JP2015027331A - シャワーヘッド装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】吐水中止時に、湯水が空気導入孔から空気導入路へ逆流することを抑制することができ、湯水が空気導入孔から吸気口まで逆流し、吸気口から外部に流出して水垂れを発生させることを抑制することができるシャワーヘッド装置を提供する。【解決手段】本発明によるシャワーヘッド装置1は、湯水に空気を含ませて吐水するシャワーヘッド装置1であって、水流入部2aと、散水ノズル20と、通水路16a等と、通水加速部17と、外気に開口した吸気口44と空気導入孔48とを結ぶ空気導入路40等と、を有し、空気導入孔48は、通水加速部17で加速された湯水の流れが発生させる負圧により外気からの空気を引き込み、通水路内の通水加速部17で加速された湯水の流れに空気を混入させるように形成され、空気導入路40は、吐水中止時に空気導入孔48から空気導入路40への逆流を抑制するような渦形成部50を有する。【選択図】図5

Description

本発明は、シャワーヘッド装置に係り、特に、給水された湯水に空気を含ませて吐水するシャワーヘッド装置に関する。
従来、シャワーヘッドとして、給水源から供給された湯水に吸気開口から取り込んだ空気を混入させ、湯水中に空気を含ませた吐水を行うことで、節水効果が得られるシャワーヘッドが知られている。
また、手元で操作して吐水状態と止水状態を即時に切換えることができるクリックボタンを備え、更なる節水効果が得られるシャワーヘッドが知られている。
特開2012-005567号公報(特許文献1)には、気泡混入水を吐水させるシャワー装置が開示され、このシャワー装置においては、吐水時に、給水部から給水された水が絞り部を通って空気混入部に噴射され、さらに、空気が吸気開口から内部空間に導入され、空気導入孔から空気混入部に導入され、空気混入部において、水に空気を巻き込んで気泡混入水を生成することができる。
特開2012-187346号公報(特許文献2)には、気泡混入水を吐水させるシャワー装置が開示され、このシャワー装置においても、同様に、吐水時に、給水部から給水された水が絞り部を通って空気混入部に噴射され、さらに、空気が吸気開口から空気流路に導入され、空気流路から空気混入部に導入され、空気混入部において、水に空気を巻き込んで気泡混入水を生成することができる。
特開2012-005567号公報 特開2012-187346号公報
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に記載されたシャワー装置においては、吐水中止時に、絞り部を通って空気混入部に噴射されていた水の流れが発生させる負圧が解消されると、空気混入部近傍の水が空気流路に向かって逆流し、吸気開口から流出して水垂れを生じてしまうという問題があった。そして、特に、クリックボタンを備えたシャワーヘッドにおいて、使用者が吐水状態から止水状態に即時に切換える場合に、絞り部を通って空気混入部に噴射されていた水の流れが発生させる負圧が急激に解消され、空気混入部近傍の水が空気流路に向かって逆流し、吸気開口から流出して水垂れを生じてしまうという問題がある。
従って、本発明は、吐水中止時に、湯水が空気導入部から空気流路へ逆流することを抑制することができ、湯水が空気導入部から吸気開口まで逆流し、吸気開口からシャワーヘッド装置の外部に流出して水垂れを発生させることを抑制することができるシャワーヘッド装置を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、本発明は、給水された湯水に空気を含ませて吐水するシャワーヘッド装置であって、給水源から供給された湯水が流入する水流入部と、湯水を吐水するための散水孔が形成された散水ノズルと、水流入部から流入する湯水を散水ノズルに導く通水路と、通水路の途中に設けられた湯水を加速させる通水加速部と、外気に開口した吸気口と空気導入孔とを結ぶ空気導入路と、を有し、空気導入孔は、通水加速部で加速された湯水の流れが発生させる負圧により外気からの空気を引き込み、通水路内の通水加速部で加速された湯水の流れに空気を混入させるように形成され、空気導入路は、吐水中止時に空気導入孔から空気導入路への逆流を抑制するような渦形成部を有することを特徴としている。
このように構成された本発明によれば、吐水中止時に、通水加速部で加速された湯水の流れが発生させる負圧が解消され、通水路内の湯水が空気導入孔から空気導入路へ逆流しようとする。この場合であっても、空気導入孔に侵入した湯水が渦形成部により渦流を形成し、次に侵入しようとする湯水の空気導入路への逆流を抑制するので、湯水が空気導入孔から吸気口に逆流することを妨げることができ、湯水が吸気口からシャワーヘッド装置の外部に流出して水垂れを発生させることを抑制することができる。
本発明において、好ましくは、さらに、空気導入路の前記渦形成部は、空気導入孔の近傍において空気導入孔から逆流した湯水の流れの方向を変えるように空気導入路の内側に突出する凸部を有していることを特徴としている。
このように構成された本発明によれば、空気導入孔から空気導入路へ逆流しようとする湯水の流れを、空気導入孔の近傍において空気導入路の内側に突出する凸部によって、湯水の流れの方向を変えて渦を巻いて空気導入孔に戻るような方向に向け、この湯水の逆流を抑制するような渦流を形成することができる。
本発明において、好ましくは、空気導入路の渦形成部の凸部は、空気導入孔に対向する衝突面に形成されることを特徴としている。
このように構成された本発明によれば、空気導入孔から空気導入路へ逆流しようとする湯水の流れを、空気導入孔に対向する衝突面に形成される凸部によって、より確実に渦を巻いて空気導入孔に戻るような方向に向け、この湯水の逆流を抑制するような渦流を形成することができる。
本発明において、好ましくは、渦形成部の前記衝突面は、空気導入孔と対向する領域から凸部が突出する領域まで、空気導入孔の方向とほぼ直交するように形成されていることを特徴としている。
このように構成された本発明によれば、空気導入孔から空気導入路へ逆流しようとする湯水の流れを、空気導入孔の方向とほぼ直交する衝突面に衝突させ、その流れの勢いを低減させ、渦を巻いて空気導入孔に戻るような方向に向け、この湯水の逆流を抑制するような渦流を形成することができる。
本発明において、好ましくは、さらに、渦形成部の衝突面は、空気導入孔と対向する領域から凸部が突出する領域まで、複数の衝突面が階段状に形成されていることを特徴としている。
このように構成された本発明によれば、空気導入孔から空気導入路へ逆流しようとする湯水の流れを、空気導入孔の方向とほぼ直交する複数の階段状の衝突面に衝突させ、それぞれの衝突面が、衝突した湯水を渦を巻いて空気導入孔に戻るような方向に向け、この湯水の逆流を抑制するような渦流を複数形成することができる。さらに、本発明によれば、形成される複数の渦流が作用し、空気導入孔から空気導入路へ逆流しようとする湯水の流れの勢いを低減させ、この湯水の逆流を抑制することができる。
本発明において、好ましくは、さらに、通水路に吐水と止水を切替える弁が設けられていて、その弁がシャワーヘッドに設けられたクリックボタンによって開閉されることを特徴としている。
このように構成された本発明によれば、使用者がクリックボタンを押圧操作して吐水状態を止水状態に切替えることが可能である。この場合、上流側の水栓装置のレバーやハンドル等により止水を行う場合と比較して吐水を急に中止できるので、通水路を開閉する弁が閉止されることにより、通水路内の湯水の流れが急に停止される。従って、吐水中止時に、通水加速部で加速された湯水の流れが発生させる負圧が急に解消され、通水路内の湯水が空気導入孔から空気導入路へ逆流しようとしやすくなる。このような場合であっても、渦形成部が、この湯水の逆流を抑制するような渦流を形成するので、湯水が空気導入孔から吸気口に逆流することを抑制することができ、湯水が吸気口からシャワーヘッド装置の外部に流出して水垂れを発生させることを抑制することができる。
本発明において、好ましくは、散水ノズルが配置される散水板を有し、通水加速部は、湯水を散水板のほぼ中央から放射状に加速させるように形成され、空気導入孔は、加速される湯水に対してほぼ直交するように円環状に形成されていることを特徴としている。
このように構成された本発明によれば、吐水中止時に、通水加速部で散水板のほぼ中央から放射状に加速された湯水の流れが発生させる負圧が解消され、通水路内の湯水が通水加速部から加速されて流出する湯水に対してほぼ直交するように円環状に形成された空気導入孔から空気導入路へ逆流しようとする場合であっても、渦形成部が、この湯水の逆流を抑制するような渦流を形成するので、湯水が空気導入孔から吸気口に逆流することを抑制することができ、湯水が吸気口からシャワーヘッド装置の外部に流出して水垂れを発生させることを抑制することができる。
本発明のシャワーヘッド装置は、吐水中止時に、湯水が空気導入孔から空気導入路へ逆流することを抑制することができ、湯水が空気導入孔から吸気口まで逆流し、吸気口からシャワーヘッド装置の外部に流出して水垂れを発生させることを抑制することができる。
本発明の第1実施形態によるシャワーヘッド装置を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態によるシャワーヘッド装置を示す断面図である。 図2のシャワーヘッド装置の散水板近傍の内部構造を拡大した部分拡大断面図である。 本発明の第1実施形態によるシャワーヘッド装置のシャワーヘッド本体の散水板近傍の内部構造を分解して断面により示す分解断面図である。 図2のシャワーヘッド装置の渦形成部を拡大して示す部分拡大断面図である。 本発明の第2実施形態によるシャワーヘッド装置の渦形成部を拡大して示す部分拡大断面図である。 本発明の第3実施形態によるシャワーヘッド装置の渦形成部を拡大して示す部分拡大断面図である。
以下、添付図面を参照して本発明のシャワーヘッド装置の第1実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態によるシャワーヘッド装置を示す斜視図である。
図1に示すように、本実施形態のシャワーヘッド装置1は、シャワーヘッド本体2を備え、このシャワーヘッド本体2の上流側端部には、給水源(図示せず)に接続された湯水混合水栓装置等(図示せず)から延びる給水ホース(図示せず)が接続されて給水源(図示せず)からの給水が供給される給水口2aが形成されている。
本実施形態のシャワーヘッド装置1への湯水の給水及び止水は、使用者が湯水混合水栓装置等(図示せず)に内蔵された元バルブ(図示せず)をレバーやハンドル等(図示せず)により操作して給水と止水とを切り換えることにより行うことができる。
一方、シャワーヘッド本体2の下流側端部に位置するヘッド部2bには、複数の散水孔4が突出する散水板6が取り付けられており、シャワーヘッド本体2の給水口2aからシャワーヘッド本体2内に流入した湯水は、散水板6から突出する各散水孔4から吐水され、シャワー吐水が行われるようになっている。
また、シャワーヘッド本体2の給水口2aとヘッド部2bとの間の部分は、使用時に所定の取付位置から取り外して把持可能な把持部2cとなっている。
把持部2cには、使用者が押圧操作して弁の開閉機構24の止水状態と吐水状態を切り換えるための開閉操作部であるクリックボタン8が取付けられている。このクリックボタン8は、シャワーヘッド本体2の把持部2cと給水口2aとの間に設けられた円柱形の釦である。このクリックボタン8を押圧操作することにより後述するようにシャワーヘッド本体2に内蔵された弁の開閉機構24が作動され、止水状態と吐水状態が交互に切り換えられるようになっている。使用者は、このクリックボタン8を押圧操作することにより止水状態と吐水状態とを簡便な方法で即時に切り換えられるようになっている。
なお、本発明において使用する用語「湯水」は、湯水混合水栓装置等において温度調節されて湯と水が混合された湯水のみならず、外部水道から給水された水のみを給水させてこの水に湯を混合させていない水、適温まで加熱され水を混合させていない湯も含む意味で使用されている。
次に、図2乃至図5を参照して、本発明の実施形態によるシャワーヘッド装置1の内部構造を説明する。
図2は本発明の第1実施形態によるシャワーヘッド装置を示す断面図であり、図3は図2のシャワーヘッド装置の散水板近傍の内部構造を拡大した部分拡大断面図であり、図4は本発明の第1実施形態によるシャワーヘッド装置のシャワーヘッド本体の散水板近傍の内部構造を分解して断面により示す分解断面図であり、図5は図2のシャワーヘッド装置の渦形成部を拡大して示す部分拡大断面図である。
なお、図2においては、シャワーヘッド装置1から吐水している状態において、シャワーヘッド本体2内を流れる給水及び散水孔4から吐出される吐水の流れを矢印で示している。図3においては、シャワーヘッド装置1から吐水している状態において、シャワーヘッド本体2内を流れる空気の流れを矢印で示している。図5においては、シャワーヘッド装置1からの吐水を中止(止水)した時において、後述する空気導入孔48から内側空気導入路40へ逆流しようとする湯水の流れを矢印F1で示している。
図2及び図3に示すように、シャワーヘッド本体2には、第1通水路形成部材10と、この第1通水路形成部材10の先端部10bに接続された第2通水路形成部材12と、この第2通水路形成部材12の先端部に取り付けられた通水路連結部材14と、この通水路連結部材14に受け入れられた第3通水路形成部材16と、が内蔵されている。さらに、シャワーヘッド本体2には、通水路連結部材14に取り付けられた散水室形成部材18と、散水板6の裏面側に配置された散水ノズル形成部材20と、この散水ノズル形成部材20の中央に配置された湯水拡散部材22と、が内蔵されている。
第1通水路形成部材10は、細長い筒状の部材であり、その基端部には、シャワーホース(図示せず)に接続される接続部10aが形成されている。また、第1通水路形成部材10の先端部10bには、弁の開閉機構24が内蔵されている。
第1通水路形成部材10に取付けられている弁の開閉機構24とクリックボタン8との関係について説明する。
図2においては、弁の開閉機構24は閉弁された状態を示している。図2に示すように、弁の開閉機構24は、第1通水路形成部材10の先端部10bに組み込まれており、弁体26と、この弁体26が着座する弁座28と、この弁座28が閉鎖される閉弁位置に向けて弁体26を付勢する付勢部材であるコイルバネ30と、弁体26を移動させる操作棹32と、この操作棹32を移動させ、所定の位置に保持するラッチ機構34と、を有する。この弁の開閉機構24は、開閉機構本体(弁の開閉機構24の開閉機構本体として機能する先端部10b)内に摺動可能に配置された弁体26が、操作棹32による操作力に基づいて弁座28から離れ、又は着座(図2)することにより、弁座28の弁孔が開閉されるように構成されている。図2に示すように、弁座28は弁体26と合致する形状に形成されている。また、弁座28は、第2通水路形成部材12の基端部12aに取り付けられており、この第2通水路形成部材12の基端部12aが第1通水路形成部材10の先端部10bに受け入れられることにより、弁座28は、弁体26と対向するように位置決めされる。
ラッチ機構34は、クリックボタン8が押圧操作される毎に、操作棹32を、図2に示す閉弁状態の位置と開弁状態の位置(図示せず)とに交互に移動させ、保持するように構成されている。本実施形態においては、ラッチ機構34は、回転カム、コイルバネ等により構成されており、このラッチ機構は、各種水栓装置、ノック式ボールペン等にも使用されている周知の機構であるため、説明を省略する。
第2通水路形成部材12は、第1通水路形成部材10の先端に接続される筒状の部材であり、その先端は散水板6の中央付近まで延びている。また、第2通水路形成部材12の先端部には、通水路連結部材14を受け入れるための円形の開口部12bが設けられている。
通水路連結部材14は、第2通水路形成部材12と散水室形成部材18を連結し、第3通水路形成部材16を内側に受け入れる部材であり、同心円状に形成された内周円筒部14a及び外周円筒部14bを備えている。内周円筒部14aは第2通水路形成部材12の開口部12bに受け入れられる。第2通水路形成部材12と通水路連結部材14の間にはOリングが配置され、これらの部材の間の水密性が確保されている。また、通水路連結部材14の外周円筒部14bは、散水室形成部材18に受け入れられ散水室形成部材18と係合される。これにより、第2通水路形成部材12と散水室形成部材18が連結される。
さらに、通水路連結部材14の内周円筒部14aの内側には第3通水路形成部材16が受け入れられており、これにより第2通水路形成部材12と第3通水路形成部材16が連結される。また、第3通水路形成部材16と通水路連結部材14の間にはOリングが配置され、これらの部材の間の水密性が確保されている。
第3通水路形成部材16は概ね円筒状の部材であり、その先端部がすぼまるように構成されている。これにより、第2通水路形成部材12から流入した湯水は、第3通水路形成部材16によって絞られて流速が高くなる。
また、図3及び図5に示すように、第3通水路形成部材16の中央部には、シャワーヘッド本体2の給水口2aと連通する通水路16aが、その上端部の流入口16bから下端部の流出口16cに向って上下方向に延びるように形成されている。
第3通水路形成部材16の通水路16aは、下端部の流出口16cに向って通水路16aが徐々に狭められるように形成されている。具体的には、第3通水路形成部材16の流出口16c近傍においては、流出口16cと軸部22bとの間において通水路16aが狭められて湯水が加速され、流出口16cと円板部22aとの間から散水ノズル形成部材20に沿うように加速された湯水を噴出させることができる加速部17が形成されている。
さらに、図3及び図5に示すように、第3通水路形成部材16の流出口16cを形成している第3通水路形成部材16の下端部は、散水室形成部材18のほぼ中央に形成された中央穴面18a内に挿入され、第3通水路形成部材16の通水路16aと詳細は後述する散水室形成部材18の散水室背面部18bにより形成された散水室領域18c(通水路として機能する)とが互いに連通するようになっている。そして、シャワー吐水時にシャワーヘッド本体2の給水口2aから流入した水は、第1通水路形成部材10から第3通水路形成部材16の流入口16bを経て通水路16aを通過し、第3通水路形成部材16の流出口16cから散水室形成部材18の通水路として機能する散水室領域18c内に流入した後、各散水孔4から外部へ吐出されるようになっている。
また、図3及び図5に示すように、これらの散水室形成部材18の中央穴面18a内に湯水拡散部材22のねじ軸部22cを下方から挿入した後、さらに、この湯水拡散部材22のねじ軸部22cを第3通水路形成部材16の通水路16a内の取付部16dに取り付けてねじ軸部22cにナット38を締結することにより、散水室形成部材18と第3通水路形成部材16とが互いに固定されるようになっている。
つぎに、図4に示すように、第3通水路形成部材16には、通水路16aの内壁面16fの外側に配置され且つ上下方向に延びる大気開放用通路16gが形成されている。この大気開放用通路16gの下端16hは、散水室形成部材18と通水路連結部材14との間に形成された内側空気導入路40と連通し、この内側空気導入路40と連通している外側の外側空気導入路42を経て、空気吸入口44によって大気と連通している。
また、図3乃至図5に示すように、第3通水路形成部材16の大気開放用通路16g内には、樹脂材料又はゴム材料で形成されたボール形状の部材からなる大気開放弁46が設けられている。この大気開放弁46は、シャワー吐水中においては、シャワーヘッド本体2の給水口2aから通水路連結部材14により形成された大気開放弁上流側領域14cを通って大気開放用通路16gの上端16iに向かって流れる水の所定以上の給水圧力によって下方に押圧されて大気開放用通路16gを閉鎖(閉止)するようになっている。
一方、大気開放弁46は、シャワー吐水の状態から止水したときには、大気開放弁46に作用している所定以上の給水圧力が急激に解除され、その勢いにより大気開放弁46が浮き上がり、大気開放用通路16gが開放されるようになっている。また、止水時に大気開放弁46が浮き上がり、大気開放用通路16gが開放されると、空気吸入口44から外側空気導入路42に取り込まれた空気が、内側空気導入路40を経て、大気開放用通路16gの下端16hから上端16iに向って大気開放用通路16gを通過するようになっている。
さらに、図3及び図5に示すように、散水室形成部材18と第3通水路形成部材16との間に形成された内側空気導入路40の下流側(空気の流入方向の下流側)には、散水孔4よりも上流側の散水室形成部材18の散水室背面部18bにより形成された散水室領域18cに空気を混入させて送り込む空気導入孔48が設けられている。この空気導入孔48は、大気開放用通路16gと連通していると共に、内側空気導入路40及び外側空気導入路42とも連通している。
したがって、空気吸入口44、外側空気導入路42、内側空気導入路40及び、空気導入孔48は、外気空気を導入する空気導入路を形成している。これらの空気導入路が加速部17で加速された湯水の流れが発生させる負圧により外気から空気を引き込む空気取入構造を形成している。
散水室形成部材18は、概ね円形の板状に形成された散水室背面部18bと、散水室背面部18bの周縁部の縁部18gとを形成し、この縁部18gの先端は、散水ノズル形成部材20の周縁部と当接される。これにより、散水室背面部18bの前側面と、湯水拡散部材22の背面及び散水ノズル形成部材20の背面との間に扁平な散水室領域18cを形成する。また、後述するように散水室背面部18bは、自身の裏面側において、第3通水路形成部材16及び通水路連結部材14の吐水側を覆うように配置され、散水室背面部18bと、第3通水路形成部材16及び通水路連結部材14との間に内側空気導入路40及び外側空気導入路42を形成する。散水室形成部材18の中央穴面18a内には、第3通水路形成部材16のすぼまった先端部の流出口16cが挿入される。
散水ノズル形成部材20は、ゴム製の概ね円板状の部材であり、散水室形成部材18と散水板6の間に配置される。散水ノズル形成部材20には多数の散水孔4が設けられており、これらの散水孔4は、散水板6に設けられた多数の散水孔穴6aを通ってシャワーヘッド本体2の外部に突出している。散水ノズル形成部材20の散水孔4は、上記散水孔穴6aを通って突出する場合の他、散水ノズル形成部材20から突出していない内部貫通孔が散水ノズルとして形成される場合を含み、シャワーヘッド装置の散水ノズルは散水板6から正面側に突出していないような通水路の開口(孔)により形成されていてもよい。
なお、散水ノズル形成部材20はゴム製であるため、散水室形成部材18の縁部18gに押し付けられることにより、それらの間の水密性が確保される。
湯水拡散部材22は、概ね円形の円板部22aと、この円板部22aの中心から円板部22aに対して垂直に延びる軸部22bと、軸部22bの延長上に形成されたねじ軸部22cと、を有する。軸部22bは第3通水路形成部材16の中心部に挿入されて固定される。円板部22aは、第3通水路形成部材16の先端部の流出口16cとの間に隙間を空けて、第3通水路形成部材16の中央の開口部の前方側を覆うように配置される。これにより、第3通水路形成部材16を通過した湯水は、第3通水路形成部材16の先端と円板部22aとの間を通って放射状に拡散しながら散水室領域18c内に流入する。また、円板部22aの前側面は、散水ノズル形成部材20の中央部に当接され、散水ノズル形成部材20を散水板6に押し付けている。
次に図5を参照して、空気導入孔48及び内側空気導入路40の詳細について説明する。
空気導入孔48は、第3通水路形成部材16の下流端外周面16jと中央穴面18aとの間に導入通路49を形成している。この導入通路49は、加速部17の半径方向外側を取り囲むような円環状の空間として形成され、加速部17で放射状に加速される湯水の流れに対してほぼ直交するようにシャワーヘッド本体2の背面側から正面側に延びる通路を形成している。
内側空気導入路40は、空気導入孔48の下流側近傍に配置され且つ、吐水中止時(止水された時)に空気導入孔48から湯水が逆流するように流入する流れが、この湯水の流れを妨げるような渦流に形成される渦形成部50を有している。
シャワーヘッド装置1の吐水中には、空気が空気吸入口44から外側空気導入路42、内側空気導入路40の渦形成部50を通り、空気導入孔48の導入通路49から、散水孔4よりも上流側の散水室領域18cに流入する水に引き込まれるようになっている。
シャワーヘッド装置1が吐水状態から止水状態にされるときには、すなわち吐水中止時に、通水加速部で加速された湯水の流れが発生させる負圧が解消され、通水路内の湯水が空気導入孔48から内側空気導入路40に逆流する場合であっても、空気導入孔48から内側空気導入路40へ逆流する湯水の流れが、この湯水の逆流を抑制するような渦流を形成するように渦形成部50が形成されている。
図5に示すように、第3通水路形成部材16は、その通水路16aの所定の高さ位置よりも吐水方向側の領域は、吐水方向に向ってテーパ状に窄まるように形成されたテーパ部分16kを備えている。テーパ部分16kは、空気導入孔48と対向するように配置され且つ導入通路49の方向とほぼ直交する方向に延びる環状面として形成されている空気導入孔対向面16lと、空気導入孔対向面16lの半径方向外側から散水室形成部材18の方向に内側空気導入路40の内側向きに突出する凸部16mと、を備えている。
空気導入孔対向面16lは、空気導入孔48と対向する領域から凸部16mが突出する領域まで、ほぼ直線的に延びる壁面を形成している。
凸部16mは空気導入孔48の近傍において空気導入孔48から逆流した湯水の流れの方向を変えるように内側空気導入路40の内側に突出している。
一方、図5に示すように、散水室形成部材18は、その背面側の渦形成部50の底面18dは、その吐水方向側の散水室面18eとほぼ平行な面として形成されている。湯水拡散部材22からの加速された湯水の流れに対してほぼ垂直に空気を導入する通路を形成するように、底面18dの内縁18fから中央穴面18aに沿って空気導入孔48が形成されている。
従って、内側空気導入路40には、下流端外周面16jと、空気導入孔対向面16lと、凸部16mと、底面18dとにより渦形成部50が形成され、さらに、渦形成部50よりも大きな内側空気導入路領域52と、渦形成部50と内側空気導入路領域52とを連通し頂面16nと底面18dとの間の比較的狭い空気導入通路54とが形成されている。
空気導入孔対向面16lと、凸部16mの頂面16nとは、それぞれ、底面18dと対向して配置され、頂面16nと底面18dとの間の距離の大きさL1は、空気導入孔対向面16lと底面18dとの間の距離の大きさL2に比べて、小さく形成されている。また、下流端外周面16jと凸部16mとの間の距離の大きさL3(空気導入孔対向面16lの長さの大きさもL3となる)は、下流端外周面16jと中央穴面18aとの間の環状の導入通路49の幅の大きさL4に対して、約10倍以下の範囲の大きさに形成され、好ましくは約2倍〜3倍の大きさに形成されている。なお、環状の導入通路49の幅の大きさL4は0.5mm程度の大きさである。従って、渦形成部50に流入した湯水が渦形成部50内で渦流を形成することができ且つ渦流を形成した状態で頂面16nと底面18dとの間の空気導入通路54から流出しにくくすることができる。
次に、図2、図3及び図5を参照して、本発明の第1実施形態によるシャワーヘッド装置1の作用を説明する。
使用者が、湯水混合水栓装置等(図示せず)を操作して、湯水混合水栓装置等(図示せず)の元バルブを開弁させると、シャワーヘッド装置1に湯水の給水が開始される。
シャワーヘッド装置1のシャワーヘッド本体2内に供給された湯水は、給水口2aから第1通水路形成部材10を通過し、弁の開閉機構24に至る。使用者が、クリックボタン8を押圧操作して弁の開閉機構24を開弁させ、吐水状態に切り換えると、シャワーヘッド本体2内に供給された湯水は、弁の開閉機構24から第2通水路形成部材12から第3通水路形成部材16の通水路16aに流入し、加速部17において加速され、流出口16cと円板部22aとの間から散水室領域18cに向かって加速された状態で放射状に噴出される。この加速部17において加速された湯水の流れは、負圧を発生させ、空気導入孔48から導入された空気を引き込み、空気を混入させる。
このような空気導入孔48から加速部17の下流側に導入される空気は、図3に示すように、シャワーヘッド本体2の周囲外部から空気吸入口44内に吸入され、外側空気導入路42を通過し、内側空気導入路40から空気導入孔48へと流入する空気の流れを形成している。空気導入孔48から導入(混入)された空気を含む湯水は、散水室領域18c内に流れ、散水ノズル形成部材20の散水孔4から散水孔4の開口方向である吐水方向に吐水される。
湯水がシャワーヘッド本体2から吐水されている最中に、使用者が、クリックボタン8を押圧操作して弁の開閉機構24を閉弁させることにより、湯水の吐水を中止させ止水状態に即時に切り換えることができる。従って、弁の開閉機構24が即座に閉弁され、弁の開閉機構24からの湯水の給水圧力が急激に解除される。
また、使用者が、湯水混合水洗装置(図示せず)等の主バルブを閉弁させることにより、湯水の吐水を中止させ止水状態に比較的速い速度で切り換える場合がある、このような場合にも、シャワーヘッド本体2内の湯水の給水圧力が比較的急に解除される。
弁の開閉機構24からの湯水の給水圧力が解除されると、加速部17から 散水室領域18c内に流れる湯水の圧力が解除され、加速部17で加速された湯水の流れが発生させる負圧が解消され、空気導入孔48からの空気の引き込みによる導入が解消される。
空気導入孔48からの空気の引き込みによる導入が解消されるとき、加速部17及び散水室領域18c等の空気導入孔48近傍に残っている湯水の一部は、散水孔4から徐々に流出する一方、加速部17及び散水室領域18c等の空気導入孔48近傍に残っている湯水の一部が空気導入孔48から内側空気導入路40に向かって一気に流入する。すなわち、吐水中は空気が導かれている空気導入孔48及び内側空気導入路40等を、吐水中止時には、湯水が逆向きに流出しようとする。
この空気導入孔48から内側空気導入路40に向かって流入する湯水は、環状の導入通路49に沿って吐水方向と概ね反対方向の背面側に向かう流れを形成する。この湯水の流れは、導入通路49に対向する空気導入孔対向面16lに衝突してシャワーヘッド本体2の半径方向外側に向きを変えられ、次に凸部16mに衝突してさらにこの湯水が流入してきた向きと逆向きの導入通路49側に向かう向きに変えられる。凸部16mは半径方向外側に向かう流れを回転させるように向きを変更させることができる。このように導入通路49から流入する湯水の流れが、矢印F1に示すように、渦形成部50において渦流を形成するように方向転換されUターンして導入通路49に向かって戻るように流れるので、導入通路49から続いて流入しようとする湯水の流入を阻害することとなる。
従って、渦形成部50において形成された渦流により導入通路49から続いて流入しようとする湯水の流入が妨げられ、湯水が、渦形成部50まで逆流して渦流を形成した状態で留められ、湯水が、空気導入通路54に逆流することを防ぐことができ、内側空気導入路領域52及び外側空気導入路42を通り空気吸入口44まで逆流して、空気吸入口44からシャワーヘッド装置1の周囲外部に流出して水垂れを生じることを防ぐことが出来る。このように、渦形成部50において形成された渦流により導入通路49から続いて流入しようとする湯水の流入が妨げられ、通水路16a及び散水室領域18c等に残っている湯水が、散水孔4から流出して、吐水が停止され、止水状態となる。
なお、本発明の第1実施形態においては、第3通水路形成部材16がテーパ部分16kにおいて、空気導入孔対向面16lの半径方向外側から散水室形成部材18の方向に突出する凸部16mを形成しているが、変形例として、この凸部を、散水室形成部材18が、散水室形成部材18の背面側の渦形成部50の底面18dから、第3通水路形成部材16のテーパ部分16kに向かって突出するように形成することができる。この場合においても、空気導入孔48から内側空気導入路40に向かって流入する湯水が、導入通路49に対向する空気導入孔対向面16lに衝突して半径方向外側に向きを変えられ、次に底面18dから突出する凸部に衝突してさらにこの湯水が流入してきた向きと逆向きの正面側に向かう向きに変えられる。したがって、この凸部が半径方向外側に向かう流れを回転させるように向きを変更させることができる。このような導入通路49から流入する湯水の流れが、渦形成部50において渦流を形成するように方向転換されUターンして導入通路49に向かって戻るように流れるので、導入通路49から続いて流入しようとする湯水の流入を抑制することができる。なお、本発明の第2実施形態及び第3実施形態においても、同様に、凸部を、散水室形成部材18の底面18dから突出させるように形成することができる。
次に、上述した本発明の第1実施形態によるシャワーヘッド装置の効果を説明する。
上述した本発明の第1実施形態によるシャワーヘッド装置1によれば、吐水中止時に、加速部17で加速された湯水の流れが発生させる負圧が解消され、通水路16a、加速部17及び散水室領域18c等の通水路内における湯水が空気導入孔48から内側空気導入路40へ逆流して流入しようとする場合であっても、渦形成部50が、この湯水の逆流を抑制するような渦流を形成するので、湯水が内側空気導入路40から空気吸入口44に逆流することを抑制することができ、湯水が空気吸入口44からシャワーヘッド本体2の外部に流出して水垂れを発生させることを抑制することができる。
本発明の第1実施形態によるシャワーヘッド装置1によれば、空気導入孔48から内側空気導入路40へ逆流しようとする湯水の流れを、空気導入孔48の近傍において内側空気導入路40の内側に突出する凸部16mによって、湯水の流れの方向を変えて渦を巻いて空気導入孔48に戻るような方向に向け、この湯水の逆流を抑制するような渦流を形成することができる。
本発明の第1実施形態によるシャワーヘッド装置1によれば、空気導入孔48から内側空気導入路40へ逆流しようとする湯水の流れを、空気導入孔48に対向する衝突面である空気導入孔対向面16lに形成される凸部16mによって、より確実に渦を巻いて空気導入孔48に戻るような方向に向け、この湯水の逆流を抑制するような渦流を形成することができる。
本発明の第1実施形態によるシャワーヘッド装置1によれば、空気導入孔48から内側空気導入路40へ逆流しようとする湯水の流れを、空気導入孔48の方向とほぼ直交する衝突面である空気導入孔対向面16lに衝突させ、その流れの勢いを低減させ、渦を巻いて空気導入孔に戻るような方向に向け、この湯水の逆流を抑制するような渦流を形成することができる。
本発明の第1実施形態によるシャワーヘッド装置1によれば、使用者がクリックボタン8を押圧操作して吐水状態を止水状態に切替えることが可能である。この場合、上流側の水栓装置のレバーやハンドル等により止水を行う場合と比較して吐水を急に中止できるので、第1通水路形成部材10により形成された通水路を開閉する弁の開閉機構24が閉止されることにより、通水路16a内の湯水の流れが急に停止される。従って、吐水中止時に、加速部17で加速された湯水の流れが発生させる負圧が急に解消され、通水路16a、加速部17及び散水室領域18c等の通水路内の湯水が空気導入孔48から内側空気導入路40へ逆流しようとしやすくなる。このような場合であっても、渦形成部50が、この湯水の逆流を抑制するような渦流を形成するので、湯水が内側空気導入路40から空気吸入口44に逆流することを妨げることができ、湯水が空気吸入口44からシャワーヘッド装置1の外部に流出して水垂れを発生させることを抑制することができる。
本発明の第1実施形態によるシャワーヘッド装置1によれば、吐水中止時に、加速部17で散水板のほぼ中央における散水室領域18cの中央から放射状に加速された湯水の流れが発生させる負圧が解消され、通水路16a、加速部17及び散水室領域18c等の通水路内の湯水が加速部17から加速されて流出する湯水に対して直交するように円環状に形成された空気導入孔48から内側空気導入路40へ逆流しようとする場合であっても、渦形成部50が、この湯水の逆流を抑制するような渦流を形成するので、湯水が内側空気導入路40から空気吸入口44に逆流することを抑制することができ、湯水が空気吸入口44から周囲に流出して水垂れを発生させることを抑制することができる。
次に、図6により、本発明の第2実施形態によるシャワーヘッド装置101を説明する。
図6は本発明の第2実施形態によるシャワーヘッド装置の渦形成部を拡大して示す部分拡大断面図である。第2実施形態によるシャワーヘッド装置の構造は、上述した第1実施形態とほぼ同じであるため、ここでは、第1実施形態のシャワーヘッド装置の部分と同一の部分については同一の符号を付し、これらの説明については省略し、第2実施形態の第1実施形態とは異なる部分のみを説明する。
なお、図6においては、シャワーヘッド装置101からの吐水を中止(止水)した時において、後述する空気導入孔48から内側空気導入路140へ逆流しようとする湯水の流れを矢印F2で示している。
図6に示すように、第3通水路形成部材116のテーパ部分116kには、空気導入孔48と対向するように配置され且つ導入通路49の向きとほぼ直交するような環状面として形成されている環形状の第1空気導入孔対向面116lと、第1空気導入孔対向面116lから背面側にほぼ直角に延びる段差面116pと、第1空気導入孔対向面116lの半径方向外側において、第1空気導入孔対向面116lよりも1段背面側に下がって形成された環形状の第2空気導入孔対向面116oとが形成され、第2空気導入孔対向面116oの半径方向外側から散水室形成部材18の方向に突出する凸部116m、を備えている。第1空気導入孔対向面116lと第2空気導入孔対向面116oとは平行に配置され、空気導入孔48と対向する面において第1空気導入孔対向面116lから段差面116pを介して第2空気導入孔対向面116oに降りる階段状の段差を形成している。
第1空気導入孔対向面116l及び第2空気導入孔対向面116oは、空気導入孔48と対向する領域から凸部116mが突出する領域まで、段を違えて延びる階段状の壁面を形成している。
一方、図6に示すように、散水室形成部材18は、その背面側の渦形成部50の底面18dは、その吐水方向側の散水室面18eとほぼ平行な面として形成されている。湯水拡散部材22からの加速された湯水の流れに対してほぼ垂直に空気を導入する通路を形成するように、底面18dの内縁18fから中央穴面18aに沿って空気導入孔48が形成されている。
従って、内側空気導入路140には、下流端外周面16jと、空気導入孔対向面116lと、凸部116mと、底面18dとにより渦形成部150が形成され、さらに、渦形成部150よりも大きな内側空気導入路領域52と、渦形成部150と内側空気導入路領域52とを連通し頂面116nと底面18dとの間の比較的狭い空気導入通路54とが形成されている。
第1空気導入孔対向面116l及び第2空気導入孔対向面116oと、凸部116mの頂面116nとは、それぞれ、底面18dと対向して配置され、頂面116nと底面18dとの間の距離の大きさL5は、第1空気導入孔対向面116lと底面18dとの間の距離の大きさL6に比べて、小さく形成されている。また、下流端外周面16jと凸部116mとの間の距離の大きさL7(第1空気導入孔対向面116l及び第2空気導入孔対向面116oの長さの大きさもL7となる)は、下流端外周面16jと中央穴面18aとの間の環状の導入通路49の幅の大きさL4に対して、約10倍以下の範囲の大きさに形成され、好ましくは約2倍〜3倍の大きさに形成されている。なお、環状の導入通路49の幅の大きさL4は0.5mm程度の大きさである。従って、渦形成部150に流入した湯水が渦形成部150内で渦流を形成することができ且つ渦流を形成した状態で頂面116nと底面18dとの間の空気導入通路54から流出しにくくすることができる。
次に、図6を参照して、本発明の第2実施形態によるシャワーヘッド装置101の作用を説明する。第2実施形態によるシャワーヘッド装置の作用は、上述した第1実施形態とほぼ同じであるため、ここでは、第1実施形態のシャワーヘッド装置の作用とほぼ同一の作用については、これらの説明を省略し、第2実施形態の第1実施形態とは異なる部分を説明する。
使用者が、 湯水の吐水を中止させ止水状態に即時に切り換える場合には、加速部17で加速された湯水の流れが発生させる負圧が解消され、空気導入孔48からの空気の引き込みによる導入が解消される。このとき、加速部17及び散水室領域18c等の空気導入孔48近傍に残っている湯水の一部が空気導入孔48から内側空気導入路140に向かって一気に流入する。この流入する湯水は、環状の導入通路49に沿って吐水方向と概ね反対方向の背面側に向かう流れを形成する。
図6において矢印F2によって示すように、この流入する湯水の流れのうち一部は、導入通路49に対向する第1空気導入孔対向面116lに衝突して半径方向外側に向きを変えられ、次に凸部116mに衝突してさらにこの湯水が流入してきた向きと逆向きに導入通路49側に向かう向きの渦流を形成する。また、前述の流入する湯水の流れのうち他の一部は、導入通路49に対向する第2空気導入孔対向面116oに衝突して半径方向外側に向きを変えられ、次に凸部116mに衝突してさらにこの湯水が流入してきた向きと逆向きに導入通路49側に向かう向きの渦流を形成する。
このように、第1空気導入孔対向面116lと第2空気導入孔対向面116oとが、階段状に位置をずらして形成されているので、それぞれ、矢印F2に示すように、衝突した湯水を別々の渦流に形成することができ、導入通路49から流入する湯水の流れが、渦形成部150において複数の渦流を形成するように方向転換されUターンして導入通路49に向かって戻るように流れるので、導入通路49から続いて流入しようとする湯水の流入を阻害することができる。さらに、複数の渦流が形成されることによって、湯水の流れの勢いが抑制されるので、湯水が、空気導入通路54に逆流することを防ぐことができる。
このように、渦形成部150において形成された渦流により導入通路49から続いて流入しようとする湯水の流入が妨げられ、湯水が、渦形成部150まで逆流して渦流を形成した状態で留められ、湯水が、空気導入通路54に逆流することを防ぐことができ、内側空気導入路領域52及び外側空気導入路42を通り空気吸入口44まで逆流して、空気吸入口44からシャワーヘッド装置1の外部に流出して水垂れを生じることを防ぐことが出来る。
なお、本発明の第2実施形態においては、第3通水路形成部材116がテーパ部分116k側から散水室形成部材18の方向に突出する凸部116mを形成しているが、変形例として、この凸部116mを、散水室形成部材18が、散水室形成部材18の背面側の渦形成部150の底面18dから、第3通水路形成部材116のテーパ部分116kに向かって突出するように形成することができる。この場合においても、空気導入孔48から内側空気導入路140に向かって流入する湯水が、導入通路49に対向する第1空気導入孔対向面116l及び第2空気導入孔対向面116oに衝突して半径方向外側に向きを変えられ、次に、第1空気導入孔対向面116lからの流れ及び第2空気導入孔対向面116oからの流れのそれぞれが底面18dから突出する凸部116mに衝突してさらにこの湯水が流入してきた向きと逆向きの正面側に向かう渦流を複数形成する。したがって、この凸部116mが半径方向外側に向かう流れを回転させるように再び導入通路49に向かう方向に変更させることができる。このように凸部116mを底面18dから突出するように形成した場合においても、導入通路49から流入する湯水の流れが、渦形成部150において複数の渦流を形成するように方向転換されUターンして導入通路49に向かって戻るように流れるので、導入通路49から続いて流入しようとする湯水の流入を阻害することができる。
次に、上述した本発明の第2実施形態によるシャワーヘッド装置の作用効果を説明する。
本発明の第2実施形態によるシャワーヘッド装置101によれば、吐水中止時に、加速部17で加速された湯水の流れが発生させる負圧が解消され、通水路16a、加速部17及び散水室領域18c等の通水路内の湯水が空気導入孔48から内側空気導入路140へ逆流しようとする場合であっても、渦形成部150が、この湯水の逆流を抑制するような渦流を形成するので、湯水が内側空気導入路140から空気吸入口44に逆流することを抑制することができ、湯水が空気吸入口44からシャワーヘッド装置101の外部に流出して水垂れを発生させることを抑制することができる。
本発明の第2実施形態によるシャワーヘッド装置101によれば、空気導入孔48から内側空気導入路140へ逆流しようとする湯水の流れを、空気導入孔48の方向とほぼ直交する複数の階段状の衝突面である第1空気導入孔対向面116l及び第2空気導入孔対向面116oに衝突させ、それぞれの衝突面が、衝突した湯水を渦を巻いて空気導入孔48に戻るような方向に向け、この湯水の逆流を抑制するような渦流を複数形成することができる。また本発明によれば、形成される複数の渦流が互いに流れの勢いを打ち消すように作用し、空気導入孔48から内側空気導入路140へ逆流しようとする湯水の流れの勢いを低減させ、この湯水の逆流を抑制することができる。
次に、図7により、本発明の第3実施形態によるシャワーヘッド装置を説明する。
図7は本発明の第3実施形態によるシャワーヘッド装置の渦形成部を拡大して示す部分拡大断面図である。第3実施形態によるシャワーヘッド装置の構造は、上述した第1実施形態とほぼ同じであるため、ここでは、第1実施形態のシャワーヘッド装置の部分と同一の部分については同一の符号を付し、これらの説明については省略し、第3実施形態の第1実施形態とは異なる部分のみを説明する。
なお、図7においては、シャワーヘッド装置201からの吐水を中止(止水)した時において、後述する空気導入孔48から内側空気導入路240へ逆流しようとする湯水の流れを矢印F3で示している。
図7に示すように、第3通水路形成部材216のテーパ部分216kには、空気導入孔48と対向するように配置され且つ導入通路49の方向に対して斜めに延びるテーパ部分を有するように形成されている環形状の空気導入孔対向テーパ面216lと、空気導入孔対向テーパ面216lの半径方向外側から散水室形成部材18の方向に突出する凸部216mと、を備えている。空気導入孔対向テーパ面216lは、空気導入孔48と対向する面において凸部216mとも対向するように傾斜する斜面を形成している。
空気導入孔対向テーパ面216lは、空気導入孔48と対向する領域から凸部216mが突出する領域まで、ほぼ直線的に延びる壁面を形成している。
一方、図7に示すように、散水室形成部材18は、その背面側の渦形成部250の底面18dは、その吐水方向側の散水室面18eとほぼ平行な面として形成されている。湯水拡散部材22からの加速された湯水の流れに対してほぼ垂直に空気を導入する通路を形成するように、底面18dの内縁18fから中央穴面18aに沿って空気導入孔48が形成されている。
従って、内側空気導入路240には、下流端外周面16jと、空気導入孔対向テーパ面216lと、凸部216mと、底面18dとにより渦形成部250が形成され、さらに、渦形成部250よりも大きな内側空気導入路領域52と、渦形成部250と内側空気導入路領域52とを連通し頂面16nと底面18dとの間の比較的狭い空気導入通路54とが形成されている。
空気導入孔対向テーパ面216lと、凸部216mの頂面216nとは、それぞれ、底面18dと対向して配置され、頂面216nと底面18dとの間の距離の大きさL8は、空気導入孔対向テーパ面216lと底面18dとの間の距離の大きさL9に比べて、小さく形成されている。また、下流端外周面16jと凸部216mとの間の距離の大きさL10は、下流端外周面16jと中央穴面18aとの間の環状の導入通路49の幅の大きさL4に対して、約10倍以下の範囲の大きさに形成され、好ましくは約2倍〜3倍の大きさに形成されている。なお、環状の導入通路49の幅の大きさL4は0.5mm程度の大きさである。従って、渦形成部250に流入した湯水が渦形成部250内で渦流を形成することができ且つ渦流を形成した状態で頂面216nと底面18dとの間の空気導入通路54から流出しにくくすることができる。
次に、本発明の第3実施形態によるシャワーヘッド装置201の作用を説明する。第3実施形態によるシャワーヘッド装置の作用は、上述した第1実施形態とほぼ同じであるため、ここでは、第1実施形態のシャワーヘッド装置の作用とほぼ同一の作用については、これらの説明を省略し、第2実施形態の第1実施形態とは異なる部分を説明する。
使用者が、 湯水の吐水を中止させ止水状態に即時に切り換える場合には、加速部17で加速された湯水の流れが発生させる負圧が解消され、空気導入孔48からの空気の引き込みによる導入が解消される。このとき、加速部17及び散水室領域18c等の空気導入孔48近傍に残っている湯水の一部が空気導入孔48から内側空気導入路240に向かって一気に流入する。この流入する湯水は、環状の導入通路49に沿って吐水方向と概ね反対方向の背面側に向かう流れを形成する。この流入する湯水の流れは、導入通路49に対向する空気導入孔対向テーパ面216lに衝突して半径方向外側に向きを変えられ、次に凸部216mに衝突してさらにこの湯水が流入してきた向きと逆向きの導入通路49側に向かう向きの渦流を形成する。
このように、導入通路49から流入する湯水の流れが、渦形成部250において渦流を形成するように方向転換されUターンして導入通路49に向かって戻るように流れるので、導入通路49から続いて流入しようとする湯水の流入を阻害することができる。このように、渦形成部250において形成された渦流により導入通路49から続いて流入しようとする湯水の流入が妨げられ、湯水が、渦形成部250まで逆流して渦流を形成した状態で留められ、湯水が、空気導入通路54に逆流することを防ぐことができ、内側空気導入路領域52及び外側空気導入路42を通り空気吸入口44まで逆流して、空気吸入口44からシャワーヘッド装置201の外部に流出する水垂れを生じることを防ぐことが出来る。
なお、本発明の第3実施形態においては、第3通水路形成部材216がテーパ部分216k側から散水室形成部材18の方向に突出する凸部216mを形成しているが、変形例として、この凸部216mを、散水室形成部材18が、散水室形成部材18の背面側の渦形成部250の底面18dから、第3通水路形成部材216のテーパ部分216kに向かって突出するように形成することができる。この場合においても、図7において矢印F3により示すように、空気導入孔48から内側空気導入路240に向かって流入する湯水が、導入通路49に対向する空気導入孔対向テーパ面216lに衝突して半径方向外側に向きを変えられ、次に、空気導入孔対向テーパ面216lからの流れが底面18dから突出する凸部216mに衝突してさらにこの湯水が流入してきた向きと逆向きの正面側に向かう渦流を複数形成する。したがって、矢印F3により示すように、この凸部216mが半径方向外側に向かう流れを回転させるように再び導入通路49に向かう方向に変更させることができる。このように凸部216mを底面18dから突出するように形成した場合においても、導入通路49から流入する湯水の流れが、渦形成部250において複数の渦流を形成するように方向転換されUターンして導入通路49に向かって戻るように流れるので、導入通路49から続いて流入しようとする湯水の流入を阻害することができる。
次に、上述した本発明の第3実施形態によるシャワーヘッド装置の作用効果を説明する。
本発明の第2実施形態によるシャワーヘッド装置201によれば、吐水中止時に、加速部17で加速された湯水の流れが発生させる負圧が解消され、通水路16a、加速部17及び散水室領域18c等の通水路内の湯水が空気導入孔48から内側空気導入路240へ逆流しようとする場合であっても、渦形成部250が、この湯水の逆流を抑制するような渦流を形成するので、湯水が内側空気導入路240から空気吸入口44に逆流することを抑制することができ、湯水が空気吸入口44から外部に流出して水垂れを発生させることを抑制することができる。
なお、本発明のさらに別の実施形態によるシャワーヘッド装置においては、シャワーヘッド本体2の第3通水路形成部材16のテーパ部分16kが、空気導入孔48と対抗する対向面を、弧を描くように湾曲させた曲面に形成した空気導入孔対向面を備えているものも含んでいる。
1 シャワーヘッド装置
2 シャワーヘッド本体
2a 給水口
4 散水孔
6 散水板
8 クリックボタン
10 第1通水路形成部材
12 第2通水路形成部材
14 通水路連結部材
16 第3通水路形成部材
16a 通水路
16l 空気導入孔対向面
16m 凸部
17 加速部
18 散水室形成部材
18c 散水室領域
20 散水ノズル形成部材
24 弁の開閉機構
40 内側空気導入路
42 外側空気導入路
44 空気吸入口
48 空気導入孔
50 渦形成部
101 シャワーヘッド装置
116 通水路形成部材
116l 第1空気導入孔対向面
116o 第2空気導入孔対向面
116 通水路形成部材
116m 凸部
140 内側空気導入路
150 渦形成部
201 シャワーヘッド装置
216 通水路形成部材
216l 空気導入孔対向テーパ面
216m 凸部
240 内側空気導入路
250 渦形成部
F1 矢印
F2 矢印
F3 矢印

Claims (7)

  1. 給水された湯水に空気を含ませて吐水するシャワーヘッド装置であって、
    給水源から供給された湯水が流入する水流入部と、
    湯水を吐水するための散水孔が形成された散水ノズルと、
    前記水流入部から流入する湯水を前記散水ノズルに導く通水路と、
    前記通水路の途中に設けられて湯水を加速させる通水加速部と、
    外気に開口した吸気口と空気導入孔とを結ぶ空気導入路と、を有し、
    前記空気導入孔は、前記通水加速部で加速された湯水の流れが発生させる負圧により外気からの空気を引き込み、前記通水路内の前記通水加速部で加速された湯水の流れに空気を混入させるように形成され、
    前記空気導入路は、吐水中止時に前記空気導入孔から前記空気導入路への逆流を抑制するような渦形成部を有するシャワーヘッド装置。
  2. 前記空気導入路の前記渦形成部は、前記空気導入孔の近傍において前記空気導入孔から逆流した湯水の流れの方向を変えるように前記空気導入路の内側に突出する凸部を有している請求項1に記載のシャワーヘッド装置。
  3. 前記空気導入路の前記渦形成部の凸部は、前記空気導入孔に対向する衝突面に形成される請求項2に記載のシャワーヘッド装置。
  4. 前記渦形成部の前記衝突面は、前記空気導入孔と対向する領域から前記凸部が突出する領域まで、空気導入孔の方向とほぼ直交するように形成されている請求項3に記載のシャワーヘッド装置。
  5. 前記渦形成部の前記衝突面は、前記空気導入孔と対向する領域から前記凸部が突出する領域まで、複数の衝突面が階段状に形成されている請求項4に記載のシャワーヘッド装置。
  6. 通水路に吐水と止水を切替える弁が設けられていて、その弁がシャワーヘッドに設けられたクリックボタンによって開閉される請求項1乃至5に記載のシャワーヘッド装置。
  7. 前記散水ノズルが配置される散水板を有し、前記通水加速部は、湯水を前記散水板のほぼ中央から放射状に加速させるように形成され、前記空気導入孔は、加速される湯水に対してほぼ直交するように円環状に形成されている請求項1乃至6に記載のシャワーヘッド装置。
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