JP2003503919A - 時分割デュプレックス通信システムにおけるリソース管理とトラヒック制御 - Google Patents

時分割デュプレックス通信システムにおけるリソース管理とトラヒック制御

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Abstract

(57)【要約】 時分割デュプレックス通信システムにおけるリソース管理とトラヒック制御に関するシステムと方法が開示される。多重無線基地局は、それぞれが特定の帯域幅比を要求する複数のリモート端末と接続する通信リンクを確立する。コントローラが、要求された帯域幅比を解析し、パッキングスキームに従って基地局無線機にスロットを割当てる。このため、多重基地局無線機の通信リンクの送受信タイミングが同期する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 背景 本発明は、無線通信、特に、時分割デュプレックス通信を用いるセルラー無線
電話システムに関する。
【0002】 移動及びコードレス無線電話の適用が、ますます広範囲に広がっている。また
、セルラー無線電話システムは有名であり、発達して高い水準に届いている。セ
ルラーシステムは、一般的に、戦略的な場所に位置する複数の無線基地局の基幹
ネットワークから成る。各基地局は、セルと呼ばれるそれぞれの地理的範囲を覆
っている。そして、隣接するセルが部分的に重なるので、移動電話のような携帯
端末は、基幹ネットワークとの交信が途絶えることなく、あるセルから別のセル
に移動することができる。携帯端末が通信セッション間を移動する場合、基地局
に対する携帯端末の位置によるプロセスに従って、ある無線基地局から別の無線
基地局にコネクションがハンドオフされる。
【0003】 世界中で、セルラーシステムは、全国規模の公衆電話を提供するために展開さ
れ続けている。広域移動電話システムの最新例として、GSM(Global System
for Mobile communications)、D−AMPS(Digital Advanced Mobile Phone
System)、CDMA(IS-95)システム及びPDC(Personal Digital Cellula
r)システムがある。これらのシステムは、一般的に国の監理局によって認可さ
れる無線スペクトルの一部を使用して、様々な公衆サービスを提供するオペレー
タによって運営される。
【0004】 これらの認可されたスペクトルを用いたセルラー通信システムに加えて、新し
い種類のセルラーシステムが市場に参入しつつあり、現在、屋内環境(例えば、
会社、家、展示ホール等)と、ローカルエリア(例えば、学校のキャンパス、会
社の駐車場等)のような制限地域において展開されている。これらの新しいシス
テムは、個人的に所有され、一般的に900MHz、2400MHz及び5700MHzで広く利用さ
れる工業的、科学的及び医学的(ISM)帯域の無線スペクトルの認可されてい
ない部分を使用する。このようなローカルエリアであって、認可されていないス
ペクトルを用いる移動通信システムの例が、DECT(Digital European Cordl
ess Telephone)システム、PHS(Personal Handyphone System)及びWLA
Ns(wireless local area computer networks)である。
【0005】 セルラーシステムにおいて巧みにリソース割当てを行うことは、極めて重要で
ある。基幹ネットワークに対して移動端末またはコードレス端末を接続するため
に、ネットワーク(例えば、無線基地局)へのアクセスポイントと、そのアクセ
スポイントにその端末を接続するための無線チャネルが利用可能でなければなら
ない。アクセスポイントと無線チャネルの両方とも割当て可能なシステムリソー
スであると考えることができる。コネクションが確立される場合、アクセスポイ
ント及び/または端末は、無線チャネルを選択しなければならないが、無線リソ
ースが不十分である。セルラーシステムという概念は、限定的な無線スペクトル
で多くの端末をサポートする方法であり、このスペクトルを異なるコネクション
において同時使用可能とする複数のチャネルに配分し、意図された受信信号に対
して相互干渉が小さくなるほど、異なるコネクションに加わるユーザ間の地理的
な距離は十分に離される。
【0006】 ほとんどのセルラーシステムにおいて、接続を求めるリモート端末に最も近い
アクセスポイントがその端末に割当てられる。これは、そのアクセスポイントが
、通常、その端末に対して最も低い伝搬損失を供給するためである。リモート端
末は、所定の無線チャネルのアクセスポイントによって報知される制御または標
識信号についてのスペクトルを定期的に走査する。そして、各端末は、受信する
最も強い制御または標識チャネルに対して、自身を追跡または同期させる。
【0007】 いくつかの移動システムにおいて、端末は最も強いアクセスポイントにデフォ
ルトで追跡するのではなく、例えば、基地局が利用可能な無線チャネルを有する
か否か、及び/または、利用可能な全無線チャネルの干渉が十分低いか否かとい
った他の基準に基づいてアクセスポイントを選ぶ。実際に、それは重要な最高搬
送波電力を有するチャネルではなく、最高搬送波対干渉波(C/I)比を有する
チャネルである。基地局とチャネル選択がC/I比に基づく例示的通信システム
は、「電力制御と移動機補助ハンドオーバ装置を用いてチャネルを割当てる方法
とシステム(Method and System for Channel Allocation Using Power Control
and Mobile-Assisted Handover Measurements)」としてハートセン(Haartsen
)に付与された米国特許第5,491,837号に記載されており、ここに文献を援用す
る。
【0008】 一般に、通信システムによって使用される特定のアクセス技術によれば、「チ
ャネル」は搬送波周波数、タイムスロット、コードまたはこれらのハイブリッド
である。周波数分割多元接続(FDMA)システムでは、無線チャネルは、通信
セッション間に通常割当てられる送信のための無線周波数(RF)搬送波信号と
、受信のためのRF搬送波信号である。(通常、専用帯域のそれぞれから選択さ
れる送信搬送波と受信搬送波とを分離することにより、同時に送信及び受信が可
能となり、周波数分割デュプレックス(FDD)と呼ばれる。)高度移動電話シ
ステム(AMPS)とノルディック移動電話(NMT)システムは、搬送波周波
数変調を使用する簡単なFDMAシステムの一例である。GSMのような時分割
多元接続(TDMA)システムでは、各搬送波信号は、最大8人のユーザによっ
て時分割される。すなわち、各搬送波信号は、それぞれ8つのタイムスロットの
連続フレームを送信し、各フレームの1つ以上のタイムスロットがセッションに
割当てられる。直接拡散(direct-sequence)符号分割多元接続(CDMA)シ
ステムにおいて、送信される情報ビットストリームは、固有のコードシーケンス
の連続する繰り返しから構成されるより高速のビットストリームに上に有効に重
畳される。そして、重畳されたビットストリームは、RF搬送波信号の変調とし
て送信された結果、他のビットストリーム、通常は疑似雑音、による乗算によっ
てスクランブルがかけられる。
【0009】 AMPSやNMTシステムのような第一世代セルラーシステムはアナログであ
って、送信されるアナログ(時間的に連続する)情報信号が搬送波信号の周波数
を変調するというものである。低速ディジタルデータの送信はアナログモデムを
使用することによって可能であるけれども、アナログシステムの主な役割は音声
サービスである。GSMやD−AMPSのような第二世代システムでは、送信さ
れる情報信号はディジタル(バイナリビット)であって、その情報を圧縮し、誤
り訂正符号化し、パケットにまとめ、バーストまたはパケットに送信することを
可能にする。したがって、搬送波信号は、一つの接続に対して絶えず使用されて
いる必要はない。代わりに、搬送波を複数のスロットに分割することができる。
そして、TDMAにおけるように、異なるスロットを異なるユーザに割当てるこ
とが可能である。現在の第二世代のTDMAシステムでは、CDMAシステムと
同様に、スペクトルはさらに搬送波周波数のいくつかの帯域に分割され、そのた
めこのようなシステムはさらにFDMAの要素を有する。各搬送波がタイムスロ
ットに分割される場合、これによってハイブリッドFDMA/TDMAシステム
がもたらされる。そして、各ユーザがそれぞれのコードによって分離される場合
、これによってハイブリッドFDMA/CDMAシステムがもたらされる。また
、ハイブリッドFDMA/TDMA/CDMAシステムは説明されてきたとおり
である。
【0010】 タイムスロットシステムの別の利点は、ダウンリンク(基地局からリモート端
末への)送信とアップリンク(リモート端末から基地局への)送信が、同時に起
こることがなく、FDDは必要がないということである。その代わりに、ダウン
リンク及びアップリンク送信が、時分割デュプレックス(TDD)と呼ばれる同
一搬送波上での異なるタイムスロットで起こる。フルデュプレックスオペレーシ
ョンが、送信と受信とを交替することによって獲得される。広域サービスに使用
されるセルラーシステムのような通信システムは、まだFDDを使用している。
ここで、FDDは、アクセスポイント間の干渉を防ぐのを助けるので、アクセス
ポイントが高い位置に設置されることが好ましい。屋内通信システムと他の高速
データシステムでは、そのスペクトルが専用のダウンリンク及びアップリンク帯
域に分割されないTDDが好んで使用される。これによって、すなわち送信機及
び受信機ハードウェア間が十分に分離されている必要のある、高価な送受切換器
を避けながら、送信と受信プロセスが同一ハードウェアで連続して起こるので、
無線トランシーバの費用を削減することが可能になる。さらに、全スペクトル帯
域からダウンリンク及びアップリンクチャネルを選ぶことができる。
【0011】 DECTシステムのような従来のTDDシステムでは、ダウンリンク及びアッ
プリンクチャネルは同一の搬送波周波数を使用する。「ブルートゥース」システ
ムのようなさらに高度なTDDシステムでは、次のような周波数ホッピング概念
を使用する。すなわち、ダウンリンク送信とアップリンク送信とが、異なるタイ
ムスロットで生じるが、スロットがダウンリンクスロットであるかアップリンク
スロットであるか否かに関係なく、各スロットに対する搬送波周波数が異なって
おり、特定の無線帯域におけるどんな搬送波であってもよい。ブルートゥースシ
ステムに関する情報は、http://bluetooth.ericsson.se/bluetooth/default.asp
で利用可能である。
【0012】 音声通信のような対称型のサービスでは、ダウンリンク及びアップリンクで必
要とされる帯域幅は実質的に同じである(双方は多かれ少なかれ等しい通話時間
を費やす)。そして、その結果、実質的に等しい大きさでダウンリンク部分とア
ップリンク部分へ無線帯域を分割することは理に適っている。しかしながら、デ
ータサービスは一般的に非対称である。すなわち、ダウンリンクとアップリンク
で必要とされる帯域幅は実質的に等しくないということである(ある部分が他の
部分よりも多くのダウンロード時間を費やす)。そして、その結果、ダウンリン
ク及びアップリンク部が等しい大きさであることはあまり魅力がない。インター
ネットサービスのようなサービスの中には、アップリンク帯域幅よりもはるかに
多くのダウンリンク帯域幅または収容能力を必要とするものがあり、その逆の場
合もある。前者の場合、ダウンリンク帯域は、より大きいことが望ましい。
【0013】 FDDシステムにおいて、通常、ダウンリンク及びアップリンク帯域は固定さ
れており、変えることはできない。すなわち、ダウンリンク及びアップリンク周
波数の間は、厳密に分離されている。TDDシステムでは、ダウンリンクとアッ
プリンクが厳密に分離されていないので、ダウンリンク及びアップリンクチャネ
ルをより柔軟に割当てることができる。実際に、もっぱらダウンリンクまたはア
ップリンクサービスを行うために一時的に全帯域を割当てることができる。上述
したようにTDDシステムでは、チャネルが連続したタイムスロット中に分割さ
れ、各スロット間で、一つ以上のパケットやバーストが送信される。対称型リン
クに関して、ダウンリンク及びアップリンク送信間のスロットの割当ては実質的
に同一である。また、非対称型リンクに関して、例えば、ダウンリンクにはアッ
プリンクよりも多くのスロットが割当てられる。この割当ては動的に実行される
。すなわち、トラヒックの需要が変化するにつれて、ダウンリンクとアップリン
ク間の帯域幅割当てが、スロット割当てを変化することによって変えられる。
【0014】 それにもかかわらず、TDDスロット割当ての融通性にも制限がある。TDD
無線トランシーバは、送信あるいは受信のどちらかができるが、同時にはできな
い。単一のトランシーバを備える基地局にとって、このことは欠点ではなく、む
しろ高価な送受切換器を避けることができるので利点となる。しかし、これによ
って、基地局が容量を増加させるために追加トランシーバを備えなければならな
い場合は、ある問題の原因となる。送受信が異なる帯域で起こる場合、送受切換
器は問題ではないが、送信及び受信周波数が同一帯域であって、多重無線が単一
の基地局にまとめられなければならない場合のように送信機及び受信機が物理的
に接近している場合は、同時の送受信が不可能である。なぜならば、送信機が送
信する場合、比較的高レベルの信号が同位置にある受信機のフロントエンドを飽
和状態にするためである。同位置にある送信機から受信される信号と、リモート
端末から受信される信号との間のレベル差は、70dBかそれ以上である。その
レベル差はあまりにも大きいので、基地局受信機は、同位置の送信機からの干渉
信号から、リモート端末からの必要な信号を首尾よくフィルタリングすることが
できる可能性はない。
【0015】 多くのTDDトランシーバが同一基地局に統合されるこれまでに唯一知られて
いる方法は、全トランシーバが送信するか、または全トランシーバが同時に受信
するように、それらのダウンリンク及びアップリンク送信を同期させることであ
る。これによって、受信機が一つまたはそれ以上の送信機によって隠されること
を防ぐことができる。また、対称型のサービスを提供するシステムにとってはほ
とんど問題がない。同期されたダウンリンク及びアップリンク送信とは、単に、
スロットが、異なる無線のダウンリンクスロット間にアライメントがあり、かつ
、異なる無線のアップリンクスロット間にアライメントがあるように、スロット
が割当てられなければならないことを意味する。しかしながら、非対称(すなわ
ち、ダウンリンク及びアップリンク帯域幅間の不均衡)が無線機で同一であるこ
とが要求されるというダウンリンク/アップリンク同期要求によって、非対称型
のサービスは厳しく制限される。
【0016】 したがって、本発明の目的は、前述したTDD通信システムにおいてこれらの
問題を解決し、そして多重無線ユニットを有するTDDシステムにおいて非対称
型のサービスをサポートして賢明なリソース割当てと非対称型トラヒックのスマ
ートな制御を使用する方法及び装置を提供することである。
【0017】 要約 出願人の発明に従ったTDD通信システムでは、基地局選択とチャネル選択と
は、要求されるサービスの非対称性と受信信号強度及びチャネルアベイラビリテ
ィとに基づいている。多重無線基地局では、ダウンリンク/アップリンクスロッ
トが好適に割当てられるので、同時に全ての無線基地局が送信及び受信できる。
個々のユーザまたはグループとしての全ユーザに対して、最適のスループットを
獲得するために複数のスロットは選択的にパックされる。同一領域を覆う複数の
基地局を有するシステムにおいて、実質的に同一のダウンリンク/アップリンク
非対称性を有する端末は同一の基地局に接続することになるように基地局が選択
されることが望ましい。
【0018】 ある態様において、本発明は、多重無線基地局と多くのリモート端末との間に
通信リンクを構築する通信システムにおいて、各リモート端末が特定の帯域幅比
を要求し、(a)それぞれのリモート端末の要求する帯域幅比の高いものから順
に、利用可能な基地局無線機に対してリモート端末を連続して割当て、(b)利
用可能な基地局無線機が最初のリモート端末を割当てられた後、それぞれのリモ
ート端末の要求する帯域幅比の高いものから順に、ステップ(a)で構築された
逆順の基地局無線機に対して残りのリモート端末を割当てるステップを含む通信
リンクにスロットを割当てる方法を提供する。
【0019】 別の態様において、本発明は、多重無線基地局と多くのリモート端末との間の
通信リンクを構築する通信システムにおいて、各リモート端末が特定の帯域幅比
を要求し、(a)リモート端末の送信要求をサポートするために必要な最小の数
の基地局無線機を決定し、(b)それぞれのリモート端末が要求する帯域幅比の
高いものから順に、ステップ(a)で求められた最小の数の基地局無線機から選
択される利用可能な基地局無線機に対してリモート端末を連続して割当て、(c
)利用可能な基地局無線機が最初のリモート端末を割当てられた後、それぞれの
リモート端末の要求する帯域幅比の高いものから順に、ステップ(b)で構築さ
れた逆順の基地局無線機に対して残りのリモート端末を割当てるステップを含む
通信リンクにスロットを割当てる方法を提供する。
【0020】 さらに別の態様において、本発明はある通信システムを提供する。そのシステ
ムは、リモート端末に接続する通信リンクを開設するために、複数の無線トラン
シーバを備える基地局と、多くのリモート端末と、基地局の範囲内に位置する複
数のリモート端末の中で無線トランシーバを割当てるためのコントローラとを含
む通信システムであって、前記コントローラが、多重基地局無線機通信リンクの
送信及び受信タイミングを同期させるパッキングスキームに従って基地局無線機
に対してスロットを割当てる。
【0021】 詳細な説明 出願人の発明によるTDD通信システムは、データサービスを提供するような
場合、非常に融通性がある。その理由として、ユーザのニーズに従ってそのユー
ザに搬送波信号上のタイムスロットを割当てたり、再割当てすることによって、
システムユーザの中で帯域を動的に割当てたり、再割当てしたりできるからであ
る。
【0022】 TDD無線機100に関するハードウェア構造の一例が、図1に示される。送
信処理と受信処理とが異なる瞬間に起こるので、両処理に対して同一の回路を使
用することができる。その結果、単純な無線機が得られる。実際に、「1チップ
無線機(A One-Chip Radio)」という米国特許第08/803,392号における例に記載
されているように、単一の集積回路またはチップとして無線機が構築される。
【0023】 図1の単純化された表示で見られるように、無線機100によって送信される
情報(TX情報)は、変調器102に送られる。ここで、変調器102は、シス
テムで採用された形式及びアクセス技術に従って、TX情報と共に電圧制御発振
器(VCO)104によって提供されるより高周波搬送波の信号を変調する。変
調器102で生成される被変調搬送波の大きさは、通常、電力増幅器(PA)1
06によって増幅される。ここで、電力増幅器106は、送信のために適したア
ンテナ108に対して出力信号を供給する。TX情報が、誤り訂正符号とおそら
くセキュリティ符号に従って一般に符号化されるということが理解できよう。前
方誤り訂正とスクランブリング符号は、セルラー無線電話の技術においては有名
であるので、それらについてはここでより詳細に記載する必要はない。出力信号
が送信されていないとき、アンテナ108は、他のシステムユーザによって送信
された被変調搬送波信号の一部を受信し、低雑音増幅器(LNA)110にその
部分を供給する。ここで、低雑音増幅器110は、実質的な雑音を付加すること
なく、受信した部分の強度を増幅し、ミキサ112に対して増幅された被変調搬
送波信号を供給する。受信された搬送波信号は、電圧制御発振器104によって
供給される局所発振器信号に基づいたヘテロダイン法と呼ばれる工程において、
ミキサ112によって抽出される。そして、その結果得られる信号は、受信され
た情報(RX情報)を共同して生成するチャネルフィルタ114及び復調器11
6に供給される。本質的に、RX情報は、別のユーザによって送信された搬送波
信号を変調したTX情報のレプリカである。TX情報が、符号化及び/またはス
クランブルされている場合、RX情報は、ユーザあるいはさらなる処理装置に渡
される前に、符号化及びスクランブルに対応して復号化及び/またはスクランブ
ル解除される。電圧制御発振器104によって生成された信号の周波数は、(図
示しない)コントローラによって供給される制御信号に基づいて、正確に設定さ
れる。
【0024】 上述したように、ディジタル変調を使用する無線システムは、一般的に、連続
したタイムスロットに分割される搬送波信号を有する。図2は、交互に送受信す
る基地局BSと移動局MSとを有するTDDシステムのスロット構造について示
す図である。情報ビットのシーケンスを含むパケットまたはバーストは、それぞ
れのタイムスロットに送られる。連続するタイムスロットは、連続符号kと、例
えばF_k、G_k等によって識別されるスロットにおいて使用される搬送波周波数
とによって識別される。ここで、F及びGは、異なるホップシーケンスを示すも
のである。中には30〜300バイトの情報を運ぶパケットを採用する通信シス
テムもある。原則として、TDDシステムでは、各スロットをそのスロットが送
信用または受信用として使用されるか否かを決定することができる。さらに、各
スロットに使用される搬送波周波数は、通信システムによって占有されるスペク
トルに与えられる全有効周波数である。多くの従来のTDDシステムにおいて、
あるスロットで使用される搬送波周波数F_kは、次のスロットで使用される搬送
波周波数F_k+1と同一である。すなわち、BSとMSとの間の全ての送信及び受
信で同一搬送波周波数を使用するということになる。より高度なシステムにおい
ては、あるスロットで使用される搬送波周波数F_kは、次のスロットで使用され
る搬送波周波数F_k+1と同一ではない。すなわち、異なる搬送波周波数が各スロ
ットに対して選択されるということになる。これらのより高度なシステムでは、
送信側及び受信側での無線機は、通常、疑似ランダムである、相互に認知してい
るホッピングシーケンスに従って同期してホップする。
【0025】 図2に示されるように、無線機が互いに送受信する場合、アップリンクにおけ
る帯域幅は、ダウンリンクにおける帯域幅と同一である。ダウンリンクでは、両
方のリンクにおいて使用される同じタイプのパケット(例えば、同一誤り訂正符
号化等)が供給される。これによって、対称なまたはバランスのとれたリンクが
得られる。出願人の発明によれば、バランスを変化させて、TDDシステムにお
ける一方の帯域幅を他方の帯域幅を犠牲にして増加させることが可能である。こ
れについて図3で示す。図3では、アップリンクの帯域幅の3倍をダウンリンク
(BSからMSまで)の帯域幅とする、すなわち、リンク帯域幅間に、3:1の
比率を有するスロット構造が示される。本質的に、アップリンク(例えば、搬送
波周波数F_k+3を使用するスロット)に対して割当てられた3倍のスロットが、
ダウンリンク(例えば、搬送波周波数F_k、F_k+1、F_k+2を使用するスロット
)に割当てられる。
【0026】 もちろん、ダウンリンクとアップリンクの帯域幅は、ダウンリンクとアップリ
ンクのそれぞれのサービス要求によって決定されることが望ましい。音声サービ
スにおいては、双方の話者は同じ帯域幅を有するべきであり、各話者が半分の時
間を話すことに見込んでいるので、通常、1:1の帯域幅比を有する対称なリン
クまたはバランスのとれたリンクが要求される。しかしながら、データアプリケ
ーションは、本質的にリンクをアンバランスにする傾向がある。例えば、クライ
アント・サーバアプリケーションのためのサービスでは、通常、サーバからクラ
イアント方向への帯域幅がより多く要求される。これは、通常、他方向への情報
の流れが、単なる低速の制御情報であるためである。TDD通信システムでは、
アンバランスなサービスを高速に構築することができる。そして、同じサービス
が異なる瞬間で異なる帯域幅の割当てを要求するかもしれないので、帯域幅の割
当ては動的に実行される。例えば、ダウンリンクとアップリンクは、図3に示し
たようにある瞬間において3:1の帯域幅比を有するが、別の瞬間では、図4に
示されるように、1:2の比率を有するかもしれない。動的な帯域幅の割当ては
、出願人の発明によれば、TDDシステムにおいて重要である。TDDシステム
は、同数のスロットがダウンリンクとアップリンクとに割当てられる(例えば、
図2において示されるように1:1の帯域幅比)ように、(動的に)帯域幅を割
当てることによって、対称的なサービスをサポートすることもできるということ
を理解できよう。
【0027】 このような有効な帯域幅の割当ては、図5に示される多重無線基地局500に
よって、複数の異なる接続に関して同時に実現される。出願人の多重無線機の構
成は、基地局に制限されるのではなく、リモート端末においても同様に使用可能
であることが理解できよう。図5において、多重無線基地局500は、同一装置
において同位置にあるN個に分離された無線機502−1、502−2、…、5
02−Nを含む。N個に分離されたそれぞれの無線機は、図1に示される無線機
100のように構成されていてもよい。しかし、実際には、多くの構成要素が、
N個の無線機502のいくつかまたはすべての中で共有されていてもよいことが
期待される。ある1つの例として、図5ではN個の無線機502のそれぞれに対
する分離されたアンテナ504−1、504−2、…、504−Nが示されてい
るが、多重無線基地局におけるN個の全無線機に対して単一のアンテナを使用す
ることができる。別の例として、N個の無線機の数個あるいはすべての中で、送
信のための信号レベルを上げるための電力増幅器を共有することができる。
【0028】 無線機502は、コントローラ506によって生成された信号を制御するよう
応じる。コントローラ506は、無線機と、図13に関連してより詳細に説明さ
れる基地局コントローラのような通信システムの他の部分との間の入出力(I/
O)インタフェースとして示される。以下でより詳細に説明するように、コント
ローラ506は、リモート端末によって要求されるダウンリンク/アップリンク
帯域幅比に基づいた範囲内のリモート端末の中から、無線機502を割当てる。
同様な方法で見れば、コントローラ506は、無線機502から利用可能な全帯
域幅の範囲内の端末によって要求される帯域幅比を埋めていく。従って、無線機
502は、一般に有名なタイプのパッキング問題を解決するためのコントローラ
として適切であるコントローラ506に対して情報信号を供給する。もちろん、
動的な配置及び割当てが、動的なサービス要求に応えてコントローラによってな
されることを理解できよう。それは、端末と基地局との間の初期ネゴシエーショ
ンによって決定されるリモート端末の初期のサービス要求と、別のネゴシエーシ
ョンを受けやすい端末のサービス要求における変化とに対応して、コントローラ
によって行われることを理解できよう。コントローラ506が、以下で説明され
る割当て方法を実行するために適当に構築されるプログラマブルプロセッサある
いは他の論理回路であってもよいということを理解できよう。実際に、コントロ
ーラがユーザとサービス要求の所定グループについての所定の割当ての参照テー
ブルを導入することは可能である。
【0029】 TDMAを使用して、単一の無線基地局が、異なるタイムスロットを異なるユ
ーザに割当てることによって、数人のユーザをサポートすることができる。基地
局BSと2つのリモート端末MS_A、MS_Bとを含む通信システムのためのこの
種のオペレーションに関する実証的なスロット構造が、図6Aと図6Bに示され
る。そのシステムは、異なる長さの垂直な矢印によって示されるように、移動局
MS_AとMS_Bに異なるスロットを割当てている。そして、両図において、ダウ
ンリンク/アップリンク帯域幅比は、MS_Aに関しては3:1であり、MS_Bに
関しては2:1である。一般に、どのような特定のアップリンクのスロットであ
っても、対応するダウンリンクのスロットの直後(あるいは直前)に現れること
は必要ではないことが認められるであろう。図6Aは、BSとMS_Aが双方向の
スロットの組を交換する場合を示すものである。そして、BSとMS_Bは、双方
向のスロットの組やその他を交換する場合を示すものである、例えば、リンク無
線が3:1と2:1の間を交替する。図6Bでは、両方のダウンリンクが連続し
て生成され、そして、両方のアップリンクが連続して生成されるが、連続するダ
ウンリンクスロットの数を、ダウンリンクの直後に連続してなるアップリンクス
ロットの数によって除算することで帯域幅比を評価すれば、5:2の結合した帯
域幅比の一種と考えられることができよう。図6Aと図6Bは、MS_AとMS_B
の両方とも同一のスループット性能を示していることを認識できよう。
【0030】 基地局は、図6Aと図6Bに関して説明されるように、複数ユーザのために図
1に示されるような単一の無線機を使用することができるけれども、単一無線機
の帯域幅は、特に高速データサービスが要求される場合には、すぐに使い果たさ
れてしまう。他の無線機を同一基地局に追加し、そして異なるユーザを異なる無
線機の一つに割当てることによって、帯域幅を増加することができる。このこと
は、図7Aと図7Bからわかる。すなわち、図7Aと図7Bは、図6Aと図6B
の拡張についてのスロット構造を示すものである。ここで、基地局は、2つの無
線機RAD1、RAD2を含み、第3のリモート端末MS_Cが追加されている。
図7Aにおいて、無線機RAD1は、図6Aと同一の構造を有するリンクによっ
て完全に占有される。そして、図7Bでは、無線機RAD1は、図6Bと同一の
構造を有するリンクによって完全に占有される。したがって、第2の無線機RA
D2が、第3の端末MS_Cに必要である。出願人の発明によれば、リモート端末
のサービス要求が無線に含められる。
【0031】 この種のパッキング問題に関するいくつかの制約条件を理解するために、端末
MS_AとMS_Cにサービスが提供されており、端末MS_Cが4:1の帯域幅比を
有するサービスを要求する図6Aの例について考慮する。ここでは、両方の無線
機が同時に送受信できるように、無線機RAD1とRAD2上のトラヒックは構
築されなければならず、これは、RAD1とRAD2のタイムスロットが並んで
いる図7Aにおける状況ではないと考えられる。2つの無線機によって使用され
る周波数ホッピングシーケンスは必ずしも同一ではない、すなわち、F_k≠G_k
であるので、少なくとも無線機が互いに干渉しないようにすることが可能である
。なぜならば、それらは、同時に同一の搬送波を送信しないからである。
【0032】 それにもかかわらず、一方が送信して他方が受信することを破線の矢印によっ
て示されるスロットにおいて、RAD1とRAD2は互いに干渉する。例えば、
図7Aにおける最左翼の破線は、無線機RAD1が受信して無線機RAD2が送
信する場合のスロットにおいて示される。これらのスロットの間では、RAD1
だけでなくRAD2も、MS_A、MS_B及びMS_Cのいずれかからデータを受信
することができない。なぜならば、リモート端末からの基地局によって受信され
る信号が、ナノワットからピコワットまでの範囲である一方で、通常、ショート
レンジシステムについては基地局によって送信された信号の電力レベルは、ミリ
ワットの範囲であり、ロングレンジシステムでは数キロワットと同じくらいの高
さであるかもしれないためである。したがって、基地局送信機がリモート端末と
同時に送信する場合、基地局受信機は、同じスペクトルバンドを使用する基地局
無線機がF_k≠G_kを提供したときでさえ、移動端末からくる信号よりも桁数が
数段多い強度の信号によって、基地局受信機は、近くの基地局送信機からの信号
漏れによって飽和してしまう。
【0033】 基地局受信機がリモート端末信号をさえぎってしまうことを避けるために、R
AD1とRAD2の送受信は同期させなければならない。必要なサービスを提供
でき、かつ、この干渉状況が起こらないようにするために、RAD2のタイミン
グは変更できないようにされなければならない。出願人の発明は、この問題を解
決するものである。
【0034】 第1の実施例において、全てのリモート端末(前の例の3つの端末)にサービ
スが供給されるように送受信は選択的に計画されるので、上述したような問題に
行きあたることはない。明確に示すために、図6Bに示されるサービスとスロッ
ト構造を考慮する。そして、図7Bに示すようにRAD1を作動させる。図7B
から分かるように、MS_Cの4:1の帯域幅比サービスは、RAD1と干渉する
ことなくRAD2によって供給される。ここで、RAD1は、2つの余分な未使
用のスロットがRAD2のスロット構造に付加されるように供給される。図6B
に関して上述したように、RAD1のスロット構造は、5:2の総合的な帯域幅
比と、RAD2に対する余分なスロットとを有する。余分なスロットは、MS_C
によって要求される4:1の帯域幅比から5:2の比率にRAD2のスロット構
造へと満たし、または埋め込むためのものである。したがって、異なる無線機の
全帯域幅比が同一であり、異なる無線機による送受信が同一スロット内で起こる
ように、多重無線基地局における異なる無線機の送受信が計画される。
【0035】 このスケジューリングのために支払われる対価がMS_Cへの減少されたスルー
プットであることに触れておく。すなわち、RAD2とMS_Cとの間のリンクは
現在空いている部分である。図7Bで示される例では、最大スループットの5/
7だけが、MS_Cによって要求された4:1の帯域幅比サービスを提供するため
に使用される。(全スロットが占有されている場合、最大リンクスループットが
得られる。)本発明に従って、無線機が送信と受信を計画する場合、MS_Cのよ
うなユーザへのスループットは、リンク最大値よりも少ないことがあるので、ユ
ーザに無線機を割当てる場合、ユーザの要求する帯域幅比に従って、ユーザの最
小許容範囲のスループットを考慮に入れることが望ましい。
【0036】 出願人の発明のオペレーションに関する別の例として、バランスのとれている
リンク、すなわち、1:1の帯域幅比をユーザMS_Cが要求するものと仮定する
。図6Aに示されるようなスロット構造から始まって、図8Aによって示される
ようにMS_Cが対応する。また、図6Bのスロット構造から始まって、図8Bに
示されるようにMS_Cが対応する。図8A、図8Bにおいて、MS_CをRAD2
に割当てて、RAD2の送受信をそれぞれRAD1の送受信とに一致するように
計画することによって、RAD2構造における3つの余分な空きスロットが得ら
れる。そして、最大限度のリンクスループットの4/7だけがユーザMS_Cに対
して使用される。
【0037】 図8Aと図8Bとから、無線機の送受信とを一致するように提供されるので、
余分なスロットの特定の処理は重要ではないことを理解できよう。したがって、
例えば図8Aにおいて、搬送波周波数G_k+2に相当するスロットにおいて送信さ
れるTX情報は、搬送波周波数G_k、G_k+1に相当する余分なスロットのどちら
かにおいて送信される。そして、G_k+2スロットは、余分な送信スロットの1つ
である。
【0038】 図8Aと図8Bに示されるスロット構造は、ユーザMS_AとMS_Bに対するス
ループットと帯域幅に関して同じ結果を導くけれども、図6B、図7B、図8B
に示されるように、できるだけ多くの送受信スロットを束にし、または集合する
ことが、現在のところ望ましいと考えられる。スロットを集合させることは、新
しいユーザへの配置と、無線機間に要求される帯域幅比を割当てる際に、より融
通性を持たせる。特に、それは多重スロットパケットが、以下でより詳細に説明
されるように使用されている場合にいえる。多重無線基地局500におけるコン
トローラ506は、スロットとユーザを集合させて割当てる。
【0039】 上記の説明は、単一のスロットパケットに関するものである。そして、それぞ
れのパケットは、ある監視時間の許容誤差で、あるタイムスロットの間に送信さ
れるものであることがいえる。コネクションのスループットを増加させるために
、例えば、ブルートゥースシステムで処理されるように、多重スロットパケット
を使用することは有利である。多重スロットパケットは、コネクションのオーバ
ヘッド、例えば、パケットヘッダとパケットペイロードへ監視時間との比率、を
減少することによって、より高いスループットが得られる。このことは、図6A
と図6Bに対応する図9Aと図9Bに示される。図9Aと図9Bでは、それぞれ
、端末MS_Aと端末MS_Bに無線機RAD1に接続するより高いスループットを
得るために、多重スロットパケットを使用することが示される。図9Aと図9B
では、端末が1つのスロットパケットを無線機に送信し、そして、無線機RAD
1は、端末MS_Aへも3つのスロットパケットを送信し、端末MS_Bへ2つのス
ロットパケットを送信する。この構造は、図6Aと図6Bのように端末によって
要求される3:1と2:1のダウン/アップリンク帯域幅比と矛盾しない。
【0040】 図9Aと図9Bでは、各多重スロットパケットはそれぞれ1つの搬送波周波数
だけで送信されることを示しており、この搬送波周波数は、多重スロットパケッ
トが開始されるスロットに基づくホップ周波数のシーケンスから決定される。例
えば、MS_Aへの第1(図9Aにおける最左翼)のTXスロットは、搬送波周波
数F_kを使用する。そして、MS_Aへの次のTXスロットは、搬送波周波数F_k
+4を使用する。多重スロットパケットに対して同一の搬送波周波数を使用し、単
一スロット周波数ホッピングシーケンスに従ってその搬送波周波数を決定するこ
とが有利である。なぜなら、それによって、送信機と受信機がパケット(再同期
に関するプリアンブルを必要とするもの)の間で再調節を必要とせず、送信機と
受信機が最後に使用された搬送波周波数を追跡し続ける必要がない、というよう
に通信システムを簡単にできるからである。しかしながら、パケットのスロット
長に関係なく、パケットによって指示された所定シーケンスに従ったパケットに
搬送波周波数を割当てるような他の構造もまた可能であることを理解できよう。
【0041】 図9Aと図9Bを比較すれば、図9Bに示すスロット構造が望ましいことがわ
かる。図9Bでは、TX及びRXスロットがそれぞれ集められている。それは、
多重スロットパケットの使用を長さ5スロットまで可能にするからである。ここ
で、図9Aにおける構造は、多重スロットパケットの長さを3スロットまでにし
か許容することができない。より長くすることによって、動的にリモート端末の
いろいろな帯域幅需要に適応する通信システムの融通性を最大にする。
【0042】 有効な多くの搬送波周波数がある場合、リモート端末にスロットを集めて割当
てる方法がたくさんある。単一の基地局にとってのタスクは、ポピュラーなゲー
ムであるテトリスのように、組み合わせパッキング問題の解決策を見つけること
であることを理解できよう。N個のサービス(ユーザ)とK個の無線機がある場
合、考えられる組み合わせはKN/KあるいはKN-1である。そして、通常、最高
の効率(すなわち、ほとんど使用されていないスロットを最小にすること)を有
する組み合わせが求められる。それにもかかわらず、全部の効率を最大にするこ
とは、パッキング問題において、必ずしも唯一の制約条件や境界条件を必要とし
ない。例えば、1人以上のユーザが所定の帯域幅を有することもまた要求されて
もよい。
【0043】 セルラ―無線電話における動的または適応型のチャネル割当てのような多くの
領域に生じるこの種のパッキング問題を解決する方法がいくつかある。1つの単
純な方法として、すべての可能な組み合わせを調べて、徹底的な調査を実行する
ことがある。組み合わせの数が大きい場合、「模擬アニーリング法(Simulated
annealing)」のような他の方法がより魅力的になることがある。「模擬アニー
リング法」は、例えば充足可能問題に対して広く適用される既知の技術である。
すなわち、ウィリアム=M=スピアーズ(William M.Spears)の「クリックス、カ
ラーリング及び充足可能性:第2のDIMACSインプリメンテーションチャレ
ンジ(Cliques, Coloring, and Satisfiability: Second DIMACS Implementatio
n Challenge)」における「充足可能問題に対する模擬アニーリング法(Simulat
ed Annealing for Hard Satisfiability Problems)」や、デヴィッド=S=ジョン
ソン(David S.Johnson)とマイケル=A=トリック(Michael A.Trick)の離散数
学と理論的コンピュータ科学におけるDIMACSシリーズ(DIMACS Series in Discr
ete Mathematics and Theoretical Computer Science)第26号、533〜588ページ
、アメリカ数学協会(American Mathematical Society)、1996年が一例で
ある。出願人の発明によれば、割当て方法は、各ユーザによって設定された基準
値の割当てに基づくものである。以下の説明では、いくつかの割当て方法が記載
され、評価される。
【0044】 第1の方法は、フレーム構造によるスロット割当てを制限しないリンクフォー
マットを通信システムに使用させるものである。そのような通信システムの例が
、ブルートゥースシステムである。これは、通信セッションに参加するトランシ
ーバの1つがマスタユニットとなるもので、他の装置中のいかなる他のセッショ
ンからも独立し、完全に自由にセッションにスロットを割当てるものである。さ
らに、3つの無線機とそれぞれ6:1、5:1、4:1、3:1及び2:1のダ
ウン/アップリンク帯域幅比を有する5つのリモートユーザA、B、C、D、E
を備える多重無線基地局がそのシステムに含まれる。
【0045】 第1の方法は、システムの効率、または全スループットを最大にするという目
標を有している。この目標は、例えば、図10Aに示されるように、できるだけ
頻繁に基地局内ですべての無線機を使用することによって達成される。第1の方
法のフローチャートが、図11Aに示される。第1の方法における第1ステップ
1100は、要求される帯域幅比を減少するためにリモートユニットと、利用可
能な基地局無線機とを一対一に割当てるものである。この例においては、第1ス
テップ1100によって、最大帯域幅比(6:1)を要求するユニットAとして
、例えば、無線機RAD1のような1番目の無線機を割当て、次に大きい帯域幅
比(5:1)を要求するユニットBとして、例えば、無線機RAD2にような2
番目の無線機を割当て、次に大きい残りの帯域幅比(4:1)を要求するユニッ
トCとして、例えば、無線機RAD3のような最後に残っている利用可能な無線
機に割当てるようになる。第1の方法における第1ステップ1100の後、基地
局における無線機は、それぞれリモートユニットに割当てられている。
【0046】 第1の方法における次のステップ1102によって、ステップ1100で端末
を割当てたときの逆順で割当てられる基地局無線機に、要求される帯域幅比を減
少するために、残りのリモート端末が一つずつ割当てられる。この例では、ステ
ップ1102によって、次に大きい残りの帯域幅比(3:1)を要求するユニッ
トDとして、無線機RAD3が割当てられ、最後の残りの帯域幅比(2:1)を
要求するユニットEとして無線機RAD2が割当てられる。
【0047】 一般に、全スループットを最大にするという目標のパッキング問題を解決する
には、帯域幅比を減少する順に一種のジグザグ順、すなわち、RAD1、RAD
2、…、RADN−1、RADN、RADN、RADN−1、…、RAD2、R
AD1、RAD1、RAD2…の順で無線機に対してリモート端末を割当てる。
したがって、例えばユニットF、G、Hが1:1の帯域幅比をそれぞれ有する場
合、ユニットFは無線機RAD1に割当てられ、ユニットGは無線機RAD1割
当てられ、ユニットHは無線機RAD2に割当てられるであろう。(等しいサー
ビス要求を有する端末は交換可能であることに触れておく)。
【0048】 図10Aに関して、この例における各多重スロットTX(ダウンリンク)パケ
ットは、対応するRX(アップリンク)パケットを有している。そして、図はこ
れらのパケットは、時間的にグループ化され、フレームの中に搭載されることを
示す。例えば、無線機RAD2は、TXパケット2E、5Bをそれぞれリモート
ユニットE、Bに送信する(数字2と5は、TXパケットのスロット長を示す)
。そして、これらのユニットから1スロット長のRXパケットE、Bを受信する
。図10Aに示されるように、無線機RAD1からRAD3にリモートユニット
AからEを充当するための第1の方法は、9スロット分の有効なフレーム長をも
たらす。これは、7つのTXスロットと2つのRXスロットの合計と、7:2の
全帯域幅比である。ドットパターンによって表現された無線機RAD1上の2つ
のスロットは使用されていない。ユーザの帯域幅要求が同一のままで残っている
限り、このような有効なフレームが連続して繰り返され、この割当ての効率は、
(3×9−2)/(3×9)=25/27である。(スロットのすべてが使用さ
れる場合、効率は27/27または1となり、全体でのスループットが最大にな
るであろう。)これらの有効なフレームは、それらが割当て方法の再適用の引き
金となるユーザの帯域幅要求の変化に従って変化するという意味で「動的」であ
る。
【0049】 全体でのスループットを最大にするよりもむしろ、特定のリモートユニットに
関するスループットを最大にするシステムを考える。第2の実施例では、無線機
とリモートユニットの数を、上述した実施例におけるものとする。そして、リモ
ートユニットによって要求される帯域幅比をその例と同じものとする。しかし、
2:1の帯域幅比を有するユニットEに最大スループットを要求させる。リモー
トユニットとスロットの最適な割当てが図10Bに示される。そして、この割当
ては、図11Bのフローチャートによって示されるような第2の割当て方法によ
って生成される。
【0050】 第2の方法における第1ステップ1110は、割当てられた無線機がそのリモ
ートユニットに対して排他的に使用されている状態で無線機の1つに最大スルー
プットを要求するリモートユニットを割当てる。この例では、排他的にユニット
Eに対して無線機RAD1を割当てて、使用させる。第2の方法における次のス
テップでは、残りの無線とリモートユニットに対する第1の方法のステップと同
じである。第2の方法における第2ステップ1112では、要求される帯域幅比
を減少するために、残っているリモートユニットを1つずつ残りの利用可能な基
地局に割当てられる。そして、必要であるならば、第2の方法における第3ステ
ップ1114において、要求される帯域幅比を減少させるために、残っているリ
モートユニットが1つずつ、ステップ1112でなされた順序の逆順で基地局無
線機に割当てられる。
【0051】 第2の方法によってなされる割当てが、図10Bに示される。この図では、無
線機RAD1上のユニットEと、無線機RAD2上のユニットA、Dと、無線機
RAD3上のユニットB、Cとが示される。示された割当てが、ステップ111
2において最初に無線機RAD2を選ぶことによって、示された結果が生じるこ
とが理解されるだろう。この割当ての全フレーム長は、10:5の全帯域幅比に
伴って、10TX+5RX=15スロットである。無線機RAD2、RAD3の
それぞれには4つの未使用のスロットがあることに触れておく。したがって、全
効率は(3×15−8)/(3×15)=37/45に減少する。しかし、ユー
ザEの個々のスループットが、図10Aにおける3/9から図10Bにおける1
(最大)にまで増加する。
【0052】 リモートユニットが動的に要求される帯域幅比を変えることができるので、こ
こで第3の実施例を考える。この例は、上記例において3:1の帯域幅比を有す
るリモートユニットDが、その要求される帯域幅比を1:3に変えるものであり
、少なくともリモートユニットDが少なくとも2つの基地局の間に位置するもの
である。これは、反対の帯域幅比(例えば、N:1と1:N)を有するリモート
ユニットが、別々の基地局における別々の無線機に割当てられるという第3の割
当て方法によって、扱うことができる。第3の方法によって生成される割当てが
、図10Cに示される。そして、第3の方法のフローチャートが図11Cに示さ
れる。これは、図13と図14に関連して、以下でより詳細に説明される「マク
ロ的なリソース割当て」の態様である。
【0053】 この第3の例では、無線機とリモートユニットの数を第1の例のようにさせる
。また、リモートユニットによって要求される帯域幅比も上記例と同じにするが
、無線機RAD1はある基地局に存在し、無線機RAD2とRAD3は別の基地
局に存在し、リモートユニットDが1:3の帯域幅比を要求する点は上記例とは
異なる。図11Cのフローチャートに示されるこの第3の方法の第1ステップ1
120は、帯域幅比1:xを有する全リモートユニットを認識して、それらをそ
のようなユニットを扱う予定の基地局と無線機とに割当てることである。基地局
無線機RAD1が帯域幅比1: xを有するリモートユニットに割当てられると仮
定する。したがって、リモートユニットDは、無線機RAD2、RAD3の一つ
に対してよりもむしろRAD1に割当てられる。第3の方法における次のステッ
プ1122、1124は、(帯域幅比x:1を有する)残りのリモートユニット
を、上述した第1の方法(または、さらに第2の方法)に従って、そのような比
率として選択される基地局無線機に割当てる。第1の方法を使用した結果が、図
10Cに示される。そして、この割当ては、無線機RAD1の上の8つの未使用
の(TX)スロットと、無線機RAD2の上の2つの未使用のスロットと、無線
機RAD3の上の1つの未使用のスロットによる、12スロットの全フレーム長
と(3×12−11)/(3×12)=25/36の全効率を有する。
【0054】 より多くのリモートユニットが1:xの帯域幅比を要求する場合、それらを無
線機RAD1に割当てるか、またはそのようなリモートユニットのために予約さ
れた追加無線機に割当て、そしてこれらのユニットが、上述した第1または第2
の方法のどちらかに従って予約された無線機の中で割当てられることを理解でき
よう。事実、第3の例は、2つの無線機がx:1の帯域幅比を有するリモートユ
ニットのために予約されるという状況として見られ、そしてそれらのリモートユ
ニットは予約された無線機の中で割当てられる。
【0055】 単一の基地局に対する異なる割当てが、図10Dに示される。この図は、同じ
無線機RAD1上の帯域幅であって、その5:1の帯域幅比を用いるリモートユ
ニットBと、1:3の帯域幅比を用いるリモートユニットDを示している。この
割当ての全フレーム長は、図10Cに示されたような12スロットではなく10
スロットである。そして、その全効率は25/30であって、基地局の全帯域幅
比は6:4である。
【0056】 一般に、スロットの割当てに制限がなく(すなわち、フレーム制限がない)、
個々のリモートユニットによるどんな特別なスループット要求もない場合、全効
率は、全フレーム長(すなわち、無線機におけるTX及びRXスロットの総数)
が最小にされるように、リモートユニットを割当てることによって最適化される
。(図10Cと図10Dを比較する。)これはまた、図10Aと図10Bにおけ
るように自動的に利用可能な全無線機の使用をもたらすことになる。
【0057】 もしも、フレーム長を最小にする必要がないならば、あるユーザの帯域幅比を
維持している間、そのユーザのTX及びRX周期を拡張することによって全効率
を最適化することが可能であることに触れておく。これを示すために、5:1と
3:1の帯域幅比を有する2つの無線機と2つのリモートユーザのシステムを仮
定する。もしも、ユーザが単に異なる無線機に割当てられるならば、全効率は、
(5:1の比のユーザによって決定される)6スロットのフレーム長に関して1
0/12である。3:1ユーザのフレームの連続組を見ることによって、そのユ
ーザが6:2の帯域幅比を有すると考えることが許可される。5:1比ユーザと
6:2比「ユーザ」とを、異なる無線機に割当てることによって、(6:2比「
ユーザ」によって決定される)8スロットのフレーム長に関して、14/16の
全効率がもたらされる。全体としての効率が増加し、ユーザが享受できる最大限
度のスループットが変化してきた。
【0058】 最小フレーム長の境界条件を緩和することによって、可能な組み合わせ数が増
加するので、パッキング問題の大きさが増加する。このような増加を制御するた
めに、瞬時に発生するパケットトラヒック(メッセージ長とポーズ)のフレーム
長または統計量を増加させることによって導入される遅延のしきい値のような、
他の境界条件が課されてもよい。この種の組み合わせパッキング問題は上述した
ように有名であり、このアプリケーションで提案される特定の解決策は、限定的
であるよりもむしろ例示的であると理解されなければならない。
【0059】 上述した例におけるように、動的に変動する全フレーム長を有するよりもむし
ろ、通信システムが、ほとんどの従来のセルラー無線システムにおける固定フレ
ーム長を有すると仮定する。例えば、DECTシステムにおいては、各フレーム
は24スロットから成り、24スロットのそれぞれはTXまたはRXスロットの
どちらかとして任意に選択される。固定長フレームを有するようなシステムには
、リモートユニットを基地局無線機に割当てるオプション方法が2つある。
【0060】 第1の方法では、できるだけ多くのユニットが、できるだけ少ない無線機に割
当てられる。第1の方法は、できるだけ多くの無線機が利用可能で残されるとい
う利点を有するが、システムの全帯域幅比は実質的に固定されるようになる。図
12Aは、3つの無線機を有する基地局と、上述した例と同じ帯域幅及び14ス
ロットの固定されたフレーム長を有する5つのリモート端末A〜Eとから構成さ
れる通信システムにおいて第1の方法を適用することによってなされるスロット
割当ての例である。図12Aの割当てにおいて、各14スロットフレームは、1
1個のTXスロットと3個のRXスロットを有している。そして、全5人のユー
ザA〜Eは、ちょうど2つの無線機に割当てられる。この方法を使用して、残り
の無線機(その例におけるRAD3)は、現在固定された11:3の全帯域幅比
が続いて提供されるので、追加ユーザへの割当てのために利用可能である。
【0061】 できるだけ多くの利用可能な無線機を残し、図12Aに示される割当てを導く
ためのパッキング方法は、要求されるTX及びRXスロットの総数にまず注目し
、スロットにおけるフレーム長に従って除算し、切り上げ、その結果必要とされ
る無線機の最小数を決定することによって始められる。この例では、合計25ス
ロット(20個のTXと5個のRX)が14スロットのフレームに配分されなけ
ればならない。そのため、少なくとも2つの無線機がそれらのスロットを提供す
るために必要である。次に、ユーザは要求される帯域幅比を減少させるために無
線機に割当てられる。したがって、最も大きい比率を要求するユーザが、無線機
の1つに割当てられる(図12AにおいてはユーザAはRAD1に割当てられて
いる)。そして、次に大きい比率のユーザはその無線機に対して考慮される。こ
の例では、ユニットBは14スロットフレーム評価基準以内で無線機RAD1に
割当てられない。そのため、ユニットBは無線機RAD2に割当てられる、そし
て、ユニットCが無線機RAD1に対して考慮される。このプロセスを継続する
ことによって、図12Aに示される割当てが導かれる。
【0062】 固定されたフレーム長のシステムに対する第2の割当て方法は、第1の方法に
おける全帯域幅比を固定するのではなく、利用可能な基地局無線機のすべてを使
用するものである。図12Bは、前の例のような通信システムにおける第2の方
法を適用することによってなされるスロット割当ての例である。そこではすべて
の無線機RAD1、RAD2、RAD3が使用され、全帯域幅比は11:3に固
定されるのではなく、TXスロットをRXスロットから切り離す破線がどのよう
に移動することができるかを示す矢印によって指示されるように、最初のTXス
ロットが設置される位置に依存しながら、7:7から12:2の間で可変である
ことがわかる。したがって、もしも第4の無線機RAD4が基地局に提供される
ならば、その無線機はそれらの帯域幅比に基づくリモートユニットを選択する際
により融通性を有する。
【0063】 上述した説明は、基地局といくつかのリモートユーザに関するものであり、そ
れぞれのユーザが帯域幅比要求を有している。出願人の発明は、このような通信
システムに制限されるのではなく、それぞれが帯域幅比要求を有するサービスを
運ぶピアツーピア接続を提供する通信システムに対して同様に有効である。この
ような通信システムでは、数人のユーザの代わりに(または、加えて)ひとつの
リモートユーザがいてもよい。そして、そのユーザは、接続された異なるチャネ
ルによってサポートされるいくつかのサービスを要求する。
【0064】 上述した説明において、スロット割当てとユーザ割当て(トラヒック計画とパ
ッキング)のいくつかの方法が、単一基地局を有する通信システムのコンテクス
トで説明された。これは「ミクロ的なリソース割当て」と呼ばれるかもしれない
。以下で、1以上の基地局を有する通信システムにおけるスロット割当てとユー
ザ割当てについて説明する。これは「マクロ的なリソース割当て」と呼ばれるか
もしれない。もちろん、出願人のマクロ的及びミクロ的なリソース割当て手順が
統合される場合、現実の通信システムのための最適な性能が得られることを理解
できよう。
【0065】 マクロ的なリソース割当ては、「ホットスポット」、すなわち、高帯域幅が要
求される領域を、1つのリモート端末が同時に多くの基地局からの信号を受信す
ることができるような複数の基地局でカバーする通信システムにおいて特に有効
である。このような通信システムが図13に示される。図では、それぞれの基地
局BS1、BS2、BS3、BS4に対応するセルまたは領域1302−1、1
302−2、1302−3、1302−4の共通部分によってカバーされる「ホ
ットスポット」内に配置されるリモート端末MS_Aが示される。実際、リモート
端末は、図13のBS1として示される最高の信号強度で受信される基地局信号
に追跡(同期)する。通常、これはリモート端末に対して最小の送信損失を有す
る基地局に相当する。そして、その結果、おそらく最高のSN比を有するコネク
ションを提供する。
【0066】 それにもかかわらず、適応型チャネル割当て(例えば、上記で引用され具体化
された米国特許第5,491,837を参照)を使用するシステム、または非調和周波数
ホッピング(例えば、上記で引用されたブルートゥースシステムを参照)を使用
するシステムにおいて、最も強い基地局にロックすることが必ずしも最適である
わけではない。実際に、リモート端末が接続を要求することは、しばしば最も強
く受信される基地局ではなく、最高のTDD帯域幅を提供することができる基地
局である。(これは、もちろんリモート端末によって要求されるサービスによる
。)出願人のマクロ的なリソース割当て手順を以下で説明する。
【0067】 たいてい、リモート端末は、その端末の電力消費が低く、その端末が制御チャ
ネルまたは最も強く受信された基地局の標識チャネルに追跡される不使用モード
(パークあるいはスタンバイモードとも呼ばれる)であることが期待される。不
使用モードにおいて、端末はたいてい「スリープ」であるが、基地局にそれ自体
を再同期させて、何らかのページメッセージが待っているかをどうかを決定する
ための制御または標識チャネルに対して、一定の間隔で問い合わせるために「ウ
エイクアップ」する。もしも接続が望まれているならば(それは基地局によって
開始されるか、またはリモート端末によって開始されるかのどちらかである)、
リモート端末とその端末が追跡される基地局との間で初期接続が行われる。そし
て、初期メッセージが、要求されるタイプのサービスをネゴシエーションするた
めにこの接続上で交換される。特に、ダウンリンク/アップリンク帯域幅比がネ
ゴシエーションされる。この情報は、基地局コントローラ(BSC)に対して基
地局によって有効に送信される。BSCは、リモート端末の近隣の基地局によっ
てサポートされるすべての接続を認識する。ここで引用されたようなシステムは
、1999年3月19日にファイルされた出願人の米国特許09/272,212号の「非調和周
波数ホッピングセルラーシステム(Uncoordinated Frequency Hopping Cellular
System)」に記載されている。図13は、基地局BS1、BS2、BS3、B
S4に接続されたBSCを示す図である。
【0068】 上述した説明の理由によって、(例えば、図5参照)複数の無線機を有する基
地局は、そのダウンリンク及びアップリンク帯域幅を要求されたコネクションに
割当てることに完全に自由であるというわけではない。図14のフローチャート
によって示される出願人のマクロ的なリソース割当て方法の第1ステップ140
2によれば、BSCは、完全に不使用であるか、既に要求されたコネクションと
して同一ダウンリンク/アップリンク帯域幅比を要求する進行中にあるコネクシ
ョンを有するかどちらかの基地局を捜す。図13は、4:1の帯域幅比を有する
要求されたコネクションと、それぞれ5:1、3:1、1:3及び8:1の帯域
幅比をサポートするう基地局BS1、BS2、BS3及びBS4を示す。特に、
BSCは各基地局に対して信号接続を介してBSCに供給される情報に基づくT
DD要求を妨害しないで、要求されるサービスをサポートすることができる基地
局を捜す。もしも「新しい」端末MS_Aが5:1の帯域幅比を有するリンクを要
求するならば、そのとき基地局BS1は、すでに5:1の帯域幅比を有するサー
ビスをサポートするので、明らかにそのリンクをサポートする選択をする。
【0069】 もしも、そのような適合した基地局が見つけられないならば(ステップ140
4)、要求されたサービスが再ネゴシエーションされるか(ステップ1406)
、あるいは基地局の一つに対する既存の1つ以上の接続が「新しい」端末にサポ
ートされることを許容するために再ネゴシエーションされる(ステップ1408
)。例えば、もしも「新しい」端末MS_Aが4:1の帯域幅比を有するリンクを
要求するならば、その特定の帯域幅比をサポートする範囲内の基地局はない。し
たがって、端末MS_Aは、基地局BS1か基地局BS4のどちらかに接続され、
ステップ1406の結果、それぞれ5/6か5/9のどちらかに、最大スループ
ットの減少を許す。一方、もしも、これらの基地局によって既に提供されたサー
ビスがステップ1408の結果、スループットの減少を許容するならば、端末M
S_Aは、基地局BS2か、基地局BS3かのどちらかに接続することができる。
(基地局BS2の既存の接続が、そのスループットを4/5に減少させなければ
ならないか、基地局BS3に既存の接続が、そのスループットを4/7に減少さ
せなければならない。すなわち、端末MS_Aの新しい接続は、5/7以上のスル
ープットを得られないであろう。)もしも、端末がスループットの低下を認めら
るならば(ステップ1406)、その端末は、基地局内の無線機で利用可能であ
れば、自身を基地局BS1または基地局BS4に接続し続けるかどうかを決定す
ることができる。しかし、これらの基地局における既存のリンクが影響するので
、基地局BS2または基地局BS3への接続をし続けるためにはBSCの調停が
必要である。
【0070】 出願人の発明は特定の実施例に関して上述のように説明される。そして、上述
した記載内容以外の形式でその発明を具体化することが可能であるということは
、当該技術分野における当業者にとって明らかである、上述された特定の実施例
は単なる例示にすぎないものであり、どんな場合であっても限定的に考慮される
べきではない。発明の範囲は上述したクレームによって決定され、そして、クレ
ームの範囲内にある全ての変形及び均等物は、クレームの範囲に含まれることが
意図されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 TDDトランシーバのブロック図である。
【図2】 実質的に同一帯域幅を有するダウンリンクとアップリンクを備えるTDDチャ
ネルを示す図である。
【図3】 ダウンリンクとアップリンクとの帯域幅間に3:1の比率を有するTDDチャ
ネルを示す図である。
【図4】 ダウンリンクとアップリンクとの帯域幅間に1:2の比率を有するTDDチャ
ネルを示す図である。
【図5】 TDD通信システムのための多重無線基地局のブロック図である。
【図6A】,
【図6B】 それぞれ3:1と2:1のリンク帯域幅比を有する2人のユーザをサポートす
る基地局の例を示す図である。
【図7A】,
【図7B】 それぞれ3:1、2:1及び4:1のリンク帯域幅比を有する3人のユーザを
サポートする多重無線基地局の例を示す図である。
【図8A】,
【図8B】 それぞれ3:1、2:1及び1:1のリンク帯域幅比を有する3人のユーザを
サポートする多重無線基地局の例を示す図である。
【図9A】,
【図9B】 多重スロットパケットを備えて3:1と2:1のリンク帯域幅比を有する2人
のユーザをサポートする基地局の例を示す図である。
【図10A】,
【図10B】 全体の効率を最適化するスロット割当て方法の例を示す図である。
【図10C】,
【図10D】 反対の帯域幅比をサポートするスロット割当て方法の例を示す図である。
【図11A】,
【図11B】,
【図11C】 出願人の発明に従ったスロット割当て方法のフローチャートである。
【図12A】,
【図12B】 14個のスロットのフレーム長に対するスロット割当て方法の例を示す図であ
る。
【図13】 出願人の発明に従ったマクロ的なリソース割当て方法を使用する通信システム
を示す図である。
【図14】 出願人の発明に従ったマクロ的なリソース割当ての方法のフローチャートであ
る。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年7月13日(2001.7.13)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0016】 国際公開番号WO 99/26430には、ワイヤレス通信システムにおける通信リンク
のデュプレックス送信に関する適応型時分割デュプレックス方法及び装置が記載 されている。通信リンク帯域幅要求は、所定の帯域幅要求パラメータを用いて絶 えず監視されている。そして、アップリンク及びダウンリンク帯域幅は、動的に 通信チャネルの要求に接触するように順応する。しかしながら、WO 99/26430で
は、基地局内の多重無線トランシーバ間における帯域幅要求の割当てが明確に述 べられていない。 したがって、本発明の目的は、前述したTDD通信システムにおいてこれらの
問題を解決し、そして多重無線ユニットを有するTDDシステムにおいて非対称
型のサービスをサポートして賢明なリソース割当てと非対称型トラヒックのスマ
ートな制御を使用する方法及び装置を提供することである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM, HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,K G,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT ,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW, MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,S E,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT ,TZ,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA,ZW

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多重無線基地局と複数のリモート端末との間に通信リンクを
    構築し、各リモート端末が特定の帯域幅比を要求する通信システムにおいて、 (a)それぞれのリモート端末の要求する帯域幅比の高いものから順に、利用
    可能な基地局無線機に対してリモート端末を連続して割当て、 (b)利用可能な基地局無線機が最初のリモート端末を割当てられた後、それ
    ぞれのリモート端末の要求する帯域幅比の高いものから順に、ステップ(a)で
    構築された逆順の基地局無線機に対して残りのリモート端末を割当てる ステップを含む通信リンクにスロットを割当てる方法。
  2. 【請求項2】 少なくとも1つのリモート端末が最大スループットを要求し
    、 最大スループットを要求する各リモート端末が、利用可能な基地局無線機に割
    当てられ、 割当てられた基地局無線機が利用可能な基地局無線機のプールから除かれる ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 特定の所定帯域幅無線を要求するリモート端末が、所定の基
    地局無線機に割当てられ、割当てられた基地局無線機が利用可能な基地局無線機
    のプールから除かれる ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 多重無線基地局と複数のリモート端末との間の通信リンクを
    構築し、各リモート端末が特定の帯域幅比を要求する通信システムにおいて、 (a)リモート端末の送信要求をサポートするために必要な最小の数の基地局
    無線機を決定し、 (b)それぞれのリモート端末が要求する帯域幅比の高いものから順に、ステ
    ップ(a)で求められた最小の数の基地局無線機から選択される利用可能な基地
    局無線機に対してリモート端末を連続して割当て、 (c)利用可能な基地局無線機が最初のリモート端末を割当てられた後、それ
    ぞれのリモート端末の要求する帯域幅比の高いものから順に、ステップ(b)で
    構築された逆順の基地局無線機に対して残りのリモート端末を割当てる ステップを含む通信リンクにスロットを割当てる方法。
  5. 【請求項5】 多重無線基地局と複数のリモート端末との間の通信リンクを
    構築し、前記リモート端末がある帯域幅比を要求する通信システムを動作する方
    法であって、 (a)定期的に、リモート端末の要求された帯域幅比を分析し、 (b)多重基地局無線機通信リンクの送信及び受信タイミングを同期するパッ
    キングスキームに従って基地局無線機に対してスロットを割当てる ステップを含む方法。
  6. 【請求項6】 リモート端末に接続する通信リンクを開設するために、複数
    の無線トランシーバを備える基地局と、 複数のリモート端末と、 基地局の範囲内に位置する複数のリモート端末の中で無線トランシーバを割当
    てるためのコントローラと を含む通信システムであって、 前記コントローラが、多重基地局無線機通信リンクの送信及び受信タイミング
    を同期させるパッキングスキームに従って基地局無線機に対してスロットを割当
    てる通信システム。
  7. 【請求項7】 それぞれがリモート端末に接続する通信リンクを開設するた
    めの複数の無線トランシーバを有する複数の基地局と、 複数の基地局間で帯域幅割当てを管理するための基地局コントローラと をさらに備える請求項6記載の通信システム。
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