JP5317815B2 - 用紙搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、記録媒体を中間ローラ及びレジストローラを用いて搬送する用紙搬送装置、及びこの用紙搬送装置を備える画像形成装置に関するものである。
用紙トレイに収納された用紙を画像形成部に向けて搬送する用紙搬送装置において、用紙を画像形成部に搬送するタイミングを調整するレジストローラを画像形成部の上流側に備えるケースが一般的である。更に、レジストローラの上流側にレジストセンサを配置し、レジストローラの駆動部は、レジストセンサによる用紙の検知と画像形成タイミングに応じてレジストローラを駆動させ、用紙を画像形成部に送り込む。
ここで、レジストローラに搬送された用紙の搬送方向と直交した主走査方向の傾きを補正(スキュー補正)するために、レジストローラの駆動部は、レジストセンサによる用紙の検知がなされてから、所定時間はレジストローラを駆動しない。これにより、用紙はレジストローラにその先端が到達した状態で搬送方向にたわんだ形状となってスキュー補正がなされ、レジストローラの駆動と共に、そのたわみは解消されて画像形成部へ送り込まれる。
このレジストセンサは反射型フォトセンサを用いる場合が多く、用紙として透明であるOHPシート等が搬送された場合、OHPシートを検出しにくいという欠点があった。そこで特許文献1〜4には、この問題に関連する技術が記載されている。
特開2006−151564号公報 特開2002−068528号公報 特開2002−347983号公報 特許第395136号公報
OHPシートがレジストローラに到達すると、スキュー補正によりたわみが発生するが、OHPシートがたわむと、透明な材質のためにレジストセンサから出射された光のうち十分な量の光が反射されず、検出が不安定になることがあった。更にOHPシートに対するレジストセンサの検出可能な角度(レジストセンサからの出射光の光軸に交わるOHPシートの面の角度)の範囲が非常に狭いために、レジストセンサの前にOHPシートがあるにもかかわらず、反射型フォトセンサがOHPシートを検知できない事態が発生する。
そして、このレジストセンサによる用紙検知を紙詰まり検出に用いていることがあり、この場合、OHPシートのたわみによる非検知を制御部が紙詰まりが発生したと誤って判断してしまう恐れがある。紙詰まりの誤判断は、安定した連続通紙を妨げ、生産性を落とす原因になっていた。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、搬送される記録媒体の種類によってはその存在をレジストセンサが検知できないことによる紙詰まりの誤判断を解消した用紙搬送装置及び画像形成装置を提供することを目的とするものである。
請求項1に記載の発明の用紙搬送装置は、記録媒体を搬送する中間ローラと、前記中間ローラの下流側に配置され、前記記録媒体を検知している間検知信号を出力するレジストセンサと、前記レジストセンサの下流側に配置されたレジストローラと、前記レジストセンサから出力される検知信号の有無に基づいて前記記録媒体の紙詰まりを判断する判断手段と、を備え、前記判断手段は、前記レジストセンサが前記記録媒体の先端の通過に伴って前記検知信号を出力する第1タイミングまで前記記録媒体の紙詰まりの判断を行う紙詰まり検知期間とし、前記第1タイミングと同時に前記記録媒体の紙詰まりの判断を停止する紙詰まり無検知期間を開始し、前記記録媒体の後端の通過に伴い前記検知信号を出力しなくなる第2タイミングより早い第3タイミングまで前記紙詰まり無検知期間を継続し前記第3タイミングと当時に前記紙詰まり検知期間を開始して前記第2タイミングの到来に備えるものである。
従来から、レジストセンサの検知結果は紙詰まり検出に用いられる場合が多い。しかし、レジストセンサでは適確に搬送された記録媒体を検知できないケースがある。例えば、記録媒体が透明シートで、レジストセンサが反射型フォトセンサ等の光学的に記録媒体の存在を検知するセンサである場合、透明シートが搬送されてきて、レジストローラでたわんだ状態になったとき、透明シートに対するレジストセンサの検出可能な角度が狭いために、レジストセンサが透明シートを検知できない場合がある。レジストセンサから検知信号が出力されないと、レジストセンサの前に透明シートがあるにもかかわらず、紙詰まりが発生したと誤判断される可能性があった。
そこで、レジストセンサが記録媒体の先端の通過に伴って(つまり、レジストセンサが記録媒体の先端を検知したことによって)検知信号を出力すると、判断手段は紙詰まりを判断しない紙詰まり無検知期間とすることにより、透明シートがレジストローラでたわんだ状態となったときにレジストセンサが透明シートを検知できずに検知信号を出力しないことによる紙詰まりの誤判断を防ぐ。そして、各種の記録媒体を安定して連続通紙させることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の用紙搬送装置であって、前記紙詰まり無検知期間は、前記記録媒体の搬送方向の長さと前記記録媒体の搬送速度に応じて予め設定された時間であり、前記判断手段は、前記レジストセンサが前記検知信号を出力する前記第1タイミングから時間を計測する計測手段を有し、当該計測手段による計測結果が前記予め設定された時間に達するタイミングを前記第3タイミングとして、前記記録媒体の前記紙詰まり検知期間を開始するものである。
この構成によれば、記録媒体の後端がレジストセンサ前を通過するのに伴って検知信号が出力しなくなるタイミングより早いタイミングまでを紙詰まり無検知期間とし、その紙詰まり無検知期間を記録媒体の搬送方向の長さと記録媒体の搬送速度に応じて予め設定し、その紙詰まり無検知期間が過ぎたら紙詰まり判断動作を再開することにより、判断手段は記録媒体の先端から後端がレジストセンサの前を確実に通過したことを認識することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の用紙搬送装置であって、前記第3タイミングは、前記第1タイミングの後に一旦前記レジストセンサが前記検知信号を出力しなくなり、その後再び前記レジストセンサが前記検知信号を出力する第4タイミングを起点として、前記レジストセンサが前記検知信号を予め設定された時間出力し続けた時点のタイミングであり、前記判断手段は、前記検知信号が継続して出力された時間を計測する計測手段を有し、当該計測手段による計測結果が前記予め設定された時間に達するタイミングを前記第3タイミングとして、前記記録媒体の前記紙詰まり検知期間を開始するものである。
この構成によれば、記録媒体の後端がレジストセンサ前を通過するのに伴って検知信号が出力しなくなるタイミングより早いタイミングまでを紙詰まり無検知期間とし、その紙詰まり無検知期間をレジストセンサが検知信号を予め設定された時間出力し続けるまでの時間とし、その紙詰まり無検知期間が過ぎたら紙詰まり判断動作を再開することにより、判断手段は記録媒体の先端から後端がレジストセンサの前を確実に通過したことを認識することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の用紙搬送装置であって、搬送対象とする前記記録媒体として透明シートを含み、前記レジストセンサは光学的に前記記録媒体の存在を検知するものである。
レジストセンサが光学的に記録媒体を検知するセンサであるとき、記録媒体として透明シートが搬送されたときに、透明シートを安定的に検知できない場合があった。そこで、レジストセンサから検知信号が出力されると、紙詰まりを判断しない紙詰まり無検知期間とすることにより、レジストセンサが透明シートを検知できずに検知信号を出力しないことによる紙詰まりの誤判断を防ぎ、透明シートを安定して連続通紙させることができる。
請求項5に記載の発明の画像形成装置は、請求項1〜4の何れか一項に記載の用紙搬送装置と、前記用紙搬送装置によって搬送された記録媒体に対して画像を形成する画像形成手段と、を備える。
この構成によれば、請求項1〜3に記載の発明と同様の効果を奏する。
この発明によれば、レジストセンサが記録媒体の先端の通過に伴って検知信号を出力すると、判断手段は紙詰まりを判断しない紙詰まり無検知期間とすることにより、透明シートがレジストローラでたわんだ状態となったときにレジストセンサが透明シートを検知できずに検知信号を出力しないことによる紙詰まりの誤判断を防ぐ。そして、各種の記録媒体を安定して連続通紙させることができる。
また、記録媒体の後端がレジストセンサ前を通過するのに伴って検知信号が出力しなくなるタイミングより早いタイミングまでを紙詰まり無検知期間とし、それ以降は紙詰まり判断動作を再開することにより、判断手段は記録媒体の先端から後端がレジストセンサの前を確実に通過したことを認識することができる。
画像形成装置の内部構造を示す断面図。 レジストセンサの検出距離と角度特性を示したグラフ。 レジストローラ対とOHPシートの状態について示した図。 OHPシートが搬送された場合のレジストセンサからの検知信号を示した図。 画像形成装置の電気的な構成を示すブロック図。 OHPシートを搬送したときにレジストセンサから出力される検知信号と、紙詰まり判断部による紙詰まり判断動作のオン/オフについて示した図。 実施例1における紙詰まり判断部の紙詰まり判断処理の流れについて示したフローチャート。 実施例2における紙詰まり判断部の紙詰まり判断処理の流れについて示したフローチャート。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は、本実施の形態における画像形成装置1の内部構造を示す断面図である。本実施の形態では、画像形成装置1の一例として本発明における用紙搬送装置を備えたカラープリンタを例に説明するが、複写機、ファクシミリ、またこれらの機能を備えた複合機等に適用可能である。
画像形成装置1は、パーソナルコンピュータ(図示せず)等に直接またはLAN経由で接続される装置本体200と、装置本体200の下方に設けられ、用紙を供給可能に構成された用紙供給部130とを含む。装置本体200の正面側には、フロントカバー23が取り付けられており、このフロントカバー23の上面には、用紙Pの出力条件等を入力操作するための図略の入力操作部が設けられている。この入力操作部には、図略の電源キーやスタートボタン、さらには出力条件を入力するための各種のキー等が設けられている。また、フロントカバー23の前面には、用紙を手差しで給紙するための手差しトレイ40が前方に引き出し可能に取り付けられている。
また、装置本体200は、トナーコンテナ900Y、900M、900C及び900K、中間転写ユニット92、画像形成ユニット93、露光ユニット94、定着ユニット97、装置本体200の筐体90(本体フレーム)、トップカバー911及びフロントカバー23を含む。
画像形成ユニット93は、イエロー用トナーコンテナ900Y、マゼンタ用トナーコンテナ900M、シアン用トナーコンテナ900C及びブラック用トナーコンテナ900Kと、その下方に配置され、YMCK各色に対応する現像装置10Y、10M、10C及び10Kとを有している。
画像形成ユニット93には、それぞれの色のトナー像を担持する感光体ドラム17が各々設けられている。各感光体ドラム17には、対応したトナーコンテナ900Y、900M、900C及び900Kからそれぞれイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックのトナーが供給される。なお、本実施の形態の画像形成ユニット93は、上記のようにフルカラー画像を形成することができる構成であるが、これに限定されることはなく、白黒画像やフルカラーではないカラー画像を形成する構成のものであってもよい。
感光体ドラム17の周囲には、帯電器16、現像装置10(10Y、10M、10C及び10K)、転写ローラ19及びクリーニング装置18等が配置されている。帯電器16は、感光体ドラム17の表面を均一に帯電する。帯電後の感光体ドラム17の表面は、露光ユニット94によって露光され、静電潜像が形成される。現像装置10Y、10M、10C及び10Kは、それぞれトナーコンテナ900Y、900M、900C及び900Kから供給される各色のトナーを用いて、各々の感光体ドラム17上に形成された静電潜像を現像(可視像化)する。転写ローラ19は、中間転写ベルト921を挟んで感光体ドラム17とニップ部を形成し、感光体ドラム17上のトナー像を中間転写ベルト921上に一次転写する。クリーニング装置18は、トナー像転写後の感光体ドラム17の周面を清掃する。
露光ユニット94は、光源やポリゴンミラー、反射ミラー、偏向ミラーなどの各種の光学系機器を有し、画像形成ユニット93の各々に設けられた感光体ドラム17の周面に、画像データに基づく光を照射して、静電潜像を形成する。中間転写ユニット92は、中間転写ベルト921、駆動ローラ922、従動ローラ923及び転写ローラ924を含む。中間転写ベルト921は、複数の感光体ドラム17からトナー像が重ね塗り状態で一次転写される。駆動ローラ922及び従動ローラ923は、中間転写ベルト921を周回駆動させる。転写ローラ924は、駆動ローラ922と対向した位置であって、中間転写ベルト921の表面に当接する位置に配置される。そして、用紙供給部130から供給される用紙は、中間転写ベルト921と転写ローラ924のニップ部を通過する際に、中間転写ベルト921上のトナー像が二次転写される。
定着ユニット97は、トナー像が二次転写された用紙上のトナー像に対し、定着処理を施すものであり、熱源が内蔵された定着ローラ97aと、定着ローラ97aとニップ部を形成する加圧ローラ97bとを含む。定着処理が完了した用紙は、装置本体200の上部に形成された排出ローラ対96へ向けて搬送される。排出ローラ対96は、定着ユニット97から搬送された用紙を、排紙トレイとしてのトップカバー911上に排出する。
用紙供給部130は、装置本体200の筐体90に対して着脱自在に装着される用紙カセット41と、装置本体200のフロントカバー23に対して前方に(図では右方に)引出し可能に装着された手差しトレイ40とを含む。用紙供給部130と中間転写ユニット92との間には、用紙供給部130からの用紙が搬送される給紙搬送路24が設けられている。用紙供給部130は、更に、用紙を給紙搬送路24に給送するための給紙装置30を含む。給紙装置30は、ユーザによって手差しトレイ40に載置された用紙を給紙搬送路24に給送するための手差し用給紙装置30Aと、用紙カセット41に貯留されている用紙を給紙搬送路24に給送するためのカセット用給紙装置30Bとからなる。
手差しトレイ40の用紙載置面42に載置された用紙は、手差し用給紙装置30Aを構成する給紙ローラ32により、用紙が1枚ずつ取り出されて中間ローラ対29を経て給紙搬送路24へと繰り出される。一方、用紙カセット41の用紙載置面43に載置された用紙は、カセット用給紙装置30Bを構成するピックアップローラ35等の駆動により、用紙が1枚ずつ取り出されて中間ローラ対29を経て給紙搬送路24へと繰り出される。
また、用紙の両面に画像を形成する場合は、中間転写ユニット92で用紙の一方の面に転写されたトナー像に定着処理を施した後、この用紙を排出ローラ対96にニップされた状態とする。この状態で排出ローラ対96を反転させて用紙をスイッチバックさせ、用紙を給紙搬送路25に送って中間転写ユニット92の上流域に再度搬送し、中間転写ユニット92が他方の面にトナー像を形成する。そして、定着処理後、排出ローラ対96が用紙をトップカバー911上に排出する。
給紙搬送路24の経路上であって、中間転写ユニット92の上流側にレジストローラ対27が配置され、レジストローラ対27の上流側にレジストセンサ28が配置される。レジストローラ対27は、用紙を中間転写ユニット92に搬送するタイミングを調整するためのものである。レジストローラ対27は図略の駆動部によって回転駆動がなされ、駆動部はレジストセンサ28による用紙の検知と二次転写タイミングに応じてレジストローラ対27を駆動させ、用紙を中間転写ユニット92へ送り込む。レジストセンサ28は、光学的に用紙の存在を検知するセンサ(例えば、反射型フォトセンサ)が用いられ、用紙を検知している間、後述する制御部へ検知信号を出力する。
ここで、レジストローラ対27に搬送された用紙の搬送方向と直交した主走査方向の傾きを補正(スキュー補正)するために、レジストローラ対27の駆動部は、レジストセンサ28による用紙の検知がなされてから、所定時間はレジストローラ対27を駆動しない。これにより、用紙はレジストローラ対27にその先端が到達した状態で搬送方向にたわんだ形状となり、スキュー補正がなされる。そして、レジストローラ対27の駆動と共に、たわみは解消されて中間転写ユニット92へ送り込まれる。この間、レジストセンサ28の前に用紙は存在するため、レジストセンサ28は用紙を検知していることを示す検知信号を出力し続ける。
しかし、透明であるOHPシートの場合、OHPシートがスキュー補正によるたわんだ状態にある時に、レジストセンサ28がこのOHPシートを検出しにくいケースがある。図2は、レジストセンサ28の検出距離と角度特性を示したグラフである。図2において、G1は黒い用紙、G2は白い用紙、G3はOHPシートのグラフである。図2に示すように、OHPシートは透明であるため、レジストセンサ28の出射光の光軸と交わるOHPシート面の傾きが±15°を超えると、レジストセンサ28はOHPシートを検出できない。
図3は、レジストローラ対27とOHPシートSの状態について示した図であり、図4は、普通紙及びOHPシートが搬送された場合のレジストセンサ28からの検知信号の一例を示した図である。図3において、レジストローラ対27は、金属ローラ27aとゴムローラ27bによって構成される。金属ローラ27aは表面が金属製のローラであり、ゴムローラ27bは表面がゴム製のローラである。また、図4において、検知信号Aは普通紙が搬送されたときの検知信号であり、検知信号BはOHPシートが搬送されたときの検知信号である。そして、検知信号がハイレベルのときは、レジストセンサ28が用紙を検知していることを示し、ローレベルのときは用紙を検知していないことを示す。
図3(a)に示すように、まずOHPシートSが用紙給送部130から搬送されると、レジストセンサ28はOHPシートSの先端を検知し、図4に示すように検知信号Bはハイレベルになる(時間t1)。レジストセンサ28を出射した光は、OHPシートSの先端の断面付近で反射するため、OHPシートSが透明であってもレジストセンサ28はその先端を検知することができる。
続いて、図3(b)に示すように、OHPシートSがレジストローラ対27に到達し、たわんだ状態になると、レジストセンサ28によるOHPシートSの検出可能な角度(レジストセンサ28から出射される光の光軸と交わるOHPシート面の角度)の範囲が非常に狭く、更にOHPシートSが透明であるため、レジストセンサ28によるOHPシートSの検出が不安定になり、検知できなくなる。つまり、図4に示すように、検知信号Bはローレベルとなる(時間t2)。レジストローラ対27が駆動するまで、つまりOHPシートSがたわんだ状態になっている間、OHPシートSがレジストセンサ28の前にあるにもかかわらず、レジストセンサ28はOHPシートSを検出できず、検知信号はローレベルの状態が続く。
次に、図3(c)に示すように、レジストローラ対27が駆動を始めると、金属ローラ27aはゴムローラ27bに食い込むように回転する。この食い込みにより、OHPシートSの後端がレジストセンサ28に近付く状態となる。これにより、レジストセンサ28はOHPシートSを検知し、検知信号がハイレベルとなる(時間t3)。そして、OHPシートSがレジストセンサ28の前を通過すると共に検知信号はローレベルとなる(時間t4)。
一方、普通紙が搬送された場合、図3(b)のように普通紙がたわんだ状態になったとしても、レジストセンサ28による普通紙の検出可能な角度の範囲が広く、また普通紙は透明でないため、レジストセンサ28は安定して普通紙を検知することができる。従って、普通紙がレジストセンサ28の前を通過してから後端が通過するまでの間(時間t1から時間t4の間)、検知信号はハイレベルとなる。
ここで、レジストセンサ28の検知結果は紙詰まり検出に用いられる場合が多い。レジストセンサ28から出力される検知信号を後述する制御部が取り込み、この検知信号の有無によって用紙の紙詰まりを判断する。この場合、OHPシートSが搬送されてきて、レジストローラ対27でたわんだ状態になり、レジストセンサ28によるOHPシートSの検知ができない間(図4における時間t2から時間t3の間)、レジストセンサ28から検知信号が出力されないため、レジストセンサ28の前にOHPシートがあるにもかかわらず、制御部は紙詰まりが発生したと誤判断してしまう。紙詰まりの誤判断は、安定した連続通紙を妨げ、生産性を落とす原因になっていた。
そこで、本発明では、レジストセンサ28が用紙やOHPシートの先端を検知してから後端を検知する直前まで、レジストセンサ28から出力される検知信号を用いた紙詰まり検出を停止することにより、安定した連続通紙を実現する方法を提案する。
以下、詳しく説明する。図5は、画像形成装置1の電気的な構成を示すブロック図である。尚、図1及び2に示した構成要素と同一のものについては同一の番号を付して、その説明を省略する。画像形成装置1は、制御部61、記憶部62、画像メモリ63、画像処理部64、画像形成部65、用紙搬送部66、入力操作部67及びネットワークI/F部68を備えて構成されている。
制御部61は、CPU(Central Processing Unit:中央処理装置)等によって構成され、記憶部62に記憶されたプログラムを読み出して処理を実行し、各機能部への指示信号の出力、データ転送等を行って画像形成装置1を統括的に制御する。また、制御部61は、紙詰まり判断部611を備える。紙詰まり判断部611は、レジストセンサ28から出力される検知信号を取り込んで、紙詰まりの有無を判断する。例えば、中間ローラ対29の駆動から所定時間経過してもレジストセンサ28から検知信号が出力されない場合、紙詰まり判断部611はレジストセンサ28の上流側で紙詰まりが発生したと判断する。また、紙詰まり判断部611は、時間をカウントするタイマー612を有する。
記憶部62は、画像形成装置1の備える種々の機能を実現するためのプログラムやデータ等を記憶する。画像メモリ63は、ネットワークI/F部68を介して外部装置から送信された画像データ等を一時的に記憶する。画像処理部64は、画像メモリ63に記憶されている画像データに対して画像補正や拡大・縮小等の画像処理を施す。
画像形成部65は、中間転写ユニット92、画像形成ユニット93、露光ユニット94及び定着ユニット97等を含む。用紙搬送部11は、用紙供給部130や中間ローラ対29、レジストセンサ28、レジストローラ対27等を含む。入力操作部67は、電源キー、リセットキー、テンキー、各種メッセージを表示する表示パネル等を備える。ネットワークI/F部68は、LANボード等の通信モジュールから構成され、ネットワークI/F部68と接続された外部装置と種々のデータの送受信を行う。
図6は、OHPシートを搬送したときにレジストセンサ28から出力される検知信号の一例と、紙詰まり判断部611による紙詰まり判断動作のオン/オフについて示した図である。図6において、紙詰まり判断動作がオンのときは、紙詰まり判断部611が検知信号を用いて紙詰まりの有無を判断している期間であり、オフのときは紙詰まりの有無の判断を停止している期間を示す。
紙詰まり判断部611は、レジストセンサ28から検知信号が出力されると、紙詰まり判断動作をオフとし、検知信号による紙詰まり判断動作を行わない。ここで、紙詰まり判断部611は、レジストセンサ28からの検知信号の出力を受けて紙詰まり判断動作をオフにするため、レジストセンサ28の前をOHPシートの先端が通過したことを認識でき、少なくともこの段階においで紙詰まりが発生していないことを確認することができる。
紙詰まり判断部611による判断動作は、OHPシートの後端がレジストセンサ28前を通過するのに伴って検知信号がオフになるタイミング(時間t4)より早いタイミングまでオフの状態を続け、例えば時間tで再びオンとなって紙詰まり判断動作を再開する。以下、紙詰まり判断動作がオフの間の期間Tを紙詰まり無検知期間という。検知信号がオフとなるタイミング(時間t4)より早いタイミング(時間t)で紙詰まり判断動作を再開することによって、紙詰まり判断部611はOHPシートの後端がレジストセンサ28の前を確実に通過したことを認識することができる。
紙詰まり無検知期間Tの終わりを決める時間tの設定方法としては、(実施例1)OHPシートの搬送方向の長さと搬送速度に応じて算出して設定する方法、(実施例2)レジストセンサ28が検知信号を予め設定された時間出力し続けた時に設定する方法が挙げられる。
まず、実施例1について詳しく説明する。まず、OHPシートの搬送方向の長さと用紙搬送速度等から、OHPシートがレジストローラ対27に到達してから後端がレジストセンサ28を通過するまでの時間を測定又は算出する。そして、この測定又は算出して得た時間からレジストセンサ28がOHPシートの後端を検知するための時間(時間t4−t)を引いた時間を紙詰まり無検知期間Tとする。この紙詰まり無検知期間Tの決定方法は一例であり、この方法以外であってもよい。また紙詰まり無検知期間Tは用紙サイズに応じて異なるため、各サイズについて予め決定しておき、記憶部62や制御部61内のワークメモリ(不図示)等に予め記憶させておく。
図7は、実施例1における紙詰まり判断部611の紙詰まり判断処理の流れについて示したフローチャートである。まず、用紙供給部130から用紙が搬送されると(ステップS11;YES)、紙詰まり判断部611はレジストセンサ28から検知信号が出力されたか否かを判別する(ステップS12)。用紙供給部130による用紙の搬送は、給紙ローラ32やピックアップローラ35の駆動等によって判断する。
レジストセンサ28から検知信号が出力されると(ステップS12;YES)、紙詰まり判断部611は紙詰まり判断動作をオフにし、タイマー612は時間計測を開始する(ステップS13)。そして、タイマー612のカウントが紙詰まり無検知期間Tに達したら(ステップS14;YES)、紙詰まり判断部611は紙詰まり判断動作を再開する(ステップS15)。タイマー612のカウントが紙詰まり無検知期間Tに達していなければ(ステップS14;NO)、タイマー612は時間計測を続け、紙詰まり判断部611はステップS14の処理を繰り返す。
一方、レジストセンサ28から検知信号が出力されない場合は(ステップS12;NO)、紙詰まり判断部611は紙詰まりが発生したと判断し、入力操作部67の表示パネル等に警告メッセージを表示させる等の処理を行う(ステップS16)。
次に、レジストセンサ28が検知信号を予め設定された時間出力し続けた時に設定する方法である実施例2について詳しく説明する。紙詰まり判断部611の制御により、タイマー612は検知信号がハイレベルにある時間を計測し、その時間が所定時間t0(図6参照)に達すると、紙詰まり判断部611は紙詰まり判断動作を再開する。つまり、レジストセンサ28から所定時間t0の間、安定して検知信号が出力されると、紙詰まり判断部611は紙詰まり判断動作を開始する。
図8は、実施例2における紙詰まり判断部611の紙詰まり判断処理の流れについて示したフローチャートである。まず、用紙供給部130から用紙が搬送されると(ステップS11;YES)、紙詰まり判断部611はレジストセンサ28から検知信号が出力されたか否かを判別する(ステップS12)。
レジストセンサ28から検知信号が出力されると(ステップS12;YES)、紙詰まり判断部611は紙詰まり判断動作をオフにし、タイマー612は時間計測を開始する(ステップS13)。以下、紙詰まり判断部611は、検知信号のレベルに応じてタイマー612の動作を制御する。つまり、検知信号がハイレベルであって(ステップS21;ハイレベル)、タイマー612のカウントが0ではない(カウント動作中)である場合(ステップS23;NO)、紙詰まり判断部611はタイマー612のカウントが所定時間t0に達しているか否かを判断する(ステップS23)。タイマー612のカウントが所定時間t0に達していたら(ステップS23;YES)、レジストセンサ28が検知信号を所定時間t0出力し続けたことを示すため、紙詰まり判断部611は紙詰まり判断動作を再開する(ステップS24)。タイマー612のカウントが所定時間t0に達していなければ(ステップS23;NO)、タイマー612は時間計測を続け、紙詰まり判断部611はステップS21へ処理を移行する。
一方、検知信号がハイレベルであって(ステップS21;ハイレベル)、タイマー611のカウントが0である場合(ステップS22;YES)、紙詰まり判断部611はタイマー612に対して時間計測を開始させ(ステップS26)、ステップS21へ処理を移行する。
また、検知信号がローレベルである場合は(ステップS21;ローレベル)、紙詰まり判断部611はタイマー612をリセットして時間計測を停止させ(ステップS25)、ステップS21へ処理を移行する。こうして、検知信号がローレベルのときはタイマー612をリセットして停止させ、ハイレベルのときはタイマー612を動作させて検知信号がハイレベルの状態を続けた時間を計測し、その計測時間が所定時間t0に達したら紙詰まり判断部611が紙詰まり判断動作を再開する。
尚、上記の実施の形態では、OHPシートを例に説明したが、普通紙等にも対応可能である。
以上、説明したように、レジストセンサ28から検知信号が出力されると、紙詰まり判断部611が紙詰まり判断動作をオフとすることにより、OHPシートがレジストローラ対27でたわんだ状態となったときにレジストセンサ28がOHPシートを検知できないことによる紙詰まりの誤判断を防ぐことができる。従って、各種の用紙を安定して連続通紙させることができる。また、用紙の後端がレジストセンサ28前を通過するのに伴って検知信号がオフになるタイミングより早いタイミングで紙詰まり判断動作を再開することにより、紙詰まり判断部611は用紙の先端から後端がレジストセンサ28の前を確実に通過したことを認識することができる。
1 画像形成装置
130 用紙供給部
24 用紙搬送路
27 レジストローラ対
28 レジストセンサ
29 中間ローラ対
611 紙詰まり判断部(判断手段)
612 タイマー(計測手段)

Claims (5)

  1. 記録媒体を搬送する中間ローラと、
    前記中間ローラの下流側に配置され、前記記録媒体を検知している間検知信号を出力するレジストセンサと、
    前記レジストセンサの下流側に配置されたレジストローラと、
    前記レジストセンサから出力される検知信号の有無に基づいて前記記録媒体の紙詰まりを判断する判断手段と、
    を備え、前記判断手段は、前記レジストセンサが前記記録媒体の先端の通過に伴って前記検知信号を出力する第1タイミングまで前記記録媒体の紙詰まりの判断を行う紙詰まり検知期間とし、前記第1タイミングと同時に前記記録媒体の紙詰まりの判断を停止する紙詰まり無検知期間を開始し、前記記録媒体の後端の通過に伴い前記検知信号を出力しなくなる第2タイミングより早い第3タイミングまで前記紙詰まり無検知期間を継続し前記第3タイミングと同時に前記紙詰まり検知期間を開始して前記第2タイミングの到来に備える用紙搬送装置。
  2. 前記紙詰まり無検知期間は、前記記録媒体の搬送方向の長さと前記記録媒体の搬送速度に応じて予め設定された時間であり、前記判断手段は、前記レジストセンサが前記検知信号を出力する前記第1タイミングから時間を計測する計測手段を有し、当該計測手段による計測結果が前記予め設定された時間に達するタイミングを前記第3タイミングとして、前記記録媒体の前記紙詰まり検知期間を開始するものである請求項1に記載の用紙搬送装置。
  3. 前記第3タイミングは、前記第1タイミングの後に一旦前記レジストセンサが前記検知信号を出力しなくなり、その後再び前記レジストセンサが前記検知信号を出力する第4タイミングを起点として、前記レジストセンサが前記検知信号を予め設定された時間出力し続けた時点のタイミングであり、前記判断手段は、前記検知信号が継続して出力された時間を計測する計測手段を有し、当該計測手段による計測結果が前記予め設定された時間に達するタイミングを前記第3タイミングとして、前記記録媒体の前記紙詰まり検知期間を開始するものである請求項1に記載の用紙搬送装置。
  4. 搬送対象とする前記記録媒体として透明シートを含み、前記レジストセンサは光学的に前記記録媒体の存在を検知するものである請求項1〜3の何れか一項に記載の用紙搬送装置。
  5. 請求項1〜4の何れか一項に記載の用紙搬送装置と、
    前記用紙搬送装置によって搬送された記録媒体に対して画像を形成する画像形成手段と、
    を備えた画像形成装置。
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