JP2003319389A - 画像データ復号装置、画像データ構造 - Google Patents

画像データ復号装置、画像データ構造

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JP2003319389A
JP2003319389A JP2002126027A JP2002126027A JP2003319389A JP 2003319389 A JP2003319389 A JP 2003319389A JP 2002126027 A JP2002126027 A JP 2002126027A JP 2002126027 A JP2002126027 A JP 2002126027A JP 2003319389 A JP2003319389 A JP 2003319389A
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Yoshinori Matsui
義徳 松井
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像符号化データを、伝送方式によらず統一
的に扱える復号装置、および画像データ構造を提供す
る。 【解決手段】 データ入力手段101は、符号化画像フ
レームの一部をなすスライスデータの個数Nと前記N個
分のスライスデータの開始位置の特定に必要なパラメー
タと前記N個分のスライスデータの復号化に必要なサイ
ド情報とを含むヘッダデータと、N個のスライスデータ
を連結した連結スライスデータからなるデータを入力
し、スライス分離手段102は、ヘッダデータにおける
前記開始位置の特定に必要なパラメータを参照して、続
いて入力した連結スライスデータに含まれるスライスデ
ータの開始位置を特定し、復号手段103によって復
号、表示手段104によって表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、MPEG−4(M
oving Picture ExpertsGrou
p Phase 4)など、圧縮符号化された画像フレ
ームデータの復号装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】1999年、MPEG−4が低ビットレ
ートにおける画像符号化方式として標準化された。しか
し、MPEG−4を上回る圧縮効率を実現する符号化方
式として、ISO/IECとITU−Tのジョイントワ
ーキンググループであるJVT(Joint Vide
o Team)で、新しい符号化方式を標準化中であ
る。本符号化方式においては、スライスデータ以下のビ
ットストリームの文法は唯一に規定するが、スライスデ
ータより上位の情報、従来のMPEG−4で言えば、ス
ライスヘッダや、VOPヘッダなどに相当する情報は伝
送方式に依存するものとし、各伝送方式毎に個別に規定
する方針である。
【0003】伝送方式の第1の例として、伝送方式がM
PEG−2のトランスポートストリーム(ISO/IE
C 13818−1)である場合、図9に示すように、
各スライス毎に32ビットのスライススタートコードか
ら始まるスライスヘッダを付与し、さらに各画像フレー
ムの先頭のスライスについては、スライスヘッダに先立
つピクチャヘッダを付与することが考えられている。ま
た、スタートコードと同じビットパターンがスライスデ
ータ以下で発生しないよう、図10に示すように、スラ
イスデータ以下において、例えば'0'が16ビット連続
した場合、強制的に'1'を8ビット挿入した上でMPE
G−2のトランスポートストリームとして伝送すること
が想定されている。
【0004】伝送方式の第2の例として、伝送方式がR
TP(Realtime Transport Pro
tocol、IETF/RFC1889)である場合、
図11に示すように、RTPパケットは1スライスデー
タを含むこととしている。伝送方式の第3の例として、
伝送方式がMP4ファイル(ISO/IEC 1449
6−1)である場合、図12に示すように、MP4ファ
イルの先頭部に通常配置されるヘッダ部に、各スライス
のサイズ情報を指定することが考えられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
スライスデータより上位の情報は、各伝送方式毎に全く
異なるため、伝送方式毎にそれぞれ異なる処理が復号の
際に必要となるという課題がある。例えば、MPEG−
2では、スライスデータ以下で'0'が16ビット連続し
た場合、続く8ビットを削除する処理が必要となるが、
RTPやMP4ではこの必要がない。また、1スライス
を特定する場合も、MPEG−2ではスライススタート
コードを検索する必要があり、MP4ではファイルヘッ
ダ部に記述された各スライスのサイズ情報を取得する必
要があるが、RTPでは1パケットが1スライスである
ため、特に特別な処理が不要である。MP4の場合、全
スライスのサイズ情報をファイルヘッダ部に指定するた
め、ファイルヘッダ部のサイズが増大し、MP4ファイ
ルをダウンロードしながら再生する際、再生開始までの
時間が長くなるという問題もある。また、RTPの場
合、1RTPパケットが1スライスのみ含むため、パケ
ットのオーバヘッドが増大し、伝送効率が低下する。
【0006】他にも、伝方式を変換する際に処理が複雑
になるという課題がある。例えば、MPEG−2で受信
した画像データをRTPに変換して伝送する場合、スラ
イスデータ以下の'0'の連続を検索して16ビット連続
時は、続く8ビットを削除した上で、さらにスライスス
タートコードを削除して、1RTPパケットとする処理
が必要である。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の画像データ符号化装置および画像データ復
号化装置においては、各伝送方式において共通に使用可
能な、スライスデータより上位の情報であるヘッダ情報
とスライスデータを符号化して出力する、あるいは入力
して復号するものであり、具体的には以下のような手段
で構成される。
【0008】本発明の請求項1に係る画像データ復号化
装置は、符号化画像フレームの一部であるスライスデー
タの個数N(Nは1以上の整数)と前記N個分のスライ
スデータの開始位置の特定に使用するパラメータと前記
N個分のスライスデータの復号化に使用するサイド情報
とを連結したヘッダデータと、N個のスライスデータを
連結した連結スライスデータと、を含むデータを入力す
るデータ入力手段と、前記入力したヘッダデータにおけ
る前記開始位置の特定に使用するパラメータを参照し
て、前記入力した連結スライスデータに含まれるスライ
スデータの開始位置を特定するスライス分離手段と、開
始位置を特定したスライスデータを、前記ヘッダデータ
の復号化に使用するサイド情報を参照して復号する復号
手段と、前記復号したスライスデータを表示する表示手
段と、を備えるものである。
【0009】本発明の請求項2に係る画像データ復号化
装置は、請求項1における前記ヘッダ情報におけるサイ
ド情報は、1画像フレームにおける第1番目のスライス
データに関するサイド情報であることを識別するために
使用される情報を含むこととしたものである。
【0010】本発明の請求項3に係る画像データ復号化
装置は、請求項1における前記ヘッダ情報におけるサイ
ド情報は、1画像フレームにおける各スライスデータの
表示位置を特定するために使用される情報を含むことと
したものである。
【0011】本発明の請求項4に係る画像データ復号化
装置は、請求項1における前記ヘッダ情報におけるサイ
ド情報は、少なくとも1画像フレームにおける第1番目
のスライスデータである場合は1画像フレームを構成す
る複数のスライスデータで共通に参照される情報を含む
こととしたものである。
【0012】本発明の請求項5に係る画像データ構造
は、画像データを構成するスライスデータの個数N(N
は1以上の整数)と、前記N個分のスライスデータの開
始位置の特定に使用されるパラメータと、前記N個分の
スライスデータの復号化に使用されるサイド情報とを連
結したヘッダデータと、前記N個のスライスデータを連
結した連結スライスデータと、を含むものである。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明にかかる画像データ復号装
置は、従来のMPEG−1、MPEG−2、MPEG−
4における画像符号化で必要なスライスの開始位置を特
定するためのスタートコードを不要とし、MPEG−2
伝送方式、RTP、MP4ファイルなどで共通に使用可
能なヘッダ情報を入力して参照しながら、複数のスライ
スデータを入力して復号、再生表示することを可能とす
るものである。
【0014】(実施の形態1)以下、本発明の画像デー
タ復号装置の実施の形態1について図1から図8を用い
て説明する。図1は、画像データ復号装置の機能ブロッ
ク図を示す。画像データ復号装置は、データ入力手段1
01、スライス分離手段102、スライスデータ復号手
段103、表示手段104で構成される。
【0015】データ入力手段101は、図2、図3に示
すような構造のデータを入力する。図2に示すデータ
は、1画像フレームに関するスライスデータを連結し、
それらのスライスデータに関するヘッダデータを付与し
たものである。この例では1画像フレームを構成してい
る5つのスライスデータを連結しているが、連結するス
ライスデータの数は1以上の範囲で任意である。なお、
図の右側に、ヘッダの直後のスライスを原点(ゼロ)と
して各スライスデータの開始位置をバイト単位で示して
いる。図3は、ヘッダデータの構造を示す概略図であ
る。ヘッダデータに続くスライスデータに関する情報を
保持する。まず、連結したスライスデータの個数を示す
フィールドである「エントリ数」がある。今、図2のよ
うに5つのスライスデータが連結されている場合、エン
トリ数は5とすることができる。そして、各エントリ#
1〜#5については、各スライスの開始位置、および各
スライスの復号時に必要となるサイド情報が記述され
る。スライスの開始位置は、エントリ#1の場合、0と
する。また、連結されたスライスデータの5つ目のスラ
イスは、図2の例では、361バイト目より開始されて
いるため、図3のエントリ#5におけるスライスの開始
位置は361となる。なお、本実施の形態においてはヘ
ッダデータの直後のスライスデータを基準点とするため
ゼロとしているが、別の点、例えばヘッダデータの第1
バイトを基準点としてもよく、その際は最初のスライス
の開始位置は0でなく、ヘッダデータのサイズに依存す
る値となる。サイド情報としては、図3に示すようにス
ライスの先頭マクロブロックの番号が一例として可能で
ある。1スライスは、複数個のマクロブロックよりな
る。マクロブロックは、MPEG−4では幅16、高さ
16ピクセル分のデータである。画像サイズが幅176
ピクセル、高さ144ピクセルである画像フレームの場
合、99個のマクロブロックで構成される。画像フレー
ムの先頭のスライスにおける開始マクロブロック番号は
0であることが一般的であるが、先頭のマクロブロック
が符号化されていない場合もあるため、0以外の場合も
可能である。また、各画像フレームにおける先頭のスラ
イスの場合、画像フレーム全体に関わるフレームレベル
情報を指定する。フレームレベル情報の一例としては、
例えば画像フレームの符号化モードとして、画面内符号
化フレームであるか画面間相関を利用したフレームであ
るかを識別する情報が可能である。また、各画像フレー
ムにおける先頭のスライスデータに限らず、任意のスラ
イスデータにおいてフレームレベル情報を指定しても良
い。例えば、図4、図5に示すように、1画像フレーム
が一方は2つのスライスで、他方は3つのスライスデー
タに分離されている場合、各分離されたのヘッダデータ
の最初のスライスにはフレームレベル情報を指定しても
良い。なお、フレームレベル情報の有無を判定する手が
かりとしては、先頭マクロブロック番号を参照する方法
や、フレームレベル情報の有無を判定するフラグをフレ
ームレベル情報より手前に配置し、これを参照する方法
が可能である。前者では、先頭マクロブロック番号がゼ
ロである場合はフレームレベル情報があると判定するこ
とが可能である。また、スライスデータの連結方法とし
て、図6に示すように、異なる画像フレームのスライス
データを連結することも可能である。図6における連結
スライスデータ#3は、画像フレーム#1と画像フレー
ム#2に属するスライスデータから構成されている。こ
の場合、連結スライスデータ#3におけるヘッダデータ
の、第2番目のスライスデータのためのサイド情報に
は、画像フレーム#2のフレームレベルの情報を含め
る。
【0016】図7は、入力データの文法を書式化したも
のである。入力データは、"compound_sli
ce()"であるとする。図7(a)では、"compo
und_slice()"は、まず8ビットフィールド
の"number_of_slice"フィールドにより
連結スライスの個数が示され、次に、各スライスに対
し、15ビットの"slice_start_offs
et"によりスライスの開始位置が示され、1ビットの"
picture_header_flag"により、フ
レームレベル情報の出現有無が示され、"pictur
e_header_flag"が1の場合、フレームレ
ベル情報である"picture_header()"が
配置される。続いて8ビットの"first_macr
oblock_number"により、開始マクロブロ
ック番号が示される。ヘッダ情報の提示の後、連結スラ
イスデータとして、"number_of_slice"
で示された数のスライスデータ"slice_data
()"が連結される。図7(b)は(a)の変形例であ
り、"picture_header_flag"により
フレームレベル情報の出現有無を示すかわりに"fir
st_macroblock_number"がゼロの
場合、すなわち画像フレームの先頭スライスデータであ
る場合は、フレームレベル情報は配置されるようにした
ものである。図7(c)は、図7(a)を拡張したもの
である。まず7ビットの"video_sequenc
e_index"フィールドにより、本連結スライスデ
ータに関連する画像シーケンス全体に関する情報を指定
する。画像シーケンス全体の情報としては、画像サイズ
や、プロファイルやレベルの情報などがあり、具体的な
例としてはMPEG−4におけるビデオオブジェクトレ
イヤや、MPEG−2におけるシーケンスヘッダに相当
する情報が可能である。続く"group_of_pi
cture_flag"は、"group_of_pic
ture()"の出現有無を示し、本フラグが1の場合
は"group_of_picture()"が配置され
る。これは複数の画像フレームをグループ化することを
示す情報であり、具体的な例としてはMPEG−4にお
けるGOV(Group of Vop)や、MPEG
−2におけるGOP(Group of Pictur
e)に相当する情報が可能である。
【0017】さらに、図7には示していないが、ランダ
ムアクセスが可能であることを示すフラグを指定するこ
とも可能である。なお、図7で示したフィールド名は一
例を示したに過ぎず、同等の意味をなすのであれば他の
フィールド名であっても良い。
【0018】以上のような構造である入力データを入力
したデータ入力手段101に対して、スライス分離手段
102は、ヘッダデータ部を解析してスライスデータの
開始位置を特定し、スライスを復号するために必要な情
報とともに、スライス復号手段103に出力する。スラ
イス復号手段103は、スライス分離手段102から指
示されたスライスデータの開始位置とサイズよりデータ
入力手段101から1スライス分のデータを読み込ん
で、スライスを復号する。
【0019】表示手段104はスライス復号手段103
が復号したスライスデータを表示する。なお、表示タイ
ミングの一例としては、スライスデータの復号が終了し
た時点で直ちに表示する、あるいは1フレーム分のスラ
イスの復号が終了した時点で表示する、あるいは図に示
していないものの、外部からの指示信号によって復号済
みのスライスデータを表示するなどが可能である。
【0020】図8は、MPEG−2伝送方式であるPE
Sパケットに"compound_slice()"を格
納する場合の例(a)、同じくRTP伝送方式であるR
TPパケットに格納する場合の例(b)、MP4伝送方
式であるMP4ファイルに格納する場合の例(c)につ
いて示したものである。図に示すように各種の伝送方式
において、共通のデータ構造である"compound
_slice()"が使用可能であり、従来例の課題と
して説明したようにMPEG−2伝送方式においてスタ
ートコードを削除する必要がなく、RTP伝送方式にお
いて1RTPパケット1スライスデータという制約をな
くしオーバヘッドを削減可能となり、MP4ファイル伝
送方式においては、ファイルヘッダ部のサイズを削減可
能となる。
【0021】また、伝送方式によらず共通のデータ構造
を使用するため、伝送方式の変換、例えばMPEG−2
伝送方式からRTP伝送方式への変換も容易に行えるよ
うになる。例えば、PESパケットヘッダを削除し、R
TPヘッダを付与することで伝送方式の変換が可能とな
る。これは例えば、地上波あるいは衛星放送でMPEG
−2伝送方式で受信した画像データをインターネット上
にRTP伝送方式で送信する際に、大変有効である。
【0022】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る画像データ復号
化装置は、符号化画像フレームの一部をなすスライスデ
ータの個数N(Nは1以上の整数)と前記N個分のスラ
イスデータの開始位置の特定に使用するパラメータと前
記N個分のスライスデータの復号化に使用するサイド情
報とを連結したヘッダデータと、N個のスライスデータ
を連結した連結スライスデータと、を含むデータを入力
するデータ入力手段と、前記入力したヘッダデータにお
ける前記開始位置の特定に使用するパラメータを参照し
て、前記入力した連結スライスデータに含まれるスライ
スデータの開始位置を特定するスライス分離手段と、開
始位置を特定したスライスデータを、前記ヘッダデータ
の復号化に使用するサイド情報を参照して復号する復号
手段と、前記復号したスライスデータを表示する表示手
段と、を備えるため、スタートコードを使用せずとも複
数のスライスデータを分離可能となる。
【0023】本発明の請求項2に係る画像データ復号化
装置は、請求項1における前記ヘッダ情報におけるサイ
ド情報は、1画像フレームにおける最初のスライスデー
タに関するものであることを識別する情報を含むため、
画像フレームにおける第1番目のスライスデータである
か否かを識別することが可能となる。
【0024】本発明の請求項3に係る画像データ復号化
装置は、請求項1における前記ヘッダ情報におけるサイ
ド情報は、1画像フレームにおける各スライスデータの
表示位置を示す情報を含むため、各スライスを復号後、
確実に表示位置を定めることを可能とするものである。
【0025】本発明の請求項4に係る画像データ復号化
装置は、請求項1における前記ヘッダ情報におけるサイ
ド情報は、少なくとも1画像フレームにおける第1番目
のスライスデータである場合は1画像フレームを構成す
る複数のスライスデータで共通に参照される情報を含む
ため、画像フレーム間で共通に使用可能な情報を効率良
く復号できるようになる。
【0026】本発明の請求項5に係る画像データ構造
は、画像データを構成するスライスデータの個数N(N
は1以上の整数)と、前記N個分のスライスデータの開
始位置の特定に使用されるパラメータと、前記N個分の
スライスデータの復号化に使用されるサイド情報とを連
結したヘッダデータと、前記N個のスライスデータを連
結した連結スライスデータと、を含む画像データ構造と
することで、各種の伝送方式において、共通なデータ構
造を実現可能とし、結果一方の伝送方式から他方の伝送
方式への変換が容易になるとともに、画像データを入力
して復号する画像データ復号装置においても、データ構
造の解析部分を共通化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による画像データ復号装
置の機能ブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態1による画像データ復号装
置の入力データを説明するための図である。
【図3】本発明の実施の形態1による画像データ復号装
置の入力データを説明するための図である。
【図4】本発明の実施の形態1による画像データ復号装
置の入力データを説明するための図である。
【図5】本発明の実施の形態1による画像データ復号装
置の入力データを説明するための図である。
【図6】本発明の実施の形態1による画像データ復号装
置の入力データを説明するための図である。
【図7】本発明の実施の形態1による画像データ復号装
置の入力データを説明するための文法図である。
【図8】本発明の実施の形態1によるデータ構造とMP
EG−2等の伝送方式への格納方法を説明するための図
である。
【図9】MPEG−2で伝送する際の画像データ構造の
従来例の説明図である。
【図10】MPEG−2で伝送する際の画像データ構造
の従来例の説明図である。
【図11】RTPで伝送する際のデータ構造の従来例の
説明図である。
【図12】MP4ファイルで伝送する際のデータ構造の
従来例の説明図である。
【符号の説明】
101 データ入力手段 102 スライスデータ分離手段 103 スライス復号手段 104 表示手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 符号化画像フレームの一部であるスライ
    スデータの個数N(Nは1以上の整数)と前記N個分の
    スライスデータの開始位置の特定に使用するパラメータ
    と前記N個分のスライスデータの復号化に使用するサイ
    ド情報とを連結したヘッダデータと、N個のスライスデ
    ータを連結した連結スライスデータと、を含むデータを
    入力するデータ入力手段と、前記入力したヘッダデータ
    における前記開始位置の特定に使用するパラメータを参
    照して、前記入力した連結スライスデータに含まれるス
    ライスデータの開始位置を特定するスライス分離手段
    と、開始位置を特定したスライスデータを、前記ヘッダ
    データの復号化に使用するサイド情報を参照して復号す
    るスライスデータ復号手段と、前記復号したスライスデ
    ータを表示する表示手段と、を備えることを特徴とす
    る、画像データ復号装置。
  2. 【請求項2】 前記ヘッダ情報におけるサイド情報は、
    1画像フレームにおける第1番目のスライスデータに関
    するサイド情報であることを識別するために使用される
    情報を含むことを特徴とする、請求項1に記載の画像デ
    ータ復号装置。
  3. 【請求項3】 前記ヘッダ情報におけるサイド情報は、
    1画像フレームにおける各スライスデータの表示位置を
    特定するために使用される情報を含むことを特徴とす
    る、請求項1に記載の画像データ復号装置。
  4. 【請求項4】 前記ヘッダ情報におけるサイド情報は、
    少なくとも1画像フレームにおける第1番目のスライス
    データである場合は1画像フレームを構成する複数のス
    ライスデータで共通に参照される情報を含むことを特徴
    とする、請求項1に記載の画像データ復号装置。
  5. 【請求項5】 画像データを構成するスライスデータの
    個数N(Nは1以上の整数)と、前記N個分のスライス
    データの開始位置の特定に使用されるパラメータと、前
    記N個分のスライスデータの復号化に使用されるサイド
    情報とを連結したヘッダデータと、前記N個のスライス
    データを連結した連結スライスデータと、を含む画像デ
    ータ構造。
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