JP2003343111A - 機械式駐車場及びその制御方法 - Google Patents

機械式駐車場及びその制御方法

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JP2003343111A
JP2003343111A JP2002155486A JP2002155486A JP2003343111A JP 2003343111 A JP2003343111 A JP 2003343111A JP 2002155486 A JP2002155486 A JP 2002155486A JP 2002155486 A JP2002155486 A JP 2002155486A JP 2003343111 A JP2003343111 A JP 2003343111A
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Japan
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vehicle
storage
parking lot
storage shelves
mechanical parking
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JP2002155486A
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English (en)
Inventor
Katsuhito Nakayama
勝仁 中山
Junichiro Inoue
潤一郎 井上
Yoshiaki Tosabayashi
慶明 土佐林
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機械式駐車場の収容能力を向上させ、さら
に、車両の格納に係わる機械式駐車場の運用を円滑にし
て、格納効率の向上を図った機械式駐車場及びその制御
方法を提供すること。 【解決手段】 機械式駐車場に備わる各格納棚6を、車
両形状に応じて異種形状に形成して備える構成とした。
そして、搬送機器4,5,7,9及び各格納棚6の運用
を制御する制御装置20に、格納された車両を該車両形
状に適した格納棚6に移し替えを指示する荷揃え制御部
22aを備えるものとし、また、複列に配置された格納
棚6の奥側にある車両の出庫命令に基づいて手前側の車
両を該車両形状に適した格納棚6に移し替えを指示する
荷繰り制御部22bを備える構成とした。また、車両の
移し替え時に操車場所として機能する共用棚を備える構
成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両を自動で格納
庫に搬送し格納する機械式駐車場及びその制御方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より用いられている機械式駐車場の
一例として、図10に示すような機械式駐車場100の
全体構成について説明する。図示の機械式駐車場100
は、車両1の入庫もしくは出庫を行う入出庫バース2,
3と、入出庫バース2,3に対応して配置されるととも
に車両1の昇降を行う各リフタ4,5(搬送機器)と、
車両1が格納される棚状に形成された多数の格納棚6
(「格納庫」とも言う。)と、各格納棚6と各リフタ
4,5との間で走行する台車7(搬送機器)とから構成
されている。なお、台車7は格納棚6の各階層に少なく
とも1つ備えられている。
【0003】各リフタ4,5及び台車7にはそれぞれモ
ータ等の駆動機構が備わり、各リフタ4,5は上下方向
に昇降可能とされ、台車7は各格納棚6に沿って水平方
向に移動可能とされている。
【0004】台車7にはスラットコンベア8(搬送機
器)が設けられ、また、各格納棚6にもスラットコンベ
ア9(搬送機器)が設けられている。台車7側にはスラ
ットコンベア8を動作させるモータ等の駆動機構が設け
られ、格納庫6側には台車7側の駆動機構に連結する従
動機構が設けられている。
【0005】台車7が所定の格納棚6の位置に移動する
と、台車7側の駆動機構と格納棚6側の従動機構が連結
され、台車7側の駆動機構の駆動により台車7側のスラ
ットコンベア8と格納庫6側のスラットコンベア9とが
同期して駆動し、格納棚6と台車7との間で車両1の移
載が行われる。
【0006】なお、入出庫バース2,3及びリフタ4,
5にもスラットコンベア2a,3a,4a,5a(搬送
機器)が設けられており、これら各スラットコンベア2
a,3a,4a,5aにおいてもモータ等の駆動機構に
よって駆動されるようになっている。
【0007】入出庫バース2,3には、格納する車両1
を認識するためのカードリーダ10や、車両形状を検出
するセンサ(図示せず)等が設けられている。カードリ
ーダ10に車両1の所有者を特定するカード(図示せ
ず)を通すことにで、車両形状を検出するセンサ等によ
り車両1が格納される格納棚6の関連付けが行われる。
具体的に説明すれば、入庫する際に所有者または、管理
者がカードを通すことで、空き状態の格納棚6の中で1
つの格納棚6が選択され、この格納棚6に車両1が格納
されることが記憶される。そして、車両1を出庫させる
際には、先に記憶された所有者の車両1が格納された格
納棚6が特定され、車両1が出庫バース5に搬送される
ことになる。
【0008】なお、各格納棚6には、それぞれの格納棚
6を識別するための番地がつけられており、さらに、こ
の番地を有する各格納棚6には、使用を優先させたい優
先番号(記号とされる場合も含む。)が割り当てられて
いる。優先番号は、全て異なる番号とは限らず、同一な
番号の割り当てによって各格納棚6のグループ化を得る
ことも可能とされている。また、この優先番号は固定値
とされた番地と異なり、変更することも可能な番号であ
る。そして、このような各格納棚6が有する優先番号及
び番地に基づいて、入庫する車両1が格納される所定の
格納棚6が決定されたり、各格納棚6の識別や管理が行
われたりしている。
【0009】実際に車両1を入庫バース2から格納棚6
へと搬送する作業、及び格納棚6から出庫バース3に搬
送する作業は、各リフタ4,5、台車7、及びスラット
コンベア2a,3a,4a,5a,8,9等の搬送機器
によって行われている。そして、これら搬送機器の動作
は、機械式駐車場100に備わる図示しない制御装置内
によって制御されている。
【0010】制御装置は、機械式駐車場100の稼働状
態を認識しつつ、機械式駐車場100に備わる全ての機
器の制御を行う回路構成の全体を指すものである。例え
ば、入庫する車両1を認識した後にどの搬送機器を用い
てどの格納棚6に搬送するかを決定し、決定事項に基づ
いて各機器の動作を指示するとともに、各機器の稼働状
態を取り込みながら制御を行っている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】さて、このような機械
式駐車場において、入庫する各車両は、各車種の規格に
応じて異なる形状にて多数存在している。例えば、普通
車と呼ばれる中型車両に対して長さ・幅・高さの各寸法
が大きな大型車両や、これら寸法が小さくて低排気量の
軽自動車や、とりわけて車高が高いハイルーフ型車両な
どが挙げられる。そして、機械式駐車場は、ユーザから
の格納要求を満足するために、上記に挙げた一般的な各
種車両を少なくとも入庫させて格納する必要があり、格
納棚を整備する必要がある。
【0012】上記に挙げた全ての各車両を格納するに
は、最も大きな車両に応じた格納棚を形成して複数に組
み合わせることで対応することが可能である。これによ
れば、全て統一された格納棚として構成できるので、各
種部品の共通化を図ることが可能である。
【0013】しかしながら、機械式駐車場が設置される
場所によっては、柱や配管等の設備が存在することによ
り、かならず同一な格納棚を設置できるとは限らない。
従って、デットスペースを如何に有効利用するかを解決
する必要がある。
【0014】また、あらゆる車両形状に応じた格納棚を
設置することにより、無駄なスペースが生じてしまう問
題がある。より具体的に例を挙げて説明すると、大きな
格納棚に軽自動車を格納しようとすると、格納棚の収容
容積に対して軽自動車が占有する容積が極端に小さくな
る。このことによって、格納棚の使用状態が非効率的と
なり、結果的に設置スペースが制約される機械式駐車場
の格納棚の設置個数が減少して収容能力が低下し兼ねな
い。また、この一方で機械式駐車場が大型化してしまう
という問題も生じし兼ねない。
【0015】本発明は上記事情に鑑みて成されたもので
あり、機械式駐車場の収容能力を向上させ、さらに、車
両の格納に係わる機械式駐車場の運用を円滑にして、格
納効率の向上を図った機械式駐車場及びその制御方法を
提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、以下の手段を採用することとした。請求項
1に記載の発明は、車両の入出庫を行う入出庫バース
と、車両を格納する複数の格納棚と、前記入出庫バース
と前記各格納棚との間で車両を搬送する搬送機器とを備
えた機械式駐車場において、前記各格納棚が、車両形状
に応じて異種形状に形成されていることを特徴としてい
る。
【0017】つまり、格納棚は全て同一な形状とされて
備えられるものではなく、例えば、大型車両用の格納棚
や、軽自動車用の格納棚などがそれぞれ形成され、これ
ら異種形状の各格納棚が組み合わされて備えられること
になる。そして、設置する際のスペース等の制約によっ
て同一形状な格納棚を形成できない場合であっても、こ
の制約を回避して格納棚が形成され備えられることにな
る。従って、各種の車両が格納された場合における各格
納棚内の無駄な空きスペースがなくなり、複数の格納棚
が機能的に構成されて備えられることになる。
【0018】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
機械式駐車場において、同一形状とされた前記各格納棚
の一部が、隣り合うように複列に配置されていることを
特徴としている。
【0019】同一形状の格納棚が隣り合うように配置さ
れることで、格納棚はより多く備えられることになり、
また、両格納棚での車両の移動が確実且つ効率的に行わ
れることになる。
【0020】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2記載の機械式駐車場において、前記搬送機器及
び前記各格納棚の運用を制御する制御装置には、格納さ
れた車両を該車両形状に適した格納棚に移し替えを指示
する荷揃え制御部が備えられていることを特徴としてい
る。
【0021】格納棚が各種の車両形状に応じて異種形状
にて形成されることで、大きな格納棚に小型な車両が格
納される場合がある。しかしながら、上記の場合では格
納棚の使用状態が非効率的であるため、この問題を回避
すべく、制御装置に備わる荷揃え制御部は、一旦格納さ
れた車両を、この車両形状に適した格納棚に移し替えを
行うための指示を促す。これにより、例えば、入庫作業
を早急に完了するため、または、入庫時点で入庫車に適
した格納棚に空がないことで車両形状に即していない格
納棚に車両が格納された場合であっても、一旦格納され
た後に適した格納棚への移し替えがなされて格納棚の使
用状態の効率化が図られる。
【0022】請求項4に記載の発明は、請求項2または
請求項3記載の機械式駐車場において、前記搬送機器及
び前記各格納棚の運用を制御する制御装置には、複列に
配置された格納棚の奥側にある車両の出庫命令に基づい
て手前側の車両を該車両形状に適した格納棚に移し替え
を指示する荷繰り制御部が備えられていることを特徴と
している。
【0023】複列とされた格納棚の奥側の車両に出庫命
令がかかると、この手前側に格納された車両が出庫する
車両の妨げとなるので、荷繰り制御部は、手前側の車両
を移動させる際に手前側の車両の移動先として該車両形
状に適した格納棚を選択し、選択した格納棚に手前側の
車両を移動させるための指示を促す。つまり、荷繰り制
御部は、出庫作業が開始される際に妨げとなる車両を適
切な格納棚に移し替える荷揃え作業を行うものである。
【0024】請求項5に記載の発明は、請求項1から請
求項4のいずれか1項記載の機械式駐車場において、複
数の前記格納棚の少なくとも1つが、車両の移し替え時
に操車場所として機能する共用棚とされていることを特
徴としている。
【0025】共用棚は、例えば車両の荷揃えや荷繰り作
業を行う際に運用の妨げとなる車両を一時的に退避させ
て格納する場所であり、通常の格納棚としての機能を有
するとともに、車両の操車を行えるように空き状態とさ
れた格納棚である。このことにより、格納棚が全て入庫
されている状態であっても、荷揃えや荷繰り作業による
車両の退避場所が確保されることになる。なお、共用棚
は、特定の格納棚に限定されず、機能上の位置が刻々と
変化するものであってもよい。また、格納棚の種類に合
わせてそれぞれ設けることとしてもよい。
【0026】請求項6に記載の発明は、請求項5記載の
機械式駐車場において、前記共用棚が、入庫する車両の
いずれであっても格納可能とされた形状を有して形成さ
れていることを特徴としている。
【0027】共用棚が入庫する車両の全てに対応できる
格納棚の形状を有しているので、機械式駐車場の運用に
て妨げとなる車両は、どのような車種形状であっても、
最低1つの共用棚によって一時的に退避させられること
になる。
【0028】請求項7に記載の発明は、車両の入出庫を
行う入出庫バースと、車両を格納するために異種形状に
形成された複数の格納棚と、前記入出庫バースと前記各
格納棚との間で車両を搬送する搬送機器とを備えた機械
式駐車場の制御方法において、入庫する車両を格納可能
とされた前記格納棚のいずれかに格納させるとともに、
必要に応じて格納された車両を該車両形状に適した格納
棚に移し替えを行うことを特徴としている。
【0029】このような機械式駐車場の制御方法を用い
ることで、入庫された車両は、該車両形状に適した格納
棚に適宜格納される。
【0030】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施形態につい
て、図面を参照して説明する。図1は本実施形態におけ
る機械式駐車場の内部構造を説明する各リフタ4,5を
含む断面図である。なお、本実施形態にて説明する機械
式駐車場については、従来技術にて説明した図10の機
械式駐車場100に比較して異なる点について説明する
ものとし、同様な構成については同一符号を用いてその
説明を一部省略する。
【0031】車両が進入する地下1階(B1FL)の走
行路12には、入庫バースが設けられており、この入庫
バースに隣接して入庫用リフタ4(搬送機器)が設けら
れている。また、同走行路12には、図示しない出庫バ
ースが入庫バースの近隣に設けられており、この出庫バ
ースに隣接して出庫用リフタ5(搬送機器)がさらに設
けられている。
【0032】複数に備えられた各格納棚6は、異なる大
きさで形成されたものがそれぞれの位置で組み合わされ
ており、図においては地下2階(B2FL)の空間に3
段配置にて備えられている。各格納棚6をさらに説明す
ると、本図で示される各格納棚6には以下に説明する6
種類(6a〜6f)があり、これらは格納する各種の車
両の形状に応じて余分なスペースが発生しない形状にて
形成されている。このことを言い換えれば、機械式駐車
場の設置スペースや、機械式駐車場に隣接する道路への
出入口が考慮されて異種形状の各格納棚6が組み合わさ
れている。そして、これら各格納棚6a…の床面には、
各車両の各ホイールベースに対応したスラットコンベア
9(搬送機器)が設けられている。
【0033】多数に備えられる格納棚6の中で多くの割
合を占めて備えられる中型用格納棚6aは、一般に5ナ
ンバーサイズと呼ばれる中型車両1a(一般に「普通乗
用車」と呼ばれる。)の外観寸法に応じた形状に形成さ
れており、主として1段目と2段目とに位置して備えら
れている。
【0034】また、中型H用格納棚6bは、中型車両1
aと長さ・幅が同等で、高さ寸法が大きいハイルーフ型
の中型車両1bを格納できるように該車両6bの外観寸
法に応じた形状に形成されている。そして、このような
中型H用格納棚6bは、主に天井との高さに余裕がある
中型用格納棚の3段目に位置して備えられている。な
お、図で示すように、配管Pや電気配線W、その他ダク
ト等が天井に配設されている箇所は天井の高さが低くな
るため、本来であれば中型H用格納棚6bとして機能す
るものが、ハイルーフ型の車両1bに対応できない中型
用格納棚6aとして備えられている。
【0035】また、図において出庫リフタ5付近の1,
2段目には大型用格納棚6cが備えられている。この大
型用格納棚6cは、一般に3ナンバーサイズと呼ばれる
大型車両1c(大型乗用車)の外観寸法に合わせて大き
く形成されている。そして、大型用格納棚6cの上側で
ある3段目に、ハイルーフ型の大型車両(図示せず)を
格納できる大型H用格納棚6dが形成され備えられてい
る。
【0036】さらに、図において右側には軽自動車1e
を格納する軽用格納棚6eが1,2段に備えられてい
る。そして、この3段目にはハイルーフ型の軽自動車
(図示せず)を格納する軽H用格納棚6fが備えられて
いる。軽用格納棚6e及び軽H用格納棚6fは、これら
の長手方向の寸法が軽自動車の規格に合わせて他の格納
棚よりも短く形成されている。
【0037】以上説明したように、異種形状とされた多
数の各格納棚6a…は、使用される運用環境に応じてそ
れぞれの個数が適宜決められて設置されるとともに、配
管P、電気配線Wや、柱の設置箇所、さらには機械式駐
車場の設置面積が考慮された上で余分なスペースが生じ
ないように備えられることになる。また、本図では断面
のため一列に各格納棚6が備えられているが、台車が移
動するレーンを挟んで多数の格納棚6の列が備わり、且
つ、場所によっては格納棚の列が隣り合わせで設置され
た複列式の格納棚が備えられている。
【0038】さらに、図2を参照しながら各格納棚の種
別を追加して説明すると、軽用格納棚6fはハイルーフ
型の軽自動車を除く一般的な軽自動車を格納する小さな
格納棚であり、軽自動車よりも大きな車両を格納するこ
とができないものとされている。小型用格納棚(図1で
は図示せず)は、近年台数が増加している排気量が1リ
ッター程度のスモールカーまたはリッターカーと呼ばれ
る小型車両用の格納棚であり、小型車両よりも小さな車
両である軽自動車1eも必要に応じて格納することも可
能とされている。
【0039】中型用格納棚6aは、先に説明したように
中型車両1aを格納することができ、それ以下の小さな
車両である軽自動車1eや小型車両も必要に応じて格納
することが可能とされている。大型用格納棚6cは、先
に説明したように大型車両1cを格納することができ、
それ以下の小さな車両である中型車両1a等も必要に応
じて格納することが可能とされている。
【0040】外大型用格納棚(図1では図示せず)は、
欧米での規格に準じたより大きな大型車両を格納するこ
とができ、それ以下の小さな車両である大型車両1c
や、中型車両1a等も必要に応じて格納することが可能
とされている。
【0041】また、軽H用格納棚6f、小型H用格納棚
(図1では図示せず)、中型H用格納棚6b、大型H用
格納棚6dの記号Hは、車高が比較的高い形状とされた
ハイルーフ型を指すものである。これら各格納棚(6
b,6d,6f等)は、ハイルーフ型の各種車両(1b
等)に対応する形状を有して形成されるとともに、それ
以下の低い車両も必要に応じて格納することが可能とさ
れている。また、その他の種別として形成される格納棚
として、上記以外の車両や、設備用の車両を格納する格
納棚を備える場合もある。
【0042】さて、このように異種形状の各格納棚6を
備える機械式駐車場には、各格納棚6の稼動状態、つま
りは空き状態であるか車両を格納している状態であるか
を認識しつつ、搬送機器である各リフタ4,5等の動作
制御を行って機械式駐車場の運用を制御する制御装置が
設けられている。この制御装置の構成及び作用につい
て、図3を参照しながら以下に説明する。
【0043】図3は機械式駐車場の制御回路を説明する
図であって、本図に示される制御装置20は、少なくと
も各リフタ4,5、台車7、スラットコンベア8(図1
0に示した符号2a,3a,4a,5a,9のスラット
コンベアを含む。)等の各搬送機器の動作を制御する運
転制御部21と、車両の入庫時や移し替え時などに用い
る格納棚6を選択する格納棚選択部22とを備えて構成
されている。また、格納棚選択部22には、格納された
車両の移し替えの指示を行う荷揃え制御部22aと荷繰
り制御部22bとが備えられている。なお、ここでいう
荷とは、車両を指すものである。
【0044】図に示すように、制御装置20には各格納
棚6から車両の格納等に関わる稼働状態の情報が入力さ
れるとともに、カードリーダ10や、精算機11等にて
得られた入庫や出庫に関わる情報が入力されている。ま
た、制御装置20は、各リフタ4,5、台車7、スラッ
トコンベア8等から稼働状態の情報を入力するととも
に、これら入力した情報に基づく制御用の信号を運転制
御部21から各リフタ4,5等の搬送機器に出力してい
る。
【0045】各格納棚6には、各格納棚6の識別をなす
番地が割り当てられており、さらに、格納する際の優先
順位として機能する優先番号が機械式駐車場の運用に応
じて割り当てられている。この優先番号は以下に説明す
る格納棚選択時に適宜考慮されて機能するものである。
【0046】図に示すように、カードリーダ10から車
両の入庫命令が制御装置20に入力されると、制御装置
20ではカードリーダ10、精算機11、さらには、各
格納棚6等から入力された各格納棚6の稼動情報が取り
込まれて格納棚選択部22に送られる。そして、これと
同時に制御装置20では、使用する台車7の選択が行わ
れる。
【0047】格納棚選択部22には、選択する格納棚6
を機械式駐車場の運用状態に応じて変更可能とする複数
の選択モードが用意されており、これら選択モードのい
ずれかによって先に説明した各格納棚6の稼動情報が処
理されて格納棚6の選択が行われる。なお、各選択モー
ドは、カードリーダ10に設けられたタッチパネル10
a等にて変更可能とされている。
【0048】また、以下に説明する各選択モードの基本
となる格納棚6の選択は、先に説明した優先番号が考慮
されながら、入庫する車両の該車両形状に適した格納棚
6を選択すること、及び、複列である格納棚6について
は台車7に隣接する手前側の格納棚6を選択することを
優先して選択するものとしている。
【0049】しかしながら、機械式駐車場の運用に当た
っては、このような格納棚6の選択が必ずしも実行され
るものではなく、例えば、大きな格納棚6cに小型車両
が格納されることも素早い入庫作業を行う上で必要とさ
れている。このことは格納効率を低下させることにもな
るので、各選択モード、及びこれら各選択モードに係わ
る荷揃え制御部22a及び荷繰り制御部22bでは、こ
の問題を適宜解消して運用の最適化を図っている。
【0050】以下に各選択モードについて一例を挙げ、
具体的な車両の入庫作業及び出庫作業の動作について図
を参照しながら説明する。まず第1の選択モードとし
て、出庫優先モードについて説明する。出庫優先モード
は、図4、5に示すように複列とされた格納棚6を有す
る場合であれば、台車7に隣接する空きの格納棚6を優
先して選択し、その後に台車7に隣接する格納棚6の全
てが使用されると、これ以降は複列とされた格納棚6の
奥側(台車7から離れた格納棚。)を適宜使用するよう
に運用を制御する。つまり、一定以上の台数が格納され
た場合、車両形状に即して格納棚6を選択することを最
優先とせずに、出庫作業の迅速化を図ることを優先する
ものである。
【0051】図4では、台車7に隣接する手前側の格納
棚6の中で、入庫される中型車両(1a−En)に適し
た中型用格納棚6Aを選択している。
【0052】また、図5のように、奥側の中型用格納棚
6aに格納された中型車両(1a−Ex)に出庫命令が
かかると、この手前側にある中型車両(1a−Ob)を
移し替える必要があるため、荷繰り制御部22bでは該
車両(1a−Ob)の移動先とすべき格納棚6の検索を
開始する。
【0053】出庫優先モードにおける荷繰り制御部22
bでの格納棚6の検索は、まず最初に台車7に隣接する
空きの格納棚6が検索される。このことは、これ以前に
別の車両が出庫されたことによって空きが発生した場合
に可能とされる。また、上記検索にて該当する格納棚6
が多数存在した場合には、車両形状に適した格納棚6、
さらにはその中で最も近い位置にある格納棚6が選択さ
れる。さらに、事前に定義した車両と格納棚の適応順
位、つまりは、格納棚6の形状に近い車両を優先するこ
とにより、順次車両形状に適した格納棚6を移動先とし
て選択する。
【0054】そして、上記にて移動先の格納棚6が見つ
からない場合、または出庫によってあきとなる格納棚6
Aに戻す場合であれば、荷繰り制御部22bは共用棚6
xを荷繰り先として選択する。
【0055】 荷繰り作業により共用棚6xに車両が退
避した場合に、出庫作業を終えた台車7は、再び共用棚
6xに向かい、出庫の妨げとなっていた車両を共用棚6
x以外の格納棚6Aまたはその他の格納棚に6に移し替
える。この作業は、共用棚6xを常時空き状態とするた
めである。
【0056】なお、共用棚6xは他の格納棚6が全て入
庫されても、荷揃えや荷繰り作業の退避のため必ず1棚
分用意するものであり、入庫する車両のいずれであって
も格納可能とされた形状を有して形成されている。この
ために格納棚6が共用棚6xを除いて全て埋まってしま
った場合に、共用棚6xの形状より一回り小さい格納棚
から荷揃えや荷繰り作業により共用棚6xを退避場所と
して選択した場合には、上記の通り荷揃えや荷繰り作業
の後に、共用多なの車両を差し替える動作が行われる。
但し、上述の場合でも出庫した格納棚が、共用棚6xと
同じく最大形状のものであれば、出庫によりこの格納棚
分の空きが新に確保されるためこの格納棚6を選択して
元の位置に戻す作業は行わない。
【0057】なお、共用棚6xは以外に空きとされた格
納棚6が存在する場合には、車両形状に適していない格
納棚6であっても、この格納棚6を選択して元の位置に
戻す作業は行わない。
【0058】荷繰り制御部22bは、上記のような検索
による格納棚6の選択を行うと、この結果を運転制御部
21に出力する。すると、出庫対象となる中型車両(1
a−Ex)を有する格納棚6に台車7が到着するととも
に、スラットコンベアが駆動して各車両(1a−Ex,
1a−Ob)が台車7側に運ばれる。そして、出庫の妨
げとなる中型車両(1a−Ob)は台車7に載せられて
選択された格納棚6、または共用棚6xに搬送される。
なお、この時点では出庫予定の中型車両(1a−Ex)
は台車7に隣接する側の中型用格納棚6Aにて待機す
る。
【0059】出庫の妨げとなる中型車両(1a−Ob)
を共用棚6xに搬送し終えた台車7は、再び出庫対象と
なる中型車両(1a−Ex)を有する中型用格納棚6A
に到着し、スラットコンベアの動作により該中型車両
(1a−Ex)を載せた後に出庫リフタ5に搬送して出
庫作業を完了する。
【0060】このように、出庫優先モードでは、車両に
適した格納棚6を優先して選択することを原則としつつ
も、出庫時の作業時間を短縮できるような移し替えで必
要となる格納棚6を選択することになる。
【0061】次の第2の選択モードとして、格納効率優
先モードについて説明する。この格納効率優先モード
は、図6〜図9に示すように複列とされた格納棚6を有
する場合であれば、台車7に隣接する空きの格納棚6を
優先して選択する。そしてなお且つ、格納する車両の形
状に適した格納棚6を入庫時及び出庫時に移し替えにて
優先的に選択して、機械式駐車場の格納効率を向上させ
るものである。
【0062】まず図6を参照しながら説明すると、入庫
リフタ4により入庫された車両(1a−En)は、入庫
バースにて検出された車両形状の情報を入手した格納棚
選択部22により、優先番号が考慮されながら格納する
のに適した格納棚6の選択が行われる。
【0063】このことをより具体的に説明すると、選択
する条件として優先する1つ目の条件は、複列とされた
格納棚6にて手前側が空いている格納棚6の中で格納す
る車両に適した形状を有する格納棚6を選択する。ここ
で、仮に図6に示すように共用棚6xを除いて手前側の
格納棚6に空きがないと、入庫された中型車両(1a−
En)は、2つ目に優先する条件である奥側に車両が存
在しない車両形状に適した中型用格納棚6Aを選択す
る。つまり、複列とされた中型用格納棚6a,6Aの両
方に、これらの形状と合った各中型車両(1a,1a−
En)が格納されることになる。
【0064】さらに、図7に示すように、入庫された大
型車両(1c−En)を格納できる大型用格納棚6Cに
中型車両(1a−Ob)が格納されている場合、該車両
(1a−Ob)をこの形状に適した中型用格納棚6Aに
移し替え、移し替えによって空き状態となった大型用格
納棚6Cに大型車両(1c−En)を格納するように荷
揃え制御部22bは運転制御部21に指示を出す。上記
説明した各車両の移し替えは、入庫される車両が到着し
ていない場合であっても実施可能とされている。
【0065】さらに、図8に示すように、奥側の大型車
両(1c−Ex)に出庫命令がかかると、荷繰り制御部
22bは、この手前側にある出庫の妨げとなる中型車両
(1a−Ob)を、この車両形状に適した中型用格納棚
6Aに移し替えるように指示を促す。これによって、奥
側の大型車両(1c−En)を出庫させる際に妨げとな
る中型車両(1a−Ob)が該車両形状に適した中型用
格納棚6Aに格納されるようになり、各格納棚6の利用
における適正化が図られる。
【0066】また、図9では、手前側にある大型車両
(1c−Ex)に出庫命令がかかると、通常通りに大型
車両(1c−Ex)の出庫作業が行われるとともに、荷
揃え制御部22aがこの奥側にある大型用格納棚6cに
適していない中型車両(1a−Ob)を、該車両形状に
適した格納棚6Aに移し替えを行うための指示を促す。
このことは、出庫する大型車両(1c−Ex)がスラッ
トコンベアによって台車7に送り出されるのと同時に奥
側の中型車両(1a−Ob)が台車7側に運ばれること
を利用してなされるものである。
【0067】この場合、手前側の大型用格納棚6cに中
型車両(1a−Ob)が位置するので、該車両(1a−
Ob)の出庫がかかれば容易に実施できる状態である
が、多くの車両形状に対応できる大型用格納棚6cが使
用されているため、格納効率は低下している。このこと
を回避すべく、荷揃え制御部22aは複列とされた中型
用格納棚6の両方に中型車両1a,1a―Obを格納さ
せるように指示を促すことになる。
【0068】以上説明したように、各選択モードにおい
て機能する荷揃え制御部22aは、各種車両の車両形状
に適した各格納棚6に各車両を格納させるように働きか
ける。また、荷繰り制御部22bは、複列とされた奥側
にある車両の出庫に際して、妨げとなる車両の移し替え
指示するとともに、格納効率を高める要求に応じて車両
形状に適した格納棚6に車両を移し替える指示を促すこ
とになる。
【0069】この結果、機械式駐車場に異種形状にて備
えられる各格納棚を有効に利用することができ、車両の
格納に係わる機械式駐車場の運用を円滑にして、格納効
率の向上を図ることが可能となる。また、先に説明した
異種形状にて備えられる各格納棚を備える機械式駐車場
の構成により、より多くの車両を効率的に格納しつつ、
機械式駐車場に必要とされる設置スペースを削減するこ
とができる。
【0070】なお、上記説明した格納棚6の移し替えに
おいて、説明の簡略化のために中型用格納棚6aと大型
用格納棚6cとを有する複列とされた格納棚6を用いて
運用の制御を説明したが、もちろんこれに限定解釈され
るものではなく、その他説明した各種格納棚である軽用
格納棚や、中型H用格納棚等が組み合わされて備えられ
た機械式駐車場においても適用可能であることは言うま
でもない。
【0071】
【発明の効果】以上説明した本発明の機械式駐車場及び
その制御方法においては以下の効果を奏する。請求項1
記載の発明によれば、機械式駐車場に備わる各格納棚
が、車両形状に応じて異種形状に形成されているので、
車両の形状に即して車両を格納することができ、格納棚
の容積に対する車両の占有容積の増大を図って多くの格
納棚を備えることが可能となる。従って、より多くの車
両を限られたスペースで有効且つ効率的に格納する機械
式駐車場を実現することができる。
【0072】請求項2記載の発明によれば、同一形状と
された前記各格納棚の一部が、隣り合うように複列に配
置されているので、より多くの車両を車両形状に即して
確実且つ効率的に格納することができる。
【0073】請求項3記載の発明によれば、格納された
車両を該車両形状に適した格納棚に移し替えを指示する
荷揃え制御部が備えられているので、車両形状に適した
格納棚に車両が格納されることになり、格納棚の使用状
態の効率化がなされて、機械式駐車場における車両の格
納効率の向上を図ることができる。
【0074】請求項4記載の発明によれば、複列に配置
された格納棚の奥側にある車両の出庫命令に基づいて手
前側の車両を該車両形状に適した格納棚に移し替えを指
示する荷繰り制御部が備えられてので、出庫作業におい
て妨げとなる車両を該車両形状に適した格納棚に最小限
で移し替えることができ、格納棚に格納された車両の荷
揃えを機械式駐車場の運用に即して効率的に行うことが
できる。
【0075】請求項5記載の発明によれば、複数の前記
格納棚の少なくとも1つが、車両の移し替え時に操車場
所として機能する共用棚とされているので、出庫や入庫
を行う際や、また、例えば車両の荷揃えや荷繰り作業を
行う際に妨げとなる車両を機械式駐車場内にて適切に退
避させて運用の円滑化を図ることができる。
【0076】請求項6記載の発明によれば、共用棚が入
庫する車両のいずれであっても格納可能とされた形状を
有して形成されているので、共用棚の必要個数を最小限
に抑えることができ、機械式駐車場の格納効率を向上さ
せることが可能となる。
【0077】請求項7記載の発明によれば、入庫する車
両を格納可能とされた格納棚のいずれかに格納させると
ともに、必要に応じて格納された車両を該車両形状に適
した格納棚に移し替えを行う機械式駐車場の制御方法と
されているので、機械式駐車場の運用の円滑化を図るこ
とができ、また、格納効率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態における機械式駐車場の
内部構造を説明する各リフタを含む断面で見た場合の断
面図である。
【図2】 異種形状とされた各格納棚の種別を説明する
図である。
【図3】 本発明の一実施形態における機械式駐車場の
制御回路の全体構成を説明するブロック図である。
【図4】 出庫優先モードにおける車両の入庫作業の一
例を説明する模式図である。
【図5】 出庫優先モードにおける車両の出庫作業の一
例を説明する模式図である。
【図6】 格納効率優先モードにおける車両の入庫作業
の第1の例を説明する模式図である。
【図7】 格納効率優先モードにおける車両の入庫作業
の第2の例を説明する模式図である。
【図8】 格納効率優先モードにおける車両の出庫作業
の第1の例を説明する模式図である。
【図9】 格納効率優先モードにおける車両の出庫作業
の第2の例を説明する模式図である。
【図10】 機械式駐車場の全体構成を説明する斜視図
である。
【符号の説明】
4,5 各リフタ(搬送機器) 6 格納棚 6a,6A 中型用格納棚 6b 中型H用格納棚 6c 大型用格納棚 6d 大型H用格納棚 6e 軽用格納棚 6f 軽H用格納棚 6x 共用棚 7 台車(搬送機器) 8、9 スラットコンベア(搬送機器) 10 カードリーダ 10a タッチパネル 11 精算機 20 制御装置 21 運転制御部 22 格納棚選択部 22a 荷揃え制御部 22b 荷繰り制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土佐林 慶明 神奈川県横浜市中区錦町12番地 菱日エン ジニアリング株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の入出庫を行う入出庫バースと、車
    両を格納する複数の格納棚と、前記入出庫バースと前記
    各格納棚との間で車両を搬送する搬送機器とを備えた機
    械式駐車場において、 前記各格納棚は、車両形状に応じて異種形状に形成され
    ていることを特徴とする機械式駐車場。
  2. 【請求項2】 同一形状とされた前記各格納棚の一部
    は、隣り合うように複列に配置されていることを特徴と
    する請求項1記載の機械式駐車場。
  3. 【請求項3】 前記搬送機器及び前記各格納棚の運用を
    制御する制御装置には、既に格納されている車両が該当
    車両形状に最適でない場合に、格納された車両を該車両
    形状により適した格納棚に移し替えを指示する荷揃え制
    御部が備えられていることを特徴とする請求項1または
    請求項2記載の機械式駐車場。
  4. 【請求項4】 前記搬送機器及び前記各格納棚の運用を
    制御する制御装置には、複列に配置された格納棚の奥側
    にある車両の出庫命令に基づいて手前側の車両を該車両
    形状に適した格納棚に移し替えを指示する荷繰り制御部
    が備えられていることを特徴とする請求項2または請求
    項3記載の機械式駐車場。
  5. 【請求項5】 複数の前記格納棚の少なくとも1つは、
    車両の移し替え時に操車場所として機能する共用棚とさ
    れていることを特徴とする請求項1から請求項4のいず
    れか1項記載の機械式駐車場。
  6. 【請求項6】 前記共用棚は、入庫する車両のいずれで
    あっても格納可能とされた形状を有して形成されている
    ことを特徴とする請求項5記載の機械式駐車場。
  7. 【請求項7】 車両の入出庫を行う入出庫バースと、車
    両を格納するために異種形状に形成された複数の格納棚
    と、前記入出庫バースと前記各格納棚との間で車両を搬
    送する搬送機器とを備えた機械式駐車場の制御方法にお
    いて、 入庫する車両を格納可能とされた前記格納棚のいずれか
    に格納させるとともに、必要に応じて格納された車両を
    該車両形状に適した格納棚に移し替えを行うことを特徴
    とする機械式駐車場の制御方法。
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