JP2003334738A - プルスタッド及び工具ホルダ - Google Patents

プルスタッド及び工具ホルダ

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JP2003334738A JP2002138568A JP2002138568A JP2003334738A JP 2003334738 A JP2003334738 A JP 2003334738A JP 2002138568 A JP2002138568 A JP 2002138568A JP 2002138568 A JP2002138568 A JP 2002138568A JP 2003334738 A JP2003334738 A JP 2003334738A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 切削工具の種類及び加工形態に応じた切削液
の流量設定を簡便に、かつ低コストに実現できるように
した工具ホルダを提供する。 【解決手段】 プルスタッド21の流体通路21aの出
口側箇所に、流量設定用の貫通孔22aを有するネジ部
材22bから構成される流量調整部材22を設けてなる
ものであるため、この流量調整部材22により工作機械
側から切削液供給用アダプタ7を通して流入される切削
液の流量を切削工具20の種類及び被加工物の加工形態
に応じて工具ホルダ10毎に調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、切削工具を掴持し
た工具ホルダを工作機械の主軸に挿着するためのプルス
タッド、及びこのプルスタッドを利用して工作機械側か
ら主軸の中心を通して供給される切削液を切削工具及び
該切削工具により切削される被加工物の切削箇所に供給
できるようにした工具ホルダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】マシニングセンタなどの工作機械におい
て、被加工物の所定箇所を所定の工具、例えばドリルや
エンドミル等の切削工具により切削加工する場合は、こ
れらの切削工具を掴持した工具ホルダを工作機械の主軸
に装着し、工作機械側から主軸の中心を通して供給され
るクーラントや切削油等の切削液を工具ホルダの供給穴
及びコレットのスリ割り部、あるいは切削工具の軸方向
に貫通する中心部に形成した給油穴を通して切削工具の
刃先及び被加工物の切削箇所に供給し、これにより被加
工物の切削加工性を向上できるようにしている。
【0003】ところで、切削工具の刃先及び被加工物の
切削箇所への切削液の供給量は、被加工物に対する切削
加工形態により変更する必要がある。例えば、エンドミ
ル加工やドリル加工または荒ボーリング加工などの場合
は、切削工具の刃先から突出される切削液の流量及び圧
力を比較的大きく設定し、また、仕上げボーリング加工
やタッピング加工などの場合は、切削工具の刃先から突
出される切削液の流量及び圧力を比較的小さく設定する
ようにしている。そして、これら切削液の流量調整は、
工作機械側の切削液供給装置に設けられた流量調整手段
を操作することにより行われるように構成されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の方式では、工作機械側の切削液供給装置に
設けられた流量調整手段を操作することにより切削液の
流量を調整するものであるため、工作機械の主軸に工具
ホルダを介して装着される切削工具の種類及び加工形態
に応じて、その都度、流量調整手段により切削液の流量
を調整し直す必要があり、その調整操作が煩雑になると
ともに流量調整手段の規模も大型化してコスト高になる
問題がある。また、切削工具の種類及び加工形態に応じ
た切削液の流量設定は主に手動で行われるため、その流
量設定が適正になされない場合、例えば、エンドミル加
工やドリル加工のように切削液の流量を大きく設定しな
ければならない時に切削液の流量設定が不足した場合に
は被加工物の切削加工性に支障を来たすことがあり、ま
た、仕上げボーリング加工のように切削液の流量を小さ
く設定しなければならない時に切削液の流量が過剰に設
定された場合には仕上げの穴形状(真円度、面粗度)が
悪化するなどの不具合があった。
【0005】本発明は、上記のような従来の問題を解決
するためになされたもので、切削工具の種類及び加工形
態に応じた切削液の流量設定を簡便に、かつ低コストに
実現できるようにしたプルスタッド、及びこのプルスタ
ッドを用いた工具ホルダを提供することを目的とする。
【0006】
【課題が解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明は、切削工具を掴持した工具ホルダを
工作機械の主軸に挿着するためのプルスタッドであっ
て、前記工作機械の主軸を通して供給される切削液を前
記工具ホルダ内へ導入する流体通路が全長に亘り形成さ
れたスタッド本体を備え、前記流体通路には該流体通路
を通過する切削液の流量を切削工具の種類及び被加工物
の加工形態に応じて調整する流量調整部材が設けられて
いることを特徴とする。
【0007】請求項2の発明は、請求項1記載のプルス
タッドにおいて、前記流量調整部材は、軸心に流量設定
用貫通孔を有するネジ部材から構成され、前記ネジ部材
は前記スタッド本体に前記流体通路と連通するように設
けた雌ネジ穴に交換可能に螺着されることを特徴とす
る。
【0008】請求項3の発明は、請求項2記載のプルス
タッドにおいて、前記ネジ部材の一端には、該ネジ部材
を螺合操作するための工具が係合される係合部が形成さ
れていることを特徴とする。請求項4の発明は、請求項
2記載のプルスタッドにおいて、前記流量設定用貫通孔
の径は前記切削工具の種類及び被加工物の加工形態に適
合するように設定されることを特徴とする。
【0009】請求項5の発明は、請求項1記載のプルス
タッドにおいて、前記流量調整部材は、前記スタッド本
体の一端部に前記流体通路と同心に形成した前記流体通
路より大きい径の雌ネジ穴に着脱可能に螺合されるネジ
部材から構成され、前記ネジ部材の前記雌ネジ穴への螺
入側先端には前記雌ネジ穴に連通する前記流体通路の開
口部の開口面積を調節して流量を調整する円錐部が形成
され、さらに前記ネジ部材には前記開口部から前記雌ネ
ジ穴内に流入された切削液をスタッド本体外へ流出させ
る流通路が形成されていることを特徴とする。請求項6
の発明は、請求項6記載のプルスタッドにおいて、前記
ネジ部材は前記雌ネジ穴への螺合位置を安定に保持する
保持機構を備えることを特徴とする。
【0010】請求項7の発明は、一端に工作機械の主軸
に挿着されるシャンク部を有し他端に工具取着部を有す
るホルダ本体と、前記ホルダ本体内に前記シャンク部の
後端から前記工具取着部へ貫通するように形成された孔
部と、前記シャンク部の後端に結合されたプルスタッド
とを備える工具ホルダであって、前記プルスタッドは前
記工作機械の主軸を通して供給される切削液が前記工具
ホルダ内へ導入されるように全長に亘り形成された流体
通路を有するスタッド本体を備え、前記流体通路には該
流体通路を通過する切削液の流量を切削工具の種類及び
被加工物の加工形態に応じて調整する流量調整部材が設
けられていることを特徴とする。
【0011】請求項8の発明は、請求項7記載の工具ホ
ルダにおいて、前記流量調整部材は、軸心に流量設定用
貫通孔を有するネジ部材から構成され、前記ネジ部材は
前記スタッド本体に前記流体通路と連通するように設け
た雌ネジ穴に交換可能に螺着されることを特徴とする。
【0012】請求項9の発明は、請求項8記載の工具ホ
ルダにおいて、前記ネジ部材の一端には、該ネジ部材を
螺合操作するための工具が係合される係合部が形成され
ていることを特徴とする。請求項10の発明は、請求項
8記載の工具ホルダにおいて、前記流量設定用貫通孔の
径は前記切削工具の種類及び被加工物の加工形態に適合
するように設定されることを特徴とする。
【0013】請求項11の発明は、請求項7記載の工具
ホルダにおいて、前記流量調整部材は、前記スタッド本
体の一端部に前記流体通路と同心に形成した前記流体通
路より大きい径の雌ネジ穴に着脱可能に螺合されるネジ
部材から構成され、前記ネジ部材の前記雌ネジ穴への螺
入側先端には前記雌ネジ穴に連通する前記流体通路の開
口部の開口面積を調節して流量を調整する円錐部が形成
され、さらに前記ネジ部材には前記開口部から前記雌ネ
ジ穴内に流入された切削液をスタッド本体外へ流出させ
る流通路が形成されていることを特徴とする。請求項1
2の発明は、請求項11記載の工具ホルダにおいて、前
記ネジ部材は前記雌ネジ穴への螺合位置を安定に保持す
る保持機構を備えることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるプルスタッ
ド、及びこのプルスタッドを用いた工具ホルダの実施の
形態について図面を参照して説明する。図1は本発明に
かかるプルスタッドを用いた工具ホルダの一実施の形態
を示す縦断側面図、図2はこの一実施の形態におけるプ
ルスタッドの拡大断面図である。
【0015】図1において、この実施の形態に示す工具
ホルダ10はホルダ本体11を有し、このホルダ本体1
1は、工作機械の主軸8に設けたテーパ孔8aに係脱可
能に嵌合されるテーパシャンク部12と、このテーパシ
ャンク部12の大径側端部に形成した掴持用のフランジ
13と、このフランジ13の反テーパシャンク部側の端
面からテーパシャンク部12と反対の方向に該テーパシ
ャンク部12の軸線と一致して延設され、外周面にフラ
ンジ13から先端に行くに従い径が小さくなるテーパ面
14aが形成された円筒形状のチャック筒14とを備え
ている。また、ホルダ本体11の軸心部にはテーパシャ
ンク部12の後端からチャック筒14内へ貫通する孔部
11aが形成されている。この孔部11aの後端寄りの
内周箇所には雌ネジ部11bが形成されている。なお、
チャック筒14は、請求項に記載した工具取着部を構成
する。また、チャック筒14が連接されるフランジ13
の端面13aには、チャック筒14の径方向への弾性変
形を容易にするためにチャック筒14の有効長を拡大す
るリング状溝13bが形成されている。
【0016】図1において、15は前記チャック筒14
の外周に遊嵌されるローラ保持筒であり、このローラ保
持筒15は、チャック筒14のテーパ面14aとほぼ同
様なテーパ角度で先端に行くに従い径が小さくなる筒体
から形成されている。また、このローラ保持筒15は、
チャック筒14の先端部外周に設けた止めリング16に
よってチャック筒14から抜け落ちないように保持され
ている。
【0017】前記ローラ保持筒15には、該ローラ保持
筒15の軸線に対して円周方向に所定の角度傾斜させて
嵌め込んだニードルローラ17が円周方向に多数配設さ
れている。この各ニードルローラ17はローラ保持筒1
5の肉厚寸法より大きい径に形成され、これにより、ロ
ーラ保持筒15の内周面側へ突出する各ニードルローラ
17はチャック筒14のテーパ面14aに当接され、ロ
ーラ保持筒15の外周面側へ突出する各ニードルローラ
17は後述する締付筒18の内周面に当接される構成に
なっている。
【0018】前記締付筒18は、チャック筒14を縮径
させることにより、チャック筒14内に挿入された切削
工具20のシャンク部20aを緊密に掴持するもので、
チャック筒14の外周にローラ保持筒15で保持された
ニードルローラ17を介して嵌合される。また、この締
付筒18の内周面は、フランジ13と対向する端部から
先端に行くに従い径が小さくなるテーパ付き円筒面に構
成されている。さらに、締付筒18のフランジ13側の
基端部内周には、シール兼用の抜け止めリング19が装
着されており、このシール兼用の抜け止めリング19は
チャック筒14の外周面に当接することによりシール機
能を発揮し、また、ローラ保持筒15の端面に当接する
ことで締付筒18のチャック筒14からの抜け落ちを防
止する。なお、ローラ保持筒15、ニードルローラ17
及び締付筒18は、請求項に記載したチャック機構を構
成する。
【0019】前記切削工具20の軸心には、シャンク部
20aの挿入側端面から刃部20bに達する切削液供給
通路20cが形成され、さらに、刃部20bの内部に
は、切削液供給通路20cと連通して刃部20bの先端
に開口する複数の切削液噴出口20dが形成されてい
る。
【0020】図1において、21はホルダ本体11のテ
ーパシャンク部12を主軸8のテーパ孔8a内に嵌合状
態に引き込むためのプルスタッドである。このプルスタ
ッド21は、図1及び図2に示すように、軸心に全長に
亘り形成された流体通路21aを有する所定長さの中空
の筒状を呈するスタッド本体21Aを有し、このスタッ
ド本体21Aの一端部外周には、前記ホルダ本体11の
雌ネジ部11bと螺合する雄ネジ部21bが形成されて
おり、そして、スタッド本体21Aの長手方向の中間箇
所には、スタッド本体21Aの雌ネジ部11bへの螺合
操作用の鍔部21cが形成され、さらに、スタッド本体
21Aの他端には、工作機械の主軸8内に配設されたプ
ルスタッド引き込み用コレット9と係脱される係合頭部
21dが形成されている。また、雄ネジ部21bと鍔部
21cとの間に位置するプルスタッド21の外周箇所に
は、ホルダ本体11の孔部11aとの液密性を保持する
Oリング21fが設けられている。
【0021】前記スタッド本体21Aの流体通路21a
の出口側箇所には、工作機械の主軸8の軸心部に配置さ
れた切削液供給用アダプタ7からプルスタッド21の流
体通路21aを通してホルダ本体11の孔部に11aに
流入される切削液の流量を切削工具20の種類及び被加
工物の加工形態に応じて調整する流量調整部材22が設
けられている。
【0022】前記流量調整部材22は、軸心に流量設定
用の貫通孔22aを有するネジ部材22bから構成さ
れ、このネジ部材22bは流体通路21aの出口側箇所
に同心に形成した雌ネジ穴21eに着脱、かつ交換可能
に螺着されている。前記ネジ部材22bの流量設定用貫
通孔22aの径は、切削工具20の種類及び被加工物の
加工形態に適合する値、例えば0.8mmのように設定
される。また、ネジ部材22bの一端には、ネジ部材2
2bを螺合操作するための六角棒スパナのような工具が
係合される係合部22cが形成されている。
【0023】このように構成された本実施の形態に示す
工具ホルダ10において、流量調整部材22が装着され
たプルスタッド21をホルダ本体11のテーパシャンク
部12の後端に結合する場合は、スタッド本体21Aの
雄ネジ部21bをホルダ本体11の孔部11a内にテー
パシャンク部12側から挿入して、この雄ネジ部21b
をホルダ本体11の雌ネジ部11bに螺合し、鍔部21
cにモンキーレンチ等の工具を係合して締め付けること
により行う。
【0024】また、切削工具20を工具ホルダ10に掴
持する場合は、切削工具20のシャンク部20aをチャ
ック筒14の円筒穴内に挿入する。この状態で、締付筒
18を時計回り方向に回転すると、締付筒18のテーパ
付き円筒面と当接する各ニードルローラ17は自身の軸
線に直角な方向に自転しながらチャック筒14の外周面
を螺旋状に公転転動するため、ローラ保持筒15はチャ
ック筒14の先端側からフランジ32の方向へニードル
ローラ34の公転に伴い回転しつつ移動し、同時に締付
筒18もフランジ32の方向へ移動する。これにより、
締付筒18のテーパ付き円筒面とチャック筒14の外周
テーパ面間の間隔が減少するため、締付筒18は各ニー
ドルローラ17を介してチャック筒14を外周から内周
方向へ全周面から強圧し縮径させることになる。その結
果、チャック筒14の円筒穴内に挿入された切削工具2
0のシャンク部20aは締め付けられ、掴持される。
【0025】また、切削工具20を掴持した工具ホルダ
10を工作機械の主軸8に装着する場合は、ホルダ本体
11のテーパシャンク部12を主軸8のテーパ孔8a内
に工具交換装置などを利用して差し込む。その後、プル
スタッド引き込み用コレット9を動作させて、スタッド
本体21Aの係合頭部21dを把持する。この状態で、
プルスタッド引き込み用コレット9を後方へ作動させる
ことにより、プルスタッド21を含む工具ホルダ10全
体を引き込む。これにより、工具ホルダ10は工作機械
の主軸8に装着される。このとき、スタッド本体21A
の係合頭部21d側の流体通路21aに切削液供給用ア
ダプタ7が係合される。
【0026】次に、本実施の形態における工具ホルダに
掴持された切削工具20への切削液供給動作について説
明する。図1に示すように、図示しない工作機械側の切
削液源から供給される切削液は切削液供給用アダプタ7
を通してプルスタッド21の流体通路21aに流入し、
さらに、流量調整部材22により切削工具20の種類及
び被加工物の加工形態に適合した流量に調整されて、ホ
ルダ本体11の孔部に11aに流入する。この流量調整
された切削液は、さらに切削工具20の切削液供給通路
20c及び各切削液噴出口20dを通して切削工具20
の先端から噴出される。
【0027】このような本実施の形態によれば、プルス
タッド21の流体通路21aの出口側箇所に、流量設定
用の貫通孔22aを有するネジ部材22bから構成され
る流量調整部材22を設けてなるものであるため、この
流量調整部材22により工作機械側から切削液供給用ア
ダプタ7を通して工具ホルダ10に流入される切削液の
流量を切削工具20の種類及び被加工物の加工形態に応
じて工具ホルダ10毎に簡単に、かつ低コストで調整す
ることができる。これにより、従来のような工作機械側
での流量調整手段による切削液の流量調整が不要にな
り、工作機械側の切削液源を含む切削液供給回路の規模
も小型化されるほか、切削工具20の種類及び加工形態
に応じた切削液の流量及び切削箇所に噴出される切削液
の圧力を流量調整部材22のみで正確に設定することが
できる。
【0028】したがって、例えば、エンドミル加工やド
リル加工のように切削液の流量を大きく設定する場合で
も、このエンドミル加工やドリル加工に適合する切削液
の流量設定を工具ホルダ毎に設定することができ、被加
工物の切削加工性に支障を来たすことがない。また、仕
上げボーリング加工のように切削液の流量を小さく設定
する場合でも、この仕上げボーリング加工に適合する切
削液の流量設定を工具ホルダ毎に設定することができ、
仕上げの穴形状(真円度、面粗度)を悪化させることが
ない。
【0029】また、この実施の形態によれば、流量調整
部材22を構成するネジ部材22bの一端に六角棒スパ
ナのような工具が係合される係合部22cが形成されて
いるため、この係合部22cに工具を係合してネジ部材
22bを回すことにより、流量調整部材22を容易に交
換することができ、この流量調整部材22を流量設定用
貫通孔22aの異なる他の流量調整部材22と交換する
ことにより、単体の工具ホルダ10を切削液流量の異な
る複数の工具ホルダとして使用することができる。
【0030】次に、図3により本発明にかかるプルスタ
ッド21の他の実施の形態について説明する。この図3
において、図1と同一の構成要素には同一符号を付して
その構成説明を省略し、図1と異なる部分を重点に述べ
る。この実施の形態において、図1と異なる点は流量調
整部材23にある。この流量調整部材23は、図3から
も明らかなように、スタッド本体21Aの一端部に流体
通路21aと同心に形成した流体通路21aより大きい
径の雌ネジ穴21eに着脱可能に螺合されるネジ部材2
3aから構成され、このネジ部材23aの雌ネジ穴21
eへの螺入側先端には、雌ネジ穴21eに連通する流体
通路21aの開口部21gの開口面積を調節して流量を
調整する円錐部23bが形成され、さらに、ネジ部材2
3aには前記開口部21gから雌ネジ穴21e内に流入
された切削液をスタッド本体外21Aへ流出させる流通
路23cが円錐部23bからネジ部材23aの外方側他
端に向けて形成されている。また、ネジ部材23aの他
端には、ネジ部材23aを螺合操作するための六角棒ス
パナのような工具が係合される係合部23dが形成され
ている。
【0031】このような実施の形態におけるプルスタッ
ド21においては、ネジ部材23aの係合部23dに六
角棒スパナのような工具を係合して回転操作することに
より、ネジ部材23aを図3の矢印A方向に移動すれ
ば、ネジ部材23aの円錐部23bが開口部21gの開
口面積を調節する。これにより、この開口面積の調節さ
れた開口部21gを通して流量調整部材23の下流側へ
流出される切削液の流量を切削工具20の種類及び被加
工物の加工形態に適合した流量に調整することができ
る。
【0032】したがって、この他の実施の形態によれ
ば、ネジ部材23aを図3の矢印A方向に移動するだけ
で、切削液の流量を切削工具20の種類及び被加工物の
加工形態に適合した流量に調整することができるため、
単一の流量調整部材23を各種の切削工具及び被加工物
への切削液供給の流量調整に兼用することができ、より
低コスト化できる。しかも、図1に示す実施の形態と同
様に、従来のような工作機械側での流量調整手段による
切削液の流量調整が不要になり、工作機械側の切削液源
を含む切削液供給回路の規模も小型化されるほか、切削
工具20の種類及び加工形態に応じた切削液の流量及び
切削箇所に噴出される切削液の圧力を流量調整部材23
のみで正確に設定することができる。
【0033】次に、図4及び図5により本発明にかかる
プルスタッドの変形例について説明する。この図4及び
図5に示すプルスタッド21は、スタッド本体21Aの
雌ネジ穴21eに螺合されたネジ部材23aの螺合位置
が切削液の流れや圧力によってみだりに変動しないよう
にしたものである。このために本実施の形態では、図4
及び図5に示すように、流量調整部材23を構成するネ
ジ部材23aに、ネジ部材23aの係合部23d側であ
る他端からネジ部材23aの軸線方向に延在するスリッ
ト23eをネジ部材23aの円周方向に複数形成し、こ
のスリット23eで区切られた分割片23fを図5の矢
印に示す外方へ僅かに拡開された弾性変形可能な状態に
構成する。これにより、ネジ部材23aの雌ネジ穴21
eへの螺合位置を安定に保持する保持機構を構成してい
る。
【0034】このような実施の形態においては、ネジ部
材23aが雌ネジ穴21eに螺合された時、外方へ拡開
された弾性変形可能な分割片23fの雄ネジ部が雌ネジ
穴21eに密着された状態に螺合される。このため、雌
ネジ穴21eに螺合されたネジ部材23aの螺合位置が
切削液の流れや圧力によってみだりに変動するようなこ
とがなくなり、ネジ部材23aの螺合位置を安定に保持
できるとともに、安定した流用設定が可能になる。
【0035】なお、上記実施の形態に示す工具ホルダ1
0では、流量調整部材22または23で流量設定された
切削液を切削工具20の切削液供給通路20c及び各切
削液噴出口20dを通して切削工具20の先端から噴出
させる場合について説明したが、本発明はこれに限定さ
れない。例えば、図1に示すチャック筒14の内壁に、
チャック筒14の軸線方向に延在してチャック筒14の
端面に開口する複数の溝を形成し、この溝のチャック筒
14の端面側開口から切削工具20の刃部先端方向に噴
出するように構成される方式のものでもよい。
【0036】また、上記実施の形態に示す工具ホルダ1
0では、切削工具20のシャンク部20aをチャック筒
14内に直接挿入してチャックングする場合について説
明したが、本発明はこれに限らず、コレットを介して切
削工具20のシャンク部20aを掴持するようにしても
よい。また、上記実施の形態に示す工具ホルダ10で
は、チャック筒14の外周にニードルローラ17を介し
て締付筒18を嵌合したローラロック式のチャックにつ
いて説明したが、本発明はこれに限らず、チャック筒1
4の外周面と締付筒18の内周面に半円状の溝を螺旋状
に形成し、この両螺旋溝に多数の鋼球を介在したボール
ネジ式等のチャックを有する工具ホルダまたはコレット
チャック方式のチャック機構を有する工具ホルダにも適
用できるほか、ボーリングバーや正面フライスアーバ等
にも適用できる。また、本発明における保持機構は、上
記図4及び図5に示す構造のものに限定されず、例え
ば、雌ネジ穴21eにOリングを設け、このOリングに
より、雌ネジ穴21eに螺合されたネジ部材23aの安
易な回転を防止するようにしてもよい。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明のプルスタッ
ド及びこれを用いた工具ホルダによれば、スタッド本体
の流体通路に流量設定用の貫通孔を有する流量調整部材
を設け、この流量調整部材により工作機械側からホルダ
本体内に流入される切削液の流量を切削工具の種類及び
被加工物の加工形態に応じて工具ホルダ毎に設定する構
成にしたので、切削液の流量を簡単に、かつ低コストで
調整することができる。これにより、従来のような工作
機械側での流量調整手段による切削液の流量調整が不要
になり、工作機械側の切削液源を含む切削液供給回路の
規模を小型化できるほか、切削工具の種類及び加工形態
に応じた切削液の流量及び切削箇所に噴出される切削液
の圧力を流量調整部材のみで正確に設定することができ
る。
【0038】また、本発明のプルスタッド及びこれを用
いた工具ホルダによれば、流量調整部材を構成するネジ
部材の一端に工具が係合される係合部を形成し、この係
合部に工具を係合してネジ部材を回すことにより、流量
調整部材を容易に交換することができ、この流量調整部
材を流量設定用貫通孔の異なる他の流量調整部材と交換
することにより、単体の工具ホルダを切削液流量の異な
る複数の工具ホルダとして使用することができる。
【0039】また、本発明のプルスタッド及びこれを用
いた工具ホルダによれば、流量調整部材を流体通路より
大きい径の雌ネジ穴に着脱可能に螺合されるネジ部材か
ら構成し、このネジ部材の雌ネジ穴への螺入側先端には
雌ネジ穴に連通する流体通路の開口部の開口面積を調節
して流量を調整する円錐部を設け、さらに、ネジ部材に
は開口部から雌ネジ穴内に流入された切削液をスタッド
本体外へ流出させる流通路を設ける構成にしたので、単
一の流量調整部材を各種の切削工具及び被加工物への切
削液供給の流量調整に兼用することができ、より低コス
ト化できる。また、本発明のプルスタッド及びこれを用
いた工具ホルダによれば、ネジ部材が雌ネジ穴への螺合
位置を安定に保持する保持機構を備えることにより、雌
ネジ穴に螺合されたネジ部材の螺合位置が切削液の流れ
や圧力によってみだりに変動するようなことがなくな
り、ネジ部材の螺合位置を安定に保持できるとともに安
定した流用設定が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における工具ホルダの縦
断側面図である。
【図2】本発明の一実施の形態におけるプルスタッドの
拡大断面図である。
【図3】本発明の他の実施の形態における工具ホルダの
縦断側面図である。
【図4】本発明にかかるプルスタッドの変形例を示す一
部の断面図である。
【図5】図4の矢印5方向から見たネジ部材の端面図で
ある。
【符号の説明】
7 切削液供給用アダプタ 8 主軸 9 プルスタッド引き込み用コレット 10 工具ホルダ 11 ホルダ本体 11a 孔部 12 テーパシャンク部 13 フランジ 14 チャック筒 15 ローラ保持筒 17 ニードルローラ 18 締付筒 20 切削工具 20a シャンク部 21 プルスタッド 21A スタッド本体 21a 流体通路 21b 雄ネジ部 21d 係合頭部 21e 雌ネジ穴 21g 開口部 22,23 流量調整部材 22a 流量設定用貫通孔 22b ネジ部材 22c 係合部 23b 円錐部 23c 流通路 23d 係合部 23e スリット 23f 分割片

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切削工具を掴持した工具ホルダを工作機
    械の主軸に挿着するためのプルスタッドであって、 前記工作機械の主軸を通して供給される切削液を前記工
    具ホルダ内へ導入する流体通路が全長に亘り形成された
    スタッド本体を備え、前記流体通路には該流体通路を通
    過する切削液の流量を切削工具の種類及び被加工物の加
    工形態に応じて調整する流量調整部材が設けられている
    ことを特徴とするプルスタッド。
  2. 【請求項2】 前記流量調整部材は、軸心に流量設定用
    貫通孔を有するネジ部材から構成され、前記ネジ部材は
    前記スタッド本体に前記流体通路と連通するように設け
    た雌ネジ穴に交換可能に螺着されることを特徴とする請
    求項1記載のプルスタッド。
  3. 【請求項3】 前記ネジ部材の一端には、該ネジ部材を
    螺合操作するための工具が係合される係合部が形成され
    ていることを特徴とする請求項2記載のプルスタッド。
  4. 【請求項4】 前記流量設定用貫通孔の径は前記切削工
    具の種類及び被加工物の加工形態に適合するように設定
    されることを特徴とする請求項2記載のプルスタッド。
  5. 【請求項5】 前記流量調整部材は、前記スタッド本体
    の一端部に前記流体通路と同心に形成した前記流体通路
    より大きい径の雌ネジ穴に着脱可能に螺合されるネジ部
    材から構成され、前記ネジ部材の前記雌ネジ穴への螺入
    側先端には前記雌ネジ穴に連通する前記流体通路の開口
    部の開口面積を調節して流量を調整する円錐部が形成さ
    れ、さらに前記ネジ部材には前記開口部から前記雌ネジ
    穴内に流入された切削液をスタッド本体外へ流出させる
    流通路が形成されていることを特徴とする請求項1記載
    のプルスタッド。
  6. 【請求項6】 前記ネジ部材は前記雌ネジ穴への螺合位
    置を安定に保持する保持機構を備えることを特徴とする
    請求項6記載のプルスタッド。
  7. 【請求項7】 一端に工作機械の主軸に挿着されるシャ
    ンク部を有し他端に工具取着部を有するホルダ本体と、
    前記ホルダ本体内に前記シャンク部の後端から前記工具
    取着部へ貫通するように形成された孔部と、前記シャン
    ク部の後端に結合されたプルスタッドとを備える工具ホ
    ルダであって、 前記プルスタッドは前記工作機械の主軸を通して供給さ
    れる切削液が前記工具ホルダ内へ導入されるように全長
    に亘り形成された流体通路を有するスタッド本体を備
    え、前記流体通路には該流体通路を通過する切削液の流
    量を切削工具の種類及び被加工物の加工形態に応じて調
    整する流量調整部材が設けられていることを特徴とする
    工具ホルダ。
  8. 【請求項8】 前記流量調整部材は、軸心に流量設定用
    貫通孔を有するネジ部材から構成され、前記ネジ部材は
    前記スタッド本体に前記流体通路と連通するように設け
    た雌ネジ穴に交換可能に螺着されることを特徴とする請
    求項7記載の工具ホルダ。
  9. 【請求項9】 前記ネジ部材の一端には、該ネジ部材を
    螺合操作するための工具が係合される係合部が形成され
    ていることを特徴とする請求項8記載の工具ホルダ。
  10. 【請求項10】 前記流量設定用貫通孔の径は前記切削
    工具の種類及び被加工物の加工形態に適合するように設
    定されることを特徴とする請求項8記載の工具ホルダ。
  11. 【請求項11】 前記流量調整部材は、前記スタッド本
    体の一端部に前記流体通路と同心に形成した前記流体通
    路より大きい径の雌ネジ穴に着脱可能に螺合されるネジ
    部材から構成され、前記ネジ部材の前記雌ネジ穴への螺
    入側先端には前記雌ネジ穴に連通する前記流体通路の開
    口部の開口面積を調節して流量を調整する円錐部が形成
    され、さらに前記ネジ部材には前記開口部から前記雌ネ
    ジ穴内に流入された切削液をスタッド本体外へ流出させ
    る流通路が形成されていることを特徴とする請求項7記
    載の工具ホルダ。
  12. 【請求項12】 前記ネジ部材は前記雌ネジ穴への螺合
    位置を安定に保持する保持機構を備えることを特徴とす
    る請求項11記載の工具ホルダ。
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