークを昇降テーブル6に分担させて、動作時間の短縮と位置決めストロークの短小化が図られている。
移動台5の移動速度は円筒体Rが1回転すると例えば8〜10mm移動するように円筒体Rの回転数に応じて替えられる。
【0011】
拭浄ヘッドは、可動ブラケット7に取付けた原反リール13から自己発塵性がないワイピングクロスのテープTを繰り出して可動ブラケット7の湾部7aを挟む対抗部に備えた一対のガイドロール14,15に掛け渡して、テープTを第1のトルクモータ16により回転駆動される巻き取りボビン17に巻き取るとともにガイドロール14に対してシリンダ装置20によりニップ圧を付与される制動用フリーロール21を押し付けてテープTを挟圧してかつガイドロール14の回転に制動を与えることにより原反リール13からのテープTの繰り出しに制動を加えるように構成されている。
制動用フリーロール21は、ガイドロール14に対して例えば0.5mm離れるように軸部と軸受に遊びがあり、シリンダ装置20が伸張作動により制動用フリーロール21が付勢され、制動用フリーロール21がガイドロール14に対してニップ圧を加えるようになっている。
円筒体チャック回転手段3は、第1のトルクモータ16に負荷がかかるように、原反リール13から繰り出されるテープTの走行方向とは逆方向に円筒体Rを回転するようになっている。
【0012】
リワインダー軸18は、第2のトルクモータ19の出力軸に連結解離でき、軸方向に引き抜いて取外すことが出来るように構成され、原反リール13の中心孔を嵌挿支持している。第2のトルクモータ19は、第1のトルクモータ16よりもトルクが小さくて原反リール13からのテープTの繰り出しに制動を与える方向に回転駆動するように設けられている。
第1のトルクモータ16により原反リール13からのテープTの繰り出しが行なわれるから、第2のトルクモータ19は、駆動が与えられている回転方向とは逆にクリープ回転することでテープTの繰り出しに制動を与えることができる。従って、テープTの繰り出しに制動を与えることは、シリンダ装置20によりニップ圧を付与される制動用フリーロール21でガイドロール14を押圧することと第2のトルクモータ19の共同作用により行なわれる。
【0013】
ワイピングクロスは、超極細長繊維のポリエステル又はポリエステルとナイロンからなり自己発塵性がないクロスである。好適なワイピングクロスとしては、カネボウ株式会社のワイピングクロスのサヴィーナミニマックス(登録商標)があり、これは、0.1デニール(1〜5μmの太さ)の超極細繊維であり、長繊維であるポリエステルとナイロンからなり、原糸断面がくさび状であり、埃を取り込み、自己発塵性がないクロスである。他に、東レ株式会社のワイピングクロスは超極細長繊維のポリエステルからなり自己発塵性がないクロスであり、適用可能である。
原反リール13は、ワイピングクロスのテープTをボビンに巻いたものであり、カネボウ株式会社製あるいは東レ株式会社製のものを購入使用できる。
【0014】
円筒体チャック回転手段3にチャックされた円筒体Rの上側には、インクジェットノズル22aが円筒体Rに対向しているプリンタヘッド22が装備され、インクジェットノズル22aが回転される円筒体Rの一端に近接移動しエッチング液に不溶性であるインクを噴射して円筒体Rの他端まで移動して画像を形成するようになっている。
プリンタヘッド22の円筒体Rに対する接近・離隔移動は、ブラケット25を介してプリンタヘッド22を支持している昇降テーブル24が往復台23に装備された昇降駆動手段により昇降されることにより行なわれる。
昇降駆動手段は、往復台23に設けられたボールねじと昇降テーブル24に固定されたボールナットとが螺合していて、サーボモータ29によりボールねじが駆動されるとボールナットがランナーになることで行なわれる。
又、プリンタヘッド22の円筒体Rに沿った往復移動は、往復台23が往復駆動手段により往復動されることにより行なわれる。
往復駆動手段は、ケーシング1の後面壁に装着された直動ガイド26に往復台23が係合案内されかつケーシング1の後面壁に軸支されたボールねじ27と昇降テーブル24に固定されたボールナットとが螺合していて、サーボモータ28によりボールねじ27が駆動されるとボールナットがランナーになることで行なわれる。
【0015】
作用を説明する。
最初に拭浄ヘッドが回転される円筒体Rの一端から他端まで拭浄を行ない、次いで、プリンタヘッド22のインキジェットノズル21からインキの噴射が行なわれ、回転される円筒体Rに画像が描写される。
【0016】
拭浄ヘッドによる作用を詳述する。
原反リール13を取付けてワイピングクロスのテープTを制動用フリーロール21を巻いてガイドロール14,15に掛け渡してテープ繰り出し端を巻き取りボビン17に巻き付ける。
円筒体チャック回転手段3が円筒体Rをチャックする。次いで、移動台5が円筒体Rの一端に対応する位置に移動する。
シリンダ装置11を伸張して可動ブラケット7を昇降テーブル6に対して上昇し、次いで、昇降テーブル6が上昇していき、可動ブラケット7の湾部7aに円筒体Rが相対的に入り込み円筒体Rの下面とのギャップが例えば3mmになったときに近接センサー12が検出信号を出力して昇降テーブル6が上昇停止する。昇降テーブル6の上昇と略同時に、第1のトルクモータ16と第2のトルクモータ19が駆動し、シリンダ装置20が伸張作動して、ワイピングクロスのテープTにテンションが加わりテープ走行が開始する。
昇降テーブル6が上昇すると、円筒体Rがガイドロール14,15に掛け渡されたテープTに接触して可動ブラケット7の湾部7aに相対的に入り込んできて、テープTが円筒体Rの周面を摺接走行する。円筒体Rの回転はテープTの走行方向とは逆方向となる。従って、テープTがテンションを弛めないで回転する円筒体Rに摺接走行して円筒体Rに付着している汚れや油脂の拭浄を開始する。
昇降テーブル6が上昇を停止して、数秒経過後に移動台5が円筒体Rの一端に対応する位置から他端に対応する位置まで移動する。従って、ワイピングクロスのテープTによる拭浄が円筒体Rの一端から他端まで行なわれる。
次いで、昇降テーブル6が下降復帰してからシリンダ装置11が縮小して可動ブラケット7を昇降テーブル6に対して下降し、ガイドロール14,15に掛け渡されたテープTが円筒体Rから離れて水平に張った状態に戻った時点で第1のトルクモータ16と第2のトルクモータ19が駆動停止し、シリンダ装置20が縮小作動して、テープ走行が停止し、移動台5が元位置へ復帰移動する。
【0017】
次いで、プリンタヘッド22のインキジェットノズル21からインキを噴射して回転される円筒体Rに画像を描写することについて詳述する。
サーボモータ28の駆動により往復台23が移動されインキジェットノズル21が円筒体Rの一端に対応する位置に来て往復台23が停止される。サーボモータ29の駆動により昇降テーブル24が下降されてインキジェットノズル21が円筒体Rに近接し昇降テーブル24が停止される。
回転される円筒体Rに対してインキジェットノズル21からインクの噴射するとともに、サーボモータ28の駆動により往復台23が移動されインキジェットノズル21が円筒体Rの他端まで移動していき画像を描き込む。ワイピングクロスによる拭浄が行なわれてからインキを噴射して版情報を描写するのでピンホールが生じない。
画像の描き込みを終了すると、サーボモータ29の駆動により昇降テーブル24が上昇復帰しインキジェットノズル21が円筒体Rから離隔する。次いで、サーボモータ28の駆動により往復台23が復帰移動されプリンタヘッド22が待機位置に復帰して往復台23が停止される。
【0018】
プリンタ装置がグラビア製版に適用される場合には、円筒体チャック回転手段3にグラビア印刷用の被製版ロールが両端チャックされ、厚付硫酸銅メッキを腐食する腐食液に対して耐食性を有するインキが貯留されたカートリッジのインクタンクがセットされ、被製版ロールにインキジェットノズル21でネガマスクが描写される。
グラビア製版は、ネガマスクが描写された被製版ロールにエッチングを行ない、レジスト剥離してクロムメッキを行なって完了する。
【0019】
プリンタ装置がフレキソ製版に適用される場合には、円筒体チャック回転手段3に、外層部が紫外線感光性のフレキソ材で構成されているスリーブ又はロールが両端チャックされ、紫外線遮光性を有するインキが貯留されたカートリッジのインクタンクがセットされ、フレキソ面にインキジェットノズル21でネガマスクが描写される。
フレキソ製版は、ネガマスクが描写されたフレキソ面に紫外線を照射し、次いで、現像してネガマスクを除去しさらにネガマスクが被っていた箇所を彫り込んで完了する。
【0020】
プリンタ装置がエンドレスオフセット製版に適用される場合には、円筒体チャック回転手段3に、表面が親水性であるスリーブ又はロールが両端チャックされ、親油性若しくは感脂性を有するインキが貯留されたカートリッジのインクタンクがセットされ、フレキソ面にインキジェットノズル21で親油性若しくは感脂性を有するインキのポジ情報が描写されインキ被着部とされる。エンドレスオフセット版は、オフセット印刷機にセットされ、親水性表面に湿し水が付着され、親油性若しくは感脂性を有するインキからなるインキ被着部にインキが付着して印刷が行なわれる。
【0021】
プリンタ装置がロータリースクリーン製版に適用される場合には、円筒体チャック回転手段3に、ステンレスロールが両端チャックされ、ニッケルメッキ浴に対して耐性を有するインキが貯留されたカートリッジのインクタンクがセットされ、ロール面にインキジェットノズル21でポジマスクが描写される。
ロータリースクリーン製版は、ポジマスクが描写されたステンレスロールをニッケルメッキ装置のタンク内のニッケルメッキ浴に浸漬して回転しステンレスロールに極めて厚いニッケルメッキを着け、ニッケルメッキ面に圧力を加えて僅かに延展してステンレスロールからニッケルスリーブとして剥離し、ポジの版情報の孔があいたニッケルスリーブをクロムメッキ装置のタンク内のクロムメッキ浴に浸漬して回転しクロムメッキし両端にスリーブ保持材を固定して完了する。
【0022】
円筒体Rの径が種々に異なっても、インキジェットノズル21から噴射するインキの線形成速度に、円筒体チャック回転手段3に両端チャックされる円筒体Rの周面速度を合わせる。又、円筒体Rの径が種々に異なることにより回転速度が異なることに対応して、インキジェットノズル21の円筒体Rに沿った移動速度を異ならせて円筒体Rの径が種々に異なっても、画素のオーバーラップを同一にする。
【0023】
【発明の効果】
本願発明によれば、円筒体にネガマスクを形成する前に円筒体に付着している汚れや油脂をワイピングクロスで拭浄するので、プリンタヘッドのインクジェットノズルから噴射するインキを円筒体に確実に塗布することができ、ピンホール、すなわちインクが塗布されるべき箇所にインキが塗布されていないポイントの発生を極めて高い確率で回避できるで、円筒体に良好な画素を形成できるから、版体が径が種々に異なる円筒体であるグラビア版、フレキソ版、オンデマンドオフセット版、ロータリースクリーン版を製造に適用して、ピンホールが生じない良好なネガマスク、又はインキ被着部を極めて良好に迅速・簡便に形成でき、製版に対する高信頼性を確保でき、他方、従来の感光膜塗布と現像工程等の工程を省略できるから、製版時間の大幅な短縮、製版ラインスペースの大幅な縮小につながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の製版用インクジェットプリンタ装置の正面図を示す。
【図2】拭浄ヘッドの作業開始前の要部の拡大側面図である。
【図3】拭浄ヘッドの作業中の要部の拡大側面図である。
【符号の説明】
1・・・ケーシング、1a・・・ロール出し入れ用開口、1b・・・ロール出し入れ用開口、2・・・ロール出し入れ用扉、3・・・円筒体チャック回転手段、3a・・・駆動側チャック、3b・・・可動テーブル、3c・・・テイルチャック、R・・・円筒体、3d・・・直動ガイド、3e・・・ボールねじ、3f・・・ボールナット、3g・・・可動テーブル、4・・・レール、5・・・移動台、6・・・昇降テーブル、7・・・可動ブラケット、7a・・・湾部、8・・・直動ガイド、9・・・雌ガイド、10・・・雄ガイド、11・・・シリンダ装置、12・・・近接センサー、13・・・原反リール、T・・・ワイピングクロスのテープ、14,15・・・ガイドロール、16・・・第1のトルクモータ、17・・・巻き取りボビン、18・・・リワインダー軸、19・・・第2のトルクモータ、20・・・シリンダ装置、21・・・制動用フリーロール、22・・・プリンタヘッド、22a・・・インクジェットノズル、23・・・往復台、24・・・昇降テーブル、25・・・ブラケット、26・・・直動ガイド、27・・・ボールねじ、28・・・サーボモータ、29・・・サーボモータ

Claims (1)

  1. 径及び長さが種々に異なる円筒体を両端チャックしていずれの場合も周速が所要の一定速となるように回転し得るロールチャック回転手段を備え、原反リールから自己発塵性がないワイピングクロスのテープを繰り出して回転される円筒体の一端に摺接して走行させて巻き取りを行ないテープで円筒体に付着している汚れや油脂を拭浄する拭浄ヘッドを円筒体の下側に備えて円筒体の下面一端に対応して上昇しテープを摺接して他端まで移動しテープで円筒体に付着している汚れや油脂を拭浄するように設けられ、又、インクジェットノズルから下向きにインクを噴射するプリンタヘッドをチャックされる円筒体の上方に備えて円筒体の上面一端に対応して下降し近接してインクを噴射して他端まで移動するように設けられていることを特徴とする製版用インクジェットプリンタ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014512990A (ja) * 2011-04-26 2014-05-29 インクス インターナショナル インク カンパニー 概ね円筒形状の対象物に印刷するための装置および関連する方法
CN106807654A (zh) * 2015-12-02 2017-06-09 特铨股份有限公司 光罩清洗装置
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