JP2004008951A - 噴射ボタン - Google Patents
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Abstract
【課題】噴射パターンの乱れを抑制して、異物による目詰まりを防止し得るエアゾール容器或いはポンプ付き容器用の噴射ボタンを提供する。
【解決手段】周囲に流路を形成するポスト部の先端面と、噴射口２１を中心部に有する噴口部材２３の正面部背面との間にディスク状合流室２６ａが形成されている。その周囲に、接線方向へ複数個のスクリュー流路２８が互いに等間隔に形成されることにより、ボタン部が押し下げ操作されると、吐出パイプから吐出された内容液が、合流室２６ａで旋回流を形成して噴射口２１から噴射される。このようなポスト部先端面及び噴口部材２３の正面部背面間には、さらに各スクリュー流路２８の入口に連通する環状の整流用流路２７ａが、合流室２６ａと同心状に形成され、整流用流路２７ａの周囲に、異物の侵入を阻止し得るフィルタ用流路２９ａが、間隔を置いて複数個形成されている。
【選択図】 図１
【解決手段】周囲に流路を形成するポスト部の先端面と、噴射口２１を中心部に有する噴口部材２３の正面部背面との間にディスク状合流室２６ａが形成されている。その周囲に、接線方向へ複数個のスクリュー流路２８が互いに等間隔に形成されることにより、ボタン部が押し下げ操作されると、吐出パイプから吐出された内容液が、合流室２６ａで旋回流を形成して噴射口２１から噴射される。このようなポスト部先端面及び噴口部材２３の正面部背面間には、さらに各スクリュー流路２８の入口に連通する環状の整流用流路２７ａが、合流室２６ａと同心状に形成され、整流用流路２７ａの周囲に、異物の侵入を阻止し得るフィルタ用流路２９ａが、間隔を置いて複数個形成されている。
【選択図】 図１
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エアゾール容器或いはポンプ付き容器の頭部に突設された吐出パイプに嵌着するボタン部の周面部に、噴口部材の背面に形成された嵌入筒部を嵌入させる収納溝が形成されると共に、ポスト部が、噴口部材の噴射口を中心部に有する正面部背面に向けて嵌入筒部内に侵入することにより、ポスト部の先端面及び正面部背面間にディスク状合流室が形成され、またこの合流室の周囲に、その接線方向に複数個のスクリュー流路が互いに等間隔に形成されることにより、吐出パイプから吐出された内容液が、合流室で旋回流を形成して噴射されると共に、スクリュー流路の入口側に異物の侵入を阻止するフィルタ用流路が形成された噴射ボタンに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
図５は、この種の特開２００１−２２７４７５号公報による噴射ボタン４０の周面部に嵌入された噴口部材を示すもので、その背面において中心部に噴射口４１を有する合流室４２及びその周囲の流路４５間に、ディスク状合流室４２の外周面に対して接線方向の複数個のスクリュー流路４３が等間隔に形成されることにより、合流室４２で旋回流を発生させて内容液の微細なミスト化を行うと共に噴射口４１から均一な噴射パターンで噴射されるようになっている。さらに、流路４５には突出部４７を複数個形成することにより、容器への内容物の充填時、容器頭部への吐出ユニットの取付け時或いは磨耗を生じる可能性のある使用途中に混入する異物を阻止している。また、別のフィルタ用流路として、流路４５にマット処理を行う方法も開示されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
これにより、噴射口の異物による詰まりを防止することができるが、阻止された異物に近いスクリュー流路への内容液の流入量が減少したり、或いは液流が乱れることにより、噴射パターンに乱れを生じ易い点で改良の余地が残されている。
【０００４】
本発明は、このような点に鑑みて、噴射パターンの乱れを抑制して、異物による目詰まりを防止し得る冒頭に述べた類のエアゾール容器或いはポンプ付き容器用の噴射ボタンを提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本発明は、この目的を達成するために、請求項１により、容器の頭部に突設された吐出パイプに嵌着する流路部が内部に形成されたボタン部の周面部に、噴口部材の背面に形成された嵌入筒部を嵌入させる収納溝が形成されると共に、周囲に流路を形成する断面円形のポスト部が、噴口部材の噴射口を中心部に有する正面部背面に向けて嵌入筒部内に侵入することにより、ポスト部の先端面及び正面部背面間にディスク状合流室が形成され、またこの合流室の周囲に、その接線方向に複数個のスクリュー流路が互いに等間隔に形成されることにより、ボタン部が押し下げ操作されると、吐出パイプから吐出された内容液が、合流室で旋回流を形成して噴射口から噴射されるようになった噴射ボタンにおいて、ポスト部の先端面及び噴口部材の正面部背面間に、各スクリュー流路の入口にそれぞれ連通する環状の整流用流路が、ディスク状合流室と同心状に形成され、整流用流路の周囲に、異物の侵入を阻止し得るフィルタ用流路が、間隔を置いて複数個形成されていることを特徴とする。
【０００６】
いずれかのフィルタ用流路で異物の流入が阻止されて詰まりを生じたりもしくは詰まり気味になったとしても、残りのフィルタ用流路を経由して整流用流路に流入し、その円周方向の拡散により整流されて、各スクリュー流路へ流入する。その際、請求項２により、フィルタ用流路が、スクリュー流路の個数以上の個数だけ互いに等間隔に形成されていることにより、整流用流路の位置により流量が変動するのが抑制され、一層整流機能が向上する。
【０００７】
【発明の実施の形態】
図１乃至図４を基に本発明の実施の形態の一例によるエアゾール容器用噴射ボタンを説明する。この噴射ボタンは、エアゾール容器の頭部のマウンティングカップに突設された吐出パイプとしてのバルブステム３に、基端部の嵌着部１２で嵌着する縦方向の中心流路部１１がボタン部１０の内部に形成され、またその周面部に正面に向けて形成された円筒状の収納溝１３に、噴口部材２０を嵌入させて構成されている。噴口部材２０の中心に噴射口２１を備えたディスク状正面部２２の周辺背後には、断面環状の嵌入筒部２３が突設され、その外周の突起２４が収納溝１３の環状の凹部に係止される。
【０００８】
収納溝１３内には、噴口部材２０の正面部背面２２ａに向けて嵌入筒部２３に侵入する断面円形のポスト部１５が中心部から突出して一体に形成されている。ポスト部１５の外周面は、収納溝１３の内周面に形成された膨出部２５が当接して、ポスト部１５の周囲には４方に分離された横方向の流路３０が形成される。この流路は、収納溝１３の基端部に形成される環状の流路１６に連通し、その上側部分が中心流路部１１に連通している。
【０００９】
噴口部材２０の正面部背面２２ａの中心部にはディスク状の凹部２６が形成されることにより、ポスト部１５の正面部背面２２ａに当接する先端面１５ａ間に、ディスク状合流室２６ａが形成される。その周囲には、同心状に環状の凹部２７が形成されることにより、ポスト部１５の先端面１５ａ間に、環状の整流用流路２７ａが形成される。同様に、正面部背面２２ａの凹部及びこれを閉鎖する先端面１５ａにより、整流用流路２７ａ及び合流室２６ａ間に、この合流室の外周円に対して接線方向の４個のスクリュー流路２８が、９０°の等間隔に形成され、その入口は整流用流路２７ａにそれぞれ連通している。
【００１０】
図３に拡大して示すように、正面部背面２２ａの外周領域における流路３０の先方の円弧状の流路領域には、整流用流路２７ａに連通する放射状の凹部２９を形成することにより、その一部が先端面１５ａの外周領域で閉鎖されて断面方形状のフィルタ用流路２９ａとして形成されている。その断面形状は、噴射口２１への異物侵入を阻止し得る程度に小さく設定されている。また、その個数は、スクリュー流路２８の個数を上回るように、倍数の８個で等間隔に配列されている。
【００１１】
ボタン部１０が操作部１４で押下げ操作されると、液状内容物はバルブステム３から中心流路部１１、流路１６、流路３０、凹部２９、その中心寄り領域のフィルタ用流路２９ａ、整流用流路２７ａ、スクリュー流路２８及び合流室２６ａを経由して噴射口２１から噴射される。合流室２６ａには等間隔のスクリュー流路２８の経由で生じる旋回流により、微細なミスト化が行われると共に噴射口２１から均一な噴射パターンで噴射が行われる。
【００１２】
いずれかのフィルタ用流路２９ａに異物が流入して詰まりを生じたとしても、残りのフィルタ用流路２９ａを経由して整流用流路２７ａに流入し、その円周方向の拡散による整流化で乱流が抑制されて、噴射パターンの乱れが防止される。しかも個数の多いフィルタ用流路２９ａの存在でその流入状態の大きなばらつきが回避され、したがって各スクリュー流路２８への流入量及び流入状態の変動が回避され、一層確実に噴射パターンの乱れが防止される。
【００１３】
尚、ポスト部は、別体の駒を接合して構成することもできる。また、本発明は、容器の頭部に取り付けられたポンプの吐出パイプとしての吸出しパイプに噴射ボタンを取付ける場合にも適用される。
【００１４】
【発明の効果】
請求項１の発明によれば、一旦環状の整流用流路を経由してスクリュー流路に流入することにより、いずれかのフィルタ流路が詰まっても噴射パターンの乱れが防止される。請求項２の発明によれば、個数の多いフィルタ流路を経由した後に、整流用流路に流入することにより、いずれかのフィルタ流路が詰まった場合に一層確実に噴射パターンの乱れが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態によるエアゾール容器用噴射ボタンの噴口部材の背面図である。
【図２】同噴口部材の断面図である。
【図３】同噴口部材の要部背面図である。
【図４】同噴射ボタンの断面図である。
【図５】従来の噴口部材の背面図である。
【符号の説明】
３ バルブステム
１０ ボタン部
１３ 収納溝
１５ ポスト部
１５ａ ポスト部の先端面
１６ ３０ 流路
２０ 噴口部材
２１ 噴射口
２２ ディスク状正面部
２２ａ 噴口部材の正面部背面
２３ 嵌入筒部
２６ａ 合流室
２７ａ 整流用流路
２８ スクリュー流路
２９ａ フィルタ用流路
【発明の属する技術分野】
本発明は、エアゾール容器或いはポンプ付き容器の頭部に突設された吐出パイプに嵌着するボタン部の周面部に、噴口部材の背面に形成された嵌入筒部を嵌入させる収納溝が形成されると共に、ポスト部が、噴口部材の噴射口を中心部に有する正面部背面に向けて嵌入筒部内に侵入することにより、ポスト部の先端面及び正面部背面間にディスク状合流室が形成され、またこの合流室の周囲に、その接線方向に複数個のスクリュー流路が互いに等間隔に形成されることにより、吐出パイプから吐出された内容液が、合流室で旋回流を形成して噴射されると共に、スクリュー流路の入口側に異物の侵入を阻止するフィルタ用流路が形成された噴射ボタンに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
図５は、この種の特開２００１−２２７４７５号公報による噴射ボタン４０の周面部に嵌入された噴口部材を示すもので、その背面において中心部に噴射口４１を有する合流室４２及びその周囲の流路４５間に、ディスク状合流室４２の外周面に対して接線方向の複数個のスクリュー流路４３が等間隔に形成されることにより、合流室４２で旋回流を発生させて内容液の微細なミスト化を行うと共に噴射口４１から均一な噴射パターンで噴射されるようになっている。さらに、流路４５には突出部４７を複数個形成することにより、容器への内容物の充填時、容器頭部への吐出ユニットの取付け時或いは磨耗を生じる可能性のある使用途中に混入する異物を阻止している。また、別のフィルタ用流路として、流路４５にマット処理を行う方法も開示されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
これにより、噴射口の異物による詰まりを防止することができるが、阻止された異物に近いスクリュー流路への内容液の流入量が減少したり、或いは液流が乱れることにより、噴射パターンに乱れを生じ易い点で改良の余地が残されている。
【０００４】
本発明は、このような点に鑑みて、噴射パターンの乱れを抑制して、異物による目詰まりを防止し得る冒頭に述べた類のエアゾール容器或いはポンプ付き容器用の噴射ボタンを提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本発明は、この目的を達成するために、請求項１により、容器の頭部に突設された吐出パイプに嵌着する流路部が内部に形成されたボタン部の周面部に、噴口部材の背面に形成された嵌入筒部を嵌入させる収納溝が形成されると共に、周囲に流路を形成する断面円形のポスト部が、噴口部材の噴射口を中心部に有する正面部背面に向けて嵌入筒部内に侵入することにより、ポスト部の先端面及び正面部背面間にディスク状合流室が形成され、またこの合流室の周囲に、その接線方向に複数個のスクリュー流路が互いに等間隔に形成されることにより、ボタン部が押し下げ操作されると、吐出パイプから吐出された内容液が、合流室で旋回流を形成して噴射口から噴射されるようになった噴射ボタンにおいて、ポスト部の先端面及び噴口部材の正面部背面間に、各スクリュー流路の入口にそれぞれ連通する環状の整流用流路が、ディスク状合流室と同心状に形成され、整流用流路の周囲に、異物の侵入を阻止し得るフィルタ用流路が、間隔を置いて複数個形成されていることを特徴とする。
【０００６】
いずれかのフィルタ用流路で異物の流入が阻止されて詰まりを生じたりもしくは詰まり気味になったとしても、残りのフィルタ用流路を経由して整流用流路に流入し、その円周方向の拡散により整流されて、各スクリュー流路へ流入する。その際、請求項２により、フィルタ用流路が、スクリュー流路の個数以上の個数だけ互いに等間隔に形成されていることにより、整流用流路の位置により流量が変動するのが抑制され、一層整流機能が向上する。
【０００７】
【発明の実施の形態】
図１乃至図４を基に本発明の実施の形態の一例によるエアゾール容器用噴射ボタンを説明する。この噴射ボタンは、エアゾール容器の頭部のマウンティングカップに突設された吐出パイプとしてのバルブステム３に、基端部の嵌着部１２で嵌着する縦方向の中心流路部１１がボタン部１０の内部に形成され、またその周面部に正面に向けて形成された円筒状の収納溝１３に、噴口部材２０を嵌入させて構成されている。噴口部材２０の中心に噴射口２１を備えたディスク状正面部２２の周辺背後には、断面環状の嵌入筒部２３が突設され、その外周の突起２４が収納溝１３の環状の凹部に係止される。
【０００８】
収納溝１３内には、噴口部材２０の正面部背面２２ａに向けて嵌入筒部２３に侵入する断面円形のポスト部１５が中心部から突出して一体に形成されている。ポスト部１５の外周面は、収納溝１３の内周面に形成された膨出部２５が当接して、ポスト部１５の周囲には４方に分離された横方向の流路３０が形成される。この流路は、収納溝１３の基端部に形成される環状の流路１６に連通し、その上側部分が中心流路部１１に連通している。
【０００９】
噴口部材２０の正面部背面２２ａの中心部にはディスク状の凹部２６が形成されることにより、ポスト部１５の正面部背面２２ａに当接する先端面１５ａ間に、ディスク状合流室２６ａが形成される。その周囲には、同心状に環状の凹部２７が形成されることにより、ポスト部１５の先端面１５ａ間に、環状の整流用流路２７ａが形成される。同様に、正面部背面２２ａの凹部及びこれを閉鎖する先端面１５ａにより、整流用流路２７ａ及び合流室２６ａ間に、この合流室の外周円に対して接線方向の４個のスクリュー流路２８が、９０°の等間隔に形成され、その入口は整流用流路２７ａにそれぞれ連通している。
【００１０】
図３に拡大して示すように、正面部背面２２ａの外周領域における流路３０の先方の円弧状の流路領域には、整流用流路２７ａに連通する放射状の凹部２９を形成することにより、その一部が先端面１５ａの外周領域で閉鎖されて断面方形状のフィルタ用流路２９ａとして形成されている。その断面形状は、噴射口２１への異物侵入を阻止し得る程度に小さく設定されている。また、その個数は、スクリュー流路２８の個数を上回るように、倍数の８個で等間隔に配列されている。
【００１１】
ボタン部１０が操作部１４で押下げ操作されると、液状内容物はバルブステム３から中心流路部１１、流路１６、流路３０、凹部２９、その中心寄り領域のフィルタ用流路２９ａ、整流用流路２７ａ、スクリュー流路２８及び合流室２６ａを経由して噴射口２１から噴射される。合流室２６ａには等間隔のスクリュー流路２８の経由で生じる旋回流により、微細なミスト化が行われると共に噴射口２１から均一な噴射パターンで噴射が行われる。
【００１２】
いずれかのフィルタ用流路２９ａに異物が流入して詰まりを生じたとしても、残りのフィルタ用流路２９ａを経由して整流用流路２７ａに流入し、その円周方向の拡散による整流化で乱流が抑制されて、噴射パターンの乱れが防止される。しかも個数の多いフィルタ用流路２９ａの存在でその流入状態の大きなばらつきが回避され、したがって各スクリュー流路２８への流入量及び流入状態の変動が回避され、一層確実に噴射パターンの乱れが防止される。
【００１３】
尚、ポスト部は、別体の駒を接合して構成することもできる。また、本発明は、容器の頭部に取り付けられたポンプの吐出パイプとしての吸出しパイプに噴射ボタンを取付ける場合にも適用される。
【００１４】
【発明の効果】
請求項１の発明によれば、一旦環状の整流用流路を経由してスクリュー流路に流入することにより、いずれかのフィルタ流路が詰まっても噴射パターンの乱れが防止される。請求項２の発明によれば、個数の多いフィルタ流路を経由した後に、整流用流路に流入することにより、いずれかのフィルタ流路が詰まった場合に一層確実に噴射パターンの乱れが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態によるエアゾール容器用噴射ボタンの噴口部材の背面図である。
【図２】同噴口部材の断面図である。
【図３】同噴口部材の要部背面図である。
【図４】同噴射ボタンの断面図である。
【図５】従来の噴口部材の背面図である。
【符号の説明】
３ バルブステム
１０ ボタン部
１３ 収納溝
１５ ポスト部
１５ａ ポスト部の先端面
１６ ３０ 流路
２０ 噴口部材
２１ 噴射口
２２ ディスク状正面部
２２ａ 噴口部材の正面部背面
２３ 嵌入筒部
２６ａ 合流室
２７ａ 整流用流路
２８ スクリュー流路
２９ａ フィルタ用流路
Claims (2)
- 容器の頭部に突設された吐出パイプに嵌着する流路部が内部に形成されたボタン部の周面部に、噴口部材の背面に形成された嵌入筒部を嵌入させる収納溝が形成されると共に、周囲に流路を形成する断面円形のポスト部が、噴口部材の噴射口を中心部に有する正面部背面に向けて嵌入筒部内に侵入することにより、ポスト部の先端面及び正面部背面間にディスク状合流室が形成され、またこの合流室の周囲に、その接線方向に複数個のスクリュー流路が互いに等間隔に形成されることにより、ボタン部が押し下げ操作されると、吐出パイプから吐出された内容液が、合流室で旋回流を形成して噴射口から噴射されるようになった噴射ボタンにおいて、
ポスト部の先端面及び噴口部材の正面部背面間に、各スクリュー流路の入口にそれぞれ連通する環状の整流用流路が、ディスク状合流室と同心状に形成され、
前記整流用流路の周囲に、異物の侵入を阻止し得るフィルタ用流路が、間隔を置いて複数個形成されていることを特徴とする噴射ボタン。 - フィルタ用流路が、スクリュー流路の個数以上の個数だけ互いに等間隔に形成されていることを特徴とする請求項１記載の噴射ボタン。
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|---|---|---|---|
| JP2002167017A JP2004008951A (ja) | 2002-06-07 | 2002-06-07 | 噴射ボタン |
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| JP2002167017A JP2004008951A (ja) | 2002-06-07 | 2002-06-07 | 噴射ボタン |
Publications (1)
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|---|---|
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Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2002167017A Pending JP2004008951A (ja) | 2002-06-07 | 2002-06-07 | 噴射ボタン |
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|---|---|
| JP (1) | JP2004008951A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007515266A (ja) * | 2003-11-07 | 2007-06-14 | バルワー エス．アー．エス． | 流体製品スプレーヘッド、およびこうしたスプレーヘッドを有する投与ポンプ |
| JP2011235197A (ja) * | 2010-04-30 | 2011-11-24 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | ノズルチップ |
| JP2018058063A (ja) * | 2016-09-28 | 2018-04-12 | 株式会社丸一 | 噴霧機構の噴口部構造 |
| CN110546375A (zh) * | 2017-04-26 | 2019-12-06 | 三菱电机株式会社 | 燃料喷射阀 |
| EP4389295A1 (de) * | 2022-12-23 | 2024-06-26 | Aero Pump GmbH | Filter für hohlkegeldüsenkörper |
-
2002
- 2002-06-07 JP JP2002167017A patent/JP2004008951A/ja active Pending
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| CN110546375B (zh) * | 2017-04-26 | 2021-11-23 | 三菱电机株式会社 | 燃料喷射阀 |
| EP4389295A1 (de) * | 2022-12-23 | 2024-06-26 | Aero Pump GmbH | Filter für hohlkegeldüsenkörper |
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