JP2003530714A - ウエハ処理システムおよびウエハを処理するための方法 - Google Patents

ウエハ処理システムおよびウエハを処理するための方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 【解決手段】 ウエハ処理システムおよびウエハ処理のための方法を用意する。ウエハ処理システムは、スクラバユニットと、スクラバユニットの垂直上方に配置されたドライヤユニットとを含む。スクラバユニットは、機械的スクラブ洗浄のためにウエハを受け取るように構成され、ドライヤユニットは、機械的スクラブ洗浄後の乾燥のためにスクラバユニットからウエハを受け取るように構成される。洗浄および乾燥は、鉛直面となる向きのウエハに対して実現される。リフタロッドに取り付けられたエッジホルダは、スクラバユニットを通ってドライヤユニットへとウエハを持ち上げる。ウエハ処理のための方法は、スクラブステーションの中にウエハを受け取る工程と、スクラブステーションの中からスクラブステーションの鉛直上方に配置された乾燥ステーションの中へとウエハを持ち上げる工程とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般に、半導体ウエハ処理システムおよびウエハを処理するための
方法に関し、特に、空間効率およびプロセス効率が高いシステムを使用して半導
体ウエハを洗浄および乾燥させることに関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体デバイスの製造では、化学機械研磨(CMP)処理およびウエハ洗浄を
実施する必要がある。集積回路デバイスは、多層構造をとるのが通常である。基
板層には、拡散領域を有したトランジスタデバイスを形成する。続く層には、接
続配線をパターン形成し、それらをトランジスタデバイスに電気接続することに
よって、所望の機能デバイスを構成する。周知のように、パターン形成された導
電層は、二酸化ケイ素などの誘電材料によって他の導電層から隔離される。形成
される配線層およびそれに関連する絶縁膜の数が増えるにつれ、誘電材料を平坦
化させる必要性も増す。平坦化が行われないと、表面形状の差異が増大し、配線
層の製造を続けることが実質的に困難になる。別のアプリケーションでは、誘電
材料の中に配線パターン(例えば銅金属)を形成し、次いで金属CMP処理を実
施して余分な配線を除去する。このようなCMP処理の後には、ウエハを平坦化
して洗浄し、微粒子および汚染物質を除去する必要がある。
【0003】 従来の技術では、ポリビニルアルコール(PVA)ブラシを使用してウエハの
両面をスクラブするブラシステーションが、ウエハ洗浄システムに装備されてい
るのが通常である。PVAブラシ材料は、ウエハのデリケートな表面を損傷しな
いように十分に柔らかく構成されるが、一方では、残留物、化学剤、および微粒
子を除去できるように、ウエハの表面に対して優れた機械的接触を提供すること
もできる。各ブラシは、一般に、化学剤および脱イオン水の一方または両方を、
ブラシ(TTB)を通して供給するように構成される。通常は、それぞれが1対
のブラシを伴った2つのブラシステーションを使用することによって、一方のブ
ラシステーションでは化学剤を適用でき、そしてもう一方のブラシステーション
では脱イオン水を適用できるようにする。この二重のブラシステーションを使用
したアプローチは、洗浄効率およびスループットを高めることが知られている。
洗浄システムの物理的配置の1つに、ブラシステーションを縦方向に(すなわち
水平に)並べる配置がある。したがって、ウエハは、ベルトコンベヤシステムに
沿ってあるブラシステーションから次のブラシステーションへと移動する。ウエ
ハが両方のブラシステーションで処理されたら、ウエハに対してスピン・リンス
・ドライ(SRD)処理を実施する次のステーションに、ウエハを移送する。こ
のSRD処理は、SRDステーションまたはドライヤステーションで実施される
。これらのステーションは水平に配置されるので、この装置は、必然的に大きな
クリーンルーム占有面積を占めることになり、システムによっては、長さが6〜
7フィート、幅が3フィートに達する場合もある。
【0004】 他のウエハ洗浄システムでは、ウエハ洗浄システムおよびドライヤシステムを
やはり水平に配置するが、ウエハは鉛直面となる向きで取り扱う。エンドエフェ
クタロボットは、ウエハを取り扱い、各洗浄ステーションとドライヤシステムと
の間でウエハを搬送するように構成される。この配置は、ウエハを鉛直面となる
向きで洗浄するのに効率的であるが、かなりのクリーンルーム面積を必要とする
。また、この配置では、ロボットによるウエハの取り扱いが、プロセスの各段階
において必要とされる。すなわち、ロボットは、各洗浄ステーションに対してウ
エハの出し入れを行い、さらに、ドライヤに対してもウエハの出し入れを行う必
要がある。このようなやり取りは、可能な限り清浄であるように構成されるが、
微粒子が導入されたりプロセスが減速されたりする可能性がある。
【0005】 以上から、より小型であって、クリーンルームが占める占有面積(フットプリ
ント)が小さく、そして処理動作(例えば洗浄、エッチング、乾燥など)間での
過剰な搬送作業からウエハを保護できるようなウエハ処理システムが必要とされ
ていることがわかる。
【0006】
【発明の概要】
本発明は、概して、鉛直方向に配置されたスクラバおよびドライヤを組み込ま
れたウエハ処理システムであって、システムの占有面積およびウエハの搬送作業
を最小限に抑えつつ必要なウエハ処理を実現することによって、エンドエフェク
タ用のロボットなどの補助システムを最小限に抑えるウエハ処理システムを用意
し、これらのニーズを満たすものである。ただし、本発明は、プロセス、装置、
システム、デバイス、または方法を含む種々の形で実現できることを理解してお
く必要がある。以下では、本発明の実施形態をいくつか取り上げて説明する。
【0007】 一実施形態では、ウエハ処理システムを開示する。ウエハ処理システムは、機
械的スクラブ洗浄のためにウエハを受け取るように構成されたスクラバユニット
を含む。ドライヤユニットは、スクラバユニットの上方において鉛直方向で位置
決めされる。ドライヤユニットは、機械的スクラブ洗浄の後にスクラバユニット
からウエハを受け取り、ウエハを乾燥させるように構成される。
【0008】 別の一実施形態では、ウエハ処理方法を開示する。ウエハ処理方法は、ウエハ
をスクラブステーションの中に受け取る工程を含む。方法は、さらに、スクラブ
ステーションからスクラブステーションの鉛直上方に配置された乾燥ステーショ
ンへとウエハを持ち上げる。
【0009】 さらに別の一実施形態では、ウエハスクラブ・乾燥装置を開示する。ウエハス
クラブ・乾燥装置は、ウエハを鉛直面の向きでスクラブするように方向付けられ
たスクラブブラシを有したスクラバユニットを含む。スクラバユニットの頂部領
域の上方には、ドライヤユニットが位置決めされ、このドライヤユニットは、ス
クラバユニットからウエハを受け取るように構成される。ウエハは、スクラバユ
ニットの頂部領域のスロットからドライヤへと鉛直面の向きで受け取られる。
【0010】 さらに別の一実施形態では、半導体ウエハ処理装置を開示する。半導体ウエハ
処理装置は、ウエハ洗浄ステーションと、ウエハ洗浄ステーションの上方に搭載
された乾燥ステーションとを含む。
【0011】 本発明によって、実質的で且つ多くの利点を得られる。特に、ウエハ処理シス
テムが鉛直配置であることは、システムの占有面積と、クリーンルームが必要と
する床面積と、を大幅に減少させる。鉛直配置であることは、処理システムが大
きな床面積を占め、一方の処理ステーションまたはユニットから次のステーショ
ンまたはユニットへとウエハを搬送するために、ロボットによってウエハを繰り
返し取り扱う必要がある従来の技術と比べて、格段の進歩である。本発明は、必
要とされる床面積を最小化するだけでなく、ロボットによって繰り返し取り扱う
必要性を最小限に抑え、作業費用および汚染可能性の両方を低減させる。
【0012】 本発明は、また、化学剤による洗浄すなわちエッチングと脱イオン水によるリ
ンスの両方を、スクラバユニットとドライヤユニットの双方で提供することによ
って、ウエハ処理プロセスでの柔軟性を高められるような実施形態を用意するこ
とができる。鉛直配置のウエハ処理システムは、スクラバユニットの中に二重の
ブラシセットを内包しており、これらのブラシは、化学剤と脱イオン水の両方を
、ウエハプロセスによって指図されるあらゆる組み合わせで分配することができ
る。ドライヤユニットも、やはり化学剤と脱イオン水の両方を供給するように構
成され、鉛直配置のウエハ処理システムは、ウエハがシステム内を上昇するにつ
れて徐々に清浄度を増すような環境を内包することができる。したがって、第1
のスクラブ動作は最も激しくて良く、続くエッチング、洗浄、およびリンスから
なる一連の動作は、清浄度が増した条件のもとで行われる。これらの一連の動作
は、鉛直配置のシステムの中の高い位置で行われる。
【0013】 最後に、本発明による好ましい一実施形態は、従来の技術よりもスループット
が大きい効率的なプロセスを提供することができる。単一のロボットが、ウエハ
処理システムのスクラバユニットの中にウエハをロードし、ドライヤユニットか
らウエハをアンロードすることができる。鉛直配置のウエハ処理システムは、複
数のウエハ処理システムが小さい床面積を共有するように装備することによって
、節約および効率を最大化することができる。
【0014】 本発明の原理を例示した添付図面と関連付けながら行う以下の詳細な説明によ
って、本発明のその他の態様および利点が明らかになる。
【0015】 添付の図面に関連して行う以下の詳細な説明から、本発明を容易に理解するこ
とができる。説明を容易にするため、類似の構成要素を同一の参照符号で示した
【0016】
【発明の実施の形態】
ウエハ処理装置、すなわちウエハのスクラブ、洗浄、エッチング、リンス、お
よび乾燥を行う装置の発明を開示する。好ましい一実施形態では、ウエハ処理シ
ステムは、ウエハを受け取り、次いでウエハをドライヤユニットの中へと搬送す
るように構成されたウエハスクラブユニットを含む。この好ましい実施形態では
、ドライヤユニットはウエハスクラブユニットの上方に位置決めされる。以下の
説明では、本発明が完全に理解されるように多くの項目を特定している。しかし
ながら、当業者には明らかなように、本発明は、これらの項目の一部または全て
を特定しなくても実施することが可能である。そのほか、本発明が不必要に不明
瞭となるのを避けるため、周知のプロセス動作の説明は省略した。
【0017】 図1Aは、本発明の一実施形態にしたがって鉛直配置のウエハスクラバ・ドラ
イヤユニットを示した図である。図に示すように、ドライヤユニット104は、
スクラバユニット102の上方に搭載され、ウエハ処理システム100として組
み込まれている。ドライヤユニット104は、様々な方法でスクラバユニット1
02の上方に搭載することができる。ドライヤユニット104は、例えば、スク
ラバユニット102の一部にボルトで留めたり、ハウジングサポートに搭載した
り、壁に取り付けたり、適当なサポートを使用してスクラバユニット102の上
方に吊るしたりすることができる。貴重なクリーンルームのスペースを節約し、
後述する他の利点を実現するため、ドライヤユニット104は、いずれの場合も
スクラバユニット102の上方に位置決めされる。
【0018】 一実施形態では、ドライヤユニットは、固定ドライヤハウジング104bに近
づくか、または、固定ドライヤハウジング104bから遠ざかることによって、
後ほど詳述する開位置、閉位置、およびロード/アンロード位置を規定するよう
に構成された可動ドライヤハウジング104aを含む。図1Aは、ウエハ処理シ
ステム100のドライヤユニット104が開位置にある状態を示した図である。
固定ドライヤハウジング104bは、システム100のドライヤユニット104
とスクラバユニット102の両方にわたってこれらの両方をサポートするシステ
ムサポート構造106に固定される。一実施形態では、サポート台106aが、
スクラバユニット102と固定ドライヤハウジング104bとの間に位置決めさ
れる。
【0019】 図中のウエハ110は、スクラバユニット102の第2のスロット開口部10
2cからドライヤユニット104に入るところである。フィンガ105b、10
5cは、ドライヤユニット104の中でウエハ110をサポートするように構成
され、ピボットフィンガ105aは、ウエハ110の端に向かってピボット動作
を行い、ウエハ110をその取付け具の中に固定するように構成される。一実施
形態では、ウエハ110は、リフタロッドコントローラ108によって駆動され
るリフタロッド112上に設けられたエッジホルダ114によって、スクラバユ
ニット102の中で持ち上げられる。
【0020】 ウエハ110は、前ドアパネル102aに設けられた第1のスロット開口部1
02gを通ってスクラバユニット102に入る。第1のスロット開口部102g
は、必要な方向102b’にスライドして第1のスロット開口部102gを開い
たり閉じたりするスライダドア102bによって、開いたり閉じたりするように
構成される。処理したいウエハ110は、一般に、第1のスロット開口部102
gを通ってウエハ処理システム100に導入される。すると、スライダドア10
2bが閉じてシステムを密閉する。ウエハ110は、スクラバユニット102の
中でスクラブされ、次いで、リフタロッド112の上に搭載されたエッジホルダ
114によって、ドライヤユニット104へと持ち上げられる。ウエハ110は
、第2のスロット開口部102cを通ってスクラバユニット102から出て、図
1Aに示した開位置にあるドライヤユニット104の中へと移動する。ウエハ1
10は、フィンガ105b,105cおよびピボットフィンガ105aによって
、ドライヤユニットの中に搭載され固定される。ウエハ110は、ドライヤユニ
ット104の中で乾燥され、清浄で且つ乾燥したウエハ110が、ウエハ処理シ
ステム100から取り出される。ここで使用する乾燥という用語は、ウエハをス
ピンさせる、ウエハをリンスする、ウエハに化学剤を塗布してリンスする(例え
ばHFなどの化学剤によるエッチングを実施するため)、そして単に乾燥させる
など、様々な可能な動作を意味するものとして理解する必要がある。したがって
、「乾燥した」、「乾燥させる」、「ドライヤ」、「ドライヤユニット」、「乾
燥システム」などの用語は、ここで定義され且つ類似の用途を有する様々な動作
の任意の1つまたは任意の組み合わせを含むものとして解釈する必要がある。
【0021】 図1Bは、本発明の一実施形態にしたがってドライヤユニット104のロード
/アンロード位置を示した図である。図からわかるように、可動ドライヤハウジ
ング104aは、固定ドライヤハウジング104bの方向に移動する。ウエハ1
10は、完全にドライヤユニット104の中に入るとフィンガ105b,105
cによってサポートされる。ピボットフィンガ105aは、持ち上げられた状態
のアンロック位置からスタートして下向きにピボット動作をして、ウエハ110
のエッジと接触し、フィンガ105b,105cおよびピボットフィンガ105
aによってウエハを取付け状態に固定する。
【0022】 一実施形態において、ロード/アンロード位置は2段階の位置である。ロード
位置の第1段階では、ウエハ110を、エッジホルダ114によって持ち上げて
ドライヤユニット104の中に入れ、ウエハ110の底辺がフィンガ105b,
105cの僅か上方にくる位置に持ってくる。次いで、可動ハウジング104a
は、フィンが105b,105cが、下がってきたウエハ110をその底辺で保
持するためにウエハ110の底辺下方の位置に配置されるように位置決めされる
。ロード位置の第2段階では、ウエハ110をフィンガ105b,105c上に
達するまで下げ、ピボットフィンガ105aを下向きにピボット動作させてウエ
ハ110の上端を固定し、ウエハ110をドライヤユニット104の中に搭載す
る動作を完了する。次いで、可動ドライヤハウジング104aが閉位置への移動
を続けられるように、ドライヤユニット104からエッジホルダ114を後退さ
せる。
【0023】 図1Cは、本発明の一実施形態にしたがって閉位置にある状態のドライヤユニ
ット104を示した図である。可動ドライヤハウジング104aは、固定ドライ
ヤハウジング104bと出会って重なることによってドライヤユニット104を
密閉できるように位置決めされる。図中のウエハ110は、密閉されたドライヤ
ユニット104の内部において、フィンガ105b,105cの上に搭載され、
ピボットフィンガ105aによって固定されている。
【0024】 図2Aは、本発明の一実施形態にしたがってスクラバユニット102の正面お
よび側面を示した透視図である。図中、前パネルドア102aは、スクラバアセ
ンブリの各構成要素へのアクセスを可能にする開位置の状態で示されている。第
1のスロット開口部102gは、前パネルドア102aの中に設けられる。スク
ラブ動作中、前パネルドア102aは閉位置にあり、ウエハ110は、第1のス
ロット開口部102gを通してスクラバユニット102に挿入される。
【0025】 図中、第2のスロット開口部102cは、スクラバユニット102の頂部にあ
るトッププレート102fの中に設けられている。図中のトップドア102dは
、開位置の状態で示されており、トップドア102dの開位置または閉位置への
移動の方向が、双方向の矢印で示されている。本発明の一実施形態にしたがって
、図中のトップドア102dは、トップドア102dの移動を制御する位置決め
バー102eと接続されている。別の一実施形態では、トップドア102dの位
置は、可動ドライヤハウジング(図1A〜1Cの104a)の底部に搭載されて
可動ドライヤハウジング104aの位置にしたがってトップドア102dを位置
決めするピン、ブラケット、または他のこのようなデバイスによって制御される
。さらに別の一実施形態では、トップドア102dは、スクラバユニット102
の内部に設けられ、既知の機械的動作によってスクラバユニット102の内部に
位置決めされる。
【0026】 図中では、4つのブラシ120がスクラバユニット102の内部に設けられ、
これらのブラシは、ウエハ110の両側に2つのブラシ120が設けられ、その
上にやはりウエハ110の両側に2つのブラシ120が設けられるように、対称
的に構成されている。トッププレート102fに最も近い2つのブラシ120は
、上方ブラシセット120を構成し、上方ブラシセット120の下にある2つの
ブラシ120は、下方ブラシセット120を構成する。各ブラシ120の上方に
は、複数のノズルヘッドを含んだマニホールドが示されており、これらのノズル
ヘッドは、各ブラシ120の上方のスプレイヤ122として構成される。
【0027】 スクラブ動作中、ブラシ120は、ウエハ110の両側を対でスクラブするよ
うに構成される。すなわち、下方ブラシセット120がウエハ110と接触し、
ウエハ110に対してスクラブ動作を実施するように位置決めされるとき、上方
ブラシセット120はウエハ110から後退する。スクラバ102は、次いで、
上方ブラシセット120がウエハ110と接触してウエハ110に対してスクラ
ブ動作を実施し、下方セット120のセットがウエハ110から後退するように
、上方ブラシセット120を位置決めするように構成される。スプレイヤセット
122は、各ブラシ120と関連付けられており、各ブラシ120に対して固定
された位置に留まる。この固定された位置とは、各ブラシ120の上方の位置で
あり、スプレイヤ122は、スクラブ動作用の流体、洗浄用の流体、またはエッ
チング用の流体を必要に応じて供給する。
【0028】 本発明の一実施形態にしたがうと、スクラブ動作が鉛直面方位で行われること
は、スクラブプロセスの汚染状態から清浄状態への進行を促進する。汚染状態か
ら清浄状態への進行においては、ウエハのスクラブ動作がスクラバ102内を高
い位置に移動するほど動作の清浄度が増す。例えば、下方ブラシセットは、スク
ラブプロセスを実施することによって動作を開始し、例えば、何らかの化学/脱
イオン水溶液(例えばフッ化水素酸(HF)または他のこのような化学剤)を使
用して初期のスクラブ動作を実施する。上述したように、下方ブラシセットがウ
エハ110と接触してスクラブ動作を実施しているあいだ、上方ブラシセット1
20はウエハ110から後退している。ブラシ120の上方に設けられたスプレ
イヤ122は、このプロセスに脱イオン水または化学剤を導入することができる
。あるいは、ブラシを通して化学剤または脱イオン水を導入することもできる。
【0029】 下方ブラシセット120を使用した第1のスクラブ動作が完了したら、下方ブ
ラシセット120がウエハから遠ざかるとともに、上方ブラシセット120がウ
エハに近づく。第2のスクラブ動作は、上方ブラシセット120を使用して実施
することができる。例えば、第2のスクラブ動作は、別の化学剤(例えば弱めの
もので良い)または脱イオン水を使用して化学剤および微粒子の大部分を除去す
ることを含む。また、スプレイヤ122も、任意の化学剤および/または微粒子
を除去する助けとなることができる。
【0030】 図2Bは、本発明の一実施形態にしたがってスクラバユニット102からのウ
エハ110の移動を示した図である。ウエハ110は、リフタロッド112に取
り付けられたエッジリフタ114によって、スクラバユニット102の中で持ち
上げられる。トップドア102dは、トッププレート102fの中に設けられた
トップスロット102cを通してウエハ110をスクラバユニット102から出
すことができる開位置になければならない。後ほど詳述するように、ウエハは、
スクラバユニット102から出てドライヤユニットへと移動する。
【0031】 図3Aは、本発明の一実施形態にしたがってスクラバブラシアセンブリ200
を示した図である。スクラバブラシアセンブリ200は、上記したように、上方
ブラシセット120と下方ブラシセット120とを構成する4つのブラシ120
を含む。スクラブ動作中、ブラシ120は、回転して所望のスクラブ作用を生じ
るように構成される。上述したように、いずれの時点においても、上方ブラシセ
ット120または下方ブラシセット120の一方のみが、ウエハ110と接触し
ウエハ110に対してスクラブ動作を実施する。下方ブラシセットがスクラブ動
作を実施しているあいだ、上方ブラシセットはウエハ110から後退している。
上方ブラシセット120がスクラブ動作を実施しているあいだ、下方ブラシセッ
ト120はウエハ110から後退している。ブラシの位置決めおよび回転は、ブ
ラシ制御アセンブリ202によって制御される。
【0032】 スクラブ動作中、ウエハ110は、ウエハ駆動ローラ206a,206bによ
って所定の位置に支持される。ウエハ駆動ローラ206a,206bは、ローラ
アーム204a,204bに搭載されている。ウエハ駆動ローラ206a,20
6bは、ウエハ110に対するブラシ120の回転によって達成されるスクラブ
動作と併せてウエハ110の回転を駆動する。スクラブ動作中、エッジホルダ1
14はウエハ110から後退している。ウエハ駆動ローラ206a,206bは
、ウエハ110を支持し、モータ208によって駆動されてウエハ110を回転
させる。ウエハ110は、ローラアーム204a,204bの上昇または下降に
よって上下に移動し、偏心(オフセンタ)スクラブを達成することもできる。
【0033】 スクラブ動作が完了したら、リフタロッドコントローラ108’によって駆動
されるリフタロッド112によって、エッジホルダを上昇させ、所定の位置に持
ってくる。図示した実施形態のリフタロッドコントローラ108’はサーボモー
タであるが、他の実施形態では、空気圧デバイス、油圧デバイス、線形アクチュ
エータ、または、ウエハ110をスクラバユニット102の中でその上方のドラ
イバユニット104(図1を参照のこと)に向かって制御可能なかたちで上昇お
よび下降させる任意の適切な機械デバイスとすることが可能である。
【0034】 図3Bは、本発明の一実施形態にしたがってエッジホルダ114を詳細に示し
た図である。エッジホルダ114は、リフタロッド112の端に取り付けられ、
ウエハ110の端の小部分でウエハ110を支持するように構成される。エッジ
ホルダ114の内部は、断面図からわかるように「V」字型に構成される。この
設計は、ウエハ110の表面との接触面積(例えば活性領域)を最小限に抑える
とともに、ウエハ110を持ち上げ、上述したように、スクラバユニット102
の中を通ってドライヤユニット104内の所定の位置にウエハ110を持ってく
るための十分な支持を提供するように構成される。
【0035】 図3Cは、本発明の一実施形態にしたがって持ち上げられている状態のウエハ
110を示した図である。スクラブ動作の終了時に、エッジホルダ114は、リ
フタロッドコントローラ108’または108によって駆動されるリフタアーム
112によって持ち上げられる。エッジホルダが、ウエハ110を支持する位置
に位置決めされると、ブラシ120が、ブラシ制御アセンブリ202によって後
退させられる。リフタロッドが進行し、エッジホルダを方向210aに持ち上げ
る結果、ウエハ110は、スクラバブラシアセンブリ200の中において210
bの方向に上昇する。ウエハ110が上昇し、ウエハ110の支持がウエハ駆動
ローラ206a,206bからエッジホルダ114へと移動するにつれ、ウエハ
は、スクラバユニット102からその上方のドライヤユニット104へと持ち上
げられる。
【0036】 図1A〜1Cを参照にして上述したように、ドライヤユニット104の一実施
形態は、開位置、ロード/アンロード位置、閉位置の3つの位置を有する。図4
A〜4Cは、本発明の一実施形態にしたがって、3つの位置のそれぞれにあるド
ライヤユニットの側面を示した図であり、開位置およびロード/アンロード位置
に関しては、ウエハの位置の詳細をともに示した。図4Aでは、ドライヤユニッ
ト104は開位置にある。可動ドライヤハウジング104aは、固定ドライヤハ
ウジング104bから最大距離(Dopen)だけ離れている。この位置にある可動
ドライヤハウジング104aは、固定ドライヤハウジング104bに向かう方向
にのみ(例えば動作中に)移動することができ、この移動は、矢印252によっ
て表されている。この側面図のウエハ110は、リフタロッド112の端上のエ
ッジホルダ114によって支持された状態にある。ピボットフィンガ105aは
、上昇位置すなわちアンロック位置にある状態で示されている。フィンガ105
b,105cは、側方からは単一の構造に見える。
【0037】 図4Aのウエハの詳細は、ウエハ110が、実際は、プラテン250上の点で
表されるフィンガ105b,105cの上に位置することを示している。可動ド
ライヤハウジング104aは、この位置からロード/アンロード位置に向かって
進むことができる。
【0038】 図4Bは、ロード/アンロード位置を示している。可動ドライヤハウジング1
04aは、固定ドライヤハウジング104bに近づいており、このときの両ハウ
ジング間の距離は、DL/Uによって表される。双方向の矢印254によって表さ
れるように、可動ドライヤハウジング104aは、ロード/アンロード位置から
は、固定ドライヤハウジング104bから遠ざかる方向または固定ドライヤハウ
ジング104bに近づく方向のいずれにも移動することができる。ロード/アン
ロード位置にあるとき、ウエハ110は、フィンガ105b,105cの上に位
置決めされており、このときピボットフィンガ105aは、持ち上げられたアン
ロック位置からスタートして下向きにピボット動作してウエハ110のエッジと
接触し、フィンガ105b,105cおよびピボットフィンガ105aによって
、取付け状態にウエハを固定する。ウエハの詳細からわかるように、ウエハは、
ピボットフィンガ105aおよびフィンガ105b,105cによってプラテン
250に搭載され固定される。次いで、リフタロッド112は、エッジホルダ1
14をウエハ110から後退させてドライヤユニット104から出す。
【0039】 図4Cは、閉位置にあるドライヤユニット104を示している。可動ドライヤ
ハウジング104aは、固定ドライヤハウジング104bと結合することによっ
てドライヤユニット104を密閉する。後ほど詳述するように、ウエハ110は
、密閉されたドライヤユニット104の固定ドライヤハウジング104b部分の
内部であってプラテンの上である位置に、ピボットフィンガ105aおよびフィ
ンガ105b,105cによってしっかりと搭載される。
【0040】 図5は、本発明の一実施形態にしたがってウエハ処理プロセス300を図示し
たものである。ウエハ110は、エンドエフェクタ304によって操作され(例
えば所望の位置に近づくまたは所望の位置から離れるように移動され)、そして
、真空保持部306、またはウエハをエンドエフェクタ304に固定する他のこ
のような装置もしくはプロセス、またはクリーンルームの基準および整合性を維
持しつつウエハを効果的に搬送するように設計された他のロボットアームによっ
て、エンドエフェクタ304に固定される。ウエハ110は、スクラバユニット
102の中に挿入され、スクラバアセンブリの中で302bのように位置決めさ
れる。一実施形態では、複数のスクラブプロセスが実現され、プロセスごとにウ
エハの清浄度が増す。スクラブプロセスが完了したら、ウエハを302cのよう
に移動させて上方のドライヤユニット104の中に移し、302dのように位置
決めして乾燥プロセスに備える。一実施形態では、ドライヤユニット104の中
で完了されるプロセスとして、ウエハ110のスピン、ウエハ110のリンス、
ウエハ110のエッチング、ウエハ110の乾燥などを含む。乾燥プロセスの完
了時に、ウエハ110は、エンドエフェクタ304によって302eのように引
き出される。このとき、ウエハ110は、真空保持部306または上述した他の
このような固定装置もしくは固定方法によってエンドエフェクタに固定される。
一実施形態では、エンドエフェクタ304は、図示したウエハ処理プロセス30
0の開始時にウエハ110を302aのように挿入したエンドエフェクタ304
と同じロボットに取り付けられている。あるいは、2つまたはそれ以上のエンド
エフェクタを使用することもできる。
【0041】 図6Aは、本発明の一実施形態にしたがってドライヤ104を詳細に示した図
である。上述したように、ドライヤ104は、可動ドライヤハウジング104a
と固定ドライヤハウジング104bとを含む。一実施形態では、可動ドライヤハ
ウジング104aは、開位置、ロード/アンロード位置、または閉位置のいずれ
か1つの位置に機械的に位置決めされる。ウエハ110は、上述したように、ド
ライヤ104の中に移され、プラテン250の上に搭載されフィンガ105によ
って固定される。プラテン250は、搭載ブロック354を使用してスピンモー
タ352に取り付けられ、その上に固定されたウエハ110とともにスピンする
ように構成されている。すすぎ用の流体をウエハ110の背面に方向付けるため
、図6Aに示すように、ノズルセット350が用意されている。
【0042】 一実施形態では、ウエハ110は、ドライヤ104が開位置にあるときにドラ
イヤ104に移される。ウエハ110は、スクラブ動作の完了後にスクラバ10
2の中で持ち上げられ(図1Aを参照のこと)、スクラバ102の上方に構成さ
れた開位置のドライヤ104の中に入る。可動ドライヤハウジング104aは、
ロード/アンロード位置に移動し、ウエハ110は、図1A〜1Cを参照にして
上述したように、フィンガ105を使用してプラテン250の上に搭載される。
ウエハ110の活性側(例えば上にデバイスを作成された側)は、可動ドライヤ
ハウジング104aに面するように位置決めされ、可動ドライヤハウジング10
4aは、ウエハ110が搭載されると再び移動を始め、固定ドライヤハウジング
104bと結合し、ドライヤ104を密閉して閉位置になる。
【0043】 閉位置にあるとき、ドライヤ104は、ウエハ110のスピン、リンス、エッ
チング、乾燥のうち任意の動作を実施するように構成される。
【0044】 図6Bおよび図6Cは、本発明の一実施形態にしたがってドライヤ104を上
から見た透視図である。図6Bは、ロード/アンロード位置にあるドライヤ10
4を、そして図6Cは、閉位置にあるドライヤ104を示している。一実施形態
では、ドライヤ104の側方にサーボモータ359を配置し、可動ドライヤハウ
ジング104aの位置決めを制御する。ロード/アンロード位置(図6B)のと
き、ウエハ110は、フィンガ105b,105cを使用してプラテン250に
搭載される。上述したように、ピボットフィンガ105aは、ウエハ110を取
付け状態に固定するために使用される。ウエハ110が位置決めされ、エッジホ
ルダ114(図3A〜3Bを参照のこと)がドライヤ104から後退すると、サ
ーボモータ359は、可動ハウジング104aを駆動して、固定ハウジング10
4bに向かわせるすなわち閉位置に到達させる。ウエハ110の裏面は、固定ハ
ウジング104bに面した側であり、リンス用の流体またはプロセス化学剤を方
向付けるノズルセット350によってリンスされる。ウエハ110の活性側は、
プラテン250に面した側であり、ウエハ110のその面に流体を方向付けるノ
ズル358によってリンスされる(またはリンスに続いてエッチングされる)。
図6B〜6Cは、本発明の一実施形態にしたがって、ウエハ110の活性側に流
体を方向付ける代表的なノズル358を示しており、ノズル358は、所望プロ
セスのニーズおよびウエハ110のサイズに応じ、任意の適切な位置または任意
の適切な構成とすることができる。
【0045】 図6B〜6Cには、ドライヤユニット104から流体を除去するためのドレイ
ン360が示されている。ドレイン360は、流体を除去する乾燥環境において
必要とされるが、好ましい一実施形態では、ドレイン360がドライヤユニット
104の最下部に位置決めしたときが最も効果的であることは、上からの透視図
から知ることができないであろう。
【0046】 ウエハ110が、処理システム100において処理されたら、そのウエハは、
他の周知の製造動作で処理することが可能になる。これらの動作は、周知のよう
に、酸化物材料および導体材料(例えばアルミニウム、銅、およびこれらの混合
など)のデポジションまたはスパッタリングを含む。この工程は「後」工程とし
ても知られており、エッチング動作も含む。これらのエッチング動作は、金属配
線と、ビアと、集積回路デバイスの相互接続構造を規定するのに必要な他の幾何
学パターンと、からなるネットワークを規定するように設計される。表面を平坦
化し、より効果的な製造を可能にするためには、これらの動作のあいだに何らか
の化学機械研磨(CMP)処理も必要とされる。このような任意の処理の後は、
集積回路デバイスの作成プロセスに含まれる次の処理に進む前に、ウエハを洗浄
して乾燥させる必要がある。完了後は、ウエハを複数のダイにカットする。各ダ
イは、それぞれが1枚の集積回路チップである。そして、適切なパッケージにチ
ップを収容し、家電などの所望の最終製品に組み込む。
【0047】 以上では、幾つかの好ましい実施形態に関連して本発明の説明を行ったが、当
業者ならば、発明の詳細な説明および添付の図面を参照することによって、様々
な代替の形態、追加、変更、および等価の形態を考え付けることがわかる。した
がって、本発明は、このような代替の形態、追加、変更、および等価の形態の全
てを、発明の真の趣旨および特許請求の範囲の範囲内に含むものとみなされる。
【図面の簡単な説明】
【図1A】 本発明の一実施形態にしたがって垂直面指向のウエハスクラバ・ドライヤユニ
ットを示した図である。
【図1B】 本発明の一実施形態にしたがってドライヤユニットのロード/アンロード位置
を示した図である。
【図1C】 本発明の一実施形態にしたがって閉位置のドライヤユニットを示した図である
【図2A】 本発明の一実施形態にしたがってスクラバユニットの正面および側面を示した
透視図である。
【図2B】 本発明の一実施形態にしたがってスクラバユニットからのウエハの移動を示し
た図である。
【図3A】 本発明の一実施形態にしたがってスクラバブラシアセンブリを示した図である
【図3B】 本発明の一実施形態にしたがってエッジホルダを詳細に示した図である。
【図3C】 本発明の一実施形態にしたがって持ち上げられている状態のウエハを示した図
である。
【図4A】 本発明の一実施形態にしたがって開位置にあるドライヤユニットの側面を示し
、ウエハの位置の詳細をともに示した図である。
【図4B】 本発明の一実施形態にしたがってロード/アンロード位置にあるドライヤユニ
ットの側面を示し、ウエハの位置の詳細をともに示した図である。
【図4C】 本発明の一実施形態にしたがってドライヤユニットの側面を示し、ウエハの位
置の詳細をともに示した図である。
【図5】 本発明の一実施形態にしたがってウエハ処理プロセスを図示したものである。
【図6A】 本発明の一実施形態にしたがってドライヤを詳細に示した図である。
【図6B】 本発明の一実施形態にしたがってドライヤを上から見た透視図である。
【図6C】 本発明の一実施形態にしたがってドライヤを上から見た透視図である。
【符号の説明】
100…ウエハ処理システム 102…スクラバユニット 102a…前ドアパネル 102b…スライダドア 102c…第2のスロット開口部 102d…トップドア 102e…位置決めバー 102f…トッププレート 102g…第1のスロット開口部 104…ドライヤユニット 104a…可動ドライヤハウジング 104b…固定ドライヤハウジング 105a…ピボットフィンガ 105b,105c…フィンガ 106…システムサポート構造 106a…サポート台 108…リフタロッドコントローラ 110…ウエハ 112…リフタロッド 114…エッジホルダ 120…ブラシ 122…スプレイヤ 200…スクラバブラシアセンブリ 202…ブラシ制御アセンブリ 204a,204b…ローラアーム 206a,206b…ウエハ駆動ローラ 208…モータ 250…プラテン 300…ウエハ処理プロセス 304…エンドエフェクタ 306…真空ホールド 350…ノズルセット 352…スピンモータ 354…搭載ブロック 358…ノズル 359…サーボモータ 360…ドレイン
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成14年4月9日(2002.4.9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項21】 請求項18に記載の半導体ウエハ処理装置であって、 前記乾燥ステーションは、スピン、乾燥、リンス、化学剤塗布のうちの1つ以上
を実施するように構成されている、半導体ウエハ処理装置。
【手続補正書】
【提出日】平成14年11月19日(2002.11.19)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0020】 ウエハ110は、前パネルドア102aに設けられた第1のスロット開口部1
02gを通ってスクラバユニット102に入る。第1のスロット開口部102g
は、必要な方向102b’にスライドして第1のスロット開口部102gを開い
たり閉じたりするスライダドア102bによって、開いたり閉じたりするように
構成される。処理したいウエハ110は、一般に、第1のスロット開口部102
gを通ってウエハ処理システム100に導入される。すると、スライダドア10
2bが閉じてシステムを密閉する。ウエハ110は、スクラバユニット102の
中でスクラブされ、次いで、リフタロッド112の上に搭載されたエッジホルダ
114によって、ドライヤユニット104へと持ち上げられる。ウエハ110は
、第2のスロット開口部102cを通ってスクラバユニット102から出て、図
1Aに示した開位置にあるドライヤユニット104の中へと移動する。ウエハ1
10は、フィンガ105b,105cおよびピボットフィンガ105aによって
、ドライヤユニット104の中に搭載され固定される。ウエハ110は、ドライ
ヤユニット104の中で乾燥され、清浄で且つ乾燥したウエハ110が、ウエハ
処理システム100から取り出される。ここで使用する乾燥という用語は、ウエ
ハをスピンさせる、ウエハをリンスする、ウエハに化学剤を塗布してリンスする
(例えばHFなどの化学剤によるエッチングを実施するため)、そして単に乾燥
させるなど、様々な可能な動作を意味するものとして理解する必要がある。した
がって、「乾燥した」、「乾燥させる」、「ドライヤ」、「ドライヤユニット」
、「乾燥システム」などの用語は、ここで定義され且つ類似の用途を有する様々
な動作の任意の1つまたは任意の組み合わせを含むものとして解釈する必要があ
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0030】 図2Bは、本発明の一実施形態にしたがってスクラバユニット102からのウ
エハ110の移動を示した図である。ウエハ110は、リフタロッド112に取
り付けられたエッジリフタ114によって、スクラバユニット102の中で持ち
上げられる。トップドア102dは、トッププレート102fの中に設けられた
トップスロット102cを通してウエハ110をスクラバユニット102から出
すことができる開位置になければならない。後ほど詳述するように、ウエハは、
スクラバユニット102から出てドライヤユニット104へと移動する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0035】 図3Cは、本発明の一実施形態にしたがって持ち上げられている状態のウエハ
110を示した図である。スクラブ動作の終了時に、エッジホルダ114は、リ
フタロッドコントローラ108’または108によって駆動されるリフタロッド 112によって持ち上げられる。エッジホルダが、ウエハ110を支持する位置
に位置決めされると、ブラシ120が、ブラシ制御アセンブリ202によって後
退させられる。リフタロッド112が進行し、エッジホルダ114を方向210
aに持ち上げる結果、ウエハ110は、スクラバブラシアセンブリ200の中に
おいて210bの方向に上昇する。ウエハ110が上昇し、ウエハ110の支持
がウエハ駆動ローラ206a,206bからエッジホルダ114へと移動するに
つれ、ウエハは、スクラバユニット102からその上方のドライヤユニット10
4へと持ち上げられる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0036】 図1A〜1Cを参照にして上述したように、ドライヤユニット104の一実施
形態は、開位置、ロード/アンロード位置、閉位置の3つの位置を有する。図4
A〜4Cは、本発明の一実施形態にしたがって、3つの位置のそれぞれにあるド
ライヤユニット104の側面を示した図であり、開位置、ロード/アンロード位 置および閉位置に関して ウエハの位置の詳細をともに示した。図4Aでは、ドラ
イヤユニット104は開位置にある。可動ドライヤハウジング104aは、固定
ドライヤハウジング104bから最大距離(Dopen)だけ離れている。この位置
にある可動ドライヤハウジング104aは、固定ドライヤハウジング104bに
向かう方向にのみ(例えば動作中に)移動することができ、この移動は、矢印2
52によって表されている。この側面図のウエハ110は、リフタロッド112
の端上のエッジホルダ114によって支持された状態にある。ピボットフィンガ
105aは、上昇位置すなわちアンロック位置にある状態で示されている。フィ
ンガ105b,105cは、側方からは単一の構造に見える。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0039】 図4Cは、閉位置にあるドライヤユニット104を示している。可動ドライヤ
ハウジング104aは、固定ドライヤハウジング104bと結合することによっ
てドライヤユニット104を密閉する。後ほど詳述するように、ウエハ110は
、密閉されたドライヤユニット104の固定ドライヤハウジング104b部分の
内部であってプラテン250の上である位置に、ピボットフィンガ105aおよ
びフィンガ105b,105cによってしっかりと搭載される。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図4C
【補正方法】変更
【補正の内容】
【図4C】 本発明の一実施形態にしたがって閉位置にあるドライヤユニットの側面を示し
、ウエハの位置の詳細をともに示した図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN, YU,ZA,ZW (72)発明者 ジョンズ・オリバー・デイビッド アメリカ合衆国 カリフォルニア州95076 ワトソンヴィル,ヴィスタ・デル・パジ ャロ,152 Fターム(参考) 5F031 CA02 FA01 FA07 FA12 FA18 GA08 GA49 HA45 HA48 HA50 MA22 MA23 NA09

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエハ処理システムであって、 機械的スクラブ洗浄のためにウエハを受け取るように構成されたスクラバユニ
    ットと、 前記スクラバユニットの鉛直上方に配置され、前記機械的スクラブ洗浄の後に
    前記ウエハを受け取って乾燥させるように構成されたドライヤユニットと、 を備えるウエハ処理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のウエハ処理システムであって、 前記スクラバユニットは、前記ウエハを受け取るための第1のスロット開口部
    と、前記第1のスロット開口部と異なるスロット開口部であって前記ドライヤユ
    ニットと通じている第2のスロット開口部とを備える、ウエハ処理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のウエハ処理システムであって、 前記ドライヤユニットは、第1のハウジング側部分と第2のハウジング側部分
    とを有し、前記第1のハウジング側部分は、閉位置では前記第2のハウジング側
    部分と結合し、前記閉位置以外の位置では前記第2のハウジング側部分から離れ
    るように構成されている、ウエハ処理システム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のウエハ処理システムであって、 前記第2のハウジング側部分は、前記スクラバユニットに対して固定した方向
    で位置決めされ、前記第1のハウジング側部分は、前記第2のハウジング側部分
    に対して可動である、ウエハ処理システム。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のウエハ処理システムであって、 前記第1のハウジング側部分は、鉛直方向と直交する方向に可動である、ウエ
    ハ処理システム。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のウエハ処理システムであって、 前記スクラバユニットは、前記ウエハを受け取るための第1のスロット開口部
    と、前記第1のスロット開口部と異なるスロット開口部であって前記ドライヤユ
    ニットと通じている第2のスロット開口部とを備え、前記ウエハは、前記第2の
    スロット開口部を通して前記スクラバユニットの中から前記ドライヤユニットの
    中へと移されるように構成されている、ウエハ処理システム。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のウエハ処理システムであって、さらに、 第1端と第2端とを有したリフタロッドと、 前記リフタロッドの前記第1端に取り付けられ、前記ウエハが鉛直面となる向
    きで支持するように構成されたエッジホルダと、 を備えるウエハ処理システム。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載のウエハ処理システムであって、 前記リフタロッドは、前記ウエハを前記スクラバユニットから前記ドライヤユ
    ニットへと移すように構成されている、ウエハ処理システム。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載のウエハ処理システムであって、さらに、 前記スクラバユニットを通って前記ドライヤユニットへと前記リフタロッドを
    移動させるためのリフタロッドコントローラを備えるウエハ処理システム。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のウエハ処理システムであって、 前記リフタロッドコントローラは、前記リフタロッドを上昇および下降させる
    ためのものであり、サーボモータ、空気圧システム、線形アクチュエータシステ
    ム、および油圧システムのうちの1つである、ウエハ処理システム。
  11. 【請求項11】 ウエハを処理するための方法であって、 スクラブステーションの中にウエハを受け取る工程と、 前記スクラブステーションから前記スクラブステーションの鉛直上方に配置さ
    れた乾燥ステーションへと前記ウエハを持ち上げる工程と、 を備える方法。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のウエハを処理するための方法であって
    、 前記ウエハを受け取る工程は、前記スクラブステーションの上方以外の場所に
    位置決めされた前記スクラブステーションの第1の開口部を通して行われる、方
    法。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載のウエハを処理するための方法であって
    、 前記ウエハを持ち上げる工程は、前記スクラブステーションの中から外へと行
    われる、方法。
  14. 【請求項14】 請求項11に記載のウエハを処理するための方法であって
    、 前記ウエハは、前記スクラブステーションから前記乾燥ステーションの中へと
    受け取られる、方法。
  15. 【請求項15】 請求項11に記載のウエハを処理するための方法であって
    、さらに、 前記ウエハを前記乾燥ステーションから移す工程を備える方法。
  16. 【請求項16】 ウエハスクラブ・乾燥装置であって、 鉛直面となる向きに置かれたウエハをスクラブするように方向付けられたスク
    ラブブラシを有したスクラバユニットと、 前記スクラバユニットの頂部の上方に位置決めされ、前記スクラバユニットの
    前記頂部に設けられたスロットから前記鉛直面となる向きに置かれた前記ウエハ
    を受け取るように構成されたドライヤユニットと、 を備えるウエハスクラブ・乾燥装置。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載のウエハスクラブ・乾燥装置であって、
    さらに、 第1端と第2端とを有したリフタロッドと、 前記リフタロッドの前記第1端に取り付けられ、前記ウエハが鉛直面となる向
    きで保持するように構成されたエッジホルダと、 前記スクラバユニットを通って前記ドライヤユニットへと前記エッジホルダを
    上昇させるように構成されたリフタコントローラと、 を備えるウエハスクラブ・乾燥装置。
  18. 【請求項18】 請求項16に記載のウエハスクラブ・乾燥装置であって、 前記ドライヤユニットは、開位置、ロード/アンロード位置、および閉位置の
    うちの1つに移るように構成されている、ウエハスクラブ・乾燥装置。
  19. 【請求項19】 半導体ウエハ処理装置であって、 ウエハ洗浄ステーションと、 前記ウエハ洗浄ステーションの上方に搭載された乾燥ステーションと、 を備える半導体ウエハ処理装置。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載の半導体ウエハ処理装置であって、さら
    に、 第1端と第2端とを有したリフタロッドと、 前記リフタロッドの前記第1端と接続されているエッジホルダと、 を備える半導体ウエハ処理装置。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載の半導体ウエハ処理装置であって、 前記エッジホルダは、ウエハが鉛直面となる向きで支持するように構成されて
    いる、半導体ウエハ処理装置。
  22. 【請求項22】 請求項21に記載の半導体ウエハ処理装置であって、 前記リフタロッドは、前記ウエハを支持している前記エッジホルダを、前記ウ
    エハ洗浄ステーションを通って前記乾燥ステーションへと持ち上げるように構成
    されている、半導体ウエハ処理装置。
  23. 【請求項23】 請求項19に記載の半導体ウエハ処理装置であって、 前記乾燥ステーションは、スピン、乾燥、リンス、化学剤塗布のうちの1つ以上
    を実施するように構成されている、半導体ウエハ処理装置。
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