JP2004004181A - 画像形成装置および画像形成方法 - Google Patents

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吉村 和俊
Akira Okamoto
岡本 晃
Kazumichi Yamauchi
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Abstract

【課題】重送が検出された場合に、ジャム処理の手間を省くことができると共に、重送に係る用紙を容易に判断でき、且つ重送誤検知を防止できるようにした画像形成装置等を提供する。
【解決手段】画像形成装置100は、用紙の重送を検知する超音波センサ17の出力に基づいて、搬送手段14および画像形成部15を制御する制御部10を備えている。この制御部10は、用紙を搬送する際、用紙の重送を検出したとき、画像データの用紙への画像形成を中止し、代わりに重送発生を示す所定の画像を用紙に形成する。そして、重送した用紙を所定の排紙トレイ18に排出し、重送した用紙に画像形成する予定であった画像を次の用紙に形成するようにさなれる。これにより、重送した用紙の判別が容易になる。また重送による不良画像の出力を抑えると共に、重送ジャム停止を行わず、ジャム処理の手間を省くことができる。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、電子写真方式を用いた複写機能を有する複写機、複合機、プリンタ、ファクシミリ等に適用して好適な画像形成装置及び画像形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、A4版(縦)や、A4版(横)、B5版、B4版等のサイズの異なる枚葉状の記録紙(以下で単に用紙という)を収納する複数種の給紙カセットを備えた複写機、複合機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置が使用される場合が多い。
【0003】
また、近年では、オプション機器として後処理装置が装置本体に接続され、画像形成後の用紙を中綴じ中折り込みする機能を備えた複写機や、複合機等が使用される場合も多くなってきた。この種の画像形成装置によれば、給紙カセットから繰り出された用紙が不本意に重送される場合がある。
【0004】
ここで重送とは2枚以上の用紙が重なって給紙カセットから繰り出され、この複数の用紙が重なって画像形成部に搬送されることをいう。重送は乾燥期等において、用紙に摩擦力が加わった場合等に発生し易い。
【0005】
この重なったままの用紙が画像形成部に搬送されると、複数枚の用紙に原稿画像が跨って形成される場合があり、その場合は、その重送した用紙全部が無駄になってしまう。通常は、最上の用紙に位置ずれした画像が形成される場合が多く、最上の用紙が無駄になる。この分は原稿画像が再読み込みされて画像形成がなされる。
【0006】
この重送対策に関して、従来の画像形成装置は、給紙カセットの搬送ローラ付近に重送検知部が設けられ、当該重送検知部が重送を検出したとき、用紙搬送機構を停止するようになされる。重送が発生した場合は、操作部等の表示モニタに「重送」が表示され、ユーザに知らせるようになされる。この重送をジャム(JAM)扱いとすることで重送紙に画像形成されないようにしている。
【0007】
また、用紙の重送に関して重送紙除外継続画像形成制御を実行する制御装置を備えた画像形成装置が提案されている。この画像形成装置によれば、用紙の重送が検出された場合、当該重送に係る用紙に画像を形成しないでそのまま排紙するように搬送手段を制御すると共に、当該用紙に形成する予定であった画像に係るデータを保持し、次に、用紙供給手段から繰り出された用紙に当該データに基づいて画像を形成するようになされる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来方式の重送対策機能を備えた画像形成装置によれば、以下のような問題がある。
▲1▼ 重送をジャム扱いとする画像形成装置ではオペレータがジャム処理を行う必要があり、負担となる。
▲2▼重送に係る用紙に画像を形成しないでそのまま排紙する場合、重送紙の判別が難しい。
▲3▼ 紙粉の付着または重送検知センサの対向軸ズレなどによる重送検知センサの異常が発生する場合、重送誤検知が発生し、オペレータの負担が増加する。
【0009】
そこで、この発明は上述した課題を解決したものであって、用紙に関して重送が検出された場合に、ジャム処理の手間を省くことができるようにすると共に、その重送に係る用紙を容易に判断でき、且つ重送誤検知を防止できるようにした画像形成装置及び画像形成方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明に係る第1の画像形成装置は、画像データに基づいて、用紙上に画像を形成する画像形成装置であって、画像データに基づいて用紙上に画像を形成する画像形成部と、複数の用紙を積載する給紙部から用紙を一枚ずつ画像形成部に搬送する搬送手段と、搬送手段で発生した用紙の重送を検知する重送検知手段と、重送検知手段の出力に基づいて、画像形成部および搬送手段を制御する制御手段とを備え、制御手段は、重送検知手段により用紙の重送が検出されたとき、画像データの用紙への画像形成を中止して、重送発生を示す所定の画像を用紙に形成し、重送に係る用紙に画像形成する予定であった画像を次の用紙に形成するように搬送手段を制御するものである。
【0011】
本発明に係る第1の画像形成装置によれば、画像データに基づいて用紙上に画像を形成するために用紙を搬送する際、重送検知手段により用紙の重送が検出されたとき、画像データの用紙への画像形成が中止され、代わりに重送発生を示す所定の画像が前記用紙に形成され、重送に係る用紙に画像形成する予定であった画像が次の用紙に形成される。
【0012】
重送発生を示す所定の画像は、操作者により任意に設定される。例えば、縦方向に複数列の「重送」文字で構成され、または横方向に複数行の「重送」文字で構成される。
これによって、重送した用紙の判別が容易になる。また、用紙を搬送する際、重送による不良画像の出力を抑えることができると共に、ジャム停止を行わず、ジャム処理の手間を省くことが可能となる。
【0013】
また、本発明に係る第2の画像形成装置は、画像データに基づいて、用紙上に画像を形成する画像形成装置であって、画像データに基づいて前記用紙上に画像を形成する画像形成部と、複数の用紙を積載する給紙部から用紙を一枚ずつ搬送する搬送手段と、搬送手段で発生した用紙の重送を検知する重送検知手段と、重送検知手段の異常発生を示す旨を表示する表示手段と表示手段を制御する制御手段とを備え、制御手段は、電源オンの状態で用紙を搬送する前に、重送検知手段からの出力に基づいて重送検知手段の異常有無を判断し、重送検知手段が異常であるとき、重送検知手段の異常発生を示す旨を表示手段に表示するように表示手段を制御するものである。
【0014】
本発明に係る第2の画像形成装置によれば、電源オンの状態で用紙が搬送される前に、制御手段により重送検知手段が異常か否かを判断する。重送検知手段が異常である場合、重送検知手段の異常発生を示す旨が表示手段に表示される。
【0015】
これによって、画像形成を行う前に、重送検知手段が異常であるか否かを知ることができる。例えば、画像形成装置はクリーニング手段を備え、重送検知手段の異常があるとき、クリーニング手段により重送検知手段のクリーニング処理が行われる。または、重送検知手段による重送検知が中止される。従って、クリーニング処理ができるため、重送検知手段による重送誤検知を防止でき、重送誤検知によるオペレータの操作負担を軽減することが可能となる。
【0016】
また、本発明に係る第1の画像形成方法は、画像データに基づいて、用紙上に画像を形成する画像形成方法であって、予め重送発生を示す所定の画像を読み込んで記憶し、用紙の重送を検出し、用紙の重送が検出されたとき、画像データの用紙への画像形成を中止して、重送発生を示す所定の画像を用紙に形成し、重送に係る用紙に画像形成する予定であった画像を次の用紙に形成するものである。
【0017】
本発明に係る第1の画像形成方法によれば、重送した用紙の判別が容易になる。また、用紙を搬送する際、重送による不良画像の出力を抑えることができると共に、ジャム停止を行わず、ジャム処理の手間を省くことが可能となる。
【0018】
また、本発明に係る第2の画像形成方法は、画像データに基づいて、用紙上に画像を形成する画像形成方法であって、電源オンの状態で用紙を搬送する前に、重送検知手段からの出力に基づいて、重送検知手段の異常有無を判断し、重送検知手段が異常であるとき、異常発生を示す旨を表示手段に表示するものである。
【0019】
本発明に係る第2の画像形成方法によれば、画像形成を行う前に、重送検知手段が異常であるか否かを知ることができ、重送検知手段による重送誤検知を防止することが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、この発明の第1の実施の形態としての画像形成装置および画像形成方法について説明をする。
図1は、本発明に係る第1の実施の形態の画像形成装置100の構成例を示すブロック図である。
この実施の形態では用紙の重送に関して重送紙に所定の画像を形成する制御を実行する制御手段を備え、画像形成部の上流側の搬送経路において、用紙の重送を検出された場合、当該重送に係る用紙に重送発生を示す所定の画像を形成して、排出すると共に、この重送した用紙に画像形成する予定であった画像に係るデータを保持し、次に、用紙搬送手段から搬送された次の用紙に当該データに基づいて画像を形成するようにして、重送に係る用紙を容易に判別でき、また重送による不良画像の出力を抑えることができると共に、ジャム停止を行わず、ジャム処理の手間を省くことができるようにしたものである。
【0021】
図1に示す画像形成装置100は用紙に画像を形成する前に重送検知を行ない、この重送検知に基づいて画像形成制御を実行するものであり、電子写真方式を用いた複写機能を有する複写機、複合機、プリンタ、ファクシミリ等に適用して好適である。画像形成装置100は、制御部10、操作部11、表示部12、給紙部13、用紙検知センサ13s、搬送手段14、画像読取部15、画像形成部16、重送検知手段としての超音波センサ17、排紙トレイ18、排紙検知センサ18sを備えている。
【0022】
制御部10は、CPU10a、ROM10b、RAM10c、画像メモリ10dを備えている。CPU10aはROM10bに格納された制御プログラムに従って、RAM10cをワークエリアとして使用しながら、画像形成装置100の全体の動作を制御する。また、画像メモリ10dは画像読取部15から読み込んだ画像データを一時的に蓄積する記憶装置として機能する。
【0023】
この制御部10では、超音波センサ17により得られる重送検出情報に基づいて搬送手段14及び画像形成部16を制御するようになされる。この制御系では用紙の重送が検出された場合、当該重送に係る用紙に重送発生を示す所定の画像を形成して、排出するように制御部10によって搬送手段14が制御される。これと共に、制御部10では重送した用紙に画像形成する予定であった画像データを保持し、搬送手段14により搬送された次の用紙に当該データに基づいて画像を形成するように画像形成部16を制御するようになされる。
【0024】
この制御部16は、画像が形成された用紙を所定の排紙トレイに排出するように制御する排出制御手段としても機能する。例えば、排紙トレイが複数ある場合は、重送発生を示す所定の画像が形成された重送に係る用紙を該当所定の排紙トレイ以外の空き排紙トレイに排出し、また、排紙トレイが1つまたは空き排紙トレイがない場合は、重送した用紙を所定の排紙トレイに排紙した後、画像形成動作を停止すると共に、表示部12に設けられる表示手段に重送発生を示す旨を表示するように制御する。
【0025】
操作部11は、例えば液晶表示機能付きのタッチパネルで構成され、片面モードや、両面モード、後処理モード等の設定においてオペレータとの対話を行うインターフェースとして機能する。用紙サイズなども設定される。操作部11は画像形成に係る操作情報を制御部10に出力するようになされる。また、この操作部11画像形成部16の画像形成動作を再開する操作手段を備え、重送検知手段により用紙の重送を検出したとき、重送検知手段の上流部に搬送中の用紙を一時停止した後に、オペレータが操作部11から画像データの用紙への画像形成を再開する指示を行うことできる。
【0026】
表示部12は、画像形成を行うときの設定内容および動作状態を表示するための手段であり、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)からなる。この表示部12は、重送発生を示す旨を表示する表示手段を備える。重送検知手段により用紙の重送を検出したとき、重送発生を示す旨、例えば警告マーク等を表示するようになされる。オペレータが表示部12で重送の発生を確認できる。
【0027】
給紙部13は、手差し給紙トレイ(図示せず)と給紙カセット13a(図2参照)を有する。図2に示すように、給紙カセット13aには複数の用紙Pが重ね合わせて収容されており、これら用紙Pのうち、最上部に位置するものには給紙ローラ21が当接している。この給紙ローラ21が図示しない駆動系(図示せず)によって図中反時計回りに回転駆動されると、この最上部に位置する用紙Pが給紙部13内からレジストローラ対22のローラ間に向けて排出されるようになっている。また、給紙部13には、用紙Pの有無を検知する用紙検知センサ13sが配置されている。
【0028】
搬送手段14は、給紙ローラ20、搬送ローラ21、レジストローラ22、転写前ローラ23および用紙Pの搬送路24を備える(図2参照)。レジストローラ28は用紙Pの搬送処理に関して第1給紙及び第2給紙を分ける分界点に設けられている。レジストローラ22は第2給紙における搬送開始タイミングと画像形成部16における転写開始タイミングとを同期させるために設けられる。
【0029】
画像読取部15は、原稿画像の読み取りを行う装置である。また、この画像読取部15で、オペレータが自分だけの重送発生を示す画像を読み取ることができる。画像形成部16は、現像部25、転写極26、分離極27を備える(図2参照)。この画像形成部16は、画像読取部15で読み取られた画像の回転または拡大縮小等の処理を行った後、搬送手段14によって搬送される用紙Pに電子写真方式によって画像を形成するようになされる。
【0030】
超音波センサ17は、図2に示すように、画像形成部16前の用紙を搬送するための搬送経路24に設けられている。また、図3は超音波センサ17の構成例および重送検知状態を示す図である。
【0031】
図3に示すように、超音波センサ17は送信回路31、送信器32、受信器33、受信回路34を備えている。受信回路31は、所定周波数信号を発生する発振回路と、該所定周波数信号を増幅させる電力増幅回路とから構成されている。また、受信回路34は、振動エネルギーを電気信号に変換する共振回路と、受信信号を増幅する増幅回路と、増幅された信号を検波する整流回路と、受信信号と基準値とを比較する比較回路と、出力回路とから構成されている。
【0032】
送信回路31から出力された所定周波数の電気信号は、送信器32に入力され、送信器32内のトランスジューサ(圧電素子)により音響エネルギー(超音波)に変換され、用紙Pを介して受信器33に向かって放射される。送信器から放出された超音波が転送路にある用紙Pにより一部分が反射される。用紙Pを通過した超音波が受信器33により受信され、受信器33内のトランスジューサ(圧電素子)により電気信号に変換され、受信回路34に入力される。受信回路34で、一枚の用紙および重送時の用紙を通過した後の減衰量と基準値とに基づいて用紙の重送の有無を検知するようになされる。
【0033】
また、排紙トレイ18は、排出された画像形成後の用紙を受けるための装置である。この排紙トレイ18は、少なくとも一つのトレイを備える。この例では、複数のトレイを有している。また、排紙トレイ18には、各トレイ内に排出された用紙の有無を検知する排紙検知センサ18sが配置されている。
【0034】
続いて、本発明に係る第1の画像形成方法について画像形成装置100の動作例を説明する。図4は画像形成装置100における動作例を示すフローチャートである。
この実施形態では所定の紙収納位置から1枚ずつ繰り出される用紙の重送を検出し、この用紙の重送が検出された場合は、この重送に係る用紙に重送発生を示す所定の画像を形成して、排出する。そして、この重送した用紙に画像形成する予定であった画像に係るデータを保持し、次に用紙搬送手段により搬送された次の用紙に当該データに基づいて画像を形成する場合を前提とする。
【0035】
これを前提にして、オペレータは操作部15を使用して画像形成条件を設定する。画像形成条件に関しては片面モードあるいは両面モード、後処理モード、用紙サイズなどが設定される。これらのモード設定により制御部10におけるジョブが決まる。また、画像メモリ10dに予め用意された重送を示す画像、例えば図5(a),(b)に示すような縦方向に複数列の「重送」文字で構成される画像、または横方向に複数行の「重送」文字で構成される画像を選択する。この重送を示す画像はオペレータ自分で作製することができる。重送を示す画像の作製は、まず、図5(a)または(b)のような原稿を作成し、そして、この原稿を画像読取部15で読み込んで、制御部10にある画像メモリ10dに保存する。
【0036】
画像形成条件の設定および重送を示す画像の選択を行った後、スタートボタンを押すと、画像形成動作が開始される。そして、図4に示すフローチャートのステップS11で、搬送手段14により用紙の搬送が開始され、用紙は搬送路24(図2参照)を沿って搬送される。同時に、ステップS12で、超音波センサ17により用紙の重送検知を行う。用紙の重送が検出されない場合、ステップS13のNOのとき、この用紙に画像を形成する(ステップS14)。そして、ステップS15で、画像が形成された用紙を排紙トレイ18に排出する。
【0037】
次に、ステップS16で、予め設定された画像形成枚数が全部終了か否かを判断する。全部終了でない場合(ステップS16でNOの場合)は、最初のステップS11に戻り、次の用紙を搬送する。また、全部終了の場合(ステップS16でYESの場合)は、画像形成動作が終了する。
【0038】
また、ステップS13で、用紙の重送が検出された場合、ステップS17で、この用紙に予定された画像の形成を中止する。この画像データを画像メモリ10dに一時的に保持する。そして、ステップS18で、予め用意された重送発生を示す画像(図5参照)を画像メモリ10dから読み出し、この用紙に形成する。次に、ステップS19で重送発生を示す画像が形成された用紙を、正常に画像を形成して排出された用紙と異なるトレイ(例えば空トレイ)に排出する。
【0039】
なお、排紙トレイ18が1つまたは空き排紙トレイがない場合、重送発生を示す画像が形成された用紙を、正常に画像が形成された用紙用排紙トレイ18に排紙し後、画像形成動作を停止すると共に、表示手段(表示部12)に重送発生を示す旨を表示する。オペレータが重送された用紙を取り除き、画像形成の再開を指示することで用紙の搬送を再開し、重送した用紙に画像形成する予定であった画像を次の用紙に形成するようにしてもよい。
【0040】
ステップS19で、重送発生を示す画像が形成された用紙を排出した後、ステップS11に戻り、次の用紙を搬送し、また、ステップS12で重送検出を行い、重送ではない場合(ステップS13)、ステップS14で、先に(ステップS17で)一時的に保持した画像データに基づいて画像を形成する。次に、上述したように、ステップS15で、画像が形成された用紙を排出する。そして、再度ステップS16で、予め設定された画像形成枚数が全部終了したか否かを判断する。全部終了の場合(ステップS16でYESの場合)は、画像形成動作が終了する。
【0041】
なお、用紙の重送が検出されたとき、超音波センサ17の上流部に搬送中の用紙の搬送を一時停止すると共に、表示手段(表示部12)に重送発生を示す旨を表示し、オペレータが操作手段(操作部11)で画像形成の再開を指示することで用紙の搬送を再開し、重送した用紙に画像形成する予定であった画像を次の用紙に形成するようにしてもよい。
【0042】
また、両面での画像形成時に重送が検知された場合、搬送中の用紙の搬送を停止し、重送した用紙を排出した後、搬送を再開し、重送した用紙に画像形成する予定であった画像を次の用紙に形成するようにしてもよい。
【0043】
このように、本発明に係る第1の実施形態としての画像形成装置100及び画像形成方法によれば、用紙を搬送する際、超音波センサ17により用紙の重送を検出したとき、画像データの用紙への画像形成を中止し、代わりに重送発生を示す所定の画像をこの用紙に形成する。そして、重送した用紙を所定の排紙トレイに排出し、重送した用紙に画像形成する予定であった画像を次の用紙に形成するようになされる。
【0044】
また、用紙の重送が検出されたとき、超音波センサ17の上流部に搬送中の用紙の搬送を一時停止すると共に、表示部12に重送発生を示す旨を表示する。オペレータが操作部11で画像形成の再開を指示することで用紙の搬送を再開し、重送した用紙に画像形成する予定であった画像を次の用紙に形成するようにされる。
【0045】
また、両面での画像形成時に重送が検知された場合、搬送中の用紙の搬送を停止し、重送した用紙を排出した後、搬送を再開し、重送した用紙に画像形成する予定であった画像を次の用紙に形成するようになされる。
【0046】
これによって、重送した用紙の判別が容易になる。また、用紙を搬送する際、重送による不良画像の出力を抑えることができると共に、用紙の重送をオペレータに知らせることができ、ジャム停止を行わず、ジャム処理の手間を省くことができる。
【0047】
また、重送した用紙を分別して排出することで、重送した用紙の分別に手間と時間をかかることがなく、オペレータの負担を軽減することができる。また、重送検知には超音波センサを用いるため、用紙の重送を精度高く検出することができ、用紙の色に関係なく、重送を検出できる。
【0048】
次に、この発明の第2の実施の形態としての画像形成装置200について説明をする。
図6は、本発明に係る第2の実施の形態の画像形成装置200の構成例を示すブロック図である。
この実施の形態では、重送検知手段の異常を検出する異常検出機能が設けられ、電源オンの状態で用紙を搬送する前に、重送検知手段が異常か否かを判断し、異常であるとき、重送検知手段が異常であることを示す旨を表示手段に表示する。また、重送検知手段のクリーニング処理を行うクリーニング手段を備え、重送検知手段の異常であるとき、重送検知手段のクリーニング処理を行い、または重送検知手段による重送検知を中止するようにして、重送検知手段による重送誤検知を防止できるようにしたものである。
【0049】
図6に示す画像形成装置200は、用紙に画像を形成する前に、重送検知手段の異常検出を行うものであり、電子写真方式を用いた複写機能を有する複写機、複合機、プリンタ、ファクシミリ等に適用して好適である。また、この図6において、図1と対応する部分には同一符号を付して示している。その詳細説明を省略する。
【0050】
図6に示すように、画像形成装置200は、制御部10、操作部11、表示部12、給紙部13、用紙検知センサ13s、搬送手段14、画像読取部15、画像形成部16、重送検知手段としての超音波センサ17A、排紙トレイ18、排紙検知センサ18s、クリーニング手段19を備えている。
【0051】
制御部10には、異常検出機能を設けられている。この異常検出機能は、電源オンの状態で前記用紙が搬送される前に、制御信号Scを出力し、超音波センサ17Aを異常検出状態にする。そして超音波センサ17Aの出力に基づいて超音波センサ17Aが異常であるかを判断するようになされる。
【0052】
表示部12には、重送検知手段の異常発生を示す旨(異常警告)を表示する表示手段と、超音波センサ17Aの電源オン/オフ状態を表示するオン/オフ表示手段とが設けられている。
【0053】
超音波センサ17Aは、図2に示す超音波センサ17と同様に画像形成部16前の用紙を搬送するための搬送経路に設けられている。また、図7は、超音波センサ17Aの構成例および異常検出状態を示す図である。図7に示すように、超音波センサ17は送信回路31、送信器32、受信器33、受信回路34、記憶手段35、入力手段36を備えている。受信回路31は、所定周波数信号を発生する発振回路と、該所定周波数信号を増幅させる電力増幅回路とから構成されている。受信回路34は、振動エネルギーを電気信号に変換する共振回路と、受信信号を増幅する増幅回路と、増幅された信号を検波する整流回路と、受信信号と基準値とを比較する比較回路と、出力回路とから構成されている。
【0054】
また、記憶手段35は、入力手段36から入力された受信器33の受信レベル設定値(設定レベル)、重送検知用基準値および発振周波数を記憶するためのものである。例えば制御部10にあるRAM10cに受信レベル設定値等を記憶する領域を設け、入力された受信レベル設定値等を記憶する方法が考えられる。また、入力手段36は受信器33の受信レベル設定値、発振周波数が入力されるようになされる。この例では、入力手段36が操作部11に設けられている。
【0055】
超音波センサ17Aは、重送検知手段の状態を判断するために、画像形成装置が電源オンの状態で用紙が搬送される前に、制御部10からの制御信号Scによって、送信器32は設定された周波数で送信し、受信器33の比較回路で受信した信号のレベルと予め入力された設定レベルとを比較し、その結果を制御部10に出力するようになされる。
【0056】
クリーニング手段19は、超音波センサ17Aに付着した紙粉などゴミを排除する装置である。クリーニング方法としては、空気噴出または静電気吸着など方法が考えられる。例えば、噴出空気により超音波センサ17Aの送信器32と受信器33に付着した紙粉などゴミを吹き飛ばすことでクリーニング処理を行う。
【0057】
続いて、本発明に係る第2の画像形成方法について画像形成装置200の動作例について説明する。図8は画像形成装置200における動作例を示すフローチャートである。
この実施形態では電源オンの状態で用紙を搬送する前に、即ち画像形成動作が開始する前に、超音波センサ17Aの出力に基づいて、該当超音波センサ17Aの状態を判断する。異常であるとき、超音波センサ17Aの異常発生を示す旨を表示部12に表示すると共に、超音波センサ17Aのクリーニング処理を行い、または超音波センサ17Aによる重送検知を中止する場合を前提とする。
【0058】
これを前提にして、まず、図8に示すフローチャートのステップS21で、画像形成装置200の電源をオンにする。これにより、超音波センサ17Aが電源オンの状態になる。このとき、超音波センサ17Aが電源オンの状態を示す旨が表示部12に表示される。
【0059】
次に、ステップS22で、超音波受信器33の受信レベルをチェックする。そして、ステップS23で、超音波受信器33の受信レベルと予め設定された設定レベルとを比較して、超音波センサ17Aが異常か否かを判断する。受信レベルと予め設定レベルと同じの場合、即ち、超音波センサ17Aが正常である場合、超音波センサ17Aが重送検知開始の状態になる。この場合、オペレータが画像形成の開始を指示すると、次のステップS24で、搬送手段14による用紙の搬送を行う。そして、ステップS25で、超音波センサ17Aが重送検知を行う。重送が検出されない場合、次のステップS26で、搬送された用紙に対して画像形成を行う。なお、重送が検出された場合、上述した第1の実施の形態と同じ処理方法で処理を行う(図4参照)。
【0060】
画像形成した後、ステップS27で、指定された枚数に対する画像形成が全部終了したかを判断する。全部終了でない場合(NOの場合)、ステップS24に戻り、上述したステップS24からの動作を繰り返し行う。また、全部終了の場合(YESの場合)、画像形成の動作が終了する。
【0061】
なお、ステップS23で、受信レベルと予め設定された設定レベルと異なる場合、即ち、超音波センサ17Aが異常である場合、ステップS28で、異常通知を行う。この場合、例えば超音波センサ17Aの異常発生を示す「異常警告」を表示部12に表示する。そして、ステップS29で、超音波センサ17Aのクリーニング処理を行うかを選択する。クリーニング処理を行う場合、ステップS30で、超音波センサ17Aに対して、クリーニング処理を行う。その後、ステップS22に戻り、再度超音波受信レベルをチェックする。受信レベルチェックの結果に基づいて、クリーニング処理後の超音波センサ17Aに対して上述したステップS23からの動作を繰り返し行う。
【0062】
また、ステップS29で、クリーニング処理を行わない、または既にクリーニング処理が行われたが、超音波センサ17Aの異常が再度検出された場合、ステップS31へ進む。ステップS31で、超音波センサ17Aによる重送検知を中止する。ここで、超音波センサ17Aによる重送検知を行わない場合と超音波センサ17Aの電源をオフにする場合が考えられる。電源をオフにする場合、超音波センサ17Aの電源オフ状態であることを表示部12に表示する。
【0063】
次に、ステップS32で、画像形成を実行するか否かを判断する。実行しない場合、そのまま動作が終了する。また、実行する場合、ステップS33で、搬送手段14による用紙の搬送を行う。この場合、重送検知なしの状態で用紙の搬送が行われる。そして、ステップS34で、搬送された用紙に対して画像形成を行う。次に、ステップS27と同様に、ステップS35で指定された枚数に対する画像形成が全部終了したかを判断する。全部終了でない場合(NOの場合)、ステップS33に戻り、上述したステップS33からの動作を繰り返し行う。また、全部終了の場合(YESの場合)、画像形成の動作が終了する。
【0064】
このように、本発明に係る第2の実施形態としての画像形成装置200によれば、電源オンの状態で用紙を搬送する前に、超音波センサ17Aが異常であるか否かを検出する。異常が検出されたとき、異常警告を表示部12に表示すると共に、超音波センサ17Aのクリーニング処理を行い、または超音波センサ17Aによる重送検知を中止するようになされる。
【0065】
これによって、画像形成を行う前に、重送検知手段が異常であるか否かを知ることができ、超音波センサ17Aによる重送誤検知を防止できる。また、クリーニング処理ができるため、超音波センサ17Aによる重送誤検知を防止でき、重送誤検知によるオペレータの操作負担を軽減できる。
【0066】
なお、上述実施の形態においては、画像形成装置100および200の用紙の片面に画像を形成する例を示したが、これに限定されるものではない。両面での画像形成を行う画像形成装置にもこの発明を同様に適用できる。この場合、両面での画像形成時に重送が検知されたとき、搬送中の用紙の搬送が停止され、重送した用紙が排出された後、搬送が再開され、重送した用紙に画像形成する予定であった画像を次の用紙に形成するようになされる。これにより、重送ジャム停止を行わず、また重送した用紙以外の用紙の排除するためのジャム処理の手間も省くことができ、用紙の無駄が生じることを抑制できる。
【0067】
また、上述実施の形態においては、画像形成装置100および200が白黒の画像形成を行う装置であるものを示したが、これに限定されるものではない。カラー画像形成装置にもこの発明を同様に適用できる。
【0068】
また、上述実施の形態においては、重送検知手段として超音波センサ17、17Aを用いたものについて説明したが、重送検知手段には他種のセンサを用いてもよい。例えば、光学方式のセンサを用いて重送検知を行う。この場合、重送検知手段は安価に構成できる。
【0069】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る第1の画像形成装置によれば、用紙の重送を検知する重送検知手段の出力に基づいて、画像形成部および搬送手段を制御する制御手段を備え、用紙の重送が検出されたとき、画像データの用紙への画像形成を中止して、重送発生を示す所定の画像を用紙に形成し、重送に係る用紙に画像形成する予定であった画像を次の用紙に形成するようになされる。
【0070】
この構成によって、重送した用紙の判別が容易になる。また、用紙の重送が生じた場合に、重送による不良画像の出力を抑えることができると共に、重送ジャム停止を行わず、ジャム処理の手間を省くことができる。
【0071】
また、本発明に係る第2の画像形成装置によれば、重送検知手段の異常を検出する異常検出機能を有する制御手段を備え、電源オンの状態で用紙を搬送する前に、重送検知手段からの出力に基づいて重送検知手段の異常有無を判断し、該重送検知手段が異常であるとき、重送検知手段の異常発生を示す旨を表示制御するようになされる。
【0072】
この構成によって、画像形成を行う前に、重送検知手段が異常であるか否かを知ることができる。異常の場合、重送検知手段のクリーニング処理を行い、または重送検知を中止することにより、重送検知手段による重送誤検知を防止できる。
【0073】
また、本発明に係る第1の画像形成方法によれば、予め重送発生を示す所定の画像を記憶装置に記憶しておく。用紙搬送の開始と共に、重送検知を行う。用紙の重送が検出されたとき、画像データの用紙への画像形成を中止して、予め用意された重送発生を示す所定の画像を用紙に形成する。また、重送した用紙に画像形成する予定であった画像を次の用紙に形成するようになされる。
【0074】
これによって、重送した用紙の判別が容易になる。また、用紙の重送が生じた場合に、重送による不良画像の出力を抑えることができると共に、ジャム停止を行わず、ジャム処理の手間を省くことができる。
【0075】
また、本発明に係る第2の画像形成方法によれば、用紙を搬送する前に、重送検知手段の異常有無を判断し、重送検知手段が異常であるとき、異常発生の警告を表示するようになされる。
【0076】
これによって、画像形成を行う前に、重送検知手段が異常であるか否かを知ることができる。異常の場合、重送検知手段のクリーニング処理を行い、または重送検知を中止することにより、重送検知手段による重送誤検知を防止できる。
【0077】
この発明は、複数の用紙を積載する給紙部から一枚ずつ搬送されてきた用紙上に画像データに基づいて画像を形成する画像形成装置の用紙重送の検出および処理に適用して極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態としての画像形成装置100の構成例を示すブロック図である。
【図2】超音波センサ17の取り付け位置例を示す図である。
【図3】超音波センサ17の構成例を示す図である。
【図4】画像形成装置100の動作例を示すフローチャートである。
【図5】重送発生を示す画像の例である。
【図6】第2の実施の形態としての画像形成装置200の構成例を示すブロック図である。
【図7】超音波センサ17Aの構成例を示す図である。
【図8】画像形成装置200の動作例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 制御部(制御手段)
10d 画像メモリ(記憶装置)
11 操作部
12 表示部(表示手段)
13 給紙部
14 搬送手段
15 画像読取部
16 画像形成部
17 超音波センサ(重送検知手段)
18 排紙トレイ
19 クリーニング手段
31 送信回路
32 送信器
33 受信器
34 受信回路
35 記憶手段
36 入力手段
100,200 画像形成装置

Claims (15)

  1. 画像データに基づいて、用紙上に画像を形成する画像形成装置であって、
    前記画像データに基づいて前記用紙上に画像を形成する画像形成部と、
    複数の用紙を積載する給紙部から前記用紙を一枚ずつ前記画像形成部に搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段で発生した前記用紙の重送を検知する重送検知手段と、
    前記重送検知手段の出力に基づいて、前記画像形成部および前記搬送手段を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、
    前記重送検知手段により用紙の重送が検出されたとき、前記画像データの前記用紙への画像形成を中止して、前記重送発生を示す所定の画像を前記用紙に形成し、重送に係る前記用紙に画像形成する予定であった画像を次の用紙に形成するように前記搬送手段を制御する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記重送検知手段は、
    前記画像形成部前の前記用紙を搬送する搬送経路に、超音波送信器と受信器を前記搬送経路を介して対向させて構成され、
    前記超音波送信器から送出された超音波を前記受信器により受信し、当該受信器における受信信号に関して一枚の用紙および重送時の用紙を通過した後の減衰量と基準値とに基づいて用紙の重送の有無を検知する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像データを読み取るための画像読取部と、
    前記画像読取部で読み込んだ前記画像データを記憶する記憶装置とを備え、
    前記重送発生を示す所定の画像は、操作者により任意に設定され、予め前記画像読取部で読み込んで前記記憶装置に記憶する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記重送発生を示す所定の画像は、縦方向に複数列の「重送」文字で構成され、または横方向に複数行の「重送」文字で構成される
    ことを特徴とする請求項1および請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記用紙の重送発生を示す旨を表示する表示手段と、
    前記画像形成部の画像形成動作を再開する操作手段とを更に備え、
    前記重送検知手段により用紙の重送を検出したとき、前記重送検知手段の上流部に搬送中の用紙を一時停止すると共に、前記表示手段に重送発生を示す旨を表示し、
    前記操作手段からの指示により前記画像データの前記用紙への画像形成を再開する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記画像が形成された前記用紙を所定の排紙トレイに排出するように制御する排出制御手段を更に有し、
    前記排出制御手段は、
    前記排紙トレイが複数ある場合は、重送発生を示す所定の画像が形成された重送に係る前記用紙を前記所定の排紙トレイ以外の空き排紙トレイに排出し、
    排紙トレイが1つまたは空き排紙トレイがない場合は、前記重送した用紙を所定の排紙トレイに排紙した後、画像形成動作を停止すると共に、前記表示手段に重送発生を示す旨を表示するように制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 前記画像形成装置において、両面での画像形成時に重送を検知した場合、搬送中の用紙の搬送を停止させ、前記重送した用紙を排出した後、搬送を再開し、前記重送した用紙に画像形成する予定であった画像を次の用紙に形成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  8. 画像データに基づいて、用紙上に画像を形成する画像形成装置であって、
    前記画像データに基づいて前記用紙上に画像を形成する画像形成部と、
    複数の用紙を積載する給紙部から前記用紙を一枚ずつ搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段で発生した前記用紙の重送を検知する重送検知手段と、
    前記重送検知手段の異常発生を示す旨を表示する表示手段と
    前記表示手段を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、
    電源オンの状態で前記用紙を搬送する前に、前記重送検知手段からの出力に基づいて前記重送検知手段の異常有無を判断し、
    前記重送検知手段が異常であるとき、前記重送検知手段の異常発生を示す旨を前記表示手段に表示するように前記表示手段を制御する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  9. 前記重送検知手段は、
    前記画像形成部前の前記用紙を搬送する搬送経路に、超音波送信器と受信器を前記搬送経路を介して対向させて構成され、
    前記超音波送信器から送出された超音波を前記受信器により受信し、当該受信器における受信信号に関して一枚の用紙および重送時の用紙を通過した後の減衰量と基準値とに基づいて用紙の重送の有無を検知するようになされ、
    電源オンの状態で前記用紙を搬送する前に、前記受信器の前記受信信号のレベルと設定レベルとを比較し、比較の結果を上記制御手段に出力する
    ことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記制御手段は、
    前記重送検知手段が異常である場合とき、前記重送検知手段による重送検知を中止する
    ことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  11. 前記重送検知手段の電源オン/オフ状態を表示するオン/オフ表示手段を更に有する
    ことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  12. 前記重送検知手段の受信信号の設定レベルを入力する入力装置を更に有する
    ことを特徴とする請求項8および請求項9のいずれかに記載の画像形成装置。
  13. 前記重送検知手段のクリーニング処理を行うクリーニング手段を更に有し、
    前記重送検知手段が異常であるとき、前記クリーニング手段により前記重送検知手段のクリーニング処理をする
    ことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  14. 画像データに基づいて、用紙上に画像を形成する画像形成方法であって、
    予め重送発生を示す所定の画像を読み込んで記憶し、
    画像形成時に、
    前記用紙の重送を検出し、
    前記用紙の重送が検出されたとき、前記画像データの前記用紙への画像形成を中止して、前記重送発生を示す所定の画像を前記用紙に形成し、
    重送に係る用紙に画像形成する予定であった画像を次の用紙に形成する
    ことを特徴とする画像形成方法。
  15. 画像データに基づいて、用紙上に画像を形成する画像形成方法であって、
    電源オンの状態で前記用紙を搬送する前に、前記重送検知手段からの出力に基づいて、重送検知手段の異常有無を判断し、
    前記重送検知手段が異常であるとき、異常発生を示す旨を前記表示手段に表示する
    ことを特徴とする画像形成方法。
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