JP2003509074A - ペット動物の活力を増加する方法 - Google Patents

ペット動物の活力を増加する方法

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シフリン、エドアルド
クザルネキイ、ゲイル
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ソシエテ デ プロデユイ ネツスル ソシエテ アノニム
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Abstract

(57)【要約】 本発明はペット動物の消化管内のビフィズス菌および乳酸菌の増殖を促進する栄養剤をペットに投与することを含むペット動物の活力を向上させる方法を提供する。栄養剤はプレビオティック(ｐｒｅｂｉｏｔｉｃｓ)およびプロビオティック(ｐｒｏｂｉｏｔｉｃ)微生物の群から選択される。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】 (発明の分野) この発明はペット動物、特に初老のネコおよびイヌ、の活力を増加する方法に
関する。
【０００２】 (発明の背景) ひとたびそれらの体系機構が減速し始めると、ある老化の徴候が現れはじめる
。すなわち、関節の硬直、エネルギー損失、体重増加、水摂取量の増加、消化機
構の問題、色のさえない、乾燥した毛皮、およびぼろぼろの皮膚などである。イ
ヌについては、これは通常比較的多数の種類に関して約５歳で、また比較的少数
の種類に関して約７歳で顕著になり始める。ネコについては、これは通常約７歳
で顕著になり始める。しかし、その過程はそれぞれの動物によって異なり、そし
てその徴候が明らかになる標準の年齢はない。
【０００３】 これらの徴候の多くの開始は動物にその生涯にわたり完全な、よく平衡のとれ
た食餌を与えることにより遅らせることもできる。さらに、初老の動物の健康状
態は栄養により改良されることができる。特に、健康な動物は、高品質のタンパ
ク質、エネルギー摂取を減少させるために比較的少量の脂肪、食物繊維、および
抗酸化剤を含む平衡のとれた、扶養食餌を与えられるべきである。また、規則的
な運動は筋肉の健康な状態を維持し、循環を増進し、消化を促進させそして体重
増加を防ぐために重要である。
【０００４】 しかし、良好な栄養補給と規則的な運動にもかかわらず、多くの年長の動物は
不活発でありそしてエネルギーに欠けるように見える。同様な問題はまた比較的
若い動物においても起こることがある。
【０００５】 それ故に、ペット動物、特に初老のペット動物、の活力を向上させる方法の必
要性が依然としてある。
【０００６】 (発明の要約) したがって、一つの態様において、本発明はペット動物の消化管内のビフィズ
ス菌および乳酸菌の増殖を促進する栄養剤をペットに投与することを含むペット
動物の活力を向上させる方法を提供する。
【０００７】 意外にも、あるペット動物にそのペットの消化管内にビフィズス菌および乳酸
菌の増殖を促進する栄養剤を投与するとそのペットの活力水準の向上を結果とし
てもたらすことが発見された。これは特に初老のペットにおいて著しいことが判
った。理論に束縛されることを望まないが、その他の作用機構の間で、ペットの
消化管内にビフィズス菌および乳酸菌の濃度を増加させると栄養物を生産する、
および/またはそのペットにより良い栄養とより多くのエネルギーを与える栄養
物の吸収を促進することが信じられる。さらに、ペットの消化管内にビフィズス
菌および乳酸菌の濃度を増加させると消化管内の病原菌の濃度を減少させ、そし
てこれが全身の炎症性状態を改善することができようし、また関節硬直の減少に
導く。
【０００８】 他の一態様において、本発明はペット動物の関節硬直を回復させる方法を提供
するものであり、そしてその方法はペットの消化管内のビフィズス菌および乳酸
菌の増殖を促進する栄養剤をペットに投与することを含む。その栄養剤はペット
における全身の炎症性状態を改善することにおいて、また減少させることにより
、助けになることが好ましい。このことは、増進された炎症性状態に貢献するこ
とが知られている病原性バクテリアの濃度を低下させることにより達成されるこ
とができよう。
【０００９】 前記のペットは好ましくは初老のペット、特に初老のイヌである。そのイヌは
５歳より年上の、例えば７歳より年上のものであることができよう。ネコは７歳
より年上のものであることができよう。
【００１０】 その栄養剤は完全なかつ栄養上平衡のとれたペットフードであることが好まし
い。
【００１１】 栄養剤はプレビオティック、プロビオティック微生物、またはプロビオティッ
ク微生物の発酵より得られた発酵生成物であることができる。
【００１２】 本明細書において、 「プレビオティック」とは、腸内細菌繁殖帯により発酵され、したがってペッ
トの消化管内で病原菌を犠牲にしてビフィズス菌および乳酸菌の増殖または発育
を促進する物質または配合物を意味する。この発酵の結果は結腸内で脂肪酸、特
に短鎖の脂肪酸の放出である。これは結腸内のｐＨ値を低下させる効果を有する
。
【００１３】 「プロビオティック微生物」とは、その腸内の微生物の均衡を改良することに
より宿主に有益な効果を与える微生物を意味する（Ｆｕｌｌｅｒ，Ｒ；１９８９
，Ｊ．Ａｐｐｌｉｅｄ Ｂａｃｔｅｒｉｏｌｏｇｙ，６６;３６５−３７８）。
一般に、プロビオティック微生物は、例えばＣｌｏｓｔｒｉｄｉｕｍ ｐｅｆｒ
ｉｎｇｅｎｓおよびＨｅｌｉｃｏｂａｃｔｅｒ ｐｙｌｏｒｉのような病原性バ
クテリアの増殖を抑制する乳酸と酢酸のような有機酸を生産する。
【００１４】 (発明の好ましい態様の詳細な説明) 本発明は、ペットの消化管内のビフィズス菌および乳酸菌の増殖を促進する栄
養剤をペットに投与することによりペット動物の活力水準が向上されることがで
きるという発見に基づいている。初老のペット、例えば初老のイヌ、の活力水準
は特に向上される。
【００１５】 その栄養剤はプレビオティック、プロビオティック微生物、または またはプロビオティック微生物の発酵より得られた発酵生成物であることができ
る。さらに、プレビオティック、プロビオティック微生物および発酵生成物の組
み合わせをペットに投与することができる。
【００１６】 適当なプレビオティックは、例えば、イヌリンおよびフルクトオリゴ糖、ガラ
クトオリゴ糖、キシロオリゴ糖またはデンプンのオリゴ誘導体として一般に知ら
れているその加水分解生成物を含む。デンプンとガムの組合せもまた使用できる
。
【００１７】 プレビオティックはいかなる適当な形態においても提供されることができる。
例えば、プレビオティックは、プレビオティックを含有する植物材料の形で提供
されることもある。適当な植物材料の例に含まれるものはアスパラガス、アーチ
チョーク、タマネギ、コムギ、ヤコンまたはチコリ、またはこれらの植物材料の
残滓である。またはその代わりに、プレビオティックはイヌリンエキスとして提
供されることもある。チコリからのエキスは特に適当である。適当なイヌリンエ
キスはオラフティ社（Ｏｒａｆｔｉ ＳＡ ｏｆ Ｔｉｒｌｅｍｏｎｔ ３３０
０，Ｂｅｌｇｉｕｍ）から商標 “Ｒａｆｔｉｌｉｎｅ”で入手されることがで
きる。例えば、イヌリンは Ｒａｆｔｉｌｉｎｅ（登録商標）ＳＴの形で提供さ
れることができるが、それは約９０〜約９４重量％のイヌリン、約４重量％まで
のグルコースおよびフルクトース、および約４〜９重量％のスクロースをを含む
細かい白い粉末である。またはその代わりに、プレビオティックはオラフティ社
（Ｏｒａｆｔｉ ＳＡ ｏｆ Ｔｉｒｌｅｍｏｎｔ ３３００，Ｂｅｌｇｉｕｍ
）から商標“Ｒａｆｔｉｌｏｓｅ”で入手されるようなフルクトオリゴ糖の形で
で入手できる。例えば、イヌリンはＲａｆｔｉｌｏｓｅ（登録商標）Ｐ９５の形
で提供されることができる。さもなくば、フルクトオリゴ糖は、イヌリンの加水
分解により、酵素法により、または微生物を使用することにより、イヌリンを加
水分解することにより得られる。
【００１８】 プロビオティック微生物は動物の消費のために適当なそして腸内の微生物平衡
を改良することができる一種以上の微生物より選択できる。
【００１９】 適当なプロビオティック微生物の例に含まれるものは酵母、例えば、 Ｓａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｓ，Ｄｅｂａｒｏｍｙｃｅｓ，Ｃａｎｄｉｄａ， ＰｉｃｈｉａおよびＴｏｒｕｌｏｐｓｉｓ、糸状菌、例えば、 Ａｓｐｅｒｇｉｌｌｕｓ，Ｒｈｉｚｏｐｕｓ，Ｍｕｃｏｒ および ＰｅｎｃｉｌｌｉｕｍとＴｏｒｕｌｏｐｓｉｓ およびバクテリア、例えば、属
Ｂｉｆｉｄｏｂａｃｔｅｒｉｕｍ， Ｂａｃｔｅｒｏｉｄｅｓ， Ｆｕｓｏｂａｃｔｅｒｉｕｍ，Ｍｉｌｉｓｓｏｃｏｃｃｕｓ， Ｐｒｏｐｉｏｎｉｂａｃｔｅｒｉｕｍ，Ｓｔｒｅｐｔｏｃｏｃｃｕｓ， Ｅｎｔｅｒｏｃｏｃｃｕｓ，Ｌａｃｔｏｃｏｃｃｕｓ， Ｓｔａｐｈｙｌｏｃｏｃｃｕｓ，Ｐｅｐｔｏｓｔｒｅｐｏｃｏｃｃｕｓ, Ｂａｃｉｌｌｕｓ，Ｐｅｄｉｏｃｏｃｃｕｓ，Ｍｉｃｒｏｃｏｃｃｕｓ， Ｌｅｕｃｏｎｏｓｔｏｃ，Ｗｅｉｓｓｅｌｌａ，Ａｅｒｏｃｏｃｃｕｓ， Ｏｅｎｏｃｏｃｃｕｓ およびＬａｃｔｏｂａｃｉｌｌｕｓなどである。適当な
プロビオティック微生物の特定の例は、Ｓａｃｃｈａｒｏｍｙｃｅｓ ｃｅｒｅｖｉｓｅａｅ，Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｃｏａｇｕｌａｎｓ， Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｌｉｃｈｅｎｉｆｏｒｍｉｓ，Ｂａｃｉｌｌｕｓ ｓｕｂｔｉｌｌｉｓ，Ｂｉｆｉｄｏｂａｃｔｅｒｉｕｍ ｂｉｆｉｄｕｍ， Ｂｉｆｉｄｏｂａｃｔｏｒｉｕｍ ｉｎｆａｎｔｉｓ, Ｂｉｆｉｄｏｂａｃｔｅｒｉｕｍ ｌｏｎｇｕｍ， Ｅｎｔｅｒｏｃｏｃｃｕｓ
ｆａｅｃｉｕｍ，Ｅｎｔｅｒｏｃｏｃｃｕｓ ｆａｅｃａｌｉｓ， Ｌａｃｔｏｂａｃｉｌｌｕｓ ａｃｉｄｏｐｈｉｌｕｓ， Ｌａｃｔｏｂａｃｉｌｌｕｓ ａｌｉｍｅｎｔａｒｉｕｓ， Ｌａｃｔｏｂａｃｉｌｌｕｓ ｃａｓｅｉ ｓｕｂｓｐ．ｃａｓｅｉ， Ｌａｃｔｏｂａｃｉｌｌｕｓ ｃａｓｅｉ Ｓｈｉｒｏｔａ， Ｌａｃｔｏｂａｃｉｌｌｕｓ ｃｕｒｖａｔｕｓ, Ｌａｃｔｏｂａｃｉｌｌｕ
ｓ ｄｅｌｂｒｕｃｋｉｉ ｓｕｂｓｐ．ｌａｃｔｉｓ， Ｌａｃｔｏｂａｃｉｌｌｕｓ ｆａｒｃｉｍｉｎｕｓ， Ｌａｃｔｏｂａｃｉｌｌｕｓ ｇａｓｓｅｒｉ，Ｌａｃｔｏｂａｃｉｌｌｕｓ
ｈｅｌｖｅｔｉｃｕｓ，Ｌａｃｔｏｂａｃｉｌｌｕｓ ｊｏｈｎｓｏｎｉｉ， Ｌａｃｔｏｂａｃｉｌｌｕｓ ｒｅｕｔｅｒｉ，Ｌａｃｔｏｂａｃｃｉｌｌｕｓ
ｒｈａｍｎｏｓｕｓ（Ｌａｃｔｏｂａｃｉｌｌｕｓ ＧＧ）， Ｌａｃｔｏｂａｃｉｌｌｕｓ ｓａｋｅ， Ｌａｃｔｏｃｏｃｃｕｓｌａｃｔｉｓ， Ｍｉｃｒｏｃｏｃｃｕｓ ｖａｒｉａｎｓ， Ｐｅｄｉｏｃｏｃｃｕｓ ａｃｉｄｉｌａｃｔｉｃｉ，Ｐｅｄｉｏｃｏｃｃｕｓ
ｐｅｎｔｏｓａｃｅｕｓ，Ｐｅｄｉｏｃｏｃｃｕｓ ａｃｉｄｉｌａｃｔｉｃ
ｉ， Ｐｅｄｉｏｃｏｃｃｕｓ ｈａｌｏｐｈｉｌｕｓ，Ｓｔｒｅｐｔｏｃｏｃ
ｃｕｓ ｆａｅｃａｌｉｓ，Ｓｔｒｅｐｔｏｃｏｃｃｕｓ ｔｈｅｒｍｏｐｈｉ
ｌｕｓ，Ｓｔａｐｈｙｌｏｃｏｃｃｕｓ ｃａｒｎｏｓｕｓ， および Ｓｔａｐｈｙｌｏｃｏｃｃｕｓ ｘｙｌｏｓｕｓ などである。プロビオティッ
ク微生物は粉末化され、乾燥された形態に、特に胞子を形成する微生物のために
胞子の形にすることができる。さらに、もし望ましければ、プロビオティック微
生物は生存する確立を増すためにカプセルに封入される、例えば、糖マトリック
ス、脂肪マトリックスまたは多糖マトリックスの中に封入することもある。
【００２０】 この栄養剤はペットの標準の食餌への補足として、またはその一成分として投
与されることができる。栄養上完全なペットフードの中に栄養剤として含まれる
ことが好ましい。
【００２１】 栄養上完全なペットフードは、例えば、乾燥形態、半湿形態および湿潤形態な
ど、いかなる適当な形態にあってもよい。これらのペットフードは慣例の如くに
製造されてもよい。栄養剤とは別に、これらのペットフードはデンブン源、タン
パク質源および脂質源のいずれか一種以上を含むことができる。適当なデンプン
源は、例えば、穀物、および豆類、例えば、トウモロコシ、コメ、コムギ、オオ
ムギ、オートムギ、ダイズ、およびこれらの混合物のようなものである。適当な
タンパク質源はいずれかの適当な動物性または植物性のタンパク質源、例えば、
獣肉、鳥肉、魚肉、ダイズタンパク濃縮物、牛乳タンパク質、グルテンなど、よ
り選択されることができる。初老の動物のためには、タンパク質源が高品質のタ
ンパク質を含むことが好ましい。適当な脂質源の例は肉類、動物性脂肪および植
物性脂肪をを含む。デンプン、タンパク質および脂質源は主としてその動物の栄
養の必要度、嗜好の考慮、および生産される製品の種類により決定されるであろ
う。さらに、いろいろなその他の成分、例えば、糖、食塩、香辛料、調味料、ビ
タミン、ミネラル、香料、脂肪などもまた望ましいものとしてペットフードの中
に組み込まれることができる。
【００２２】 初老のペット動物のためには、ペットフードはより若いペットのためのペット
フードよりも比較的少ない脂肪を含むものが好ましい。さらに、デンプン源はコ
メ、オオムギ、コムギおよびトウモロコシの一種以上を含むことができる。
【００２３】 乾燥ペットフードのために適当な加工法は押出し調理であるが、焼くおよびそ
の他の方法が使用されてよい。押出し加熱される場合に、乾燥されたペットフー
ドは通常荒びき穀粒の形で供給される。もしプレビオティックが使用されるなら
ば、そのプレビオティックは加工の前に乾燥ペットフードのその他の成分と混合
してもよい。適当な加工法は欧州特許出願番号第０８５０５６９号公報に記載さ
れている。もしプロビオティック微生物が使用される場合には、その微生物は乾
燥ペットフードの上にコーティングされるかその中に充填される。適当な加工法
は欧州特許出願番号第０８６２８６３号公報に記載されている。
【００２４】 湿潤食品について、米国特許第４，７８１，９３９号および第５，１３２，１
３７号明細書に記載の方法は模擬的な肉製品を製造するために使用することがで
きる。厚肉型の製品を製造するためのその他の方法もまた使用できる。例えば、
スチームオーブンの中での調理である。またはその代わりに、ローフ型の製品は
適当な肉材料を乳液化して肉のエマルジョンを作り、そして適当なゲル化剤を加
えてから、その肉エマルジョンを缶またはそのたの容器に充填する前に加熱する
ことにり製造することができる。
【００２５】 ペットフード中のプレビオティックの最高濃度は好ましくは約２０重量％、特
に約１０重量％である。しかしかなり低い濃度も活力水準の向上に効果があると
いうことが判っている。例えば、プレビオティックはペットフードの約０．１〜
約５重量％を構成していてもよい。チコリをプレビオティックとして用いるペッ
トフードについては、チコリはその飼料配合物の約０．５〜約１０重量％を、さ
らに好ましくは約１〜約５重量％を、構成するように含むことができる。
【００２６】 プロビオティック微生物を使用する場合には、ペットフードは好ましくはその
ペットフードのグラム当たり約１０4〜約１０10の、さらに好ましくはグラム当
たり約１０6〜約１０8の、プロビオティック微生物細胞を含有する。そのペット
フードは配合物の約０．２５〜約２０重量％の、さらに好ましくは約０．５〜約
６重量％の、例えば約３〜約６重量％の、プロビオティック微生物を含有するこ
とができる。
【００２７】 これらのペットフードはその他の活性剤、例えば、長鎖の脂肪酸、を含むこと
ができる。適当な長鎖の脂肪酸の例に含まれるものはα−リノール酸、γ−リノ
レン酸、リノール酸、エイコサペンタン酸、およびドコサヘキサン酸などである
。魚油はエイコサペンタン酸およびドコサヘキサン酸の適当な資源である。ルリ
チシャ油、クロスグリ種油およびマツヨイグサ油はγ−リノレン酸の適当な資源
である。ベニハナ油、ヒマワリ油、トウモロコシ油およびダイズ油はリノール酸
の適当な資源である。
【００２８】 もし必要ならば、ペットフードは栄養上完全であるようにミネラルおよびビタ
ミンにより補足される。
【００２９】 有益な効果を得るためそのぺット動物により消費されるべきペットフードの量
はそのペットの大きさ、ペットの種類、およびペットの年齢により決まるであろ
う。しかし１日量の約１ｇ〜約１００ｇのプレビオティック、または約１０6〜
約１０12のプロビオティック微生物細胞を与えるためのペットフードの量が通常
は適当であろう。
【００３０】 数多の変形が発明の範囲から逸脱することなく上記の実施態様に対してなされ
ることができよう。本発明に従って発明の食餌の実施態様を初老のペット動物に
給餌することの著しい効果を記録する特定の例がいまやさらなる説明のために記
述される。
【００３１】 (実施例)例１ 第１のプレトリア（Ｐｒｅｔｏｒｉａ，Ｓｏｕｔｈ Ａｆｒｉｃａ）のペ
ット所有者は２匹のゴールデンレトリバー、８歳と９歳、を有する。彼女はそれ
らの犬を彼女の家族単位の不可欠の部分を形成するものと見なしていたので、従
って彼女が入手できる最善の栄養補給と考えたもの、すなわち、獣医学銘柄の慣
用の老齢用食品を与えるのが常であった。それにも拘わらず彼女は、彼女の犬た
ちが貧弱な毛質を有することおよび老犬の典型的な低下した活力を有しているこ
とを観察した。その所有者は、商標“Ｏｌｙｍｐｉｃ Ｓｅｎｉｏｒ“ のもと
に市販されているペットフード(これは有効量のイヌリンプレビオティックを含
む乾燥ドッグフードである)を彼女の犬に給餌することを始めた、と述べている
。彼女はそれ以来彼女の犬に次の変化を見たと報告している。 ● 光沢のある毛皮、 ● 健康的表情および、 ● 数年前に彼らが有したような元気のよさへの復帰。 “Ｏｌｙｍｐｉｃ”は Ｅｐｏｌ（Ｐｒｏｐｒｉｅｔａｒｙ）Ｌｉｍｉｔｅｄ
社に属する商標である。
【００３２】例２ 第２の南アフリカのペット所有者は一匹の初老のスタフォードシャーテリ
アを有しており、その犬は関節炎であり、緩慢に動きそしてより若かった頃より
もずっと活気なかった、と報告している。特に、その犬は走り廻らなくなった。
その所有者は、例１と同じ、Ｏｌｙｍｐｉｃ Ｓｅｎｉｏｒ 乾燥ドッグフード
を給餌することを始めた。数ヶ月以内に、その犬の活力水準は向上して、再び走
り回り始め、そして報告によると今では３フィートの柵を飛び越そうとしてしか
もそれができる。
【００３３】例３ 英国のあるペット所有者は一匹の初老のラブラドルレトリバーを有してお
り、その犬は「正真正銘の関節炎」でありそして階段を上るために苦労していた
、と報告していた。 彼女はその犬に、 Ｗｉｎａｌｏｔ Ｃｏｍｐｌｅｔｅ
Ｄｉｇｅｓｔｉｏｎ†、プレビオティック源、イヌリン、として約１％のチコリ
を含むドッグフード、を給餌することを始めた。その製品により１ケ月以内に、
その犬は「子犬のように」走り回り始め、そして「今では彼自身の足で踊るよう
に階段を飛び上がっている」。 “Ｗｉｎａｌｏｒ”はネスレ社に属する商標である。
【００３４】例４ 米国カリフォルニア州のあるペット所有者は、彼の犬の食餌を約１重量％
のチコリを含有する Ａｌｐｏ Ｃｏｍｐｌｅｔｅ乾燥ドッグフード（Ａｌｐｏ
はネスレ社の商標である）に変えた後、その犬の毛質は著しく光沢を増し、その
目はより輝きそしてその全体の活力水準は向上したことを報告している。
【００３５】 ペンシルバニア州のある犬の所有者は同様に、彼の犬が、Ａｌｐｏ Ｃｏｍｐ
ｌｅｔｅの食餌に変えた後、まもなく表情と「態度」において著しく改良された
変化を示したと報告しており、一方ではウェストバージニア州のある犬の所有者
は彼の犬がもはやその１３歳に相応した行動をしなくなり、かえってもっと若い
様に見えるようになったことを観察した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ａ２３Ｋ 1/18 Ａ２３Ｋ 1/18 Ａ ４Ｃ０８８ Ａ６１Ｋ 9/14 Ａ６１Ｋ 9/14 ４Ｃ２０６ 31/201 31/201 31/202 31/202 31/702 31/702 31/733 31/733 35/78 35/78 Ｔ 45/00 45/00 47/36 47/36 Ａ６１Ｐ 1/00 １７１ Ａ６１Ｐ 1/00 １７１ 1/14 1/14 19/02 19/02 29/00 29/00 43/00 １０７ 43/00 １０７ １７１ １７１ (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＡＥ，ＡＧ，Ａ Ｌ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ ，ＢＹ，ＢＺ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＲ，ＣＵ，ＣＺ， ＤＥ，ＤＫ，ＤＭ，ＤＺ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，Ｇ Ｄ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ， ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＡ，ＭＤ，Ｍ Ｇ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＭＺ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ， ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＴＺ，ＵＡ，ＵＧ，Ｕ Ｓ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＡ，ＺＷ Ｆターム(参考） 2B005 AA05 AA06 2B150 AA06 AB03 AB20 AC01 AC02 AC05 AC06 AC07 AC08 AC09 AC15 AC16 AC19 AC20 AC24 AC25 AC26 AC27 CE02 CE04 CE05 CE12 DA36 DA37 DC14 DC15 4C076 AA51 BB01 BB35 CC04 CC09 CC16 CC21 CC40 EE38A FF02 FF04 FF68 4C084 AA17 MA01 MA02 MA05 MA34 MA52 NA10 NA13 ZA661 ZA731 ZA961 ZB111 ZC412 ZC521 ZC611 ZC751 4C086 AA01 AA02 EA01 EA20 MA01 MA02 MA03 MA04 MA05 MA34 MA52 NA10 NA13 ZA66 ZA73 ZA96 ZB11 ZC41 ZC52 ZC61 ZC75 4C088 AB26 AC05 AC12 AC13 BA12 MA04 MA34 MA52 NA10 NA13 ZA66 ZA73 ZA96 ZB11 ZC41 ZC52 ZC61 ZC75 4C206 AA01 AA02 DA04 DA05 MA01 MA02 MA03 MA04 MA05 MA54 MA72 NA10 NA13 ZA66 ZA73 ZA96 ZB11 ZC41 ZC52 ZC61 ZC75

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】ペット動物の活力を向上させる方法であり、ペット動物の消化
    管内のビフィズス菌および乳酸菌の増殖を促進する栄養剤をペットに投与するこ
    とを含むペット動物の活力を向上させる方法。
  2. 【請求項２】栄養剤は栄養上完全なペットフードの一成分である請求項１に
    記載の方法。
  3. 【請求項３】栄養剤はプレビオティック(ｐｒｅｂｉｏｔｉｃｓ)およびプロ
    ビオティック(ｐｒｏｂｉｏｔｉｃ)微生物の群から選択される請求項１に記載の
    方法。
  4. 【請求項４】プレビオティックはイヌリン、フルクトオリゴサッカリド、お
    よびイヌリンおよび/またはフルクトオリゴサッカリドを含む植物系物質の群よ
    り選択される請求項３に記載の方法。
  5. 【請求項５】ペットフードはさらに長鎖の脂肪酸を含む請求項１に記載の方
    法。
  6. 【請求項６】ペットフードはさらにトウモロコシ、コメ、オオムギ、および
    コムギの一種または数種より選択されるデンプン源を含む請求項１に記載の方法
    。
  7. 【請求項７】ペット動物にそのペットの消化管内のビフィズス菌および乳酸
    菌の増殖を促進する栄養剤を含む栄養上完全なペットフードを投与することを含
    む、初老のペット動物の活力を向上させる方法。
  8. 【請求項８】該栄養剤はプレビオティックおよびプロビオティック微生物の
    群から選択される請求項７に記載の方法。
  9. 【請求項９】プレビオティック はイヌリン、フルクトオリゴサッカリド、およびイヌリンおよび/またはフルク
    トオリゴサッカリドを含む植物系物質の群より選択される請求項８に記載の方法
    。
  10. 【請求項１０】該ペットフードは栄養剤として約０．１〜約５重量％のプレ
    ビオティックを含有する請求項７に記載の方法。
  11. 【請求項１１】該ペットフードは栄養剤としてペットフードのグラム当たり
    約１０4〜約１０10のプレビオティック微生物の細胞を含有する請求項７に記載
    の方法。
  12. 【請求項１２】該ペットフードはさらに長鎖の脂肪酸を含む請求項７に記載
    の方法。
  13. 【請求項１３】該ペットフードはさらにトウモロコシ、コメ、オオムギ、お
    よびコムギの一種または数種より選択されるデンプン源を含む請求項１に記載の
    方法。
  14. 【請求項１４】そのイヌの消化管内のビフィズス菌および乳酸菌の増殖を促
    進する栄養剤を含む栄養上完全なペットフードをイヌに投与することを含む、初
    老のイヌの活力を向上させる方法。
  15. 【請求項１５】そのイヌの消化管内のビフィズス菌および乳酸菌の増殖を促
    進する栄養剤を含む栄養上完全なペットフードをイヌに投与することを含む、初
    老のイヌの活力を向上させる方法。
  16. 【請求項１６】ペット動物にそのペットの消化管内のビフィズス菌および乳
    酸菌の増殖を促進する栄養剤を投与することを含む、ペット動物における関節硬
    直を改善する方法。
  17. 【請求項１７】該栄養剤はペット動物における全身炎症性の状態を改善する
    助けとなる請求項１６に記載の方法。
  18. 【請求項１８】該栄養剤は炎症性状態の増進に貢献することが知られている
    病原菌の濃度を減少させる助けとなる請求項１７に記載の方法。
  19. 【請求項１９】そのペット動物は初老のイヌである請求項１６〜１８のいず
    れか１項に記載の方法。
  20. 【請求項２０】そのペット動物は初老のネコである請求項１６〜１８のいず
    れか１項に記載の方法。
  21. 【請求項２１】イヌリン、フルクトオリゴサッカリド、およびイヌリンおよ
    び/またはフルクトオリゴサッカリドを含む植物系物質の群より選択されるプレ
    ビオティックを含む栄養上完全なペットフードをイヌに投与することを含む、初
    老のイヌの活力を向上させる方法。
  22. 【請求項２２】ペット動物にそのペットの消化管内のビフィズス菌および乳
    酸菌の増殖を促進する栄養剤を投与することを含む、ペット動物により多くのエ
    ネルギーを与える方法。
  23. 【請求項２３】ペット動物に約１重量％のチコリを含むペットフード組成物
    を投与することを含む初老のペット動物における肉体的活力水準を向上させる方
    法。
  24. 【請求項２４】ペット動物にイヌリン源として少なくとも約１重量％のチコ
    リを含むペットフード組成物を投与することを含む初老のペット動物における肉
    体的活力水準を向上させる方法。
  25. 【請求項２５】少なくとも年齢５歳のペット動物に、関節硬直を軽減させる
    ために有効な量のイヌリンを含むペットフード組成物を含む栄養の行き届いた食
    餌を与えることを含むそのペット動物における活力水準を向上させる方法。
  26. 【請求項２６】初老のペット動物に、そのようなペットの肉体的活力を増加
    させるために有効な量のイヌリンを含むペットフード組成物を投与することを含
    む、初老のペット動物を以前の元気水準に戻らせる方法。
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