JP2003341263A - 重ね合わせシートおよび重ね合わせシートの作成方法 - Google Patents

重ね合わせシートおよび重ね合わせシートの作成方法

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JP2003341263A
JP2003341263A JP2002153745A JP2002153745A JP2003341263A JP 2003341263 A JP2003341263 A JP 2003341263A JP 2002153745 A JP2002153745 A JP 2002153745A JP 2002153745 A JP2002153745 A JP 2002153745A JP 2003341263 A JP2003341263 A JP 2003341263A
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sheet
area
region
back surface
adhesive layer
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JP2002153745A
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English (en)
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Kazuyuki Kinoshita
和之 木下
Junichi Tabuchi
純一 田淵
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Toppan Edge Inc
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Toppan Forms Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 たとえば隠蔽はがきに適用した場合に、印刷
方式や材質の異なる複数のシートを用いて、情報印刷の
可能な6つの面を有する重ね合わせシートの作成方法。 【解決手段】 第1シート(10a)において第1領域
の裏面(1b)および第2領域の裏面(2b)、並びに
第2シート(10b)において第3領域の裏面(3b)
および第4領域の裏面(4b)に感圧擬似接着層5を形
成し、第1シートの第2領域の表面(2a)および第2
シートの第3領域の表面(3a)に強接着層6を形成す
る。第1領域の裏面と第2領域の裏面とが対向するよう
に第1シートを折り畳み、第3領域の裏面と第4領域の
裏面とが対向するように第2シートを折り畳み、折り畳
まれた第1シートと第2シートとを重ね合わせて接着す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、重ね合わせシート
の作成方法に関し、特に隠蔽はがき(貼り合わせはが
き)の作成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、人目に触れられたくない情報をは
がきの形態で郵送するための手段として、いわゆる隠蔽
はがきが用いられている。隠蔽はがきでは、貼り合わせ
前の展開状態において、その用紙(シート)の所定領域
に個人情報などが印刷されている。従来、隠蔽はがきの
形態としては、V折り(2つ折)またはZ折り(3つ折
り)が一般的であった。また、特開平11−22736
4号公報に開示されているように、4つの紙片領域から
なる隠蔽はがきも知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、V折り
形態を有する隠蔽はがきでは、情報印刷の可能な面が4
面であるため、多くの情報を印刷することができないと
いう不都合があった。一方、Z折り形態を有する隠蔽は
がきでは、情報印刷の可能な面が6面であり多くの情報
を印刷することができるが、接着面を剥がして展開した
状態において4つの隠蔽された情報面のうち2つの情報
面が表面に印刷され2つの情報面が裏面に印刷されてい
るので、すべての隠蔽情報面を見るには展開された用紙
をひっくり返す必要があり、その内容を確認し難い(見
づらい)という不都合があった。
【0004】また、従来技術では、1枚の用紙(シート)
を折り畳むことにより隠蔽はがきを形成している。その
結果、各情報面を構成する用紙の種類や各情報面におけ
る印刷の方式などが一様であり、用紙の種類や印刷の方
式が情報面によって異なるような多様な形態の隠蔽はが
きを作成することができなかった。
【0005】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
のであり、たとえば隠蔽はがきに適用した場合に、印刷
方式や材質の異なる複数のシートを用いて、情報印刷の
可能な6つの面を有する重ね合わせシートの作成方法を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の第1発明では、第1領域と第2領域とを有
する第1シートおよび第3領域と第4領域とを有する第
2シートを用いて重ね合わせシートを作成する方法であ
って、前記第1シートにおいて前記第1領域の裏面およ
び前記第2領域の裏面のうち少なくとも一方に、剥離容
易な接着のための接着層を形成する工程と、前記第2シ
ートにおいて前記第3領域の裏面および前記第4領域の
裏面のうち少なくとも一方に、剥離容易な接着のための
接着層を形成する工程と、前記第1シートの第2領域の
表面および前記第2シートの第3領域の表面のうち少な
くとも一方に、剥離困難な接着のための接着層を形成す
る工程と、前記第1領域の裏面と前記第2領域の裏面と
が対向するように前記第1シートを折り畳む工程と、前
記第3領域の裏面と前記第4領域の裏面とが対向するよ
うに前記第2シートを折り畳む工程と、前記第2領域の
表面と前記第3領域の表面とが対向するように、前記折
り畳まれた第1シートと前記折り畳まれた第2シートと
を重ね合わせる工程と、重ね合わされた前記第1シート
と前記第2シートとにおいて、前記第1領域の裏面と前
記第2領域の裏面、前記第3領域の裏面と前記第4領域
の裏面、並びに前記第2領域の表面と前記第3領域の表
面とを接着する工程とを含むことを特徴とする作成方法
を提供する。
【0007】本発明の第2発明では、第1領域と第2領
域とを有する第1シートおよび第3領域と第4領域とを
有する第2シートを用いて重ね合わせシートを作成する
方法であって、前記第1シートにおいて前記第1領域の
裏面および前記第2領域の裏面のうち少なくとも一方
に、剥離容易な接着のための接着層を形成する工程と、
前記第2シートにおいて前記第3領域の裏面および前記
第4領域の裏面のうち少なくとも一方に、剥離容易な接
着のための接着層を形成する工程と、前記第1シートの
第2領域の表面および前記第2シートの第3領域の表面
のうち少なくとも一方に、剥離困難な接着のための接着
層を形成する工程と、前記第1領域の裏面と前記第2領
域の裏面とが対向するように前記第1シートを折り畳
み、前記第1領域の裏面と前記第2領域の裏面とを接着
する工程と、前記第3領域の裏面と前記第4領域の裏面
とが対向するように前記第2シートを折り畳み、前記第
3領域の裏面と前記第4領域の裏面とを接着する工程
と、前記第2領域の表面と前記第3領域の表面とが対向
するように、前記接着された第1シートと前記接着され
た第2シートとを重ね合わせる工程と、重ね合わされた
前記第1シートと前記第2シートとにおいて、前記第2
領域の表面と前記第3領域の表面とを接着する工程とを
含むことを特徴とする作成方法を提供する。
【0008】本発明の第3発明では、第1領域と第2領
域とを有する第1シートにおいて前記第1領域の裏面お
よび前記第2領域の裏面のうち少なくとも一方に、剥離
容易な接着のための接着層を形成する工程と、前記第1
領域の裏面と前記第2領域の裏面とが対向するように前
記第1シートを折り畳み、前記第1領域の裏面と前記第
2領域の裏面とを接着する工程と、第3領域を有する複
数の第2シートから選択された所定の第2シートの前記
第3領域の表面を、前記第1シートの前記第2領域の表
面に対して剥離困難に接着する工程と、第4領域を有す
る複数の第3シートから選択された所定の第3シートの
前記第4領域の裏面を、前記所定の第2シートの前記第
3領域の裏面に対して剥離容易に接着する工程とを含む
ことを特徴とする作成方法を提供する。
【0009】本発明の第4発明では、第1領域と第2領
域とを有する第1シートにおいて前記第1領域の裏面お
よび前記第2領域の裏面のうち少なくとも一方に、剥離
容易な接着のための接着層を形成する工程と、前記第1
領域の裏面と前記第2領域の裏面とが対向するように前
記第1シートを折り畳み、前記第1領域の裏面と前記第
2領域の裏面とを接着する工程と、第3領域と第4領域
とを有する第2シートにおいて前記第3領域の裏面およ
び前記第4領域の裏面のうち少なくとも一方に、剥離容
易な接着のための接着層を形成する工程と、前記第3領
域の裏面と前記第4領域の裏面とが対向するように前記
第2シートを折り畳み、前記第3領域の裏面と前記第4
領域の裏面とを接着する工程と、前記接着された複数の
第2シートから選択された所定の第2シートの前記第3
領域の表面を、前記第1シートの前記第2領域の表面に
対して剥離困難に接着する工程とを含むことを特徴とす
る作成方法を提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を、添付図面に
基づいて説明する。図1は、本発明の第1実施形態にか
かる隠蔽はがきの作成方法を説明する図であって、作成
に用いられる2つの用紙の構成を概略的に示す図であ
る。また、図2は、第1実施形態の作成方法にしたがっ
て図1(c)に対応する状態から隠蔽はがきを作成する
手順を説明する断面図である。さらに、図3は、第1実
施形態にかかる隠蔽はがきの作成方法を実施するための
装置の構成を模式的に示す図である。
【0011】また、図4は、図3の装置において第1実
施形態の作成方法にしたがって連続用紙が順次処理され
る様子を示す図である。さらに、図5は、貼り合わせ状
態における隠蔽はがきの表側および裏側の構成を概略的
に示す図である。また、図6は、作成された隠蔽はがき
の接着を剥がして展開する様子、および接着を剥がして
展開された隠蔽はがきの様子を示す図である。第1実施
形態では、2つの連続用紙から隠蔽はがきを作成する方
法に対して本発明を適用している。
【0012】図1には、両側にマージナルパンチ部を有
する2つの連続用紙において、1つの隠蔽はがきに対応
する単位用紙10aおよび10bの部分だけが示されて
いる。第1単位用紙10aは互いに連接した第1領域1
と第2領域2とを有し、第2単位用紙10bは互いに連
接した第3領域3と第4領域4とを有する。具体的に
は、図1(a)に示す第1単位用紙10aの表面には、
図中左側から順に、第1領域1の表面1aと第2領域2
の表面2aとが配置されている。また、図1(a)に示
す第2単位用紙10bの表面には、図中左側から順に、
第3領域3の表面3aと第4領域4の表面4aとが配置
されている。
【0013】また、図1(b)に示す第1単位用紙10
aの裏面には、図中右側から順に、第1領域1の裏面1
bと第2領域2の裏面2bとが配置されている。図1
(b)に示す第2単位用紙10bの裏面には、図中右側
から順に、第3領域3の裏面3bと第4領域4の裏面4
bとが配置されている。ここで、第1領域1の表面1a
および第4領域4の表面4aは、図5(a)および
(b)に示すように、作成された隠蔽はがきの宛名面お
よびその裏面をそれぞれ構成する面である。また、第2
領域2の表面2aおよび第3領域3の表面3aは、情報
の印刷が全くなされない面である。
【0014】さらに、第1領域1の裏面1b、第2領域
2の裏面2b、第3領域3の裏面3bおよび第4領域4
の裏面4bは、いわゆる隠蔽情報が印刷される面であ
る。また、第1領域1〜第4領域4は矩形形状を有し、
第1領域1と第4領域4とは同じ大きさを有し、第2領
域2と第3領域3とは同じ大きさを有する。そして、第
2領域2および第3領域3の幅寸法(図中横方向の寸
法)は、第1領域1および第4領域4の幅寸法よりも大
きく設定されている。
【0015】図1(b)の線A−Aおよび線B−Bに沿
った断面図である図1(c)を参照すると、第1単位用
紙10aの裏面および第2単位用紙10bの裏面にはそ
の全体に亘って、剥離容易な接着のための接着層5がそ
れぞれ形成されている。ここで、剥離容易な接着のため
の接着層5として、所定の圧力を付与することにより接
着する特性を有する(すなわち所定の圧力を付与するこ
とにより比較的弱い接着性を発揮する)感圧擬似接着層
を用いることができる。なお、感圧擬似接着層(感圧性
接着剤)および接着工程で使用される圧着ローラの詳細
については、たとえば特許第2683629号公報、特
許第2678234号公報などを参照することができ
る。
【0016】一方、第1単位用紙10aの表面および第
2単位用紙10bの表面では、第2領域2の表面2aお
よび第3領域3の表面3aに剥離困難な接着のための接
着層6がそれぞれ形成されている。ここで、剥離困難な
接着のための接着層6として、所定の圧力を付与するこ
とにより比較的強い接着性を発揮する周知の感圧性の強
接着層を用いることができる。なお、図1(c)および
図2以降の各図では、両側のマージナルパンチ部が除去
された後の様子を示している。
【0017】ところで、第1実施形態では第1単位用紙
10aの裏面および第2単位用紙10bの裏面の全体に
亘って感圧擬似接着層5を形成しているが、第1単位用
紙10aにおいて第1領域1の裏面1bおよび第2領域
2の裏面2bのいずれか一方、並びに第2単位用紙10
bにおいて第3領域3の裏面3bおよび第4領域4の裏
面4bのいずれか一方に、感圧擬似接着層5を形成する
こともできる。また、第1実施形態では第1単位用紙1
0aの表面および第2単位用紙10bの表面において第
2領域2の表面2aおよび第3領域3の表面3aに強接
着層6を形成しているが、第2領域2の表面2aおよび
第3領域3の表面3aのいずれか一方に強接着層6を形
成することもできる。
【0018】以下、図2〜図4を参照して、第1実施形
態の作成方法を説明する。第1実施形態の作成方法で
は、2つの連続用紙11aおよび11bに対して、その
裏面(第1単位用紙10aの裏面および第2単位用紙1
0bの裏面に対応)に感圧擬似接着層5を形成し、その
表面(第1単位用紙10aの表面および第2単位用紙1
0bの表面に対応)に強接着層6を形成し、第1連続用
紙11aにおける第1領域1と第2領域2との間の折り
部および第2連続用紙11bにおける第3領域3と第4
領域4との間の折り部に折り用ミシン目を形成し、固定
情報をプレ印刷(事前印刷)する。
【0019】そして、例えば銀行やクレジット会社等に
おける利用明細書の通知のために第1実施形態の隠蔽は
がきを適用する場合、利用者毎に異なる可変情報(宛
名、明細情報等)が単位用紙(10a,10b)毎に印
字される。こうして、感圧擬似接着層5および強接着層
6が形成され、ミシン目が形成され、プレ印刷され、且
つ可変情報が印字された第1連続用紙11aおよび第2
連続用紙11bは、折り畳まれた形態またはロール状の
形態で図3の装置に供給される。
【0020】図3および図4を参照すると、第1実施形
態の作成方法では、折畳み部31において、感圧擬似接
着層5および強接着層6の予め形成された第1連続用紙
11aが、ひいては第1単位用紙10aが、第1領域1
の裏面1bと第2領域2の裏面2bとが対向するように
折り畳まれる。同時に、感圧擬似接着層5および強接着
層6の予め形成された第2連続用紙11bが、ひいては
第2単位用紙10bが、第3領域3の裏面3bと第4領
域4の裏面4bとが対向するように折り畳まれる。次い
で、重ね合わせ部32において、折り畳まれた第1単位
用紙10aと折り畳まれた第2単位用紙10bとが、第
2領域2の表面2aと第3領域3の表面3aとが対向す
るように重ね合わされる。
【0021】次いで、圧着部33において、重ね合わさ
れた第1単位用紙10aと第2単位用紙10bとに圧着
ローラ(不図示)の作用により所定の圧力が加えられ、
第1単位用紙10aにおいて第1領域1の裏面1bと第
2領域2の裏面2bとが感圧擬似接着層5を介して剥離
容易に接着され、第2単位用紙10bにおいて第3領域
3の裏面3bと第4領域4の裏面4bとが感圧擬似接着
層5を介して剥離容易に接着される。同時に、第1単位
用紙10aと第2単位用紙10bとの間において、第2
領域2の表面2aと第3領域3の表面3aとが、強接着
層6を介して剥離困難に接着される。
【0022】最後に、断裁部34において、互いに接着
された第1単位用紙10aと第2単位用紙10bとが単
位用紙毎に順次切断され、最終的に作成された隠蔽はが
き12が順次出力される。こうして、図5(a)および
(b)に示すように、作成された隠蔽はがき12の宛名
面およびその裏面は、第1単位用紙10aにおける第1
領域1の表面1aおよび第2単位用紙10bにおける第
4領域4の表面4aによってそれぞれ構成されることに
なる。作成された隠蔽はがき12は、郵便等の手段によ
って利用者に配達される。隠蔽はがき12を受け取った
利用者は、図6(a)および(b)に示すように、隠蔽
はがき12の表面側の剥がし口12aより第1領域1と
第2領域2との接着を剥がすとともに、隠蔽はがき12
の裏面側の剥がし口12bより第4領域4と第3領域3
との接着を剥がす。
【0023】こうして、第1領域1と第2領域2との接
着および第4領域4と第3領域3との接着を剥がした展
開状態では、図6(c)に示すように、隠蔽はがき12
は冊子状(ブック状)の形態になる。その結果、第1領
域1の裏面1b、第2領域2の裏面2b、第3領域3の
裏面3bおよび第4領域4の裏面4bに印刷された隠蔽
情報の内容を、冊子状の非常に見やすい形態で確認する
ことができる。
【0024】また、2枚の単位用紙10aおよび10b
を折り畳み且つ接着することにより1つの隠蔽はがき1
2を形成しているので、用紙の種類や印刷の方式が情報
面によって異なるような多様な形態の隠蔽はがき12を
作成することができる。具体的には、たとえば第1の材
質を有する第1単位用紙10aの第1領域1の裏面1b
および第2領域2の裏面2bには明細情報を白黒印刷
し、第1の材質と異なる第2の材質を有する第2単位用
紙10bの第3領域3の裏面3bおよび第4領域4の裏
面4bには広告情報をカラー印刷することができる。
【0025】なお、上述の第1実施形態では、重ね合わ
された第1単位用紙10aと第2単位用紙10bとを圧
着部33において接着した後に、互いに接着された第1
単位用紙10aと第2単位用紙10bとを断裁部34に
おいて単位用紙毎に順次切断している。しかしながら、
これに限定されることなく、重ね合わされた第1単位用
紙10aと第2単位用紙10bとを単位用紙毎に順次切
断した後に、圧着により単位用紙毎に接合する変形例も
可能である。
【0026】また、上述の第1実施形態では、折畳み部
31において第1単位用紙10aおよび第2単位用紙1
0bを折り畳んだ後に、重ね合わせ部32において第1
単位用紙10aと第2単位用紙10bとを重ね合わせて
いる。しかしながら、これに限定されることなく、折畳
み部31を介して折り畳まれた第1単位用紙10aおよ
び第2単位用紙10bを圧着によりそれぞれ接着した後
に、第1単位用紙10aと第2単位用紙10bとを重ね
合わせる変形例も可能である。
【0027】さらに、上述の実施形態では、連続用紙1
1aおよび11bの裏面に感圧擬似接着層5を予め形成
し、その表面に強接着層6を予め形成している。しかし
ながら、これに限定されることなく、折畳み部31にお
ける連続用紙11aおよび11bの折畳みの直前に、感
圧擬似接着層5および強接着層6を形成する変形例も可
能である。この変形例では、接着層を形成の直後に、第
1単位用紙10aおよび第2単位用紙10bを折り畳ん
で接着することになる。
【0028】また、上述の第1実施形態では、連続用紙
11aおよび11bから隠蔽はがき12を順次作成して
いるが、これに限定されることなく、図7に示すよう
に、単片用紙からの隠蔽はがきの作成に対して本発明を
適用する変形例も可能である。図7の変形例では、予め
接着層が形成され且つ第1領域21および第2領域22
(図7ではその表面21aおよび22aが示されてい
る)を有する第1単片用紙20aおよび予め接着層が形
成され且つ第3領域23および第4領域24(図7では
その表面23aおよび24aが示されている)を有する
第2単片用紙20bがそれぞれ折り畳まれる。
【0029】次いで、折り畳まれた第1単片用紙21a
および第2単片用紙21bが、重ね合わされ、次いで圧
着により接着されて、隠蔽はがき22が作成される。な
お、この変形例においても、連続用紙の場合と同様に、
折り畳まれた第1単片用紙20aおよび第2単片用紙2
0bを圧着によりそれぞれ接着した後に重ね合わせた
り、第1単片用紙21aおよび第2単片用紙21bの折
畳みの直前に感圧擬似接着層および強接着層を形成した
りすることもできる。
【0030】図8は、本発明の第2実施形態にかかる隠
蔽はがきの作成方法を説明する図であって、作成に用い
られる3つの用紙の構成を概略的に示す図である。ま
た、図9は、第2実施形態の作成方法にしたがって図8
(c)に対応する状態から隠蔽はがきを作成する手順を
説明する断面図である。さらに、図10は、第2実施形
態の作成方法を実施する装置の構成を模式的に示す図で
ある。
【0031】第2実施形態では、第1用紙40aは互い
に連接した第1領域1と第2領域2とを有し、第2用紙
40bは第3領域3を有し、第3用紙40cは第4領域
4を有する。具体的には、図8(a)に示す第1用紙4
0aの表面には、図中左側から順に、第1領域1の表面
1aと第2領域2の表面2aとが配置されている。ま
た、図8(a)において、第2用紙40bの表面は第3
領域3の表面3aであり、第3用紙40cの表面は第4
領域4の表面4aである。
【0032】また、図8(b)に示す第1用紙40aの
裏面には、図中右側から順に、第1領域1の裏面1bと
第2領域2の裏面2bとが配置されている。図8(b)
において第2用紙40bの裏面は第3領域3の裏面3b
であり、第3用紙40cの裏面は第4領域4の裏面4b
である。ここで、第1実施形態と同様に、第1領域1の
表面1aおよび第4領域4の表面4aは、隠蔽はがきの
宛名面およびその裏面をそれぞれ構成する面である。ま
た、第2領域2の表面2aおよび第3領域3の表面3a
は、情報の印刷が全くなされない面である。さらに、第
1領域1の裏面1b、第2領域2の裏面2b、第3領域
3の裏面3bおよび第4領域4の裏面4bは、隠蔽情報
が印刷される面である。
【0033】図8(b)の線A−Aに沿った断面図であ
る図8(c)を参照すると、第1用紙40aの裏面、第
2用紙40bの裏面(第3領域3の裏面3b)および第
3用紙40cの裏面(第4領域4の裏面4b)にはその
全体に亘って感圧擬似接着層5がそれぞれ形成されてい
る。一方、第1用紙40aの表面では、第2領域2の表
面2aに強接着層6が形成されている。また、第2用紙
40bの表面すなわち第3領域3の表面3aにも強接着
層6が形成されている。しかしながら、第3用紙40c
の表面すなわち第4領域4の表面4aには接着層が形成
されていない。
【0034】第2実施形態では、図9に示すように、第
1用紙40aが、第1領域1の裏面1bと第2領域2の
裏面2bとが対向するように折り畳まれる。次いで、折
り畳まれた第1用紙40aに対して、第2領域2の表面
2aと第3領域3の表面3aとが対向するように、第2
用紙40bが重ね合わされる。さらに、互いに重ね合わ
された第1用紙40aおよび第2用紙40bに対して、
第3領域3の裏面3bと第4領域4の裏面4bとが対向
するように、第3用紙40cが重ね合わされる。こうし
て第2実施形態にしたがって作成された隠蔽はがきは、
第1実施形態と同様に、図5(a)および(b)に示す
ような外観を有する。
【0035】さらに具体的には、第2実施形態の作成方
法では、図10に示すように、上述のように折り畳まれ
た第1用紙40aが、所定の経路に沿って順次供給され
る。そして、折り畳まれた第1用紙40aに対して、第
2領域2の表面2aと第3領域3の表面3aとが対向す
るように、複数の第2用紙40bから選択された所定の
第2用紙40bが重ね合わされる。
【0036】次いで、互いに重ね合わされた第1用紙4
0aおよび第2用紙40bに対して、第3領域3の裏面
3bと第4領域4の裏面4bとが対向するように、複数
の第3用紙40cから選択された所定の第3用紙40c
が重ね合わされる。最後に、互いに重ね合わされた第1
用紙40aと第2用紙40bと第3用紙40cとに圧着
ローラ41の作用により所定の圧力が加えられ、隠蔽は
がき42が順次作成される。
【0037】あるいは、折り畳まれた第1用紙40aに
対して、第2用紙40bおよび第3用紙40cが重ね合
わされることなく、折り畳まれた複数の第4用紙40d
から選択された所定の第4用紙40dが重ね合わされ
る。折り畳まれた第4用紙40dは、第1実施形態にお
いて図2に示すように折り畳まれた第2単位用紙10b
と同じ構成を有する。すなわち、折り畳まれた第4用紙
40dでは、第3領域3の裏面3bと第4領域4の裏面
4bとが対向するように折り畳まれている。
【0038】したがって、折り畳まれた第1用紙40a
に対して折り畳まれた第4用紙40dを重ね合わせる際
には、第1用紙40aの第2領域2の表面2aと第4用
紙40dの第3領域3の表面3aとが対向するように重
ね合わされる。この場合も同様に、互いに重ね合わされ
た第1用紙40aと第4用紙40dとに圧着ローラ41
の作用により所定の圧力が加えられ、隠蔽はがき42が
順次作成される。以上のように、第2実施形態では、3
つの用紙を用いて作成することにより、あるいは複数の
用紙を選択的に組み合わせることにより、第1実施形態
よりもさらに多様な形態を有する隠蔽はがきを作成する
ことができる。
【0039】図11は、本発明の第3実施形態にかかる
隠蔽はがきの作成方法を説明する図であって、作成に用
いられる2つの用紙の構成を概略的に示す図である。ま
た、図12は、第3実施形態の作成方法にしたがって図
11(c)に対応する状態から隠蔽はがきを作成する手
順を説明する断面図である。さらに、図13は、作成さ
れた隠蔽はがきの接着を剥がして展開する様子を示す図
である。
【0040】第1実施形態では、第1単位用紙10aお
よび第2単位用紙10bにおいて、2つの領域がその短
手方向に沿って互いに連接している。しかしながら、第
3実施形態の場合、図11に示すように、第1用紙50
aでは第1実施形態と同様に2つの領域(第1領域1お
よび第2領域2)がその短手方向に沿って互いに連接し
ているが、第2用紙50bでは第1実施形態とは異なり
2つの領域(第3領域3および第4領域4)がその長手
方向に沿って互いに連接している。すなわち、第3実施
形態の場合、第1用紙50aの折り畳み形態と第2用紙
50bの折り畳み形態とは互いに異なることになる。
【0041】したがって、第3実施形態では、図12に
示すように、第1用紙50aが第1領域1の裏面1bと
第2領域2の裏面2bとが対向するように折り畳まれ、
第2用紙50bが第3領域3の裏面3bと第4領域4の
裏面4bとが対向するように折り畳まれる点は、第1実
施形態と同様である。しかしながら、第1用紙50aと
第2用紙50bとの重ね合わせに際して、折り畳まれた
第1用紙50aの長手方向と折り畳まれた第2用紙50
bの長手方向とが一致するように、第2用紙50bを平
面的に90度回転させる必要がある。
【0042】こうして第3実施形態にしたがって作成さ
れた隠蔽はがきでは、図13に示すように、第1領域1
と第2領域2との接着を剥がすとともに、第4領域4と
第3領域3との接着を剥がすことにより展開することが
できる。以上のように、第3実施形態では、第1用紙5
0aの折り畳み形態と第2用紙50bの折り畳み形態と
が互いに異なるので、たとえば第3領域3の裏面3bと
第4領域4の裏面4bとに亘るような細長い表やグラフ
などを印刷することができ、第1実施形態よりもさらに
多様な形態の隠蔽はがきを作成することができる。
【0043】なお、上述の第3実施形態では、第2用紙
50bを単純に2つ折りに折り畳んでいる。しかしなが
ら、これに限定されることなく、第4領域4が第3領域
3を挟むように配置された一対の部分領域を有するよう
に構成する変形例も可能である。すなわち、図14に示
すように、矩形状の第3領域の短手方向に沿った両側に
一対の第4部分領域を形成し、矩形状の第3領域の2つ
の長辺に沿って折り畳む第1変形例が可能である。ま
た、図15に示すように、矩形状の第3領域の長手方向
に沿った両側に一対の第4部分領域を形成し、矩形状の
第3領域の2つの短辺に沿って折り畳む第2変形例が可
能である。
【0044】なお、上述の各実施形態および各変形例で
は、隠蔽はがきの作成方法に対して本発明を適用してい
るが、これに限定されることなく、一般的に情報を隠蔽
する必要がある通知用の重ね合わせシートなどの作成に
対しても本発明を適用することができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、たと
えば隠蔽はがきに適用した場合に、印刷方式や材質の異
なる複数のシートを用いて、情報印刷の可能な6つの面
を有する重ね合わせシートの作成方法を実現することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態にかかる隠蔽はがきの作
成方法を説明する図であって、作成に用いられる2つの
用紙の構成を概略的に示す図である。
【図2】第1実施形態の作成方法にしたがって図1
(c)に対応する状態から隠蔽はがきを作成する手順を
説明する断面図である。
【図3】第1実施形態にかかる隠蔽はがきの作成方法を
実施するための装置の構成を模式的に示す図である。
【図4】図3の装置において第1実施形態の作成方法に
したがって連続用紙が順次処理される様子を示す図であ
る。
【図5】貼り合わせ状態における隠蔽はがきの表側およ
び裏側の構成を概略的に示す図である。
【図6】作成された隠蔽はがきの接着を剥がして展開す
る様子、および接着を剥がして展開された隠蔽はがきの
様子を示す図である。
【図7】図4に対応する図であって、第1実施形態の変
形例において連続用紙ではなく単片用紙が順次処理され
る様子を示す図である。
【図8】本発明の第2実施形態にかかる隠蔽はがきの作
成方法を説明する図であって、作成に用いられる3つの
用紙の構成を概略的に示す図である。
【図9】第2実施形態の作成方法にしたがって図8
(c)に対応する状態から隠蔽はがきを作成する手順を
説明する断面図である。
【図10】第2実施形態の作成方法を実施する装置の構
成を模式的に示す図である。
【図11】本発明の第3実施形態にかかる隠蔽はがきの
作成方法を説明する図であって、作成に用いられる2つ
の用紙の構成を概略的に示す図である。
【図12】第3実施形態の作成方法にしたがって図11
(c)に対応する状態から隠蔽はがきを作成する手順を
説明する断面図である。
【図13】作成された隠蔽はがきの接着を剥がして展開
する様子を示す図である。
【図14】第3実施形態の第1変形例を説明する図であ
る。
【図15】第3実施形態の第2変形例を説明する図であ
る。
【符号の説明】
1 第1領域 2 第2領域 3 第3領域 4 第4領域 5 感圧擬似接着層 6 強接着層 10a,10b 単位用紙 11a,11b 連続用紙 12 隠蔽はがき 31 折畳み部 32 重ね合わせ部 33 圧着部 34 断裁部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C005 WA02 3E078 AA08 BB51 CD01 CE08X DD20

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1領域と第2領域とを有する第1シー
    トおよび第3領域と第4領域とを有する第2シートを用
    いて重ね合わせシートを作成する方法であって、 前記第1シートにおいて前記第1領域の裏面および前記
    第2領域の裏面のうち少なくとも一方に、剥離容易な接
    着のための接着層を形成する工程と、 前記第2シートにおいて前記第3領域の裏面および前記
    第4領域の裏面のうち少なくとも一方に、剥離容易な接
    着のための接着層を形成する工程と、 前記第1シートの第2領域の表面および前記第2シート
    の第3領域の表面のうち少なくとも一方に、剥離困難な
    接着のための接着層を形成する工程と、 前記第1領域の裏面と前記第2領域の裏面とが対向する
    ように前記第1シートを折り畳む工程と、 前記第3領域の裏面と前記第4領域の裏面とが対向する
    ように前記第2シートを折り畳む工程と、 前記第2領域の表面と前記第3領域の表面とが対向する
    ように、前記折り畳まれた第1シートと前記折り畳まれ
    た第2シートとを重ね合わせる工程と、 重ね合わされた前記第1シートと前記第2シートとにお
    いて、前記第1領域の裏面と前記第2領域の裏面、前記
    第3領域の裏面と前記第4領域の裏面、並びに前記第2
    領域の表面と前記第3領域の表面とを接着する工程とを
    含むことを特徴とする作成方法。
  2. 【請求項2】 第1領域と第2領域とを有する第1シー
    トおよび第3領域と第4領域とを有する第2シートを用
    いて重ね合わせシートを作成する方法であって、 前記第1シートにおいて前記第1領域の裏面および前記
    第2領域の裏面のうち少なくとも一方に、剥離容易な接
    着のための接着層を形成する工程と、 前記第2シートにおいて前記第3領域の裏面および前記
    第4領域の裏面のうち少なくとも一方に、剥離容易な接
    着のための接着層を形成する工程と、 前記第1シートの第2領域の表面および前記第2シート
    の第3領域の表面のうち少なくとも一方に、剥離困難な
    接着のための接着層を形成する工程と、 前記第1領域の裏面と前記第2領域の裏面とが対向する
    ように前記第1シートを折り畳み、前記第1領域の裏面
    と前記第2領域の裏面とを接着する工程と、 前記第3領域の裏面と前記第4領域の裏面とが対向する
    ように前記第2シートを折り畳み、前記第3領域の裏面
    と前記第4領域の裏面とを接着する工程と、 前記第2領域の表面と前記第3領域の表面とが対向する
    ように、前記接着された第1シートと前記接着された第
    2シートとを重ね合わせる工程と、 重ね合わされた前記第1シートと前記第2シートとにお
    いて、前記第2領域の表面と前記第3領域の表面とを接
    着する工程とを含むことを特徴とする作成方法。
  3. 【請求項3】 前記第1シートの折り畳み形態と前記第
    2シートの折り畳み形態とは互いに異なることを特徴と
    する請求項1または2に記載の作成方法。
  4. 【請求項4】 前記第2シートにおいて、前記第4領域
    は前記第3領域を挟むように配置された一対の部分領域
    を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1
    項に記載の作成方法。
  5. 【請求項5】 前記第1シートは、前記第1領域および
    前記第2領域が連接する幅方向と直交する長手方向に延
    びた連続シートの形態を有し、 前記第2シートは、前記第3領域および前記第4領域が
    連接する幅方向と直交する長手方向に延びた連続シート
    の形態を有し、 前記接着された第1シートと第2シートとを前記幅方向
    に順次切断する工程をさらに含むことを特徴とする請求
    項1または2に記載の作成方法。
  6. 【請求項6】 第1領域と第2領域とを有する第1シー
    トにおいて前記第1領域の裏面および前記第2領域の裏
    面のうち少なくとも一方に、剥離容易な接着のための接
    着層を形成する工程と、 前記第1領域の裏面と前記第2領域の裏面とが対向する
    ように前記第1シートを折り畳み、前記第1領域の裏面
    と前記第2領域の裏面とを接着する工程と、 第3領域を有する複数の第2シートから選択された所定
    の第2シートの前記第3領域の表面を、前記第1シート
    の前記第2領域の表面に対して剥離困難に接着する工程
    と、 第4領域を有する複数の第3シートから選択された所定
    の第3シートの前記第4領域の裏面を、前記所定の第2
    シートの前記第3領域の裏面に対して剥離容易に接着す
    る工程とを含むことを特徴とする作成方法。
  7. 【請求項7】 第1領域と第2領域とを有する第1シー
    トにおいて前記第1領域の裏面および前記第2領域の裏
    面のうち少なくとも一方に、剥離容易な接着のための接
    着層を形成する工程と、 前記第1領域の裏面と前記第2領域の裏面とが対向する
    ように前記第1シートを折り畳み、前記第1領域の裏面
    と前記第2領域の裏面とを接着する工程と、 第3領域と第4領域とを有する第2シートにおいて前記
    第3領域の裏面および前記第4領域の裏面のうち少なく
    とも一方に、剥離容易な接着のための接着層を形成する
    工程と、 前記第3領域の裏面と前記第4領域の裏面とが対向する
    ように前記第2シートを折り畳み、前記第3領域の裏面
    と前記第4領域の裏面とを接着する工程と、 前記接着された複数の第2シートから選択された所定の
    第2シートの前記第3領域の表面を、前記第1シートの
    前記第2領域の表面に対して剥離困難に接着する工程と
    を含むことを特徴とする作成方法。
  8. 【請求項8】 前記剥離容易な接着のための接着層は、
    所定の圧力を付与することにより接着する特性を有する
    感圧擬似接着層であることを特徴とする請求項1乃至7
    のいずれか1項に記載の作成方法。
  9. 【請求項9】 擬似接着層を間にして折り畳まれ通知情
    報が内側面に印刷またはプリントされた第1シートと、
    擬似接着層を間にして折り畳まれ通知情報が内側面に印
    刷またはプリントされた第2シートとを備え、 前記第1シートと前記第2シートとが強接着層を介して
    接着されていることを特徴とする重ね合わせシート。
  10. 【請求項10】 擬似接着層を間にして折り畳まれ通知
    情報が内側面に印刷またはプリントされた第1シート
    と、擬似接着層を介して接着され通知情報が内側面に印
    刷またはプリントされた第2シートと第3シートとを備
    え、 前記第1シートと前記第2シートまたは前記第3シート
    とが強接着層を介して接着されていることを特徴とする
    重ね合わせシート。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006315252A (ja) * 2005-05-11 2006-11-24 Fukushima Printing Co Ltd 送付用情報記録冊子
JP2009274245A (ja) * 2008-05-13 2009-11-26 Komatsu General Printing Co Ltd 帳票及びその製造方法
JP2014177095A (ja) * 2013-03-15 2014-09-25 Dainippon Printing Co Ltd 擬似接着冊子体の製造方法および擬似接着冊子体

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JP2009274245A (ja) * 2008-05-13 2009-11-26 Komatsu General Printing Co Ltd 帳票及びその製造方法
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